「自分は指示待ち人間?」と心配な方へ!向いてる仕事や不安の解消法を解説

自分は指示待ち人間なのではないかと心配です。向いている仕事はありますか?

自分なりに必要な作業を判断するのが苦手な方は、事務や運送業、ルート営業など、マニュアル化されている仕事が向いています。

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「自分は指示待ち人間?」と心配な方へ!向いてる仕事や不安の解消法を解説

「自分は指示待ち人間?」と心配している人は、自己分析や企業研究を行い、自分や世の中の仕事について把握し、どのような仕事が向いているか知っておくことが大切です。「自分にはどんな仕事が向いてるのか分からない…」とお悩みの方は、まずはさまざまな職種や業界について知識を深めましょう。その中で、自分に適性を活かせる仕事を見つけてみてください。

そもそも指示待ち人間とは?

指示待ち人間とは、一般的には仕事に対して自分から考えて行動するのが苦手な人を指します。指示通りに仕事をこなすことは得意ですが、その後何をすべきか自分で判断できなかったり、トラブルが発生した際に臨機応変に対応できなかったりする場合があるようです。
また、指示待ち人間といわれる人のなかには、自ら考えることはできてもそれが正しいか判断できず、自主的に行動することを避ける人もいます。

「指示待ち人間」は悪いこと?

指示待ち人間と呼ばれる人に対してマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、企業や部署によっては、指示通りに仕事を進めてくれることをプラスに捉えることもあるようです。
たとえば、全社員が主体的に動いてしまうと、チームとしてのまとまりがなくなる可能性も。そのため、指示通りに行動できる人も組織の中には必要であると考えられています。

「指示待ち人間?」と自信が持てない5つの原因

「自分は指示待ち人間なのでは?」「向いてる仕事がないのでは?」と自信が持てないのは、仕事に対するやりがいを感じられない、臨機応変な対応が苦手といった原因があります。
以下で詳しくご紹介するので、自分に当てはまる原因がないか確認してみましょう。

「指示待ち人間?」と自信が持てない原因

  • 仕事に対するやりがいが持てない
  • 自発的な行動を避けがち
  • 臨機応変な対応が苦手
  • 自分の意見を言うのが苦手
  • 仕事の知識が不足している

1.仕事に対するやりがいが持てない

仕事に対するやりがいが持てないことは、自分に自信がなくなる原因の一つです。自分で物事を考えて行動することが難しいのは、仕事にやりがいを感じられていない可能性もあります。
たとえば、自分がやりたい仕事ができていない、希望していた職種とは異なる部署に配属されたといった場合、仕事に対するモチベーションが保てず、判断が他人任せになってしまうこともあるでしょう。その場合、「自分で考えて仕事ができないのかも…」と自分に自信が持てなくなってしまう可能性もあります。

2.自発的な行動を避けがち

自分を「指示をもらわないと動けない」と思ってしまう原因として、自発的な行動を避けがちな傾向も挙げられます。
たとえば、自分から行動を起こした結果、「勝手なことをしないでほしい」と言われた経験がある場合、積極的に行動しづらくなってしまうこともあるでしょう。そのようなことが積み重なり、「自分は責任を負う立場ではない」と考えてしまい、自主的な行動を避ける傾向があるようです。

3.臨機応変な対応が苦手

臨機応変に対応するのが苦手なことも、「自分は積極性に欠けているのではないか」と不安を抱く原因になります。指示通りに作業するのは得意な一方、急な仕事やトラブルが発生した際に、状況に応じて適切に対応するのが苦手な人もいるようです。
特に、社会人になりたての人や転職したばかりの人はそのような状況に陥りやすい傾向にあります。

4.自分の意見を言うのが苦手

自分の意見を言うのが苦手な人も、自分に自信をなくしてしまうことがあるようです。
たとえば、職場の会議でも自分の意見を発言することを躊躇してしまう場合も。そのため、誰かが発言するのを待っている状態になり、自分を指示待ち人間だと悩んでしまうことがあるでしょう。

5.仕事の知識が不足している

仕事の知識が不足してることで、「自分で考えて仕事ができないのではないか」と不安になる場合もあります。仕事の知識が不足していると、業務を進めるためには何から取り組めば良いか判断できないという状況に陥ってしまうことも。その結果、自主的に行動できず指示を待つだけの状態になってしまうこともあるようです。

仕事への知識やスキルが不足していることから不安になっている人は「仕事についていけない!能力不足に悩まないための解決策」のコラムもご覧ください。仕事の能力を向上する方法について解説しています。

「指示待ち人間かも…」と心配な人に向いてる仕事5選

「自分は指示待ち人間かもしれない…」と不安になっている人に向いてる可能性がある仕事は、事務やシステムエンジニア、運送業などです。
以下で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

「指示待ち人間かも…」と心配な人に向いてる仕事

  • 工場勤務
  • 事務職
  • システムエンジニア(SE)
  • 運送業
  • ルート営業

1.工場勤務

工場でのライン作業や組み立て作業、検品作業などは、ルーティーンワークであることが多く、誰かの指示を待っている状態になっても問題がない仕事です。
業務内容がマニュアル化されているので、自分で考えて行動する場面は少ないといえます。そのため、工場の業務は、指示通りに作業をこなすのが得意な方に向いてる仕事といえるでしょう。

jobtag「生産用機械組立」によると、全国の就業者数は33万4,370人。平均年収は480万6,000円です。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
生産用機械組立

正社員

製造・物流(作業員)

  • 年収 277万円 ~ 353万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,残業少なめ

2.事務

事務の業務である電話やメール対応、書類作成などはマニュアル化されていることが多く、上司や先輩に支持を仰いで動ける人に向いている可能性が高い仕事です。
自分で考えて仕事を進めるのが苦手な場合も、マニュアル化された作業を繰り返す仕事はスムーズに進めやすいでしょう。

jobtag「一般事務」によると、全国の就業者数は263万9,330人。平均年収は490万円になります。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
一般事務

正社員

電話対応含む一般事務

  • 年収 227万円 ~ 259万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,土日祝休み

3.システムエンジニア(SE)

下流工程に携わるシステムエンジニアの仕事は、自主的に考えて業務を進めるのが苦手な人に向いてるでしょう。
上流工程を担当するシステムエンジニアはクライアントと関わる必要がありますが、下流工程に携わるシステムエンジニアは上流から降りてきた要件定義を守りながら業務を進めます。
指示を受けてから仕事を進め、納品する流れになるので、「指示がないと仕事ができない」と過度に心配する必要もないでしょう。

jobtag「システムエンジニア(Webサイト開発)」によると、全国の就業者数は38万9,760人。平均年収は550万2,000円となっています。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
システムエンジニア(Webサイト開発)

正社員

次世代請求管理システム開発エンジニア

  • 年収 385万円 ~ 596万円

  • 大手企業,安定的な仕事,未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり

4.運送業

運送業は、荷物を指示された場所に運ぶことが仕事なので、指示通りに業務を進めるのが得意な人に向いてます。
どのようなルートを通り、どの顧客を優先すべきか考える必要はありますが、全体を通して指示通りに動くことが求められる仕事です。そのため、仕事を進めるうえで上司や先輩の指示を待つことに対して不安に思うことも少ないでしょう。

jobtag「トラック運転手」によると、全国の就業者数は144万5,820人。平均年収は477万4,000円です。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
トラック運転手

正社員

配送ドライバー

  • 年収 334万円 ~ 425万円

  • 未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり

5.ルート営業

ルート営業は、顧客の要望を聞いて、要望をもとに商品を用意したり、アフターサービスを行ったりすることが仕事。新規顧客を獲得することが求められる通常の営業職とは異なります。ルート営業は顧客の指示を聞いて行動することを求められるので、指示に沿った仕事ができる人に向いてる仕事といえるでしょう。

jobtag「ルート配送ドライバー」によると、全国の就業者数は69万6,180人。平均年収は384万4,000円となっています。

ルート営業の仕事に興味のある人は「ルート営業の志望動機の効果的な書き方を解説!具体的な例文も紹介」のコラムをご覧ください。ルート営業に求められる能力や志望動機のポイントについて解説しています。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
ルート配送ドライバー

正社員

ルート営業

  • 年収 279万円 ~ 446万円

  • 賞与あり,昇給あり,諸手当あり

「自分は指示待ち人間かも」と不安になったときの対処法

「自分は指示待ち人間かもしれない」という不安を解消するには、第三者に自分のことを聞く、興味のあることに取り組んでみるといった対処法が有効的です。

不安な現状を改善したいと思っている人は、以下の方法を試してみてください。

興味のあることに取り組んでみる

「指示がないと動けないのは自分が仕事ができないからでは?」という不安を解消したいときは、自分が興味のあることに取り組んでみる方法もあります。興味のあることに取り組むことで、積極性が増すでしょう。

日ごろから興味のあることに取り組んでいる場合は、もう少し深く踏み込んで行動してみるのがおすすめ。たとえば、歌うことが好きであれば、動画で配信してみるといったように、積極性を足して取り組んでみると良いでしょう。

第三者に自分のことを聞く

「自分は自主性がないのかもしれない」という不安を解消したいと思ったら、第三者に自分のことを聞いてみるのも良い方法です。第三者に自分のことを聞けば、自分では気づかなった強みや弱みを知れる可能性があります。
また、第三者の意見を取り入れることで、客観的に自分を分析できるので、向いてる業界や職種も把握できるでしょう。

「指示待ち人間」と不安に思うことをやめるメリット

「自分は指示待ち人間ではないか?」という過度な不安を解消することには、仕事の選択肢が増える、自分に自信を持てるといったメリットがあります。
どのようなメリットがあるのか、以下を確認してみましょう。

仕事の選択肢が増える

「自分は仕事で人任せになっているのではないか?」と過度に不安に思うことをやめることで、仕事の選択肢が増える可能性があります。
仕事の状況や企業が求めている人材にもよるため、誰かからの指示を待ってから動くことが人任せや自主性を欠いているとは言い切れません。過度なネガティブ思考を脱することで、向いていないと思っていた仕事を選べるようになる可能性も。

たとえば、営業や接客業、コンサルタントなど、行動力が重視される仕事にも挑戦しようと思えるようになる可能性があるでしょう。
仕事の選択肢が増えれば、自分のやりたい仕事に就くこともできるはずです。

仕事の選択肢を広げることで収入アップが見込める

仕事の選択肢が増えれば、専門的なスキルが身につく仕事にも挑戦できるようになるため、年収アップも見込めます。IT業界や営業職といったスキルが身につく仕事は、年収が高い傾向にあり、スキルがあれば独立もできるので、より高い収入を得られる可能性があるでしょう。

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自分に自信を持てる

「指示を待つのは良くない」と過度に自分を追い込むことをやめれば、自分に自信を持てるようになるでしょう。自分に自信がつけば、挑戦することに前向きになれるはず。新たな物事への挑戦から、経験やスキルが身につき、さらなる自信につながるでしょう。
自信をつけるにはどうすればいい?効果的な方法とは」では、自分に自信をつける方法についてご紹介しています。「指示待ち人間では?」と自分に自信を持てない状況になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

「指示待ち人間」でいることはデメリットが多い

「自分は指示待ち人間かも」と不安な気持ちをもったままでいると、自分にとってデメリットが増えることにもつながります。
たとえば、指示待ち人間による主体性の低さは周囲にマイナスの印象を与えてしまい、会社での評価が下がってしまうこともあるでしょう。また、積極的な行動ができないことで、スキルアップや自分を成長させるチャンスを逃してしまう可能性もあります。

しかし、「「指示待ち人間」は悪いこと?」でも述べているように、指示されたことをしっかりとこなせるのは重要なスキルの一つです。そのため、指示待ち人間の良い点も活かしながら、主体的に動けるよう取り組んでみると良いでしょう。仕事に対する姿勢を改めることで選択肢の幅が広がり、より自分に合った仕事が見つかるはずです。

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