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第二新卒の転職相談先はどこ?よくある悩みや質問するときのポイントを解説
この記事のまとめ
- 第二新卒におすすめの相談場所は、ハローワークや転職エージェントなどがある
- 第二新卒が転職に関する悩み相談をするときは、自分に合ったサービスを選ぶのが大事
- 第二新卒は、転職のタイミングや選考対策に関する相談をする場合が多い
- 転職相談をするときのポイントは、「質問を考えておく」「転職理由を明確にする」など
- 転職を成功させるには、退職理由と志望動機に一貫性をもたせると好印象につながる
あなたにおすすめ!
第二新卒のなかには、転職の悩み相談をどこですべきか悩む方もいるでしょう。第二新卒の転職相談におすすめの場所は、母校のキャリアセンターやハローワーク、就職・転職エージェントなどです。
このコラムでは、第二新卒におすすめの相談場所をまとめています。また、第二新卒がよくする相談や転職成功の体験談もご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
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第二新卒の転職相談におすすめの場所
第二新卒の方は転職サイトや求人情報誌で自分で仕事を探すよりも、前社での経験や今後のキャリアを踏まえた転職先探しが効率的に行える、専門的な相談機関を利用するのがおすすめです。以下で、第二新卒の転職相談におすすめの場所を解説するので、自分に合った相談場所を選んでみましょう。
第二新卒の転職相談におすすめの場所
- 卒業した大学のキャリアセンター
- ハローワーク
- 就職・転職エージェント
- キャリアカウンセリング
卒業した大学のキャリアセンター
転職に関する相談場所を探している第二新卒者は、通っていた大学のキャリアセンターに問い合わせてみるのも手です。大学によっては、「就職課」と呼ぶ場合もあります。その大学の出身者であれば、卒業後に支援してくれる可能性があるでしょう。
第二新卒者が大学の就職支援センターを利用するメリットは、リラックスした状態でキャリア相談ができる点です。大学は通い慣れた場所なので、ほかの支援機関よりも緊張を感じにくいといえます。
ただし、大学によって「利用は在学生のみ」など支援対象者は異なるので、事前にWebサイトや電話で確認しておくのがおすすめです。また、大学のキャリアセンターで扱っている求人は新卒向けの企業がほとんど。相談するだけであれば問題ありませんが、求人を紹介してもらおうと考えている第二新卒の方は注意してください。
ハローワーク
第二新卒の転職相談場所には、ハローワークも挙げられるでしょう。ハローワークは厚生労働省が管轄している就職支援機関で全国各地に拠点があり、キャリア相談や求人紹介などさまざまなサービスを実施しています。
第二新卒者がハローワークで転職相談をする場合、仕事をしながらだと利用しづらいのがデメリットと感じる方もいるでしょう。ハローワークの開庁時間は、基本的に平日の午前8時30分〜午後5時15分なので、「仕事が終わるころには閉まっている」というケースも少なくありません。施設によっては平日の夜間や土曜日に利用できるところもあるので、来庁前に確認するのがおすすめです。
全求職者を対象としたハローワークでも問題ありませんが、第二新卒者は若者のキャリア支援に特化した「ヤングハローワーク」の利用も検討してみてください。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントも、第二新卒の方がキャリアを相談するのにおすすめの場所の一つです。就職・転職エージェントは民間の就職・転職支援機関で、転職相談や求人紹介、内定後のフォローなど、一貫したサポートを提供しています。
なお、サービス内容やキャリアアドバイザーの質はエージェントごとに異なるので、実際に利用して使用感を確かめるのが望ましいでしょう。
転職エージェントと転職サイトの違い
転職エージェントは、キャリアアドバイザーと呼ばれる専門の担当者がつき、求職者の希望に沿った求人紹介や面接対策、履歴書の添削などのサポートをしてくれます。
一方で、転職サイトは企業が公開している求人情報を自由に検索し、自分のペースで応募できるのが特徴です。転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーとのやり取りが必要になりますが、転職サイトなら「まずはどのような求人があるのかを知りたい」「自分のタイミングで応募したい」といった場合に適しています。
ただし、転職サイトだけでは個別のサポートを受けられません。履歴書の書き方や面接対策などに不安がある人にとっては、心強い相談相手がいないというデメリットもあります。
キャリアカウンセリング
長期的なキャリアや働き方について相談したい第二新卒の方は、キャリアカウンセリングがおすすめです。キャリアカウンセリングでは相談者に合った職業やキャリアを一緒に考え、キャリア形成や再就職を支援するサービスを提供しています。「自分に合った仕事が分からない」「転職するか迷っている」など仕事に関するさまざまな相談ができるので、比較的社会経験が浅い第二新卒者にとって強い味方となるでしょう。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
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転職市場における第二新卒の実情
「第二新卒」という言葉を耳にしたことがあっても、その定義や転職市場での実情について詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。近年、企業は若手の人材確保を重視し、新卒採用だけでなく第二新卒の採用にも積極的な傾向があります。
しかし、第二新卒での転職を成功させるためには、新卒や既卒とどのように違うのか、また第二新卒として転職活動を進める際にどのようなポイントを押さえるべきなのかを理解しておくことが大切です。ここでは、第二新卒の定義や、転職市場における立ち位置について解説していきます。
第二新卒とは?
第二新卒とは高校や大学、専門学校などを卒業したあと、新卒で就職してから1〜3年のキャリアで早期離職をして転職活動を行っている人のことです。第二新卒で転職活動をする際は、新卒枠ではなく中途採用枠の求人枠に応募するのが基本となります。
第二新卒の方が転職サイトなどで求人を探す際は、「キャリア採用」「中途採用」「第二新卒歓迎」などのワードに着目してみてください。
第二新卒と既卒・新卒の違い
転職市場では「第二新卒」「既卒」「新卒」といった言葉が使われますが、それぞれの違いを理解しておくのが重要です。自分がどのカテゴリに当てはまるのかを把握することで、適切な求人を探しやすくなります。
第二新卒と既卒の違い
第二新卒と既卒との違いは、正社員経験の有無です。既卒とは、学校卒業後に企業へ就職をしなかった人のことを意味します。既卒にも明確な定義はありませんが、卒業後3年以内の方を指す場合が多いようです。
第二新卒と新卒の違い
新卒とは、一般的に「その年度末に学校を卒業する見込みの学生、または卒業後すぐに就職したビジネスパーソン」を指します。第二新卒との違いは、「すでに就職をしていて転職を検討しているかどうか」という点でしょう。
企業によっては第二新卒を「新卒枠で応募可」とする求人もあるので、条件をしっかり確認してみるのが大切です。また、「厚生労働省」によって、「各学校を卒業してから3年間は新卒として求人に応募できるようにすべきである」と定められたため、積極的に第二新卒者を求める企業も増えたと考えられるでしょう。
視野を広げて求人を探すことで、より自分に適した仕事が見つけやすくなります。
参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~
第二新卒の割合
厚生労働省の「学歴別就職後3年以内離職率の推移」によると、新卒入社した企業を3年以内に離職した人の学歴別にみた割合は、以下のとおりです。
卒業年 | 高卒 | 短大卒 | 大卒 |
---|---|---|---|
平成29年 | 39.5% | 43% | 32.8% |
平成30年 | 36.9% | 41.4% | 31.2% |
平成31年 | 35.9% | 41.9% | 31.5% |
令和2年 | 37% | 42.6% | 32.3% |
令和3年 | 38.4% | 44.6% | 34.9% |
参照:厚生労働省「新規学卒者の離職状況 学歴別就職後3年以内離職率の推移」
上記の結果から、どの学歴においても毎年3~4割程度の方が、3年以内に退職していることが分かります。そのため、第二新卒として転職活動をしている方も少なくないといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
新規学卒者の離職状況
第二新卒が転職を決断する理由
転職を考える理由は人それぞれですが、第二新卒の場合は「入社後のミスマッチ」が主な要因となることが多いようです。たとえば、「想定していた業務内容と実際の仕事内容が違う」「企業の社風や価値観が自分には合わなかった」といったケースが挙げられます。特に、新卒時に十分な企業研究ができていないまま入社した場合、入社後にギャップを感じやすいケースもあるでしょう。
また、労働環境や人間関係が原因で転職を考える第二新卒者も少なくありません。過度な残業や厳しいノルマ、上司や同僚との関係性にストレスを感じ、働き続けるのが困難になる場合も。早期退職に対して不安を抱く方もいるかもしれませんが、入社後の違和感を無視して長く働き続けるよりも、早い段階で方向転換するのは決してマイナスではありません。
第二新卒はポテンシャル採用の対象となることもあるため、これまでの経験を活かしながら、自分に合った職場を見つけるチャンスと捉えてみましょう。
第二新卒の需要
「第二新卒歓迎」とする求人も一定数あるので、需要は見込めるといえます。人材教育にはコストや時間がかかるため、年齢が若く、社会経験があることからビジネスマナーが身についている第二新卒者は、企業にとって魅力的な人材と考えられるでしょう。
また、仕事によっては、経験やスキルよりも人柄やポテンシャルを求められる場合があります。そのため、経歴が浅くても評価される職種の求人を見つければ、転職できる可能性は十分にあるでしょう。
第二新卒の転職に適したタイミング
転職に適したタイミングは人によって異なりますが、企業の採用活動が活発になる時期を狙うことで、より多くの求人に出会える可能性が高まります。特に求人数が増えるタイミングとして知られているのは、4月入社と10月入社の時期。転職活動の成功率を高めるためには、できるだけ求人数が多い時期を狙い、選択肢を広げることが大切です。
4月は、新卒の内定辞退者が出たり、異動や退職で人員補充が必要になったりするケースが多く、第二新卒向けの求人が増える傾向にあります。また、新卒と同じタイミングで入社し、一緒に研修を受けられる場合もあるため、業務をスムーズにスタートしやすいのがメリットです。
10月は上半期の決算が終わり、新卒の教育も落ち着いたことで、新たに事業を強化するための採用活動が増えると考えられています。この時期は、中途採用を強化する企業が多いため、第二新卒から応募できる求人を見つやすい可能性も。計画的に転職活動を進め、自分に合った職場を見つけましょう。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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第二新卒の転職相談でよくある10の悩み
第二新卒ならではの悩みがあると、転職するか迷ってしまうことがあるでしょう。以下で、第二新卒の転職相談でよくある悩みを解説するので、どのような相談ができるのか知りたい方もチェックしてみてください。
転職は3年経ってからすべき?
転職するために「3年」という数字だけにこだわる必要はありません。退職が早過ぎると応募先企業から「継続力がない」と判断される場合もありますが、転職後のキャリアビジョンが明確だったり、現職を続けるのが苦痛だったりする方は、無理せず転職するのが望ましいでしょう。
また、年齢を重ね過ぎると応募できる求人数が限られ、転職が不利になる傾向があります。時間を無駄にしないためにも、第二新卒としての転職時期は自身の状況に合わせて考えるのが大切です。
新卒入社後1年未満での転職は厳しい?
社会人経験が浅い状態での転職はハードルが高くなる可能性もありますが、決して不可能ではありません。
新卒で入社した会社を1年未満で退職する場合、転職先の 企業によっては「将来性がある」と評価される一方で、「忍耐力がない」「またすぐに辞めるのでは」と懸念をもたれることもあります。そのため、「転職を決意した理由をどのように伝えるか」が重要です。
退職理由がネガティブなものであっても、それを前向きに言い換え、「より自分の適性を活かせる環境を求めている」「成長のために新たな挑戦をしたい」といった形で説明することが大切。また、次の職場ではどのような目標をもち、どのように貢献できるのかを具体的に話すことで、企業側の懸念を払拭できるでしょう。
転職先が決まる前に仕事を辞めても構わない?
転職先が決まる前に現職を辞めるのは、できるだけ避けるのが無難です。現職よりも好条件の企業が見つからなかったり、なかなか内定を獲得できなかったりして、無職の期間が長引く可能性があります。
なるべく早く転職先を見つけて現職を辞めるには、ハローワークや就職・転職エージェントといった支援機関の利用がおすすめです。第二新卒に特化した転職支援機関を選べば、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
第二新卒での転職は学歴が影響する?
第二新卒の転職では、新卒ほど学歴は影響しにくいと考えられます。ただし、有名企業や大手企業など応募者が多くなりやすい選考では、通過者を絞るために学歴を判断材料とする企業も。学歴に自信がなくても、面接で若さやポテンシャルの高さのほかに、前職で身につけたスキルやキャリアビジョンを明確に伝えることで好印象を与えられるでしょう。
資格の取得と転職活動どちらを優先すべき?
一概にはいえませんが、「その資格がないと希望の企業の求人に応募できない」という場合以外は、転職活動を優先するのが無難といえます。転職サイトや求人情報誌を見て資格の取得が必須条件でなければ、資格の有無は評価対象にならない可能性が高いためです。
ただし、やりたい仕事で活かせる資格がある場合、取得後に転職したほうが有利になったり、企業によっては資格手当がもらえたりするので取得するのも方法でしょう。空白期間が長期化するのを避けるために、期限を決めて取得を目指すのがおすすめです。
第二新卒の転職におすすめの資格
第二新卒の転職では、「TOEIC」「日商簿記検定」「ITパスポート」といった、どの企業にも通用しやすい資格の取得をおすすめします。TOEICは600点以上、日商簿記検定は2級以上が評価の目安となるので、資格を取るときに意識してみてください。
ただし、資格は「取ること」自体ではなく、「取る目的」が大切だということを忘れないようにしましょう。何のために取ったのかが明確でないと、選考で効果的なアピールにならない可能性がある点に注意が必要です。
第二新卒は未経験職種に転職できる?
第二新卒から未経験の職種を目指すことは可能です。未経験から転職しやすい業界としては、介護業界やIT業界、建設業界などが挙げられるでしょう。
これらの業界に属する企業に共通しているのは、人手不足の傾向がある点です。業界の成長に伴う人材の需要増加に供給が追いついていないため、実務経験のない第二新卒の方も挑戦しやすいでしょう。
第二新卒が適性に合う業界・職種を見つけるには?
自分に合った業界や職種を見つけるためには、自己分析が欠かせません。「なぜ転職を考えているのか」「どのような環境で働きたいのか」「どのような業務にやりがいを感じられるのか」を深く掘り下げることで、転職の方向性が見えてきます。
自己分析の方法としては、過去の経験を振り返り「楽しかったこと」「得意だったこと」「苦手だったこと」を整理するのが効果的です。さらに、興味のある業界や職種について情報を収集し、実際の仕事内容や求められるスキルを確認すると、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
退職理由をプラスな印象を与えるように書くには?
第二新卒の方が好印象を与える退職理由を書くには、素直さや前向きさを表すことを心掛けてみましょう。退職に至った理由を正直に書き、乗り越えるためにした努力を述べます。「それでも状況が改善されず退職に至った」とつなげれば、困難な場面に対する前向きな姿勢が伝わるでしょう。
第二新卒が面接を通過するコツは?
面接で重要なのは、退職理由と志望動機に一貫性を持たせることです。企業は「この人を採用しても、またすぐに辞めてしまわないか?」という点を慎重に見極めています。そのため、退職理由をしっかり整理し、「今回の転職で何を実現したいのか」を明確に伝えることが大切です。
また、第二新卒の場合、企業はスキルや経験よりも「成長意欲」や「素直さ」を重視する傾向があります。面接では、前向きな姿勢や学ぶ意欲を示し「次の職場では長く働き、貢献したい」という意志を伝えましょう。
転職先でまた早期離職してしまうのが不安
せっかく新しい企業に転職しても、「またすぐに辞めたくなるのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。転職先をすぐに辞めることを防ぐためにも、転職活動で自分にあった企業をしっかり見極めるのが大切です。まずは、自分のキャリアプランを明確にしましょう。
また、入社後のミスマッチを防ぐためには、企業や業界の研究をしっかり行うことも重要です。
第二新卒が転職相談をする5つのメリット
転職相談をすることで仕事の探し方はもちろん、履歴書の書き方や面接対策といったサポートを受けられるサービスもあります。応募書類で自分を十分にアピールできれば、選考に通りやすくなり転職活動が成功しやすくなる場合も。転職した経験がない第二新卒の方も、安心して転職活動に取り組めるでしょう。
第二新卒が転職相談をするメリット
- ミスマッチを防げる
- 転職のアドバイスが得られる
- 転職活動をサポートしてもらえる
- 第二新卒向けの求人紹介を受ける可能性がある
- 転職先と条件交渉をしてもらえる
1.ミスマッチを防げる
転職エージェントやキャリアアドバイザーは、求人情報だけでは分からない企業文化や労働環境について豊富な情報をもっているため、企業とのミスマッチを防げるメリットがあります。
たとえば、「仕事内容は魅力的だったが、実際には長時間労働が常態化していた」「社風が合わず、短期間で退職してしまった」といったミスマッチを防ぐためには、事前のリサーチが欠かせません。転職の専門家に相談することで、自分に合った企業や職種を見極める力が身につき、より納得のいく選択ができるようになるでしょう。
2.転職のアドバイスが得られる
転職に関する疑問や不安を、専門家に相談できるのも大きなメリットです。「今の会社を辞めるべきか迷っている」「未経験の業界に挑戦できるのか」といった漠然とした悩みでも、キャリアアドバイザーに話すことで解決の糸口が見つかる可能性があります。
第二新卒者の場合は「経験が浅い状態での転職が不利にならないか」といった心配もあるでしょう。転職のプロに相談すれば、自分の強みをどのように活かせるか、どのようなキャリアパスが考えられるかといったアドバイスをもらえます。
3.転職活動をサポートしてもらえる
転職の相談先によっては、アドバイスだけでなく具体的なサポートを受けることも可能です。たとえば、求人の紹介や応募書類の作成支援、面接対策もサポートしてもらえるため、効率的に転職活動を進められます。
応募書類の添削
転職相談先では、履歴書や職務経歴書の添削サービスを提供しているところもあり、自分では気づかなかった改善点を指摘してもらえるでしょう。特に第二新卒は職務経験が限られているため、スキルやポテンシャルを効果的にアピールするのが重要です。プロのアドバイスを受けながら、書類選考の通過率を高められるようブラッシュアップしていきましょう。
面接対策
実際の面接に備えて、模擬面接を実施している転職相談先もあります。模擬面接では、よく聞かれる質問への効果的な回答方法や、自己PRの伝え方について具体的なフィードバックをもらうことが可能です。また、企業ごとの面接傾向を知ることで、より実践的な対策ができるようになります。
4.第二新卒向けの求人紹介を受ける可能性がある
転職相談先の一つである転職エージェントを利用すると、一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえることも。特に、第二新卒者を積極的に採用している企業の求人情報を知れれば、自分に合った職場を見つけやすくなるでしょう。
また、エージェントとの密なコミュニケーションを通じて、自身の希望条件や適性を理解してもらうのも重要です。自分のキャリアビジョンや職場に求める条件を明確に伝えることで、よりマッチした求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
5.転職先と条件交渉をしてもらえる
転職時には、給与や勤務条件の交渉が可能ですが、自分1人で行うのは難しいと感じる人もいるでしょう。転職エージェントを利用すれば、市場の相場や企業の予算を踏まえながら、求職者にとって最適な条件を引き出せるようサポートしてくれます。
たとえば、希望年収の伝え方や、残業時間・福利厚生についての相談など、求職者が直接言いにくい部分を代行して交渉してもらえるのはメリットです。特に第二新卒の場合、どの程度の条件を提示すべきか分からないこともあるため、プロの意見を参考にしながら進めると安心でしょう。
第二新卒が転職相談するときの4つのポイント
自分が何に悩んでいるのか曖昧のまま転職相談をしても、的確なアドバイスを得られず、悩みが解決されない可能性があります。以下で、第二新卒の方が転職相談するときのポイントを4つ解説するので、有意義な相談ができるよう押さえておきましょう。
第二新卒が転職相談するときのポイント
- 事前に聞きたい内容を整理しておく
- 転職したい理由を明確にする
- 意見を鵜呑みにするのは避ける
- 担当者が合わなかったら変更してもらう
1.事前に聞きたい内容を整理しておく
第二新卒者が転職相談をするときは、事前に聞きたい内容を整理しておくことが大切です。利用する機関によっては、相談できる時間が限られている場合があるので、自分が悩んでいる点や不安な部分を洗い出しおくと、的確なアドバイスを得られます。
「これを聞いておけばよかった」と後悔しないように、相談内容をメモしておくのも一つの方法でしょう。
2.転職したい理由を明確にする
転職相談するときは、転職したい理由を明確にしておきます。辞めたい理由が漠然としたままだと、転職先で問題が解決されずに転職を繰り返すといった悪循環になりかねません。仕事で大切にしたいことや求めるものが明確になっていれば、希望条件に合った求人を紹介してもらえるのでミスマッチを避けられるでしょう。
また、面接では、転職理由を聞かれる可能性があります。転職相談でどのような回答をすべきかについてアドバイスを得られれば、より好印象を得やすくなるでしょう。
3.意見を鵜呑みにするのは避ける
転職相談をしてアドバイスを受けたからといって、意見をすべて鵜呑みにするのは避けてください。なぜなら、アドバイスや意見はあくまでその人の価値観や経験に基づいているため、必ずしも相談者に合っているとは限らないためです。
第三者に相談することで、自分1人では思いつかなかった解決策が見つかることもあるでしょう。しかし、相談するときは参考程度に留めて、最終的には自分自身で判断するのが大切です。
4.担当者が合わなかったら変更してもらう
転職相談先の担当者が合わないと感じたら、変更してもらうことも検討してみましょう。転職相談は一度に限らず、何度かやり取りをする場合があるため、気軽に相談できる関係が望ましいといえます。
お互いに信頼関係を築ければ、自分に合った仕事を見つけやすくなるメリットも。担当者の変更を言い出しにくい場合は、メールや電話で伝えても問題ありません。
第二新卒が転職を成功させるコツ
ここでは、第二新卒の方が転職を成功させるコツを解説します。「経験が浅いから転職できない」とネガティブにならず、以下を参考に、自分が希望するキャリアビジョンを実現させましょう。
自己分析を行う
第二新卒者が転職をするときは、自己分析をしっかり行うことが重要です。自己分析で自分の強みや弱み、価値観などの特性を洗い出すことで、仕事選びをしやすくなります。同時に苦手なことも明確にしておけば、やりたくない仕事を避けられるのでミスマッチの防止にもつながるでしょう。
退職理由と志望動機が矛盾しないようにする
転職活動で履歴書を作成するときは、退職理由と志望動機が矛盾しないように注意が必要です。転職した理由と志望動機に一貫性がないと、採用担当者に「志望動機を使い回しているのでは」「真面目に活動に取り組んでいない」とマイナスなイメージをもたれる可能性があります。
履歴書で効果的なアピールをするには、簡潔かつ具体的な内容を書くことが重要です。たとえば、「私の強みは△△です」と述べ、「何の経験からその強みを身につけたか」「困難をどう乗り越えたか」「最終的にどのような結果が得られたか」をそれぞれ短い言葉でまとめると、説得力のあるアピールにつながります。
面接対策をする
第二新卒から転職活動に臨むときは、面接対策も欠かせません。面接という慣れない場所は緊張してしまいがちなので、十分に自分をアピールできなかったり、うまく話せなかったりして「頼りない」といったネガティブな印象を与えてしまう恐れも。面接での受け答え方や身だしなみなどの対策を行うことで、自信をもって臨めるでしょう。
転職支援サービスを併用する
効率的に転職活動を行いたいときは、転職支援サービスを併用するのも一つの手です。さまざまな支援サービスからアドバイスを聞くことで、視野が広がって、より仕事が探しやすくなります。
また、好相性の担当者が見つかりやすくなるのもメリットの一つです。複数のサービスを併用する場合は、しっかり管理しないとダブルブッキングになる恐れも考えられるため、面接日のスケジュールや応募先企業の管理をしっかり行うことを心掛けましょう。
第二新卒の転職成功体験談
ここでは、第二新卒の転職成功体験談を2例紹介します。
Y.Yさん(22歳・女性)
「私は、新卒で入社した会社を約半年でやめています。就活をきちんとしてから入社…という流れではなかったので、自分の目でしっかりと見極めてから就職したいと感じたのが、離職の主な要因です。その後、約1年ほどは100円ショップとドラッグストアの販売職を掛け持ちしていました。
ドラッグストアで働くなかで、薬剤師さんのアシスタントとして働きたいと考えるようになり、再就職を決意しました。転職サイトを網羅しながらお仕事探しをしていましたが、なかなか見つからず…。そんな時に知ったのがハタラクティブでした。数あるエージェントのなかからハタラクティブを選んだのは、フリーターに対するフォローが手厚い点に惹かれたからです。
アドバイザーが紹介してくれた、薬や調剤、医療関連の求人のなかから、1番自分の希望に合いそうな会社を選んで受けました。ハタラクティブのアドバイザーが、実際に面接で聞かれることを会社にリサーチしてくれたおかげで、当日も焦らずに回答でき、無事内定を頂けました」
H.Yさん(24歳・男性)
「新卒で出版社に入社しましたが、その会社が4ヶ月で倒産してしまいました。その後、しばらくはライティングのアルバイトをしており、メンタルが回復したころに再就職へ向けて動き出しました。
最初は自力で転職活動をしており、内定ももらえましたが、会社側が自分を経験者扱いしているようで不安だったので、辞退することに。4ヶ月間とはいえ正社員歴があるため、『未経験者として見てください』と言っても、理解されにくかったのです。
自分1人で転職サイトを検索しながら仕事探しすることに限界を感じた私は、ハタラクティブに登録することにしました。利用して良かった点は、企業との認識がずれないように、キャリアアドバイザーが間に入ってくれたことです。安心して転職活動ができました。お陰で、経験が少なくても一から教育してくれる、今の出版社に内定を頂けました」
ハタラクティブの「『みんなの就職エピソード』についての記事一覧」では、上記以外の体験談も紹介しています。「早期退職していても転職できるのかな…?」と不安に思っている第二新卒の方は、ぜひ体験談を読んでみてください。
第二新卒の相談先には転職エージェントがおすすめ
1人で転職活動をするのが不安な第二新卒の方は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。就職・転職エージェントは、専任キャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
転職支援はもちろん、働き方や自分に合う仕事の傾向などもマンツーマンで相談に乗ってくれるので、ミスマッチを回避できるでしょう。よりエージェントを効果的に使うには、「希望や目的をはっきり伝える」「受け身にならず主体性をもって行動する」などがポイントです。
「転職の相談をしたい」「自分に合った仕事を見つけられるか不安」という第二新卒の方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒や既卒、ニート、フリーターといった若年層を中心に、就職・転職活動を全面的にバックアップしています。
転職に関する悩み相談はもちろん、求人紹介や選考対策なども親身にサポートするので、転職が初めての方も安心です。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
第二新卒のキャリア相談に関するQ&A
ここからは、相談先を探している第二新卒の方からよくある質問にお答えします。ぜひご一読ください。
転職活動中は相談先がないと失敗しやすい?
転職活動中に相談しなかったからといって、失敗するとは限りません。
転職サイトを見ながら自ら仕事を探し、応募して成功する場合もあるでしょう。しかし、第二新卒の場合は転職が初めての方が多いので、本当に自分に合った活動方法かを判断するのは難しく感じる可能性も。自分に合った仕事を効率的に見つけたい方は、転職相談をするとスムーズに活動を進められるでしょう。
転職先がないときは大学に相談しても大丈夫ですか?
どうしても転職先が見つからないときは、在学していた大学に相談しても問題ありません。
相談先がないときは、友人や家族などの身近な人に相談するのも手ですが、個人の主観でのアドバイスになってしまうのがデメリット。大学のキャリアセンターに相談したほうが、より有効なアドバイスを得られるでしょう。ただし、大学によっては在学生や新卒以外の相談を受け付けていない場合もあるので、利用前に通っていた大学に確認するのがおすすめです。
第二新卒や未経験歓迎の求人はブラック企業って本当?
キャリアの浅い人材を大量採用している企業もありますが、一概にブラックとはいえません。
ただし、ハローワークのように誰でも求人を掲載できる場合は、ブラック企業が潜んでいる可能性もあるでしょう。応募先企業についてしっかり見極めたい方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブが紹介する企業は、すべて担当者が足を運んだ優良企業なので、安心して転職活動を進められるでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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