- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 無職におすすめの就職支援とは?年代別のおすすめをご紹介
無職におすすめの就職支援とは?年代別のおすすめをご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 無職の方におすすめの就職支援にはハローワークやサポステがある
- 無職の方が利用できる就職支援は民間では転職サイトや就職エージェントがある
- 無職の方の就職支援は年代別に利用場所を変えるのがおすすめ
- 無職の方の就職支援で手厚いサポートを受けるならエージェントがおすすめ
無職の方で就活支援の利用を検討している方もいるでしょう。就職支援は年代によって利用場所を変えることがおすすめです。このコラムでは、就職支援サービスの概要や使い方についてまとめています。また、年代別の就職対策や就職成功に向けた行動についてもご紹介。就職支援について詳しく知りたい方はこのコラムを参考にしてみてください。
無職の方が活用できる就職支援とは?
無職の方が利用できる就職支援先として代表的な機関はハローワークでしょう。その他にも、公的サービスであれば、ほかにサポステやジョブカフェがあります。
民間団体や企業まで幅を広げると、求人・転職サイトや就職エージェントという選択肢も。それぞれの就職支援について詳細を確認し、自分に合ったサービスを選ぶことが就職成功への第一歩となります。
ハローワーク・就職支援センター
就職支援の窓口としてまず挙げられるのがハローワークなどの就活支援センターです。
ハローワークは厚生労働省が運営を行っており、就職相談や職業・求人している会社の紹介、情報提供のほか、各種職業講習やセミナーなど、就職に関するサービスを就業を希望する人なら誰でも利用できます。
また、就職支援以外では失業保険に関する手続きにも対応。ハローワークでできることは「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムで詳しく解説しているので参考にしてみてください。
ハローワークの特徴
ハローワークは公的機関であり仕事を求める誰でも利用できるため、年齢や経歴に制限がないのが特徴です。また、全国にあるので気軽に利用できるのもメリットでしょう。その一方で、対応が定型的だったり開設時間が平日の日中だったりと、手厚い支援を求める場合は物足りなさを感じることもあるようです。
地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーション、通称「サポステ」は、働くことに関する悩みを抱える15歳~49歳までの人に対して就労支援を行う、厚生労働省の相談窓口機関です。
具体的な支援内容は、就職コンサルタントによるカウンセリングや地元企業での職場体験などの就職支援プログラム、各種セミナー、ほかの支援機関への誘導など。詳しいサービス内容については「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」のコラムで紹介しています。
サポステの特徴
サポステは求人紹介は行っておらず、あくまで就職活動をする過程の支援を中心としているのが特徴。また、サービスの多くは無料ですが、臨床心理士によるカウンセリングなど一部のサービスは有料の場合もあるので確認しましょう。
ジョブカフェ
ジョブカフェとは、各都道府県が運営する、原則として19歳~34歳までの若年層を対象とした就職支援センターです。ハローワークを併設している施設もあり、就職支援から求人紹介までをワンストップでサポートしています。また、地域によってはサテライト(出張所)でサービス提供を行っていることも。
各地域の特色を活かした就職セミナーや職場体験、カウンセリングや地元企業の求人紹介などのサービスを受けられます。
ジョブカフェの特徴
サポステと同じく若年層に特化した支援機関なので、利用しやすいのは大きなメリットでしょう。また、無職の方を対象に、社会人としての基本マナーやスキルが身につく支援を行っているのも特徴です。
地方自治体やNPO団体などによる就職支援サービス
無職からの就職を目指したときに、職業的自立を支援する団体に相談することもひとつの手段です。こうした支援機関は、地方自治体やNPO法人が母体となっていることが多く、就職支援だけでなく、引きこもりや人間関係に関する不安などの相談に乗ってくれるところも多いようです。
NPO支援の特徴
NPO団体の支援は、就職に向けた生活改善や社会とのつながりを持つ目的が多いようです。もちろん、支援先によっては就労訓練など具体的に就職に働きかける支援も行っています。自分に合った支援先を探せるのが特徴といえるでしょう。
転職サイト・求人フリーペーパー
Web上に多くの求人を掲載している転職サイトやフリーペーパーで就職先の会社を探す方法もあります。多くの情報が載っているため希望条件から絞り込んで自分に合った会社を探しやすいのが特徴。
しかし、応募先の会社とのやり取りや書類の作成、面接対策などはすべて1人で行う必要があります。また、求人情報だけでは情報が少ないため、無事に入社できても会社とのミスマッチが起こりやすいともいえるでしょう。
サイトやフリーペーパーの特徴
多くの情報の中から、時間を問わず自分の都合に合わせて仕事探しをできるのが最大の特徴。サイトによっては気になる企業に一括で応募できるなど、効率の良い就活を行えるのもポイントでしょう。自分のペースで仕事探しをしたい、どのような仕事があるか知りたいといった方にもおすすめです。
就職エージェント
就職(転職)エージェントとは、人材が欲しい会社に対して人材を、仕事を探す人に対して求人を紹介する民間企業が運営するサービスです。人材を紹介した会社側から手数料をとるため、求職者側は無料で利用できます。エージェントにはさまざまな種類がありますが、主なサービスは求人提案や応募書類の添削、面接対策、企業との連絡代行などを行っています。
利用中は専任の担当者が支えてくれるのが特徴で、公的サービスに比べてきめ細やかな支援が受けられます。転職エージェントに関しては、「ニート向け就職エージェントの活用法!正社員を目指す前にやるべきこととは」のコラムでも詳しく紹介しています。
就職エージェントの特徴
エージェントは公的機関に比べて企業との関係性が強いため、公的機関にはない求人を紹介してくれることも多いようです。また、エージェントでしか扱っていない「非公開求人」があるのも特徴。担当アドバイザーがおすすめの求人を探してくれたり、企業とのやり取りを代行してくれたりするのもポイントです。
社会人インターンシップ
企業によっては、社会人向けにインターンシップを行っている場合があります。インターンシップに参加するのは新卒予定の大学生が多い印象ですが、社会人インターンシップでは年齢制限を広く設けている企業もあるようです。実際に仕事内容を経験できるため、働くイメージを沸かせたい人は参加してみるのも良いでしょう。
無職の方が利用できる支援金の制度
無職の方が利用できる支援金の制度には、「失業手当」「職業訓練受講給付金」などがあります。「失業手当」とは現在仕事に就いていないものの、「就職しようとする積極的な意思がある」「いつでも就職できる能力があるにも関わらず就職できない」という方へ受給される手当です。雇用保険に加入していた人が受けられます。「職業訓練受講給付金」とは、職業訓練期間中の生活を支援するための制度で、年齢や雇用保険への加入期間によって受け取れる金額・期間が変わるのが特徴です。ほかにも、状況に応じて受けられる給付金があります。詳しくは「ハローワークでもらえる給付金の種類とは?受給条件や申請方法を解説!」を参考にしてみてください。年代によって無職の方におすすめの就職支援は変わる?
無職から正社員を目指す際に活用したい就職支援機関ですが、年齢によって利用先を変えるのがおすすめです。若いうちは経験がなくてもポテンシャル採用されやすいので、民間企業のエージェントを利用してみましょう。年齢を重ねたら、扱う求人の多い公的機関を活用してみてください。
20代
20代の方の場合、就業経験やスキルがなくても将来性が高いため、無職からの正社員就職はしやすい傾向にあります。20代向けの民間企業のエージェントでは、経験や職歴、スキルを問わない求人を多く扱っているので問い合わせてみましょう。「20代のニートが就職する方法は?正社員の目指し方やおすすめの仕事を紹介」のコラムでも、20代無職の就職について取り扱っています。
30代
30代の無職の方は、ハローワークなど公的機関の支援を受けるのがおすすめです。もちろん民間企業のエージェントを利用することもできますが、年齢に応じた経験やスキルを求められるので、紹介先が限られてしまう可能性があるでしょう。そのため、より間口の広い求人を扱っている公的機関を中心に、年齢や経験の制限を設けていない就職支援サービスを併用するのがおすすめです。
30代の方向けの就職のコツは「30代ニートは就職できる?就活のコツを知って社会復帰を目指そう」でご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
40代
40代の無職の方は、ハローワークやサポステを利用することがおすすめです。特にサポステは15~49歳までと幅広い年代の方が利用できるため、年齢に合った就労支援が受けられるでしょう。40代の就職については「ニートから就職するための方法とは?40代で求職活動をする際のポイント」を参考にしてみてください。
正社員経験のある無職は?
正社員として就業経験のある無職の方は、大手企業が運営を行う就職支援サービスを利用するのがおすすめです。正社員としての経験やスキルに合った就職先を紹介してもらえます。ただし、無職期間が長過ぎる場合は、正社員経験者であっても紹介は難しくなる可能性があるので注意しましょう。無職から正社員を目指しやすい仕事
就職支援サービスや民間企業のエージェントを利用して無職から正社員を目指すとき、より採用されやすい仕事を選ぶのが就職成功のポイントです。無職から就職を目指すなら、職歴や経歴を問わない仕事や人手不足の会社を中心に探してみましょう。
未経験者歓迎の仕事
未経験やスキルのない方が就職しやすいといわれているのは、警備業界や飲食・サービス業界です。いずれも特別な経験や知識、スキルは必要でないことが多いでしょう。また、人手不足といわれる介護業界や建設業界、IT業界もおすすめ。大多数の会社が未経験者の採用を想定しているため、研修や資格取得支援が手厚いとされています。「ニートにおすすめの職業11選!就職するための方法も紹介」のコラムでも述べているように、無職から就職するなら特別なスキルが必要ない仕事や、未経験者が働きやすい業界を選ぶのがポイントでしょう。
スキル・経歴不問の仕事
業界と同様に、無職から就職しやすいのは経験やスキルが求められない職種です。営業職や工場作業などが該当するでしょう。IT関連の職種も、人手不足から未経験者を想定して採用を行っているため、無職から就職しやすい職種に数えられます。1人で業務を行いたいならドライバーなども検討してみましょう。
有効求人倍率の高い仕事
有効求人倍率が高い仕事は、就職しやすいといえるでしょう。具体的には、「保安」「建設」「サービス」などの職業などが挙げられます。以下の表は、厚生労働省の「一般職業紹介情報(令和6年5月分)について」を倍率が高い順にまとめたものです。
職業 | 有効求人倍率 |
---|---|
保安職業従事者 | 6.69倍 |
建設・採掘従事者 | 5.07倍 |
サービス職業従事者 | 2.64倍 |
郵送・機械運転従事者 | 2.3倍 |
販売従事者 | 2倍 |
引用:厚生労働省「一般職業紹介情報(令和6年5月分)について」
有効求人倍率が高い業界は、人手不足によって求人が多い傾向にあります。なかにはサービス業や販売職など、未経験から始めやすい業界もあるため、仕事選びの参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介情報(令和6年5月分)について
無職から就職するために意識したいポイント
無職から就職を目指すなら、企業が「採用したい」と思える人材になることを意識しましょう。とはいえ経歴は変えられないので、「無職経験があっても採用したい」と思わせることが大切。具体的には「無職の期間の説明をする」「生活リズムを整える」などの点を意識してみましょう。
無職期間の説明ができるように対策する
会社が採用に際して最も気にするのは、「なぜ無職になったのか」「無職の期間中はなにをしていたのか」です。自社の社員として迎えるのに問題はないか、採用してもすぐに退職しないか、仕事に意欲的に取り組めるかといった点を気にする会社が多いため、しっかり対策しておきましょう。
無職期間の伝え方は「ニートからの就活で空白期間を上手く説明して就活を成功させよう」のコラムで詳細をご確認いただけます。採用担当者に「社員として採用して問題ない」「無職の期間があってもしっかり仕事に取り組める」と思ってもらえるアピールをしましょう。
生活リズムを整えて規則正しい生活を送る
無職の生活が長くなると、決まった時間に外出する必要がなくなるため、昼夜逆転の生活になりがちな方もいるでしょう。会社員として就職をするのであれば、生活リズムを整える必要があります。就活を決めた時点から少しずつ生活改善を行い、就業に問題ない生活リズムに戻していきましょう。
社会復帰が怖いならアルバイトから始めてみる
いきなり正社員として責任ある立場で働くことが怖いのであれば、アルバイトから始めるのもおすすめです。まずは週2~3日や1日3~4時間など短時間からはじめ、徐々にシフトを増やしていきましょう。働くことに慣れたら、改めて正社員への就活をスタートさせるのが良いでしょう。
注意したいのは、ゴールはあくまでも会社へ正社員として就職することです。アルバイトをするときは、期間を決めて行いましょう。
無職期間は長いほど就職は難しくなる
一般的に、無職の期間が長くなればなるほど、就職することは難しくなるといわれています。20代であれば若さや将来性を買われて就職できる可能性が高いですが、30代以降になると年齢に見合った経験・スキルが求められやすくなります。年齢を重ねるほど未経験者を受け入れる会社は減少傾向にあり、応募可能な正社員求人が減っていくでしょう。正社員として就職を検討しているなら1日でも早い行動が重要になります。無職からの就職活動で苦戦する原因を対策しよう
無職からの就職活動では、苦戦する原因を対策することが成功への近道になります。無職状態から就職活動を始めても、就職活動のやり方が分からず苦戦してしまう方は多いようです。多くの方が悩む原因として挙げられるのは、「アピールできる内容がない・分からない」「どのような仕事をしたいか分からない」など。いずれも自己分析を徹底すれば解消することはできるものの、慣れない中で一人で対策するのは大変なことでしょう。
働く意志が固まったら、このコラムでご紹介したような就職支援機関やエージェントに相談してみるのがおすすめ。第三者の客観的なアドバイスを受けることで、自分の適性が分かり、就職に対して前向きになれる可能性があります。
「いろいろな支援サービスがあって、どこに相談していいか分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをぜひご利用ください。ハタラクティブは、若年層の就職支援に特化したエージェントです。学歴や経歴に自信がない人の相談を受付けておりますので、「就職しようか迷っている…」という方も、アドバイザーにお話を聞かせてください。書類添削・面接対策や求人紹介はもちろん、就活や仕事の初歩的な疑問にもお答えします。内定に向けて、一緒に取り組んでいきましょう。
無職からの就職支援を受けたい人からよくある質問
これから就職を検討している無職の方が感じている疑問やよくある質問にお答えします。今後の就活の参考にぜひご覧ください。
無職を採用してくれる会社はある?
あります。もちろん経歴を重視する企業もありますが、ポテンシャルや人柄を見て採用判断をする企業は多いです。なお、無職の方が就職活動をする際に注意しておきたい点もいくつかあるので、「就職先はどうする?ニートが就活を成功させるための注意点を解説」のコラムも参考にご覧ください。
無職に向けた求人や就職支援はある?
無職の方に向けた就職支援で一般的なのはハローワークです。ハローワークは厚生労働省が運営しており、就職相談や職業・求人している会社の紹介、情報提供のほか、各種職業講習やセミナーなど、就職に関するサービスを就業を希望する人なら誰でも利用できます。ハローワーク以外で無職の方におすすめの就職支援は、当コラムの「無職の方が活用できる就職支援とは?」をご確認ください。
引きこもりも就職支援を利用できる?
引きこもりの方も就職支援を利用できます。ハローワークや地域若者サポートステーション(サポステ)を利用することで、就職の相談や現状に必要な支援を受けられます。「引きこもりをやめて就職したい!」という方は、「中年ニートや引きこもりから就職するには?おすすめな仕事や支援機関を紹介」を参考にしてみてください。
経験がない人はブラック企業でしか働けない気がする…
経験の有無を問わず、就職・転職活動においてブラック企業に当たってしまう可能性はゼロではないでしょう。 しかし、ブラック企業の特徴を事前に把握したり、ブラック企業を扱わない就職支援を活用したりと、リスクを避けることはできます。「ブラック企業の特徴とは?入社前の見分け方と対処法を解説」のコラムで、ブラック企業の特徴を確認しましょう。
無職が求人情報で見るべきポイントはありますか?
ご自身で求人・転職サイトを見ながら応募をする場合は、求人情報の募集要項をしっかり確認しましょう。 たとえば、「未経験OK」「学歴不問」などは、人柄重視で採用しているところが多いです。また、若年層が多く活躍している会社では、フリーターから転職をしてきた人も多い傾向にあるので、職場環境や社員インタビューなどもしっかり読み込んでおくと良いでしょう。求人情報の見方に不安がある場合は、ハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。