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ニートから就職するには?おすすめの職種や支援サービスをご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- ニートからの就職は一定の大変さはあるが、現状に合った対処法を考えれば目指せる
- ニートからの就職には、未経験歓迎の求人が多い傾向にある職種を検討してみよう
- ニートから就職するには、できるだけ早めに行動を起こすことが大切
- ニートから効率的に就職するには、公的な支援サービスや民間のエージェントを活用しよう
「ニートから就職できる?」と不安のある方は、ニートになった理由を明確にして、今できることを考えてみることが大切です。このコラムでは、ニートになった理由別の対処法や未経験歓迎の求人が多い傾向にある職種をご紹介。また、ニートからの就職活動におすすめの支援サービスについても解説します。「現在ニートで就職活動が怖い」という方は、ぜひご一読ください。
「ニートから就職はできない」って本当?
ニートからの正社員就職を目指しているものの、「ニートから就職できないのではないか?」と不安を抱いている方もいるでしょう。ニートから就職するチャンスはあるので、一部の噂に惑わされず、早めに行動に移すことが大切です。
一定の大変さはあるものの工夫次第で就職は目指せる
ニートからの就職は、新卒や社会経験のある転職者と比較すると大変さを感じることもあるかもしれませんが、工夫次第で成功を目指すことは可能です。まずは、ニートになった理由を明確にし、それに応じた対処法を考えると良いでしょう。また、一人での就活に心細さを感じた場合は、就職支援サービスを活用するのも一つの方法です。自分が抱えている不安や現状に合わせて、就職成功のために有効な方法を見つけていきましょう。
原因別の対処法については、後述の「ニートになった理由は?原因別の対処法とは」を参考にしてみてください。
ニートになった理由は?原因別の対処法とは
ここでは、ニートになった主な理由と、それぞれの原因別の対処法を紹介します。以下を参考に、自分の現状と照らし合わせながら何ができるかを考えてみましょう。
ニートになった理由
- 就職活動に失敗した
- 会社とのミスマッチで退職した
- 就職先での人間関係に不安を感じている
- 理想の就職先が見つからない
- スキルや経験に自信がない
- 面接でブランク期間を深掘りされそうで怖い
1.就職活動に失敗した
ニートになった主な理由の一つとして、就職活動に失敗したことが挙げられます。たとえば、「面接で上手く受け答えができなかった」「自分の希望に合った仕事が見つからなかった」「応募書類の書き方が分からない」など、さまざまな原因があるでしょう。
ニートからの就職を目指す方は、なぜ就活に失敗したのか原因を明確にする必要があります。
【対処法】失敗の原因を洗い出して解決策を考える
就職活動に失敗した経験があるニートの方は、その原因を洗い出したうえで、解決方法を考えてみましょう。たとえば、緊張が原因で面接が上手くいかなかった場合は、第三者に協力してもらって練習する方法がおすすめです。家族や友人に練習相手になってもらったり、就職・転職エージェントの模擬面接を活用したりして、雰囲気に慣れておきましょう。
模擬面接の方法は、「模擬面接とは?練習のやり方や質問でよく聞かれることを解説!」のコラムで確認できます。
2.会社とのミスマッチで退職した
会社とのミスマッチで退職し、そのままニートになる場合もあります。「自分に合う会社だと思ってたが、実際に入社したら思っていたイメージと違った」「仕事内容が合わなかった」など、ミスマッチの理由はさまざまでしょう。長く続けていける仕事や会社に出会うためには、自分や企業について知っておくことが大切です。
【対処法】自己分析や企業研究を徹底的に行う
会社とのミスマッチが原因で退職してニートになった場合は、自己分析や企業研究を徹底的に行い、自分に合う会社を見極めましょう。自分が持っている強みや志望する企業についての理解を深めておけば、「その企業でしたいこと、できること」を明確にできるため、ミスマッチによる早期退職を防げる可能性が高まります。
自己分析の方法は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムを参考にしてみてください。
正社員登用制度を利用してミスマッチを防ぐ方法もある
就職後のミスマッチを避けるには、正社員登用制度が導入されている会社にアルバイトとして入るのも一つの手です。正社員登用制度を活用すれば、企業の業務内容や社風が自分に合うか確かめてから正社員を目指せます。ただし、正社員登用制度があるからといって必ずしも正社員になれるとは限りません。そのため、求人を選ぶ際には正社員への登用実績を確認しましょう。
正社員登用制度について詳しく知りたい方は、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムもご参照ください。
3.就職先での人間関係に不安を感じている
就職先での人間関係への不安から、ニートになる方もいるようです。働いていない期間が長かったり、前職で人間関係のトラブルがあったりした場合は、就職・転職先に馴染めるか不安を抱くこともあるでしょう。人間関係が不安で就職のための一歩を踏み出せない方は、実際に企業に足を運んでみるのも一つの手です。
【対処法】応募先の職場を見学させてもらう
就職後の人間関係が不安なニートの方は、応募先企業の職場見学に参加する方法がおすすめです。一緒に働く社員の雰囲気を事前に確かめておけば、就職後の不安を軽減できるでしょう。それでも人間関係への不安を払拭できない場合は、ほかの社員と関わる機会が少ない職種も検討してみてください。
他者との関わりが少ない仕事は、「人と関わらない仕事31選!正社員や一人で在宅勤務できる職種をご紹介」のコラムで紹介しているので、気になる方はチェックしてみましょう。
4.理想の就職先が見つからない
理想の就職先が見つからないことから、ニートになる場合もあるようです。仕事を探すうえで、「自分の希望に合った仕事をしたい」「土日祝は休みたい」「給料は多いほうが良い」など、さまざまな条件を求めている人は多いでしょう。しかし、全ての希望を叶えようとすると選択肢が狭まり、なかなか仕事が見つからないという状況に陥りやすくなります。自分に合った仕事を探す際は、ある程度条件を絞り込むことが大切です。
【対処法】希望条件に優先順位をつける
理想の就職先がなかなか見つからないときは、希望条件に優先順位をつけてみましょう。希望が多過ぎると、条件にマッチする求人が見つかりにくくなるためです。すべての希望条件を満たせなくても、職歴を積むなかで、将来的に理想の会社に転職できる可能性があります。前向きな気持ちで、「現在はどの条件を優先したいか」を考えてみましょう。
仕事を選ぶ基準は「仕事の決め方が分からない!どんな働き方をしたいのか自分の基準で考えよう」のコラムで紹介しているので、ぜひご一読ください。
5.スキルや経験に自信がない
スキルや経験に自信がないことで就職活動を躊躇してしまい、ニートになる場合もあるようです。スキルや経験に不安を抱えている状態だと、「履歴書に書けるようなことがない」「面接でアピールできることがない」など、選考に臨む自信をなくしてしまうことも。就職活動のハードルを高く感じているニートの方は、自分の経験やスキルに合った求人を探してみましょう。
【対処法】「未経験歓迎」「教育制度あり」の企業を探してみる
「スキルや経験に自信がなくて就職するのが難しい…」という場合は、未経験者を歓迎している企業や教育制度が整った企業を探しましょう。「未経験OK」「教育制度あり」といった求人を出している会社は、入社後に人材を育成する前提で選考を行うことが一般的です。未経験OKとしている企業は、能力よりも人柄やポテンシャルが重視される傾向があるため、職歴に自信がない方も挑戦しやすいでしょう。
未経験からチャレンジできる仕事を探しているニートの方は、「受かりやすい仕事って?未経験者歓迎の求人が多い業界とは」のコラムもご参照ください。
6.面接でブランク期間を深掘りされそうで怖い
「面接でブランク期間について深く聞かれるのではないか」という不安から、就職活動に踏み出せないのも、ニートになる原因の一つのようです。選考で自分の経歴について深く追求されることを想像すると、怖いと感じる方もいるでしょう。
しかし、面接官は責めるためではなく、自社で活躍できる人材を見極めるために経歴に関する質問をしています。そのことを念頭に置き、事前に質問への回答を用意しておきましょう。
【対処法】面接で想定される質問に備える
面接でブランク期間について深く聞かれるのが怖い場合は、面接官からの質問を想定して回答を考えておきましょう。想定される質問としては、以下のようなものが考えられます。
- ・なぜ卒業してから今まで就職しなかったのですか
- ・ブランク期間に何を得ましたか
- ・ブランク期間に得たものを入社後にどう活かしますか
このような質問に対する回答を事前に用意しておけば、面接当日も焦らずに対応できるでしょう。
ブランク期間のあるニートの方が面接で好印象を与える方法
ニートからの就職で面接官に好印象を与えるなら、できるだけ前向きに回答することがポイントです。過去の失敗や反省を述べるだけで終わりにせず、その反省を今後どう活かしていきたいかを明確に述べましょう。
面接でブランク期間について述べるときのポイントが知りたい方は、「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」のコラムも要チェックです。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
ニートから就職するには早めの行動が大事
ニートから就職するには、できるだけ早く行動を開始することが大事です。理由を以下で解説しますので、ぜひご覧ください。
ブランク期間が延びると就職しづらくなる可能性がある
ニートとして就職せずにいると、ブランク期間が延び、次第に就職の難易度が上がる可能性があります。ブランク期間が長ければ、それだけ「ブランク期間に何をしていたのか」の説明が重要になるからです。何の目的もなくニートを続けていた場合は、面接官が納得する理由を述べるのが難しく、採用を避けられる可能性があります。
ニートから早く就職すべき理由は、「ニートって何歳まで?20代のうちの就活がおすすめな理由や仕事の探し方」のコラムでも詳しく紹介しているので、ぜひご参照ください。
30代や40代になると就職の難易度が上がる場合がある
20代はポテンシャル採用のチャンスがありますが、30代や40代になると主にスキルや経験を求められるようになり、就職の難易度が上がる可能性があります。そのため、ニートから正社員を目指す方はできるだけ早めに就職し、経験を積んでキャリアを確立していきましょう。
30代からの就職事情は、「ニートのまま30代…就職するためにできることとは」のコラムもあわせてご覧ください。
ニートから就職するメリットは多い
ニートから正社員として就職すると、「安定した収入を得られて生活が豊かになる」「仕事を通して達成感を得られる」「社会的信用を得られる」など、多くのメリットがあります。毎月安定した収入があると自分で自由にお金を使える、社会的信用が得られれば将来的に車や家などの大きな買い物ができる、仕事で何かを達成する体験を重ねて自信がつくなど、生活を充実させられるでしょう。
ニートからの就職におすすめ!未経験歓迎の求人が多い職種は?
ニートからの就職を目指す方には、未経験歓迎の求人が多い傾向にある職種がおすすめです。主な例としては、以下のような職種が挙げられます。
1.警備員
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「施設警備員」によると、警備員は就職するにあたって学歴や資格は必要とされません。また、警備業法第二十一条により、警備業務を適切に行うために教育を行うことが義務付けられており、新人の場合はおよそ20時間の新任教育を受ける必要があります。そのため、未経験の方も十分な教育を受けたうえで仕事をスタートできるでしょう。
体力に自信がある、警備の仕事に興味があるニートの方は、警備員の仕事も検討してみるのがおすすめです。
警備員の仕事が気になる方は、「警備員の正社員はきつい?主な就職先や向いている人の特徴を解説」もあわせてご一読ください。
参照元
e-Gov法令検索
警備業法
正社員
警備職
-
年収 246万円 ~ 380万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
2.清掃業
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「ビル清掃」によると、清掃業はオフィスビルや学校、病院などあらゆる施設を清掃する仕事です。学歴や仕事は求められず、他職種からの転職や主婦の採用も行っている傾向にあります。正社員として就職する場合は現場責任者を目指せるため、経験を積んで着実にキャリアを形成していけるでしょう。
将来的にキャリアを積みたい方や、綺麗好きな方におすすめの仕事です。
「清掃員は正社員で働くときつい?仕事内容やメリットを解説!」のコラムでも、清掃業について詳しく解説しています。
正社員
清掃職
-
年収 306万円 ~ 472万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
3.営業職
営業職も、学歴や資格が求められず、未経験歓迎の求人が多い傾向にある仕事の一つです。職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「営業の仕事」によれば、営業の形式は新しい顧客を開拓する新規開拓営業のほか、すでに取り引きがある顧客にヒアリングをするルート営業、問い合わせがあったお客さまを対象に営業活動をする反響営業、アポイントを取らずにニーズがありそうなお客さまを訪問する飛び込み営業の4種類があります。そのため、営業の仕事に興味がある方は、どの形式が自分に合っているか検討してみると良いでしょう。
営業職のメリットや既卒からの就職のコツについては、「既卒から営業職になるにはどうすれば良いの?」でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
4.IT系の技術職
IT系の技術職は、未経験からの採用を積極的に行っている傾向にあります。職業情報提供サイト(日本版O-NET)jの「IT・通信の仕事」によると、インターネットの利用拡大や少子高齢化でIT業界は深刻な人手不足に陥っているようです。そのため、未経験者を歓迎している企業が多く、業務を通してスキルを身につけていける環境が整っています。
技術の進化や変化が激しい業界でもあるため、ITに興味があり、勉強熱心な方におすすめです。
IT業界について詳しく知りたい方は、「IT業界の仕事」のコラムもご一読ください。
5.接客業
接客業は、飲食店の店員やホテルのフロント係、アミューズメント施設の案内係など、さまざまな場所でお客さまを案内する仕事です。職業情報提供サイト(日本版O-NET)jの「飲食チェーン店店員」によると、パートやアルバイトの比率が多く、正社員登用のチャンスもあります。OJT研修や集合研修があるため、未経験からスタートしやすいでしょう。
接客業が気になる方は、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムもご一読ください。
正社員
店舗運営スタッフ
-
年収 324万円 ~ 454万円
-
大手企業,未経験OK,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
6.事務職
事務職は、企業のオフィスや学校などで事務作業を行う仕事です。職業情報提供サイト(日本版O-NET)jの「一般事務」によると、就職するうえで学歴や資格を必要とせず、補助的な業務から始めて事務作業に慣れていく傾向にあるため、未経験からスキルを伸ばしていけるでしょう。
事務職への就職を考えている方は、「未経験から事務職になれる?求人の探し方や役立つ資格を紹介」もご覧ください。
正社員
ポジションサーチ(事務/未経験可)
-
年収 353万円 ~ 403万円
-
大手企業,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
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何からやるべき?ニートから就職するために始めること
ニートから就職を目指す方のなかには、「就職のために何から始めたら良いのか」と悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、ニートの方が就職するために始めると良いことを紹介します。下記を参考に、できることからスタートしていきましょう。
1.規則正しい生活を送る
「朝早く起きるのが苦手」「夜遅くまで起きてしまう」という方は、規則正しい生活を心がけましょう。仕事を始めると、就業時間に間に合うように行動する必要があります。そのため、正社員としての就職を考えている方は、今のうちに決まった時間に起きられるよう生活リズムを整えましょう。
いきなり生活を変えるのは難しいという方は、「明日はいつもより15分早く起きよう」というように、少しずつ慣れていくのがおすすめです。
2.業界研究で世の中の仕事について知る
業界研究を行い、世の中にどのような業界や仕事があるのか知っておきましょう。あらゆる業界について調べることで、「その業界は具体的にどのようなものを取り扱っているのか」「その業界にはどのような仕事があるのか」「どのような現状で、どのような課題を抱えているのか」を知ることができます。業界について詳しく知っておけば、自分がやりたい仕事の発見にも繋がるでしょう。
「業界図鑑」では、あらゆる業界に関する記事を紹介しているので、業界研究の参考にしてみてください。
3.就職・転職サイトで求人を検索してみる
就職・転職サイトで求人を検索してみましょう。自分が検索したい用語を自由に記入できるため、条件に合う求人を探しやすくなります。正社員を目指すニートの方は、「未経験歓迎」「社会人未経験OK」「学歴・職歴不問」といったワードで検索するのがおすすめ。就職・転職サイトは、好きなタイミングで検索が可能なため、就職活動に便利です。
また、実際に検索してみることで、「世の中にはどのような仕事があるのか」「自分の希望に合う求人はあるか」を知れるので、今後の仕事探しの参考になるでしょう。
就職・転職サイトを活用した求人の探し方は、「仕事の探し方がわからない人へ!フリーター・20代・新卒など状況別に解説」のコラムにも載せているので、あわせてご覧ください。
4.仕事に役立つ資格の取得を目指す
やりたいことが決まっている方は、仕事に役立つ資格の取得を目指すのもおすすめです。資格を取得することは、仕事の選択肢が広がる、就職した後も業務に活かせる、企業や職種によっては資格手当がもらえるなどのメリットがあります。また、就職活動においても、選考でアピールになったり、勤勉さを評価されたりする可能性があるでしょう。
仕事に役立つ資格の取得を考えている方は、「就職に役立つ汎用性の高い資格とは?企業が求めるスキルを解説」のコラムも参考にしてみてください。
5.アルバイトからスタートしてみる
「働いた経験がない状態から正社員として就職するのはハードルが高い」と感じている場合は、アルバイトからスタートしてみるのがおすすめです。アルバイトはシフトを調整すれば正社員よりも短い時間や少ない日数で働けるほか、基本的な業務からスタートできる傾向にあります。そのため、働くことに少しずつ慣れていくことができ、正社員として就職するための準備ができるでしょう。
ニートからの就職におすすめの支援サービス
就職活動を効率良く進めたいニートの方におすすめのサービスは、公的な就職支援サービスと、民間の就職・転職エージェントです。ここでは、それぞれの特徴を以下で解説するので、自分に合った方法を試してみてください。
公的な就職支援サービス
ニートの方の就職活動では、ハローワークやジョブカフェ、サポステといった、公営の就職支援機関を活用するのもおすすめの方法です。厚生労働省の「就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ」によると、サービスによって支援対象者や支援内容が異なることが分かります。利用先を選ぶ際は、以下の表を参考にしてみてください。
対象者 | 主なサービス内容 | |
---|---|---|
ハローワーク | 仕事を探している人 | 職業紹介 雇用保険 雇用対策 |
ジョブカフェ (若年者のためのワンストップサービスセンター) | 若年層向け | 就職セミナー 職場体験 カウンセリング 職業相談 職業紹介 |
サポステ (地域若者サポートステーション) | 働くことへの悩みを抱えた15~49歳 | 就職に向けた相談や支援 コミュニケーションのスキルアッププログラム 職場体験 職場実習 |
参照:厚生労働省「就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ」
ニートの方が活用できる就職支援機関については、「ニートからの就職のコツを紹介!支援機関を使って就活を有利に進めよう」のコラムでより詳しく解説しています。対象者や主なサービス内容は居住地によっても異なるので、お住まいを管轄する施設の情報もチェックしておきましょう。
参照元
厚生労働省
就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ
民間の就職・転職エージェント
就職活動に不安を感じているニートの方には、就職・転職エージェントに頼る方法もあります。就職・転職エージェントとは、求職者の就職活動を全面的にサポートしてくれる民間サービスのことです。就職・転職エージェントの基本的なサービス内容には、次のようなものがあります。
- ・求人紹介
- ・応募書類の添削
- ・面接対策
- ・企業とのやり取り代行
- ・アフターフォロー
細かいサービス内容はエージェントによって異なることも。そのため、複数のエージェントに登録して、自分に合ったサービスを選んでみてください。
「ニート向け就職エージェントの活用法!正社員を目指す前にやるべきこととは」では、ニートの方が就職エージェントを有効活用するためのコツを解説しています。あわせて参考にしてみてください。
「ニートから正社員就職を目指したいけど、どうしたら良いか分からない」「1人で就職活動をするのがつらい」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブの利用がおすすめです。ハタラクティブは、ニートやフリーター、既卒といった若年層に特化した就職・転職支援サービス。専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりに合った求人をご紹介します。
サービスの一環として、応募先の企業に特化した選考対策を行うため、企業ごとの対策方法が分からない方も安心です。また、1分程度で行える適職診断サービスもあります。すべてのサービスを無料で利用できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ニートから就職した人の体験談
ここでは、実際にニートから就職した人の体験談を紹介します。
Y.Yさんの場合
「新卒で出版社関係の仕事に就職したくて就活していたんですが、叶いませんでした。その後は公務員を目指して勉強を始めましたが、こちらもなかなか受かりませんでした。25歳で正社員としての就職を考えるようになったものの、世の中には色々な仕事があり過ぎて悩んでいました。そこでハタラクティブに相談したところ、色々な業界の特性を知っているアドバイザーさんが、職歴がない自分にも挑戦できそうなものや、どうやって進めていくのが良いか教えてくれました。就活がしやすく、色々な選択肢を見せてもらえたようで相談して良かったと思います。自分で決めた道、がんばっていきます。」
R.Eさんの場合
「父親の影響で子どもの頃からテニスばかりしていて、アメリカに留学もしたんですが、靱帯を怪我して帰国しました。そこそこ実績があったため、テニスを辞めたことが恥ずかしくて、しばらく何をして良いのか分からず、フラフラしていました。しかし、同級生が仕事や大学で頑張っている姿を見たら、このままではダメだと思い、ハタラクティブに登録して高卒から就職を目指すことにしました。これまでテニス以外の道を考えたことがなかったので、高卒からの就職活動のやり方が分からなかったのですが、志望動機をしっかり考えたほうが良いということが分かってきました。どのような仕事がしたいのか、どうしてそれをやりたいのか、筋道を立てて考えたから、今のスポーツ製品会社の内定を貰えました。これまでとはまた違った形で好きなスポーツに関われて、テニスができなくなった喪失感からやっと救われました。本当にハタラクティブで良かったです。」
「みんなの就職エピソード」では、既卒やフリーターなど、さまざまな経歴から正社員として就職した方の体験談を紹介しています。利用する就職支援サービスに迷っている方や、本当にニートからの就職が可能なのか不安を抱いている方は、参考にしてみてください。
ニートからの就職に関するよくある質問
ここでは、就職を目指すニートの方が抱える不安について、Q&A形式で回答します。就職に不安がある方は、ぜひ以下の回答を参考としてお役立てください。
ニートから就職できるか不安で怖いです
ニートから就職を目指すことは可能です。新卒の方や正社員経験がある方と比べると、就職の難易度が高いと感じる場合もあります。しかし、ニートになった理由やニート期間にしていたことを選考で答えられるように準備する、自己分析や企業研究を行って志望動機をしっかり練るなどの対策をしておけば、ニートから就職できる可能性が高まるでしょう。
「ニートから就職は可能?どんな仕事がおすすめ?正社員になるコツを解説」のコラムでも、ニートの方の就職事情や正社員になるコツを解説しているので、あわせてご一読ください。
高卒ニートから就職できますか?
高卒でニートを続けている方も、就職を目指すことは可能です。「高卒可」「高卒OK」「学歴不問」といった条件の求人は、就職成功の可能性を高められるでしょう。また、面接では「なぜ進学しなかったのか」「卒業後に何をしていたのか」を聞かれやすいため、採用担当者に納得してもらえるような回答を考えておくことが重要です。
面接時の注意点は、「ニートの就職面接対策!ブランクの説明の仕方や自己紹介の例文を紹介」のコラムで確認できます。
ニートから正社員になりたいのに理想の就職先が見つかりません
理想の求人が見つからないニートの方は、自分の希望条件を見直してみることが大切です。希望条件が多過ぎたり、理想が高過ぎたりすると、条件に合う求人が見つかりにくくなります。
理想の就職先が見つからないときの対処法は、このコラムの「ニートになった理由は?原因別の対処法とは」でも解説しているので、ぜひご一読ください。
ニートの就職活動は何から始めたら良いですか?
ニートの方の就職活動では、就職・転職サイトや就職エージェントに相談・登録することから始めるのがおすすめです。就職・転職サイトは、どこでも気軽に求人を閲覧できるのが魅力。しかし、求人への応募や選考対策、企業とのやり取りなどはすべて自分で行わなくてはなりません。その一方で、就職エージェントは求職者の就職活動を支援してくれるのが特徴です。
就職活動を円滑に進めたい方は、就職・転職エージェントのハタラクティブに、ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。