ニートの社会復帰は無理じゃない!実現する方法と支援サービスをご紹介

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この記事のまとめ

  • 年齢が若くニート期間が短ければ、社会復帰できる可能性は高い
  • コミュニケーション面での不安はニートが社会復帰を困難に感じる理由の一つ
  • ニートが社会復帰を目指す場合、自己分析から始めてみるのがおすすめ
  • 挑戦しやすい職種を選んで社会復帰を目指すのも良い方法
  • ニートからの社会復帰を目指す際はハローワークや就職エージェントを利用しよう

ニートから社会復帰したいと考えるものの、「何から始めたら良いのか分からない」と行動に移せない人もいるでしょう。ニートが社会復帰を目指す際は自己分析をして将来のビジョンを明らかにするのが大切です。
このコラムでは、社会復帰したいニートが取るべき行動を解説。「社会復帰は不可能なのでは」と感じてしまう理由や、就労支援サービスも紹介します。自分に合った就活方法を知って、一歩踏み出すための参考にしてください。

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ニートが社会復帰できる可能性はある?

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ニートから社会復帰することは可能です。特に、20代をはじめとした若年層であれば、社会復帰できる可能性は高まるでしょう。この項では、ニートが社会復帰できる理由を考えるうえでポイントとなるデータをご紹介します。

若年層のニートは減りつつある

総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の概要(17p)」によると、15〜44歳のニートは93万人おり、そのうち15〜34歳の若年ニートは57万人でした。

年代15〜44歳の無業者15〜34歳の若年無業者
2022年93万人57万人
2021年94万人58万人
2020年108万人69万人

参考:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の概要(17p)

若年ニートの総数は、2021年に比べると1万人の減少で、2020年から見ると12万人もの減少を見せています。2020年に若年ニートが増加していた理由は、新型コロナウイルス感染症の影響でリストラや内定の取り消しが生じたり、会社そのものが倒産したりしたことが考えられるでしょう。
以上のことから、若年ニートは社会動向の影響を受けて増減しやすく、社会復帰を目指すためには就職しやすいタイミングを逃さないことが重要です。ニートの割合については、「ニート人口の割合はどれくらい?現状を脱して就職する方法とは」のコラムでも解説しているので、あわせてご覧ください。

参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2022年(令和4年)平均結果

若いほうが社会復帰を目指しやすい

ニートから正社員になった人の割合は不明瞭ですが、ここではフリーターから正社員になった人の割合をもとに考察します。独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2021年に行った調査『大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-』によると、フリーターから正社員を目指した人のうち、正社員になれた人の割合は以下の通りです。

年代男女計男性女性
25~39歳63.6%66.7%61.2%
30~34歳68.5 %75.2%63.0%

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-(図表4-28、124p)

この結果から、男女ともに年齢が若いほど正社員に慣れる確率も高いことが分かります。上記のデータはフリーターを対象としているため、ニートの場合はこの結果よりも就職割合が低くなる可能性も考えられるでしょう。特に男性は、25〜39歳と30〜34歳で8.5%の差があるため、できるだけ20代のうちに社会復帰を目指すのがおすすめです。

フリーター期間は短いほうが良い

同調査では、フリーター継続期間と正社員になれた割合について、以下のようなグラフが示されています。

フリーター継続期間と正社員になれた割合のグラフ画像

 

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構『大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-(図表6-34、128p)

この画像を見ると、フリーター期間が長引くほど正社員になれる確率が下がっているのが分かります。フリーターとニートは定義が異なるものの、どちらも空白期間の短い方が社会復帰につながりやすいといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和3年版 労働経済の分析 -新型コロナウイルス感染症が雇用・労働に及ぼした影響-
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-

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ニートが社会復帰できない・怖いと感じる4つの理由

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「ニートから社会復帰できない」「社会復帰するのが怖い」と感じる理由は、コミュニケーション面での不安や空白期間による懸念など、人によってさまざまです。不安の原因を深堀りしてみることで、現在抱えている悩みを解消できる可能性は十分にあります。
以下では、ニートが社会復帰を困難に感じてしまう4つの理由を解説していますので、自分の気持ちや状況を整理するための参考にしてみてください。

ニートが社会復帰できない・怖いと感じる理由

  • コミュニケーションに苦手意識がある
  • ニート期間の長さに不安を感じる
  • 心身に不調をきたしている
  • 業務内容を覚えられる自信がない

1.コミュニケーションに苦手意識があるから

「就職活動や職場で上手くコミュニケーションを取れるか分からない」という不安から、社会復帰は難しいと感じてしまう人は多いようです。
厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)」によると、就労にあたって苦手意識を感じるスキルは「人に話すのが不得意」という回答が64.4%と最多でした。また、同調査では、就労に必要な行動の中でも「面接に通る」や「面接で質問に答える」、「職場で友達をつくる」などのコミュニケーションに対する不安が目立つと報告されています。
人と関わることへの苦手意識が、ニートから社会復帰するハードルを上げていると考えられるでしょう。

参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究

2.ニート期間の長さに不安を感じるから

ニート期間の長さは、就職に影響します。たとえば、20代のニートと10年間近く空白期間がある30代や40代の人材とでは、ポテンシャルが見込める前者のほうが就職しやすいでしょう。自分の経歴がネガティブに捉えられることを恐れて社会復帰に踏み出せないまま、年齢を重ねてしまうと就職が一層遠のいてしまいます。

しかし、空白期間があるからといって、就職できないわけではありません。ニートになった理由や空白期間にしていたこと、現在は働く意欲があることなどを真摯に説明すれば、企業側の不安解消につながり社会復帰の可能性も上がるでしょう。詳しくは、「ブランクがあると就職できない?内定につながる空白理由の伝え方」のコラムをご覧ください。

3.心身に不調をきたしているから

心身の不調が原因で仕事に就いていない場合は、治療に専念したほうが良いでしょう。不調を抱えたまま社会復帰を急ぐと、体調が悪化してニート期間を延ばさざるを得なくなる可能性があるからです。また、「採用しても体調を崩して早期退職してしまうのでは」と企業側に懸念される要因にもなります。万全の状態で就職活動に臨むため、自分自身を労わることを優先させましょう。

4.業務内容を覚えられる自信がないから

社会復帰に一歩踏み出せないニートの方のなかには、「業務のフローを覚えられるのか」「ミスをすると怒られるのではないか」と感じている人もいます。
このようなお悩みを抱えている方は、研修体制やフォロー体制がしっかりとしている職場を選べば、無理なく働くことが可能です。はじめのうちは誰しもが仕事に慣れるので手一杯のため、少しずつやれることを増やしていくことを意識しましょう。また、業務内容のメモを積極的に取ったり、優先順位を意識して着手したりすると、不安を解消できますよ。

ニートから社会復帰できないと感じる理由は「ニートを脱出して働く方法やメリットとは?きっかけや得るものも紹介」でも触れているので、あわせてご覧ください。

何のために働くのか分からないという理由もある

「お金を稼ぐことに興味がない」「何のために頑張るのか分からない」というニートの人もいるでしょう。生活に困っておらず働くことへの関心が薄いと、就職意欲が低くなってしまいます。
このような場合は、社会復帰ができないというより、「社会復帰したい」という気持ちがないためニート期間が長引いていることも。働く目的さえ明確になれば社会復帰が早まる可能性もあるので、自己分析で仕事に対する考え方や価値観を洗い出してみましょう。

何から始める?ニートの社会復帰におすすめの行動

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ニートが社会復帰を目指す場合、自己分析でニートになった理由や就職して何をしたいのかを考えることから始めるのがおすすめです。また、いきなり正社員になるのは不安というニートの人は、アルバイトからスタートするのも良いでしょう。
以下で具体的な方法を解説していますので、何から始めれば良いか分からず悩んでいる方はぜひご一読ください。

ニートの社会復帰におすすめの行動

  • 自己分析をする
  • アルバイトから始める
  • 紹介予定派遣を検討する
  • 挑戦しやすい職種で正社員を目指す
  • 不安要素や苦手なことを避けて求人を選ぶ

自己分析をする

ニートから社会復帰を目指すなら、就職活動に取り組む前に自己分析をしましょう。自己分析を通じてやりたいことを明らかにしておくと、求人を選択しやすくなり、ミスマッチ防止にも効果的です。

自己分析するときは、自分がこれまでに経験したことを紙に書き出します。箇条書きした内容を深掘りすると自分の得手不得手が可視化され、就活で活かせる強みや大切にしたい価値観を発見できるでしょう。その際、ニートになった理由や、ニート経験で学んだことも振り返ってみてください。

ニートの経歴は就活でマイナスイメージを抱かれやすいですが、「自分にとって必要な時間だった」と説明できれば印象を悪くせずに済む場合もあります。たとえば、「ニートになったことで、社会の役に立ちたいという自分の気持ちに気づいた」というように、志望動機につながるエピソードとして伝えることが可能です。自己分析のやり方は「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方が分からない方へのヒント集」で紹介しているので、参考にしてみてください。

社会復帰の何が怖いと思うのか考えてみよう

社会人経験や働く自信がなくても、これまでの何気ない体験や思いから、あなたの強みを引き出すことは可能です。社会復帰の何が怖いと思うのか、どうすれば対策できるのか、どのような環境なら働けそうかを考えてみましょう。
就職支援サービスを提供しているハタラクティブでは、相談のみの利用も可能です。ニートから正社員就職までのサポート経験のあるアドバイザーが、あなたのアピールポイントを分析いたします。

アルバイトから始める

ニートの方が社会復帰を目指す際は、アルバイトから始める方法もおすすめです。アルバイトは正社員に比べて出勤時間や勤務日数の融通が利くため、自分のペースで働きたい人におすすめです。社員登用を行っている会社であれば、アルバイト先での就職も望めるでしょう。
アルバイトを選ぶ際は、仕事内容や時間帯が自分に合ったものか、どのようなスキルが身につくかを事前に調べることが大切です。ニートから始めやすいアルバイトについて知りたい方は、「ニートにおすすめのアルバイト18選!探すときの方法や面接のコツを解説」をご覧ください。

紹介予定派遣を検討する

紹介予定派遣では、契約で決められた期間を派遣社員として働き、企業側と社員側の合意をもって正社員にステップアップできます。「気になる求人だったけど働いてみたら合わなかった」「志望度はそれほど高くなかったけど、自分に合っている環境だった」というように、採用の前に自分に適した環境かどうかを判断することが可能です。
派遣社員として働いている間にミスマッチを感じたら、その職場での就職を避けられるのもポイントといえます。実際に働いてから判断したいと考えるニートの方は、紹介予定派遣も視野に入れてみましょう。

挑戦しやすい職種で正社員を目指す

ニートから正社員を目指す場合は、未経験歓迎や職歴不問の求人を選ぶと良いでしょう。未経験から挑戦しやすい仕事には以下のようなものが挙げられます。

  • ・販売職
  • ・営業職
  • ・介護職
  • ・ドライバー
  • ・事務職
  • ・IT系職種

販売職や営業職、事務職などは専門的な技術を要する仕事に比べて空白期間のあるニートも採用されやすく、入社後に働きながらスキルを身につけることが可能です。ドライバーやIT系職種は人手不足の影響で未経験者も採用される可能性があり、入社後の資格取得を支援してくれる会社も多い傾向にあります。資格取得支援制度の有無は、口コミサイトや求人情報サイトで事前に調べておくと安心です。

正社員になると収入が安定するだけでなく、非正規雇用よりも充実した福利厚生を受けられるメリットがあります。ニートから就職して社会復帰する方法は「ニートから正社員を目指そう!受かるための方法やおすすめの仕事を紹介」で解説しているので、ぜひご一読ください。

不安要素や苦手なことを避けて求人を選ぶ

ニートの方が社会復帰を目指すときは、不安要素や苦手だと思うことを回避して就活に取り組む方法もあります。「ニートが社会復帰できない・怖いと感じる4つの理由」で触れたように、人とのコミュニケーションが苦手なら、工場作業員や清掃員といった1人で作業する時間が多い求人を選んでみましょう。空白期間が不安だと感じる方は、人手不足で経歴を問わずに活躍できる介護職や建設業がおすすめです。
業務内容を覚えられるか悩んでしまう人は、「覚えることが少ない仕事とは?正社員の楽な仕事や負担が少ない仕事を紹介」のコラムを参考に、取り組みやすそうな求人の傾向をチェックしてみましょう。

苦手意識を克服するのも大事ですが、早めに就職活動を行って社会復帰を優先する姿勢も必要です。ある程度仕事に慣れてやりたいことが見えてきたら、新しい分野に転職してみるのも良いでしょう。

正社員経験があるなら同業界・同職種に応募する

正社員経験があるニートの人は、経験を活かせる同業界・同職種で就職活動するのが社会復帰へのコツ。応募先企業で活かせそうな経験やスキルがあれば、未経験者に比べて高く評価される可能性があります。退職してニートになったことについては反省の意を示し、就活で「今度こそキャリアアップを目指したい」と意欲をアピールするのがポイントです。

資格を取得するのも一つの手

ニート期間に就活で有利な資格を取得するのもおすすめです。希望する業界や職種に関連する資格取得をすれば仕事選びの選択肢が増え、就業意欲のアピールにもつながります。ニートが取得しやすい資格を知りたい方は、「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法もご紹介!」のコラムをご覧ください。

未経験から就職できた方の体験談

ここでは、就業経験のない人が正社員へのステップアップを成功させた体験談をご紹介します。

テニス留学をしていて社会人経験のなかったRさんの場合

父親の影響で子どもの頃からテニスばっかりしてて、アメリカに留学したんですけど、靱帯怪我して帰国したんです。そこそこ実績あったから、やめたってのが恥ずかしくて、しばらく何していいかわかんなくてフラフラしてました。でも同級生が高卒とか大学とかで頑張っているのを見たら、いつまでもこれじゃダメだと思って、ハタラクティブに登録して高卒から就職を目指すことにしました。正直テニス以外のことをやるなんて考えたことがなかったんで、高卒からの就職活動のやり方なんて全然わかんなかったんですけど、志望動機の書き方1つで合否って左右されるんだなって。どんな仕事がしたいか、どうしてやりたいか、筋道立てて考えたから、高卒でも今のスポーツ製品会社の内定がもらえたんですよね。好きなスポーツにまた違った形で関われて、テニスができなくなった喪失感からやっと救われました。本当にハタラクティブでよかったです。

夢を追っていたけれどやりたいことがわからなくなったKさんの場合

夢がなくなってから何すればいいかわからなくなってました。でも今は楽しい毎日です。 歌が好きだったので曲を作れるようになりたいと思って音楽系の専門学校に通ってました。でもこのご時世、歌で生きていけるほど甘くないって気づいてからはしばらくフラフラ。いわゆる自分探しですかね、とりあえず1年くらい海外を回って今後を考えていたんですが何をやりたいか全然見つからない。親もだいぶ心配しているので、とりあえず正社員就職できるかどうか相談するつもりでハタラクティブに登録しました。結果、登録してよかったです。応募可能ないい感じの正社員求人も紹介してくれるし、自分のいいところを引き出してくれるというか、自信をつけてくれました。そのおかげで今では楽しい仲間と毎日楽しく仕事してます。

未経験分野から就職を成功させた例については、「未経験から正社員へ 体験談」のページに掲載しているので、チェックしてみましょう。

ニートが社会復帰を相談しやすい4つの支援サービス

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ニートが社会復帰を相談しやすい支援サービス

  • ハローワーク
  • 地域若者サポートステーション
  • ジョブカフェ
  • 民間の就職支援サービス

この項では、ニートの社会復帰を支援しているサービスを4つご紹介しています。一人で就活を進めることに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

1.ハローワーク

ハローワークとは、国が運営する公共職業安定所のことで、全国500箇所以上に設置されています。求人情報の閲覧や就職相談、職業訓練、セミナーなどを幅広く行っている施設です。
ハローワークでは、地域に根ざした企業の求人を多く扱っています。誰でも無料で利用できるため、第三者のサポートを受けながら社会復帰を目指したいニートは、近くのハローワークについて調べてみましょう。詳しくは「ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説」のコラムをご一読ください。

30代・40代のニートはハローワークを活用しよう

正社員の経験がない30代・40代のニートは、ハローワークを活用して社会復帰を目指しましょう。ハローワークは求人数が多く、地域密着の中小企業に強いといわれています。30代・40代で経験やスキルがないと中途採用枠で選考に通るのは難しい側面があるため、大企業や有名企業は避けたほうが無難です。
中小企業には、「新卒採用で人材を確保できなかった」「知名度が低く応募者が少ない」といった悩みを抱える優良企業もあります。経験を積むためにも、求人サイトには出てこない求人をハローワークで探してみましょう。

2.地域若者サポートステーション

地域若者サポートステーションは、就労に不安を感じている15〜49歳の求職者を対象とした就職支援機関です。全都道府県に設置されており、就職相談や職場体験といった支援を展開しています。
専門家が求職者の悩みや希望をヒアリングしながら就職までをサポートする体制が整っているので、社会復帰に関して不安を抱いているニートに適したサービスといえるでしょう。利用方法については「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」で触れているので、お役立てください。

3.ジョブカフェ

ジョブカフェとは、都道府県が主体となって若者の就職を支援する機関のことです。カウンセリングや職場体験、セミナーなどの就労支援を無料で受けられます。
現在46都道府県に設置されており、ハローワークを併設しているジョブカフェもあるため、ニートからの社会復帰を目指したい人は利用を検討してみると良いでしょう。詳しくは、「ジョブカフェはニートも利用できる?ハローワークとの違いとは」をご覧ください。

4.民間の就職支援サービス

就職・転職エージェントは、上記の3つとは異なり、民間企業が運営している就職支援サービスです。専任の担当者が仕事探しから就職までを一貫してサポートしてくれるため、面接対策や書類の添削といったきめ細やかなサービスを受けられます。
企業によって対象者や扱う職種に違いがあるため、ニート向きのサービスかどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。転職エージェントとハローワークの違いを比較!併用は可能?利用方法も紹介」のコラムで、就職・転職エージェントで受けられるサービスについてまとめているので、参考にしてみてください。

就職支援サービスと転職サイトの併用もおすすめ

転職サイトは、希望条件を入力すると該当の求人を検索できるサービスです。一度に多数の求人を閲覧できるので、条件を比較検討しやすいのが特徴です。自宅でいつでも検索できることから、自分のペースで就活を進めたい人に向いています。
ただし、選考対策やスケジュール調整は、1人で行わなければならないのがデメリットです。就活に慣れていないニートの人は、転職サイトのみだと時間がかかる恐れもあるため、就職支援サービスと併用して効率的に進めるのがおすすめです。

「ニートからの社会復帰を一人で実現できるか不安…」という方は、就職エージェントの利用を検討してみましょう。ハタラクティブは、ニートやフリーターを対象とした就職・転職エージェントです。専任のアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを実施し、適性や希望条件に合った求人をご紹介します。選考対策も受けられるので、就活が初めてという方やブランクがある方も安心です。サービスはすべて無料で提供しているため、お悩みの方はぜひハタラクティブにご相談ください。

ニートが社会復帰を目指す際によくあるFAQ

ここでは、社会復帰を目指すニートが抱える悩みをQ&A方式で解説します。

ニート歴が10年ある場合も社会復帰できる?

可能です。ただし、ニート期間が長いほど就職活動で不利になるのも事実といえます。ニート歴が10年以上ある方は、一人で就職のハードルを乗り越えようとするのではなく、第三者に相談するのがおすすめです。就職・転職エージェントを利用すれば、空白期間が長期化している求職者の状況をヒアリングし、一人ひとりの適性に合わせてサポートしてくれますよ。

社会復帰するのがつらいときはどうしたら良い?

社会復帰がつらいと感じるニートの方は、なぜそう思うのか原因を掴みましょう。たとえば、コミュニケーションがつらいと思うなら、接客業や営業職を避けて求人を探すと、働きやすい求人を見つけられる可能性があります。詳しくは、『ニートが「仕事が怖い」を乗り越えるコツを解説!おすすめの職業も紹介』のコラムをご覧ください。

社会復帰を実現できるような志望動機の書き方は?

ニートの就活における志望動機では、正社員になりたい理由や、応募先の業界・企業を選んだ理由を具体的に述べることが大切です。経歴で不利な部分をカバーするためにも、企業との相性の良さや意欲の高さをアピールして採用に近づきましょう。「ニートの就職に役立つ!意欲が伝わる志望動機とは」のコラムでは、職歴が浅いニート向けの志望動機の書き方を解説しているので、参考にしてみてください。

ミスマッチを回避する方法は?

口コミサイトで企業の評判を調べたり、就職支援サービスに相談したりする方法があります。企業説明会や職場見学で会社の雰囲気を知る方法もありますが、すべての企業で開催されるとは限りません。社員や人事担当者の話を聞き、できるだけ実態を把握するのがミスマッチ回避のコツといえます。

ニートの就職を支援してくれるサービスは?

ニートから社会復帰する際は、就職エージェントの利用がおすすめです。専任の担当者が仕事選びや企業との日程調整、選考対策などを行ってくれるので、サポートを受けながら着実に就活を進められます。ニートやフリーターを対象とした就職エージェントのハタラクティブでは、未経験歓迎の求人を多数取り扱っていますので、ぜひご利用ください。

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