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就職先が決まらないときはどうする?企業の選び方や注意点を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 就職先が決まらないときは、原因を明確にして対策をするのがおすすめ
- 就職先が決まらないときに、焦って判断したり周囲の意見に流されたりするのは避けよう
- 就職先が決まらないときは就職支援サービスを利用するのも1つの手
「就職先が決まらない…」と悩んでいる方もいるでしょう。そもそも、就職先を決めるのに苦戦しているときは、原因を明確にし、自己分析や企業研究などそれに応じた対処を取ることが大切です。このコラムでは、就職先が決められない理由の一例や対処法を紹介します。また、仕事を決めるときの注意点も解説するので、就職先選びの参考にしてみてください。
就職先が決まらないときは原因を考えよう
就職先が決まらないときは、まずは自分自身の企業選びを見直してみましょう。志望業界や志望企業が定まっておらず、闇雲に受けている可能性があります。また、自分自身の中で志望度が分からなくなり、どの企業で働きたいのか決められないという場合もあるでしょう。そのようなときは、なぜ決められないのかを考えてみるのがおすすめです。原因が分かれば、今何をすべきかが明確になります。以下では、就職先が決められない理由の一例を紹介するので、参考にしてみてください。
仕事の選び方を理解できてない
世の中には数多くの仕事が存在するので、選び方が分からないと就職先が決まらない場合があります。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「第5回改訂厚生労働省編職業分類 職業名索引」に掲載されている職業名の数は、2022年の改訂時点で18,725です。選択肢が豊富な分、仕事選びの基準を明確に持っていないと、自分に合う就職先を選ぶのは困難になる恐れがあります。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
第5回改訂厚生労働省編職業分類
希望条件が明確になっていない
内定が複数の会社から出ていて就職先が決められないケースもあるでしょう。どの会社も志望度が高いと、一つの会社に絞るのが難しくなってしまいます。逆に、「内定が複数出ているけど、第一志望の会社に落ちてしまって、それ以外の会社に魅力を感じられず就職先を選べない…」という場合もあるでしょう。複数の会社から1社を選ぶ必要がある場合は、「最も優先したい希望条件は何か」を明確にすることで、入社後のミスマッチを防げる可能性があります。
就職先が決まらない原因別の対処法
就職先が決まらない原因別に、それぞれの対処法を紹介します。以下を参考に、自分に合った対処法を選んでみてください。
1.仕事の選び方が分からない場合
仕事の選び方が分からず、就職先が決まらない場合は、自己分析をしたり希望条件を明確にしたりすることが大切です。
自己分析をする
自己分析とは、自分の人生や経験を振り返り、長所や短所、得意なこと・苦手なことなどを明確にする作業です。自己分析によって自分の強みが分かれば、向いている仕事や自分に合う就職先を見つけやすくなります。自己分析の方法やメリットは「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」で詳しく解説しているので、あわせてご参照ください。
希望条件を明確にする
仕事の選び方が分からないときは、希望条件を明確にしてみましょう。就職先に求める条件がはっきりすれば、仕事を選びやすくなります。希望条件の決め方が分からない場合は、ハタラクティブの「若者しごと白書2024 2-6. 仕事選びで重視していること(25p)」に掲載されている以下のデータを参考にしてみてください。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 希望する仕事内容かどうか | 希望する仕事内容かどうか |
2位 | 希望の労働時間で働けるか | 希望する収入が得られるか |
3位 | 理想的な勤務時間や休日数か | 理想的な勤務時間や休日数か |
4位 | 希望する収入が得られるか | 福利厚生が整ってるか |
5位 | 社風や職場の雰囲気が合うか | 希望の労働時間で働けるか |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 2-6. 仕事選びで重視していること(25p)」
上記のデータを見ると、フリーター・正社員ともに、仕事を選ぶときは仕事内容を重視する人が多いようです。そのほか、労働時間や休日数、収入などを大切にしている人も多くいます。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
2.どの会社にも良いところがある場合
どの会社にも良いところがあって就職先が決められない場合は、企業研究を深めたり、キャリアプランを明確にしたりしましょう。
より深く企業研究をする
複数の企業から内定をもらったものの、それぞれに良い部分があって選べない場合は、改めて企業研究をしてみましょう。Webサイトを比較したり、面接で受けた印象をまとめたりするなど、企業ごとの長所と短所を整理し直すと、自分が本当に行きたい会社が明確になる可能性があります。企業研究の方法は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」でご確認ください。
キャリアプランを明確にする
どの会社にも良いところがある場合は、キャリアプランを明確にすることも大切です。自分が5年後10年後にどうなっていたいのかを考えれば、「どの会社であれば夢の実現につながるのか」という視点で就職先を選ぶことができます。キャリアプランの立て方が知りたい方は、「キャリアプラン例や具体的な立て方を解説!面接で効果的な答え方もご紹介」のコラムもチェックしてみてください。
3.どの会社にも入社への熱意を持てない場合
どの会社にも入社への強い熱意を持てず就職先が決まらない場合は、妥協して選ぶのではなく、就職活動を継続するのがおすすめです。「仕事内容には興味があるけど、離職率の高さが気になる」「仕事内容や労働条件は問題ないけど、面接時の会社の雰囲気があまり良くなかった」などの懸念があるまま無理やり就職先を選ぶと、早期離職につながる恐れがあります。「なぜ入社への熱意が持てなかったのか」を次の仕事選びに活かし、より自分の理想に合う就職先を見つけましょう。
就職先を決めるときの3つの注意点
就職先を決めるときは、「焦って判断しない」「周囲の意見に流されない」「労働条件だけで決めない」の3点に注意してください。
1.焦って判断しない
就職先が決まらないからといって、焦って判断をするのは避けましょう。たとえば、労働条件をよく確認せずに応募したり、妥協して就職先を選んだりすると、就職後にミスマッチが生じる可能性があります。ミスマッチが早期離職につながると、就職先が決まらない状態に逆戻りすることになるので注意が必要です。
2.周りの意見に左右されない
就職先が決まらないときは、周囲の意見に流され過ぎないことも大切です。他人軸で就職先を決めると判断に責任が伴わず、ちょっとしたことで挫折してしまう可能性があります。「親に言われたから」「アドバイザーに勧められたから」ではなく、「自分がどうしたいか」を大切にしてみてください。
3.労働条件だけで決めない
労働条件だけで仕事を選ぶのも避けるべきです。賃金や労働時間などの雇用条件のみを就職先選びの軸にすると、入社後に労働条件が変わった場合にモチベーションを維持できない可能性があります。労働条件だけでなく、事業内容や業務内容など、複数の点を考慮したうえで就職先を選んでみてください。
就職先が決まらないときは支援機関の利用も検討しよう
就職先が決まらないときは、就職支援サービスの利用も検討してみてください。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-6. 企業探しの手段・利用サービス(33p)」によると、現在就職・転職中、もしくは過去に就職・転職活動をしたことがある人の、 企業探しの手段や利用サービスは以下のとおりです。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 求人・転職サイト | 求人・転職サイト |
2位 | ハローワーク | 就職・転職エージェント |
3位 | 就職・転職エージェント | ハローワーク |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 3-6. 企業探しの手段・利用サービス(33p)」
フリーター、正社員ともに求人・転職サイトを利用して就職活動を行う人が多いようです。そのほか、ハローワークや就職・転職エージェントを利用して求職活動を行う人も多い傾向にあります。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
「就職先が決まらないから焦っている」「準備の仕方や自分に合った求人の探し方が分からない」という方には、就職エージェントの利用がおすすめです。就職・転職エージェントのハタラクティブは、求職者とマンツーマンのカウンセリングを行ったうえで、一人ひとりの適性に合った求人を紹介しています。また、応募企業に合わせた選考対策も実施。就職活動中だけでなく、就職後の悩みも無料で相談できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
就職先が決まらないときに抱えやすい悩みに関するFAQ
以下では、「就職先が決まらない人の特徴は?」「おすすめの支援サービスは?」など、就職先が決まらないときに抱きがちな疑問とその回答をQ&A形式で紹介します。
就職先が決まらない人の特徴は?
就職先が決まらない主な理由は、「応募書類の内容に不備がある」「面接対策が不十分」「志望動機や自己PRが弱い」「就活の軸が定まっていない」などです。そのほか、ビジネスマナーに問題があったり、理想が高過ぎたりすることも就職先が決まらない要因として挙げられます。「就職が決まらないときの特徴とは?対処法と不安を軽減する方法をご紹介」では、就職先が決まらないときの対処法を紹介しているので、あわせてご確認ください。
就職先が決まらなくて焦ります…
就職先が決まらなくて焦るときは、旅行や温泉などでリフレッシュしたり、信頼できる人に相談したりするのがおすすめです。焦ったまま就職活動を進めると、就職先選びの判断が鈍ってしまう可能性があるので注意してください。また、焦りや不安が採用担当者に伝わり、マイナスのイメージを持たれることも。「なぜ落ちたのか」という選考の振り返りは大切にしつつも、自分のペースで就職活動を進めましょう。
就職先が決まらない場合はフリーターになるべき?
就職先が決まらないときは、フリーターになるのも一つの選択肢です。フリーターは勤務時間や勤務日数を調整しやすく、プライベートの時間を充実させやすいのが特長。ただしその一方で、正社員より雇用や収入が不安定だったり、社会的信用が得にくかったりするといったデメリットがあるのも事実です。「正社員とフリーターの違いは?待遇や将来性を比較!就職成功のコツも解説」では、正社員とフリーターの違いを解説しているので、雇用形態を考える際の参考にしてみてください。
就職先が決まらない人におすすめの支援サービスは?
就職先が決まらないときは、就職エージェントを活用するのがおすすめです。エージェントでは、アドバイザーが一人ひとりの適性に合う求人を紹介してくれたり、応募企業に合った選考対策をしてくれたりします。就職・転職エージェントの「ハタラクティブ」は就職支援サービスを無料で提供しているので、ぜひ利用を検討してみてください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。