公開日:
最終更新日:
【このページのまとめ】
バイトとして働いている方の中には、履歴書にバイトの職歴を書くのか書かないのか迷っている人も
いるでしょう。このコラムでは、バイト経験を履歴書の職歴に書く場合のポイントについて解説。また、状況別の書き方や職歴欄でのアピール方法もご紹介します。バイト歴を履歴書の職歴でどう書くのか悩んでいる方はぜひご一読ください。
ハタラクティブは20代の
フリーター・既卒・第二新卒に
特化した就職支援サービスです。
ハタラクティブは
20代のフリーター・既卒・第二新卒に
特化した就職支援サービスです。
オンライン面談実施中!【無料】就職相談はこちら
就職・転職活動において履歴書の職歴欄は、採用担当者が応募者の能力や人物像を判断する材料となります。
就職・転職活動中の方の中には、履歴書の職歴欄は単にバイトや正社員経験を記載する項目と思っている人もいるでしょう。しかし、採用担当者はバイトや正社員の職歴から応募者が持っているスキルやポテンシャルを判断しています。そのため、履歴書の職歴欄を有効に使えば、バイトや正社員での経験を通して自身の能力をアピールできるでしょう。とはいえ、働いた経験を全て書けば良いというわけではありません。場合によってはバイト歴は書かない方が良いこともあります。
関連記事
バイトの職歴を履歴書に書くか書かないかは、人によって変わりますが「正社員から正社員への転職」や「新卒として就職活動をするとき」は記入する必要はありません。また、状況次第ですが「バイト期間が短いとき」も記入しなくて良い場合があります。
ここでは、バイトの職歴を書くときと書かないときについて解説。悩んでいる方は参考にしてください。
バイトの職歴を履歴書に書いた方が良い場合は以下のとおりです。「バイトだから評価されない」と思うのではなく、バイト経験であってもアピールできる点をきちんと記入し、採用担当者に自身をアピールするための履歴書を作成しましょう。
バイト求人へ応募するときは、応募先で過去のバイト経験が活かせることもあるため、職歴は記入しておきましょう。特に、長く勤めた経験や応募先の求人と同じような職種を経験している場合は「即戦力になりそうだ」と採用担当者に良い印象を与えられる可能性があります。また、派遣社員の求人に応募する場合も、バイト経験を職歴として記載すると良いでしょう。
正社員求人へ応募する場合、基本的にバイト経験を職歴に記入する必要はありません。しかし、長く勤めたバイト(1年以上が目安)や、応募先企業の業務に関連するバイトは、自分の強みや自己PRに繋げることもできるため、記入すると良いでしょう。
正社員として勤めた企業を退職しバイトをしていた場合は、職歴でバイト経験を抜いてしまうと退職後に何をしていたのか分からない「空白期間」が生じてしまいます。空白期間があると「ブランクがある」「遊んでいたのでは」と、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまう可能性も。そのため、履歴書の職歴欄には、正社員経験とともにバイト歴を記入しましょう。そうすることで、空白期間をブランクではなく、「自己啓発やスキルアップのためのバイト経験」としてアピールすることが可能です。企業や応募職種によっては、正社員経験よりもバイトで得た経験やスキルを重視する場合もあります。
先述したとおり「正社員から正社員へ転職するとき(ブランクなし)」や「新卒として就職活動をするとき」は履歴書にバイトの職歴を書く必要はありません。また「バイト期間が短いとき」の場合は状況によって記入するか変わります。ここでは、バイトの職歴を書かない場合について解説するため、履歴書作成の際の参考にしてください。
正社員の就職活動では、基本的にバイトの職歴を記入する必要はありません。中途採用の場合「職歴=正社員の経歴」というのが一般的で、バイト経験は職歴と捉えない傾向にあるからです。そのため、職歴欄にはバイト経験は書かないで正社員としての経歴のみを記載します。
新卒の場合も、上記のケースと同様にバイトの職歴の記載は不要です。しかし、職歴欄には「なし」と記入します。基本的に履歴書には学歴・職歴欄があるため、職歴は最終学歴の下に記載。職歴欄がない場合は、自分で職歴欄を設けましょう。そして、その下に「なし」と書き、同じ行の右端に「以上」と記入します。職歴欄を空白にしていると、採用担当者は書類ミスと勘違いする可能性があるため、忘れずに書きましょう。
学生時代のバイト経験をアピールしたい場合は、職歴欄ではなく、履歴書の「学業以外の取り組み」などの項目に記入します。もしくは、自己PRでバイト経験から学んだ内容について言及すると良いでしょう。
バイト期間が1~2ヶ月程度の場合は、履歴書に記入する必要はないでしょう。また、短期間の間にバイトを転々とした場合も同様といえます。これは、短期間のバイト経験を職歴に記載しても採否に与える影響は少なく、また、短期間のバイト歴を複数記入すると採用担当者に「採用してもすぐ辞めてしまうかも」というように思われる可能性があるためです。ただし、3ヶ月以上勤めたバイト歴は、基本的に記載します。これを記入しないと書類上で3ヶ月以上のブランクが生まれ「離職期間が長い」と判断されてしまうかもしれないからです。
面接では、1~2ヶ月の空白期間について質問される場合もあります。そのような場合はきちんと口頭で説明しましょう。
バイトの職歴を履歴書に書く際のポイントは、一目でバイト経験だと分かるように記入することです。ここでは、状況別に職歴の書き方をご紹介します。
基本的なバイトの職歴の書き方は以下のとおりです。
○○年×月 株式会社△△入社
○○年×月 一身上の都合により退職
○○年×月 株式会社□□入社(アルバイト)
○○年×月 一身上の都合により退職
バイト経験を履歴書の職歴に記載する際は、上記のように「アルバイト」と記入します。特に、正社員経験がある人は、正社員歴とバイト歴の区別がつかない履歴書を書かないように注意しましょう。
バイトの職種や業務内容が応募先企業で活かせる場合は、職歴欄でのアピールが可能です。新人の指導経験やバイトリーダーの経験、評価された点などを記入すると、採用担当者が応募者の経験やスキルを想像しやすくなります。バイトでの経験をアピールする際は以下のように書くと良いでしょう。
○○年×月 株式会社△△入社(アルバイト)
○○店で受付・事務に従事
受付のほか、バイトリーダーとして新人指導を行う
職歴欄に余裕がある場合は、上記のように配属された部署や店舗、業務内容について触れます。ただし、職歴欄が少なく、自身の経験を記載できない場合は職務経歴書に詳しく書くと良いでしょう。この場合、具体的な部署や職種を書いた後、その後ろに「詳細は職務経歴書に記載」と記入します。アピールしたい内容が多い場合は、職務経歴書を活用するのがおすすめです。
働いていない期間がある場合は、職歴欄を書かない状態で提出して問題ありませんありません。ただし、職歴を書かない場合は空白にするのではなく、記入漏れでないことが分かるよう「なし」と記載します。不安を感じる人もいるかもしれませんが、働いていない期間に「何をして」「何を学んだか」などについて自己PRや志望動機で説明できれば問題ないでしょう。また、面接の際は働いていない期間に行っていたことを口頭でもきちんと説明できるように準備しておきます。
バイトをしながら就職活動をしている場合は、職歴の最後に「現在に至る」か「在職中」と記入します。そして、それらを書いた次の行に右寄せで「以上」と記載するのが履歴書の基本的なルールです。
「現在に至る」と「在職中」は、履歴書の職歴欄の書き方で異なります。職歴欄に会社名のみを記載する場合は「在職中」を使用。会社名のほかに職務内容も記載する場合は「現在に至る」を使用します。また、退社日が確定している場合は、その旨を記載。退社日が決まっていないときは「○月○日退社予定」や「○月頃に退社予定」と記入し、詳細は口頭で説明します。
同じ職場でバイトから社員になった経験がある場合は、バイトとして入社した日と社員になった日を別々に記入します。
○月○日~○月○日 株式会社△△(アルバイト)
○月○日~○月○日 株式会社△△(正社員)
上記のように記入すると採用担当者が分かりやすいでしょう。なお、社員になった後に部署や業務内容が変わった場合は、その旨も記載します。
バイト経験が多く、履歴書の職歴に書ききれない場合は、これまでのバイト歴を羅列するのではなく、応募先へのアピールに繋がりそうなものをピックアップし記入しましょう。代表的なバイト歴を職歴に記入したら、履歴書の自己PRの欄や職務経歴書にバイトの詳細をまとめます。バイト歴が多いからといって、大幅に省略してしまったり、書かないで提出してしまったりすると採用担当者に「この人は何もやっていなかったのではないか」と思われる可能性も。そのため、履歴書の職歴は適当にまとめるのではなく、応募先にアピールするポイントは何かを意識しながら作成するようにしましょう。
「バイト経験を履歴書の職歴にどう書いたら良いのか分からない」という方や「書いた方が良い内容と書かない方が良い内容の判断が難しい」とお悩みの方は、ハタラクティブを利用してみませんか?
ハタラクティブでは、高卒や既卒、フリーターなどの若年層の就職・転職を手厚くサポートしています。就活アドバイザーがマンツーマンで対応し、個別ヒアリングを通してあなたの適性に合った求人の紹介が可能です。また、履歴書の作成のアドバイスや面接対策も実施しています。
サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
履歴書の職歴にバイト経験をどう書くか悩んでいる人もいるでしょう。ここでは、履歴書の職歴に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
履歴書の職歴の役割は何ですか?
履歴書の職歴欄は、採用担当者が応募者のスキルや人物像を判断する材料という役割を持っています。そのため、バイトや正社員の職歴を記入して、採用担当者に自身の経験や能力のアピールが可能です。しかし、状況によってはバイト歴を書かない方が良い場合もあります。詳細は「アルバイト経験は履歴書の職歴に必要?」をご覧ください。
バイトの職歴は履歴書に書かない方が良い?
正社員から正社員への転職(ブランクなし)や新卒として就職活動する場合は、履歴書の職歴にバイト経験を書く必要はありません。また、バイト期間が短い場合やバイトを転々としていた場合は、採用担当者に良い印象を与えるのが難しくなるため記入しなくて良いでしょう。 バイト求人へ応募するときや、正社員経験はないが応募先で役立つバイト経験があるとき、正社員経験後にバイトをしていたときなどは、職歴欄にバイト歴を記載しましょう。応募先でこれまでのバイト経験が活かせるとアピールする場合や空白期間を作らないためにも、きちんと記入します。
履歴書にバイトの職歴をどう書けば良いの?
バイトの職歴を履歴書に書く際は、必ずバイトだと分かるようにします。詳しくはこのコラムの「バイトの職歴を履歴書に書くときのポイント」をご覧ください。
バイト経験が多い場合はどうすれば良い?
バイト経験が多くて履歴書の職歴欄に書ききれないときは、応募先へのアピールになりそうなバイト歴を選んで書きましょう。バイト歴が多くても、アピールできるポイントは何か考えながら記入します。1人だと履歴書の職歴欄を書くのは難しいという方は、就職・転職を支援しているハタラクティブにご相談ください。就活アドバイザーが履歴書の作成や面接対策など、あなたの就職活動を手厚くサポートします。
関連キーワード
ご利用者の口コミ
真那
私のカウンセラーの方がとても親身になって色々手伝って貰いました…
2021/02/26
Kaede Komatsuzaki
カウンセラーの方が親切丁寧に対応してくださり、初めての就職活動でし…
2021/02/01
まり
就活未経験だったのですが親身になって話を聞いてくださり的確なアドバ…
2021/01/27
大槻智映
親身になって、最後まで手厚いサポートをしてくださいました!おかげで…
2020/12/21
加藤直哉
紹介してくれる求人の質に関しては他社としっかり比較していないので分…
2020/12/14
ka
担当の方がとても親身になって相談に乗ってくださったので、第一希望の…
2020/12/12
Dan
担当の方のサポートが素晴らしかったおかげでトントン拍子に就活を進め…
2020/12/01
昔野貴方
カウンセラーの方が親切で、こちらの事情にそって仕事先をいくつか紹介…
2020/11/26
鶴岡雅史
とても親切で丁寧な対応だったと思います。この状況下で転職に対する不…
2020/11/10
みやみや
未経験のことで不安と緊張がありましたが、カウンセラーの方が丁寧に教…
2020/10/01
おすすめ記事
RECOMMEND
おすすめ記事
アルバイト経験は職歴欄に書くべき?既卒の履歴書の書き方
アルバイト経験は履歴書の職歴に必要?
「職歴なし」の履歴書はどう書く?バイトを記載すべき場合やアピール方法も
履歴書のどこに「以上」と書く?何故?
履歴書に職歴が書ききれない!別紙を使っても良い?書き方も解説
アルバイト経験のみの人は職務経歴書をどうする?書き方の見本をご紹介
バイト経験は書いて良い?履歴書の職歴欄書き方まとめ
履歴書の職歴欄。職歴がない場合はどう書く?
フリーターが知りたい履歴書の書き方!職歴はどう書く?自己PRも解説
職歴がアルバイトのみの場合の職務経歴書はどう書く?
履歴書に空欄をつくるのはアリ?ナシ?
履歴書の職歴欄には「契約社員」と記載した方がいい?
履歴書に職歴を書ききれない時
在職中の履歴書の書き方!職歴欄には何と書く?派遣やアルバイトの場合は?
フリーターから正社員になるための履歴書の書き方のコツ
疑問を解決!役職経験がある場合、履歴書に書いていい?
派遣社員は職歴になる?ならない?履歴書の書き方とまとめる方法をご紹介
大学中退者が履歴書を書く時のコツ
関連キーワード