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履歴書

履歴書の職歴欄にアルバイトは書いて良い?好印象につながる書き方のコツ

職務経歴書

2025.03.24

この記事のまとめ

  • 一般的に履歴書の職歴欄にはアルバイト歴を記載する必要はない
  • 既卒もしくは転職希望者でアルバイト期間が長い場合は、履歴書の職歴欄に記載が可能
  • アルバイト経験しかない状態で職務経歴書が必要な場合は、履歴書の職歴欄と同様に記載
  • 履歴書の職歴欄だけでなく、自己PRや志望動機でもアルバイト経験をアピールしよう
  • 履歴書の職歴欄に書いたアルバイト経験への質問に対する面接対策もしておこう

アルバイト経験しかない方の中には、履歴書の職歴欄に記載すべきか迷っている方もいるでしょう。職歴欄にはアルバイト歴を書かないのが一般的ですが、正社員経験がない場合は記載が可能です。このコラムでは、アルバイト経験を職歴欄に記載するかどうかの判断基準と、書き方のポイントをまとめました。掛け持ちや短期バイトといった状況別の書き方も解説します。履歴書への記載方法を知り、アルバイト経験をアピールしましょう。

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目次

  • 履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書くか否かの判断基準
  • 履歴書の職歴欄に書くアルバイトを判断するポイント
  • 【状況別】履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書く方法
  • アルバイトを履歴書の職歴欄でアピールする3つの方法
  • 職務経歴書にアルバイト経験を書くには
  • 履歴書の職歴以外でアルバイト経験をアピールする方法
  • 面接でアルバイト経験への質問に答えるときのコツ
  • 履歴書の職歴にアルバイト歴を書くことに関するFAQ

履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書くか否かの判断基準

アルバイト経験は、履歴書の職歴欄に書かないのが一般的です。ただし、アルバイト歴を書くか否かは、応募企業や就活状況に応じて判断が異なります。履歴書の職歴欄にアルバイト経験を「書く場合」と「書かない場合」の判断基準を把握しておきましょう。

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書く場合

選考でプラスに働く場合は、履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書きましょう。記載するのが望ましいケースとして、正社員経験がない場合と、転職活動中に一定期間のアルバイトを行った場合が挙げられます。

正社員経験がない・少ない

正社員経験がない、もしくは少ない場合は、履歴書の職歴欄にアルバイト歴を記載するのがおすすめです。採用担当者は会社にとって有益な人材を見極める必要がありますが、既卒者や正社員歴が短い応募者の場合、判断材料が限られます。目立った職歴がない場合でも、アルバイトの経験を記載することで、採用担当者は応募者の適性や能力を具体的に評価しやすくなるでしょう。

履歴書の職歴欄を空欄にすると、空白期間の過ごし方に疑問を持たれる可能性があります。アルバイト経験しかないことを気にする必要はありません。むしろ、自信を持ってアルバイトで培った経験を記載し、自己PRに活かしましょう。

転職活動中に3ヶ月以上アルバイトをした

転職活動期間に、3ヶ月を超えてアルバイトをした場合は、履歴書の職歴欄に書くのが望ましいでしょう。転職活動中に行ったアルバイトの記載は任意ですが、勤務期間が長い場合は書いたほうが無難です。退職後に長期の空白期間があると「この間に何をしていたのか?」と、採用担当者に疑問を持たれる可能性があります。

転職活動中のアルバイトが評価を下げることは少ないため「退職後、△△株式会社でアルバイトとして就業中」のように記載しましょう。志望業界に関連する仕事なら、好印象を持たれる場合もあります。転職活動中のアルバイトを履歴書の職歴欄に記入すべきか悩む方は「在職中の履歴書の書き方とは?「現在に至る」や「以上」の記入方法を解説」をご一読ください。

転職期間中にアルバイトをした理由も考えておく

離職後すぐ就職せずにアルバイトをした場合、理由を説明できるよう準備しておきましょう。面接では、すぐに就職しなかった理由を聞かれる可能性があります。「キャリアチェンジのための業界研究としてアルバイトを経験した」のように、アルバイトの経験を転職活動に活かしたという前向きな理由が理想です。

仮に「転職活動中の生活費を補うため」といった理由であっても「柔軟に働きながら、より良い転職先を慎重に検討していた」といったポジティブな表現にすれば問題ありません。単発のアルバイトを複数経験した場合は「志望業界との適性を見極めるために、多様な業務を経験したかった」などの理由だと、採用担当者からの理解を得られるでしょう。

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書かない場合

新卒で就活する場合、履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書く必要はありません。新卒だと採用側も応募者が学生であることを承知しています。また「これから育てていく人材」として評価するため、アルバイトの経験は特に重視されないことが多い傾向です。

どうしても新卒でアルバイト経験をアピールしたい場合は、自己PR欄や志望動機欄に記入することをおすすめします。アルバイトで得たスキルや経験を書くとしても、短期間の場合は説得力に欠けるため、履歴書の職歴欄には記載しないほうが無難です。

履歴書の自己PRでアルバイト経験をアピールする方法は「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」で詳しく解説しています。応募書類を作成するときの参考にしてください。

履歴書の職歴欄に書くアルバイトを判断するポイント

アルバイト経験を履歴書の職歴欄に書くべきか迷った場合は「身につけたスキル」「働き方」「勤務期間の長さ」などを基準に判断しましょう。記載すべきか判断するポイントについて詳しく解説します。

志望企業で活かせるスキルを身につけた

志望先と同じ業界や職種でアルバイト経験があるなら、履歴書の職歴欄に記載するのがおすすめです。アルバイト経験により志望企業で活かせるスキルを習得した場合は、有力なアピール材料になるでしょう。たとえば、営業職や販売職に応募する場合、アパレルショップで接客のアルバイトをした経験があれば、コミュニケーション力を評価される可能性があります。

フリーターとして正社員並みに働いていた

アルバイトであっても正社員並みに働いていたなら、履歴書の職歴欄に記載しましょう。「アルバイトとして週40時間、1年勤務」「1日8時間、週5日のフルタイム勤務」など、具体的な勤務時間を記載するのがポイントです。企業によって考え方は異なるものの、正社員並みに働いていたなら「実務経験あり」と判断され、評価につながる場合もあります。

社会保険に加入していた

アルバイトとして長時間勤務し、健康保険や厚生年金保険などの社会保険に加入していた場合は、履歴書の職歴欄に記入しましょう。社会保険に加入していた場合、継続的にシフトに入っていたという証明になります。就職後には社会保険の移行手続きが必要になるため、履歴書に書いておくと企業側も対応しやすくなるでしょう。

勤務期間が1年以上と長い

履歴書の職歴欄には、1年以上働いたアルバイトを書くのが理想的です。学校を卒業もしくは前職を退職後、同じ職場で長くアルバイトとして勤務した場合は、職歴として記載しましょう。応募先の企業・職種に関連する業種で長く働いていた場合も、記載したほうがプラスの材料になる可能性が高くなります。

履歴書の職歴欄にアルバイト経験だけを書く場合は「職歴がアルバイトのみ…履歴書や職務経歴書の書き方を解説」のコラムも参考にしてください。

【状況別】履歴書の職歴欄にアルバイト歴を書く方法

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書く方法について解説します。履歴書の職歴欄には、雇用形態が分かるように記載するのが基本です。「意図的に書かなかったのでは?」と誤解を招くことのないように「アルバイト」と必ず明記し、状況別の例に沿って記載してください。

アルバイトを継続している場合

現在アルバイトをしている場合、履歴書の職歴欄には以下のように記載します。

2020年4月 株式会社✕✕入社(アルバイト)
       ✕✕店にてホールスタッフとして、接客業務を担当
      現在に至る

以上

現在、アルバイトをしている場合は、勤務先に入社した情報と雇用形態を記載したあとに「現在に至る」と記載しましょう。「現在に至る」と記すことで、現在も働いていることが分かります。企業側が入社時期を把握するためにも、現在の就業状況を伝えておくことは重要です。最後に「以上」と記載しておけば、これ以上の勤務経験がないこともひと目で伝わります。

アルバイト歴が少ない場合

アルバイト歴が少ない場合、履歴書の職歴欄には以下のように記載しましょう。

2019年1月 株式会社△△入社(アルバイト)
        ✕✕店にて販売員として、接客、発注、在庫管理を担当
2020年3月 株式会社△△ 一身上の都合により退社

履歴書に書ける職歴が少ない場合、入社歴の下に詳しい業務内容を記載するのがおすすめです。フリーターから正社員になる場合、企業で活かせるスキルを身につけていればアピール材料になることもあるでしょう。特に応募企業が求めているスキルに近い経験を積んだ場合は、担当した業務内容や身につけたスキルを書くのが有効です。

アルバイト経験のみの理由も考えておこう

正社員経験がなく、履歴書の職歴欄にアルバイト歴しか記載しない場合は、理由を説明できるようにしておきましょう。正社員として働かなかった理由としては、資格取得のための勉強、家族の介護やサポート、就職活動の継続などが挙げられます。資格の勉強が理由の場合、取得状況も書くのがおすすめです。新卒時に就職できなかった場合も、正直に説明しましょう。

履歴書の職歴欄の記入方法に迷う方は「履歴書の職歴はどう書く?書き方のポイントや状況別の例をご紹介」も参考にしてください。

短期でのアルバイト経験が多い場合

短期アルバイトの経験が多い場合、履歴書の職歴欄には以下のように記載してください。

2015年1月 株式会社□□入社(アルバイト)
2015年6月 株式会社□□退社
2015年7月 株式会社△△入社(アルバイト)
2016年1月 株式会社△△退社
2016年2月 接客業務や倉庫業務など複数の勤務先で短期アルバイトとして勤務
2018年6月 最終勤務先 退社

正社員の採用選考時に高く評価されやすいのは、長期間働いたアルバイト経験です。基本的には3ヶ月以上、できれば1年以上働いたアルバイトを優先して記載すると、良い印象を与えられるでしょう。

アルバイト経験を目立たせたくないなら簡潔に記載

「単発のアルバイトが多い」などの理由から、履歴書の職歴欄でアルバイト経験を目立たせたくない場合は、就業期間と勤務先名のみを記載しましょう。詳しいアルバイト内容は書かなくても問題ありません。ただし、面接で単発のアルバイトを選んだ理由を聞かれることがあります。「世の中にある仕事を幅広く知りたかった」など、ポジティブな回答を意識して伝えることが重要です。

長期でのアルバイト経験が多い場合

長期のアルバイト経験が多い場合、履歴書の職歴欄には以下のように記載します。

2014年3月 株式会社△△入社(アルバイト)
                約1年間勤務。キッチン担当として、調理、発注、食材管理、接客業務を担当
2015年4月 株式会社△△退社
2015年5月 コンビニエンスストアやアパレルなど複数のアルバイト(接客業務)を経験
2018年5月 最終勤務先 退社
2018年6月 ▲▲株式会社入社(アルバイト)
                キッチン担当として、仕込み、調理、発注、食材管理を担当

アルバイト歴が多過ぎると、履歴書が見にくくなります。アピールポイントも伝わりにくくなるため、注目して欲しいアルバイトや、応募企業に関連性の高い内容に絞って書くのがおすすめです。ただし、空白があると不信感を抱かれる可能性があるので、そのほかの職歴は簡単にまとめて記載します。どうしてもすべての経験を伝えたい場合は、別途、職務経歴書を用意して提出してください。

アルバイトの掛け持ちをしていた場合

アルバイトの掛け持ちをしていた場合、履歴書の職歴欄への書き方は以下のとおりです。

2016年4月 株式会社□□入社(アルバイト)
2016年8月 株式会社■■入社(アルバイト)
2018年5月 株式会社□□退社
2019年3月 株式会社■■退社

同時期に複数のアルバイトをしていた場合、履歴書の職歴欄に入社と退社時期を明確に記載しておくと、掛け持ちをしていたことが分かります。掛け持ちでアルバイトをした経験は、スケジュール管理や自己管理ができると受け取られることもあるので、アピールポイントとしても有効です。

履歴書の職歴欄に書ききれないほど多い場合

短期間のアルバイトをいくつも経験している場合の書き方は、以下のとおりです。履歴書の職歴欄に書ききれない場合はまとめて記載しても構いません。

2024年5月 △△株式会社 ほか3社にてアルバイトとして就業

履歴書の職歴欄には要約して記載し、それぞれを詳しく説明したい場合は職務経歴書にまとめます。履歴書の職歴欄に書ききれない場合、短期・単発のアルバイトはまとめて記入するのがおすすめです。

アルバイト経験が職歴欄に書ききれないときの対処法は「履歴書に職歴を書ききれないときの8つの対処法!書き方の見本付き」のコラムもご一読ください。

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アルバイトを履歴書の職歴欄でアピールする3つの方法

履歴書の職歴欄でアルバイト経験の書き方を工夫すれば、就活で効果的にアピールができます。応募書類にアルバイト経験を記載する際に押さえておきたいポイントをチェックしましょう。

アルバイトを履歴書の職歴欄でアピールする方法

  • 就職・転職先で活かせるスキルがあることを伝える
  • アルバイトで得た具体的な評価を記載する
  • 業務に関連しないスキルは自己PRでアピール

1.就職・転職先で活かせるスキルがあることを伝える

入社後に活躍することがイメージできるように、応募先企業や部署での業務で活かせるスキルが身に付いていることを伝えましょう。企業の採用担当者が注目する点は「応募者と自社とのマッチ度」です。応募者とのマッチ度が高いと、長期的な勤務が可能な人材と評価される可能性があります。

2.アルバイトで得た具体的な評価を記載する

応募書類には、漠然とした内容ではなく、より具体的に記載するよう意識しましょう。アルバイト経験でのエピソードや評価された内容は、具体的な数字や成果を含めて記載するのがおすすめです。数字や成果を示しながら伝えると本当にスキルがあることの証明となり、選考で有利に働くでしょう。

高い評価を得た学生時代のアルバイトを書くのもあり

正社員の転職活動では、履歴書の職歴欄に学生時代のアルバイトは書かないのが一般的です。しかし、応募先の企業で活かせる経験なら、履歴書の職歴欄に記載しましょう。どのような経験・スキルを得たのかを具体的に示すことが重要です。正社員経験があるものの学生時代のアルバイトもアピールしたい場合は、自己PR欄に記載する方法もあります。

3.業務に関連しないスキルは自己PRでアピール

応募先での業務に関連が薄いスキルは、自己PRや志望動機といった職歴以外の欄でアピールしましょう。業務に関連がなくても、志望度ややる気の高さを伝えるのに効果的な場合もあります。履歴書の職歴欄では、入社後の職務に関連することに絞って記載するのがおすすめです。
自己PRと志望動機の例文は、後述する「履歴書の職歴以外でアルバイト経験をアピールする方法」の項で紹介します。

コンビニや飲食店のアルバイト経験をアピールする方法

コンビニや飲食店でのアルバイト経験は、業務の効率化や接客の工夫といった仕事への向き合い方がアピール材料です。たとえば、店内POPの見え方を工夫・提案したり、常にお客さまに注目しておすすめの商品を提案したりしたことは、主体性があると評価される可能性があります。「応募先の業務に関連がないから」と決めつけず、自分がこれまでどのように仕事に取り組んできたのか、もう一度洗い出してみましょう。

アルバイト経験の具体的な書き方については「アルバイト経験は履歴書に記載する?具体的な書き方についても解説」でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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職務経歴書にアルバイト経験を書くには

職務経歴書は、応募者の経歴やスキルを企業側へ知らせる書類です。フリーターから就職する場合は、転職・中途採用枠での応募となる可能性が高いため、職務経歴書の提出が求められます。職務経歴書にアルバイト経験を書くかどうかの判断基準や、記載時のポイントも確認しておきましょう。

職務経歴書にアルバイト経験を書く判断の基準

応募先の企業で活かせるアルバイト経験があれば、履歴書と同様に職務経歴書にも記載しましょう。今までどのような仕事や業務に就き、どのようなスキルを持っているかを記載します。主に以下のような項目を記載し、A4サイズで1〜2枚にまとめるのが一般的です。

  • ・勤めていた企業と在職年数
    ・業務内容
    ・身についたスキル(PCのOSや使用ソフトなど)
    ・保有資格
    ・成果を挙げるために心がけていたポイント
    ・自己PR

職務経歴書を書く前に応募先企業が求める人材像などを確認し「自社とのマッチ度が高い」と思われるような内容を記載してみてください。

アルバイト経歴しかない職務経歴書の書き方

アルバイト経験のみの職務経歴書の例をご紹介します。各項目の注意点やポイントもあわせてまとめました。

アルバイト経歴しかない職務経歴書の書き方

  • 日付には投函日を記載
  • 職務経歴を2~3行で要約する
  • 職務内容は具体的に書く
  • 保有資格があれば正しく記載する
  • 自己PRは積極的なアピールがポイント

日付には投函日を記載

職務経歴書の冒頭に記載する日付は、作成日ではなく提出日または投函日です。間違えないよう注意しましょう。職務経歴書の右上に「●●年△月△日 □□ □□(氏名)」と投函日を記載してください。

職務経歴を2~3行で要約する

これまでの職歴(アルバイト歴)を2〜3行程度で簡単にまとめます。就業してきた企業の概要と雇用形態、在籍期間を記載しましょう。会社名は、正式名称で記載するのが基本です。

【職務経歴】
株式会社▢▢▢ 2019年1月~現在
事業内容:コンビニエンスストア事業
資本金:△△百万円 売上高:△△百万円(20xx年)従業員数:△△△名 雇用形態:アルバイト

職務内容は具体的に書く

職務内容は3行ほどを目安に、応募先で活用できるスキルや経験を中心に記載しましょう。多くの業務を行っていた場合は、アピールになるものを優先的に書くのがポイントです。

【職務要約】
大学在学中より、株式会社▢▢▢のコンビニエンスストア△△△△・□□店でアルバイトを3年間経験しました。昨年からはアルバイトリーダーとして、発注対応や新人スタッフへの教育にも携わっております。

保有資格があれば正しく記載する

履歴書と同様に、資格や免許の名称は正式に書きましょう。保有する資格や免許が多い場合は応募先で活用できるものやアピールになるものを優先的に記載します。

【保有資格】
普通自動車第一種運転免許(20XX年XX月取得)

自己PRは積極的なアピールがポイント

業務を通して身につけたスキルや経験、志望意欲や熱意を伝えます。業務経験や実績と絡めながら、応募先で活躍できることを論理的にアピールすると好印象につながるでしょう。コミュニケーションスキルや自己管理能力、問題解決力など、業界・職種にかかわらず必要とされるポータブルスキルを習得した場合も、十分なアピールポイントになります。

職務経歴書は、職務経験や前の職場に関することをメインに記載する点が、履歴書とは異なります。履歴書の内容を補足しながらも読みやすくまとめることが重要です。正社員としてどのように働きたいか、将来のイメージを意識しながら記載しましょう。

職務経歴書については「履歴書との違いを交えて職務経歴書の書き方を解説!」や「フリーターに職務経歴書は必要?書き方のコツや項目ごとの例文をご紹介」のコラムでも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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履歴書の職歴以外でアルバイト経験をアピールする方法

アルバイト経験は、履歴書の職歴欄だけでなく、自己PRと志望動機の欄でもアピールできます。自己PRでは強みをアピールするのと同時に、根拠となる具体的なエピソードを伝えるのが重要です。志望動機では応募先企業を選んだ理由を説明し、志望度の高さを伝えましょう。

履歴書の自己PRにアルバイト経験を書く

自己PRでは、企業側にとって自分を採用するメリットを伝えることがポイントです。単に「コンビニで接客をしていました」「POPを作るのが得意です」では説得力に欠け、アピールとはいえません。アルバイトでの具体的なエピソードを交えて伝えましょう。履歴書の自己PRでアルバイト経験を書くときの例文は、以下のとおりです。

「私は、自ら考え行動するのが得意です。コンビニエンスストアのアルバイトでは、混雑する時間帯に備えてレジ周りやバックヤードの整理整頓、スタッフ同士の声がけといった点に工夫をしました。この経験を通じて、日ごろのコミュニケーションによるチームワークが業務の効率化につながることを学べたと思っています。
そのほか、新商品やキャンペーンが目立つように、POPの位置や商品配置を工夫するなど、アルバイトであっても店舗の売り上げ向上に貢献できるよう、能動的に動く力も身につきました」

履歴書の志望動機にアルバイト経験を書く

志望動機では、応募先の企業にしかない魅力を交えて伝えます。「他社でも良いのでは?」と思われるような内容を書くのは避けましょう。履歴書の志望動機でアルバイト経験を書くときの例文は、以下のとおりです。

「私は、△△株式会社で一般事務のアルバイトを経験し、事務職は人をサポートする重要な役割だと実感しました。大学では法学を専攻していたため、現在は法律事務のスペシャリストを目指したいと考えております。
貴社は依頼主に寄り添うことを第一に考えている法律事務所であり、その理念に共感して志望いたしました。一日も早く専門知識を習得し、弁護士の皆さまをサポートすることで貴社に貢献できるよう努力いたします」

志望動機の例文については「志望動機の書き方はどうする?履歴書で使える例文を新卒・転職別に紹介」をご一読ください。

応募先に結びつかない場合は無理に伝えない

自己PRや志望動機にアルバイトの経験が結びつかない場合は、無理に盛り込む必要はありません。無理に結びつけようとすると、面接で深掘りされたときにうまく回答できない可能性があります。自分のアルバイト経験が活かせると思った場合のみアピールしましょう。

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面接でアルバイト経験への質問に答えるときのコツ

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を記載した場合、応募者の「仕事への取り組み方」「意欲」「保有スキル」などを確認するために、面接で内容を掘り下げられる可能性があります。質問に対する回答が自己PRの材料になることもあるため、しっかり準備して面接に備えましょう。

空白期間はポジティブに伝えることが大事

一般的にアルバイト経験は空白期間(ブランク期間)と見なされます。面接で「なぜ空白期間があるのか」と聞かれたら、ブランクをポジティブに捉える姿勢を示しましょう。うまく答えられない場合、企業の考え方によってはマイナスイメージになる可能性もゼロではありません。しかし、説明の仕方によっては好印象につなげることも可能です。

たとえば「夢をあきらめて現実的な目標を立て、就職するために必要な時間だった」「この間に業界研究を深めることができ、志望先選びに役立った」といった説明ができれば、失敗から学べる人材と評価される可能性もあります。ただし、ブランク期間が長い場合には反省の気持ちを述べ、今後はしっかり働きたいと意欲を伝えることも大切です。マイナスな印象で終えないように注意しましょう。

アルバイト経験しかなくても自信を持ってアピールする

正社員の経験が少ない、またはアルバイトしか経験がないとしても、面接では自信を持ってアピールしましょう。「自分にはスキルがない」と思っていると、自信のなさが採用担当者に伝わってしまいます。前述のとおり、アルバイト経験で身につけたスキルを積極的にアピールし、自分を採用するメリットを感じさせるのがポイントです。

「面接官は何を見ている?アピールのやり方や想定される質問」では、面接官にアピールするべきポイントなどを詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

アルバイト経験をうまくアピールする方法が分からない方は、転職エージェントのアドバイスを受けるのもおすすめです。転職事情に詳しいプロの助言によって、効果的な選考対策ができるでしょう。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、20代の若年層を中心に、既卒やフリーター、第二新卒など、正社員としての職歴がない人や少ない人に特化した就活支援を実施しています。専任のアドバイザーが一人ひとりにヒアリングを行い、応募書類作成のレクチャーから面接対策まで丁寧に対応。親切・丁寧なフォローがついているので、初めての方でも安心してご利用いただけます。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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履歴書の職歴にアルバイト歴を書くことに関するFAQ

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を記載することに関する疑問や不安について、Q&A形式で回答しています。

履歴書の職歴欄に嘘のアルバイト歴を書くとどうなる?

嘘が発覚した場合、職歴詐称とみなされ、内定が取り消しになったり、周囲からの信頼を失ったりする可能性があるでしょう。入社時に提出が必要な「雇用保険被保険者証」の下に記されている「雇用保険被保険者資格取得等確認通知書」には、前職の企業名や退職日なども記載されています。職場や働いていた期間などを偽っていた場合、職歴詐称が発覚するおそれがあるため、履歴書に嘘の職歴を記載するのはやめましょう。

「職歴詐称はバレる?経歴に自信がない場合の転職で成功する方法をご紹介!」でも、職歴詐称のリスクについて解説しています。

履歴書の職歴欄に記載したアルバイト歴は調べられる?

企業が履歴書のアルバイト歴を詳細に調査することは少ないですが、在籍確認を行う場合もあります。特に、応募先と同業種の経験や長期間の勤務がある場合は、詳細を確認される可能性があります。経歴詐称が発覚すると信用を失うため、事実に基づいて記載することが重要です。

アルバイト歴に自信がないときの対処法は「履歴書の嘘がばれるとどうなる?経歴に自信がないときの対処法」でも触れているので、目を通してみてください。

履歴書の職歴欄に退職予定のアルバイトはどう書く?

アルバイトの職歴を履歴書に記載した後、「現在に至る」の横に括弧書きで「●●年△月△日 退職予定」と記載しましょう。履歴書の職歴欄には、退社ではなく退職と記載するのが一般的です。職歴の書き方について詳しく知りたい方は「履歴書への「在職中」の書き方は?退職予定日が決まってないときはどう書く?」もあわせてチェックしてみてください。

履歴書の職歴にアルバイト歴を全部書かないのはあり?

履歴書の職歴欄には、過去のアルバイト歴をすべて記載する必要はありません。
特に、アルバイト経験が多い場合、全部書くとアピールしたい箇所がわからず印象に残りにくくなります。3ヶ月以上長く続けたアルバイトや、応募企業にマッチしたスキルを身につけられたアルバイトなどを厳選して書くのがおすすめです。

職歴欄へのアルバイト経験の書き方については「アルバイト経験は履歴書に記載する?具体的な書き方についても解説」でも紹介しているため、あわせてご参照ください。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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