退職願は封筒に入れた方が良い?書き方や提出する際のポイントを解説

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この記事のまとめ

  • 退職願の封筒には、白色で無地のものを使うのが一般的
  • 退職願の封筒は手渡しするため、郵便番号枠のないものを使用する
  • 退職願は二重封筒に入れて透けないよう配慮するのがマナー

退職願は封筒に入れて提出するのがマナーです。しかし、「退職願の封筒ってどうやって書けば良いの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。このコラムでは退職願を入れる封筒の書き方やサイズ、種類などを解説。また、退職願と退職届の違いについてもまとめています。退職願を正しく提出して円満に退社し、新たな道へのスタートを切りましょう。

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退職願は封筒に入れたほうが良い?

退職願を提出するときは、封筒に入れた状態で直属の上司に手渡しましょう。退職願はデリケートな書類といえるため、不特定多数の目につく状態は望ましくありません。封筒に入れずにそのまま渡すのは、基本的に避けた方が良いでしょう。

退職願を出すタイミング

退職願は「退職を願い出る」書類のため、会社を辞めることを決意したら提出して問題ありません。退職願をもとに、具体的な退職日などを上司と相談し、合意したら退職届を改めて提出します。なお、退職願は絶対に必要な書類ではなく、口頭の相談などで代用することも可能です。

「退職願」と「退職届」の違い

前述のとおり、退職願は退職を「願い出る」書類のため、まだ会社側の合意は取れておらず、あくまでも労働者側から申し出ている状態です。一方、退職届は退職を「届け出る」書類。上司や会社と合意があり、正式に退職が決まったときに提出します。「退職願」と「退職届」の違いについては、「退職願と退職届の違いとは?書き方の見本や正しい提出方法を徹底解説!」のコラムもご覧ください。
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退職願を入れる封筒の選び方

退職願を提出するときに使用する封筒は、以下の4つのポイントを押さえて選びましょう。

1.色は白で無地

退職願は重要書類の1つです。そのため、フォーマルな印象が強い白無地の封筒に入れましょう。茶封筒はカジュアルな印象があるので避けた方が無難です。

2.郵便番号枠がないもの

退職願は基本的に直接手渡しするので、郵便番号の枠がない封筒を選びましょう。

3.透けない二重封筒

退職願は機密性の高い書類なので、中身が透けて見えないように二重封筒を使用します。

4.書類のサイズに合ったもの

退職願の用紙のサイズに合った適切な大きさの封筒を選びましょう。たとえば、用紙がA4サイズの場合は「長形3号の封筒」、用紙がA5・B5サイズの場合は「長形4号の封筒」がおすすめです。

退職願に適した封筒はどこで売っている?

前述したように、退職願を入れる封筒は「二重である」「郵便番号がない」などの点を配慮する必要があります。しかし、気軽に利用しやすいコンビニや100円ショップには「郵便番号枠がない」などの条件を満たした封筒はあまり置いていないようです。そのため、「退職願を入れる封筒をどこで購入すれば良いか分からない」と感じる人もいるでしょう。以下では、退職願に適した封筒の入手方法を紹介します。

文房具店や大きい本屋で探そう

店頭で買う場合は、文房具店や規模が大きめな本屋に行ってみると良いでしょう。豊富な種類の封筒が用意してあるお店であれば、退職願に向いているものも置いてある可能性があります。

ネットショッピングを活用しよう

店頭で封筒が見つからない場合は、比較的入手しやすいネットショップを利用するのもおすすめです。ネットショップであればピンポイントで欲しい商品を検索できます。また、ショップによっては退職願用の便箋と封筒がセットになっている商品も売っている場合があるので、うまく活用しましょう。

退職願を入れる封筒のルール

退職願を入れる封筒には、使用するペンや書き方、書類を入れる際のルールがあります。では、退職願を入れる封筒は、どのような点に気をつけて用意すれば良いのでしょうか。以下で紹介していきます。

退職願を入れる封筒の基本ルール

退職願を封筒に入れる際は、3つ折りにしましょう。また、封筒に文字を書く際は、黒のボールペンか万年筆を使います。退職願は大切な書類のため、擦ると文字が消えるタイプのペンは避けましょう。

表面の書き方

封筒の表面の真ん中に「退職願」と書きましょう。郵送しないため、住所や宛名は不要です。

裏面の書き方

封筒の裏面は、継ぎ目の左側に「所属部署・課」と「氏名」を書きます。基本的にのり付けはしませんが、封筒にあらかじめ糊やシールが付いているなら封をするのがマナーです。なお、封をする場合は綴じ目に「〆」や「封」などの封字を書きます。

退職願を郵送する場合の封筒は?

退職願は、直属の上司に手渡しするのが基本的なマナーです。ただし、やむを得ない理由がある場合や、会社から指示があった場合は退職願を郵送しても問題ありません。郵送するときは、退職願を入れている封筒とは別に、郵送用の封筒と添え状が必要です。

郵送用の封筒を用意する

退職願を郵送で提出する場合も、手渡しの場合と同じく封筒に入れた状態で書類を準備しましょう。その状態で、さらに郵送用の封筒に入れます。郵送用の封筒は、退職願を入れる封筒より大きめで、郵便番号枠がある白色のものを用意しましょう。封筒のサイズは以下を参考にしてください。

・退職願用の封筒が長形3号の場合…郵送用の封筒は角形5号
・退職願用の封筒が長形4号の場合…郵送用の封筒は長形3号

添え状を同封する

書類を送付する際には、提出書類とともに添え状を入れるのがマナーです。封筒に入れるときは、退職願の上に添え状を重ねて入れます。添え状のサイズは、退職願の用紙の大きさに合わせましょう。

郵送用封筒の記載内容

表面には宛先のほか、赤いペンで左下部に「親展」と書いて四角枠で囲います。「親展」とは、宛名の人に封を切って読んでくださいという意味。なお、受領拒否される可能性も考えられるので、「退職願在中」とは書かない方が無難です。裏面には自分の住所と氏名を記載するほか、「〆」や「封」などの封字を書きましょう。退職届を郵送する必要がある場合は、「退職届の郵送はしても良いの?マナーを解説します【添え状の例文付き】」のコラムもあわせて参考にしてください。

退職願の書き方

退職願はどのように作成すれば良いのでしょうか。以下で書き方を項目ごとに紹介するので、作成時の参考にしてください。

タイトル

中央揃えで、「退職願」と書きます。

主文

タイトルから2~3行空け、右寄せで「私儀」と書きます。さらに改行し、主文を記載しましょう。主文には「退職の意思」と「希望の最終出勤日」を明記します。なお、退職理由を具体的に書く必要はありません。もし、自らの意志で退職を希望する場合は「一身上の都合により」と書いておきましょう。

提出日と氏名

主文から2~3行空けたら、退職願を提出する日付を右寄せで記載。改行したら、右寄せで所属部署と氏名を書き、押印します。印鑑は、インク内蔵式やゴム製のものは避けましょう。

宛名(会社名、代表者名)

最後に、氏名から1行空け、右寄せで宛先(会社名と代表者名)を書いて完成です。

「退職願」はフォーマットがないケースが多い

「退職届」は会社指定のフォーマットが用意されていることがありますが、「退職願」は自分で作成するケースがほとんどのようです。「退職願と退職届の違いとは?書き方の見本や正しい提出方法を徹底解説!」のコラムでは、退職願の作成例を紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

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退職願に関するFAQ

退職するにあたって、悩みや疑問を抱えることもあるでしょう。ここでは、Q&A形式で悩みや疑問に対する回答をまとめました。

退職願を出すタイミングは?

退職願は退職希望日の1~2ヶ月前までに提出するのが一般的です。ただし、会社ごとの就業規則で期日を定めていることもあるので確認しましょう。退職願を提出するタイミングについては、「退職届の渡し方は?タイミングはいつ?書き方や封筒の選び方を解説!」 のコラムも参考にしてください。

退職願は誰に渡せば良い?

退職願は、直属の上司に手渡ししましょう。退職願の宛名には社長名を書きますが、渡すのは直属の上司が一般的です。「今までお世話になってきたので伝えづらい」と思うかもしれませんが、後回しにすると退職日が延びてしまう恐れもあります。「退職が言いづらいときはどうする?仕事を円満に辞めるためのコツも解説」のコラムを参考に、勇気をもって退職の意思を伝えましょう。

退職願をクリアファイルで提出しても良い?

退職願はクリアファイルではなく、封筒に入れて提出するのがマナーです。退職願は重要書類にあたるため、提出する直属の上司以外の目に触れないように配慮しましょう。渡すときには中身が見えないよう二重封筒に入れて提出します。退職願を入れる封筒については、このコラムの「退職願を入れる封筒の選び方」でまとめているので参考にしてください。

退職願を受け取ってもらえない場合はどうしたら良い?

直属の上司に退職願を提出したものの受け取ってもらえなかった場合は、さらに上の上司や人事に相談しましょう。なお、法律では「退職日の14日前までに申し出れば承認なしで退職できる」と定められています。もし、どうしても退職願を受け取ってもらえない場合は、就業規則を確認の上、退職届を提出しましょう。仕事を辞めさせてもらえず悩んでいる場合は、「仕事を辞めさせてくれないのは法律違反?対処法や相談先をご紹介」のコラムもあわせてチェックしてみてください。

退職願は撤回できる?

退職願は撤回することが可能です。ただし、「退職届」は受理されると撤回するのが難しくなるので慎重に取り扱いましょう。また、一度退職の意思を伝えてしまうと、現職に居づらくなることも考えられます。退職願や退職届は、会社を辞める意思が固まってから提出することが大切です。

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