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「良い仕事」とはどんなもの?見つけ方の3ステップや注意点も紹介!
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この記事のまとめ
- 「良い仕事」の定義は人によって異なるため、自分なりの条件を明確にすることが大切
- 一般的に「良い仕事」とされる条件には、「人間関係が良好」「給料が良い」などがある
- 良い仕事を見つけるための方法は、「自己分析」「企業分析」「優先順位を付ける」など
- 「良い仕事」と思える仕事に就くと、ストレスを感じにくいというメリットがある
「良い仕事」に就きたいと考えている方もいるでしょう。しかし、「良い仕事」の基準は人によって異なります。自分にとっての「良い仕事」を見つけるためには、自己分析や優先順位の確認などが効果的です。このコラムでは、一般的に「良い仕事」と認識されやすい条件についてご紹介します。また、良い仕事を見つけるために必要なステップやメリット・注意点も解説しているので、就職や転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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「良い仕事」とは?
「良い仕事」とは、「自分自身が満足できる仕事」であると考えられます。そもそも、なにを「良い」とするかは、個人の価値観や捉え方によって異なるため、「良い仕事」に対して特定の職種や業種を挙げることは難しいでしょう。「賃金が高い」「休みが多い」「社会貢献度が強い」など、「良い仕事」の判断は個人によって変わります。
ハタラクティブ「若者しごと白書2024/2. 現在の仕事について」によると、今の仕事に対して「非常に満足している」「やや満足している」と答えたフリーター・正社員の方が「仕事に満足している理由」は、以下の表のとおりです。
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024/2-3. 仕事に満足している理由」
「仕事に満足している理由」の1位は、フリーター・正社員ともに「人間関係の良さ」で、フリーター39.0%・正社員28.7%でした。フリーターのおよそ4割、正社員で3割近くが「仕事に満足している理由」に「人間関係の良さ」を挙げていることから、人間関係が良好な仕事を「良い仕事」と感じる方は少なくないと推察できるでしょう。
また、「仕事に満足している理由」として、1割以上が「仕事の面白さ」や「休暇休日日数」「勤務時間」「働き方の自由度」を挙げていることから、やりがいが感じられる仕事や職場環境が整っている仕事を「良い仕事」と判断する方も珍しくないと考えられます。
「就いてよかった仕事を選ぶには?男性・女性別にランキングで職種を解説!」のコラムでは、就いて良かった仕事のランキングや特徴などを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
良い仕事の条件とは
「良い仕事」の基準は人それぞれですが、一般的に良い仕事と認識されやすい条件として、「人間関係が良好な仕事」「やりがいが感じられる仕事」などが挙げられます。それぞれがなぜ良い仕事とされるのか、下記に詳しい理由をまとめました。
人間関係が良好な仕事
「良い仕事」と認識される条件の一つとして、人間関係が良好な仕事が挙げられます。働くうえで多くの時間をともにする同僚や上司との関係が良好であることは、仕事のモチベーションにも大きく関わってくるポイントです。職場の人間関係が悪いと、ストレスが溜まってモチベーションが下がり、業務の生産性が低下したり「仕事に行きたくない」と感じてしまったりする可能性があります。
良好な人間関係は、長く働き続けるためにも、心身の健康を保つためにも、大切な条件であるといえるでしょう。
給料が良い仕事
給料が良い仕事も、「良い仕事」の条件と認識されやすいといえるでしょう。自分にとって満足のいく収入を得られる仕事は、生活を安定させるだけでなく、将来の貯蓄や趣味など、やりたいことを実現するための手段として役立ちます。
また、給料の高さは、自分の努力やスキルが「正当に評価されている」と感じるポイントにもなるようです。仕事の成果が報酬に正しく反映されることは、仕事へのモチベーションアップや、やりがいにつながる大切な要素といえるでしょう。
年収が良い業種の例
国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、2023年において平均給与額が最も高かったのは電気・ガス・熱供給・水道業の775万円でした。次いで金融・保険業の652万円、情報通信業の649万円となっています。給与が高い仕事について詳しく知りたい方は、「給料が高い仕事とは?男性・女性別に平均収入が多い職業のランキングを紹介」のコラムも参考にしてみてください。
参照元
国税庁
民間給与実態統計調査結果
職場環境が整っている仕事
「良い仕事」として認識される条件の一つに「残業が少ない」「休暇制度が充実している」など、働きやすい職場環境が整っている仕事が挙げられます。残業が少なく、十分な休息が取れる職場では、リフレッシュする時間が確保でき、心身の健康を保ちながら働くことが可能です。また、休暇制度が充実していると、家族や友人・趣味などの時間を大切にできるため、ワークライフバランスを実現しやすいという魅力があるでしょう。
こうした職場環境は、業種よりも企業の運営方針によって左右される部分ですが、たとえばシフト勤務を採用するサービス業などは、時間で交代となるため残業が少ない可能性があります。また、稼働時間が決まっているコールセンターや事務・経理なども、残業が少ない場合があるようです。
残業の少ない仕事に関しては、「転職で『残業なし』の仕事に就くには?正社員で土日休みも実現できる?」のコラムで詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
安定している仕事
「良い仕事」の条件として、安定している仕事が挙げられる場合もあるようです。経営が安定していると倒産やリストラの可能性が低くなるため、長く働き続けたいと考える方にとっては魅力的なポイントの一つといえます。国家機関や地方自治体などで働く公務員であれば、倒産のリスクは極めて低いでしょう。また、利用者が継続的に見込める医療系や教育系の仕事も、安定性が高い可能性があります。
なお、「安定している仕事」の基準は人によって異なりますが、「時代の移り変わりに関係なく需要がある仕事」や「時代の発展に適応していける仕事」などが当てはまりやすいでしょう。
安定した仕事について具体的に知りたいという方は、「安定した職業とは?仕事選びのコツやおすすめの資格をご紹介」のコラムもあわせてご覧ください。
やりがいが感じられる仕事
やりがいが感じられる仕事も、「良い仕事」の条件と認識されやすいようです。待遇面に問題がなくても、仕事内容に対してやりがいや熱意を持てなければ、仕事を続けるのが辛くなる場合もあるでしょう。やりがいを感じる点は人それぞれですが、社会的意義が感じられる仕事や人助けにつながる仕事などにやりがいを感じる方もいるようです。また、立ち上げすぐのベンチャー企業や実力主義の会社で働いたり、個人の裁量権が大きな仕事に携わったりすることでやりがいを感じられる可能性もあるでしょう。
良い仕事を見つけるために必要な3ステップ
良い仕事を見つけるためには、まず自分にとってなにが「良い仕事」なのかを見極めることが大切です。自分が求める「良い仕事」の条件を見つけたら、企業研究を行って業務内容や社風について確認し、自分の条件とすり合わせていきしょう。
1.自己分析
「良い仕事に就きたい」と漠然と考えている場合は、自分が仕事になにを求めるのか、なにを重視するのかを明確にすることが大切です。どのような仕事を「良い仕事」と感じるかは人によって異なるため、自己分析をして、自分が求める「良い仕事」の条件を見つけましょう。
自己分析には、自分の人生を丁寧に振り返り「自分史」を作る方法や、自分の心の動きをグラフ化し「モチベーショングラフ」を作る方法などがあります。詳しい自己分析のやり方は、「自己分析の方法9選!就活や転職を成功させるためのやり方を解説」のコラムをご確認ください。
2.優先順位の確認
仕事に求める条件を見つけたら、そのなかで一番重視したい条件から妥協できる条件までをランキング化し、優先順位を付けてみましょう。たとえば、「給料が高ければ、残業は多くてもかまわない」「給与よりも働きやすさを重視する」「将来のキャリアアップが最優先なので若いうちは条件は問わない」など、人によって優先順位はさまざまです。
「仕事の選び方が分からないときに重視することは?基準をご紹介!」のコラムでは、仕事選びの基準に関するランキングを紹介しているので、優先順位を付けるのが難しいと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.企業研究
「良い仕事」と感じられるかどうかは、実際に働いてみないと分からない部分ではありますが、事前に企業研究を行うことで入社後のミスマッチを減らせる可能性があります。優先順位を基に求人を見つけたら、「給与額に手当などは含まれるのか」「キャリアアップ制度や研修は整っているのか」「休暇制度などはあっても実用されているのか」など、自分の重視する条件とマッチしているかを調べておきましょう。
企業研究の詳しいやり方は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」を参考にしてみてください。
「良い仕事」と思える仕事に就くメリット
以下では、自分にとって「良い仕事」と思える仕事に就くメリットについて詳しく解説していきます。
仕事に対するモチベーションが向上しやすい
自分にとって「良い仕事」と思える仕事に就くと、仕事に対するモチベーションが向上しやすいというメリットがあります。自分が重視している条件を満たす環境で働くと、仕事に対する満足感を得られるため、日々の業務に意欲的に取り組めるようになるでしょう。
モチベーションについては、「『モチベ』とはどんな意味?仕事のやりがいを保つための方法をご紹介!」のコラムでも詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
ストレスを感じにくい
自分にとって「良い仕事」と思える仕事に就くメリットとして、ストレスを感じにくいというものがあります。仮に、ストレスの溜まる環境で働き続けると、精神面にも身体面にも悪影響が及びかねません。また、ストレスを感じていると、仕事の生産性低下にも影響が及ぶ恐れがあります。
満足感を持って働ける環境であれば、仕事が原因でストレスが溜まりにくいため、健康に働き続けられるでしょう。
「良い仕事」を探す際の注意点
ここでは、「良い仕事」を探す際の注意点について詳しく紹介していきます。「良い仕事」に就きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
レベルの高い仕事を求められる可能性がある
「良い仕事」の基準は人によって異なりますが、「給料が良い仕事」「休暇制度が整っている仕事」など、一般的に好条件とされる仕事は、需要があるぶん高いレベルを求められる可能性があるようです。好条件の求人に合格して入社するためには、ほかの候補者と比べて秀でた経歴やスキルが必要となる場合があります。
また、好条件の仕事には優秀な人材が集まりやすいため、入社後も高いレベルの業務や成果を要求される可能性があるでしょう。
希望をすべて満たす仕事は見つけにくい場合がある
自分にとっての「良い仕事」の条件が分かっても、すべての希望を満たす仕事は見つけにくい可能性があります。ときには、優先順位や条件を見直すことも必要でしょう。また、最優先の条件を満たすなら下位の条件は目をつぶるなど、自分のなかで妥協点を見つけることも大切です。
就職・転職エージェントで自分にとって「良い仕事」を探そう
「良い仕事に求める条件を考えたけど、なにを優先すべきか分からない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントの利用を検討してみましょう。就職・転職エージェントの支援内容はサービスによっても異なりますが、一般的に、プロのアドバイザーによるカウンセリングや希望にあった求人紹介・面接対策・日程調整の代行など、幅広いサポートが受けられます。
就職・転職エージェントの詳しい使い方については、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く活用するコツ」のコラムをご一読ください。
「良い仕事を探しているけど、条件に合う求人が見つからない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。