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学歴がないと就職はどうなる?経歴が関係ない仕事や就活のコツを解説!
更新日
この記事のまとめ
- 学歴がなくても自分の強みを理解して活かせれば就職は可能
- 学歴ではなく実務経験やスキル、個々の能力が重視される職業はある
- コミュニケーション能力や継続的に努力する姿勢が重視される仕事では、学歴は関係ない
- 学歴がないのが不安で自信がもてない場合は、資格やスキルの取得が効果的
- 自分の適性にあった仕事を見つけて活躍することも可能なので、学歴は関係ない
学歴がないことにコンプレックスを抱き、悩んでいる方もいるかもしれません。しかし、学歴がすべてではないため、自分の強みや適性を理解し、活躍できる仕事を見つけましょう。
このコラムでは、学歴や経歴が関係ない傾向にある職業や、不安なときに自信をつける方法、就活のコツについても解説しています。ぜひ参考にしてください。
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学歴がない…このままだとどうなる?
学歴がないからといって、就職やこれからの将来について、過度に不安になる必要はありません。学歴にコンプレックスがあると、自信を失ったり、自分の価値を学歴で測ってしまい、不安を抱えてしまう場合があります。
しかし、学歴はあくまで経歴の一つの要素に過ぎないといえます。自分の強みや興味を見つけ、それを活かすことで、新たな可能性を広げることができるでしょう。
学歴コンプレックスとは
学歴コンプレックスとは、自分の学歴と他人の学歴を比べて、劣等感を感じることです。たとえば、「大学を卒業していない」「希望の大学に合格できなかった」「浪人や留年をした」といった状況で学歴に対する不安や劣等感を持つことがあります。しかし、学歴だけが人生のすべてではないため、自分の努力や個性を大切にし、前向きに考えましょう。
高学歴でもコンプレックスがある?
高学歴であることが必ずしも自信につながるわけではありません。高学歴でありながらもコンプレックスを抱える人もいるかもしれません。高い学歴に対して周囲の期待が大きく、自分自身がその期待に応えられていないと感じたり、学歴に見合った成果を出せない場合、自分の能力に対して不安を感じたりすることもあるでしょう。高学歴であっても、こうした悩みやプレッシャーに直面することがあるのです。学歴が関係ない傾向にある仕事
実務経験やスキル、個々の能力が重視され、学歴に関係なく活躍できる職業もあります。以下で詳しく見ていきましょう。
営業職
営業職では、成果を出すことが重要です。必要なのは、コミュニケーション力や提案力、そしてやる気などです。これらを満たしていれば、学歴は関係ないといえます。たとえ高学歴であっても、商品やサービスをうまく提案できなければ、「営業職に向いていない」と感じてしまうでしょう。
低学歴であっても、多くのお客さまと契約を結べる人は、「実力のある人」として評価され、昇進や昇格のチャンスが広がります。努力次第で高収入を得られるため、非常にやりがいのある仕事です。また、営業職で培ったスキルは、転職の際にも大きな強みとなります。どのような職業に就いたとしても、営業で培ったコミュニケーション力や提案力は役立つため、将来的に転職を検討する際にも重宝するでしょう。
IT技術職
IT業界では、実際の経験や技術力が重視され、即戦力となる人材を積極的に採用しています。学歴に関係なく、スキルと実績で評価されるため、自分の能力次第でさまざまなチャンスを掴むことができるでしょう。
IT業界でスキルを身につける方法は多岐にわたります。プログラミングスクールに通う、独学でプログラミング言語やシステム開発の基礎を学ぶ、ハローワークの職業訓練制度を活用するなど、自分に合った方法でスキルを習得するのがおすすめです。
職人・専門職
職人や専門職は、学歴に関係なく、経験とスキルがあれば活躍できる仕事です。たとえば、大工、美容師、写真家、建築士などが挙げられます。
これらの職業では、学歴よりも良いものを作れる「技術」が重要です。学歴がなくても良い仕事ができる人は活躍の場が増え、収入も増やしていけるでしょう。自分の実力次第で成長し、やりがいを感じながら働ける仕事です。
介護職
介護職として働くために必須となる資格はなく、学歴も問われません。介護職員として実務経験を積みながら介護福祉士実務者研修を取得し受験要件を満たしたうえで、介護福祉士を目指すことも可能です。
介護職のキャリアパスとして、介護福祉士からケアマネジャーを目指す人も少なくありません。介護業界では、学歴よりも思いやりやケアのスキルが重視されるので、学歴に不安を感じる方も挑戦しやすいでしょう。
接客・販売職
接客・販売職では、学歴よりもコミュニケーション能力やお客さまへの対応力が重視されます。お客さまとの信頼関係を築き、満足してもらうことが重要であるため、人と接するのが好きな方やサービス精神旺盛な方に向いています。
学歴は関係なく、優れた接客スキルや販売能力を持つ人が高く評価される仕事です。。自分の魅力やスキルを活かして活躍できる場が多いため、やりがいを感じながら働けるでしょう。
トラックの運転手
トラックの運転手は、運転する車両の種類ごとに必要な免許はあるものの、学歴は特に重視されません。物流業界は人手不足の傾向があり、女性ドライバーの参入も増えているようです。また、福利厚生や手当を充実させ、働きやすい環境を整えている企業も増えています。応募する前に、求人の募集要項をしっかり確認して、自分に合った条件をチェックしましょう。
運転がメインの仕事ですが、業務によっては力仕事も含まれるため、一定の体力が必要が求められます。学歴は関係ないので、自分の努力次第で活躍できる職業です。
地方公務員
地方公務員になるには、各自治体の公務員試験に合格する必要がありますが、学歴は問われないため高卒の方も公務員試験を受けることができます。
地方公務員とは、都道府県や市町村などの地方自治体で働く人のことを指します。仕事内容は地域の生活や産業に関わるもので、職種は多岐にわたるのが特徴です。地方公務員は雇用が安定しているため、長期的に安心して働ける仕事です。
このほか、学歴に左右されない仕事についてもっと詳しく知りたい方は、「学歴に左右されない仕事には何がある?高収入が得られるものを紹介」もチェックしてみてください。
中小企業やベンチャー企業もチェックしてみよう
中小企業やベンチャー企業では、学歴よりも実力やスキルが重視される傾向があります。会社の成長を目指しているため、実際の仕事でどれだけ貢献できるかが重要です。学歴は採用の判断材料の一つに過ぎず、求職者のスキルや経験、会社の成長にどれだけ貢献できるか、そしてコミュニケーション能力の高さが重要視されるでしょう。就職活動で学歴に関係なく求められるスキル
学歴を重視しない仕事の場合、採用担当者は求職者のどのようなスキルを評価しているのか、以下で詳しく解説します。
コミュニケーション能力
上司の指示を理解したり、情報を正確に伝えたり、チームと円滑に連携したりするためには、コミュニケーション能力が不可欠です。仕事を行ううえで正確な意思疎通ができないと、仕事に支障をきたし、トラブルの原因になります。そのため、コミュニケーションスキルに優れている人は、学歴に関係なく、社内外で信頼できる人材として重宝されるでしょう。
継続的な努力ができる
継続的な努力は、自己啓発や目標達成、日々の業務や自己成長に欠かせないスキルです。困難な課題に直面したときに諦めずに解決策を見つける能力や、どのような状況でも責任を持って仕事をやり遂げる力は、学歴に関係なく重宝されるでしょう。
仕事ができる人に学歴は関係ない?
仕事ができる人にとって、学歴は必ずしも重要ではありません。実績や成果、問題解決能力の高さなど、学歴以外に信頼される材料はたくさんあります。「仕事ができる人」と評価されるにはどうしたら良いか詳しく知りたい方は、「仕事ができる人によくある特徴を解説!業務への意識や取り組み方を知ろう」をチェックしてみてください。
学歴がないのが不安なときに自信をつける方法
これまで述べてきたように、採用の場において、学歴よりもその人のもつ強みやスキルを重視する企業は少なくありません。しかし、どうしても学歴に不安を感じてしまう人もいるでしょう。
ここでは、学歴に不安を感じる方へ、具体的な対処法を解説します。
資格・スキル取得に挑戦する
志望する職業に関連するスキルや資格を取得することで、学歴に関係なく自分の能力を証明できます。資格やスキルを身につけることで、企業にとって価値のある人材であることをアピールできるので、自信を持って就職活動を進められるでしょう。
学歴を塗り替える
現在の学歴に満足できていないなら、再受験や編入、大学院進学に挑戦してみるのも一つの方法です。希望する学歴を目指すことで、学歴コンプレックスを解消できるかもしれません。
学ぶのに、遅いということはありません。自分の可能性を広げるために、学歴を求めるなら、年齢に関係なく検討してみましょう。学校に通うことにより、新たな知識やスキルを身につけられるはずなので、自信につながる可能性もあります。
学歴関係なし!自分が輝ける仕事を見つけて就職するには?
学歴に関係なく、自分が輝ける仕事を見つけるためには、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、自分の適性や興味に合った仕事を見つけ、充実したキャリアを築く方法をご紹介します。
企業が何を求めているか分析し理解する
自分が輝ける仕事を見つけるためには、学歴に注目するのではなく、企業が何を求めているのかを分析し理解することが重要です。たとえば、IT業界では学歴よりもプログラミング言語など、実践的なスキルが重視される傾向があります。もし、プログラミング言語を習得し実践に活かせるのであれば、アピールポイントになるでしょう。
企業が何を求めているのかを分析するためには、業界・企業分析を行うことが大切です。企業研究の方法が分からない方は、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」を参考にしてみてください。
経験や長所を活かせる仕事を探す
経験や長所を活かせる仕事を探すのも一つの選択肢です。たとえば、販売や接客の経験が豊富な場合、そのスキルを活かせる仕事を選ぶと良いでしょう。学歴に関係なく、顧客対応や販売の実績があれば、営業職やカスタマーサポートなどの職種でアピールできる可能性もあります。
自分の長所を探すためには、自己分析を行いましょう。自己分析について詳しく知りたい方は、「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」をチェックしてみてください。
学歴を問われない業界や仕事を選択する
自分が輝ける仕事を見つけるためには、学歴を問わない業界や企業を選ぶのも良いでしょう。「学歴が関係ない傾向にある仕事」を参考に、学歴が関係ない傾向にある職業に挑戦したり、実力や成果が重視されたりする企業に挑戦するのも選択肢の一つです。
就職・転職エージェントを活用する
就職・転職をしたいものの、何から始めて良いか分からない、一人では不安という方は、就職・転職エージェントを活用するのも良いでしょう。エージェントでは、数多くの求人票を取り扱っているため、自分に適した仕事を探しやすいメリットがあります。
ハタラクティブは、第二新卒や既卒などの若年層を対象としている就職・転職エージェントです。キャリアアドバイザーが一人ひとりと面談を行い、求人の紹介をはじめ、選考の日程調整や書類作成・面接対策などをトータルサポート。チャットツールを通じてアドバイザーといつでもやり取りできるので、忙しくても効率的に求職活動を進められます。すべてのサービスは無料で利用できるため、ぜひお気軽にご相談ください。
学歴がない…と不安な方によくある質問
ここでは、学歴がないことを悩む方によくある質問を、Q&A方式で解決していきます。ぜひ参考にしてみてください。
「学歴は関係ない」と言う人がいますが嘘ですか?
社会に出てしまえば学歴は関係ない傾向にあります。仕事をするうえでは、学歴ではなく、実際の仕事のスキルやコミュニケーション能力のほうが重視される傾向にあるからです。ただし、採用効率の観点から、学歴を判断材料の一つにする企業もあるようです。詳しくは、「就職に学歴は関係ある?学歴フィルターがある理由や就活でのアピール方法」をチェックしてみてください。
学歴はないけど賢い人は就職で有利ですか?
学歴がない場合でも、実力のある方は就職活動の場でも評価されやすいといえるでしょう。特に、実務経験や専門スキル、問題解決能力といった、応募先で役立つ強みがあれば、就職に有利になる可能性があります。とはいえ、学歴に関係なく、自分の強みをアピールできれば、十分にチャンスがあるでしょう。
自分の強みが見つけられない方は、「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」を参考にしてみてください。
学歴コンプレックスは一生治らない?
学歴コンプレックスを解消するには、自分の強みやスキルを認識し、学歴以外の価値を見つけることが重要です。学歴以外に自信がもてることが少ないと、学歴コンプレックスを感じやすい傾向があります。自分の強みやスキルを見つけ、それを伸ばす努力をするなかで成功体験を積めば、徐々に自信を持てるようになるでしょう。
「学歴に不安がある…」という方は、ぜひ一度、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。