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面接の準備には何が必要?持ち物リストと準備のポイント
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この記事のまとめ
- 面接の準備では、当日の持ち物や身だしなみを見直しておく
- 面接の準備が不足していると、入社への熱意が思うように伝わらない可能性がある
- 面接の準備では、自己PRや志望動機などよくある質問に回答できるようにしておく
- 面接前には良いイメージトレーニングで、心の準備をするのも有効
- 面接準備として会場までの道順やビジネスマナー、言葉遣いなども確認する
「面接の準備は何をすれば良い?」と迷っている方もいるでしょう。面接の前日までに持ち物や面接会場、道順などを確認し、志望動機や自己PRなど頻出の質問に回答できるよう準備しておくことが大切です。当日は身だしなみもチェックし、入室前に前向きなイメージトレーニングで自信をもちましょう。
このコラムでは、面接に必要な持ち物や対策、身だしなみのポイントなどを紹介しているので、参考にしてみてください。
面接準備の持ち物チェックリスト
ここでは、面接準備の持ち物チェックリストを紹介します。当日になってから「用意したと思っていたのに忘れてしまった」「物自体が壊れている」と焦らないよう、余裕をもって面接の準備をしておくことが大切です。
以下で、事前に準備しておきたい持ち物を紹介するので、面接準備の参考にしてください。
応募書類が入るバッグやクリアファイル
履歴書や職務経歴書など、応募書類を折り曲げずに入れられる大きさのバッグを用意しましょう。一般的には、A4の書類が入るサイズで黒や紺など落ち着いた色味のものを使用することが多く、自立するタイプを選べば面接中も置く場所に困りません。
また、企業から資料や選考書類などを受け取る場合があります。それらを折り曲げずに保管できるように、クリアファイルも持参すると良いでしょう。
応募書類(原本、あるいはコピー)
企業によっては、面接時に履歴書や職務履歴書の提出を求められる場合があるため、、前もってバッグにしまっておきましょう。
事前に原本を提出した場合も、手元にコピーを残しておくことで、面接の直前まで資料を読みながら練習することが可能です。
求人票のコピーや会社案内
求人票のコピーや会社案内も準備しておくと良いでしょう。志望企業について疑問に思った点や詳しく知りたい点などを直接書き込んで、メモしておくためにも使えます。スマホでも情報は確認できますが、面接中に自分のメモを見るためにスマホを取り出すと、マナーに対する印象が悪くなりかねません。
筆記用具
ボールペンや鉛筆、消しゴムなど最低限の筆記用具も持って行きましょう。メモを取るほか、直前に書類へ記入する内容の不備に気付いたときに書き加えられます。また、企業側から会場で選考書類やアンケートの記入を求められたり、次回の選考スケジュールを打診されたりする可能性もあるため、手帳やノートなどもあると安心です。
腕時計
面接会場で時間を確認するために、腕時計も準備します。面接中にスマホや携帯電話を出すことを、「マナー違反」と捉える面接官は少なくありません。腕時計は、スマートウォッチやスポーツウォッチではなく、ビジネスシーンに合うようなシンプルなデザインのアナログタイプにしましょう。
印鑑
印鑑は、面接時に持っていくと安心です。会社によっては、配布書類に押印が必要となる場合があります。また、履歴書などに印鑑の押し忘れがあれば、その場での押印が可能です。
スマートフォン・携帯電話
スマートフォンや携帯電話があれば、道に迷ったときに会場までの道順を調べたり、事故や電車の遅延で遅刻しそうになっても、面接会場に連絡を入れたりできます。また、事前に持参する書類の印刷データを入れておけば、万が一書類を忘れてしまった場合にコンビニで印刷することも可能です。
なお、面接会場に到着したら電源を切るかマナーモードにしておくのが望ましいでしょう。
携帯電話の充電器
「外出中に携帯電話の充電が切れてしまって、電話もメールもできない…」と困らないように、充電器を持っていくと安心です。充電器と携帯電話をつなぐコードも忘れないよう、セットにしておきましょう。
面接会場までの地図
携帯電話で地図を調べることも可能ですが、電波障害や電池切れで使用できなくなる可能性もあります。そのため、携帯電話のナビ以外にも、プリントアウトした地図を持って行くと良いでしょう。
履歴書の写真
履歴書に貼った証明写真と同じものを、予備として持っておくと安心です。写真が剥がれ落ちたり汚れたりしてしまうと、履歴書に不備がある状態になってしまいます。
上記で紹介したアイテムだけでなく、会社によっては必要な持ち物が増えることもあります。面接に進むことが決まったら、、会社に指示されたものを用意するようにしましょう。
業界・企業研究したノートで復習するのもおすすめ
業界・企業研究したノートを持参し、面接会場での待ち時間で復習するのもおすすめです。複数の企業の面接や説明会が続き、選考のスケジュールが立て込んでくると、業界研究や企業研究を行った内容を忘れてしまうことも。そのため、業界・企業研究したノートを見返しながら待機し、内容を振り返るのがおすすめです。
「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」のコラムを参考に、見やすくノートをまとめておけば、復習時間も短縮できます。
面接の準備不足はどう影響する?
自己分析や企業研究といった面接の準備が十分でない場合や忘れ物をした場合、「入社への熱意が低いと捉えられる」「実力を発揮しきれない」といったマイナスの影響が考えられます。
以下で、それぞれについて確認しましょう。
入社への熱意が低いと捉えられる
面接の準備が不足していると、「入社への熱意が低い」と捉えられてしまう可能性があります。志望動機や自己PRなどの質問に答えられなかったり、企業の主軸となる商品を知らなかったりすると、「本当に志望しているのか」と不安に思われてしまうことも。また、応募書類を忘れたり、連絡せずに遅刻したりする場合も、「熱意がないのでは」と懸念されてしまう可能性があります。
実力を発揮しきれない
面接の準備が不十分のまま本番に臨むと、実力を発揮しきれずに後悔することも。自信をもって回答できなかったり、集団面接やグループディスカッションでほかの就活生と比べて焦ってしまったりすることもあるでしょう。準備不足による不安から自分を十分にアピールできなくなってしまうのは、もったいないことです。
面接に向けた準備は何をするべき?
ここでは、面接に向けて準備したいことを紹介します。
以下で、面接で聞かれがちな質問やビジネスマナーを見直して、本番で実力を発揮できるように準備しましょう。
業界・企業研究を行う
業界研究や企業研究は、志望業界や企業を知るための大切な準備の一つです。
面接では、志望動機や他社との違い、主要商品・サービスなど、業界や企業について問われることも多くあるもの。
志望動機でも「ほかではなく自社を選んだのはなぜか」と掘り下げて質問されることも多いため、事業内容以外にも業界内の立ち位置や他社との違いなど、理解を深めておきましょう。
具体的な業界研究のやり方は「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」のコラムで詳しく解説しています。
企業研究については「企業研究とは?その必要性とスムーズに行うコツを知っておこう!」のコラムでポイントを紹介しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
求める人物像
企業研究では、応募企業が求める人物像を把握することが大切です。企業が求める人物像の要素に沿って自己PRできれば、「求める人物像に近い」「一緒に働きたい」とプラスに評価してもらいやすくなるでしょう。
企業が求める人物像はWebサイトに記載されていることもありますが、ほかには企業理念や行動理念を確認するのも良い方法です。また、社員紹介ページやOB・OG訪問などで、その企業で活躍している人の特徴を調べるのも一つの手だといえます。
サービス・商品
応募企業の主要なサービスや商品についても調べておきましょう。面接で企業の展開しているサービスや商品に関する情報を知らないことが伝わると、「自社に関心がない」「熱意が感じられない」と捉えられてしまいます。
具体的には、以下の点をチェックしてみると良いでしょう。
・既存のサービスや商品内容
・今後展開する予定のサービスや商品内容
・販売プロセス
・商品価値(消費者からのニーズ)
・他社との違い
企業のWebサイトや商品レビューを確認するだけでなく、実際に使ってみて自分なりの意見をまとめておくことも大切です。
仕事の内容
入社後に活躍できる人材だとアピールするためにも、仕事内容を理解しておくのは重要なこと。働きたい部署や、新卒で配属されることが多い部署の仕事内容について調べておくと、入社後の働き方がイメージしやすくなるでしょう。
仕事の内容を詳しく知るには、企業のWebサイトを見たり、企業説明会やOB・OG訪問などで仕事内容を聞いたりしてみるのがおすすめです。また、SNSで業界名や仕事内容について検索すると、現役で働く人のリアルな声が分かり、具体的な業務内容をイメージするために役立つこともあります。
社風や文化
応募企業の社風や文化を理解しておくことも大切です。社風や文化は、企業の経営や教育方針、社員数、業務内容などさまざまな要素から構築される企業の性質のようなもの。面接では、ミスマッチを防ぐために、応募者の希望する働き方やキャリアプランなどが社風や文化に合っているかという観点からもチェックされます。
社風や文化を知るには、企業のWebサイトだけでなく、OB・OG訪問や過去の退職者が投稿しているポータルサイトなども参考になるでしょう。
「社風のリサーチ方法を複数紹介!自分に合う会社の見つけ方とは」のコラムでも社風の調べ方を複数紹介しているので、ぜひご一読ください。
自己分析を行う
面接準備として自己分析を行うことで、面接での回答に説得力をもたせられたり、企業とのミスマッチを防止できたりするでしょう。面接では、志望動機やキャリアプランなどを深堀りして聞かれることがあります。自己分析で自分のやりたいことやアピールポイント、価値観などを整理し、一貫性のある回答ができれば、企業からの信頼にもつながるでしょう。
自己分析を行うメリットややり方は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムで詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
よくある質問に回答できるようにする
面接でよくある質問に対する返答は事前に用意しておきましょう。自分の言葉でしっかりと答えられるよう、何度も練習することが重要です。
自己紹介
ほとんどの面接で、はじめに自己紹介を求められます。自己紹介は第一印象を決める大切なものなので、明るい表情でハキハキと伝えられるように練習しておくことが大切です。
「自己紹介をお願いします」と特に内容の指示がない場合は、以下の要素を1~2分ほどで伝えられると良いでしょう。
・氏名
・これまでに学業以外で力を入れたこと
・入社への意欲
第二新卒で転職を考えている場合は、最終の学校卒業年から2~3年程度しか経過していないため、大学名、学部、学科を自己紹介に含めるのもおすすめです。企業によって基準は異なりますが、フリーターやニート期間が長い場合は、大学の専攻や学んだ内容よりも学校卒業後に力を入れたことを話すほうが評価が高くなることがあります。
「例文あり!自己紹介で好印象を与える文章のまとめ方を解説」のコラムでは、自己紹介の作成手順や例文などを紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
志望動機
面接官は、志望動機から入社への熱意や志望度を知ろうとします。志望度が低いと、内定辞退や入社後の早期退職の懸念があるためです。
また、「なぜその企業なのか」「同じ業界の他社ではダメなのか」と深掘りされたときのために、面接官が納得できる回答を用意しておきましょう。
志望動機の作り方や例文は「就職活動の志望動機はどう書く?書き方やコツを例文付きで詳しく解説!」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
自己PR
自己PRでは、自分の強みや長所をアピールします。強みを発揮した具体的なエピソードや、どのように業務に貢献できるかを伝えましょう。
アピールポイントは、応募企業の業務内容や社風などに合ったものを選ぶことが大切です。たとえば、生産管理の仕事に就くための選考で「企画力やプレゼン能力がある」とアピールしても、生産管理の仕事での活躍をイメージするのは難しいでしょう。前述したように、企業研究をしたうえで自己PRと結びつけて考えるのがおすすめです。
「面接でどう自己PRする?好印象を与えるコツや例文もご紹介!」のコラムでは、自己PRを考えるコツや例文を紹介しているので、こちらもあわせてご一読ください。
長所と短所
長所と短所への回答を考える場合には、内容に一貫性をもたせることで説得力が増します。たとえば、「慎重である」と長所を伝えた一方で短所を「心配性」と答えると、回答に整合性があるため面接官に人柄が伝わりやすくなるでしょう。反対に、「忍耐力がある」いうと長所を伝えたのに対して「物事が中途半端になりがち」と矛盾した内容を短所として伝えると、「自己評価ができていない」などとみなされてしまうこともあるので注意が必要です。
「長所は短所に言い換えられるものを選ぼう!自己PRとの違いや書き方例も」のコラムで長所の選び方や言い換えを紹介しているので、長所と短所の回答を考える際に役立ててみてください。
学生時代に力を入れたこと
企業によっては、フリーターやニート期間に関する内容だけでなく、学生時代まで遡って力を入れたことを質問する方針を取っていることもあります。「学生時代に力を入れたこと」は、物事への取り組み方や姿勢を評価することが目的であることが多いでしょう。仕事では、楽しいことばかりでなく大変なことや難しい問題に直面することがあります。そのため、エピソードのなかで困難や問題を乗り越えた方法や考え方なども伝えられると、業務への向き合い方をイメージしてもらえるでしょう。
学生時代に力を入れたことを答える際は、以下の要素を入れて回答を考えてみてください。
・何に力を入れたのか
・どのような問題や困難が起きたのか
・どのように考えたのか
・どのように解決したか、成果が生まれたか
・経験から何を学んだか
学生時代に力を入れたことを考える際のコツや具体的な例文は、「履歴書の『学生時代に力を注いだこと』の例文をご紹介!書き方のコツも解説」のコラムで詳しく解説しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
ESの内容の深堀り
面接は、エントリーシートの内容に沿って進められることが多く、記載した内容について深堀りして質問されることもあります。そのため、「自分が面接官ならどのようなことが気になるか」「関心をもつか」という視点で質問を予想しておくのが大切です。具体的に回答できるように、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「なぜ」「どのように」を意識してまとめておくと良いでしょう。
逆質問
ほとんどの面接で、最後に逆質問の時間が設けられています。
逆質問は、入社への熱意をアピールできるポイント。「特にありません」と何も質問しないのは、「入社意欲が感じられない」と捉えられる可能性があるため、事前に質問をいくつか準備しておきましょう。
企業のWebサイトやOB・OG訪問などで企業への理解を深め、気になった点や調べたうえで分からなかった点について質問します。
「面接で役立つ逆質問例!質問の意図は?目的や状況に応じた回答で選考を突破」のコラムでは、逆質問をしたほうが良い理由や効果的な逆質問例を紹介しているので、こちらもあわせてご一読ください。
エピソードやプロセスは具体的に話す
志望動機や自己PR、学生時代に力を入れたことなどのエピソードは具体的に伝えることが大切です。志望動機であれば業務や企業理念に惹かれた理由、自己PRは強みを発揮したプロセスなどを具体的に言語化しましょう。ほかの求職者と志望動機が似ていても、自分だけの経験や価値観を踏まえて伝えることで、印象に残る場合もあります。
面接会場、移動時間や移動手段を確認する
面接会場への道順や移動手段、移動時間を必ず前もって確認しておくようにしましょう。
「本社ではなく実際は別の会場が指定されていた」「交通機関のトラブルで遅刻しそうになった」といったアクシデントが起こる場合も考えられます。そのようなときに焦らないよう、面接会場のほかに複数の交通手段もしっかりと調べておくのも大切です。
ビジネスマナーを基本から見直す
基本的なビジネスマナーについて再確認しておきましょう。面接室に入室した最初の挨拶や座るタイミングと姿勢、口癖などは、日ごろの習慣が反映されやすい所作です。
自分で客観的にチェックするのが難しい場合は、第三者の力を借りて見てもらうと良いでしょう。
入室・面接中・退室
入室から退室までの基本的なビジネスマナーは、以下のとおりです。
【入室】
ドアを3回ノックし、面接官の返事があったら「失礼いたします」と挨拶し、ドアを開けます。
面接官のほうを向いたまま丁寧にドアを閉め、再度「失礼いたします」と挨拶して礼をし、椅子の前まで移動。面接官から着席の指示があったら、椅子の横に荷物を置いて着席します。
【面接中】
背筋を伸ばして胸を張り、明るい表情でハキハキと話しましょう。椅子には浅く腰掛けて背もたれには寄りかからないようにし、顎を引くと良い姿勢を取りやすくなります。
【退室】
面接終了後は立ち上がり、「本日は、ありがとうございました」と挨拶して礼をしましょう。ドアを開ける前に面接官に向き直り、「失礼いたします」と挨拶して礼をします。その後ドアのほうを向いて開け、最後にもう一度面接官のほうに体を向けて頭を下げつつドアを閉めてください。
第一印象や最後の印象は大事なものです。上記のマナーを徹底し、好印象につなげましょう。
入社可能時期への要望は事前に整理しておく
面接のなかで具体的な入社可能時期を質問される場合も。これは、企業の希望入社時期と合うかを確かめるほかに、応募者の入社意欲を確認する目的もあるといえます。「入社可能時期は未定です」と回答すると入社への意欲が低いとみなされる可能性があるため、具体的な時期を答えられるように事前に整理しておきましょう。また、入社時期に関する疑問点があれば、このタイミングで質問をして解消しておくのがおすすめです。面接前日までに必要な準備
面接前日までにしておきたい準備としては、「履歴書や職務経歴書の内容を頭に入れる」「過去の質問内容を調べる」といったことが挙げられます。
以下で確認し、面接に向けて万全の準備をしましょう。
履歴書や職務経歴書の内容を頭に入れる
企業に提出した履歴書や職務経歴書は面接前に再確認し、内容を頭に入れておくことが大切です。特に、志望動機や自己PRは、ほとんどの面接において質問される項目の一つだといえます。応募企業ごとに内容を練り直す必要がある項目でもあるため、緊張すると、履歴書の内容と異なる回答をしてしまう可能性も。
何を書いたのか思い出すためにも、事前に準備しておきましょう。
「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」のコラムでは、履歴書の書き方について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
過去の質問内容を調べる
面接前日までに、過去の質問内容を調べておきましょう。
企業によっては、Webサイトや採用ページに内定者の体験談を掲載していたり、インターネットで検索すると、過去の質問内容について掲載されていたりする場合があります。実際に面接で聞かれるとは限りませんが、同じ質問をされた場合に備えて、回答を考えておくと安心です。
ニュースや株価をチェックする
面接のアイスブレイクとして、最近のニュースの話題を振られることがあります。特に、当日のニュースや最近のニュースをチェックしておくと良いでしょう。
日ごろから志望業界や企業に関するニュースは見るようにしておくと、面接で聞かれたときに焦らずに済みます。新聞やテレビ、ネットニュース、アプリなどを活用して情報を取り入れておくと、「視野が広い」「好奇心旺盛」といった印象になり得ます。
加えて、証券会社などの金融業界では、その日の株価について質問されることもあるようです。日経新聞やアプリなど、前日からの上下も確認しておくと良いでしょう。
面接でニュースについて聞かれたときの答え方は「面接で最近のニュースについて聞かれたときのおすすめの答え方や注意点」のコラムで詳しく解説しているので、こちらもあわせてご一読ください。
面接日の天候も確認しておく
面接の前日や面接当日の朝などのタイミングで、天候情報を確認しておくのがおすすめです。雨天のときは傘やタオルを持参したり、替えのストッキングや靴下が必要になったりする可能性があります。また、強風による電車の遅延など、天候によって交通機関に遅れやトラブルが発生する場合もあるため、予定よりも早めに自宅を出発したり迂回ルートで面接会場に向かったりする対策を取れるでしょう。
模擬面接をする
準備した成果を本番で発揮するために、模擬面接をするのも有効です。家族や友人などの第三者に面接官役になってもらい、入退室や質問への回答などを実践してみましょう。そこでもらったフィードバックを参考に、見直しや改善をします。
より客観的な意見を取り入れたい場合は、大学のキャリアセンターや就職エージェントなどを活用してアドバイスをもらうのも一つの手です。自分一人で練習したい場合は、スマートフォンや携帯電話で一連の流れを撮影し、それを見返して改善点を見つけましょう。
面接前に心の準備をしよう
ここでは、面接前にできる心の準備を紹介します。考え方ひとつで気持ちが落ち着いたり、自信をもって面接に臨めたりするものです。
少しでもリラックスして本番に臨めるように、以下を参考にしてみてください。
イメージトレーニングを重ねて自信をもつ
前向きなイメージトレーニングを重ねることで、面接に対して自信をもちやすくなるでしょう。
たとえば、面接で上手く話せている様子や会話が盛り上がっている場面を想像すると、緊張感がほぐれることも。また、志望動機や自己PRを考える際に入社後に活躍している姿を想像することで、よりキャリアプランが具体的になったり、本番の高揚感と似た感覚をもって練習できたりするでしょう。
力を抜いて笑顔で会話を楽しむ
肩の力を抜いて面接官とのコミュニケーションを楽しめると、より自然な人柄が伝わりやすくなるでしょう。「会話を楽しもう」という気持ちで、明るい表情や笑顔を心掛けて話すことが大切です。
「笑顔は面接の重要ポイント!落ちる原因になる?受かる表情の練習方法」のコラムでは、自然な笑顔をつくるコツやタイミングを紹介しているので、こちらもチェックしてみてください。
面接官に感謝の気持ちをもつ
時間を割いてくれる面接官に感謝の気持ちをもって面接を受けると良いでしょう。感謝の気持ちをもつことで、表情が和らいだり敬意が伝わったりすることがあるため、面接官からの印象もより良くなる可能性があります。
面接は相互理解を深める場
面接は「企業から一方的に評価される場」と捉えるのではなく、「企業と自分で互いに理解し合う場」と考えましょう。面接は、企業と自分が求めているものや価値観がマッチしているのかを知ったり、すり合わせたりする場でもあります。
「お互いにミスマッチを起こさないように面接をしている」という意識をもち、落ち着いて話すようにしましょう。
面接官が見ているのはビジョンや個性
面接官は、入社後のキャリアプランや課題への向き合い方などの回答から、応募者のビジョンや個性を見ているといえます。
面接が進むにつれて、スキルや経験だけではなく、応募者の人物像が企業の求めるものとマッチしているかを確認する質問も多くなるのも傾向の一つです。たとえば、「5年後、10年後のキャリアプランを教えてください」「希望していない部署に配属されたらどうしますか」といった質問をし、双方にとって未来志向の関係を築けるかなどを判断しようとすることもあります。説得力をもって回答できるように、エピソードを整理しておきましょう。
入社意欲のアピールが大切
面接前の心の準備として、入社意欲をアピールできる回答を考えられたかをチェックすることも挙げられます。たとえば、「内定したら入社可能か」と確認された際に、「考えさせてください」「分かりません」などの回答をすると、入社意欲が低いと判断されてしまうでしょう。
ほかに希望している企業があったとしても、無理に伝える必要はありません。「喜んで入社させていただきたいと考えております」といったように、迷わず入社への意思を伝えることが大切です。
面接当日の身だしなみチェックリスト
面接当日には、身だしなみもしっかりとチェックしましょう。一見したところ完璧だと思っても、よく見てみるとシワや汚れを発見することがあります。
以下を参考に、身だしなみに関して気をつけたいポイントを確認してみてください。
スーツのシワ、汚れ、しつけ糸
スーツのシワや汚れが残ったまま着用すると、だらしない印象を与えてしまいます。シワや汚れがないか、よくチェックしましょう。ジャケットの裾の切り込みや、ポケットにあるしつけ糸の取り忘れにも注意です。
また、就活を重ねるとパンツのセンタープレスが取れてしまうことがよくあります。その場合は、アイロンでプレスし直すと良いでしょう。
面接時の服装のポイントは「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」のコラムで詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。
靴
靴はきちんと磨き、かかとがすり減っていないか確認しましょう。
スーツがキレイでも靴がくたびれていては、全体の印象もトーンダウンしてしまいます。靴にもしっかりと気を配るようにしましょう。
髪型
寝癖やフケがついていないか、前髪が長過ぎないか、といった観点だけでなく、応募先企業のカラーと照らし合わせて髪型を整えることも大切です。
アパレル関係の企業であれば「オシャレに気を配れる人」と見られるような髪型でも、金融業界だと「相応しくない」と敬遠される場合もあります。
企業や業界ごとの特色に合わせて、清潔感と真面目さを印象づけるような髪型に整えるのが無難です。
ハタラクティブの「若者しごと白書 3-11. 就職活動・転職活動における選考中の不安度(p.41)」では、就職活動・転職活動の不安度は、面接対策や面接でのアピール方法など、面接の準備に対して高い傾向にあるという結果でした。
「面接の準備が上手くいかない」「一人でどう進めて良いか困っている」という場合は、就職エージェントに相談してみるのをおすすめします。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。