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仕事のやる気が出ないときはどうする?原因と対処法をご紹介
更新日

この記事のまとめ
- 仕事に対してやる気が出ないと感じる人は一定数いると考えられる
- 仕事のやる気が出ない原因は、疲労の蓄積や効率の悪さなどが考えられる
- 仕事のやる気を出したいなら、目標を立てたり働くメリットを探したりするのが有効
- 給与や待遇が原因で仕事のやる気が出ないときは、上司に相談してみる
- どうしても仕事のやる気が出ないときは、転職を考えるのも一つの手
働いている人のなかには、「仕事のやる気が出ない」と悩んでいる方もいるでしょう。仕事でやる気が出ないときは、原因を明確にしたうえで適切な対策を講じることが大切です。
このコラムでは、仕事のやる気が出ない原因や対処法を紹介しています。仕事のやる気を出す方法や年代別の解決方法についても解説しているので、仕事のモチベーションが上がらず悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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仕事に対し「やる気でない…」と悩む人はいる?
仕事に対して「やる気が出ない」と悩む人は一定数いると考えられます。若者しごと白書2025の「2-2. 現在の仕事の満足度」によると、現在の仕事に「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した人は正社員、フリーターともに2割程度。回答理由は、同資料の「2-4. 仕事に満足していない理由」を見ると、「給与」「仕事に面白みを感じない」「人間関係の悪さ」などさまざまでした。
こうした理由は、仕事のやる気が出ない原因にもなり得るようです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
自分に合った解決方法を見つけることが大切
仕事のやる気が出ないときは、原因に合わせて適切に対処する必要があります。原因は人によって異なるため、まずは自分がなぜ仕事にやる気を出せないのかを明確にして、それに合った解決方法を見つけることが大切です。仕事のやる気が出ないのは一時的なのか慢性的なのか、心身に影響が出ているか否かなど、自分の置かれている状況や健康状態も踏まえて解決策を探しましょう。
仕事でどうしてもやる気が出ない12個の原因
社会人として働いていると、「どうしても仕事のやる気が出ない…」「やらなきゃいけないのにやる気が出ない…」という事態に陥ることもあるでしょう。先述したとおり、仕事のやる気が出ないときの対処法を見つけるためには、原因をはっきりさせることが重要です。
以下で、仕事のやる気を出せない場合によくある原因を12個紹介するので、自分に当てはまるものがあるか確認してみてください。
1.業務がつまらないと感じている
仕事に慣れてしまうことで達成感を得にくくなったり、業務がつまらないと感じてしまったりして、やる気が出ない状態になることもあるようです。これは、仕事に対してやる気や情熱が強い人にも起こり得ます。仕事に慣れるとミスが減る、効率的に業務をこなせるようになるなどの利点がある一方で、興味や好奇心、新鮮さが薄れてしまい、モチベーションが下がる可能性もあるでしょう。
2.失敗が続いてしまう
職場で失敗が重なると落胆してしまい、「仕事でどうしてもやる気が出ない」という状態に陥ることもあるようです。失敗が続いていることを上司や同僚などに指摘されると、自分に対して自信を持ちにくくなることも考えられます。すると、「また失敗するかも」という気持ちになり、仕事へのやる気が出なくなってしまう可能性もあるでしょう。
また、自分の失敗に関して周りから辛辣なことを言われていなくても、自分で自分を責めてしまい、仕事に対して自信を持てなくなりやる気を失う場合もあるようです。
3.結果を出しても評価されない
仕事に真剣に取り組んで結果を出したにも関わらず、正当に評価されていないと感じることでやる気が出なくなる場合もあるでしょう。仕事での評価はモチベーションに影響しやすいといえます。結果を出しても評価されないと「頑張っても意味がない」とモチベーションが下がり、仕事のやる気が出なくなってしまうようです。
4.働く意味を見出せない
働くことの意味を見出せない状態も、仕事のやる気が出ない原因になり得ます。好きなことを仕事にして楽しんでいる人も存在するものの、対価を求めて働いている場合が多い傾向です。仕事で得られる対価の内容は、給与や賞与といった経済面、出世や仕事での成功で満たされる達成感など人それぞれ。「成果に対して十分な報酬が得られない」「仕事をやり遂げても達成感を得られない」など、十分な対価を得られないと働く意味を見出せなくなる可能性があり、やる気が出ないことにもつながるでしょう。
仕事をする意味が分からない場合は、「仕事をする意味は?なぜ働くのか悩んだときの仕事との向き合い方を紹介」のコラムをチェックしてみてください。仕事をする意味に悩んだときの対処法を紹介しています。
5.休日が少なく心身ともに疲労がたまっている
休日が少ないと心身に疲労がたまり、仕事のやる気が出ない状態になることも考えられます。心身の疲労から体調を崩してしまう可能性もあり、本来のパフォーマンスを発揮できずにやる気が出ないこともあるでしょう。
仕事のやる気を出すためには、十分な休息をとって肉体的にも精神的にもリフレッシュすることが必要です。休日出勤や残業が多いといった理由で休みが極端に少ないと、疲労がとれず仕事に集中しにくくなってしまうでしょう。
6.仕事の効率が悪い
仕事の効率が悪いと、仕事に対してやる気が出ない状態に陥る可能性があります。ビジネスの場では、一つのことだけでなく複数の案件や作業を並行して行わなければいけない場合もあるでしょう。
仕事を効率良くこなせなければタスクを溜め込んでしまい、ストレスや長時間労働が原因でやる気が出ない可能性もあります。職場によっては、デジタル化や効率化が進んでおらず、仕事が非効率的になってしまう場合もあるでしょう。
7.職場の人間関係が悪い
職場の人間関係が悪いと、仕事に集中できずやる気が出ない可能性があります。仕事では、業務を進めるにあたって人との関わりが求められるものです。同僚や上司との関係が悪い状態では周囲とスムーズに連携を取れず、業務に遅れが出たりやりたい仕事ができなかったりする恐れも。人間関係が仕事に悪影響を及ぼしている状況では、仕事のやる気が出にくくなってしまうでしょう。
8.副業を行っている
副業を行っていて、本業よりも楽しかったり稼げていたりする場合は、本業の仕事にやる気が出なくなってしまう可能性もあるでしょう。
副業は自分の興味や関心から選ぶ傾向があり、好きなことでお金を稼げることにやりがいを感じる人もいるようです。さらに、近年の副業は自宅やカフェなど場所を問わず、パソコンとインターネット環境があればできる仕事が増加傾向にあります。そのような要因から副業に魅力を感じるようになり、本業でやる気が出ないこともあるようです。
9.仕事の内容が向いていないと感じる
実際に働き始めてみて「仕事内容が自分に向いていない」と感じた場合、やる気が出なくなってしまう傾向にあります。社会に出る際には、自分の興味や価値観に合った仕事を選ぶ人だけでなく、ある程度流れに身を任せて縁がある職場を選ぶ人もいるでしょう。入社後にやりがいを感じられる場合もありますが、そうでない場合はやる気が低下してしまい早期退職につながるリスクもあります。
また、やりたい仕事に就いたものの、「この会社ではキャリアを築きにくい」と感じることもあるでしょう。将来性に不安が生じることで、現在の仕事にやる気が出なくなってしまう場合もあるようです。
したくない仕事のモチベーションを保つ方法が知りたい方は、「やりたくない仕事のモチベーションを保つ方法とは?原因となる心理もご紹介」のコラムをご一読ください。
10.企業の方針や社風と合わない
企業の方針や社風と合わないと、「仕事がしにくい」と感じてやる気が出ないこともあるようです。仕事に対する自分の考えが企業の方針と合わないと、自分の思うとおりに業務を進められなかったり、自分の案がなかなか採用してもらえなかったりする可能性があります。すると、仕事のモチベーションが下がってしまい、やる気が出にくくなるでしょう。
また、社風とマッチしないと「人間関係がうまく築けない」「仕事を進めにくい」といったストレスを感じやすくなります。ストレスが仕事にマイナスな影響を与えてしまい、やる気の低下につながることもあるようです。
11.プライベートで悩みや問題を抱えている
プライベートで悩みや問題を抱えていると、仕事中であってもその問題に意識が向いてしまい、やる気が出ない状態になってしまう恐れがあります。仕事に集中できないとミスをする可能性も高くなり、それが原因で落ち込んだり自信をなくしたりして、さらに仕事のモチベーションが低くなってしまうといった悪循環も考えられるでしょう。
12.在宅勤務などの集中しにくい環境
在宅勤務で仕事に集中できる環境が整っていない場合、やる気が出ないという人もいるようです。在宅勤務では、スケジュール管理やコミュニケーションツールを活用しながらすることが多くなるでしょう。便利な一方で、「ツールが増え過ぎてチェックややり方を覚えるのが大変」「メインの業務にたどりつくのに時間がかかってしまう」といった悩みが生じる場合もあります。
また、上司や同僚が周りにいないため、緊張感がなかったりオンオフが曖昧になってたりしてしまい、集中しにくいと感じるケースもあるようです。集中力がなくなるとやる気も出にくくなってしまうでしょう。
仕事のやる気が出ない理由は「仕事にやる気が出ないのは当たり前?原因や対処法とは」でも紹介しているので、あわせてご覧ください。
仕事のやる気を出す方法
「今日中に終わらせたい仕事がある」「残業になりたくない」といった理由から、なんとかしてやる気を出したいという人もいるでしょう。ここでは、仕事のやる気を出す方法を4つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事とプライベートを切り替える
仕事中はプライベートなことを考えないようにして、業務に集中するように意識してみましょう。仕事とプライベートをうまく切り替えられれば、仕事のやる気が出てきやすくなります。
プライベートでは仕事のことを考えず、心身を休めてリフレッシュすることも、気持ちを切り替えるために重要です。先述したように、ストレスがたまったり疲れがたまったりすることも、仕事でやる気が出ない原因になり得ます。十分な睡眠や食事の栄養バランスなども意識して、心身の健康を大切にしましょう。
何かしら行動に移す
やる気が出ない場合も、何かしら行動に移してみましょう。やる気が出ないからといってそのまま立ち止まっていると、やる気は出ないのはもちろん、よりモチベーションが下がっていく恐れもあります。
仕事のやる気が出ないときは、簡単なことから始めてみたり、とにかく手を動かしてみたりするのがおすすめ。作業を進めているうちに仕事のやる気が出てくる可能性があります。
やる気が出ず仕事に行くのが億劫な場合は、布団から出て身支度をする、朝食を食べるなどできることから行動に移してみましょう。
明確な目標を立てる
会社から与えられる仕事を淡々とこなすだけでは、どうしてもやる気が出ないこともあるでしょう。その際は、自分で目標を設定してみるのがおすすめです。「この仕事は午前中までに終わらせる」というように明確な目標を立てることで、それを達成するために頑張れる可能性があります。何も目標がないまま仕事を進めるよりも、目標を掲げた方がやる気が出やすいでしょう。
仕事をすることで得られるメリットを探してみる
モチベーションが下がっていてやる気が出ない場合は、仕事をすることで得られるメリットを探してみましょう。「収入を得て好きなことができる」「夢の実現に近づける」など、仕事をするメリットは人によって異なります。
自分にとっての仕事をするメリットが分かればモチベーションが高まり、やる気が出てくる可能性も。「『働く』とは?メリット・デメリットは?就活での答え方を例文で解説」のコラムで働くメリットを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
後輩や部下に仕事のやる気を出してもらうには?
仕事に対してやる気を持てない人が周囲にいる場合は、相手の話を聞いて原因を見つけるのが有効です。「人間関係に悩んでいる」「仕事が合わなくてつらい」など、仕事のやる気が出ない原因が分かれば、対処法が見えてきやすくなります。後輩や部下の相談に乗ったり業務の効率化や負担の軽減を考えたりするほか、ミスに対するフォローを行うなど、仕事のモチベーションを上げられるような対応を心掛けましょう。仕事でどうしてもやる気が出ないときの12個の対処法
ここでは、仕事でどうしてもやる気が出ないときの対処法をご紹介します。仕事のやる気が出なくて悩んでいる方は、以下の方法を試してみてください。
1.やる気がでない理由をはっきりさせる
どうしても仕事のやる気が出ないときは、理由をはっきりさせましょう。先述したように、仕事のやる気が出ないときは、原因に合わせて適切に対処することが重要といえます。このコラムの「仕事でどうしてもやる気が出ない12個の原因」を参考に、仕事のやる気が出ない理由を見つけてみましょう。
2.働く意味や自分の役割を考えてみる
仕事のモチベーションがどうしても上がらずやる気が出ない場合は、働く意味や自分の役割を考えてみましょう。「何のために働いているのか」「働くことで誰の役に立っているのか」が分かれば、仕事のモチベーションが高まる可能性も。具体的に「○○をするために働こう」「○○さんの役に立ちたい」と考えて仕事に臨むのもおすすめです。
3.仕事を効率化する方法を考える
仕事に疲れてしまいどうしてもやる気が出ない場合は、どのようにしたら効率良く仕事を進められるか考えてみましょう。適切な方法を考えてスムーズに仕事をこなせるようになると、達成感を得られるようになり、モチベーションが高まる可能性があります。
さらに、仕事の効率が上がって残業や休日出勤が減れば、時間的にも精神的にも余裕が出て仕事のモチベーションを維持できるでしょう。
ジョブクラフティングを習慣化する
仕事を効率化する方法の一つに、ジョブクラフティングを習慣化することが挙げられます。ジョブクラフティングとは、仕事の考え方や進め方などを工夫して、やりがいを高めたりやる気をアップさせたりする手法のことです。実際にジョブクラフティングを行う際は、以下のようにできることから始めてみましょう。
- ・スケジュール管理を行う
- ・一日の予定表を作る
- ・反省点をまとめて改善策を考える
上記のような工夫を仕事に取り入れることで、ミスを防げてストレスが軽減したり、予定通り仕事を進められればやりがいを感じられたりする可能性があります。ジョブクラフティングを習慣化できれば、やる気が出ないときでも仕事を効率的に進められるでしょう。
4.上司に相談する
どうしても仕事のやる気がでないときは、上司に相談してみるのも方法の一つです。仕事に対してやる気が出ない原因を解消するために、上司が行動を取ってくれる可能性があります。たとえば、成果に対して十分な評価や給与を得られず「仕事に対してやる気が出ない」と感じている場合、上司に相談することで、的確な評価や待遇の導入を検討してもらえる可能性があるでしょう。
また、「仕事が向いていない」「人間関係で悩んでいる」といった理由から、仕事に対してやる気が出ない場合も上司への相談が有効です。相談することで、上司が自分の適性に合った部署への異動を検討してくれたり、従業員への指導を行い人間関係の悩みが解消したりする可能性があります。
仕事は人生において多くの時間を費やすので、気になることや確認したいことがあればきちんと相談してみましょう。相談しても改善の見込みがない場合や上司に取り合ってもらえないのであれば、転職を検討するのもおすすめです。
5.休みを取得してリフレッシュする
心身の疲労を感じて仕事をする気が起きないなら、休みを取得してリフレッシュするのもおすすめです。仕事のことはいったん忘れてゆっくり過ごしたり、趣味や自分の好きなことでストレスを発散したりして疲れを取りましょう。心身ともに元気になれば、仕事にもポジティブな気持ちで臨める可能性があります。
6.自分の未来を想像してみる
自分が目標としている未来が待っていることを想像すれば、「仕事でどうしてもやる気が出ない」というモチベーションの低下を止められる可能性があります。
たとえば、「自分でビジネスを始めたい」「キャリアアップしたい」といったビジネス面で考える人もいるでしょう。ほかにも、老後のための資産形成や運用など経済面のことや、世界一周旅行といったプライベートなことでもかまいません。未来のなりたい自分になるために何をすべきか想像してみることで、仕事へのモチベーションが高まり、やる気が出てくるでしょう。
7.適度な運動を生活に取り入れてみる
仕事のやる気が出ないときは、適度な運動を生活に取り入れてみるのもおすすめです。ストレッチや散歩、ジョギングなどで体を動かして気持ちがすっきりすると、仕事をポジティブに受け止められる可能性があります。
また、体を動かせばぐっすりと眠れて疲れが取れたり、肩こりなどが解消されたりすることもあるため、仕事に集中できるでしょう。
8.プライベートを充実させる
仕事でどうしてもやる気が出ないときは、仕事だけでなくプライベートを充実させることを意識してみましょう。旅行の予定を立てたり、欲しいもののことを考えたりすることで、「プライベートを充実させるために仕事も頑張ろう」という気持ちになれる場合があります。
また、趣味を楽しんだり人と会ったりしてプライベートを充実させることで、自分の仕事に活かせる発見があることも。仕事の幅が広がったり考え方が変わったりすれば、やる気が出てくる可能性もあるでしょう。
9.意識してポジティブな言葉を使ってみる
どうしてもやる気が出ないと、「疲れた」「つまらない」「帰りたい」「辞めたい」など、ネガティブな言葉を使ってしまいがちです。ネガティブな言葉を口にすることで、さらにその気持ちが強くなってしまう恐れがあります。
仕事のやる気が出ないときは、意識してポジティブな言葉を使ってみるのがおすすめです。「きっとうまくできる」「あと少しで終わるから頑張るぞ」など、ポジティブな言葉を口にすれば、仕事を前向きに考えられる可能性があります。
10.当事者意識を持って主体的に動くことを意識する
どうしてもやる気が出ない理由が「毎日のルーティーンに飽きた」といった仕事のマンネリ化の場合は、当事者意識を持って主体的に動くことを意識してみましょう。指示されたことをやるだけではマンネリ化しやすく、仕事がつまらなく感じてしまう可能性があります。
当事者意識を高めるためには、自分から積極的に行動したり、任されたことは最後まで投げ出さないようにしたりするのがコツです。「当事者意識とは何?低い場合に見られる特徴や高める方法を解説!」のコラムで当事者意識を高める方法を詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
11.家族や友人に相談してみる
仕事への悩みやストレスが原因でやる気が出ないときは、家族や友人に相談してみるのもおすすめ。職場の人には相談しにくいことも、家族や友人なら話しやすい場合もあります。
一人で悩みやストレスを抱えてしまうとより仕事のやる気が出なくなる恐れもあるので、気持ちの整理やストレス解消のためにも、身近な人に相談してみましょう。アドバイスをもらえれば、仕事のやる気が出るようになる可能性もあります。
12.新しいことに挑戦してできることを増やす
業務に慣れてマンネリ化していたり、仕事への興味関心や向上心が低下していたりする場合は、新しいことに挑戦してみるのも方法の一つ。先述したように、できることが増えたり考え方が変わったりすれば、仕事のやる気が出てくる可能性があります。
新しいことへの挑戦としては、「仕事に役立つスキルを身に付ける」「資格を取得する」などがおすすめです。また、ボランティアや副業などの社外活動に挑戦し、普段の生活ではなかなか接点のない価値観に触れて視野を広げるのも有効でしょう。
心身の不調がある場合は病院の受診を検討してみよう
心身の不調が原因で仕事のやる気が出ない場合は、病院の受診も検討してみましょう。自分では気づけない不調の原因が隠れている可能性も考えられます。「体調不良が続いている」「ストレスがたまり過ぎてつらい」といった場合は、無理をしないことが大切です。年齢別!仕事でどうしてもやる気が出ないときの解決策
どの年代であっても、仕事でどうしてもやる気が出ないときはあるでしょう。ここでは、年代別に考えられる理由とその解決策を紹介します。やる気が出せずに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
20代の場合
20代前半の場合、仕事や職場に慣れていないといった理由で、仕事に対してどうしてもやる気が出ない人もいます。仕事に慣れればやる気が出てくる可能性もあるので、「今は頑張るとき」と前向きに捉えて仕事に取り組んでみましょう。
一方、20代後半になって仕事に慣れ、落ち着いたことでやる気が出ないと感じる人もいるようです。やる気が出ない原因が何かを明確にして、解決策を考えてみましょう。自分の考え方や職場の環境などの改善を図っても解決が難しい場合は、転職を視野に入れるのも一つの方法です。
30代の場合
30代で仕事に対してやる気が出ないと感じる場合、仕事内容や業務量が合っていないことが理由として考えられます。そのほか、仕事に対するモチベーションが低下したり、疲労がたまったりしてやる気が出なくなってしまうこともあるようです。
仕事内容や業務量が合っていないと感じているなら、まずは上司に相談して職場環境を変えられないか検討してみましょう。それでも改善できない場合は、転職も選択肢の一つです。
仕事のやる気が出ないなら転職をするのも一つの手
「どうしても仕事のやる気が出ない」「解決する見込みがない」という場合は、転職を検討してみましょう。職場や業務内容が変わることで、モチベーションが向上し、仕事のやる気が出る可能性が高いといえます。
転職後に後悔しないためにも、まずは仕事のやる気が出ない原因を明確にして、やりたいことや求めている職場の環境などをはっきりさせることが大切です。仕事のやる気が出ない理由は人それぞれにあります。転職を決意したとしても、自分のモチベーション低下の理由を解消できる職場を選ばなければ、また同じことを繰り返してしまう可能性も。「職場や仕事が変われば何かが変わる」という漠然とした考え方ではなく、自分のやる気が上がりやすい職場選びをしましょう。
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仕事のやる気が出ないときに関するFAQ
ここでは、仕事のやる気が出ない方によくみられる悩みや疑問を、Q&A方式でご紹介します。
月曜日は仕事のやる気がでない…
休み明けに仕事のやる気が出ない場合は、気持ちを切り替えることが大切です。休日は仕事のことを忘れて疲労回復や自分の趣味などに集中し、仕事のときはプライベートなことを考えないよう意識してみましょう。仕事とプライベートのオンオフをうまく切り替えられるようになれば、やる気も出てきやすくなります。
仕事とプライベートの切り替え方については、「仕事とプライベートの両立方法とは?切り替え方のコツやメリットも解説」のコラムで詳しく解説しています。
仕事のやる気がでない日にサボるのはダメ?
やる気が出ないという理由で仕事をサボると、ほかの社員に迷惑を掛けたり信用を失ったりする恐れがあるので控えましょう。どうしてもやる気が出ないことで心身の不調を感じる場合、始業時間までに欠勤や遅刻の連絡をいれれば無断欠勤にならず、会社へ迷惑をかけるリスクは最小限に留められます。
「会社をサボるのは悪いこと?適度に休むための5つのポイントを解説!」のコラムでは、サボることによるリスクや休養を取るポイントなどをまとめているのであわせてご一読ください。
なぜか仕事のやる気がずっと出ないので辞めたい…
仕事のやる気が出ないからといって、いきなり辞めるのは避けましょう。まずは、仕事のやる気が出ない原因を探って、解決できないかどうか考えてみることが大切です。職場の人間関係や仕事内容が理由なら、部署異動をすることで仕事のやる気が出てくる可能性もあります。
解決する見込みがないと感じた場合は、転職を視野に入れてみましょう。転職活動のタイミングで悩んだ場合は、「転職活動は在職中と退職後のどちらですべき?伝えるタイミングはいつ?」のコラムを参考にしてみてください。
仕事がつまらないとやる気が出ないのは当たり前?
仕事がつまらないと感じているとモチベーションが上がらないため、やる気が出ないこともあるでしょう。しかし、仕事がつまらないと感じていても、当事者意識をもって主体的に動いたり、考え方を変えてみたりすることでやる気が出てくる可能性があります。「つまらないからやる気が出なくても仕方ない」と考えて業務に取り組むと、仕事でミスをしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
「仕事したくないときはどうする?対処法やモチベーションの上げ方を紹介」のコラムで仕事のモチベーションを上げる方法を紹介しているので、チェックしてみてください。
仕事でやる気が出ないときは転職も考えるべき?
やる気を出すための努力をしても解決できない場合、転職するのも一つの方法です。仕事の効率やミスなど、自分の努力で解決できることもありますが、職場環境が原因の場合は自分の力だけで状況を改善するのが難しいといえます。そのような場合は、転職して環境を変えたほうが解決につなげやすいでしょう。転職を考えるなら、エージェントを利用してプロのサポートを受けるのがおすすめです。
ハタラクティブでは、専属のキャリアアドバイザーがあなたに合ったお仕事をご紹介します。今の仕事でやる気が出ずお悩みの方は、ぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。