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大手子会社はやめとけと言われる理由は?メリット・デメリットを紹介
更新日
この記事のまとめ
- 大手子会社とは、事業部の法人化や資本関係をもって新たに設立した企業のこと
- 大手子会社は、親会社があるため安定性・堅牢性に強みがある
- 大手子会社は、親会社から昇進・経営面などで影響を受ける傾向にある
- 大手子会社への就職・転職が良いかどうかは人それぞれである
- 大手子会社を有効的に探すなら、エージェントを活用するのも一つの手
大手子会社への就職を目指したときに、周りから「やめとけ」と言われたことがある人もいるでしょう。なぜ周りから悪い評判を聞くのか、大手子会社への就職にはどのようなメリット・デメリットがあるのか気になるところです。このコラムでは、大手子会社への就職・転職を目指している方に向けてメリットやデメリット、自分に合った大手子会社の見極め方や探し方などを紹介します。
大手子会社とは?
大手子会社とは、文字どおり大手企業の子会社のことを指します。大手企業の子会社とは、次の2つのいずれかにより設立されたものを指すことが多いようです。
- ・会社の事業部を法人化してつくった会社
- ・資本関係をもって新たに設立した会社
つまり、子会社は、親会社にとって必要な事業を担う組織として設立されていたり、投資を受けて事業を行っていたりと、親会社との間に強い資金的結びつきがある会社といえるでしょう。
親会社と子会社の関係性
会社法第二条が定める定義によると、親会社とは、「株式会社を子会社とする会社その他の当該株式会社の経営を支配している法人として法務省令で定めるもの(会社法第2条4)」を指します。対して子会社とは、「会社がその総株主の議決権の過半数を有する株式会社その他の当該会社がその経営を支配している法人として法務省令で定めるもの(会社法第2条3)」です。
たとえば、A社の株式50%をB社が所有していると、A社はB社の子会社になります。一方で、B社はA社の株式を40%しか保有していないものの、資金や決裁の面でBに裁量権がある場合、A社はB社の子会社です。
つまり、議決権のある株式の保有割合や実質的な経営権の掌握によって親会社と子会社の立ち位置が決まるといえるでしょう。
事業方針をはじめ、役員人事などに関する決定権は親会社が持っているため、親会社と子会社の間には明確な上下関係があります。この上下関係から生まれる影響は、子会社の中でさまざまなメリット・デメリットとして表れ、就活生が「大手子会社はやめとけ」という声を耳にする理由の一つになっているといえるでしょう。
参照元
e-Gov法令検索
会社法
大手会社と中小企業の違い
大手企業とは、特定の業界の中で規模や知名度で上位に位置する企業のことです。「△△業界の大手」と呼ばれることもあります。しかし、大手企業という言葉は法律上で定義されたものではありません。一方で、中小企業は、「資本金の額または出資の総額と常時使用する従業員の数」により業種ごとに定義されています(中小企業基本法第二条)。
このことから、資金力や従業員数などの企業規模が中小企業以上の有名な企業を大手企業とするのが一般的です。
大手企業について詳しく知りたい方は、「大手企業とは?基準や定義はある?大企業や中小企業との違いも解説」を参考にしてみてください。大手企業で働くメリットやデメリットについても解説しています。
参照元
e-Gov法令検索
中小企業基本法
大手子会社への就職はやめとけと言われる理由
就活生が「大手子会社はやめとけ」という声を耳にするのは、昇進に限度があったり、親会社の指示に左右されたりすることが理由として挙げられます。親会社と子会社の間には明確な上下関係があるため、親会社から影響を受けることが多いためです。
ここでは、子会社ゆえのデメリットを詳しく説明します。大手子会社への就職を検討しているならデメリットについても把握し、大手子会社を就職先として選択肢に入れるかどうか、慎重に判断してみましょう。
大手子会社への就職はやめとけと言われる理由
- 昇進に限度があることが多い
- 親会社の経営方針に左右されやすい
- 親会社に比べると給与が少ない
- 事業撤退による売却や切り離しのリスクがある
昇進に限度があることが多い
大手子会社に就職するデメリットとして、一定のポジションまで昇進した後はそれ以上の昇進が難しくなることが挙げられます。
そもそも役員のポジションは席が少ないため競争率が激しくなることも理由の一つですが、もう一つの理由として、親会社から出向された人が役員ポジションにつく傾向があることも挙げられるでしょう。このような立場の人が多くつく場合、親会社の意向が反映されがちになることもあるようです。
役員以上のポジションに必ず親会社から出向された人がつくわけではありませんが、可能性はゼロではないため、子会社勤務から昇進を目指す人の席が少なくなると言えます。
もし、何らかのポジションを目標にしたキャリアプランがあるなら、人事や昇進において影響を受ける可能性も考慮しておくと良いでしょう。
親会社の経営方針に左右されやすい
大手子会社は、親会社の経営方針に左右されやすいデメリットがあります。大手子会社は、一般的に親会社の方針や戦略に沿って事業を展開し、親会社からの指示や方針変更があればそれに従い事業を進めていく傾向が多いでしょう。そのため、自主性を好む人にとっては物足りないと感じる場合があります。
もちろん、親会社だからといって子会社の意思をすべて無視することはありません。とはいえ、本来、子会社は親会社を下支えするために設立されたため、一定以上、親会社の経営方針と足並みをそろえることは必要であるといえるでしょう。
親会社に比べると給与が少ない
一般的な同規模の企業に比べたら高い年収でも、親会社と比較すると少ないと感じる場合があるでしょう。大手企業は事業規模や業績が大きく、市場での知名度や競争力が高いことから、親会社の給与水準は高い傾向にあります。仕事をするなかで待遇の差を感じてしまうこともあるでしょう。
「会社を辞めたいと考える理由は?退職前に準備したいこと」のコラムでは、退職理由として給与や待遇面が挙げられています。大手子会社で働く場合、親会社という比較対象があるため、給与や待遇面の差がモチベーションに与える影響はより大きなものになるといえるでしょう。
事業撤退による売却や切り離しのリスクがある
大手子会社は安定した経営が魅力の一つですが、絶対的なものではありません。親会社が子会社の行っている事業から撤退する場合、切り離しが行われる可能性があります。切り離し後、子会社はなくなるわけではなく、通常の独立した企業として事業を展開していきますが、大手子会社としての恩恵が受けられなくなってしまうでしょう。
親会社が子会社を手放す理由はさまざまで、業績不振以外でも可能性はあります。もし、大手子会社に就職したい理由が大手子会社ゆえに受けられる恩恵(給与・福利厚生など)や、大手企業の知名度・ネームバリューに対する信頼や安心感によるものであれば、大手子会社ではなくなる将来的なリスクについて認識しておく必要があるでしょう。
これらのデメリットがすべての子会社に当てはまるとは限りません。しかし、懸念点として頭の片隅に置いて就職すると、ミスマッチを感じずに済むでしょう。就活のポイントとして、デメリットも認識すると視野が広がり、ミスマッチによる早期退職を避ける効果も期待できます。
「転職に迷うときにやるべきことを解説!やめたほうがいい?判断基準も紹介」のコラムでは、転職を悩んでいる人に向けて転職するデメリットや検討方法について解説しているので、参考にしてみてください。
大手子会社は勝ち組?就職するメリット
大手子会社は親会社との関係性から、企業規模に関わらず知名度が高いと考えられます。信頼や信用を得やすいといえるでしょう。また、親会社に比べると就職しやすいとも言われています。
ここでは、大手子会社に就職するメリットをまとめました。
大手子会社に就職するメリット
- 企業規模に関わらず知名度は高め
- 親会社に比べると就職しやすいことが多い
- 倒産する可能性が低い
- 親会社と同等の福利厚生が期待できる
- 平均年収が高めの傾向がある
企業規模に関わらず知名度は高め
子会社は親会社との関係性が強いため、企業規模に関わらず親会社の影響で知名度は高いと言えます。親会社名が企業名に入る場合も多いため、信頼や信用を得やすいと考えられるでしょう。
親会社の知名度を利用できるため、ローン審査などで社会的信用を得やすくなったり、家族や友人に仕事内容をイメージしてもらいやすくなったりする効果が期待できます。
大手子会社は世間的に羨ましいと思われることも
子会社であるかどうかというよりも、給与や福利厚生など、実際に得られるメリットに対して羨ましいと感じる人も一定数いるようです。また、大手子会社から転職する場合、知名度やネームバリューにより得られる信頼から、転職活動において有利になることもあるでしょう。
親会社に比べると就職しやすいことが多い
大手子会社は知名度が高いですが、親会社に比べると求人への応募者数が少ない傾向にあります。親会社では激しい競争となる場合でも、子会社では倍率が下がる可能性もあるでしょう。
倒産する可能性が低い
大手子会社の大きなメリットとして倒産の可能性が低い点が挙げられます。大手企業の子会社は親会社の支援やバックアップを受けて運営されていることもあるでしょう。そのため、比較的安定した経営基盤のもとで事業展開ができていると考えられます。
多くの親会社は長期的なビジョンを持ち綿密な経営戦略を立てており、子会社も親会社の方針に沿った事業展開を行っていくため、安定した運営が期待できます。
親会社と同等の福利厚生が期待できる
大手企業の場合、親会社と子会社の間で福利厚生制度を共有する傾向があります。そのため、大手子会社に入社すれば親会社と同じ福利厚生が受けられる可能性があるでしょう。
また、大手企業の親会社では、従業員のキャリア育成やスキル向上を目的とした教育研修プログラムを用意していることもあります。この研修制度やキャリア支援が子会社まで展開されている場合もあり、充実した教育支援を受けられることもメリットの一つです。
平均年収は高めの傾向にある
大手子会社は、一般的な中小企業よりも平均年収が高い傾向にあります。理由としては、企業自体の経営が安定しているため。親会社が顧客であり取引が継続的なので安定した収入を得られる場合が多いことや、親会社の社会的信用の高さから親会社以外の顧客と安定した取引が行えることなどが挙げられるでしょう。
なお、中小企業の収入については「中小企業の年収はどのくらい?大企業との差や収入アップ方法もご紹介!」のコラムでご確認ください。
大手子会社と中小企業ならどっちが良い?
大手子会社には大手子会社の、中小企業には中小企業のメリット・デメリットがあります。就活の際は、第一に自分が求めることは何なのかを見直し「企業そのもの」を見て、自分の希望に合う会社を選ぶのが良いでしょう。
大手子会社と中小企業への就職で悩んでいる方は、「中小企業に就職するメリットは?後悔しない優良企業の探し方をご紹介」を参考にしてみてください。
転職先として自分に合った大手子会社を見極めるには?
自分にとって大手子会社が就職・転職先として魅力的だった場合、次はどの企業を選択肢に入れて就活するか具体的に検討してみましょう。とはいえ、数多くの企業が存在するなかで、自分に合った大手子会社はどこなのか、何を基準に考えればいいのか迷う人もいるはず。
ここでは、自分に合った大手子会社を見極めるポイントをまとめました。
自分に合った大手子会社を見極める方法
- 子会社としての仕事内容を把握する
- 親会社と子会社それぞれの社風を確認する
- 親会社との関係性を調べる
子会社としての仕事内容を把握する
就活において、就職を検討している会社の企業研究をすることは大切です。そもそも子会社は、親会社にとって自社の業績拡大と発展を果たすため、新たな事業を任せるなどの理由で設立されたもの。親子という関係から、子会社も親会社が行っている事業と似た事業をしているように考えてしまいますが、実際は全く異なる別事業を行っている場合があります。
志望企業に対する知識が不足してしまうと、入社後、自分が考えていた業務内容とは異なる仕事を任されるなど、大きなミスマッチにつながる可能性も。「親会社の仕事内容だけ把握しておこう」と安易に判断せず、子会社のWebサイトを検索し、事業内容を確認しましょう。
また、口コミ情報やSNSなども活用し、現社員の声を確認することで、より具体的な業務内容をイメージする方法もあります。
親会社と子会社それぞれの社風を確認する
就活の際、親会社と子会社それぞれの社風を確認しておくことは入社後のミスマッチを少なくするためにも非常に大切です。社風は、会社の経営理念などから形成された会社独自の雰囲気のこと。人によって受け取り方が異なるように、どのような社風が合うかも人それぞれです。
親会社と子会社のWebサイトを検索し、企業の社史や沿革、経営陣のエピソードなどを確認すると、その企業の持つ社風が垣間見られます。
また、会社説明会などを通して、企業の経営方針や考え方を直接聞くことも良いでしょう。口コミ情報やSNS、転職エージェントに確認する方法もあります。
子会社に対する影響度を知るうえでも、親会社と子会社の社風がどの程度似ているかを知ることは一つの目安になります。
「転職の妥協点を見極めるには?後悔せずにより良い職場を見つけるコツを解説」のコラムでは、転職における注意点として社風のマッチ度を挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。
親会社との関係性を調べる
親会社と子会社のWebサイトを検索し、パートナーシップや共同プロジェクトなどについて調べてみましょう。親会社が子会社とどれほど結びついているのか。親会社と子会社の関係性を知ることは、子会社の事業内容や職場環境などに対する親会社の影響をイメージし、本当に自分に合った大手子会社なのかどうかを判断するうえで役立つ重要な要素といえます。
子会社は親会社にとっての資産であり、子会社が順調な経営を行っているかどうかは親会社にとっても非常に大切なことです。
そのため、子会社の事業の取り組み事例についてチェックすると、親会社と子会社の関係性の強さだけではなく、企業研究にも役立つでしょう。
また、親会社そのものも忘れずにリサーチしてください。親会社と子会社の両方を知ることで比較することが可能となり、両社の合致度がおのずと見えてくるはずです。大手企業であれば、メディアやSNSを使い、情報を多方面に発信していることが多いので、積極的に活用しましょう。
大手子会社に転職したい!求人の有効な探し方
大手子会社の求人に応募したいと考えても、その応募先をどうやって見つければ良いのか、頭を悩ませている人もいるでしょう。
ここでは、大手子会社の求人を有効的に探す方法についてまとめました。転職を成功させるためには、まずはどのような大手子会社の求人があるのか調べてみることから始めてみましょう。
大手子会社求人の有効な探し方
- 大手企業のWebサイトからグループ会社一覧を探す
- 大手企業名+子会社名で検索する
- 転職サイトで子会社を探す
- 業界地図を参考にする
- 合同説明会に参加する
- 転職エージェントを活用する
大手企業のWebサイトからグループ会社一覧を探す
気になる業界や仕事などがあれば、「業界名+大手企業」のようにインターネットで検索すると、一覧やランキング方式で各業界の大手企業を見つけることが可能です。次に、一覧やランキングから具体的に気になる企業を見つけ、その企業のWebサイトを確認してみましょう。
企業のWebサイトにはグループ会社一覧が記載してあることがほとんどなので、簡単に子会社情報を見つけられます。また、関連企業についても一覧で記載されていることが多いので、大手子会社以外の選択肢を検討してみるのも良いでしょう。
大手企業名+子会社で検索する
すでに気になる大手企業がある場合は、「大手企業名+子会社」をインターネットで検索するのがおすすめです。企業のWebサイトには自社に関連のある会社について記載していることが多いため、グループ会社や関連メーカーの一覧をすぐに確認できます。
就活では、可能な限り多くの情報を収集することが大切です。気になる大手企業があれば、インターネット検索を駆使してどんどんリストアップしてみましょう。
転職サイトで子会社を探す
求人情報を多く確認できるという点で、転職サイトで子会社を探す方法もあります。転職サイトでは、大手子会社だけに限らず多くの企業をチェックして比較できるため、広い選択肢の中から検討することが可能です。しかし、転職サイトは種類も数も非常に多く、自分に合った転職サイトを見つけるには時間がかかることもあるので注意しましょう。
業界地図を参考にする
業界地図は、企業の状況を分かりやすく図式化したものです。その図式の中には、親会社と子会社など、資金的なつながりのある企業や業務提携を行っている企業・メーカーなど、企業同士の関係性についての記載もあります。業界地図を見るだけでも思わぬ企業間の結びつきを発見できるので、大手子会社を探すのに役立つでしょう。また、親会社と子会社に関する企業研究にも有益な情報となります。
なお、企業地図と並んで四季報も有名です。四季報では、企業の業績や採用実績などを確認できます。「企業について詳しく知りたい!」という人はぜひチェックしてみましょう。
合同説明会に参加する
インターネットを使った探し方のほかにも、合同説明会に直接出向くという探し方もおすすめです。合同説明会自体の規模や参加する企業は多種多様で、大手企業や優良企業が参加していることもあります。
「大手子会社を希望しているけど、具体的な会社まではよく分からない」「特に気になる業界やメーカーがあるわけではない」という人にとっては、対面でコミュニケーションを取ることで、自分に合った雰囲気の業界・企業を絞っていく手助けになるでしょう。
なお、オンラインで開催している合同説明会もあるので、直接出向くのが難しい場合はそちらを検討してみてください。就活生などを対象とした合同説明会は全国各地で開催されています。
「会社説明会に参加するメリットとは?服装や質問するときのポイントを解説」のコラムでは、説明会に参加するメリットやデメリット、マナーについて分かりやすく解説。就活に役立てるようぜひ確認してみましょう。
転職エージェントを活用する
大手子会社への転職を検討している方は転職エージェントを利用しましょう。エージェントには非公開求人が集まり、そのなかには大手や大手子会社のものが含まれることもあります。個人で就活・転職活動をしていては見つからない求人を紹介してもらえることも多いため、なかなか希望の求人が見つからないと悩んでいるなら利用を検討するのがおすすめです。
「転職エージェントのデメリットは?やめとけといわれる理由やメリットも解説」のコラムでは、非公開求人をはじめとするエージェント利用のメリット・デメリットをそれぞれ解説しています。利用前に確認し、自分に合ったサービスかチェックしてみましょう。
「大手子会社への就職・転職を前向きに希望しているけれど、大手企業グループの一員だと思うと、なかなか一歩が踏み出せない」という人は、就職・転職エージェントのハタラクティブに相談するのがおすすめです。
ハタラクティブは、転職希望者・既卒・第二新卒・フリーターを対象にした就活支援エージェント。サービス内容は、求人情報の提供のみならず、履歴書の書き方や面接対策、服装のアドバイスなども行っています。また、利用者に代わり、就職希望先へのアポイントの取り付けにも対応。
何かと不安な就職・転職活動を、細やかなサポートで後押しします。サービスの登録・利用料はすべて無料のため、まずはお気軽にお問い合わせください。
大手子会社に関するFAQ
ここでは、大手子会社への就職を考えている方の疑問や不安にQ&A方式で答えていきます。
大手子会社へは転職できない?
結論からいうと、大手子会社への転職は可能です。ただし、大手子会社への中途入社は親会社の知名度から希望者も多く、転職の難易度が高くなる可能性もあるので、事前準備はしっかりと行いましょう。
一方で、大手子会社からの転職を検討する場合、親会社のネームバリューによって転職活動が有利になることもあります。また、大手子会社で培った知識やスキルを身に着けている人材として、転職先から必要とされることもあるようです。
大手子会社への転職はメリットがありますか
大手子会社にはメリット・デメリットどちらも存在します。
自分が転職したいと思ったきっかけや目的が大手子会社に入社することで達成できるようであれば転職にメリットがあるといえるでしょう。
子会社のメリットは「子会社で働くメリットとは?デメリットと合わせて解説!」でも紹介しているため、あわせてご覧ください。
大手子会社でもリストラはありますか?
大手子会社でもリストラの可能性はゼロではありません。
たとえば、子会社が赤字となり親会社に吸収される際、吸収される側の子会社社員がリストラされる可能性はあります。
リストラのリスクに備えるためにも転職に関する知識を身に付けておくことが大切です。転職を成功させるコツを知りたい方は「転職のコツとは?新卒との違いや効率よく内定獲得するためのポイント」のコラムを参考にしてみてください。
大手子会社と大手グループ企業に違いはありますか?
子会社とは、親会社が株式の50%以上を保有しており、親会社が実質的な支配をしている形式です。グループ会社は、株式の50%以上を保有する会社がなく親会社に決定権がありませんが、一定の影響を与えている形式を指します。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。