ニートやひきこもりのままだとどうなる?末路や脱出方法をご紹介

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この記事のまとめ

  • ニート、ひきこもりになる原因は人間関係のストレスや過去の挫折経験など
  • ニートやひきこもりのままだと浮浪者になってしまうリスクがある
  • ニートやひきこもりのままだと独居死の可能性が出てくる
  • ニートやひきこもりの子どもの親の悩みは経済的な負担や老後の計画の破綻
  • ニートやひきこもりから脱出するにはアルバイトから始めてみよう

ニートやひきこもりのままでいると、どのようになってしまうのでしょうか。働かないままでいると、金銭面で困窮したり就職先が決まりづらくなったりする可能性が挙げられます。また、親にも経済面や精神面で負担をかけてしまうでしょう。このコラムでは、ニートやひきこもりのままでいた場合の末路や、脱出方法をご紹介。自分の将来を考える参考にしてください。

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ニートとひきこもりの違いとは?

「ニート=ひきこもり」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ニートとひきこもりはそれぞれ別で定義づけられています。ニートとひきこもりの違いを見ていきましょう。

ニートとは

ニートとは、イギリスで生まれた「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を取った言葉で、通学や通勤、家事、就業訓練を行っていない人という意味です。また、「若年無業者」とも呼ばれています。若年という言葉どおり、対象の年齢は15~34歳。しかし、近年では35歳以上の「高齢ニート」も増加しているといわれています。

ひきこもりとは

ひきこもりは、厚生労働省の定義によると、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人と交流をほとんどせずに6ヶ月以上続けて自宅に引きこもっている状態」のことです。この定義では「社会活動に参加していない」というのが一般的な認識のため、趣味や買い物などを目的に外出している人であっても、ひきこもりに含まれます。

ニートやひきこもりになるのは、さまざまな原因があります。詳しくは、次項の「ニートやひきこもりになる主な5つの原因」をご覧ください。また、ニートとひきこもりの定義については、「大学中退後のひきこもり状態から卒業!就職する方法やニートとの違い」で解説しています。

参照元
厚生労働省
ひきこもり施策について

ニートとフリーターの違い

ニートと混合されやすい言葉として「フリーター」があります。ニートとフリーターの違いは働いているのか働いていないのか。フリーターは、主にアルバイトとして働いている人のことを指す言葉です。一方、ニートは冒頭でも紹介しているように、通学や通勤、家事、就業訓練を行っていない人のことですので、フリーターとは大きく意味が違うことを知っておいてください。
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ニートやひきこもりになる主な5つの原因

ニートや引きこもりになる主な5つの原因

  • 過去に挫折を経験している
  • 対人関係のストレス
  • コミュニケーションが苦手
  • 親が生活の援助をしている
  • やりたいことがない

ニートやひきこもりになる主な原因として、挫折した経験や人間関係によるストレスなどがあります。下記で詳しく解説しているので、ご一読ください。

1.過去に挫折を経験している

受験や就職などで過去に挫折を経験し、そこからなかなか立ち直れずに次へ進めない人もいるでしょう。挑戦しようとしても「過去の失敗を繰り返すかも…」と考えて一歩を踏み出せず、ニートやひきこもりとしての生活を続けてしまうようです。

2.対人関係のストレス

ニートやひきこもりになる原因として、対人関係のストレスも挙げられます。たとえば学生時代のいじめや職場での人間関係トラブルなどがトラウマになり、新しい環境で物事を始めるのが怖くなってしまうこともあるようです。

3.コミュニケーションが苦手

他人と関わることが苦手だったり、コミュニケーションがうまく取れなかったりすることが原因でニートやひきこもりになる人がいるようです。もともと消極的で内向的な性格のほかに、「他人に興味がないのでコミュニケーションを取ろうとしない」といったことも理由になる可能性があります。

4.親が生活の援助をしている

親が現役で働いており、生活に心配がない人もニートやひきこもりになってしまうようです。仕事をしなくても生活できる環境が整っていると、「わざわざ働く必要がない」と考えてニート生活を続ける人もいるでしょう。

5.やりたいことがない

将来の夢や目標などがなく、「仕事で△△をしたい」「△△をやってみたい」といった考えを持たない人も、ニートやひきこもりになりやすいといわれています。周囲の勧めで就職をしても、仕事における目標がなく早期離職してしまうケースもあるようです。
ニートになる原因については、「ニートになる原因と心理的要因は?生活を改善して正社員就職を目指す方法」でも解説しているので、あわせて参考にしてください。

ニートやひきこもりのままだとどうなる?

ニートやひきこもりのままだとどうなる?

  • 年齢を重ねて就職しづらくなる
  • 金銭面で困窮する恐れ
  • 生活全体が立ち行かなくなるリスク

ニートやひきこもりのままだと、金銭面で困窮したり生活に大きな影響が出たりといったリスクが考えられます。ニートやひきこもりのままだとどうなるのかを見ていきましょう。

年齢だけを重ねて就職しづらくなる

ニートやひきこもりのままでいると、何もせずに歳だけ取ってしまいます。若い人という印象の強いニートやひきこもりですが、近年では「高齢化」が問題に。ニートやひきこもりになったときは20歳前後だった人も、そのままの生活を送っていれば、年齢を重ねて30代や40代になってしまいます。
歳を重ね、「経済的に困窮したから働く」と就活をはじめても、長年のニート・ひきこもり歴と年齢がネックとなり、思うように就職できないという場合があるようです

金銭面で困窮する恐れがある

親や親族に生活費を頼っている場合、親が他界してしまうと経済的に困窮してしまう可能性があります。また、親が大きな病気や怪我をした場合は生活費を稼ぐために働くだけでなく看護や介護をする必要も出てくるため、ニートやひきこもりのままで親に頼った生活を続けるのは難しくなるでしょう。

生活全体が立ち行かなくなるリスクがある

ニートやひきこもりの方の多くは、親や親族に生活を頼っている状態といえます。そのため賃貸のアパートやマンションに住んでいれば、生活を面倒見てくれる人がいなくなった場合に家賃の発生は避けられません。持ち家に住んでいるとしても、固定資産税や定期的なメンテナンス代を支払う必要があります。家賃や税金の支払いが遅れれば、その家に住めなくなってしまい、生活全体が立ち行かなくなる可能性もゼロとは言い切れません。

ニートを続けるとどうなるかについては、「ニートから脱却する方法をご紹介!就職までの流れをチェック」でも紹介しています。自身の将来に不安を感じている方はご一読ください。

ニートやひきこもりの子を持つ親の悩み

ニートやひきこもりの子を持つ親には、自分がいなくなった後の生活や経済的な負担といった悩みがあります。光熱費や食費といった生活費がかかるほか、子どもの年金や健康保険を支払うことも。なかには、親がすでにリタイアしているために、年金から生活費を捻出しているという家庭もあるようです。
また、多くの方が不安視しているのが自分たちがいなくなったあとの子どもの生活。自分たちが亡くなった後は収入源が途絶えてしまうため、ニートやひきこもり状態にある子どもの生活は困窮する可能性があるでしょう。年を重ねるにつれて病気や死亡のリスクも高まるため、自分たちがいなくなったあとの子どもの生活を心配する親が多いのだと考えられます。

ニートやひきこもりから脱出する4つの方法

ニートやひきこもりから脱出する4つの方法

  • 相談できる相手を見つける
  • アルバイトをはじめる
  • 在宅ワークをはじめる
  • 就職支援機関を使う

ニートやひきこもりからの脱出方法としては、アルバイトからはじめてみることや在宅ワークを検討してみることなどが挙げられます。下記で詳しく見ていきましょう。

1.相談できる相手を見つける

ニートやひきこもりからの脱出を望んでいる方は、悩みを相談できる相手を見つけてみましょう。なんでも自分で解決しようとすると、一人だけで悩みや問題を抱え込むことになってしまいます。ひとりで悩み続けても解決につながることは少ないため、家族や友人など、信頼できる人に相談しましょう。困ったときに「この人になら相談できる」と思える相手を見つけることは、心の支えにもつながります。

2.アルバイトからはじめてみる

「働きたいけど、いきなり正社員は不安…」という人は、アルバイトからはじめてみるのをおすすめします。ニートやひきこもりから、いきなり週5日・フルタイム勤務の正社員として働くのは難しいと感じてしまう可能性が高いでしょう。シフトを自由に決めやすいアルバイトを選べば、自分の好きな日や勤務時間を選択することが可能です。
また、他人とのコミュニケーションに不安を感じる人もいるでしょう。そのような場合は、清掃業や倉庫作業のように、他人とのコミュニケーションが少ないアルバイトを選ぶのもおすすめです。
無理をせず、自分でもできそうな仕事や時間、日数からはじめて「働くこと」「周囲とコミュニケーションを取ること」に慣れることを優先させましょう

3.在宅ワークからはじめてみる

外に出て何かをすることに抵抗があるニートやひきこもりの人には、在宅ワークがおすすめです。在宅ワークでは、自分の家から出ずに働くことができます。近年ではクラウドソーシングといったインターネットを通して仕事をできるサービスが普及しており、文字起こしやアンケートモニター、プログラマーなどの仕事が可能です。スキルが必要なものもありますが、好きなことや得意なもので在宅ワークができそうであれば、選択してみるのも良いでしょう。

4.就職支援機関を使う

「このままではだめだと思うけど、何をしたら良いか分からない」というニートやひきこもりの人におすすめなのが、就職支援機関の利用です。代表的な就職支援機関として、行政が運営を行うハローワークが挙げられます。ハローワークでは主に就職先の紹介を行っていますが、就職相談や各種セミナーなども無料で実施しているため、参加してみると有益な情報を得られる可能性が高いです。
また、若年層に焦点を当てた「わかものハローワーク」も開設しているので、一般的なハローワークを利用するのに抵抗がある場合は活用してみるのも良いでしょう。

ハローワークに対して「暗い」「怒られそう」といったマイナスイメージを抱いている方は、民間サービスを利用してみてはいかがでしょうか。民間の就職エージェントで実施しているのは、ハローワークと同様の就職先の紹介やセミナー開催、相談など。民間ならではのきめ細やかな対応や明るいオフィス、企業とのつながりなどが強みです。

民間就職支援サービスの一つであるハタラクティブは、若年層に特化している就職・転職エージェント。明るくきれいなオフィスと、ご利用者一人ひとりに対して専任のアドバイザーがつくのが特徴です。就職に関する相談はもちろん、企業探しのポイントや応募書類の書き方などもしっかりとサポートします。さらに、取り扱う求人の多くは未経験歓迎です。経歴やスキルに不安がある方にも、適性に合わせた求人をご紹介いたします。なお、相談や求人紹介などのサービスはすべて無料です。現状を変えたい、ニートやひきこもりから卒業したいと考えている方は、お気軽にお問い合わせください。

脱ニートを目指すためのQ&A

ニートの方が就職に向けて今からできることを、Q&A形式でまとめました。

ニート生活にはどんなリスクがある?

親が他界すると、経済的な基盤がなくなり生活が立ち行かなくなります。若いうちは職歴がなくても就職できますが、年齢を重ねるとそれも難しくなるでしょう。就職は若いほど有利になるので、「生活に困ってから働く」という発想では、そのときに仕事が見つかる保証がありません。ニートを続けるリスクについては、このコラムの「ニートやひきこもりのままだとどうなる?」でも触れています。

ニートや引きこもりを脱出するには?

いきなり就職するのが怖い場合、短期のアルバイトや在宅ワークから始めてみるのがおすすめです。外に出るのに抵抗がある方は、散歩や買い物で出かけることに慣れましょう。「ニート脱出におすすめのバイトは?正社員として就職できる?」では、おすすめのアルバイトの種類や求人の探し方をアドバイスしています。

ニートから就職できる人の特徴は?

何事も前向きに捉えて行動できる人、仕事を選びすぎない人は、就職に成功しやすいです。「失敗しても大丈夫」「とにかく行動してみる」という風に、悩む前に動くのが成功の秘訣。仕事に求める条件が多いと就職先が見つからないので、過度なこだわりを持たずに幅広い求人を検討しましょう。
就職が決まらない…ニートを脱却する方法とは?効果的な就活のコツを解説」では、内定につながる仕事の選び方をご紹介しています。

ニートから就職できる仕事はある?

営業や清掃、工場勤務、介護職員などは経歴が問われず、未経験でも就職しやすい仕事です。コミュニケーションが苦手な人は、警備員やドライバーなど、職場の仲間やお客さんとの会話が少ない仕事を選んでも良いでしょう。仕事選びの際は、「ニートからの就職はスピードが肝心!支援機関を使って就活を有利に進めよう」も参考にしてください。

資格取得で就職は有利になる?

ニートの方は資格取得に時間を使うよりも、アルバイトや就職活動を始めるのが良いでしょう。なぜなら、資格よりもアルバイト経験や若さを求める企業は多く、資格勉強をしている時間がもったいない場合が多いからです。就職と資格の関係については、「就活や転職で資格はいらない?選考に与える影響とは?」で詳しく解説しています。

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