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ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説
更新日
この記事のまとめ
- ハローワークでは仕事探しだけでなく、就職セミナーや職業訓練も受けられる
- ニートが初めてハローワークに行くときは、目的によって持ち物が異なる
- ニートが初めてハローワークを利用するときは職歴や資格、希望職種について聞かれる
- ニートが初めてハローワークを使う際の注意点には「希望条件の明確化」などがある
- ニート期間が長い人は初めてハローワークに行く前に生活習慣を整えよう
ハローワークを初めて利用するニートの方のなかには、「初めてでどうしたら良いか分からない」「ニートであることを職員に怒られそう」と不安を感じる方もいるでしょう。このコラムではハローワークのサービス内容や便利な活用法を詳しく解説。ニートの方が初めてハローワークを利用する際に注意すべきポイントもご紹介しています。また、挑戦しやすい求人やハローワークに行く前の心構えも解説していますので、ご一読ください。
ニートから仕事を探せる!初めてのハローワーク
ハローワークとは、公共職業安定所(職安)とも呼ばれる行政機関で、就職に関する相談や求人検索、失業保険の手続きなどを行えます。仕事を探している人なら年齢や経験を問わず誰でも無料で利用でき、ニートの方も就職に関する適切なアドバイスやサポートを受けられるのが特徴です。
以下、ハローワークで利用できる主なサービスをご紹介します。
仕事を探す
ハローワークが保有している求人の閲覧、応募が可能です。ハローワークでは管轄地域ごとの求人を多く取り扱っているため、地元での就職を希望する方の強い味方となるでしょう。
ほかには就職に関する悩み相談や、就活に役立つセミナーの受講も可能です。ハローワークが初めてで自己分析や書類選考、面接対策に不安のあるニートの方は積極的に参加してみましょう。
職業訓練を受ける
ハローワークでは、資格取得やスキルアップをしたい方に向けて「ハロートレーニング」を開催しています。ハロトレ特設サイトの「ハロートレーニング(離職者訓練、求職者支援訓練)について知る」によると、ハロートレーニングとは、公共職業訓練と求職者支援訓練の総称。公共職業訓練は雇用保険を受給している方、求職者支援訓練は雇用保険を受給していない方、または受給が終了した方が対象です。
ハロートレーニングでは、知識・スキルや資格の取得を目指して幅広い分野から講座を選択し、受講することが可能。学べるジャンルはWebデザインや医療事務、簿記など多岐に渡ります。
ハローワークを初めて利用するニートの方は「ニートから受けられる職業訓練とは?受講方法や費用についてご紹介」も参考にしながら、興味のある講座に申し込んでみるのもおすすめです。
ハローワークの利用時間や開庁日は?
ハローワークの利用時間や開庁日は施設によって異なるので、ニートの方が初めて利用する場合はWebサイトなどで事前に確認しておきましょう。各都道府県のハローワークの情報については、厚生労働省の「全国ハローワーク」から確認可能です。
利用時間はおおむね午前8時30分~午後5時15分ですが、夜間帯に対応している所もあります。開庁日は基本的に平日のみですが、場所によっては土曜日に開庁している場合もあるのでチェックしておくと良いでしょう。
参照元
ハロトレ特設サイト
トップページ
厚生労働省
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ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
ニートが初めてのハローワークを怖がる4つの理由
ニートの方が初めてハローワークを利用したいと思ったとき、「怖い」「門前払いされるのでは」と思う方もいるでしょう。
しかし、たとえニート期間が長くても、働きたいという強い気持ちがあれば大丈夫です。ここでは、ニートの方がハローワークを怖いと思う主な4つの理由と対策を解説します。
ニートが初めてのハローワークを怖がる理由
- 初めてでどうしたら良いか分からない
- 「ニートであることを怒られそう」と不安を抱いている
- 仕事の探し方が分からない
- 「ニートも仕事が見つかるのか不安」と感じている
1.初めてでどうしたら良いか分からない
ハローワークが初めてでどうしたら良いか分からないニートの方は、受付で初めて来たことを伝えましょう。職員の方が利用手続きについて説明してくれるので、その後必要書類を記入します。
利用登録が完了したら、窓口で「自分に合う求人を探したい」と相談してみましょう。パソコンで自分で検索する際にも、使い方が分からないときは職員の方が教えてくれるので安心です。
2.「ニートであることを怒られそう」と不安を抱いている
長いニート期間のあとで初めてハローワークに行く場合、「ニートは門前払いされるかも」「働いていないことを説教されるかも」と不安に感じる方も多いでしょう。ハローワークでは、過去の経歴や働いていなかった理由を尋ねられることがあります。
しかし、ハローワークの職員はニートであることを責めているわけではなく、利用者に合わせた就職支援や求人紹介を行うために質問しています。そのことを踏まえ、質問に正直に答えましょう。
3.仕事の探し方が分からない
初めて就職するニートの方の場合、ハローワークで何を基準に仕事を選んだら良いのか分からないことも。そんなときは、あらかじめ自己分析を行っておくのがおすすめです。自分の性格や適性を知ることで、向いている仕事とそうでない仕事が明確になります。
自己分析の詳しい方法は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」で解説しているので、参考にしてみてください。また、勤務地や勤務時間、休日なども仕事を選ぶ基準のひとつです。希望する条件をメモなどにまとめておくと良いでしょう。
4.「ニートも仕事が見つかるのか不安」と感じている
ハローワークで扱っている求人には、社会人経験のない方も応募できるものが多数あります。初めてのハローワークで仕事を探すことに自信がないニートの方は、積極的に窓口で相談してみましょう。また、求人検索を繰り返して慣れてくると、未経験でも応募できる求人を自分でも効率的に見つけられるようになります。
面接に自信がなくても大丈夫
初めてハローワークを訪れるニートの方は「面接に自信がないから怖い」と感じていることもあるでしょう。そのような方に向けて、ハローワークでは面接練習を開催しています。ハローワークでの面接練習については「ハローワークの面接練習を活用しよう!申込方法やおすすめの服装は?」で詳しく解説していますので、面接に不安を抱えているニートの方は参考にしてみてください。
ニートが初めてハローワークに行くときの持ち物
ニートの方が初めてハローワークに行く場合、目的によって持ち物が異なります。以下、それぞれ見ていきましょう。
仕事を探す場合
ニートの方が初めてハローワークで求職者登録を行う場合、必要な持ち物は特にありません。ただし、求職者登録を行う際に過去の職歴などを記入する必要があるため、履歴書を持参しておくと便利です。
また、筆記用具とメモを用意しておくと、求人検索や就職相談の際に重要なことを記録するのに役立ちます。なお、2回目からはハローワークカードの提示が必要になるので、発行後は紛失しないよう注意しましょう。
失業給付の手続きをする場合
ハローワークインターネットサービスの「雇用保険の具体的な手続き」によると、ニートの方がハローワークで失業保険の手続きをする場合、以下の持ち物が必要です。
- ・雇用保険被保険者離職票(1と2)
- ・個人番号確認書類(マイナンバーカード、個人番号の記載のある住民票など)
- ・身元確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- ・写真(縦3.0cm×横2.5cm)2枚
- ・印鑑(認印可)
- ・本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
失業保険の手続きについては「失業保険の受け取り方法とは?条件や手続きなどを詳しく解説」でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
ハローワークインターネットサービス
初めてハローワークを利用するときの服装は普段着でOK
ニートの方が初めてハローワークに行く場合、普段着でも問題ありません。ハローワークに行く服装について特に決まりはないためです。ただし、仕事探しをサポートしてくれる職員の方に不快な印象を与えないよう、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
ニートが初めてハローワークを利用する際の流れ
ハローワークで求職者登録をすると、求人検索や紹介状発行などのサービスを利用できるようになります。求職者登録から利用までの具体的な流れを以下に示しました。
ニートが初めてハローワークを利用する際の流れ
- 求職者登録をする
- 求人情報を探す
- 気になる求人があったら相談員に申し出る
- 求人に応募する
1.求職者登録をする
初めてハローワークを利用するニートの方は、求職者登録が必要です。ハローワークの受付で初めて利用する旨を伝え、「求職申込書」に住所氏名や保有資格、学歴などの必要情報を記入して提出しましょう。
登録情報が受理されると「ハローワークカード」が発行され、サービスが利用できるようになります。ハローワークカードは今後利用する際に毎回必要となるので、大切に保管しておきましょう。
Webサイトからの仮登録もおすすめ
ニートの方が初めてハローワークを利用する際の登録手続きをよりスムーズに進めたい場合、自宅のパソコンやスマートフォンからの仮登録がおすすめです。ハローワークインターネットサービスにアクセスし仮登録が完了したら、14日以内に求職情報を入力して求職者マイページを開設しましょう。その後はオンラインでの求人検索や自主応募が可能になるものの、一部機能はハローワークに来所して手続きを行わなければ利用できないため注意が必要です。
参照元
厚生労働省
ハローワークインターネットサービス
2.求人情報を探す
求職者登録が完了したら、ハローワーク内に設置してあるパソコンで求人検索をしましょう。勤務地や雇用形態、待遇など希望条件を絞って検索できます。ニートの方が初めてハローワークで求人検索する際の注意点は、このコラム内の「ニートが初めてハローワークを使う際の5つのポイント」でも解説しているので参考にしてみてください。
求人検索は自宅のパソコンやスマートフォンからも可能ですが、ハローワーク内でのみ閲覧できる求人もあるため、時間がある場合は直接足を運ぶのがおすすめです。また、来所すれば求人の探し方についてハローワークの職員に相談もできるため、効率的に仕事探しができるでしょう。
3.気になる求人があったら相談員に申し出る
気になる求人が見つかったら、求人票をプリントアウトして窓口の相談員に申し出ましょう。相談員が企業に連絡し、書類選考や面接の手続きを行ってくれます。書類選考を挟まず面接を行う企業の場合は、希望日時を伝えて面接日の調整をしてもらいましょう。
企業とのやり取りが完了すると紹介状が発行されます。紹介状は選考に必要なので忘れずに受け取りましょう。
4.求人に応募する
窓口で紹介状を受け取ったら、いよいよ求人応募です。書類選考の場合は履歴書・職務経歴書・紹介状を同封し、企業に送付しましょう。
紹介状を提出する際のポイントは「ハローワークの紹介状のもらい方は?ネットや郵送は可能?」でも詳しく解説しているので、初めてハローワークの求人に応募するニートの方は参考にしてみてください。書類選考なしで面接を受ける場合は、当日に応募書類と紹介状を忘れずに持参しましょう。
ニートが初めてのハローワークで聞かれること
ニートの方がハローワークで初めて就職相談を受ける場合、求職申込書の内容に基づいて以下のようなことを聞かれます。
- 1.これまでの職務経歴(派遣、アルバイトなども含む)
- 2.保有している資格や免許
- 3.希望する業界や職種
- 4.希望する勤務条件(勤務日数や時間、勤務地など)
窓口での就職相談は面接ではないので、緊張せず質問に答えましょう。より希望に合う求人を紹介してもらいやすくするためにも、希望内容をできるだけ具体的に伝えることが重要です。外せない条件はあらかじめメモにまとめ、伝え忘れを防ぎましょう。また、初めてのハローワークで就職に自信がないニートの方は、その気持ちを正直に話すと利用可能なサポートを紹介してもらえます。
ハローワークの窓口で相談できる内容については「ハローワークで相談できる内容は?利用方法や失業保険の受給方法も紹介」でも詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
空白期間のことを聞かれたら正直に答える
ニートの方の場合、初めてハローワークを訪れた際にこれまで仕事から離れていた理由を聞かれることがあります。ハローワークの職員は「利用者の力になりたい」という思いから質問しているので、嘘をつかずに答えることが大切です。「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」では、空白期間について面接での回答方法を解説しているので、あわせて確認してみると良いでしょう。
ハローワークが初めてのニートから挑戦しやすい求人
ハローワークでは、トライアル雇用など働きながら正社員を目指せる求人も取り扱っています。ニートの方のなかには「いきなり正社員の仕事は難しいかも…」と不安に感じる方も少なくありません。すぐに正社員に挑戦するのが難しいようなら、以下のような求人を検討してみましょう。
トライアル雇用がある求人
トライアル雇用とは就労経験がない、または少ない求職者を対象とした制度で、一定の試用期間後を経て採用が決まる求人です。試用期間として原則3ヶ月間働いたのち、適性があると判断されればそのまま正社員へ移行します。トライアル雇用の応募条件を満たせば誰でも応募できるので、空白期間の長いニートの方や、未経験の職種に挑戦したい方におすすめの制度です。
トライアル雇用については「『トライアル雇用』とは?制度の具体的な内容やメリットなどを解説!」でも詳しく解説しています。
正社員登用があるアルバイト
正社員登用とは、アルバイトやパートなどの非正規雇用から正社員になれる制度です。「ニート期間が長いので、最初はアルバイトから始めてゆくゆくは正社員を目指したい」と考える方におすすめ。正社員になるための条件は企業によって異なるため、あらかじめしっかり確認しておきましょう。
正社員登用について詳しく知りたい方は「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」も参考にしてみてください。
ニートが初めてハローワークを使う際の5つのポイント
ハローワークを初めて利用するニートの方が効率的に仕事を見つけるためには、いくつかの大切なポイントがあります。この項ではそれぞれについて詳しく解説するので、自分に合う仕事を探すときの参考にしてみてください。
ニートが初めてハローワークを使う際のポイント
- 希望条件を明確にする
- 条件を絞り過ぎない
- ハローワークインターネットサービスを利用する
- 窓口でも相談する
- 諦めずに応募する
1.希望条件を明確にする
ハローワークを初めて利用する前に、仕事を探すうえで自分が重視したい点をあらかじめ整理しておくのがおすすめです。希望職種や就業時間、通勤時間などの具体的な条件を書き出しておくと良いでしょう。希望条件は求人を絞り込む手がかりとなるだけでなく、入社後のミスマッチを防ぐためにも重要な基準となります。
「『良い仕事』とはどんなもの?見つけ方も紹介!」では条件の優先順位の付け方を解説しているので、あわせてチェックしてみるといいでしょう。
2.条件を絞り過ぎない
希望条件を明確にするのは重要ですが、絞り過ぎると該当求人の数が少なくなってしまうことも。特にニート期間の長かった方が初めてハローワークで仕事を探す場合は、どうしても譲れないことを除き、条件をできるだけ絞らずに検索することがおすすめです。
3.ハローワークインターネットサービスを利用する
ハローワークインターネットサービスの「求人情報検索・一覧」を利用すれば、自宅のパソコンやスマートフォンから毎日更新される最新の求人情報を閲覧できます。また、「求職者マイページ」機能を活用すると窓口で紹介を受けた求人の確認や検索条件の保存が可能です。
インターネット上のサービスを活用することで、ハローワークの利用が初めてのニートの方も効率的に就職活動を行えるでしょう。
参照元
厚生労働省
ハローワークインターネットサービス
4.窓口でも相談する
ハローワークの相談窓口も積極的に利用しましょう。
ハローワークでは毎日大量の求人を扱っているため、求職者がそのすべてに目を通すことは困難です。初めてハローワークを利用するニートの方の場合、求人検索に慣れるまでに時間がかかることも。探している条件の求人が新たに追加された場合に連絡をしてもらえるよう、窓口でも相談してみましょう。
5.諦めずに応募する
たとえ不採用だったとしても、諦めずに次の会社に応募しましょう。初めてハローワークを訪れ、ニートを脱却して働きたいと思える企業の求人が見つかっても、残念ながら不採用のときもあります。その結果、自信をなくしてしまったり「もう働きたくない」と思ってしまったりすることもあるでしょう。
そんなときも、諦めずにもう一度チャレンジしてみる気持ちが大切です。不採用の理由は、ニート期間や経験不足のせいとは限りません。「この会社とは合わなかった」と気持ちを切り替えて、次の行動を起こしましょう。「就職を諦めたらどうなる?就活に疲れたときの対処法と挽回方法」では、諦めそうになったときの切り替え方法について解説しています。就活に疲れたときにぜひ参考にしてください。
わかものハローワークを活用しよう
わかものハローワークとは、全国の主要都市に設置されている若年層に特化した就職支援を行う施設です。厚生労働省の「わかものハローワーク」によると、正社員経験がない、または少ない方のうち、おおむね35歳未満の方が対象で、マンツーマンできめ細やかなサービスが受けられます。「丁寧なサポートを受けたい」というハローワークが初めてのニートの方におすすめ。詳しくは「わかものハローワークとはどんなサービス?利用内容や注意点を解説」でもご紹介しています。
参照元
厚生労働省
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ニートが初めてハローワークに行く前の心がけ
初めてハローワークに行くニートの方の場合、働くことから長期間離れていたという場合も少なくありません。「いきなり正社員になるために就職活動を行うのは不安…」と感じたら、就職に備えて準備することから始めてみましょう。
規則正しい生活を心掛ける
初めてハローワークに行く前に、まずは生活リズムを整えるのが大切です。
離職期間が長く、昼夜逆転生活になっているニートの方もいるでしょう。夜遅くまで起きている習慣を見直すには昼間に予定を入れて外出するのに慣れ、夜に眠れるようにすることです。1日のタイムスケジュールを立て、時間を意識して行動するだけでも生活習慣の改善につながるでしょう。
アルバイトをして働くことに慣れる
初めてハローワークで仕事を探すニートの方の場合、正社員のフルタイム勤務を始める前に、働くことに慣れておくことをおすすめします。規則正しい生活ができるようになったら、シフトの自由度の高いアルバイトを始めてみましょう。短時間勤務から始め、慣れてきたら少しずつ勤務時間を長くしていくのがポイントです。
ただし、正社員を目指したい方は、アルバイト生活のままにならないよう、あらかじめ具体的な目標や期間を決めておきましょう。
アルバイトに慣れてきたら職業訓練もおすすめ
目指す職種や学びたい分野がある場合、ハローワークが実施している職業訓練を受講してみるのも良いでしょう。学校で学びながら就職活動を行えるので、ハローワークが初めてのニートの方にもおすすめです。科目によっては資格を取得するチャンスもあります。詳しくは「職業訓練の種類はどれくらい?受講メリットとハローワークで申し込む方法」でご紹介していますので、参考にしてみてください。
ニートの方も対象!ハローワーク以外の4つの就業支援
ハローワークと並行して、就活をサポートしてくれるほかの就職支援サービスや便利なツールを利用してみるのもおすすめです。この項ではそれぞれの特徴や強みを解説するので、自分に合ったサービスを選びましょう。
ニートの方も対象!ハローワーク以外の就業支援
- 地域若者サポートステーション
- ジョブカフェ
- 求人サイト
- 就職・転職エージェント
1.地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーションは、働くことに悩みを抱えている若い方(15歳~49歳まで)を対象に就職支援を行っています。サポステの「サポステとは」によると、支援の内容は、専門の資格を持ったキャリアコンサルタントによる就職相談や各種セミナー、協力企業への就業体験などさまざまです。
就職した後も、不安や悩みの相談やステップアップのサポートを受けられるのが地域若者サポートステーションの特徴。「働くのが初めて」「仕事を続けられるか自信がない」というニートの方におすすめといえるでしょう。
参照元
サポステ[地域若者サポートステーション]
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2.ジョブカフェ
ジョブカフェ(若年者のためのワンストップサービスセンター)は、若者が自分に合った仕事を見つけるためのいろいろなサービスを1ヶ所でまとめて受けられる場所です。
厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」によると、都道府県が主体となり、地域の特色を活かした就職セミナーや就業体験、職業紹介などさまざまなサービスを行っています。ハローワークに併設されているジョブカフェもあり、初めてハローワークを訪れたニートの方も気軽に立ち寄れるのが特徴といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
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3.求人サイト
求人サイトは、24時間いつでも利用可能で、自分の好きなときに求人を探せるサービスです。複数の求人サイトを併用することで、より多くの求人情報をじっくり比較検討できるメリットもあります。企業への応募や面接日程の調整なども自分で行うため、「ハローワークに足を運ぶのが難しい」「自分のペースで就活を進めたい」というニートの方におすすめの方法です。
4.就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは、民間企業が運営している就職支援サービス。求職者一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがつき、カウンセリングを受けながら就職活動を行うことが可能です。「自分に向いている仕事が分からない」「働くのが初めてで自信がない」というニートの方も、就職のプロに相談したりサポートを受けたりしながら仕事を探せます。
ハローワークが気になるけれど初めてで不安を感じているニートの方は、就職・転職エージェントの利用も検討してみましょう。「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く使い倒すコツ」では、就職・転職エージェントを使いこなすコツを紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。未経験者歓迎や学歴不問の豊富な求人のなかから、専任のキャリアアドバイザーが適性に合ったものをご紹介します。1分程度で受けられる適職診断も活用しながら、じっくりと適職を探せるでしょう。
また、履歴書の書き方や面接の受け方も丁寧にサポート。初めての就職に不安を抱えているニートの方も安心して就職活動を進められます。サービスはすべて無料で受けられますので、まずはお気軽にご相談ください。
ハローワークの利用に関するQ&A
いざハローワークを利用しようと思っても、利用方法や受けられるサポートについて分からない方もいるでしょう。ここでは、ハローワークに関する疑問をQ&A方式で解決していきます。
ハローワークを利用するメリットは何ですか?
ハローワークは各自治体に設置されているため、地元密着型の求人を見つけやすいというメリットがあります。ハローワークの扱う地元密着型の求人のなかには、インターネットに掲載されていないものも。詳しくは「ハローワークで就職先を探すメリットは?デメリットや仕事探しの流れも解説」でご紹介しています。
30代で10年無職の期間があります。正社員を目指せますか?
30代から正社員を目指すことは可能です。ただし、年齢を重ねるにつれ未経験から挑戦できる求人は減少傾向に。ハローワークやサポステ、就職エージェントなどを活用しながら、早めに就活に取り掛かるのがおすすめです。
長期間ニートやフリーターをしていて就職を考えている方は、「30代で初めての正社員を目指すには?就活のコツやおすすめの業界を解説」のコラムも参考にしてみてください。
ハローワークに行くときはスーツを着ていくべきですか?
スーツを着る必要はありません。ジーンズなどラフな格好でも構いませんが、清潔感のある服装を意識するようにしましょう。詳しくは「ハローワークに行くときの服装と持ち物について」でご説明しています。
ハローワークで面接練習はできますか?
ハローワークでの面接練習は可能ですが、実施スケジュールは平日のみです。また、事前申し込みが必要なので注意しましょう。
ハローワークで受けられるサービスについては、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムをご覧ください。
ハローワークに新卒や若者向けの就活支援はありますか?
若者の就活支援に特化した「新卒応援ハローワーク」「わかものハローワーク」があります。どちらも無料で、正社員雇用に向けた個別支援をしてくれる施設です。通常のハローワークは新卒や若者のみに向けた求人が掲載されているわけではなく、希望に合った求人を見つけにくいことも。上記のサービスを活用してみましょう。
また、就職・転職エージェントのハタラクティブでも、20代の既卒・フリーター・第二新卒を中心に全面的な就職サポートを実施しています。サービスはすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。