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【なにから始める?】ニートの就職活動のやり方と成功のポイントを解説
この記事のまとめ
- ニートからの就職は大変さはあるが、現状に合った対処法を考えれば成功する
- できるだけ早めに行動を起こすことが、ニートから正社員就職するためのコツ
- ニートの方が効率的に就職するには、公的な支援サービスや民間のエージェントを活用しよう
あなたにおすすめ!
「ニートから就職できる?」「何から始めたら良い?」とお悩みの方もいるでしょう。ニートの就職活動では、ニートになった理由を明確にして、理由ごとに対処していくことがポイントです。
このコラムでは、ニートになった理由別の対処法や未経験歓迎の求人が多い傾向にある職種をご紹介。また、ニートの方が就活を効率的に進めるのにおすすめの支援サービスについても解説します。「現在ニートで就活が怖い」という方は、ぜひご一読ください。
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【難しそうなイメージがあるけど…】ニートから本当に就職できる?
ニートからの正社員就職を目指しているものの、「ニートが就職するのは不可能なのでは?」「ニートからだとバイトしか選択肢はないんじゃないか」と不安を抱いている方もいるでしょう。
ニートの方が就職活動をする場合、新卒や社会経験のある転職者と比較すると大変さを感じるのは事実。しかし、工夫次第で正社員になることは可能です。
「ニート」に対して抱かれるイメージ
ニートとは、「15~34歳の若者で、仕事に就かず、家事も通学もしていない人」と厚生労働省で定義されています。一方で、働いていなくても「働く意思」があれば定義上はフリーターに分類されます。
ただし、一般的なイメージとしては「現在働いているかどうか」が判断基準になるでしょう。つまり、世間的には「働いていない人=ニート」と捉えられ、「仕事をする意欲がない」「物事を続けられない」いうイメージが強くなります。企業の採用担当者も同じように考えるため、就職のハードルは高くなる可能性が。
イメージから来るネガティブな印象を払拭するためには、ニートになった理由を明確にし、原因別に対処法を考えることが大切です。
自分が抱えている不安や現状に合わせて有効な解決策を見つけることが、ニートから就職を目指す際のポイント。就職チャンスはあるので、早めに行動に移すことが大切です。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究
第2回雇用政策研究会資料
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
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ニートから就職するには早めの行動が大事
ニート状態から正社員就職を叶えるなら、早めに行動を起こすことが大切。前述したように、働いていない状態に対してネガティブな印象を持つ人は多いです。しかし、ニート期間が半年など短ければ「早期就職の意欲がある」「若いので教育しやすい」といった理由から、採用される可能性が高くなるようです。
ブランク期間が長いほど就職しづらくなる
ニートとして就職せずにいると、ブランク期間が延び、次第に就職の難易度が上がる可能性があります。
厚生労働省の調査によると、ニート歴が長くなるほど就職率が下がっている結果が出ています(対象は若者自立塾で実際に支援を受けた塾生および支援を受けつつある塾生)。
ニート歴 | 就職した | 就職できなかった | 未回答 |
---|---|---|---|
1年以下 | 44.2% | 30.2% | 25.6% |
1年超3年以下 | 45.1% | 35.2% | 19.7% |
3年超5年以下 | 50.7% | 31.9% | 17.4% |
5年以上 | 42.3% | 42.3% | 15.5% |
「第二節 若者自立塾で支援を受けた若者に対する調査6.在塾中の資格取得、就業の成否、雇用形態」
若者自立塾で支援を受けた者の43.5%が訓練期間内の就労を達成しているという結果ですが、多くは月収10万円程度のアルバイトのようです。そのため、ニート状態から正社員になるのは容易ではないことも読み取れるでしょう。
ブランク期間が長ければ、そのぶん「ブランク期間に何をしていたのか」の説明が重視されることに。また、年齢が高いと「既存社員とのコミュニケーションが不安」「物事への考え方ややり方が固定されてそう」といったイメージも持たれやすくなるでしょう。
理由や目的もなくニートを続けていた場合は、面接官が納得する理由を述べるのが難しく、採用されにくくなる可能性があります。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究
30代や40代になると就職の難易度が上がる場合がある
20代は企業側も「まだ社会人として経験が浅い年齢」「年齢が若いためスキルがなくて当たり前」という印象を持つためポテンシャル採用のチャンスがありますが、30代や40代になると年齢に即したスキルや経験を求められ、就職の難易度が上がる可能性があります。
そのため、ニートから正社員を目指す方はできるだけ早めに就職し、経験を積んでキャリアを確立していきましょう。
早めに正社員になることで将来の生活が安定する
ニートから正社員になることで、毎月安定した賃金を手に入れることができます。正社員は無期雇用のため、基本的には自分が望む限り働けるのが特徴。毎月決まった賃金を長期にわたって得られるのは、生活の安定につながります。
さらに、正社員として就職することで厚生年金に加入できるため、老齢になった際に受け取れる年金額が増えます。福利厚生やボーナス、退職金といった制度にも期待でき、生活を安定させやすいでしょう。
正社員になると選択肢を広げられる
正社員は、安定した雇用と賃金や「正社員として採用されている」という状態から、信用度がニートに比べて高いと考えられます。信用度が高まることで、クレジットカードを作ったりローンを組んだりできるため、私生活での選択肢が広がるでしょう。
さらに、正社員として働くなかでスキルや経験を身に付けたり、企業が実施する研修や勉強会に参加したりすることで社会人としてのスキルが高まり、キャリアアップや転職に活用できる可能性もあります。
交友関係や人間関係の拡大にもつながる
仕事を通じて友好関係や人間関係が広がる可能性もあります。
正社員は他の働き方と比べて幅広い仕事を担当するため、自分の所属する部署以外とやり取りをする機会も多いのが特徴。取引先や関連会社と協働することもあるでしょう。
さらに、定期的に部署異動が実施されたり、外部の研修に参加したりと人と関わるチャンスが多いため、ニート生活に比べて人間関係を広げやすいといえます。
「仕事のやりがい」は働きながら明らかになることも
「正社員になりたい」と思う一方で、「興味のある仕事がない」「やりたいことがない」と悩むニートの方もいるでしょう。しかし、前述したようにニート状態が長引くほど就職難易度は高くなるため、とりあえず就職するという考え方もあります。
働き続けるなかで、「この作業は自分は得意だ」「この仕事に興味を持ってきた」など発見があることも。正社員求人に応募する時点で「仕事に対するやりがい」を持てなくても、働きながら見つけられると考えると、就職活動に前向きに取り組めるのではないでしょうか。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
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【ニート向け】就職活動のやり方
ニートから正社員就職に向けて就職活動を始めるなら、最初に就職時期を決めて全体のスケジュールを確認しましょう。また、自己分析や企業研究はしっかりと行い、自分に合う仕事や企業を見つけることも大切です。
就職活動の流れ
- スケジュール設定
- 自己分析
- 業界・企業研究
- 応募する求人の選定
- 応募書類の作成・応募
- 面接対策・面接
- 内定〜入社
1.全体のスケジュールを決定する
まずは、「いつまでに就職するか」を決め、そこから逆算して就職活動全体のスケジュールを決めましょう。期限を決めないと、ダラダラと就活を続けてしまうリスクが高まります。
一般的に、就職活動にかかる期間は3ヶ月程度とされていますが、ニートからの就活では十分な準備が必要なため半年程度を設定してもOK。例として、4月に就活を始める場合のスケジュールです。
10月:内定
9月:面接
8月:面接対策
7月:求人応募
6月:書類作成
4月~5月:自己分析、情報収集、企業研究
後述しますが、ニートの場合は「世の中の仕事について知る」「空白期間の説明をする」といった作業が追加になることも。また、前述したようにニートに対してネガティブな意見を持つ人もいるため、応募数も自然と増えるでしょう。
企業ごとの対策も必要なため、余裕を持ったスケジュールで進めるのもおすすめです。
就職活動に必要な金額
就職活動には、応募するための履歴書や証明写真代、面接に着ていくスーツや靴・カバン代、会場までの交通費や食費などが必要です。全体で5万円ほどがかかると考えておきましょう。
履歴書は市販ではなく自作やWebダウンロードで節約できますが、印刷代は必要です。証明写真は写真館で撮影することをおすすめしますが、証明写真機やアプリを使うことで費用を抑えることも可能。スーツやカバンは、ビジネスシーンに合っていれば大学などに入学した際のものを使っても問題ありませんが、サイズや汚れに注意しましょう。
なお、遠方の企業の面接を受ける場合は、飛行機や新幹線といった長距離の交通費や宿泊費が必要になることもあります。
2.自己分析
自己分析とは、文字通り自分を分析すること。自分について深く理解することで、強みや長所、得意なことなどを洗い出す作業です。
自己分析を行うことで、根拠のある強みや長所が分かるため、応募書類や面接で伝えられるように。また、「自分について客観的に理解できているか」という評価ポイントもクリアできます。
さらに、自己分析の結果から、「自分はこういう仕事に興味があるんだ」「自分はこんなキャリアを望んでいるのか」といった発見にもつながるでしょう。逆に、苦手なことややりたくないことも分かるため、応募企業を探すときのミスマッチ回避にも期待できます。
3.業界・企業研究
応募先の企業を決める前段階として、業界・企業研究を行いましょう。業界や企業について正しく理解していないと、「思っていたのと違った」というミスマッチが起こり、早期離職につながってしまいます。
業界とは、産業が同じ業種をまとめたもの。総務省によると、農業・林業や製造業、金融・保険業など全部で20に分類されています。業界によって働き方や待遇、仕事内容が異なるので、自己分析をもとに自分に合う・興味のある業界を見つけましょう。
志望する業界が絞り込めたら、企業研究を行います。同じ業界のなかでも、企業によって働き方や理念、ビジョンは異なるもの。自分にとって働きやすい企業や、将来の目標を達成できそうな企業を見つけましょう。
参照元
総務省
日本標準産業分類(令和5年7月告示)
4.応募する求人の選定
自己分析と業界・企業研究を通して、自分に合う企業をいくつかピックアップしたら、実際に応募する企業を決めていきます。応募数は多いほうが選考通過率は高まりますが、書類作成や面接対策に時間がかかるため15社ほどが目安。以下の基準を参考に判断しましょう。
・仕事内容
・雇用形態
・賃金
・勤務地
・勤務時間
「既卒」「第二新卒」に当てはまるケースもある
応募したい企業の求人情報に「第二新卒歓迎」「既卒OK」といった記載があるケースも考えられます。既卒とは、学校を卒業してから正社員として就業していない人のこと。おおむね卒業3年以内を指すため、学校を卒業してニートになった方が該当する可能性があります。
第二新卒とは、新卒で入社した企業を3年以内に離職した/離職を検討している人のこと。「前職を辞めたあとニートをしている」という若年層が当てはまる可能性があるでしょう。
若年層の働き手の確保を目的に積極採用する企業もあるため、上記に当てはまる場合、「ニート」ではなく「既卒」「第二新卒」として就職活動を行ったほうがスムーズに進む可能性があります。
5.応募書類の作成・応募
応募する企業が決まったら、書類を作成して実際に応募しましょう。就職活動で必要となる書類は、履歴書と職務経歴書です。職務経歴書は「これまでの職務について」をまとめたものですが、ニート歴が長く働いたことのない方でも、企業から不要と連絡がない限りは提出します。
就業経験がない場合は、ニート期間に取り組んでいたことについて記載してOK。資格取得や家事、介護といった家庭での役割について説明します。アルバイトの経験があればアルバイトの内容で作成しましょう。
ニートが書類作成で意識すること
ニート期間があると履歴書で空白期間が存在することになりますが、空白期間に対して何も説明がない状態で提出するのはマイナスイメージにつながるので避けましょう。「資格取得に取り組んでいた」「資格ではないものの勉強をしていた」「家族の介護を行っていた」など、空白期間に行っていたことを記載することで、就職に前向きな姿勢を示せます。
なお、「空白期間があるとイメージ悪いかも」と考える方もいるようですが、嘘の経歴を記載してはいけません。経歴詐称は信頼を失う行為です。もし嘘の経歴で採用されたとしても、「経験があると書いたけど本当は未経験」という事態となり、自分がつらくなるでしょう。さらに、周囲からも「期待に添えない人」というイメージを持たれることに。経歴詐称が発覚した場合、懲戒解雇になる可能性もあります。
6.面接対策・面接
書類選考を通過すると、面接の連絡がきます。日時の調整を行ったあとは、本番に向けて面接対策を行いましょう。
面接対策では、全体の流れや立ち居振る舞いのマナーも必ず確認することが大切。「なぜ自社を志望したのですか」「自己PRをお願いします」「空白期間は何をしていましたか」「何か質問はありますか」といった定番の質問に対する回答の準備を行うことで、落ち着いて回答できるようになります。
ニートが面接で意識すること
面接では、明るくはっきりとした発声・受け答えを意識しましょう。明るい受け答えをするだけで印象を変えるきっかけになります。
また、高い確率でニートになった理由や働いてない理由を質問されるので、事実を述べたうえで「ニート期間に対する反省」「ニート期間に行っていたこと」「今後の意欲」を答えます。ニートに対して「採用してもすぐに辞めそう」と捉えている方が多いため、根拠を交えて長く働きたい意思を伝えることが大切です。
ブランク期間のあるニートの方が面接で好印象を与える方法
ニートからの就職で面接官に好印象を与えるには、できるだけ前向きな回答をするのがポイントです。過去の失敗や反省を述べるだけで終わりにせず、その反省を今後どう活かしていきたいかを明確に述べましょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
7.内定〜入社
面接後、約1週間で合否の連絡が行われます。合格の場合は採用担当者から連絡が来たのち、メールや郵送で内定通知や労働条件通知書が届きます。入社の意思がある場合は、電話で回答しましょう。
なお、不合格の対応は企業によって異なります。基本的にはメールで通知されますが、連絡をしない企業もあるようです。あらかじめ「不採用者には連絡しない」と通知されていない場合は、企業への問い合わせも検討しましょう。
ニートの就職活動なら支援サービスの利用がおすすめ
ニート状態から就職活動をするなら、支援サービスを利用するのがおすすめです。支援サービスには、ハローワークやエージェントがありますが、特におすすめなのがエージェント。就活のやり方や段階ごとの注意点を教えてくれるほか、おすすめ求人の紹介や模擬面接の実施、企業への連絡代行などを行っています。
就職活動のやり方が分からなかったり、全体の流れは分かるものの段階ごとの注意点が知りたかったりと、ニーズに合わせたアドバイスにも対応しているので、積極的に利用しましょう。
ニートが就職するには何から始めるべき?状況別に解説
ニートから就職を目指す方のなかには、「就活で何から始めるべきか分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、状況別に「やるべきこと」「意識すること」をご紹介します。下記を参考に、できることからスタートしていきましょう。
就職したい気持ちはあるものの具体的な行動を起こしてない場合
ニート状態に対して危機感を持っており、正社員として働きたい気持ちはあるものの「なにから始めればいいか分からない」「ニートだから応募してもいい結果は出ない」などと考え、具体的な行動に移せないケースです。
世の中の仕事について知る
具体的な行動を起こすためにも、業界研究を行い、世の中にどのような業界や仕事があるのか知っておきましょう。あらゆる業界について調べることで、「その業界は具体的にどのようなものを取り扱っているのか」「その業界にはどのような仕事があるのか」「どのような現状で、どのような課題を抱えているのか」などを知ることができます。
業界について詳しく調査すれば、自分がやりたい仕事の発見にもつながるでしょう。
「やりたいこと」「できること」と仕事を関連付ける
自己分析のなかで、「自分がやりたいこと」「自分ができること」を明らかにし、それらを仕事を結び付けて考えるのもおすすめです。たとえば、やりたいことが「人をサポートすること」、できることが「一つの作業に集中して取り組むこと」であれば、それぞれの共通点から「インフラエンジニア」「事務職」「製造業」などが当てはまります。
自分が得意とすることと志望する仕事が一致することで、採用担当者に納得感を与える効果にも期待できるでしょう。
正社員の働き方について理解することが第一歩
正社員就職を検討している場合、ニートとの違いをしっかりと理解することが大切です。代表的な違いとして、「生活環境の変化」と「雇用形態」が挙げられます。
正社員は最低でも8時間×5日の拘束時間。ニート状態の今の生活からは大きく変化するでしょう。さらに、正社員はアルバイトと比較して業務に責任があります。そのため、仕事を辞める自由はあるものの実際は簡単に辞められないケースもあるでしょう。
就職活動を始める際に、上記をはじめとした「正社員の働き方」を改めて確認し、対応できるかを考えることも大切です。難しそうな場合はアルバイトから始める選択肢も検討しましょう。
なんとなく求人は探しているけど一歩が踏み出せていない場合
正社員就職への気持ちがあり、求人は探しているものの、「書類の書き方に自信がない」「なんとなく応募をためらってしまう」など、実際に応募できていないケースです。
とにかく応募してみる
初めての就活の場合、就活に対して「怖い」「大変なイメージしかない」という印象を持つ方は少なくないようです。誰でも初めては怖いもの。また、就活では落ちるのが当たり前です。「落ちてもいいから、試してみよう」という気持ちでチャレンジしてみましょう。
支援サービスを利用する
一歩が踏み出せないときは、支援サービスを利用するのもおすすめです。前述したように、就職の支援サービスでは求人紹介や応募の代行などを実施。書類の書き方や面接の注意点なども教えてもらえるので、不安なポイントをクリアにしながら就活を進められるでしょう。
具体的に目指す仕事があるもののどうしていいか分からない場合
具体的に希望する仕事はあるものの、「どうやって就職すればいいか分からない」「自分に合っているか分からない」というケースです。
仕事に役立つ資格を取得する
やりたいことが決まっている方は、仕事に役立つ資格の取得を目指すのもおすすめです。資格を取得することで、業務内容への理解が深まったり、就業意欲の高さをアピールできたりするでしょう。企業や職種によっては、資格手当がもらえるなどのメリットが得られます。
また、空白期間の説明にもできるほか、計画を立てて取得する姿勢が勤勉さの評価につながる可能性があるでしょう。
目指す仕事をアルバイトで経験してみる
「働いた経験がない状態から正社員として就職するのはハードルが高い」「希望する仕事が自分に合っているか不安」と感じている場合は、アルバイトからスタートしてみるのがおすすめです。
アルバイトはシフトを調整すれば正社員よりも短い時間や少ない日数で働けるほか、基本的な業務からスタートできる傾向にあります。そのため、働くことに少しずつ慣れていくことができ、正社員として就職するための準備ができるでしょう。
就業経験がある場合
就業経験があるニートの場合は、ニートになった理由から振り返るのがおすすめ。
次の職場で同じような失敗をしないために、就活開始時にあらためて過去を振り返り、人間関係や労働条件といった離職の要因となった事柄に注目しましょう。
職業訓練やトライアル雇用も選択肢に入れる
ニートから就職する際に、ハローワークの職業訓練やトライアル雇用を選択肢に入れるのもおすすめです。
職業訓練とは、希望する仕事に就くために求められるスキルや知識を身に付けられる公的制度のこと。「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」があり、どちらも受講料は原則無料です(テキスト代は自己負担)。
トライアル雇用とは、就職が困難な求職者を試行雇用(原則3か月間)することで、適性や能力を見極め、無期雇用への移行のきっかけとする制度です。「お試し期間」があることで、求職者・企業いずれも安心して無期雇用に切り替えられるのが特徴。対象者には条件が設けられているため、注意しましょう。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)
トライアル雇用
ニートになった理由別の対処法
ここでは、ニートになった理由ごとに就活を成功させる対処法をまとめました。理由によって効果的な対処法が異なるので、自分の状況や悩みに合わせて参考にしてください。
高校や大学を中退している
厚生労働省が実施した「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」によると、ニート状態にある若者のうち高校・大学ともに中退している人は12.0%でした。
高校入学せず | 4.3% |
---|---|
高校中退 | 12.0% |
高校卒業まで | 15.3% |
専門学校・各種学校等中退 | 7.7% |
大学中退 | 12.0% |
大学卒業 | 29.7% |
参照:厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書 第一章 ニートの状態にある若者へのアンケート調査結果 4.学校歴」
この結果から、中退経験がニートになるきっかけとなった人は少なくないことが分かります。また、全体の37.1%が長期欠席(不登校)を経験していることも、調査から読み取れます。
【対処法】就職に向けて生活を整えることから始める
学校を中退や卒業してから長い期間ニート状態を続けている場合、生活リズムが乱れている可能性があります。正社員として働く場合は1日8時間勤務に加え、通勤もあるので生活リズムを整えるとともに体力づくりからスタートするのがおすすめです。日光を浴びると免疫力の向上や血行促進、気分の安定などの効果が期待できます。日中に行動して日光を浴びる機会を増やしましょう。
「応募できる求人があるか不安」「就活すべてに不安や恐怖がある」といった場合は、ニートやフリーター向けの就職支援サービスを利用するのがおすすめ。自分の状況を伝えたうえで、少しずつ就職に向けて行動を進められるよう依頼してみましょう。最近ではオンラインで面談を行えるサービスが増えているため、外出しなくても利用できるのもポイントです。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究
就職活動に失敗した
ニートになった主な理由の一つとして、就職活動に失敗したことが挙げられます。たとえば、「面接で上手く受け答えができなかった」「自分の希望に合った仕事が見つからなかった」「応募書類の書き方が分からない」など、さまざまな原因があるでしょう。
【対処法】失敗の原因を洗い出して解決策を考える
就職活動に失敗した経験があるニートの方は、就活のどの段階でつまづいてしまったのかを分析し、解決方法を考えてみましょう。たとえば、書類選考になかなか通過できなかった場合、自己分析や企業分析が不足している可能性があります。書類を作成する前に徹底的に自己分析を行ってみたり、就職・転職エージェントに相談して自分の強み分析してもらったりすることで、魅力的なエントリーシートを作成できるでしょう。
また、緊張が原因で面接が上手くいかなかった場合は、第三者に協力してもらって練習する方法がおすすめです。家族や友人に練習相手になってもらったり、エージェントの模擬面接を活用したりして、面接の雰囲気に慣れておきましょう。
就業経験はあるものの会社とのミスマッチで退職した
会社とのミスマッチで退職し、そのままニートになる場合もあります。「自分に合う会社だと思ってたが、実際に入社したら思っていたイメージと違った」「仕事内容が合わなかった」など、ミスマッチの理由はさまざまでしょう。
なお、厚生労働省が実施した「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」によると、「連続一か月以上就労した経験」のある者は79.0%でした。つまり、現在ニート状態にある人のなかでも、就業経験のないほうが少数派ということ。
ただし、雇用形態を見ると正社員として連続1ヶ月以上就労した経験のある人は19.3%。ほとんどの人がアルバイトや派遣といった有期雇用で働いていたことも分かります。
【対処法】自己分析や企業研究を徹底的に行う
会社とのミスマッチが原因で退職してニートになった場合は、自己分析や企業研究を徹底的に行い、自分に合う会社を見極めましょう。自分が持っている強みや志望する企業についての理解を深めておけば、「その企業でしたいこと、できること」を明確にできるため、ミスマッチによる早期退職を防げる可能性が高まります。
また、ブラック企業への就職にも注意が必要です。「ニートは応募できる求人が少ないから」と、劣悪な条件の企業に就職してしまうと、早期離職や心身への悪影響につながることも。ブラック企業の特徴を把握しておくことが大切です。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究
学校や職場で人間関係のトラブルを経験した
就職先での人間関係への不安から、ニートになる方もいるようです。働いていない期間が長かったり、前職で人間関係のトラブルがあったりした場合は、就職・転職先に馴染めるか不安を抱くこともあるでしょう。
【対処法】応募先の職場を見学させてもらう
就職後の人間関係が不安なニートの方は、応募先企業の職場見学に参加する方法がおすすめです。一緒に働く社員の雰囲気を事前に確かめておけば、就職後の不安を軽減できるでしょう。
それでも人間関係への不安を払拭できない場合は、ほかの社員と関わる機会が少ない職種への就職も検討してみるのも一つの手です。
4.理想の就職先が見つからない
理想の就職先が見つからないことから、ニートになる場合もあるようです。仕事を探すうえで、「自分の希望に合った仕事をしたい」「土日祝は休みたい」「給料は多いほうが良い」など、さまざまな条件を求めている人は多いでしょう。
しかし、全ての希望を叶えようとすると選択肢が狭まり、なかなか仕事が見つからないという状況に陥りやすくなります。
【対処法】希望条件に優先順位をつける
理想の就職先がなかなか見つからないときは、希望条件に優先順位をつけてみましょう。希望が多過ぎると、条件にマッチする求人が見つかりにくくなるためです。すべての希望条件を満たせなくても、職歴を積むなかで、将来的に理想の会社に転職できる可能性があります。
前向きな気持ちで、「現在はどの条件を優先したいか」を考えてみましょう。
5.スキルや経験に自信がない
スキルや経験に自信がないことで就活に対して後ろ向きな姿勢になってしまい、ニートになる場合もあるようです。スキルや経験に不安を抱えている状態だと、「履歴書に書けるようなことがない」「面接でアピールできることがない」など、選考に臨む自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
【対処法】「未経験歓迎」「教育制度あり」の企業を探してみる
「スキルや経験に自信がなくて就職するのが難しい…」という場合は、未経験者を歓迎している企業や教育制度が整った企業を探しましょう。「未経験OK」「教育制度あり」といった求人を出している会社は、入社後に人材を育成する前提で選考を行うことが一般的です。
未経験OKとしている企業は、能力よりも人柄やポテンシャルが重視される傾向があるため、職歴に自信がない方も挑戦しやすいでしょう。
ミスや失敗は誰でも起こること
大きな結果を残している人や、すごい経歴をもつ人であっても、ミスや失敗は起こります。そのため、「ミスや失敗したらどうしよう…」と考える必要はないでしょう。
ただし、そのあとの対処が重要です。ミスや失敗をそのままにしてしまえば、再び同じミスを起こすことに。失敗を学びに変える姿勢を持つことで、できることが増えて社会人として成長していくでしょう。
6.面接でブランク期間を深掘りされそうで怖い
「面接でブランク期間について深く聞かれるのではないか」という不安から、就職活動に踏み出せないのも、ニートになる原因の一つのようです。選考で自分の経歴について深く追求されることを想像すると、怖いと感じる可能性もあるでしょう。
【対処法】面接で想定される質問に備える
面接でブランク期間について深く聞かれるのが怖い場合は、面接官からの質問を想定して回答を考えておきましょう。想定される質問としては、以下のようなものが考えられます。
・なぜ卒業してから今まで就職しなかったのですか
・ブランク期間に何を得ましたか
・ブランク期間に得たものを入社後にどう活かしますか
このような質問に対する回答を事前に用意しておけば、面接当日も焦らずに対応することが可能です。面接官は責めるためではなく、自社で活躍できる人材を見極めるために経歴に関する質問をしています。そのことを念頭に置けば、気後れせずに回答できるでしょう。
フリーターが就活を始めるときに抱く不安
ハタラクティブの調査によると、フリーターが正社員就活を始めるときに抱く不安で最も多かったのが「自分の経歴やスキルで就職・転職できる仕事があるか」でした。
1位:選考時に上手く自分を伝えられるか不安(39.1%)
2位:自分の経歴やスキルで就職・転職できる仕事があるか(38.9%)
3位:自分に向いている仕事(適職)が分からない(34.0%)
4位:内定が出るまで就職活動や転職活動を続けられるか不安(30.3%)
5位:事前準備をたくさんする必要があり不安(29.8%)
この調査はフリーターを対象としたものですが、ニートも近い悩みを抱えている可能性は高め。経歴の説明や自己PRの内容、継続力などで不安を感じている人が多いことが分かります。
参照
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
ニートからの就職におすすめ!未経験歓迎の求人が多い職種は?
ニートは社会人としての経験や業務スキルが不足しているケースがあるため、経験やスキルを求められる仕事に応募しても採用されにくい可能性があります。そのため、スキルや経験を問われない未経験歓迎の仕事に注目してみましょう。
ここでは、未経験歓迎の求人が多い傾向にある6つの仕事を紹介します。
1.警備員
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「施設警備員」によると、警備員は就職するにあたって学歴や資格は必要とされないようです。警備業法第二十一条により、警備業務を適切に行うために教育を行うことが義務付けられており、新人の場合はおよそ20時間の新任教育を受ける必要があります。そのため、未経験の方も十分な教育を受けたうえで仕事をスタートできるでしょう。
また、警備業は基本的には一人で行います。夜勤もあるため、「体力に自信がある」「夜型の生活に慣れている」「一人で仕事に取り組みたい」という方は、検討してみてください。
参照元
e-GOV 法令検索
警備業法
2.清掃業
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「ビル清掃」によると、清掃業はオフィスビルや学校、病院などあらゆる施設を清掃する仕事です。学歴や仕事は求められず、他職種からの転職や主婦の採用も行っている傾向にあります。
正社員として就職する場合は現場責任者を目指せるため、経験を積んで着実にキャリアを形成していけるでしょう。将来的にキャリアを積みたい方や、綺麗好きな方におすすめの仕事です。
3.営業職
営業職も、学歴や資格が求められず、未経験歓迎の求人が多い傾向にある仕事の一つです。職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「営業の仕事」によれば、営業の形式は新しい顧客を開拓する「新規開拓営業」のほか、すでに取り引きがある顧客にヒアリングをする「ルート営業」、問い合わせがあったお客さまを対象に営業活動をする「反響営業」、アポイントを取らずにニーズがありそうなお客さまを訪問する「飛び込み営業」の4種類があります。
営業の仕事に興味がある場合、どの形式が自分に合っているかを検討してから求人に応募するのが望ましいでしょう。
4.IT系の技術職
IT系の技術職は、未経験からの採用を積極的に行っている傾向にあります。職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「IT・通信の仕事」によると、インターネットの利用拡大や少子高齢化でIT業界は深刻な人手不足に陥っているようです。
そのため、未経験者を歓迎している求人も多く、入社後の業務を通してスキルを身に付けていける環境を整えている企業もあります。IT業界は技術の進化や変化が激しい業界でもあるため、ITに興味があり、勉強熱心な方におすすめです。
5.接客業
接客業は、飲食店の店員やホテルのフロント係、アミューズメント施設の案内係など、さまざまな場所でお客さまを案内する仕事です。職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「飲食チェーン店店員」によると、パートやアルバイトの比率が多く、正社員登用のチャンスもあります。
OJT研修や集合研修を受けられる場合もあるため、未経験からスタートしやすい仕事といえるでしょう。
6.事務職
事務職は、企業のオフィスや学校などで事務作業を行う仕事です。職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「一般事務」によると、就職するうえで学歴や資格を必要とせず、補助的な業務から始めて事務作業に慣れていく傾向にあるため、未経験からスキルを伸ばしていけるでしょう。
人材不足の仕事に注目してみる
ニートが注目したい求人の一つに、「人材不足の仕事」が挙げられます。人手不足の仕事に対して「誰もやりたがらない」「辛い、キツそう」といったネガティブな印象を持つ方もいますが、「市場の成長に人材が追い付いていない」という可能性もあります。
例として挙げられるのがIT業界。多くの業界でIT化・オンライン化が進み、今後も発展が予想されています。需要に対して人材共有が追い付いていないことから「人手不足」となっている場合、今後の成長に期待できるでしょう。
ニートからの就職におすすめの支援サービス
就職活動を効率的に進めたいニートの方には、公的な就職支援サービスや民間の就職・転職エージェントなどの利用がおすすめです。ここでは、それぞれの特徴を以下で解説するので、自分に合った方法を試してみてください。
公的な就職支援サービス
ニートの方の就職活動では、ハローワークやジョブカフェ、サポステといった、公営の就職支援機関を活用するのもおすすめの方法です。厚生労働省の「就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ」によると、サービスによって支援対象者や支援内容が異なることが分かります。利用先を選ぶ際は、以下の表を参考にしてみてください。
対象者や主なサービス内容は居住地によっても異なるので、お住まいを管轄する施設の情報もチェックしておきましょう。
参照元
厚生労働省
若者への就職支援
民間の就職・転職エージェント
就職活動に不安を感じているニートの方には、就職・転職エージェントに頼る方法もあります。就職・転職エージェントとは、求職者の就職活動を全面的にサポートしてくれる民間サービスのこと。就職・転職エージェントの基本的なサービス内容には、次のようなものがあります。
- ・求人紹介
- ・応募書類の添削
- ・面接対策
- ・企業とのやり取り代行
- ・アフターフォロー
細かいサービス内容はエージェントによって異なることも。また、エージェントによって対象者を限定していたり、得意とする対象者や業界が異なることもあります。そのため、複数のエージェントに登録して、自分に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。
ニートから就職した人の体験談
ここでは、実際にニートから就職した人の体験談を紹介します。就職活動のやり方や取り組み方などの参考にしてください。
Eさん(21歳・短大卒)
学生時代に配送(徒歩)、ブライダル関連のアルバイトを経験。もともとブライダル業界に興味があったものの、実際に働いてみると体調や仕事内容で合わないと感じるように。
その後、一般企業から内定をもらうも「働くイメージが持てない」という理由で内定を辞退。卒業後も納得できる就職先を探せることが決断の決め手になったようです。
無職期間を経て上京し、ハタラクティブに登録。「なりたいもの」「興味があるもの」がない状態で不安だったものの、就職に対する不安1つ1つを的確に解決してくれる対応でスムーズに就職が決まりました。
「どうしたらいいのか分からない、しんどい」っていう気持ちを口に出して、就職アドバイザーの人に聞いてもらうことで気持ちが変わりました。
もし、変わりたいという気持ちがあるなら、Webサイトを見るだけじゃなくて1回足を運んで話を聞いてもらうことが大切だと思います。
【まとめ】ニートの就職活動は早めのスタートが大切!
ニートやフリーターなど、状況に関わらず就職活動のやり方は基本的に同じです。ただし、ニートの場合は働いていない期間が長くなるほど選考でネガティブな印象を持たれやすくなるため、出来る限り早めに就職活動をスタートすることが大切。
ただし、いきなり求人に応募しても選考を通過する可能性は低いのが現実です。ニートから正社員就職を叶えるには、まず自己分析を行って「自分に合う仕事」「自分の強み・適性」を明らかにしましょう。
ニート期間が長く生活リズムが乱れているなら規則正しい生活に整えることから、就活や就業経験があるなら「就活がうまくいかなかった理由」「離職した理由」を振り返ることからなど、自分の状況に合わせた対応をすることが、正社員就職を叶えるポイントです。
ニート卒業後の就職をゴールと捉えない
ニートから就職する場合、求人や職種の選択肢がどうしても狭くなる可能性があります。そのため、まずは未経験や経歴を問わない企業に就職し、社会人としてのスキルや実績を身に付けるのがおすすめ。働き続けることで「できること」「強みとなるスキルや経験」を習得すると市場価値が上がるので、より条件のいい企業や求めるキャリア・仕事に転職できる可能性も高まります。
ニートから初めての就職をゴールと捉えず、ステップアップを続けて「最終的に目指すキャリア」を叶えられる、という考え方にも注目してみましょう。
「就職活動のやり方が分からない」「ニートから正社員になるのは難しそう」など、正社員就職に対する不安や苦手意識がある方こそ、若年層向けエージェントのハタラクティブの利用がおすすめです。
ハタラクティブは、フリーターや既卒といった「正社員経験のない若年層」をメインにサポートする就職エージェント。もちろん、ニートの方も利用可能です。
専任の就職アドバイザーが、相談から内定後のサポートまで一貫して対応。チャットツールで気軽に相談が可能です。
また、自己分析や履歴書作成の手伝い、適性に合う求人の紹介なども実施しているので、スムーズな就職活動が叶うのもポイント。就職活動の進め方が分からない、ニートからの就職活動で悩んでいる方はお気軽にご相談ください。
ニートからの就職に関するよくある質問
ここでは、就職を目指すニートの方が抱える不安について、Q&A形式で回答します。就職に不安がある方は、ぜひ以下の回答を参考としてお役立てください。
ニートから就職できるか不安で怖いです
ニートから就職を目指すことは可能です。新卒の方や正社員経験がある方と比べると、就職の難易度が高いと感じる場合もあります。しかし、ニートになった理由やニート期間にしていたことを選考で答えられるように準備する、自己分析や企業研究を行って志望動機をしっかり練るなどの対策をしておけば、ニートから就職できる可能性が高まるでしょう。
高卒ニートから就職できないですか?
高卒でニートを続けている方も、就職は可能です。「高卒可」「高卒OK」「学歴不問」といった条件の求人なら、就職成功に繋がりやすいでしょう。また、面接では「なぜ進学しなかったのか」「卒業後に何をしていたのか」を聞かれやすいため、採用担当者に納得してもらえるような回答を考えておくことが重要です。
ニートから正社員になりたいのに理想の就職先が見つかりません
理想の求人が見つからないニートの方は、自分の希望条件を見直してみることが大切です。希望条件が多過ぎたり、理想が高過ぎたりすると、条件に合う求人が見つかりにくくなります。
20代ニートは就職できますか?
20代は年齢が若いため、ニート経歴があっても正社員就職は充分狙えます。ニート期間への反省とともに、仕事に対する意欲や長期的に働きたいという希望を伝えましょう。不安な場合は、資格取得や仕事に役立つスキルを身に着けてから挑戦するのもおすすめです。
就職できるか不安なときは20代向け就職エージェントのハタラクティブをご利用ください。専任担当者が、相談から内定後までしっかりとサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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