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Java資格があると就職が有利になる?種類や役立つ職業を紹介
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この記事のまとめ
- Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語の1つで、汎用性が高い
- Javaの資格を取得しておけば就職に役立つうえ、給与アップが期待できる
- Javaの資格を就職で活かす選択肢の1つに「プログラマー」がある
- 未経験からプログラマーへの就職を目指すなら、Javaの資格を取得しておくと良い
- 人手不足により、未経験でもJava資格を取得してプログラマーになれる可能性はある
未経験からIT業界に挑戦してみたいと考えている方も多いでしょう。未経験という状態は採用側にマイナスに捉えられてしまう場合もありますが、仕事に役立つ資格を取得していれば、就活を有利に進められる可能性があります。このコラムでは、Javaの資格の種類や知識を活かして活躍できる仕事についてまとめています。Java資格を取得するメリットを知り、前向きに取得を目指しましょう。
Java資格があると就職に有利になる?
企業の考え方にもよりますが、Java資格があるとプログラミングの知識が必要となるSEやエンジニアへの就職や転職で有利になるようです。Javaに限らず、エンジニアの技術力は客観的な評価が難しいとされていますが、資格という客観的なスキルの証明があると、採用する企業側は応募者がどの程度のスキルを持っているかイメージしやすくなるでしょう。
スキル感がつかめると採用したあとの仕事についてもイメージしやすくなるため、Javaの資格を持っていると就職で役に立つ可能性があるといえます。
エンジニアの資格に関しては「システムエンジニアに資格は必要?仕事に役立つ試験を4つご紹介!」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
Javaとは
Javaとは、オブジェクト指向のプログラミング言語の1つです。OSの機種に依存せず、WindowsやiOS、Linuxでプログラムを動作させられるため、インターネット上で幅広く活用されています。
また、人が書いたプログラムをコンピュータが理解できる形式に変換する「コンパイラ型言語」であるため、RubyやPythonなどの言語より処理速度が速いことが特徴です。
Javaでできること
OSに依存せず、汎用性が高いJavaでは、フィーチャーフォンでアプリケーションを組むことも可能です。また、サーバー側で動くアプリケーション(サーバーサイド)でも活躍します。Webサービスやスマートフォンアプリ・カーナビ・家電製品など幅広い分野で使われているため、Javaはマルチなプログラミング言語であるといえるでしょう。
プログラミングの仕事については「プログラミングの仕事に就職したい!未経験者がチャンスを掴むポイントは?」もチェックしてみてください。
Javaの難易度
Javaの難易度は、IT系の中でもさほど高くはないといわれています。そのため、IT系の職業への就職を目指している方は、Javaの資格取得を検討してみてください。JavaはIT系のなかでも汎用性の高い技術であるため、習得しておけば就職に役立つ可能性があります。
就職に役立つJava関連の資格
この項では、Javaに関連する資格をご紹介します。どのような資格を取得するか迷っているのなら、参考にしてください。
Oracle認定Javaプログラマ
Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer)は、米Oracle社が主催する、Javaの知識と技能を認定するベンダー試験です。試験のグレードには「Bronze」「Silver」「Gold」の3種類があり、SilverとGoldは全世界で通用する共通資格です。
なお、SilverはBronzeに合格していなくても受験できますが、Goldを受験するにはSilverに合格する必要があります。
Javaプログラミング能力認定試験
Javaプログラミング能力認定試験は、サーティファイ株式会社による、Javaのプログラミング能力を測定する試験で、日本国内の民間資格です。3級と2級は筆記試験、1級は実技試験が実施されます。
受験資格がなく実務経験も必要とされないため、誰でも受験可能です。3級は合格率が高く比較的容易に取得することが可能ですが、就職に有利とされるのは2級以上だといわれています。
資格手当を貰える可能性もある
Javaの資格を持っていると、就職先の企業から資格手当を貰えることもあります。IT関係の基礎知識を身につけられるだけでなく、収入アップも期待できるのは大きなメリットです。IT系の企業に就職したい方はもちろんのこと、「今よりも給与の高い会社に就職したい」と考えている方も、取得を検討してみましょう。IT企業については「IT企業とは?仕事内容や代表的な職業を分かりやすく解説!」もチェックしてみてください。
Javaの知識が活かせる就職先の「プログラマー」とは?
Javaのスキルや資格が活かせる職業の1つに「プログラマー」があります。プログラマーとは、プログラム言語を使ってプログラムを組み、システムやソフトウェアを作るのが仕事です。作成したシステムやソフトウェアは、金融や物流を始め、さまざまな企業で使用されています。
また、Webサイトやアプリケーションなど、個人が使用するものを作成する場合もあるでしょう。IT化が進み、スマートフォンやテレビ、電子レンジ、自動車など、身近なあらゆるものにコンピュータープログラムが活用されており、プログラマーの活躍の場は以前より広がりを見せています。
プログラマーのやりがい
プログラマーは、世の中に役立つモノづくりに携わります。自分がプログラミングをした製品を見たときにやりがいを感じる方が多いようです。そのほか、医療現場ではプログラムで動く機器が数多く存在します。人工心肺装置や内視鏡、脳波で動かすことができる義手などがその一例。プログラマーは社会貢献に繋がる仕事でもあります。
プログラマーの大変なところ
IT業界は目まぐるしく進化し、日々新しい技術が生まれています。そのため、プログラマーは常に技術の変化に対してアンテナを張り、知識と技術を有しておかなければなりません。しかし、仕事をしながら新しい技術や知識を吸収し続ける姿勢を保つことは容易ではないでしょう。
また、納期前になると残業や休日出勤が多くなることがあるため、強い精神力と体力が必要だといわれています。プログラマーの仕事について詳しく知りたい方は、「プログラマーの仕事の種類はどんなものがある?」もあわせて参考にしてください。
未経験でもJavaのスキルを扱う仕事に就職できる?
Javaのスキルを要する代表的な職業が、前項で紹介したプログラマーです。プログラマーの求人を見てみると、未経験者を積極的に採用する企業は増えてきています。
前述したように、近年はどの業界においてもIT技術が欠かせず、プログラマーの需要は高まる一方です。しかし、深刻な人手不足に悩まされている企業もあります。そのため、Javaの資格を持っていると、未経験であってもプログラマーとして採用される可能性は十分にあるといえるでしょう。
未経験歓迎とされていても資格は必要?
就職や転職の求人で未経験者歓迎との記載があっても、「未経験可だが、事務経験が必須」「未経験可だが、PCスキルが必要」「Javaの基礎知識が必要」というように条件が設けられている場合もあります。応募前に求人内容をしっかり読み、確認しておくことが重要です。
また、企業によって必須資格が異なるため、応募したいと思う企業がどのような資格を必須としているのかも確認しておきましょう。未経験からプログラマーを目指すなら「未経験や第二新卒でもプログラマーになれる?仕事内容や就職のコツを紹介」もチェックしてみてください。
未経験からプログラマーに就職するためにやるべきこと
未経験からJavaのスキルを活かせるプログラマーへの就職を目指している方が、やるべきことを紹介します。下記のポイントをおさえ、就活や転職活動に備えておきましょう。
Javaの知識を学んで資格を取る
未経験からプログラマーへの就職を目指すなら、Javaの知識を学んで資格を取得しておくのがおすすめです。経験がなくても資格があれば業務に必要な基礎知識をある程度身につけられるうえ、選考で熱意のアピールもできます。
このコラムの「就職に役立つJava関連の資格」で紹介したOracle認定Javaプログラマーは、無料のオンラインセミナーが受講可能です。また、Javaプログラミング能力認定試験は無料のサンプル問題を請求できるため、気軽に勉強を始めやすいでしょう。
Javaは勉強しやすいプログラミング言語
利用者数が多いため、Webや書籍などにもJava関連のものが数多く存在します。そのため、独学での勉強やスキルアップがしやすいことがメリットです。動画や漫画での学習、コードを実際に入力して知識を学ぶことができるサイト、スクールなど、多様な学び方の中から自分に合ったものを選べるでしょう。また、つまずいた場合にも解決策が見つかりやすく、共に学ぶ仲間も見つけやすいのも特徴といえます。
実際にプログラムを作ってみる
Javaの知識を身につけて資格を取得したら、実際にプログラムを作ってみましょう。知識として理解していても、実践してみないと分からない部分が多々あります。実際に手を動かして作業をしてみると、理解しきれていない部分や得意な部分を発見できるでしょう。
インターンに参加して仕事への理解を深める
インターンに参加して、プログラマーの仕事への理解を深めましょう。企業の雰囲気をつかみたい場合は短期、実際に業務に携わりたい場合は長期のインターンへの参加がおすすめです。短期なら自分に合った企業を見つけるきっかけになり、長期なら実務経験として就職活動の際のアピールになるでしょう。
ポートフォリオを用意する
プログラマーとしての就職に向けて、自分の経歴やスキルなどをまとめたポートフォリオを用意しておきましょう。未経験からの就職を目指している場合は、仕事への熱意や身につけたスキルについてまとめておいてください。取得した資格や実際に作成したアプリなどがあれば記載しておきましょう。
英語力とコミュニケーション能力も大切
プログラマーへの就職にはJavaの資格だけでなく、英語力とコミュニケーション能力も大切です。Javaを取り扱う場合、マニュアルやドキュメントが英語で書かれていることがあるため、読解できる程度のスキルはあったほうが良いでしょう。また、ほかの職種や取引先とすり合わせをしながら開発に携わるので、円滑なコミュニケーションも求められます。未経験からプログラマーに就職するためのポイントは、「未経験からプログラマーになるには」でも紹介しているので、ご一読ください。
Java以外でプログラマーへの就職に役立つ資格
Java関連の資格のほかに、プログラマーとして働く際に役立つ資格をいくつかご紹介します。
基本情報技術者
プログラマーやエンジニアになるための登竜門的な国家資格が、基本情報技術者です。IT業界で働くために必要となる基本的な知識や技能を有し、実践的な能力が身についている方が対象とされています。企業からの認知も高いため、取得していると強みになるでしょう。
C言語プログラミング能力認定試験
C言語のプログラミング能力を認定する資格です。コーディングやコンパイル・デバッグを行ってプログラミングする能力が必要となります。IT業界で高い評価を得ているため、2級以上の資格を取得しておくと就職に有利となるでしょう。「SEの仕事」でも、ITエンジニアを目指す人におすすめの資格を紹介しています。
Java資格を活用して就職するなら支援サービスを活用しよう
就職成功を目指す方は、ハローワークやエージェントを活用してみましょう。それぞれの特徴は以下の通りです。
ハローワーク
ハローワークは国が運営する職業紹介事業所で、公共職業安定所とも呼ばれています。仕事を探している人であれば誰でも利用可能です。登録後は仕事の検索や求人の紹介、セミナーへの参加や就職相談などのサービスを受けられます。
「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」ではハローワークについて紹介していますので、ぜひご覧ください。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは、求職者に対するカウンセリングを行ったうえで希望に合った求人を紹介しています。応募先の企業に合った履歴書の書き方や面接のアドバイスを受けられるため、就職できる可能性が高まるでしょう。また、面接の日程調整や交渉なども行ってくれるため、一人での求職活動に不安を感じる方におすすめです。
就職支援サービスのハタラクティブは、「就職する自信がない」という方や、「未経験の職種にチャレンジしてみたい」という方にしっかりとしたサポートを行っています。未経験者歓迎の求人や学歴不問の求人も豊富にご用意。専任の就活アドバイザーが、幅広い選択肢の中からあなたにぴったりの求人を紹介いたします。お気軽にハタラクティブまでご相談ください。
Java資格を使った就職に関するQ&A
Java資格を用いた就職に関する疑問について、Q&A方式で解決していきます。
Java資格があれば就職に有利になりますか?
ITエンジニアを目指す場合、Java資格を保有していると就職に大きく有利になるでしょう。
資格の取得はスキルの証明になるだけでなく、当該の職種を本気で目指していることをアピールする材料にもなります。エンジニア関連の資格については、「プログラマーの仕事に役立つ資格とは」も参考にしてください。
Java資格を取得した方が良い理由は?
Java資格があると、書類選考が通りやすい傾向にあるようです。
たとえば、プログラミングの場合はスクールで比較的誰でも学べるものが多いため、アピールポイントとしてやや弱さがあります。そこで、Java資格の保有者であると伝えられると、スキルが活かせる人材として見てもらえたり、ほかの応募者とも差別化を図れたりするでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。