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就職が決まらない…ニート脱却の方法とは?効果的な就職活動のコツを解説
更新日

この記事のまとめ
- 就職が決まらないニートの方は、選考で自分を十分にアピールができていない可能性がある
- ニートからいきなり正社員になるのが不安な方は、アルバイトから始めてみるのがおすすめ
- 就職が決まらない場合は選考対策を万全にし、ニート期間についても前向きに説明しよう
- 就職が決まらないニートの方は、就活のプロに相談するのも手
「就職が決まらない…」と悩んでいるニートの方もいるでしょう。ニートから脱却するには、就職が決まらない原因を把握し、選考対策を万全にしておくことが大切です。
このコラムでは、ニートの方の就職が決まらない原因や就活を始める前の準備、効果的に行うコツを紹介します。また、アルバイトから段階的に正社員を目指すメリットについても解説。就職活動を成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
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ニートからの就職が決まらないのはなぜ?
ニートからの就職がなかなか決まらない理由には、「面接官に自分をアピールできていない」「丁寧な言葉遣いやマナーが身についていない」などが挙げられます。
なかなか採用されない場合も諦めず、就職が決まらない原因を把握して粘り強くチャレンジし続けることが大切です。以下に考えられる理由をまとめたので、自分に当てはまるものはあるかチェックしてみましょう。
面接官に自分を十分にアピールできていない
就職がなかなか決まらないニートの方は、面接官に自分を十分にアピールできていない可能性があります。仕事で活かせる経験や資格を履歴書に書いていない、自分の強みを伝えきれていないなど、自己アピールが不十分だと内定獲得が遠のくでしょう。
ニートからの就職が決まらないときは、自分の長所や強みが企業のニーズとマッチしているかを確認し、魅力をアピールできる具体的なエピソードを掘り下げることが大切です。
丁寧な言葉遣いやマナーが身についていない
基本的な挨拶や適切な言葉遣い、ビジネスマナーが身についていない場合も、就職が決まらない原因となり得るでしょう。たとえば、面接の場で挨拶ができなかったり時間を守れなかったりすると、履歴書がいかに充実していても面接官にマイナスな印象を与えてしまいます。
就活をするなかで「正しい敬語が使えているか」「面接中の態度は適切か」などは、企業側から見られているポイントの一つです。今一度、自分の言葉遣いやマナーを見直してみましょう。
面接におけるマナーについては、「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムを参考にしてみてください。
緊張し過ぎている
ニートからの就職が決まらない原因に、緊張し過ぎて実力を発揮できていないことも考えられるでしょう。面接で過度に緊張すると、挨拶や敬語などのビジネスマナーを忘れたり、質問の受け答えが上手くできなかったりして、自分の思いを伝えられずに終わってしまう場合があります。
本番までに何度も面接の練習を重ねれば、基本的な流れや雰囲気に慣れて、次第に緊張しにくくなるでしょう。
ニート期間の理由をきちんと説明できていない
就職が決まらないニートの方のなかには、空白期間の説明が不十分な方も一定いるようです。空白期間の経験や取り組みに関する詳しい説明がないと、面接官に「本当に働く意欲はあるのか」「入社しても続かないのでは」といった懸念を抱かれてしまう恐れがあります。
空白期間中に就労に向けて努力したことや取り組んだことがある場合は、面接官にその旨を伝えると、就労に対する前向きな印象を与えられるでしょう。
仕事を選り好みしている
仕事を選び過ぎていると応募できる求人の幅が狭まるため、結果として「働きたいのに仕事がない」状況に陥ることもあるようです。特に、会社に求める条件や待遇を厳しく設定し過ぎると、応募のハードルが高くなり就職が決まらない原因になります。
希望する条件が複数あるときは、そのなかで優先順位をつけて「譲れない条件」を軸に仕事探しを行いましょう。自分が希望する業界や職種だけでなく、経歴不問や採用人数が多い求人にも目を向けてみると、選択肢が広がる可能性があります。
仕事選びの軸については、「就活の軸の決め方とは?必要性や面接での回答例も紹介!」で詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。
やりたいことが定まっていない
やりたいことが定まっていないのも、就職が決まらない理由の一つに挙げられます。自分のやりたい仕事や興味のある分野が明確になっていないと、希望する業界や職種選びに難航し、志望動機もあいまいになってしまうでしょう。
好きなことや得意なことを書き出し、そこからやりたい仕事を探す方法がおすすめです。また、自分の強みや長所を探せない方は、これまでの経験を思い出してみたり、第三者に聞いてみたりすると見つかる場合があります。
やりたいことの見つけ方は、「自分が何がしたいのかわからない方へ!やりたいことの見つけ方を紹介」のコラムで解説しているので、あわせてご一読ください。
就職できない30代ニートの方は早めの行動が大切
「就職できない」と悩む30代ニートの方は、早めに行動を起こすことが大切です。30代の就職では、即戦力になるスキルや実務経験を求められる傾向にあります。年齢に応じた経験やスキルがないままニート期間が長引くと、就職が難しくなる恐れがあるでしょう。
一方で、ニート期間があっても年齢が若い場合は、将来性への期待や人柄を重視した「ポテンシャル採用」を狙えます。年齢が若いほどポテンシャルを評価してくれる企業は増えるため、30代ニートの方は早めの行動を心掛けましょう。詳しくは「ニートを脱出するには30代がチャンス!就職するための方法を解説」のコラムでも触れているので、あわせてご一読くださいね。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイスニートから就職したいならアルバイトを始めてみるのも手
ニートからいきなり正社員で働くのが不安な方や、学校卒業後に社会人経験がない方は、アルバイトから始めてみるのがおすすめです。この項では、アルバイトから就活を始めるメリットや、正社員登用制度がある求人で気をつける点について解説します。
アルバイトから始めるメリット
アルバイトから就活を始めるメリットの一つは、働く習慣がつくことです。1日に決まった時間労働することで、「働く」ことへの恐怖心が薄くなったり、ニート生活で生活リズムが乱れてしまった場合は改善できたりするでしょう。
アルバイトは、単発で1日だけできるものや週に3日からなど、自分で働く日数を決められる企業もあります。いきなりフルタイムで働く自信がない方にとって、アルバイトは始めやすいといえるでしょう。また、将来的に正社員を目指す際に、アルバイトで身につけたスキルや経験をアピールできるのもメリットといえます。
ニート期間が長く選考に不安がある場合は、「ニートにおすすめのバイトは?探すときの方法や面接通過のコツも解説」のコラムをご覧ください。アルバイト面接を受ける際のコツを紹介しています。
正社員登用制度を利用できる場合がある
アルバイト先で条件を満たすと、正社員登用制度を利用できる場合があります。正社員登用制度とは、一定の条件を満たした非正規雇用のスタッフを、正社員として雇用する制度のことです。
正社員登用制度のメリットは、正社員として働く前にその仕事が自分に合うかを見極められる点といえます。「ゆくゆくは正社員として働きたいが、いきなり就職する自信はない」と考える方におすすめの制度です。
ただし、正社員登用制度がある求人は応募者数が多く、ほかの求人に比べて競争率が高い傾向にあります。また、正社員登用実績の有無や、正社員になるための条件などは、事前にしっかり把握したうえで応募するのがおすすめです。
ニートから就職するために必要な準備
ニートの方が就職を成功させるには、事前の準備が大切です。以下を参考に、規則正しい生活や外出の機会を作るなど、日頃から準備をしておきましょう。
規則正しい生活を心掛ける
ニート生活を送るなかで不規則な1日を過ごしてしまっている方は、まず規則正しい生活を心掛けてみましょう。会社の多くは、朝から夕方まで働くのが一般的です。毎日の生活リズムが崩れている場合、いざ仕事を始めると、新しい生活スタイルに慣れるまで苦痛を感じる可能性があります。
決まった時間に寝起きし、働く時間を意識した生活を送ることで、仕事をするリズムにあらかじめ身体を慣らしておけるでしょう。
外出の機会を増やす
ニートの方が就職をするための準備として、外出する機会を増やしてみるのもおすすめです。外に出る頻度が上がると運動不足の解消につながったり、リフレッシュ効果が期待できたりします。
また、就職がなかなか決まらないニートの方のなかには、家族以外とコミュニケーションを取る機会が少ない方もいるでしょう。他者とのコミュニケーションは、どのような仕事であっても必要不可欠。友人と会ったり、近所の人に挨拶したりするだけでも、コミュニケーション不足を解消できる可能性があります。
身だしなみを整える
「社会に出て働く」という意識をもつために、身だしなみを整えることも重要です。特に面接では第一印象がカギとなるため、服装や髪型を整えて周囲に好印象を与えられるよう意識してみましょう。仕事をするうえでも、身だしなみを整えるのはビジネスマナーの一つです。
就職がなかなか決まらないニートの方は、「今の自分は社会人としていつでも会社で働ける状態か」を客観的にチェックし、準備を整えましょう。「『働きたい…!』ニートを卒業するために始めるべき準備とは?」のコラムでは、就職に必要な準備や心構えについて解説しているので、参考にしてみてください。
ニートの方が効果的な就職活動を行う方法
ニートの方が就職を成功させるには、空白期間の説明や選考対策を万全にすることが大切です。以下で詳しく解説しているので、就職活動に役立ててみてください。
空白期間について前向きに説明できるようにする
面接で空白期間について伝える際に気をつけたいのが、「嘘をつかず正直に話す」という点です。空白期間においてアピールできるような経験がなかったとしても、就活を始めたきっかけと「これからしっかり働いていきたい」という前向きな熱意を伝えましょう。また、自分の病気や家族の介護などの理由がある場合も、可能な範囲で伝えるのがおすすめです。
空白期間中に取得した資格や学んだスキルがあれば、積極的にアピールしましょう。資格取得のために勉強している段階の場合も、資格取得に取り組んだ経験や努力する姿勢を伝えられます。
空白期間について説明するコツを詳しく知りたい方は、「ブランクがあると就職に不利?内定につながる空白理由の伝え方」のコラムをご覧ください。
選考の対策を万全にしておく
ニート期間がある方が自信をもって就活を行うためには、履歴書や職務経歴書といった応募書類のほか、面接の対策を万全にしておく必要があります。自分では気づきにくい間違いもあるため、書類が正しく書けているか、面接でのマナーを守れているかなどを第三者に見てもらうのも方法の一つです。
なかなか内定をもらえない場合は、選考が終わる度に振り返りを行い、改善点の洗い出し・修正をしてから次に臨むようにしましょう。
就職対策には、「ニートの履歴書の書き方を例文つきで解説!就職活動を成功に導く方法とは?」や「ニートの面接対策を解説!空白期間の答え方や自己紹介の例文を紹介」のコラムをお役立てください。
就職先が決まらないニートの方向けの仕事の選び方
就職先が決まらないニートの方は、仕事の選び方を見直してみるのも手です。この項では、より内定獲得に近づくための仕事の選び方を紹介します。
業界や職種の視野を広げる
なかなか就職が決まらない場合は、業界や職種の視野を広げて仕事探しをしてみましょう。このコラムの「仕事を選り好みしている」でも述べたように、就職が決まらないニートの方のなかには、働きたい気持ちはあるものの仕事を選び過ぎて視野が狭まっている方もいるようです。
また、「就職するならこのような企業・職種でなければいけない」のように、自分で条件のハードルを上げてしまっている場合も。こだわりをもち過ぎず、広い視野での仕事探しを意識しましょう。
中小企業にも目を向ける
大手や有名企業にばかり注目して就職がなかなか決まらないニートの方は、中小企業にも目を向けることをおすすめします。中小企業のなかには、学歴や職歴よりも人柄を重視し、「この応募者と一緒に働きたいと思うか」を基準に採用を決める会社もあるようです。
大企業と比べて従業員数が少ないため、比較的アットホームな雰囲気のなか働けるといったメリットも考えられます。中小企業への就職については、「中小企業に就職するメリットは?後悔しない求人の探し方も紹介」のコラムをチェックしてみてください。
人材不足の業界や職種を狙う
慢性的な人材不足が叫ばれている業界や職種の求人へ応募すると、内定を獲得できる可能性が高くなるでしょう。近年、飲食業や宿泊業、建設業などは人手不足が懸念されており、未経験者を歓迎する企業もあるためニートからチャレンジしやすい業界といえます。
人材が足りていない業界に対しネガティブなイメージをもつ方もいますが、イメージだけで避けるのではなく、業界や企業について自分で確かめることが重要です。なかには働きやすい会社もあるため、企業研究をとおして自分の希望や特性に合うかを見極めましょう。
「就職したい女性ニートにおすすめの仕事は?職歴なしで就活するコツ」や「ニートを続ける男性が抱えるリスクと就職を成功させる方法」のコラムでは、ニートの方の就活のコツをそれぞれまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
就職が決まらないときはプロの手を借りてみよう
1人で就活を進めるのが不安な方は、就活のプロの手を借りるのも有効な方法の一つです。就職をサポートしてもらえる機関としては、公的なものと民間企業が実施する就職支援サービスがあります。
以下でそれぞれの特徴を紹介するので、必要に応じて利用してみてください。
国や自治体が運営する公的な支援機関
公的なサポート機関として挙げられるのは、ハローワークや地域若者サポートステーション(サポステ)、ジョブカフェなどです。ハローワークやサポステでは、求人紹介のほかに、セミナーや就職に役立つ講座を受講できるのが特徴。ジョブカフェには年齢制限が設けられており、主に若年層を対象とした就職サポートを行っています。
それぞれに異なる特色があるため、実際に利用してみて自分に合う支援機関を確かめてみるのも手です。就職支援機関について詳しく知りたい方は、「ニートに向けた就労支援機関とは?サービス内容や仕事選びのコツも解説」のコラムをご覧ください。
民間企業が運営する就職・転職エージェント
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。