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ニートから就職を成功させるには?早く始めるべき理由や就活のコツを紹介
更新日
この記事のまとめ
- ニートから就活を成功させるには、早めの行動が鍵
- ニートから就活を始める際は、睡眠や食事、運動などの生活リズムを改善しよう
- 就職を成功させるには、ハローワークやサポステを活用するのも1つの方法
- ニートが就職を成功させるポイントは十分な企業研究や意欲のアピールが必要
ニート生活が長いと、「就職は成功できるのか?」と不安に感じることがあるのではないでしょうか。生活リズムを整え、しっかりと事前対策を行えばニートからの就職は十分に可能です。このコラムではニートの定義をはじめ、就活を早く始めた方が良い理由などについて解説します。また、おすすめの就職支援機関やサービス内容も紹介しているので、ぜひ参考にして社会人としての一歩を踏み出しましょう。
ニートから就職を成功させるには何から始める?
ニートから就職を目指す際、まずは生活リズムを整えることから始めましょう。毎日やることを決めたり、なぜニートになったかを考えてみたりして就活に備えるのも効果的です。
ここでは、ニートから就職を成功させるために何から始めたら良いかについて解説します。
生活リズムを改善する
就職を目指すうえでまず大切なことは、これまでの生活リズムの改善です。ニート生活が長く、生活習慣が乱れていると感じる場合は、以下の3つを改善を心掛けてみましょう。
睡眠
ニート期間中に夜型生活を送っていた人は、少しずつ就寝時間を早めて朝型の生活に切り替えましょう。「入社してからでも良いのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、就寝・起床時間を急に変えると夜眠れなかったり日中に眠くなったりして集中力の低下やミスの増加を招く恐れも。
就職に成功したあと、仕事に支障をきたすことがないよう、徐々に改善することが必要です。
食事
1日3食の規則正しい食事を摂りましょう。先述したように、ニート生活を続けていると「いつも昼過ぎまで寝ていた」と、朝食抜きが習慣になっている人もいるようです。朝食は脳と体の重要なエネルギー源になります。就活を成功させるためにも、睡眠時間を改善しながら栄養バランスのとれた食事を心掛けてください。
運動
生活するうえで、適度な運動を取り入れてみるのもおすすめです。もし、ニート生活のなかで日中のほとんどを家で過ごしているのであれば、家の近くを散歩したり買い物に出掛けたりと、なるべく外出するようにしてみましょう。
適度な運動は、睡眠の質を改善したり、食欲を増進させたりといった効果が期待できるため、出来る範囲で実践してください。
ニートになった理由を明確にする
「自分がなぜニートになったのか」を明確にしましょう。ニートから就活をする際、面接で「ニートになった理由」を聞かれることがほとんどです。そこで理由がなく曖昧な回答をしてしまうと、「会社をすぐ辞めてしまうのではないか」と懸念される恐れがあります。
ニートが就活を成功させるには、「空白期間」を明確にしておくことが重要です。面接官にマイナスの印象を与えないよう、質問をされたときにはっきりと答えられるよう対策をしておきましょう。
毎日やることを決める
就活は「面接の日だけ頑張ろう」と決まった日だけ頑張るのではなく、毎日やることを決めて少しずつ取り組むことが大切です。
今までは時間や期日などに縛られず、自由に行動をしてきた方も多いでしょう。しかし、ニートからの就活を成功させるには、これまでの状況を変えていくための「自制心」が重要になります。
たとえば、「この日は求人を探す」「この日は企業研究を行う」など、毎日やることを決めて習慣化するのがおすすめ。自分で決めたことをしっかり継続できるようになれば、就職成功後もスムーズに仕事がこなせるようになるでしょう。
そもそもニートとは?
この項では、ニートの定義をはじめ、ニートと混同しやすい言葉もいくつか紹介していきます。
ニートの定義
ニートとは、イギリスから生まれた言葉で、就学・就業・職業訓練のいずれも受けていない若者という意味を持つ「Not in Employment、Education or Training」の略称になります。
厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究(3.ニートの類型化と試算)」によると、ニートの対象年齢は15~34歳で、仕事や家事、通学をしておらず就労意欲のない人をニートの定義としているようです。
参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究
ニートと混同しやすい言葉
ここでは、ニートの意味と混同しやすい言葉についてまとめました。
フリーター
内閣府によると、フリーターは15~34歳の若者(男性は卒業者、女性は卒業者で未婚)のうち、パート、アルバイト(派遣を含む)および働く意思のある失業者の方を指します。
また、「フリーター」という言葉は、アルバイトで生計を立てている人のことで「フリーアルバイター」の略称です。定職に就かず、アルバイトやパート、契約社員、派遣社員などで働く人がフリーターに該当します。
正社員でなくとも就業していることから、「就労意欲がない」というニートの定義とは一致しないでしょう。フリーターの詳しい内容が知りたい方は「フリーターとは?正社員とは何が違うの?」のコラムも合わせてご参照ください。
参照元
内閣府
第2節 若年無業者、フリーター、ひきこもり
ひきこもり
厚生労働省によると、ひきこもりとは、「様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以 上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念(他者と交わらない形での外出をしていて もよい)」 のことを指します。
ニートとひきこもりの違いは「社会活動に参加しているか、いないか」の違いです。また、ニートは15~34歳と年齢に決まりがあるのに対し、ひきこもりには年齢の制限がありません。
ひきこもりの定義については「大学中退後のひきこもり状態から卒業!就職する方法やニートとの違い」のコラムも合わせてご参照ください。
参照元
厚生労働省
ひきこもり支援施策について
ニートが就職活動を早く始めた方が良い理由
ニート生活を送っている人の中には、「就職しなきゃとは思うけれど、なかなか行動に移せない…」という人もいるでしょう。
もし就職を考えているなら、1日でも早く就活を始めることをおすすめします。就活を早く始めた方が良い理由は、下記のとおりです。
年齢が上がると高度なスキル・経験を求められるため
年齢を重ねると、高度なスキルや経験、マネジメント能力などが求められます。未経験職種へのチャレンジは年齢が上がるにつれて難しくなるので、選べる仕事が限られてしまうことも。ニートを脱出するならポテンシャルを重視してもらえる若いうちに就活を始めるのが得策です。
空白期間が長いと悪い印象を与えるため
ニート生活によって空白期間が長くなればなるほど、「本当に働く意欲があるだろうか?」「長く働いてもらえるだろうか?」と不安に思われる可能性が高くなります。病気の療養や家族の介護といった特別な事情がなく過ごしているなら、長期化しないよう注意が必要です。
また、ニートの方自身も空白期間が長引くほど、就職することに対し抵抗感を抱いてしまいます。人と接することや外出に抵抗が出る前に、行動を起こしてみましょう。
ニート歴が長く就職出来るか心配な方は「ニート歴3年でも就職できる!成功のコツとは」のコラムもあわせてご参照ください。
ニートが就職を成功させるための4つのコツ
就職を成功させるには、十分な対策が必要です。成功のポイントをご紹介するので、しっかり把握しておきましょう。
1.自己分析を徹底する
就活を行う前にまずは自己分析をして、これまでの経験などを整理し、自分の適正や価値観を知るところから始めましょう。自分の適性や価値観を知らずに就活をしてしまうと、実際に就職してから仕事が合わなくて辞めてしまうということになりかねません。
まずは自分を良く理解し、自分がどのような職種に向いているのか、自分はどのような職種で働きたいのかをすり合わせ、受ける会社を選んでいきましょう。
2.企業研究を十分に行う
就活を行ううえで重要なのが企業研究です。もし就職先が決まったとしても、自分に合う企業でなければ長く勤めるのは難しいといえます。そこで、応募前に企業理念や社風、労働環境などを調べ、自分のビジョンと合っているかをチェックしましょう。企業研究を十分に行っていると面接の際に受け答えがしやすく、自信にもつながるので後の就活にも役に立ちます。
また、同じ職種でも企業によって雰囲気や方針などが異なるため、事前の確認が必要です。企業研究のやり方が分からない方は「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムもあわせてご参照ください。
3.働く意欲や熱意をしっかりアピールする
企業側は、空白期間のある人に対して「仕事へのモチベーションは高いのか」「仕事を長く続けられるのか」といった不安を抱きます。ニートに対する懸念感を払拭させるためにも、面接では「この企業で働きたい」という意欲や熱意をしっかり伝えられるようにしましょう。
ポイントは、「その会社でなければいけない理由」を明確にすること。ほかの企業にはない魅力があることを自分の言葉できちんと述べられれば、企業側に入社意欲を伝えられます。就職成功につながるアピールをするには、前述した企業研究を十分に行い、説得力のある志望動機を伝えることが重要です。
4.諦めずに就活を続ける
書類選考に通過しなかったり面接でうまく話せなかったりすると、自分に自信が持てなくなってしまうかもしれません。失敗したことであまり自分を責めてしまうと、ニートに逆戻りしてしまう可能性も。
準備不足で失敗したなら反省する必要がありますが、応募書類や面接で自信のなさを見せてしまうと選考突破は難しくなるでしょう。もし、不採用通知がきたときは「その企業とは縁がなかった」と考え、気持ちを切り替えて次の選考に臨むことが大切です。
ニートを成功へ導く手段!就職支援機関について知ろう
「ニートからの就職は難しいのでは?」「ブラック企業に就職しないか心配…」といった不安を抱く方は、就職支援機関を利用して第三者の力を借りるのも一つの手です。
ここでは、就職成功をサポートする公的機関をご紹介するので、参考にしてください。
ハローワーク
ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」。厚生労働省が管轄する就職支援機関です。全国に500カ所以上あるハローワークでは、下記のようなサービスが利用できます。
・求人紹介
・職業相談
・自己分析のサポート
・セミナーの受講
・紹介状の発行
・基本手当(雇用保険)の受給手続き
ハローワークが実施するセミナーでは、履歴書の書き方や面接の受け方などを学ぶことが可能です。応募する求人が決まったら職員に紹介状を発行してもらい、面接に持参します。
ハローワークの利用に際して年齢制限はありませんが、「求職申込書」の提出が必要です。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
サポステ
サポステとは、15~49歳までの方を対象に、働くことへの悩みや不安などを抱えている方の就労を支援する機関です。正式名称は「地域若者サポートステーション」。2023年10月時点で全国177カ所に設置されており、厚生労働省が委託した株式会社、NPO法人などがサポートを行っています。
ハローワークと同様に求人紹介や職業相談といったサービスを利用できるほか、下記のような就職支援プログラムを受講出来るのが特徴です。
・コミュニケーション講座
・ジョブトレ(就業体験)
・ビジネスマナー講座
・就活セミナー(面接、履歴書指導)
・集中訓練プログラム(資格取得支援、職場実習)
・パソコン講座、WORK FIT、アウトリーチ支援
上記のプログラムは、コミュニケーションに対する苦手意識を改善する、仕事に必要なスキルを身につけて自信をつけるといった目的があります。サポステは就職後の相談にも対応しているため、不安や悩みがあるときだけでなく、ステップアップを目指す際にも活用すると良いでしょう。
参照元
厚生労働省
地域若者サポートステーション
就職エージェント
就職・転職エージェントとは、求職者と人材を求める会社を結びつける民間企業のサービスです。就職エージェントが提供する主なサービスは、「求人の紹介」「個別のカウンセリング」「履歴書や職務経歴書などの作成サポート」「面接対策の支援」などがあります。
エージェントの大きなメリットは、専任の担当者がつき、プロの視点から就職活動を支援してくれることです。また、多くのエージェントは実際に会社へ訪問しており、企業情報を把握しているため、直接聞きにくいことも答えてくれます。入社後のミスマッチを防ぐためにも、気になる会社について応募前に詳しく質問できるところも良いでしょう。
支援機関についてさらに詳しく知りたい方は、「ニートが使える就労支援機関は?ひきこもりから就職する方法を解説」のコラムもあわせてご参照ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。