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面接のマナーとは?入室や退室など状況別で紹介
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この記事のまとめ
- 面接には、受付・入室・退室など状況に応じてさまざまなマナーがある
- 受付時の面接マナーは、開始10~15分前に到着して要件を簡潔に伝える
- 入室の際は、扉をゆっくり3回ノックして「失礼します」と声をかけてから入る
- 面接中は質問の受け答えだけでなく、表情や座り方なども気をつけよう
- 退室の際は、着席したまま感謝の気持ちを伝えて起立してから一礼する
- 退室後も敷地内にいる間は面接の対象になるため、意識して行動しよう
面接のマナーには、入室や退室、受付時など、状況に応じて気をつけるポイントがあります。「状況に合わせた面接のマナーを知らない」という方もいるでしょう。面接のマナーは面接時だけでなく、ビジネスシーンに通じるものも多くあるため、覚えておくと安心です。このコラムでは、面接時のマナーを紹介。入室や退室、面接中など、状況に合わせて詳しく紹介しています。
面接のマナー:受付編
受付は、面接の第一歩です。企業によっては、受付でのマナーや挨拶なども評価対象に含まれていることがあるため、以下で適切な対応を知っておきましょう。
会場に到着する時間
面接の際は、約束時間の10分~15分前に受付を済ませるのがマナーとされています。たとえ面接に間に合ったとしても、受付にギリギリ到着して慌てている様子を見られてしまっては、あまり良い印象とはいえないでしょう。逆に、早く到着し過ぎると、先方の準備ができておらず、迷惑をかけてしまう可能性があります。もし、移動時間が気になる場合は、会場付近に30分前に到着し、近くで待機するのがおすすめです。なお、会場付近であっても、「いつ誰に見られているか分からない」ということを念頭に置いて過ごしましょう。
会場に到着したら
インターホンや内線電話など、企業によって受付の対応は異なります。そのため、企業のロビーに着いたら、まずは受付カウンターに人はいるのか、無人であればどこかに案内があるかなどをチェックすると良いでしょう。企業によって異なるものの、無人の場合は受付付近にインターホンの使い方や呼び出し番号など、細かい指示が書かれていることが多い傾向にあります。落ち着いて指示に従いましょう。
名乗り方
受付で自身を名乗るときは「短く分かりやすく」を心がけるとスムーズに進みます。約束の時間、部署・担当者名、面接であることが分かるよう、以下のように簡潔に伝えましょう。
「お忙しい中失礼します。本日◯時に、◯部の◯◯様と面接の約束をさせていただいております△△と申します。◯◯様にお取次をしていただけますでしょうか」
上記のように伝えると、担当者に取り合ってもらえたり、待合い室まで案内されたりするなど、何らかのアクションに繋がります。このとき、できるだけハキハキと話すことを意識しましょう。好印象を与えられる可能性があります。
待機中のマナーについて
待機中も、面接の対象となります。先に面接室に通され、担当者が来る場合は姿勢を正して待ちましょう。なお、面接を受けるほかのメンバーとおしゃべりをしたり、スマホをいじったりするなどの行為は、避けたほうが無難です。
面接のマナー:入室
面接が始まると、これまで以上にマナーや言動を厳しくチェックされることになります。本番では緊張することも踏まえて、一連の流れを事前に覚えておきましょう。
入室のタイミング
面接の順番が来たら、扉をゆっくり3回ノックしてください。「お入りください」「どうぞ」など声をかけられたら、ドアの外側で「失礼します」と挨拶をしてから入室します。このとき、軽く会釈をしましょう。入ったら扉を閉め、再度面接官の方を向きます。「本日は宜しくお願いします」と挨拶をしたら、イスの方へ進みましょう。
座るタイミング
イスの横に立ち、面接官に「大学名とお名前をお願いします」などと指示されたら、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇 〇〇と申します。よろしくお願いいたします」と名乗り、一礼しましょう。挨拶が終わり、面接官から「どうぞお掛けください」と指示されたら「失礼します」と会釈して着席しましょう。このとき、カバンは利き手側のイスの横に置きます。イスにもたれかかる形ではなく、自立させるように置くのが基本です。面接官から、「お荷物は空いているイスにどうぞ」などと指示されたら従います。面接時のカバンについては、「面接で使うカバンはどう選べば良い?注意点を男女別で紹介!」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
面接中のマナー
面接中は、質問の受け答えだけでなく、話し方や態度などもチェックされています。以下のマナーをしっかり押さえて面接に臨みましょう。
座る姿勢
面接中は、手を膝上に置きます。手は軽く握るか、重ねて置くようにしましょう。なお、手を重ねるときは右手を下に組むのがビジネスマナーとして一般的です。また、着席時に背もたれに寄りかかるのは避けましょう。座るときは、イスの座面の半分ほどの位置を目安に腰掛け、姿勢を正して胸を張ります。
目線、表情
面接中は、面接官の目を見て落ち着いた表情で話しましょう。緊張して顔がこわばったり、目線が泳いだりすると、「自信がないのでは」と思われる可能性があります。明るく自然なコミュニケーションを心掛けましょう。面接の際の表情については、「笑顔は面接の重要ポイント!落ちる原因になる?受かる表情の練習方法」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
聞く姿勢
会話を自然と繋げるためには、まずは相手の話をしっかり聞く姿勢が大切です。面接官の話を最後まで聞き、質問されたらしっかりと考えた上で回答するようにしましょう。緊張して、質問の内容から外れた回答をしてしまったり、質問途中で答えてしまったりすると、コミュニケーションスキルが低いと捉えられかねません。コミュニケーションスキルについては、「コミュニケーション能力とは?スキルを鍛える具体的な方法をご紹介!」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
面接のマナー:退室編
面接が終わったら、「本日はありがとうございました」「お時間をいただきありがとうございました」など、着席した状態で感謝の気持ちを述べて一礼します。起立したら会釈し、「ありがとうございました」と伝えましょう。扉まで進んだら、面接官の方を向き、「失礼します」と挨拶をして一礼し、退室します。なお、退室後も敷地内にいる限りは面接の対象です。せっかく面接がうまくいっても、「すれ違った社員と挨拶を交わさなかった」「退室後すぐにほかの応募者と話し始める」「敷地内で歩きスマホをしながら出ていくなどの行動をするのは避けましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。