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風邪で欠勤する?しない?休む基準や会社への連絡マナーをご紹介!
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この記事のまとめ
- 風邪で欠勤する人は、生産性の低下やほかの社員への感染などを理由に休むことが多い
- 風邪で欠勤しない人は、周囲の目や責任感の強さから出勤の選択肢を取る
- 風邪の場合、一般的に37度後半以上の発熱を欠勤する基準として考える人が多い
- 欠勤する際は、会社で決められたルールに則った方法で速やかに連絡する
風邪で欠勤すべきか悩む人は少なくありません。特に海外でも働きすぎというイメージを持たれている日本では、「体調不良くらいで休むのは社会人として良くない」という残念な風潮があるのも事実。もちろん、企業によっては病欠に寛大なところもありますが、そうではない職場ではどうすれば良いのでしょうか。こちらのコラムでは、風邪を引いてしまったときの欠勤基準や、休むときの連絡方法とマナーについてご紹介します。
風邪で欠勤する人としない人の違い
風邪を引いたとき、会社を欠勤する人としない人に分かれますが、双方でなぜその選択肢を取るのでしょうか。それぞれ以下のような考えを持つ傾向にあるようです。
欠勤する人
・本来のパフォーマンスを発揮できない
・生産性が低下する可能性がある
・ほかの社員にうつしてしまう可能性がある
欠勤しない人
・自己管理ができていないと思われたくない
・風邪でも出勤する社員がほとんど
・大事なミーティングがある
・自分の仕事をほかの社員に任せられない
・休んだ分のしわ寄せが怖い
・欠勤時の連絡ルールが複雑で面倒くさい
欠勤する人の判断基準は、「ほかの人にうつす」「仕事にならない」など非常に明瞭です。一方、欠勤しない人は、社風や周囲の目、社会的責任を感じるなどいろいろな感情が入り混じってしまっていることが分かります。体調不良の度合いや置かれている立場などで左右されるため一概にはいえませんが、体調が悪い状態で出社しても思うようなパフォーマンスは発揮できないでしょう。しっかり休んで復帰後に巻き返したほうが、個人のためにも、会社のためにもなると考えられます。
また、体調不良以外でも会社を欠勤する理由にはさまざまなものがあります。事故や家庭の事情など欠勤しても大丈夫なのか判断ができない場合は、こちらのコラム「仕事を当日欠勤しても良い?休む理由や注意点を解説」が参考になるでしょう。
風邪を引いたときの欠勤基準は?
インフルエンザや新型コロナなど、周囲にうつしてしまう可能性の高い感染症については、欠勤の判断が明確です。それでは、インフルエンザなどではなく普通の風邪だった場合の欠勤ラインはどこなのでしょうか。一般的には、風邪を引いたときに休む基準として「熱」を挙げる人が多いようです。平熱は人によって異なるため一概にはいえませんが、37度後半以上をボーダーラインとして、休む選択を取る人が多い傾向にあります。もちろん、発熱の症状がなくても、頭痛や関節痛、咳や下痢などの症状がひどい場合にも、周囲への感染や生産性の低下、症状の悪化などを考慮し、無理せずに休んだほうが賢明でしょう。
早退したいと思ったら…
欠勤の判断が分からず出勤してはみたものの、やはり体調が優れず早退したいと思った場合はどうすれば良いのでしょうか?会社によっても異なりますが、早退が認められる理由には、体調不良や家庭の事情などがあるようです。早退する場合は、周囲への配慮や連絡マナーに気を付けましょう。早退の理由やマナーについては、「会社を早退したい!認められる理由や当日のマナーを解説」にも紹介しているので目を通しておきましょう。会社への欠勤の連絡方法とマナー
欠勤すると決めたら、速やかに会社へ連絡を入れましょう。電話1本で済む場合、電話とメールの両方が必要な場合など、会社によって決められた連絡方法は異なります。会社で決められたルールに準じて連絡しましょう。以下では、一般的な連絡方法についてまとめてみました。メールの場合と電話の場合、それぞれご紹介します。
メール連絡の場合
件名「勤怠連絡 ◯◯課 山田太郎」
本文「◯◯課 ◯◯様(上司の名前)
おはようございます。◯◯課の山田です。
大変申し訳ございませんが、昨晩から38度以上の熱が出ており出勤が難しい状況です。
本日は静養したく、休みをいただいてもよろしいでしょうか。
症状については、病院受診後改めてご連絡させていただきます。
現在急ぎの仕事はなく、◯◯の案件については◯◯さんにフォローをお願いするつもりです。
メールは定期的に確認いたしますので、急ぎの確認事項などありましたら、メールか電話で連絡いただけますでしょうか。
皆さまにはご迷惑をおかけし申し訳ございません。
何卒よろしくおねがいします。
電話連絡の場合
あなた「おはようございます。山田です。大変申し訳ございませんが、昨日から熱が出ているため、休みをいただいてもよろしいでしょうか」
上司「体調は大丈夫か」
あなた「昨晩薬を飲んだのですが、まだ熱が下がらない状態で38度あります」
上司「わかった。ゆっくり静養するように」
あなた「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。緊急の確認がありましたら、連絡いただければ対応させていただきます。
どうぞよろしくおねがいします。失礼します」
大切なのは、最初から「休ませていただきます」と言うのではなく、「休みをいただいてもよろしいでしょうか」と上司にお伺いを立てるスタンスで伝えること。社会人として常識ある連絡を行い、ゆっくり静養に専念できるような対応をしておきましょう。こちらのコラム「会社を休む時こそ礼儀正しく!電話連絡の基本マナーとは?」では、欠勤の際の電話マナーについて詳しく紹介しています。連絡時の注意点についても書いているので、ぜひご覧ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。