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19歳で転職したいときはどうする?求人探しや転職成功のコツを紹介!
更新日

この記事のまとめ
- 19歳は若さが武器となり、転職できる可能性が高い
- 「仕事ができない」という理由で退職すると、転職先でも同じ状況になる恐れがある
- 19歳で転職すると新たなスキルが身につき、早くからキャリア形成しやすくなる
- 転職活動では、協調性や積極性といった汎用的なスキルをアピールしよう
- 19歳の就活対策や仕事探しには、若年層向けの転職エージェントの利用がおすすめ
19歳で転職を考えているものの、「自分にあった求人が見つかるのだろうか」と不安を感じている方もいるでしょう。19歳で転職すると早期離職を懸念され、就活がうまくいかずフリーターになるリスクも。しかし、就職活動のコツを押さえ、将来のビジョンを明確にすると、正社員としての再スタートを成功させることが可能です。このコラムでは、仕事の探し方や転職成功のコツを解説しています。再就職を目指す参考にしてください。
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19歳で転職したい…再就職はできない?
19歳で仕事を辞め、正社員として再就職することは可能です。ただし、就職後およそ1年以内での退職は、就職活動の選考でマイナスイメージを抱かれる恐れもあります。一方、若いことから将来性が評価され、就活がスムーズに進む場合もあります。この項では、19歳での転職が可能とされる理由について解説します。
若さを武器に転職できる可能性が高い
高卒後1年以内での退職はスキルが身についておらず、その後の就活が難しいと考える人もいるでしょう。しかし、19歳であれば伸びしろを期待され、正社員として再就職できる可能性が高いです。
19歳の転職者に企業側が期待するのは、スキルよりも意欲・熱意や自社とのマッチ度です。現在の仕事でどうしても辞めたい理由がある場合は、採用されやすい19歳のうちに転職するのも一つの方法といえます。
高卒フリーターも19歳なら就職しやすい
高卒後に就いた仕事をすぐに退職した人や、一度も正社員経験がないフリーターも、19歳なら就職しやすいでしょう。一般的にフリーター期間は職歴と見なされないので、就職活動では不利になるといわれています。しかし、19歳の場合はフリーター期間が短いため、さほど問題視されないことも。フリーターになった理由や志望動機がしっかりと説明できれば、就職できる可能性は十分にあるでしょう。19歳なら異業界への転職もしやすい
19歳はこれからキャリア形成をする年齢のため、異業界への転職もしやすい傾向にあります。現在の仕事が合わないと感じている人や、ほかに挑戦してみたいことがある人は今のうちに転職するのが良いでしょう。
年齢が高くなると経験を求められるため、異業界への転職は難しくなります。新しい仕事へ挑戦するうえで、19歳という若さは大きな強みといえるでしょう。
19歳が転職したいと思う理由
就業期間が短い19歳の人が転職したくなるのは、業務に慣れていないことや、キャリアプランが定まっていないことが主な要因となるようです。ここでは、19歳で転職したいと思う理由について解説します。
仕事ができない
仕事を覚えるのが難しく、周りについていけない状態が続くと「自分にこの仕事はできない」「もう辞めたい」と思うことがあります。意欲の高い人ほど、上司の期待を気にし過ぎてしまったり、先輩と自分を比較してしまったりして、自分は仕事ができないと思い込んでしまうようです。
しかし、最初は人よりも時間がかかり、ミスが発生しやすいもの。周りもその点は分かっているので、気にし過ぎないようにしましょう。
また、「仕事ができない」という理由で辞めても、転職先で同じ状況に陥る恐れがあります。今の仕事に慣れるまで続けてみて、それでも辞めたい場合は転職を検討するのがおすすめです。
挑戦したいことが多い
今の会社に不満はないものの、19歳という若さもあって挑戦したいことが多く、転職したいと考える人もいます。このような人は、キャリアプランが定まり切らず、新卒の就職活動で明確な軸がなかった可能性があるでしょう。
やりたいことが決まっているなら仕事を辞めても良いですが、挑戦したい業界・職種が明確でないまま就職活動を始めるのは危険です。後の項「将来のビジョンを決める」を参考にして、就活を始める前に将来のビジョンを立てることから始めてみてはいかがでしょうか。
仕事内容が合わない
就職後に仕事内容が合わないと感じて、辞めたくなる人もいるでしょう。「イメージと違った」「希望の部署に配属されなかった」など、合わないと感じる理由はさまざまです。
仕事が合わないと感じたときは、具体的に何が「合わない」のかを掘り下げる必要があります。たとえば、「1人でコツコツと仕事がしたいのに、チームワークを求められる点が合わない」など、合わないと感じるポイントが分かれば転職先に求める条件が明確になるでしょう。「自分に合った仕事の見つけ方とは?適職が分からないときの探し方を解説」のコラムで、自分に合った仕事の探し方を紹介していますので、ご覧ください。
19歳で転職するメリットとは?成長につながるポイント
19歳で仕事を辞めて転職すると、スキルアップができたり、人脈が広がったりといったメリットがあるでしょう。この項では、高卒で退職した後、新しい仕事に就くことにはどのような魅力があるのかを紹介します。
新たなスキルが身につく
19歳で転職すると新しいスキルが身につき、成長しやすいのがメリットです。会社では年齢が上がるにつれて、後輩の育成やマネジメントなど、立場上やらなければならないことが増えていきます。
しかし、19歳はまだ若く、上司や先輩から学ばせてもらえる年代です。この時期に自分の得意分野を見つけてスキルアップすると、早くからキャリア形成ができるでしょう。
世界が広がる
転職すると今までと異なる価値観や文化に触れるため、世界が広がるのも良い点です。高卒の就職活動にはルールがあり、応募できる企業は1社〜2社が一般的。大卒のように多種多様な企業を比較して選ぶことができないため、他社の職場環境やルールを知らずに就職を決めた人もいるでしょう。
転職すると今までにない働き方や新しい人との出会いがあり、思わぬ能力が引き出される可能性もあります。「事務職が合っていると思っていたが営業向きだった」「自由な働き方ができるとモチベーションが上がる」といった気づきを得られることも。19歳で転職すれば早めに軌道修正できるため、大きく成長できるでしょう。
19歳でフリーターはやばい?就職するメリット
19歳の高卒フリーターがそのまま就職しないでいると、正社員就職が遠のく恐れがあります。フリーターは正社員に比べてスキルが身につかず、収入も上がりません。30代になって正社員を目指しても、「年齢の割にスキルが足りない」と採用ハードルが高くなるでしょう。一方、19歳で正社員になると以下のようなメリットがあります。- ・雇用や収入が安定する
・若いうちからスキルが磨ける
・重要な仕事を任されキャリアアップができる
・社会的信用度が高まる
・将来の転職もしやすくなる
19歳で転職する前に注意すべき3つのポイント
就職して間もない19歳での転職はリスクをともないます。就業期間が短いことで就活が難航し、結果的にフリーターになってしまう可能性もあるでしょう。ここでは、19歳で転職する前に注意すべき3つのポイントを紹介するので、退職すべきか悩んでいる人は参考にしてみてください。
1.転職市場では経験不足と見なされやすい
高卒で就職した場合、19歳だと就業期間は数カ月〜約1年ということになり、転職活動の選考では社会人経験が不足していると見なされる可能性が高いでしょう。
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況(16p、表12)」によると、転職者の直前の勤め先の就業期間は「2年以上5年未満」が26.9%で最も多いです。次いで「10年以上」が19.7%、「5年以上10年未満」が17.7%という結果でした。
この結果から分かるように、数カ月〜1年という就業期間は短く、評価されにくいといえます。また、早期離職を懸念され、希望の仕事に就くのが難しい恐れがあるでしょう。
参照元
厚生労働省
雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査):結果の概要
新しい仕事を覚えるのに苦労する恐れもある
19歳での転職は、経験不足のため仕事を覚えるのに苦労する場合があります。転職すると会社のルールや人間関係を一からやり直さなければならず、仕事以外に覚えることも多いです。社会人経験が豊富だと、場数を踏んでいる分コミュニケーション能力が高く、仕事の覚え方も身についています。経験が足りない19歳は、その点で苦労する可能性があることを念頭に置きましょう。2.転職癖が付く可能性がある
短期間で退職・転職を経験すると、それが癖になり転職を繰り返してしまう可能性があります。一度成功したことで「嫌なことがあったらまた転職すれば良い」と転職へのハードルが低くなり、職場を転々としてしまう人もいるようです。
短期間で退職・転職を繰り返すとスキルが身につかず、給料が上がりにくくなることも。さらに、転職回数が多いほど「ストレス耐性がないのでは」とネガティブな印象を抱かれやすく、徐々に就職活動の難易度が上がっていく場合があるので注意が必要です。
3.フリーターになる可能性がある
前述の通り、19歳での転職活動は選考で不利になる場合があり、結果的にフリーターに落ち着く可能性があります。19歳という年齢からアルバイトで採用されやすく、求人の選択肢も幅広いためです。
掛け持ちで働いたり、シフトを多めに入れたりすることも可能なので、19歳の正社員と同じくらいの収入を得られるでしょう。正社員に比べて働き方の自由度が高く、「正社員と比べて楽なうえに収入は変わらない」とフリーターにメリットを感じてしまう人もいるようです。
これらの3つの注意点を踏まえたうえで、自分に合った就職活動を進めていけば、19歳でも正社員として安定したキャリアを築くことは十分可能です。大切なのは、焦らずじっくりと求人を探し、企業に対して自分の強みや成長意欲をしっかりアピールすることです。希望を持って行動すれば、あなたに合った新しい一歩を踏み出せるでしょう。
19歳の仕事探しでやるべきこと
転職活動の第一歩はビジョンを決めることです。そのうえで、理想の自分を目指せそうな求人を探してみてください。ここでは、転職を決めたときにやるべきことを紹介します。
将来のビジョンを決める
自分に合った仕事を選ぶためには、転職後のビジョンを具体的に考えておく必要があります。ビジョンとは、目標を達成するための動機です。つまり、「何のために仕事をするのか」「将来どうなっていたいのか」といった理想像を指します。
就活を始める前に、ビジョンを決める際は実現できるかどうかは一旦考えずに、理想を書き出してみましょう。そのうえで、どうしたら実現できるのかを考え、具体的なキャリアプランに落とし込んでいきます。
5年後、10年後にどうなっていたいか
ここでのポイントは、「現実に叶えられる理想像」を考えてキャリアの方向性を定めることです。たとえば、10年後は課長になりたいと考えるのであれば、5年後には係長になっておく必要があるという道筋が見えてきます。そのほか、自分の人間性やスキルについても考えましょう。転職先で5年後までに身に着けておきたいスキルがあれば、書き出しておきます。資格の取得や実績を積むことなども書いておくと、理想の将来像に近づこうとするモチベーションも上がることでしょう。19歳で転職を決めた理由を明確にする
19歳でなぜ転職を決めたのか、その理由を明確にしましょう。19歳では就業期間が短く、それほど大きな経験をしていないため退職理由が曖昧な場合があります。しかし、退職理由は就活を始めるうえでも重要です。たとえば、「会社の価値観が自分に合わなかった」という理由が出てきたら、どのような点が合わないのかを明確にします。そうすると、求人の条件が絞られてくるでしょう。
また、退職理由について、妥協点を探すのも大切です。「残業時間が長すぎる」のであれば、「何時までなら残業ができるのか」を考えてみてください。このように1つ1つ書き出した退職理由と妥協点を、求人情報と見比べながら就職活動を始めると、自分の条件に合った求人が探せるでしょう。
「やりたいこと」「できること」を把握する
自己分析で、自分の「やりたい仕事」と「できる仕事」を書き出してみます。ここで重要なのが、「やりたいけれどできない仕事」は、冷静に考えてから応募を決めるということです。できない理由が「スキル不足」であれば、努力次第でできるようになる可能性があります。しかし、適性がない場合は、再び転職したくなってしまう恐れがあるため、避けたほうが無難なことも。「どうしてもやりたい」という強い気持ちがない場合は、「できる仕事」に転職してみるのも検討しましょう。
応募先の仕事内容を正しく理解する
転職したい理由が「仕事内容が合わない」という場合、高卒の就職活動で情報収集が不足している可能性があります。「なんとなく就職先を決めた」ということが起こらないように、就職活動では企業研究を入念に行いましょう。
企業研究は本やWebサイトだけでなく、企業説明会や職場見学に参加して、自分の目で社内の雰囲気や実際に働いている方の様子を見るのがおすすめです。また、業界の現状や将来性、競合他社の動向についても調べておきましょう。それによって、応募先企業の傾向を把握しておくのも重要なポイントです。
口コミサイトも活用しよう
転職者の口コミサイトで情報収集する方法もあります。口コミサイトは、特定の企業に関する元社員の情報や、転職して良かったこと・後悔していることなどが掲載されているものです。応募先企業の実態や評判を調べるために、活用するのも良いでしょう。ただし、口コミサイトは匿名性のため、事実と異なる情報が掲載されている可能性もあります。その点を理解したうえで、参考にしてみてください。19歳が転職活動でアピールすべきスキル
19歳の転職者が就職活動で求められるのは、汎用的なスキルです。専門スキルが身についていないのは企業側も承知しているため、面接ではコミュニケーションスキルやチームワーク力などをチェックされるでしょう。
1.コミュニケーションスキル
19歳で転職した場合、新しい仕事を覚えるためにコミュニケーションスキルは欠かせません。また、19歳だと上司や先輩と年齢が離れていることが多いため、誰とでも適切なコミュニケーションが取れるかは重要なポイントです。挨拶や礼儀はもちろん、相手の意見を尊重できる姿勢も求められます。
2.協調性・チームワーク
職場には若手からベテランまで多種多様な人が存在し、ともに目標達成を目指します。そのため、単に周りに同調するだけでなく、自分の意見を伝えつつもチームで協力し合える能力が必要です。
社会人経験が少ない19歳の場合、意見を主張するのが難しい場合もあるでしょう。しかし、それぞれが役割を果たすためには、同調するだけでは不十分です。就職活動の面接では、協調性をどのようにアピールするかを考えてみてはいかがでしょうか。チーム全体の生産性を高められる人材だと期待させる工夫が必要です。
3.積極性
19歳の転職者は即戦力になるのは難しいものの、企業側はできるだけ早く会社に貢献できる人材になることを望んでいます。そのためには、受け身ではなく、自ら積極的に仕事を覚える姿勢が重要です。面接では1年後の目標や将来のキャリアプランなどを伝えて、積極性をアピールしましょう。
4.習得能力
19歳の転職者は、伸びしろを期待されての採用になります。そのため、「経験をものにできるか」「失敗から学べる人か」といった能力も求められるでしょう。また、業界によってはIT化が進んでいたり、変革期の渦中であったりするため、主体的に学んで成長していけるかどうかが重視されます。
5.課題発見力
現状に満足することなく、もっと改善できることはないかと新たな課題を見つけられるのが課題発見力です。価値観が多様化している現代では、常識や正解を疑って、新しい考え方をビジネスに活かせる人材が求められます。
19歳は若く、これまでのビジネスのやり方に囚われていません。その点を活かし、面接でも「現状に満足しない」「常に今より良い方法を考える」といった能力をアピールしましょう。
19歳の転職におすすめの業界
19歳の仕事探しでは、経験や学歴が問われない業界がおすすめです。人手不足に悩む業界では、柔軟な働き方を認めたり、福利厚生を充実させたりしている会社もあります。この項では、19歳の転職におすすめの業界を紹介するので、志望業界が決まっていない人は就活の方向性を考える参考にしてみてください。
IT業界
IT業界は人手不足のため、若い人材を育てたいと考える企業が多い傾向にあります。経済産業省の「IT分野について」によると、2030年には78.9万人のIT人材が不足すると予想されているため、19歳の未経験者もチャンスがあるでしょう。研修制度や教育体制が整っている企業も多いので、スキルアップを目指したい人におすすめの業界です。
参照元
経済産業省
第1回 「第4次産業革命スキル習得講座認定制度(仮称)」に関する検討会
福祉業界
福祉業界も需要が伸びているため、未経験者を積極的に採用しているといわれています。少子高齢化の影響で若手の人材が不足しており、未経験歓迎の求人も多いようです。福祉業界は働きながら資格を取得して、キャリアアップを目指しやすいのもメリット。正社員として経験を積み、将来は登録ヘルパーやフリーランスとして働く道もあります。
建設業界
建設業界は職人の後継者不足が問題となっている業界です。そのため、19歳の若さは魅力的なアピールになります。体力勝負の仕事なので、若いうちに現場で経験を積んでおき、将来は現場監督者を目指すのも良いでしょう。
建設業界には大工や鳶といったさまざまな職種があります。建設業界に興味がある人は、自分に合いそうな職種を選び、手に職を身につけて独立を目指してみるのも良いでしょう。「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」のコラムでは、建設作業員について詳しく解説していますので、こちらも併せてご覧ください。
運送業界
運送業界はドライバー不足のため、未経験の19歳も就職しやすい仕事の一つ。大型運転免許を持っていなくても、就職後に免許取得をサポートしてくれる会社もあります。体力が必要な仕事であるものの、高齢のドライバーが増えているので、若手人材は重宝されるでしょう。ドライバーは1人で仕事をする時間が長いため、人付き合いが苦手な人におすすめです。
19歳の転職活動で成功するコツ
19歳の転職に成功するコツは、少しでも早く活動を始めることです。ここでは、応募書類や面接の注意点も解説しますので、ぜひお役立てください。
少しでも早く転職活動を始める
前述の通り、19歳の転職活動では若さが武器です。そのため、少しでも早く行動を起こすのが転職成功のコツ。スキルや経験がなくても採用されやすいうちに、内定獲得を目指しましょう。
また、高校を卒業後、3年以内は新卒枠で応募可能とする企業もあります。行動するのが早いほど選択肢は多いので、転職すると決めたならすぐに活動を始めましょう。
面接練習をしっかり行う
本番で好印象を残すために、面接練習は必須です。第三者に面接官役をやってもらい、以下のポイントに気をつけて練習してみてください。
- ・質問の意味を理解して、結論から回答をする
- ・結論のあとに、具体的な理由を答える
- ・テンポの良い会話を心がける
- ・質問されたこと以外に言及しない
- ・面接官の目を見て話す
本番の面接では、面接官から質問されたことだけに回答しましょう。聞かれていないことまで話してしまうと、話を聞いていない人と思われてしまう可能性があるので注意が必要です。また、自信がないように見えてしまうことを避けるため、面接中はできるだけ面接官の目を見て話すのがコツ。あまり緊張しすぎないよう、リラックスして面接に向かいましょう。
転職理由を正直に話す練習もしておこう
面接では、19歳で仕事を辞め、転職を目指している理由を聞かれる可能性が高いです。転職理由は嘘をつかず、会社に対する不満は前向きに転換しましょう。たとえば、「前の会社では教育制度が整っておらず、スキルを磨けなかった」という理由の場合、そのまま伝えるのではなく、「スキルアップを目指して資格取得を進めており、その知識を活かせる職場を探している」など、自分なりに対策していることを具体的に話して志望動機に繋げます。また、新しい仕事を探している理由と志望理由は、一貫性を持たせることを意識しましょう。
ビジネスマナーに気をつけよう
19歳の転職者は社会人経験が浅いとはいえ、新卒ではありません。面接での服装や言葉遣いに気を配り、ビジネスマナーが身についていることをアピールしましょう。そのほか、応募書類の不備やメールの書き方にもマナーが表れるので注意が必要です。「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムで面接のマナーについて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。仕事に対する意欲や熱意を伝える
数ある企業のなかで応募先企業を選んだ理由を明確にし、熱意を伝えましょう。経験やスキルが少ない19歳の転職者の場合、志望動機や自己PRで意欲・熱意をチェックされます。その際、「社風に魅力を感じた」「企業理念に共感したため」などの、具体的でない志望理由は志望度が低いと思われるため避けたほうが無難です。
「自社でなければならない理由」をどう伝えるか、一度考えてみましょう。採用担当者が期待するのは、具体的な意欲と、自分がその企業でどのように貢献できるかを明確に示すことです。
19歳の転職は第三者のサポートを受けるのがおすすめ
「19歳で転職できるのかと不安」「1人で仕事を探す方法が分からない」という方は、就職支援サービスを活用するのがおすすめです。ここでは、公的支援のハローワークと、民間支援の転職エージェントについて解説します。自分に合った方法を見つけて、仕事探しを始めてみましょう。
若者支援をしているハローワーク
公的な就職支援機関であるハローワークは、一般的な求人紹介のほかに、若者支援も行っています。19歳はもちろん35歳未満なら誰でも利用可能な「わかものハローワーク」や、若者向けの就職支援をワンストップで提供する「ジョブカフェ」などが代表的な例です。就業経験が少ない若者を正社員として就職できるようにサポートしており、一人ひとりに担当者がついて職業相談や紹介をしてくれます。就職後のフォローも行っているので、再就職に不安がある人も安心です。
参照元
厚生労働省
若者への就職支援
若年層向けの転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、企業と求職者をマッチングさせる民間の就職支援サービスです。転職エージェントを利用すると、プロの力を借りて就活対策や仕事探しができます。19歳での転職は、第二新卒やフリーター向けのエージェントがおすすめ。「未経験歓迎」や「ポテンシャル重視」で採用を行っている企業の求人を紹介してもらえます。
「既卒とは?いつまでを指す?新卒・第二新卒との違いや就活成功のコツを解説」のコラムで、求人サイトと転職エージェントの違いを解説しているので、参考にしてみてください。転職エージェントで職務経歴書の書き方や好印象につながる転職理由の回答についてアドバイスを受ければ、選考通過率が高まるでしょう。
仕事探しに不安がある19歳の方は、転職エージェントのハタラクティブに相談してみませんか。ハタラクティブは若い既卒やフリーターを対象とした転職エージェント。専任の就活アドバイザーが一人ひとりに合わせたサポートを行います。自己分析や自己PRも就活アドバイザーと一緒に考えられるので、就活のやり方が分からなくても心配ありません。紹介する企業については、応募前に詳しい情報をお伝えしますので、就活におけるミスマッチを避けやすいのも魅力です。サービスはすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。
19歳での仕事探しに関するFAQ
ここでは、19歳で仕事を辞める際の悩みや疑問について、Q&A方式で回答します。
高卒ニートの19歳が就職するには?
就活対策をしっかりと行い、幅広い視野で仕事を探しましょう。
高卒ニートは学歴・経歴の両面で就職が難しい側面があるため、自己分析で強みを洗い出し、アピール材料を増やす必要があります。また、「○○の仕事はやりたくない」などと決めつけず、「自分に合う仕事があるかもしれない」という目線で幅広く求人を探すのも大切です。「高卒ニートの現状は?就活を成功させる方法やおすすめの仕事10選を紹介!」のコラムでは、就職しやすい仕事も紹介していますので、ご一読ください。
19歳の高卒者におすすめの職種はある?
営業職や販売職、事務職などがおすすめです。
いずれも求人数が多く、経験よりも適性重視の傾向があります。また、高卒の学歴に関係なく昇進・昇格ができる可能性も。特に、営業職や販売職は実力主義の職種なので、頑張り次第で収入アップも目指せるでしょう。「19歳で就職を成功させるには?おすすめの仕事もご紹介」のコラムで、おすすめの職種を紹介していますのでご覧ください。
口コミサイトは参考にしても良い?
あくまでも参考程度ですが、企業研究の一環で閲覧するのは問題ありません。
口コミサイトでは、現役社員や元社員のリアルな感想を見ることができ、就職活動をするうえで、企業の実態を知る一つの方法ではあります。ただし、どのような人が書き込みをしているか分からないため、正確性に欠ける部分もあるようです。口コミサイトを閲覧する際は、その点を承知のうえ、すべてを鵜吞みにしないようにしましょう。
19歳は正社員求人をどう探す?
就活の際は、転職エージェントを活用して求人を探すのがおすすめです。
19歳は社会人経験が浅く、ほかの転職者に比べてスキルが足りない可能性があります。転職サイトを活用するのも良いですが、転職エージェントから「経験不問」「未経験OK」の求人を紹介してもらうと効率的に仕事探しができるでしょう。ハタラクティブは若手を対象とした転職エージェントなので、ポテンシャル重視で採用したい企業の求人を多数保有しています。ぜひ、ご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。