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寡黙な人に向いている仕事は?周囲に与える印象や業務での注意点も解説
更新日
この記事のまとめ
- 寡黙な人に向いている仕事は、プログラマーや清掃員など黙々と1人で行えるものが良い
- 寡黙な人は、人と接する機会が多くコミュニケーションが必須の仕事が苦手な傾向がある
- 寡黙な人が仕事で評価されるためには、まず笑顔であいさつすることが大事
- 寡黙な人で自分に合う仕事を探したいなら、転職エージェントを利用するのがおすすめ
寡黙な人の中には、自分に合う仕事が見つからず困っている方も多いでしょう。このコラムでは、寡黙な人におすすめの仕事と、苦手な傾向のある仕事を具体的な職種とあわせて紹介。寡黙な人が周囲に与える影響や、仕事で評価されるためのコツも解説します。寡黙な人に向いている仕事を知り、転職を成功させましょう。
寡黙な人に向いている仕事7選
寡黙な人は、口数こそ多くありませんが仕事に対して真面目に取り組み、コツコツと作業するのが得意な傾向があります。寡黙な人の特性を活かせる仕事や具体的な職種を紹介するので「なかなか自分にあった仕事を見つけられない」という人は、ぜひ参考にしてください。
黙々と作業する仕事
寡黙な人の中には、いろいろな人とコミュニケーションを取りながら仕事をするのが苦手な人もいます。人とのやり取りに苦手意識がある人には、黙々と作業できる仕事がおすすめです。
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアが作成した仕様書に従い、システムを作り上げていく仕事です。基本的に1人で作業するため、ほかの人と関わるのが苦手な人も仕事がしやすいでしょう。プログラマーを目指すには、プログラミング言語などを身につける必要があります。プログラミング言語は多くの種類があるため、スキルを習得すればするほど仕事の幅が広がり、キャリアアップを目指せるのも魅力です。
なお、一口にプログラマーといっても、分野ごとにいくつかの種類に分かれます。「プログラマーの仕事の種類はどんなものがある?」では、分野ごとのプログラマーの仕事について紹介しているので、あわせて参考にしてください。
Webデザイナー
Webデザイナーの主な仕事内容は、Webサイト全体のレイアウトやHTMLの書き起こしなど、ユーザーにとって見やすく魅力的なページを作ることです。プログラマーと同様、単独で作業することが多く黙々と作業できるので、寡黙な人も働きやすいでしょう。WebデザイナーになるにはHTML言語などを身につける必要があります。
未経験でWebデザイナーの仕事に挑戦したい方は「グラフィックデザイナー未経験での就職は厳しい?正社員を目指すコツとは」もあわせてご参照ください。
工場スタッフ
工場ではライン作業や検品作業など、決められた工程を淡々とこなすような仕事がメインです。各自が自分の担当する作業を進めていくため、コミュニケーションを取る機会は多くありません。同じ作業を繰り返すことが多いので、与えられた作業に集中できる人におすすめです。会話の少ない環境で働きたい人に向いているといえるでしょう。
「人と関わらない仕事31選!正社員や一人で在宅勤務できる職種をご紹介」のコラムでも、人との関わりが少ない仕事を紹介しています。ぜひ、あわせてチェックしてください。
1人で行う仕事
寡黙な人には、自分1人で行う仕事も向いています。1人でできる仕事は、自分のペースで進められることも魅力です。
施設警備員
施設警備員は、主にビルや工場といった施設の警備を行う仕事です。不審者や設備・システムなどの状況を1人でチェックするため、異常がなければ人と接することは少ないでしょう。ほかの職員への引き継ぎや上司への報告などは必要ですが、業務時間の大半を1人で過ごせます。警備員として働くための資格は必須ではないものの「警備業務検定」などの業務に役立つ資格があると有利でしょう。警備会社に就職して施設に配属されるのが一般的です。
警備員の仕事内容を詳しく知りたい方は「警備員の仕事」のコラムもチェックしてみてください。警備員の仕事に役立つ資格も紹介しています。
調理師
調理師は衛生面上、調理中に会話することはあまりありません。注文の確認などは必要ですが、最低限のやりとりで済むため、寡黙な人に向いているといえます。特に、料理が得意な人にはおすすめの仕事といえるでしょう。ただし、一人前の調理師になるまでは修業が必要です。職場によっては、ほかの調理スタッフとのやりとりが求められる場合もあります。
調理師をはじめとした飲食の仕事にはどのようなものがあるか知りたい方は「飲食の仕事」を参考にしましょう。
トラック運転手
トラック運転手の主な仕事は、荷物を配達することです。運転中は1人で人と関わることがないため、勤務時間のほとんどを人と話さずに過ごせます。集荷先・出荷先で担当者とやり取りする必要はあるものの、最低限の申し送りなどで済むため、寡黙な人も負担が少ないでしょう。運転免許やトラックの運転技術が必須のほか、長距離であれば勤務時間が不規則になることもあるため、体力も必要です。
トラック運転手になる方法や年収などを知りたい方は「トラック運転手になるには?仕事内容や年収・おすすめの求人をご紹介」で紹介しています。関心のある方は、あわせてご覧ください。
清掃員
清掃員は、各自があらかじめ決められた箇所の清掃を行うため、出勤時に業務内容を確認したあとは1人で作業することが多いでしょう。やるべきことや手順が明確で指示を仰ぐことも少ないため、基本的に自分のペースで進められます。未経験でも採用されやすいので、専門的なスキルや資格がなくてもチャレンジしやすい仕事です。
清掃業の詳しい仕事内容は「清掃業の仕事内容とは?メリット・デメリットと向いている人もご紹介」のコラムで説明しているので、チェックしておきましょう。
なお、1人で行う仕事については「一人でできる仕事25選!在宅勤務OKなどタイプ別におすすめの職種を紹介」のコラムでも紹介しています。メリットやデメリットも解説しているので、ぜひご一読ください。
寡黙な人にとって苦手な傾向のある仕事5選
寡黙な人にとって、苦手な傾向のある仕事も把握しておきましょう。寡黙な人の中には、考えすぎて発言に慎重だったり、自分の意見を伝えるのが苦手だったりする人もいます。口数が少ない人は、人との関わりが多い仕事は避けるのが無難です。寡黙な人に向いていない仕事の特徴と具体的な職種を紹介します。
人と接する仕事
寡黙な人の中には、人と接する仕事に苦手意識を持つ人もいます。人と接することが多い主な職種をチェックしましょう。
接客業
人と接するのが苦手な人に向いていない仕事の一つが、顧客と直接コミュニケーションを取る接客業です。コンビニやスーパーのレジ、飲食店のホール、ショップの販売員などが代表的でしょう。ほかにも、ホテル・旅館のフロントや病院・企業の受付など、不特定多数の人と関わることが予想される仕事は、寡黙な人にとって負担になるケースがあります。無口で人とのやり取りが苦手な人は、避けたほうが良いでしょう。
銀行員
銀行の業務は、窓口業務のほかに、企業とやりとりする法人営業や個人営業など多岐にわたります。基本的にはどの業務も人と接する機会が多く、顧客から信頼されるようなコミュニケーション能力が必要です。顧客の質問や相談に答えたり、金融商品を説明したりしなければならないため、高い対話スキルが求められます。人との積極的なコミュニケーションを得意としない人には、負担が大きいといえるでしょう。
営業職
営業の仕事は、自社製品・サービスなどの紹介や販売、契約を結ぶことが中心です。営業職で成果を挙げるには、自社の製品やサービス内容を顧客に魅力的に伝えるスキルが必要になります。寡黙な人の場合、積極的にアピールできない可能性があるため、営業職にはあまり向いていないといえるでしょう。
人とあまり関わらない仕事に就きたい方は「「人と関わりたくない」と感じる原因や対応策は?おすすめの仕事も紹介!」もあわせてご覧ください。
チームの連携が必要な仕事
会話に苦手意識を持つ人は、チームの連携が必要な仕事にはあまり向いていないといえます。業務を円滑に進めるためには、綿密にコミュニケーションを取らなければならないので、無口な人だと負担になりやすいでしょう。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、クライアントからの要望に沿ってシステムを開発する仕事です。クライアントやプロジェクトチームと頻繁にやり取りしなければならないため、コミュニケーション能力が求められます。作成した設計書をプログラマーに指示したり、トラブルの発生時に関係者と協力し合って解決したりすることも必要です。設計書に沿って1人で黙々と作業するプログラマーとは違い、いろいろな人とのやり取りが必要なので、寡黙な人にはあまり向いていないといえます。
マーケティング職
マーケティング職は、チームの連携が重要な仕事の一つです。顧客ニーズの把握や市場調査がメインの仕事ですが、チームメンバーやクライアントと意見交換したり、プロジェクト進行のためのやり取りなども頻繁に行われます。プレゼンテーションや交渉の機会も多いので、自らの意見を明確に伝えるスキルも必要です。寡黙な人の中には、チームメンバーやクライアントとの打ち合わせなどが多いと、ストレスを感じてしまう人もいるでしょう。
寡黙でコミュニケーションが苦手な人におすすめの仕事は「コミュニケーションが苦手な人におすすめな仕事の特徴は?仕事の見つけ方を解説」のコラムもチェックしておきましょう。
寡黙な人が周囲に与える印象
人と話すのが苦手で、職場での人間関係を築くのが難しいと感じる場合は、周りからどのように思われているのかを知ることも必要です。寡黙な人が周囲からどのような印象を持たれているのか紹介します。
何を考えているか分からない
寡黙な人はあまり自分の考えを口にしない傾向があるため「何を考えているのかわからない」と思われてしまうことがあるでしょう。場合によっては、周囲の人に「話し掛けづらい」「嫌われているのかも」と思わせてしまう恐れもあります。無口なあまり、業務を進めていく中で報告・連絡・相談などが少ないと「仕事ができない」と誤解される可能性もあるでしょう。
コミュニケーションが取りづらい
仕事上に必要なコミュニケーションを取ることも避けていると、仕事に支障をきたす可能性もあります。コミュニケーションが取りづらいという印象を持たれてしまうと、積極的に関わろうとする人が少なくなり、チームで進める業務などに影響を与えかねません。同僚が集まる場などでも口数が少なければ、職場で浮いてしまったり、扱いにくい人だと思われたりしてしまう恐れもあります。
反応が薄く感じが悪い
寡黙な人の中には相手の話に反応するのが苦手な人もいるため、相手に「反応が薄くてつまらない」「ちゃんと聞いていないのでは」と思われてしまうケースもあります。人によっては「感じが悪い」という印象を持つ場合もあるでしょう。コミュニケーションが苦手で寡黙になってしまう方は「コミュニケーションが苦手…原因や仕事に与える影響は?改善方法も解説!」のコラムも、ぜひチェックしてみてください。コミュニケーションが嫌いな人がしてしまいがちな言動と注意点を詳しく解説しています。
寡黙な人が仕事で評価されるためのコツ
先述のとおり、寡黙な人は周囲に誤解されて悪い印象を与える恐れがあります。結果的に、仕事上で評価されにくくなっている可能性もあるでしょう。寡黙な人が仕事で評価されるためにするべきことを紹介します。
率先してあいさつをする
まずは率先してあいさつすることを心掛けましょう。コミュニケーションの基本であるあいさつがしっかりできていれば良い印象を与え、話し掛けやすい雰囲気が生まれます。声が小さい人は、相手に聞こえるようにはっきりとあいさつするよう意識しましょう。自分から先にあいさつをするのをためらう場合は、相手からのあいさつにしっかり応えることから始めてみてください。
笑顔を心がける
常に笑顔でいることも、良好なコミュニケーションを取るためには大切です。笑顔を心がけることで「何を考えているかわからない」「反応が薄く感じが良くない」と思われてしまうリスクを減らせるでしょう。笑顔を意識していれば、口数が少なくても良い印象を与えられるはずです。
業務上必要に応じた報告や連絡は行う
仕事をするうえでは当然のことですが、業務上で必要な報告や連絡は必ず行いましょう。寡黙な人の中には「言わなくてもわかるだろう」と思ったり、「話し掛けるのが面倒だからあとにしよう」と考えたりする人もいます。しかし、連絡をおろそかにすると「必要なコミュニケーションが取れていない」と思われかねません。普段は寡黙でも、業務に必要なコミュニケーションが取れていれば、正当に評価してもらえるでしょう。
寡黙な方が仕事を探す際は、転職エージェントの利用をおすすめします。若年層の就活に特化したハタラクティブでは「寡黙な人に向いている仕事を探したい」というご相談にも対応しているので安心です。プロの就活アドバイザーが、マンツーマンでカウンセリングを行い、あなたに合う求人をご提案します。「コミュニケーションスキルに自信がなく面接が不安」という方には、面接練習も対応可能です。もちろん履歴書の書き方や自己PRの作成など、すべて無料でアドバイスも行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
寡黙な人の仕事に関するFAQ
寡黙な人に向いている仕事や仕事に対する姿勢などに疑問を持っている方に向けてQ&A方式で回答します。
職場で寡黙な人と言われたのですが褒め言葉ですか?
職場の人から寡黙な人と言われたとき、褒め言葉であるかどうかは文脈によります。
単純に無口であることを表現している場合もあれば、何か意味が込められている場合もあるでしょう。普段の職場での行いを振り返り、嫌な思いや迷惑をかけていることがないかを考え、思い当たる節があれば態度を改めることが大切です。
寡黙な人は優しいと思われやすいですか?
寡黙な人の中には、口数が少なくほかの人に対して感情をぶつけることが少ない人もいるため、優しい人と思われる場合も多くあります。誰かを攻撃することなく、控えめな態度を取ることが多いので、優しいと評価されやすいでしょう。一方、無口だと感情や思いが伝わりにくいので、冷たい印象を与える場合も少なくありません。人や状況によって与える印象は変わるといえます。
寡黙な人にはどんな特徴がありますか?
寡黙な人は必要なとき以外は口数が少なく、自己主張を控える傾向があります。
ほかの人の話をよく聞き、他人を優先することが多いでしょう。何かを発言する前に考え過ぎて、意見を述べることに慎重になることもあります。一人で物事を進めることが多く、問題が起きても人に頼らず自分で解決しようとするでしょう。ただし、あくまで一般的な傾向であり、寡黙な人がすべて当てはまるわけではありません。
仕事をするうえで寡黙なことは短所でしょうか?
寡黙なことが必ずしも短所になるとは限りません。
黙々と作業するような仕事では集中して作業をこなす必要があるため、寡黙な人の方が求められることもあるでしょう。ただし、転職面接の段階では、コミュニケーション力も判断材料の一つです。選考においては自分の意見や意思をスムーズに伝えられるよう練習しましょう。選考時の面接に不安がある方は、ハタラクティブを利用するのがおすすめです。模擬面接にも対応し、選考前の準備をサポートします。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。