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やりたいことがないまま転職するのはアリ?何から始めたら良いかを解説
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この記事のまとめ
- やりたいことがないが、現在の職場への不満や環境変化を求めて転職をする人もいる
- やりたいことがないが転職を考えるきっかけは、人間関係や労働環境などがある
- やりたいことがないけど転職するか迷ったら、現在の職場で解決できる転職理由か考える
- 転職でやりたいことがない場合は、自己分析や企業研究をする
- やりたいことがない場合の転職は、プロに相談するのもおすすめ
「やりたいことがないけど転職したい」と漠然とした気持ちを持っている方は多いでしょう。今の職場に不満があったり仕事が楽しくなかったりして転職を考えているものの、やりたいことがないと一歩踏み出すのが難しいようです。このコラムでは、やりたいことがない場合の転職活動ややりたい仕事を見つけるヒントを解説します。
やりたいことがないけど転職してもいい?
人によって抱える事情はそれぞれのため、やりたいことがないまま転職活動を行うことに問題はありません。現在の会社や職場環境に不満があり、環境の変化を求めて転職を考える人もいます。しかし、やりたいことを定めて転職することには、「企業とのミスマッチが生じにくい」「早期退職を防げる」といった効果が期待できるでしょう。長く働き続け、仕事のスキルを磨くという観点でいえば、将来的に自分が「どうなっていたいか」「どのような仕事をしたいか」「どのような生活をしていたいか」をイメージすることも重要です。
やりたいことがない状態で転職する人もいる
やりたいことがないまま、転職活動を行う人はいるようです。むしろ、明確にやりたいことがある・キャリアプランが定まっている人はそれほど多くないともいえるでしょう。仕事でやりたいことがない人は、自分のできることや転職で実現したい目的をベースに転職活動に取り組むと、働きやすい職場が見つかる可能性があります。
転職をしたくなる4つのきっかけ
転職をしたくなる4つのきっかけ
- 人間関係
- 労働環境
- 業務内容
- ライフスタイルの変化
「やりたいことがないけど転職したい」と考えるのは、今の職場に不満や不安があり、環境を変えたいという理由があるようです。新しい環境の転職先で、現状の不満や不安を改善できると考えるのでしょう。この項では、転職をしたいと考える主な原因を詳しく解説します。
1.人間関係
転職を考えるきっかけとして多いのが、職場の人間関係。上司によるハラスメントのほか、同僚からのいじめや価値観の違いによるトラブルなどに悩む人もいるようです。職場は、一日の中でも長い時間を過ごす場所ともいえます。そこで長く顔を合わせる上司や同僚との人間関係は、業務のパフォーマンスにも影響するでしょう。
2.労働環境
労働時間や評価制度、給与、待遇面など労働環境に不満を持つことが、転職のきっかけになる人も多いようです。過度な労働時間や不規則な勤務は心身が疲れる原因ともいわれています。また、正当な評価を得られず、給与が上がらないことは、働く際のモチベーションにもつながるでしょう。
3.業務内容
業務内容が自分に合わない、やりがいを感じないと感じたときに転職を考えることがあるようです。たとえば、コミュニケーションが苦手な人が、人と関わりながら進める業務に就いている場合や、変化を求める人が毎日ルーティンワークしかできない場合などが挙げられます。また、入社時に希望の部署に配属されないことが原因であることも。仕事が「楽しくない」「面白くない」と感じたときの対策として、人事に部署の変更を申し出ることがありますが、やりたいことがないけど転職をして環境を変えたいと考える人も多いでしょう。
4.ライフスタイルの変化
結婚や妊娠・出産・介護などライフスタイルの変化がきっかけとなり、転職を考える人も多いようです。正社員として勤務する場合、転勤や勤務時間、勤務地が自分のライフスタイルに合わなくなることも。やりたいことがない場合も、自分の生活に合わせた勤務が可能な職場や勤務形態への転職をする人もいるようです。
やりたいことがなくても転職したほうが良い場合もある
企業側に問題がある、いわゆる「ブラック企業」にあたるというような場合は、やりたいことがないけど転職をしたほうが良いこともあるでしょう。長時間労働を強いたり、義務とする「雰囲気」で無言の圧力をかけたりするほか、サービス残業の常態化や明らかに多すぎる業務量などもブラック企業の特徴といわれています。また、会社の経営状態にも注目しましょう。社員に対する給与の支払い遅延や未払いは、企業運営が不安定であり、倒産する可能性もあるといえます。
やりたいことがないけど転職するか迷うときの基準
「やりたいことがない」「興味のある仕事がない」まま、転職してよいのか迷う際、基準を持つと判断がしやすくなります。社会に出て働く上で、辛いと感じることは誰でもあるようです。現職に残って頑張るか、転職に踏み切るかで悩む場合、下記の基準を参考に判断することをおすすめします。
転職理由を考える
「やりたいことがないけど転職をしたい」と漠然と考えたとき、その理由を考えましょう。まず、現職の会社を辞めて転職したい理由を書き出して可視化します。可視化することで、自分の思考が整理しやすく、後述する自己分析の助けになることも。転職に踏み切る場合は、転職の軸を構築する際に効率的です。
現在の職場で解決できる退職理由か考える
上記で挙げた転職理由が、現在の職場で解決できるかを考えます。「現職の会社を辞めたい・離れたい理由」を、自分が変わることや上司に相談することで解決できる問題であるか否かに分けましょう。コミュニケーションや業務への取り組み方を変えることで、勤務をする環境が改善されることも。解決できない退職理由の場合は、改善できない職場環境や企業に問題がある場合があるので、やりたいことがない状況で転職活動を始めるのも一つの選択肢でしょう。また、厳密には「退職理由」と意味合いが異なる「転職したい理由」は、転職先でやりたいこと、叶えたい働き方につながることもあります。
転職を考えたら最初に取り組みたいこと
転職を考えたら最初に取り組みたいこと
- 自己分析
- 企業研究
- 転職ならではの選考対策
- 退職の準備
- 転職エージェントに相談
やりたいことがないけど転職をすると決めた際、まず取り組みたいこととして「自己分析」「企業研究」があります。この2つの要素は、新卒の就職活動でも転職活動であっても、効率的に職場探しの軸を見つけるために重要です。
自己分析
やりたいことがない転職の場合も、自分を理解するための「自己分析」は大切です。自分の長所と短所のほか、自分が何をしているときが楽しいのか、現職において何にやりがいを感じたかを書き出しましょう。また、それと同時に「やりたくないこと」を把握することも重要といえます。仕事をする上で、譲れないポイントとして、業務内容や働き方に関することなどのなかから「やりたくないこと」を明確にしましょう。「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方がわからない方へのヒント集」でも、自己分析の方法について詳しく説明してます。
企業研究
自分の強みを活かせる仕事・業界・企業を見つけることが企業研究をする意義。企業研究をしっかり行い、企業の風土や業務内容、職場環境を把握することで、やりたいことがない場合も効率的に転職先を見つけられるでしょう。また、現職での不満や課題点も考慮し、転職先ではそれらを改善できるのかも念頭に置くことをおすすめします。そのほか、転職先に勤務した場合、スキルや生活面において理想的な将来の自分を実現できるかをイメージすることも効果的です。「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」では、転職活動時の企業研究について解説しているので参考にしてください。
やりたいことがないときの転職先の見つけ方
上記で説明した自己分析の際、業務内容や働き方などについて「やりたいこと」「やりたくないこと」を明確にしましょう。どんなに待遇や勤務条件が良くても、業務内容が自分がやりたいことではない場合、転職しても早期退職する可能性が高まります。また、応募したい企業が見つかった際、業界内での位置付けや社風を把握することで、やりがいや働くことの楽しさを感じる転職先が見つかるでしょう。「転職したいけどやりたいことがない!仕事探しのコツや現職の見直し方を紹介」でも、転職先の見つけ方を解説しています。
転職ならではの選考対策
転職の場合、新卒時の就活とは異なる選考対策が必要となるでしょう。選考時には、期間の長さに関わらず社会人経験があり、ビジネスマナーを身に付けた人材として見られることも。応募書類の読みやすさや送付方法、面接時のマナーなどには気を配ることが大切です。また、志望動機や転職理由などの質問に対しても、前職での経験を交えて端的な内容が求められるでしょう。やりたいことがないけど転職したい方は、どのように自分をアピールするかを事前に考えておくのがおすすめです。選考対策については、「転職の際の自己PRの書き方を解説します」でも詳しく解説してます。
退職の準備
転職を決心したら、退職の準備を進めましょう。やりたいことがないまま転職する場合も、転職活動や退職日までのスケジュールを立てることが重要です。退職日の2~3ヶ月前、遅くても1ヶ月前には上司へ報告をし、自分が携わっている業務の引き継ぎなどを行います。自分が退社後に、ほかの同僚や上司が困らないように円満退社を心掛けることがマナーです。「会社の辞め方や手順を解説!退職理由の伝え方で注意したいことも紹介」のコラムでも、退職までのフローを解説しているので参考にご一読ください。
転職エージェントに相談
「仕事でやりたいことがない」と悩んでいるときは、転職活動のプロに相談するのがおすすめです。たとえば、ハローワークや民間の転職エージェントでは、転職相談を行っています。実際に転職するか悩んでいる段階でも利用できるので、お悩みの方は活用してみましょう。特に、転職エージェントは求人紹介から入社後のアフターフォローまでサポートしてくれるところもあります。転職に不安がある人にとって、転職エージェントは心強い味方といえるでしょう。また、転職エージェントでは一般公開されていない非公開求人も取り扱っているため、やりたいことがないと思っていた人も天職に巡り会える可能性があります。
やりたいことがないとお悩みの方は、20代を中心とした若年層の転職支援を行うハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは専任のアドバイザーがカウンセリングを行い、あなたの適性やお悩みに合った求人を紹介します。必要があれば一緒に自己分析も行うので、「自分の強みが分からない」という方も安心です。また、応募企業が決まったあとは、書類・面接対策で内定までバックアップ。面接日の調整や条件交渉もすべてアドバイザーが行うので、スムーズに転職活動を進められます。サービスのご利用は無料なので、「相談だけしてみたい」という方もお気軽にお問い合わせください。
やりたいことがないときの転職活動Q&A
ここでは、やりたいことがないけど転職したい人によくある疑問にお答えします。転職活動に不安がある方は参考にしてください。
やりたいことがないのに転職しても良い?
問題ありません。なんとなく始めた物事が、時間が経つに連れてやりたいことに変わることもあります。ただし、転職準備として自己分析や業界研究をしっかり行いましょう。転職準備をしている間に、やりたいことが見つかる可能性もあります。本当にやりたい仕事の見つけ方が知りたい方は、「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」を参考にしてください。
転職したいけどスキルがない20代はどうしたら良い?
転職に役立つ資格を勉強してみると良いでしょう。また、資格以外にもコミュニケーション能力や自己管理能力、PC操作スキルなどがあると20代の転職で有利になります。「転職に役立つスキル一覧!仕事が変化しても通用するポータブルスキルとは?」では、仕事に活かせるスキルを紹介しているので、チェックしてみましょう。
やりたいことがない転職は早期退職につながりやすい?
仕事探しの軸が定まっていない場合は、早期退職につながる可能性もあります。自分の判断のみで転職先を探すのが不安な方は、適職診断を受けるのもおすすめです。自分の思考の傾向や行動、癖、強み・弱みなどをもとに適職の一例が示されるので、参考になるでしょう。「自分に合ってる職業とは?適職診断でわかることや就活・転職のコツを紹介」もあわせて参考にしてください。
やりたいことがないときの転職のポイントは?
どうしてもやりたいことが見つからないときは、したくない仕事を挙げて消去法で選んだり譲れない条件を決めたりして転職先を探しましょう。ハローワークや転職エージェントを利用して、客観的なアドバイスを受けるのもおすすめです。ハタラクティブでは求人紹介から入社後のフォローまで無料で行うので、自分の適職でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。