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ニートにおすすめのバイトは?探すときの方法や面接通過のコツも解説
更新日
この記事のまとめ
- ニートがバイトをするときにおすすめなのは、通いやすくシフトの融通が利く仕事
- 脱ニートを目指すときは、焦らずにアルバイトからはじめるのがおすすめ
- ニートのバイト探しには求人サイトやハローワーク、フリーペーパーの活用がおすすめ
- バイトの面接でニート期間について聞かれたら、ポジティブな理由で説明する
- ニートからアルバイトをはじめて仕事に慣れたら、正社員就職も検討してみよう
「ニートからバイトをしたい」「おすすめのバイトが知りたい」という方もいるでしょう。ニート生活は、他人とコミュニケーションを取ったり体を動かしたりする機会が少なくなりがちなので、最初は自分のペースで働けるバイトがおすすめです。このコラムでは、ニートの方におすすめのバイトや、ニートから正社員を目指す方法も解説します。将来に向けた一歩を踏み出すために、ぜひ参考にしてみてください。
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ニートにおすすめのバイトの特徴とは?
ニートから社会復帰する第一歩として、アルバイトをしてみようと考える方もいるでしょう。ニートからアルバイトに挑戦するときは、自分の状況や適性に合った仕事を選ぶのがおすすめです。ここでは、ニートの方におすすめのバイトの特徴を8つまとめました。
1.通いやすいバイト
ニートからバイトに挑戦するなら、出勤が億劫にならないよう、自宅から通いやすいバイト先がおすすめです。ただし、近ければ良いというわけではありません。欠員が出たときに近いからと急に呼び出されたり、休日の外出中にバイト先のスタッフや利用客とばったり会ったりする可能性があるからです。「仕事とプライベートを分けたい」という場合は、このような状況にストレスを感じてしまう恐れもあるでしょう。
ニートからのバイト選びでは、自宅や生活圏内から少し離れた場所で、通勤が苦にならないような距離の勤務先がおすすめです。
2.単発や短期のバイト
業務経験が少ないニートの方は、単発や短期のバイトを選ぶのも手です。単発や短期の仕事は、勤務条件が合っていればすぐに業務に入りやすいのがポイントといえます。1日や1週間程度で終わる仕事は未経験から容易に携われる内容が多く、業務を覚えるのもそれほど難しくないでしょう。
短期のバイトを幅広く経験していくうちに、自分に合った仕事が見つかることもあります。単発バイトで仕事に慣れてきたら、少しずつ長期の仕事に挑戦してみるのもおすすめです。
登録型バイトも視野に入れてみよう
登録型バイトとは、派遣会社に登録して日雇いの仕事を請け負う働き方です。登録説明会に参加して仕事の流れを確認し、自分の情報を登録したら働けるようになります。最近ではWeb上で登録を完了できるところもあり、即日で働き始められる派遣会社もあるようです。
登録型バイトでは、月1回や数ヶ月に1回の勤務でも応募可能な求人が用意されています。単発の仕事が多いため、自分の都合に合わせて働きやすいことや短期間でさまざまな職種を体験できることがメリットといえるでしょう。
3.シフトの融通が利くバイト
「シフトの融通が利きやすい」という点も、ニートの方におすすめなバイトの特徴の一つです。外に出る習慣があまりなかった場合、急にフルタイムで働くと心身の負担が大きくなることが考えられます。自身の健康のためにも、無理のない範囲でシフトを組める職場を探しましょう。
シフトの希望が通りやすい職場で、「週2~3日、1日3~4時間程度」の勤務から始めてみるのがおすすめです。シフトの融通が利く労働環境なら、仕事に慣れてきてから勤務時間や日数を増やせる可能性もあります。
4.活動しやすい時間帯のバイト
ニートからバイトを始めるときは、自分が動きやすい時間帯のバイトを選ぶことが重要です。夜間帯の活動が得意なのに無理をして早朝に働くと、慣れない生活スタイルで体調を崩してしまうことも考えられます。「人が少ない早朝にいつも散歩している」「夜間なら作業に集中しやすい」というように、普段から活動している時間帯をアルバイトに充てると、仕事を続けやすいでしょう。
朝型や夜型のバイトもある
ニートの方のなかには、「ニート生活を送っているうちに生活が不規則になってしまった」という人もいるでしょう。「朝が苦手」「朝は体調が優れない」という方は、夜型のアルバイトがおすすめ。逆に「早起きが得意」「朝のほうが体調が良い」という方は、早朝のアルバイトをすることをおすすめします。
5.コミュニケーションの機会が少なめなバイト
人と話すことに苦手意識がある場合は、コミュニケーションが少なめなバイトを選ぶのがおすすめです。1人での作業が多めな仕事なら、自分のペースを維持しやすく、精神的な疲労を抱えることも少ないでしょう。
在宅で取り組めるバイトを選べば、人とのかかわりを最小限に留めながら働くことが可能です。在宅でできるバイトは、「在宅ワークでニート卒業を目指す!おすすめの仕事や失敗しないコツを解説」で紹介しているので、参考にしてみてください。
6.自分にとって負担の少ないバイト
ニートからのバイト選びでは、自分にとって負担になる作業が少ない仕事をおすすめします。自分に合わない業務内容を選ぶと、早期離職につながる場合があるためです。たとえば、体力に自信がなければ力仕事を避けたり、細かい作業が苦手な場合は事務作業を選択肢から外したりと、アルバイト探しの工夫をしましょう。
同じ業務内容でも、忙しさや雰囲気は会社や店舗によって異なるものです。可能であれば、応募する前に職場まで足を運び、自分が馴染めそうな雰囲気かどうかをチェックしてみましょう。詳しくは、このコラムの「2.アルバイト先の雰囲気も確かめておく」をご一読ください。
7.過去に経験したことがあるバイト
「ブランクがあるけど、できれば経験を活かして働きたい」と考えているニートの方は、過去に携わったことのある職種のアルバイトがおすすめです。以前にアルバイト・派遣・正社員などで働いたことのある分野なら、応募時の面接でアピールにつながります。空白期間があっても、過去の経験を思い出しつつ次第に業務をスムーズに進められるようになるでしょう。
8.正社員登用制度のあるバイト
将来的に正社員就職を目指したいニートの方は、正社員登用制度のあるバイトを選ぶのがおすすめです。正社員登用制度を利用できれば、仕事内容や職場の雰囲気を知ったうえで正規雇用にステップアップできるメリットがあります。正社員に向けた就職活動を一から行う手間が省けるだけでなく、ミスマッチによる退職といったリスクも軽減できるでしょう。
ただし、「正社員登用制度あり」という条件を掲げている求人であっても、実際は登用実績がない企業もあるようです。また、企業によっては難易度の高い試験に通過したり仕事で高い成果を出したりしなければ正社員になることが難しい場合もあります。バイトとして入社後に「なかなか登用されない」という事態を回避するためにも、登用実績や要件などをしっかりと確認しておきましょう。
脱ニートを目指すならアルバイトからのスタートがおすすめ
業務経験が少なかったりブランクが長かったりする場合は、いきなり正社員を目指すよりも、アルバイトとして働くことから始めるのがおすすめです。
長い間ニートとして過ごしてきた方がいきなり一般的な社会人の生活リズムに合わせた労働をすると、気力や体力を保てず、長続きしないことが考えられます。シフトや働く時間帯をある程度自分の都合に合わせられるアルバイトから始めれば、少しずつニート生活から仕事のある生活へ対応できるようになるでしょう。
就職活動のための貯金期間にもなる
就職活動に掛かる資金を自分で稼げるというのも、正社員就職の前に一定期間バイトに従事するメリットです。
就職活動では、スーツや応募書類の準備、面接会場への交通費などで諸々の経費が掛かります。本格的に就職活動を始める前にある程度の費用を貯めておけば、支出を気にすることなく選考に集中しやすくなるでしょう。
ニートのバイトは週何回から始めるのが望ましい?
ニートの方がバイトを始める場合、週2、3回程度から始めるのがおすすめです。いきなりフルタイムで働き始めると、心身に大きな負担が掛かってしまう可能性があります。無理はせず、基本的な業務に慣れたり職場環境に馴染んだりしてから出勤日を増やしていきましょう。
ニートから社会復帰するためのバイト!おすすめ19種
この項では、ニートから始めるバイトとしておすすめの職種を19種類ご紹介します。それぞれメリットを挙げているので、興味を惹かれるものがあれば、積極的に求人を探してみてください。
1.コンビニの店員
コンビニでのバイトは基本的に専門スキルを問われないため、未経験からバイトを始めたいニートの方におすすめです。店舗数の多いコンビニなら、通勤しやすいエリアで応募先を探しやすいでしょう。勤務する店舗の方針や従業員数にもよるものの、シフトの融通が利く傾向にあるので、近所にコンビニがある方は検討してみてください。
コンビニ店員として働くには、多くの利用客やスタッフとのコミュニケーションが必要になります。ニート生活が長くコミュニケーションに自信がない場合は、早朝や深夜のように、来客の少ない時間帯を狙うのも手です。
2.スーパーの店員
スーパーのバイトもコンビニと同様に特別なスキルは必須ではなく、通いやすい立地での職場を見つけやすいでしょう。
スーパーによっては、レジ担当や品出し担当、野菜担当、肉担当など、業務内容を分業している場合があります。担当する業務が限定されていれば覚えることも少ないので、バイトに初めて挑戦するニートの方にもおすすめです。
3.商品モニター
商品モニターとは、特定の商品・サービスを実際に利用し、企業に感想や意見を伝え、謝礼をもらうバイトです。食品やサプリメント、スキンケア商品など、さまざまな商品を試せます。
商品モニターを行うのに必要なのはスマートフォンやパソコンなどの端末と通信環境です。ノルマがない傾向にあるので気楽に始めやすいでしょう。勤務時間の規定がなく、出勤する必要もないため、外に出て働くことに抵抗があるニートの方におすすめです。
4.覆面調査モニター
覆面調査モニターとは、調査員が一般客として店舗を利用し、サービス面や衛生面などを確認する調査手法のこと。具体的には、店舗に行って実際に店員の接客を受けたり、電話で会社に問い合わせをしてその応対をチェックしたりするようです。依頼企業の基準に沿って評価するので、自分の感情を優先することはできません。
覆面調査モニターは、調査の場所や期限が合う人が担当するため、自分のペースに合わせて働きやすいといえます。自分の都合に合ったタイミングでバイトをしたいと考えているニートの方は検討してみてください。
5.飲食店のキッチンスタッフ
利用客とのコミュニケーションが少ないおすすめのバイトとして、飲食店のキッチンスタッフが挙げられます。簡単な調理や盛り付け、皿洗いなど、比較的習得しやすい作業がメインなので、未経験のニートからも始めやすい仕事といえるでしょう。
なかには従業員にまかないを支給したり社割が活用できたりする職場があることも。働きやすい環境が整っている職場を選ぶのがポイントです。
6.フードデリバリーの配達員
自転車やバイクに乗って出前の配達をするバイトも、未経験から始めやすいバイトの一つ。商品受け渡しの際に人と接しますが、基本的には商品を受け渡しするだけで、コミュニケーション自体は少ないでしょう。労働量を管理しやすく、勤務エリアも近所に限定できるので、自分のペースで働きたいニートの方におすすめです。
7.新聞配達やポスティングスタッフ
新聞配達はポストに新聞を、ポスティングスタッフはチラシを入れる仕事です。移動手段は徒歩、自転車、バイクなど自分の移動しやすい方法を選べることが多く、比較的マイペースに働ける傾向にあります。
ポスティングは投函することが主な仕事で、覚えることも少なく、移動し続けることで体力をつけられるメリットも。人と話す必要がなく、自分のペースで仕事に取り組めるので、ニートから始めるバイトに適しています。
8.郵便局の仕分け
郵便局には、はがきや封筒などの郵便物を仕分けるバイトがあります。郵便局の仕分け作業も、比較的コミュニケーションが少ないことが特徴です。
仕分けスタッフとして採用される可能性を上げるなら、年末年始の年賀状シーズンに応募することをおすすめします。この時期は短期スタッフの大量募集がかかるので、未経験者も採用される可能性が高まるでしょう。
9.工場の軽作業員
工場の軽作業員は、基本的に一人で取り組める業務を担います。専門的なスキルは必要ないので、ニートから働き始める場合もハードルが低めです。弁当や惣菜の盛り付け、製品の組み立て、商品にシールをつける作業など、工場によって作業内容は異なります。
工場での仕事については、「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」も参考にしてみてください。
10.引っ越しのスタッフ
引っ越しのスタッフは、荷物や家具の梱包、搬出、搬入などの業務を行います。ほかのスタッフと連携する必要はありますが、密なコミュニケーションが求められるわけではありません。
専門的なスキルが問われないので、未経験のニートの方も応募しやすいのが特徴です。なお、重い荷物を運ぶことがあるため、体力面の負担を理解しておく必要があります。
11.イベントスタッフ
コンサートやライブの運営に携わるイベントスタッフも未経験から応募しやすく、ニートの方におすすめのバイトといえます。主な業務内容は、会場の設営や物販販売、来場客の誘導などです。「1日だけ」「期間限定」など単発での応募が多めで、ジャンルの違うさまざまな現場を経験できることを魅力に感じる人もいるでしょう。
12.漫画喫茶やネットカフェのスタッフ
漫画喫茶やネットカフェのバイトでは、来店時・退店時のレジ応対や清掃、パソコン操作に関する対応などを行います。飲食物を提供している場所もあるので、店舗によっては調理を担当することもあるようです。
24時間営業の店舗が多いため、日中だけでなく深夜や早朝など自分が働きやすい時間帯を選んで働きやすいのもメリットといえるでしょう。
13.セルフガソリンスタンドのスタッフ
セルフのガソリンスタンドは、建物の中でお客さまの給油を監視することがメインの仕事です。給油方法の説明やトラブル対応などで多少の接客はありますが、スタッフが給油を行うガソリンスタンドと比べて人との関わりは少ないでしょう。
「できるだけ接客が少ない仕事に就きたい」というニートの方におすすめです。また、車好きの方であれば、より楽しく働けるでしょう。
14.清掃員
清掃のバイトも、ニートの方におすすめの仕事の一つ。「経歴不問」「未経験OK」の求人も多く、仕事の経験に自信がないニートの方も挑戦しやすい職種です。また、場所や物を綺麗にする仕事なので、人と接する機会は少ないでしょう。
清掃員が働く場所は、オフィスビルや商業施設、病院、駅、ホテルなどさまざまです。そのため、清掃員のバイトが働く時間帯は、オフィスや店舗が休みになった深夜や休日に作業するパターンと、日中に掃除をするパターンの2つがあります。自分が働きやすい時間帯に仕事ができるかは、応募前に確認しておきましょう。
15.本屋の店員
本屋のアルバイトは1勤務あたりの労働時間が短くても応募可能なところもあり、ニートの方が始めるのにおすすめです。本が好きな人であれば常に本に囲まれた環境で働けるうえ、新刊の情報を得られるのもメリットといえるでしょう。
小売業の中では比較的接客の機会が少ない仕事ではあるものの、来店者数や店舗の規模によってはコミュニケーションの頻度が多いことも。駅構内にある書店や大型書店は、絶え間なくお客さまが来店するので忙しい場合があることを理解しておきましょう。
16.警備員
警備員には、施設警備・雑踏警備・輸送警備・身辺警備などの種類があります。未経験から応募しやすいバイトの求人でよくあるのが施設警備です。施設警備では、ショッピングモールやオフィスビル、病院などの施設を巡回したりモニターで監視したりします。
警備員の仕事は人と接する機会が少なく、シフトも日勤と夜勤があるので、ライフスタイルに合わせて働きやすいでしょう。詳しくは、「警備員の仕事」を参考にしてみてください。
17.データ入力スタッフ
パソコン作業が得意なニートの方は、決められたフォームにデータを入力する仕事も検討してみましょう。「集中力がある」「黙々と作業するのが得意」という方におすすめの仕事です。
データ入力のバイトのなかには、出社せずに在宅のみで作業を行えるものも。たとえば、書類を郵送で受け取って締め切りまでにデータ化する仕事や、リストアップされたデータを受け取りWebシステムに入力していく仕事などが挙げられます。在宅ワークに該当するかどうかは求人に記載されているため、事前によく確認しておきましょう。
18.文字起こし
文字起こしとは、講演会やインタビューなどの録音された音声を文字に起こす仕事です。録音音声をもとに一人で黙々と作業できるので、「人との関わりが苦手」「自分のペースで働きたい」というニートの方にもおすすめです。
ただし、専門知識を持っていないと聞き取りにくいものや、正確な日本語表記を求められる文字起こしの仕事もあります。文字起こしの仕事を探す場合は、求められる難易度をしっかり確認してから応募しましょう。
19.Webライター
Webライターとは、ネットで記事を書く人のことです。資格を必要とせず、記事内容によっては専門知識やスキルに自信がないニートの方も挑戦しやすいのでおすすめです。
「文才がないので不安」という方も、文字数の少ない記事から始めて数をこなしていくうちに、文章力が鍛えられて長文が書けるようになる可能性があります。大手クラウドソーシングサイトに登録すると、数多くのライティングの求人がありますので、自分の興味やスキルに合う依頼を探して挑戦してみましょう。
なお、本文中でご紹介する職種はあくまで一例です。アルバイト求人を探す際は、ご自身の希望や適性などに合うかどうかを考えてみましょう。
バイトではなく、正社員のお仕事をお探しの場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ご自身の希望や適性などに合うお仕事を、専任のキャリアアドバイザーがお探しいたします。
女性のニートにおすすめのバイトは?
すでに女性が多く活躍している職場がおすすめです。女性が多い現場だと、女性にとって働きやすい職場環境や制度が整っている可能性があります。
ここでは、女性のニートの方が働きやすいバイトをピックアップしました。性別問わず挑戦できる仕事なので、興味のある方はチェックしてみてください。
1.コールセンタースタッフ
コールセンターのスタッフは、顧客からの電話の問い合わせに寄り添う仕事のため、コミュニケーション能力は必要です。しかし、対応方法はマニュアル化されていることが多く、未経験者も慣れれば問題なく対応できる可能性があるでしょう。服装や髪型を自由とする職場が多いのも魅力です。
具体的な業務については、「コールセンターの仕事内容とは?キャリアアップの方法も紹介」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
2.接客スタッフ
小売店の接客スタッフは、女性の割合が高い傾向にあります。職業情報提供サイト(日本版O-NET)「衣料品販売」によると、入職前の実務経験を「特に必要ない」と答えた人は75.4%と高い割合でした。ファッションが好きなニートの方は、アパレル店でのバイトを検討してみましょう。
3.倉庫作業スタッフ
工場勤務には、梱包作業や検品といった軽作業のバイトがあるので、力仕事に自信がない方にもおすすめです。体力的な負担が少なく、ニートから取り組みやすいバイトといえます。
なお、職場によっては1日の作業にノルマが課されているところもあるため、業務内容をしっかりと調べることが重要です。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
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4.家事代行サービス
家事代行サービスは、週1勤務や短時間勤務から応募可能なところがあるため、「いきなり長時間働くのは不安」というニートの方におすすめです。サービス従事者は女性が多い傾向にあります。
家事代行サービスのバイトをするにあたって特別な資格は必要なく、未経験から働きやすい仕事です。具体的な業務内容は、料理や掃除、片付け、洗濯、買い物、ペットの世話、子どもの世話など。日々自宅で行っている家事のスキルやノウハウを活かせる可能性があります。
ニートにおすすめ!バイト探しの方法
実際にニートからアルバイトに応募したいと感じても、どのような方法で探せば良いか分からない方もいるでしょう。ここでは、求人を見つける際におすすめの方法を4つ紹介します。
フリーペーパーを見て探す
ニートの方におすすめなバイト探しの方法として、フリーペーパーを見て探すことが挙げられます。
フリーペーパーとは、限定した地域の情報を盛り込んだ無料配布の広告物のこと。個人宅にポスティングされたり、駅やコンビニなどに設置されていたりするようです。地元企業の求人が載っている傾向があるため、自宅から通いやすい範囲でのバイトが見つかる可能性があるでしょう。
歩いて探してみる
歩いてバイトの求人を探してみるのも一つの手。求人広告の掲載費を掛けずに、店頭の張り紙のみでバイト募集をしている店舗も少なくないためです。Webサイトには掲載されていない求人情報を得られる可能性があるでしょう。
また、歩いて探すことで自宅からの距離感や職場の雰囲気などを掴みやすいのもメリットです。散歩がてら、店頭に求人情報が張り出されていないかチェックしてみましょう。
バイト検索サイトを使う
バイト向けの求人検索サイトなら、豊富な選択肢から自分の希望に適したアルバイト情報を見つけることが可能です。Webサイトやアプリケーションによっては、「駅から徒歩△△分圏内」「スタッフの仲が良い」「服装・髪型自由」「まかないがある」など、詳細な条件を確認できるものもあります。
また、スマートフォンやタブレットで気軽に求人を探せるのも強みといえるでしょう。「スキマ時間に情報収集したい」「外出せずに求人情報を集めたい」といったニートの方におすすめの方法です。
「未経験者歓迎」や「経歴不問」の求人をチェックしよう
ニートの方がアルバイト求人を探すときは、「未経験者歓迎」や「経験不問」といった記載のある仕事を調べるのがおすすめです。未経験者も働きやすい業務なら、マニュアルが用意されており、研修制度も充実している傾向にあります。また、未経験者を積極的に募集している環境は、ブランクのあるニートの方も受け入れてもらいやすいでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
ハローワーク(公共職業安定所)で相談する
バイトを探しているニートの方は、ハローワーク(公共職業安定所)を利用するのもおすすめ。ハローワークでは、正社員向けの求人だけでなく、パートやアルバイトといった非正規雇用社員向けの求人情報も取り扱っているのが特徴です。
アルバイト求人を探すときは、「ハローワークインターネットサービス」から「求人情報検索」のページを開きます。求人区分の「一般求人(パート)」にチェックを入れると、アルバイト求人の一覧を確認することが可能です。気になる求人が見つかったら、ブックマークやプリントアウトをし、ハローワークで応募の詳細を聞いてみましょう。
ハローワークでは求人紹介以外のサービスも受けられる
ハローワークでは、職業相談や履歴書の添削、面接指導などの就職支援を受けることが可能です。初めての仕事探しを不安に思うニートの方も、安心して利用できます。詳しくは、「ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説」のコラムを参考にしてみてください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
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ニートならではの「バイトへの不安」を解消しよう
バイトを始めたいものの、働くことに対する不安が消えないニートの方もいるでしょう。ここでは、ニートからバイトに挑戦する際にありがちな不安と、おすすめの解消法を解説しますので、参考にしてみてください。
1.仕事を継続できるか不安
仕事を長く続けられるか不安なニートの方は、心身の負担にならないバイトを選ぶのがおすすめです。自宅からの通勤距離や勤務する時間帯、業務内容の詳細などを比較検討し、自分にとってストレスの少ない働き方を考えてみてください。
「ニートが働きやすい職種とは?おすすめの仕事をご紹介!」のコラムも参考に、継続しやすいアルバイトを選びましょう。
2.体力がもつか不安
「バイトを始めたいけど体力がもつか不安…」という方は、短時間のバイトから始めてみるのがおすすめです。
ニート生活が長く、自宅での活動がメインであった場合は、体力面の不安を抱えることも考えられます。長めのシフトを入れて「バイトが大変」だと感じてしまうより、短めの時間で少しずつ体を動かすことに慣れましょう。働くうちに体力がつくようになれば、「もう少し勤務時間を増やそう」と思えるようになるかもしれません。
3.仕事を覚えられるか不安
バイトの作業を覚えられるか不安な場合は、清掃や梱包、倉庫作業などのルーティンワークやマニュアル化された仕事がおすすめです。また、自分が日常生活でよく利用する店舗なら、仕事のイメージをしやすい可能性があります。働くうえでの負担やギャップが少ない職場は、ニートから働き始めるのにおすすめです。
4.人間関係が不安
ニートからバイトをする際、職場の人間関係に不安を感じる方もいるでしょう。バイトをするうえで他者との交流を回避することは難しいですが、無理にコミュニケーションを取ろうとしなくても問題ありません。聞き役に徹したり、適度に相槌をうったりしていれば、相手にマイナスな印象を与えることはないでしょう。
5.仕事やミスが怖いなど精神面の不安
「働けるか不安」「仕事でミスしないか怖い」と、バイトに対する精神的な不安を感じているニートの方は、好きなことを仕事にするのがおすすめです。
本が好きなら本屋や図書館、音楽が好きならカラオケボックスのように、自分のモチベーションを維持できそうな分野からバイトを探しましょう。趣味や好きなことに着目すれば、アルバイトの求人探しの軸も定められます。
6.面接に落ちることに対する不安
バイトの面接を受けたものの結果が不採用だと、「どこにも採用されないのでは」「このままニートを脱出できないのでは」と不安に陥ってしまう方もいるでしょう。万が一面接を通過できなかったとしても、落ち込むより「縁がなかっただけ」「自分に合う仕事はほかにもある」と割り切って考えるのがおすすめです。
とはいえ、面接に落ちたのには何かしらの理由があるはずです。不採用になった場合は、面接官とのやり取りを振り返り、「なぜ落ちたのか」を考えるようにしましょう。連続して面接に落ちているのであれば、志望動機や面接の態度など、共通した原因があることも考えられます。
バイト面接で落ちる理由には何がある?
バイトの面接で落ちる理由としては、「マナーや態度が悪い」「身だしなみが整っていない」「面接官からの質問に答えられない」「企業のニーズとマッチしていない」などが挙げられます。マナーや身だしなみは事前の対策で改善できる可能性が高いため、面接前に一度見直しておきましょう。詳しくは、「ニートがバイトの面接に受かるコツ!空白期間はどう説明する?マナーも解説」のコラムをご一読ください。
ニートがバイトを探す際の注意点
ニートの方がバイトを探す際の注意点としては、「時給をよく確認する」「職場の雰囲気を確かめておく」「業務内容が難しすぎないものを選ぶ」「自分の性格や特性に合う仕事を選ぶ」などが挙げられます。以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
1.時給をよく確認する
バイトを探す際には、時給をよく確認しておくことをおすすめします。働く環境が良くても、時給が低すぎると「業務内容に対して時給額が見合っていない…」「いつまでも貯金の目標額を達成できそうにない…」といった不満を感じる可能性も。働くモチベーションが下がる要因にもなり得るでしょう。自分に合った求人を選ぶためにも、自分が希望する1ヶ月の収入や、目標達成に必要な時給額をある程度決めておくのが有効といえます。
ただし、時給が高過ぎても注意が必要です。時給が高いバイトのなかには、ほかの仕事よりも精神力や体力を必要とするものもあります。まれにブラック企業が紛れている可能性もあるので、仕事内容や求人元企業についてもよく確認しておきましょう。
2.バイト先の雰囲気も確かめておく
バイトを始めようと考えているニートの方は、求人へ応募する前に、実際に足を運んで職場の雰囲気を確かめるのもおすすめです。たとえば、飲食店やアパレル店などの店舗を構えているところであれば、働く人の様子や客層などを確認しておくことで安心材料になります。
「仕事内容は良さそうだけど人間関係が不安...」「一緒に働く人は良い人そうだけど業務内容が大変そう...」と感じたら、応募を避けることも可能です。自分が働く側の視点をもって観察すれば、アルバイト先とのミスマッチを防げるでしょう。
3.業務内容が難しすぎないものを選ぶ
ニート期間が長い方は、まずは業務内容が難しすぎないシンプルな仕事から始めることをおすすめします。たとえば、ポスティングや倉庫作業などの軽作業であれば、仕事がルーティン化されている場合が多いため、未経験者や仕事にブランクがある方も安心して働き始められるでしょう。
いきなりハードルの高いバイトから始めてしまうと長続きしなかったり、急な環境の変化から体調を崩してしまったりする場合。そうならないためにも、まずは自分ができそうな仕事かどうか見極めてから働き始めることをおすすめします。
4.自分の性格や特性に合う仕事を選ぶ
仕事を長期間続けるためには、自分の性格や特性に合う仕事を選ぶことが重要です。バイトを探す前に、まずは自分の性格や特性を深掘りしてみましょう。たとえば、人との関わりが苦手な場合は、一人で淡々と作業できる仕事を選ぶと無理なく仕事を継続しやすいといえます。
自分の強みや特性を客観的に把握する方法は「自己分析のやり方が知りたい!簡単にできる方法や就活に活かせるコツを紹介」で解説しているので、チェックしてみてください。
ニートからバイトへ!選考を通過するコツ
ニートの方は、バイトの選考にハードルの高さを感じる場合もあるでしょう。ここでは履歴書作成のポイントや面接で好印象を与えるコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.履歴書は嘘偽りなく書く
履歴書は嘘偽りなく事実を記入しましょう。バイトの選考に受かりたいからといって、ニート期間をごまかすことはおすすめできません。回答内容に矛盾が生じたり、空白期間をうまく説明できなかったりと、面接がうまくいかない恐れがあるからです。たとえ面接を乗り切ったとしても、経歴詐称が明らかになれば不採用になるリスクがあります。
2.面接対策を万全にする
バイトの面接で良い結果を残すためには、面接対策に注力することがおすすめです。以下のポイントを押さえて、面接準備を万全に整えましょう。
よく聞かれる質問の回答を考えておく
よくある質問にスムーズな回答ができるよう、あらかじめ準備しておきましょう。バイトの面接では、応募者の自己紹介や志望動機、勤務条件などについて聞かれることが多いようです。面接本番で慌てず答えられるように、回答をあらかじめ考えておくことをおすすめします。
志望動機はシンプルに回答する
志望動機を伝える際は、「なぜバイトをしようと思ったのか」と、「なぜその仕事を選んだのか」の二点を明確にしましょう。「自分でお金を稼ぎたい」「働くことに慣れたい」「仕事のスキルを身につけたい」などのシンプルな理由でOKなので、しっかりと説明できる状態で選考に臨みましょう。
聞かれたことは素直に回答する
バイトの面接で質問されたことに対しては、正直に答えるよう意識しましょう。嘘をついたり話を盛ったりするのは悪印象につながるため、おすすめしません。
面接で嘘をつかないほうが良い理由については、「面接で嘘をついたら調べられる?バレたらどうなる?考えられるリスクとは」のコラムをご覧ください。
ニート期間については具体的かつポジティブに回答する
ニート期間や前職の退職理由について聞かれた場合は、「資格の勉強をしていた」「創作活動に取り組んでいた」「家の仕事を手伝っていた」など、嘘にならない範囲でポジティブな回答を準備するのがおすすめです。企業側がニート期間について聞くのは、「問題なく働けるか」「すぐ辞めてしまわないか」を見極めるため。企業側の不安を払拭するためにも、前向きな回答を意識しましょう。
前職の退職理由を会社のせいにしない
就業経験がある方の場合、「なぜニートになったのか」というように、前職を退職した理由を問われることもあります。退職理由を聞かれた場合は、前職の悪口を言わないようにしましょう。たとえ会社に落ち度があったとしても、悪口を言うと「気に入らないことがあるとすぐに辞めてしまうのでは」といったマイナスな印象を与えかねません。
事実を淡々と伝えるに留め、「アルバイトを長く続けてくれそうだ」と前向きに評価してもらえるよう努めましょう。
面接で退職理由を聞かれる目的を理解しよう
面接で退職理由を聞かれるのは、「採用しても前職と同じようにすぐ辞めてしまわないか」を確かめるためです。「自分のやりたいことができる環境ではなかったから」のように、面接官の理解を得られそうな回答を準備しておきましょう。
面接で好印象な退職理由を伝えるコツは、「面接官が退職理由を聞く理由は?好印象な例文と思いつかないときの対処法」で解説しているので、ぜひご一読ください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
本番を意識した面接練習をしておく
面接で話す内容を、実際に声に出して練習しておくと効果的です。回答を準備していても、いざ面接本番になると緊張してうまく答えられないこともあります。準備した答えを実際に声に出して練習しておき、本番でうまく話せるように慣らしておきましょう。
3.面接当日は身だしなみやマナーに気をつける
面接当日は、時間を厳守し、身なりを整えて面接に臨みましょう。アルバイトの面接では、一般的な就職活動よりカジュアルな服装でも問題ありません。スーツを着る必要はありませんが、派手な服装は避け、汚れやシワが目立たない清潔感のある服装を選びましょう。髪型や手先も、面接官が見ているポイントです。
真面目に働く印象を与えるためにも、時間は厳守してください。遅刻はもちろん悪印象になりますが、早く到着し過ぎることも先方に迷惑となります。面接時間の5~10分前に到着するのが望ましいでしょう。「面接の流れやマナーを場面別に解説!よくある質問も確認しよう」のコラムでも、面接のマナーについて触れています。ぜひ参考にしてみてください。
ニートがバイトを始めるメリット・デメリット
ここでは、ニートからバイトを始めるメリットとデメリットを紹介します。
バイトをするメリット
ニートの方がバイトを始めるメリットとして、「収入を得られること」「スキルが身につくこと」の2つが挙げられます。以下で解説するので、参考にしてみてください。
収入を得られる
自分で収入を得られるようになることは、ニートからバイトを始める大きなメリットといえるでしょう。自分で稼いだお金を趣味に使ったり欲しいものを買ったりすることで充足を感じ、「もっと頑張って働こう」とモチベーションアップにつながる可能性もあります。
スキルが身につく
スキルが身につくことも、ニートの方がバイトを始めるメリットです。バイトと同職種で正社員を目指す場合、バイトでの実務経験を評価してもらえる可能性もあるでしょう。
専門スキルに限らず、コミュニケーション力やビジネスマナーなどの基礎的なスキルも、将来的に正社員を目指す際に幅広い職種でアピールできます。
バイトをするデメリット
バイトにはメリットだけでなくデメリットもあるので、理解したうえで働き方を選ぶのが良いでしょう。以下では、ニートからバイトを始める際のデメリットを解説します。
正社員に比べてキャリアが積みにくい
何年もバイトで働き続けても、スキルアップや出世、昇進が見込めないというデメリットがあります。バイトは、正社員の補佐として責任の少ない仕事を任されることが一般的で、業務の幅も狭い傾向があるためです。将来「正社員を目指したい」というタイミングが来たときに、経験やスキルが不足していると判断される可能性があるでしょう。
収入アップを目指しにくい
バイトは正社員に比べて収入アップを目指しにくいのもデメリットです。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「若年者の就業状況・キャリア・ 職業能力開発の現状 ③ -平成29年版「就業構造基本調査」より-」によると、大卒者の正社員とパート・アルバイトの年齢ごとの年収は、以下のように推移しています。
引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「資料シリーズ No.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―(p.38)」
正社員の年収が年齢に比例して上がっているのに対し、パート・バイトの年収に大きな増加は見られません。勤続年数とともに給与が上がる傾向にある正社員とは違い、パートやバイトといった非正規雇用社員の給与額は大きく変化しない傾向です。加えて、非正規雇用社員の場合、正社員よりも昇給やボーナス支給の機会も少ないことが理由の一つといえます。
年齢を重ねると正社員就職しづらくなることも
バイトのまま年齢を重ねると正社員として就職しづらくなる点には注意が必要です。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-」によると、フリーターの継続期間ごとの正社員移行率は下記のとおりです。
引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-(p.128)」
フリーター期間が1年以内だと、男性・女性ともに正社員移行率は60%を超えています。しかし、フリーター期間が延びるほどその割合は下がっていることが分かるでしょう。
ニートからバイトを始める際は、バイトとして働く期間を明確に定めるのがおすすめです。フリーター就職率については、「フリーターの割合は全人口でどれくらい?正社員になるためのコツも紹介」でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
資料シリーズ No.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―
労働政策研究報告書 No. 213「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-」
ニートから正社員へ!バイトからのステップアップ
ニートからバイトを始めたら、将来的に正社員としての就職を検討してみることをおすすめします。一人で正社員就職を目指すのが不安な場合は、第三者の力を借りると効率的に就活を進められる可能性があるので、エージェントの利用を検討してみましょう。
バイトに慣れたら正社員就職を検討してみよう
バイトをしてニート生活を脱し、精神的・体力的に慣れてきたら、正社員へのステップアップを検討してみましょう。アルバイト先によっては、正社員登用にチャレンジできる可能性もあります。
正社員は、バイトよりも高待遇で安定して働ける雇用形態です。雇用期間に定めがないため、経済面や老後の心配なども軽減されるでしょう。正社員のメリット・デメリットは、「正社員のデメリット・メリットとは?派遣や契約社員についても解説!」で紹介しています。
バイトの経験は就職活動でアピールしよう
バイトとして勤務してきた経験は、正社員の就職活動時に有効的なアピールとなります。正社員として働きたい分野とアルバイト経験がマッチする場合は、身につけたスキルを評価されやすいでしょう。就職活動に取り組むときは、どのような専門性があるのか、どのように活かせるのかを明確に伝えると、好印象を与えることが可能です。
バイトをせずニートから正社員を目指すことも可能
正社員を目指すときは、ニートからバイト経験を積むことが必須ではありません。やる気や人柄を重視して未経験者を採用している会社もあるので、ニートから正社員を目指すことは可能です。どの業界や職種なら挑戦できそうかを調べ、就職活動につなげましょう。
ニートからの就活ではエージェントの利用もおすすめ
「ニートからいきなり一人で就活するのは不安…」という方は、就職エージェントの利用もおすすめです。就職エージェントとは、専任のアドバイザーが就活全般をサポートしてくれるサービスのこと。自分に合う仕事を紹介してもらえたり選考対策を手伝ってもらえたりするので、就活に不慣れなニートの方の不安解消に役立つでしょう。
ハタラクティブは、第二新卒やフリーター、ニートからの就職を支援する若年層向けの就職・転職エージェントです。学歴や経験を問わないおすすめの求人も取り揃えているので、経歴に自信がない場合も安心して利用できます。
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ニートの仕事探しに関するお悩みQ&A
「脱ニートを目指してバイトをしたい」という気持ちを抱えつつも、なかなか現状を変えられず悩んでいる方もいるでしょう。ご紹介するQ&Aを参考に疑問や悩みを解消し、仕事探しをスタートしましょう。
ニートから社会復帰する手順は?
まずは、自分自身が社会復帰するにあたっての課題を明確にしたうえで対処法を考えてみましょう。たとえば、「昼夜逆転の生活を送っているので日中に活動するのがつらい」という場合は、少しずつ昼型の生活リズムを整えていくのがおすすめです。無理のない範囲で、自分にできることから始めてみましょう。
具体的な方法は、「ニートからの社会復帰は何から始める?実現方法と支援サービスをご紹介」で紹介しています。
ニートにおすすめのバイトはありますか?
現在置かれている状況によって、おすすめのバイトは異なります。一度も働いたことがない場合は、単発や短期のアルバイトが向いているでしょう。現在ニートで過去に就職していた経験がある方は、前職の経験を活かせるバイトがおすすめです。
「できればバイトから正社員になりたい」と考えている場合は、正社員登用制度のあるバイト先を探しましょう。登用制度の詳細は、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムにまとめています。
ニートはバイトから始めたほうがいいですか?
脱ニートを図りたいと考えるなら、バイトから初めてみるのがおすすめです。ニート期間のある人がいきなり正社員を目指すと、勤務時間の長さや生活の大きな変化が原因で疲れてしまう可能性があるでしょう。早期離職のリスクを回避するためにも、まずはバイトをとおして働くことに慣れるのが効果的といえます。
ニートから始めやすい正社員の仕事はありますか?
ニートの方が始めやすいのは、「通いやすく、自分の適性に合う仕事」です。コミュニケーション能力に不安がある場合は、人と関わる機会が少なめな仕事から携わってみると良いでしょう。
正社員の求人を探すときは、「未経験歓迎」と明記されているものを選ぶのがポイントです。ニートからの就職に適した仕事については、「ニートにおすすめの職業11選!就職するための方法も解説」のコラムでご紹介しています。
面接でニートになった理由を聞かれたらどう答える?
ニートになった理由は、正直に伝えましょう。そのうえで、バイトをしようと思ったきっかけを盛り込むと、前向きな印象を与えられます。「働くことに疲れたためしばらく休んでいましたが、御社の求人を見て○○に携わりたいと強く思い、応募しました」というように、「今はどういう気持ちでいるのか」を伝えるのが大切です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。