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「働きたくない」と感じる理由とは?仕事がしんどいときの対処法を解説
この記事のまとめ
- 「働きたくない」という感情は誰にでも起こるため、まずは今の気持ちを素直に受け入れてみよう
- 「働きたくない」と思ったら原因を明確にし、働き方の見直しや相談・転職など適切な対処をすることが重要
- 気持ちよく働くために必要なのは、「なぜこの仕事をするのか」という納得感や自分に合った環境や働き方を探すこと
- 「納得して働ける仕事」を知りたいなら、プロと一緒にキャリアプランを考えよう
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「働きたくない…」「仕事したくない」という感情は、誰にでも起こり得るものです。仕事で嫌なことがあったり疲れてきたりすると、働くのが苦痛になることも少なくありません。
大事なのは、「仕事に納得できるかどうか」。「働きたくない」と思う気持ちを解消するためにも、対処法を試しながらできる限り働きやすい環境を目指しましょう。それでも人間関係や職場環境が解消できない場合は、転職を視野に入れるのも一つの方法です。
このコラムでは、「働きたくない」と思う理由とその対処法をまとめました。具体的にどのようなケースで転職の判断をすべきかの判断基準も解説するので、「働きたくない…」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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もう働きたくない…と感じる人は多い
事情や程度は人によって異なりますが、「とにかく働きたくない」というお悩みを抱えている方は少なくありません。「仕事=お金を稼ぐこと」のように、生活していくのに欠かせないものと考えている人も多いでしょう。
しかし、働くことから逃げたい、仕事がつらいというように、仕事に対してマイナスの気持ちを感じるのは別のこと。生活するのに必要不可欠だからといって、その気持ちにフタをする必要はありません。まずは今の状況を受け入れてみましょう。
働きたくない…と感じるときによくある悩みには、以下のようなものがあります。
「働きたくない」と感じるときによくあるお悩み
- 仕事をしている疲れ切ってしまい、プライベートが充実しない
- 今の仕事が激務で逃げたい…
- 仕事内容が合わずモチベーションが上がらない
- 職場の人間関係がもう嫌だ
- 仕事でなかなか成長できず向いてない気がする
- 何のために仕事をしているのかよく分からない
働きたくないと感じたら、働きたくない原因を見つけ、それに応じた対処をすることが大事です。しかし、「原因なんてわからない」「対策をしても気持ちは変わらないかも」と思う方もいるでしょう。
このコラムは、一人で悩んでいる方向けによくある原因や対処法を詳しく解説しているので、当てはまるものや解決のヒントがあれば、ぜひ試してみてください。
「もう働きたくない」と感じることは、誰にでも起こる自然な感情です。心や体が休息を求めているサインといえます。まずはしっかりと休息をとって気分転換することが大切です。
そして「なぜ働きたくないと感じたのか」ゆっくりと考えてみましょう。自分の気持ちに正直に向き合うことが、解決への第一歩になります。何でも気兼ねなく話せる相談相手がいると心強いですね。誰かに相談してサポートしてもらうと、気持ちが楽になります。1人で抱え込まず、本音の思いを吐き出してみることがポイントです。
職場で強い不安・悩み・ストレスを感じている人は82.2%
厚生労働省の「職場におけるメンタルヘルス対策の現状等」によると、2022年において仕事に対して強い不安・悩み・ストレスを感じている人の割合は8割を超えるという結果が出ています。

参照:厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策の現状等(p.16)」
資料から、非常に多くの人が仕事に対してマイナスの感情を抱いていることが分かります。
なお、2021年度までの結果をみると、2022年から数字が大きく伸びているようにみえますが、これは2022年度の調査から設問の形式を変えたことによるものです。そのため、2021年以前にも仕事に対して不安や悩み、ストレスを感じている人の数は多かった可能性があります。
仕事に対するストレスの原因は仕事の量・質・失敗など
同資料では、前述の「強い不安・悩み・ストレス」の内容を具体的に示しています。詳細を以下の表にまとめました。
※3つまでの複数回答
| 強い不安、悩み、ストレスの内容 | 割合 |
|---|---|
| 仕事の量 | 36.3% |
| 仕事の失敗、責任の発生等 | 35.9% |
| 仕事の質 | 27.1% |
| 対人関係(セクハラ・パワハラを含む) | 26.2% |
| 会社の将来性 | 23.1% |
参照:厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策の現状等(p.16)」
資料から、仕事の量や質、過去の失敗、責任の大きさ、対人関係などに不安や悩み、ストレスを感じている方が多いことが分かります。
「働きたくないと思うのは甘えなのかも…」と不安になることがあるかもしれません。しかし、仕事に対して不安やストレスを感じている方は多く、「働きたくない」「仕事をしたくない」と思うのは、誰にでも起こり得ることです。程度の強い・弱いはあれど、自分だけではないことを知っておきましょう。
参照元:厚生労働省「ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会 第1回資料」
「働きたくない…」と感じるのは甘え?
「仕事にやりがいを感じられない」「上司との関係がうまくいかない」「生活リズムが乱れて疲れが取れない」など、自分の行動や環境の工夫で改善できる余地がある場合は、甘えと捉えられてしまう可能性も少なくありません。
一方で、会社側に問題があって「働きたくない」と思うのは、甘えではないといえます。たとえば、「職場でパワハラが横行している」「契約と違う仕事を任せられた」など、自分の裁量ではどうにもならない状況であれば、思考がマイナスに傾いてしまうことも。働きやすい環境への転職を検討してみることをおすすめします。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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「働きたくない」と感じる理由とその対処法

仕事をするには一定の大変さがあるので、「働きたくない」と思うことがあっても不思議なことではありません。ただ、その気持ちを放っておくと、心身の不調に発展してしまうことがあるので、早い段階で解決策を講じることが大切です。
ここでは、「働きたくない」と感じる理由の例をご紹介します。それぞれ対処法も紹介するので、近い状況やできそうなことがあれば参考にしてみましょう。
「働きたくない」と感じるよくある理由
- 働くことに疲れた
- 激務でこれ以上働き続けたくない
- 仕事内容・環境・社風が合わない
- 給料が低くて割に合わない
- 毎日の通勤がつらいと感じている
- 人間関係がうまくいっていない
- ハラスメントに耐えられない
- 仕事のミスや失敗がトラウマになっている
- 働く目標やモチベーションがない
- 今のキャリアに魅力を感じない
- 「何となく働きたくない」など働きたくない理由がわからない
1.働くことに疲れた
疲労が抜けない状態で仕事を頑張り過ぎている場合など、働くこと自体に疲れてしまうこともあるでしょう。仕事を頑張ることは必要であるものの、自分のキャパを超えて頑張り過ぎてしまうと、心身ともに限界になってしまうことがあります。
【対処法】有給休暇などを利用してリフレッシュする
心身の疲れを感じている場合は、無理をせずゆっくりと休養をとるのがおすすめです。「最近働き詰めで全然休めていない」という人は、心身の疲労が蓄積して「働きたくない」というマイナスの気持ちが強くなっている可能性があります。
厚生労働省の「休養・こころの健康」によると、こころの健康のために必要な3つの要素として、適度な運動やバランスのとれた栄養・食生活、休養が必要であると書かれています。「もう働きたくない」と悩んだときは、有給休暇などを利用して仕事から距離を置き、リフレッシュを優先してみましょう。
参照元:厚生労働省「健康日本21(休養・こころの健康 )」
働くことに疲れてしまっているとき。それはあなたが頑張りすぎてしまった結果、心身ともにすり減ってしまったサインです。
まずはそれほどまでに頑張った自分をほめてあげましょう。本当によく頑張りましたね、お疲れさまでした。
人は働くことで自分の社会的意義を見出します。あなたにとって快適な働き方や仕事は必ずあります。経験を糧にして、あなたらしいキャリアを歩めるように少しずつ取り組んでいきましょう。
【対処法】働き方を見直してみる
今の仕事に飽きてしまったり、新しい知識や経験を欲していたりする場合、働き方の見直しをしてみるのがおすすめです。新しく物事を始めることで新たな発見があり、仕事の楽しさや面白さを感じられることもあるでしょう。
一部の働き方の例は、以下のとおりです。
- ・リモートワークができるか職場に相談する
- ・副業を始めてみる
- ・フリーランスへの転身を検討する
変わり映えのない状況に飽きてしまったのなら、リモートワークができるかどうかを職場に相談してみるのも手です。いつもの職場ではなく、自宅やカフェ、旅先などから働ければ、気持ちが変化する可能性があります。
また、副業で新しい知識やスキルを取り入れるのも方法の一つ。興味のある分野で副業を始めれば、仕事への適性を判断しながら収入アップも図れます。副業が自分に向いていると感じるなら、それを本業にしたり、フリーランスのような組織にとらわれない働き方を模索したりすることもできるでしょう。
【対処法】転職して現在の環境を変えてみる
職場環境が影響して疲れているなら、思い切って転職してみるのも一つの手です。働くことに疲れたと感じ続けながら同じ職場に居続けると、心身ともに疲弊してしまう恐れも少なくありません。個人で頑張っても改善の見込みがないと判断できた場合、転職が最善の解決策となる可能性があるでしょう。
もし、自分で判断が難しいときは、ハローワークやエージェントといった第三者に相談してみるのもおすすめです。客観的な視点から状況を整理し、今後の選択肢についてアドバイスをもらえます。
2.激務でこれ以上働き続けたくない
ハードワークが原因で働きたくないと感じている場合は、業務量があなたに合っていない可能性も。業務量が合わない背景には、人員不足や特定の人に業務が偏っていることなど、さまざまな要因が考えられます。このままの状態を続けるのは心身の不調をきたすおそれがあるので、注意が必要です。
【対処法】上司に業務量を変えてもらえないか相談してみる
仕事が激務と感じる場合は、できるだけ早く業務量が見合っていないことを上司に相談してみましょう。「業務の範囲が広すぎて一人では対処しきれない」「人手を増やしてほしい」など、具体的な相談をすることで解決につながる場合があります。
【対処法】人事・従業員向け相談窓口へ相談してみる
上司に業務量の相談をしたものの、一向に解決が見込めない場合は、会社の人事や従業員向けの相談窓口へ相談してみましょう。適切な対応につなげるためにも、「業務の負担が限界である」と明確に伝えることが重要です。
人事にも言いにくい場合は、産業医面談を通じて話す方法もあります。産業医側は、必要があれば従業員から許可をもらったうえで、労働時間の調整や職場環境の改善を会社に伝えることが可能です。
参照元:厚生労働省「産業医ができること」
【対処法】限界を感じる前に転職を考える
上司や人事、窓口に相談しても状況が改善しない場合は、個人で解決するのは難しい可能性があるため、職を変えることを検討してみましょう。「このくらい自分がやらないと…」のように、何でも自分で抱えるのは良くありません。自分が対応しきれる仕事量を理解すれば、今の職場が合わないことに気がつくはずです。
3.仕事内容・環境・社風が合わない
「働きたくない」と感じている人のなかには、仕事とミスマッチを起こしていることが原因で悩んでいる方も。たとえば、コミュニケーションが苦手なのに接客が多い仕事についていたり、チームで連携して働きたいのに個人主義の会社で働いていたりする場合は、違和感を覚えることがあるでしょう。
【対処法】一人で抱え込まず上司や友人に相談する
仕事内容や労働環境とのミスマッチを感じている場合は、直属の上司に相談してみましょう。上司に相談することで、今と違った業務を任せてもらえたり部署異動を提案してくれたりする可能性があります。
【対処法】今の職場に原因があるなら転職を検討する
上司に相談しても解決の見込みがない場合は、職場自体が問題を抱えている可能性があります。職場の風土を個人の力で変えるのは難しいのが現実です。「このまま続けても状況が改善する可能性は低い」「もっと自分に合った職場がありそう」と思うなら、転職に向けた行動を起こしてみましょう。
今の仕事が嫌でもう働きたくないと思った場合には、「将来を見すえた前向きな転職」であると伝えましょう
退職時はできるだけ円満に送り出してもらえるようなかたちで進めましょう。世の中は狭いもので、前職のメンバーと不意に再会することがあります。
「仕事が嫌で働けない状況だから」と周囲に伝えて退職することは、これからもその職場で働き続けようとしている人に対して、失礼な発言になりかねません。
一方、「自分の将来の夢を叶えるため」「キャリアアップを目指し、新たな職場で経験を積みたいので転職する」というメッセージは、前向きで引き留められにくい転職理由といえるでしょう。
転職を検討する際には、あなた自身が「将来どのような仕事に就いて、どのように活躍したいのか」とビジョンを明確にすることが大切です。
在籍中に転職に向けた準備ができればベストですが、働くことに限界を感じ準備もままならない場合には、「思い描いたキャリアを叶えていくために、準備に注力したいので退職する」ことを転職理由とする方法もあります。
前向きな形でキャリアチェンジを目指すならば、きっと周囲も応援して送り出してくれるでしょう。
4.給料が低くて割に合わない
給料が低くて割に合わないと、働くモチベーションが下がってしまう人もいるでしょう。たとえば、未経験の分野・職種で入社したばかりだったり、研修期間中だったりするのであれば、ある程度の給与の低さは仕方のないことです。
しかし、ある程度の経験を重ねているにも関わらず「これだけ頑張ったのだから、もっと評価されてもいいはずだ」と不満を感じる場合は、「働きたくない」と思ってしまう可能性があります。
【対処法】会社の昇給制度を把握したうえで何をすべきか上司に相談してみる
会社の昇給制度について調べ、どうしたら自分の収入がアップするのかを考えてみましょう。たとえば、勤続年数や成果、資格の有無などによって昇給するタイプが一般的です。調べても分からない場合は、上司に相談してみることをおすすめします。
給与に関する相談をする際は、「昇給しますか?」のようにストレートに伝えるのは「給与面ばかり気にする人」というマイナスの印象を与えてしまう恐れがあるため避けるのが無難。相談する際は、「昇給するにはどのようなことを頑張ったらいいですか?」のように、前向きな提案として相談してみましょう。
【対処法】給与の高い会社に転職する
給与が相場より低かったり、周りよりも多くのタスクをこなしているにも関わらず評価されなかったりする場合は、給与の高い会社に転職するのも方法の一つ。転職する際は、応募先の競合会社の給与相場を調べるなど、情報収集は徹底して行うことが大切です。
仕事に満足していない理由で多いのは「給料」
ハタラクティブの「若者しごと白書2025(2-4. 仕事に満足していない理由)」によると、仕事に満足していない理由として最も多いのは、正社員・フリーターともに「給与」という結果になりました。(正社員:33.6%、フリーター:34.0%)
つまり、若者にとって「給与」が仕事の満足度において重要であることが分かります。長く腰を据えて働くには、給与以外の要素(スキルアップ・働き方の柔軟性等)と給与のバランスを考えながらキャリアを選ぶことが大切です。
参照元:ハタラクティブ「若者しごと白書」
5.毎日の通勤がつらいと感じている
「家から職場までが遠い」「朝のラッシュがつらい」など、毎日の通勤にストレスを抱えていると、仕事内容に不満がなくても「働きたくない…」と感じる場合があるでしょう。満員電車で長時間身動きが取れなかったり、車やバスなら交通渋滞に巻き込まれたりすると、仕事をする前から疲れてしまい、朝から働く意欲がなくなってしまうことも少なくありません。
【対処法】フレックスタイム制を利用して出勤時間をずらす
会社にフレックスタイム制があれば活用してみましょう。始業・終業時間を柔軟に調整できる制度を取り入れている企業であれば、混雑する時間帯を避けて出勤することが可能です。
通勤時間帯を少しずらすだけでも、満員電車や交通渋滞のストレスを回避できるほか、自分のペースで一日を始められるというメリットもあります。職場に制度が導入されている場合は利用を検討してみるのがおすすめです。
【対処法】職場の近くに引っ越す
片道1時間以上を掛けて出勤しているのであれば、職場の近くへ引っ越すという選択肢も現実的な対処法の一つです。通勤時間が短縮されることで、朝の余裕やプライベートの時間が増え、心身の疲労感が大きく軽減される可能性があります。
もちろん引っ越しには費用や手間が伴いますが、日々の生活をより快適にするための投資と捉えることも。「通勤がつらい」と感じている方は、一度住環境を見直してみましょう。
【対処法】通勤しやすい・働き方が選べる職場へ転職する
そもそも現在の通勤スタイルや勤務形態が自分と合わない場合は、通勤しやすい・働き方が選べる職場へ転職するのもおすすめです。勤務地やアクセスのしやすさなどを重視しながら転職先を選べば、通勤ストレスそのものを軽減できます。近年では、完全リモートワークを前提とした求人や、勤務時間・働く場所を柔軟に調整できる企業も多く、自分に合った働き方を選びやすい傾向にあるようです。
「通勤がつらい」という感情は、働くうえで重要な要素。無理を続けるよりも、自分にぴったりの働き方を選ぶほうが長く腰を据えて働けるでしょう。
6.人間関係がうまくいっていない
人間関係がうまくいっていないと、「働きたくない」「仕事に行きたくない」と思うことがあるでしょう。たとえば、「苦手な上司や同僚がいる」「職場で孤立してしまっている」といった状況だと、居心地の悪さや働きづらさを感じてしまいます。
【対処法】「仕事は仕事」と割り切り一定の距離をとる
「合わない上司・同僚がいる」のように特定のメンバーが苦手な場合や、「人付き合いが苦手」という場合は、「仕事は仕事」と割り切ったうえで、一定の距離をとってみてください。無理に合わない人や苦手な人と仲良くなろうとする必要はありません。
業務上の報・連・相など、最低限のコミュニケーションは必要ですが、休憩中やプライベートの時間は、適度に距離を置きましょう。
【対処法】ストレスの限界を迎える前に異動・転職を検討する
特定の上司や同僚との関係が原因であれば、ストレスの限界を迎える前にその環境から離れるのが効果的です。人間関係の悪い職場に無理して居続けると、自信や働く意欲、体調などに悪影響を及ぼすリスクがあります。同じ会社でも、部署を変えれば人間関係は一変する可能性が高くなるので、異動願いを出してみるのも一つの方法です。
異動が難しい場合は、転職で一度リセットすることも検討してみましょう。自分を守るための行動は立派な判断です。また、自分に合った風通しのよい職場を探すことは、長期的にみても良好な選択といえます。
7.ハラスメントに耐えられない
職場でパワハラやいじめが横行しているような職場では、「働きたくない」という気持ちになるでしょう。特に、ハラスメントは自分の力だけで解決するのは難しい場合があるので、我慢せず人の手を借りましょう。
【対処法】会社の相談窓口や専門家に相談する
パワハラやセクハラ、モラハラといったハラスメントがある場合は、会社の相談窓口や外部の専門家に相談しましょう。本人に直接伝えるのは、トラブルに発展する恐れがあるので避けたほうが無難です。職場に相談窓口がない場合は、労働基準監督署の「総合労働相談コーナー」や法テラスといった専門機関へ相談してみてください。
【対処法】異動や転職して職場を変える
先に述べたように、職場全体の問題を自分の力だけで解決するのは難しいといえます。別のチームへの異動や全く新しい職場への転職によって環境を変えるのが、解決の糸口になる可能性があるでしょう。
8.仕事のミスや失敗がトラウマになっている
仕事のミスや失敗がトラウマになってしまい、「働きたくない」と思う人もいるでしょう。仕事で失敗をして上司から怒られてしまったり、ミスをして同僚に迷惑をかけてしまったりすることは、仕事をしていれば起こり得ることです。
しかし、人によってはそれを過度に気にしてしまい、「また失敗するのでは」と不安になってしまう場合も少なくありません。
【対処法】ミスを減らす工夫をする
怒られることに対する恐怖心がある場合は、一度自分の仕事のやり方を振り返り、根本的な原因を減らせるようにしてみましょう。怒られることが減れば、次第に不安な気持ちが減っていくはずです。同じミスや失敗を繰り返さないよう、メモや付箋を活用するなど工夫してみましょう。
また、「注意をするのは自分に成長の余地があると期待してくれているから」と考えてみるのも有効です。「失敗したからこそ成長できる」ということもあるので、失敗の理由や改善点を分析して、前向きに対処してみましょう。
【対処法】ミスや失敗を振り返り自分の傾向を把握する
自分を高く評価している場合、「こんなミスをするなんて…」「同僚に迷惑をかけてしまった…」と失敗を許せなくなることがあります。ミスや失敗をしたことを隠したり恐れたりするのではなく、ミスや失敗を通して正しく振り返り、自分の傾向を把握することも必要です。
ミスや失敗が起きるのは、何かしらの原因があります。「慣れてくるとチェックが甘くなりがち」「作業は早いけど細かい計算が苦手かも…」など、ミスや失敗からわかる自分の傾向もあるので、前向きに捉えましょう。
【対処法】完璧主義を手放す
「絶対にミスをしてはいけない」「完璧でないと意味がない」といった考え方の傾向がある場合は、少し力を抜いて物事を見てみるようにしましょう。
完璧主義の思考は、思い通りにできなかった自分が許せなかったり、妥協を許さず徹底的に仕上げようとしてしまったりして、結果自分を精神的に追い込んでしまう可能性があります。
社会人に必要なのは、「ミスをゼロにする」のではなく、「失敗しても立て直せる力」です。たとえば、「間違ったら直せばいい」「8割できれば十分」といった気持ちでいたほうが、精神的な負担も少なく仕事もやりやすくなるでしょう。
9.働く目標やモチベーションがない
仕事に対する目標やモチベーションがなく、「何となく働きたくない」「このまま働いていても意味があるのだろうか」と感じる人もいるようです。日々淡々と業務をこなしているだけだと、自分がなぜ今の仕事をしているのか、なぜ今の職場を選んだのかなどが分からなくなり、仕事に意味を見出せなくなることもあるでしょう。
【対処法】自分が働く目的を書き出してみる
「自分は何のために働くのか」を書き出してみましょう。働く目的が分からないというよりも、日々忙しく仕事をするうえで「見えにくくなっている」可能性も少なくありません。
よくある働く目的には、以下のようなものがあります。
- ・生活費のため
- ・家族を養うため
- ・借金返済のため
- ・趣味のため
- ・社会とのつながりを保つため
働く目的の大小にかかわらず、「自分なりの働く意味」があるとモチベーションにつながる可能性があります。働く目的は立派なものや誰かのためである必要はありません。まずは現実的な理由から目を向けてみてください。
【対処法】モチベーションを上げる方法を考える
ただ何となく日々を過ごしてしまっている場合は、モチベーションを上げる方法を考えてみましょう。
モチベーションを上げる方法
- 将来のキャリアビジョンを考えてみる
- 「●●時までに仕事を終わらせる」など、短期的な目標を設定してみる
- 頑張ったときのご褒美を用意してみる
- 成功体験を積み自己肯定感を上げる
仕事をする目的ややりがいがあれば、「働きたくない」という気持ちが晴れる可能性があります。
目標ややりがいを考えるのが難しい場合は、自己分析を行うのが有効です。今の職場を選んだ理由を振り返り、最初に仕事を始めたときの気持ちを思い出してみましょう。
10.今のキャリアに魅力を感じない
長年、同じ会社で同じ業務に携わっていると、仕事に飽きてしまう人もいるでしょう。いつも同じメンバーでいることから仕事に新鮮味がなくなったり、役職や業務の変化がなく新しい知識や経験が得られなかったりすると、「このままでいいのだろうか」のように漠然とした不安を感じることもあるようです。
【対処法】新しい知識やスキルを身につけてみる
今の仕事に飽きてしまったら、新しい知識やスキルを身につけてみるのもおすすめです。たとえば、現職で禁止されていないのであれば、副業を始めてみるのも方法の一つ。自分が興味のある分野で副業を始めれば、仕事への適性を判断しながら収入アップも図れます。
副業が自分に向いていると感じるなら、それを本業にしたり、フリーランスのような組織にとらわれない働き方を模索したりすることもできる場合があるでしょう。
【対処法】ほかの業界や職種をリサーチする
これまで触れたことがない業界や職種についてリサーチするのも効果的でしょう。知識や情報の幅を広げるだけで、「こんな働き方もあるのか」と視野が一気に開ける可能性があります。
業界や職種を調べるには、以下のような方法がおすすめです。
- ・転職サイトで他職種の募集要項を見る
- ・キャリア系YouTubeやSNSなどで経験談を調べる
- ・スキルシェアサイトで副業の例を見る
- ・オンラインイベントやセミナーに参加する
これらの情報を得たうえで今の環境を続けるにしても、新しい道に進むにしても、納得感のある選択をするための土台が築けるようになるでしょう。
【対処法】プロのキャリア相談を受ける
現状や将来のキャリアについて悩んでいるものの、自分ではなかなか整理できないときはプロに相談するのがおすすめです。一人で悩み続けるよりも、プロの力を借りれば客観的な視点からのアドバイスを受けられたり、豊富な情報を提供してくれたりするので、より納得できる結果が導き出せるでしょう。
主な相談先はエージェントをはじめ、ハローワークや自治体にも存在するキャリアコンサルタントや民間のキャリアコーチ(有料)などもあります。
自分の可能性を広げながら、次の行動プランを明確にするためにも、積極的に利用してみましょう。
11.「何となく働きたくない」など働きたくない理由がわからない
「いろいろ考えてみたものの、働きたい理由がわからない」というパターンもあり得ます。実際のところ、「何となく仕事をしたくない」「辞めたいほどではないけど満たされない」といった理由で「漠然と働きたくない」という方は、少なくないといえるでしょう。
【対処法】「働きたくない」と思った理由を考える
漠然と「働きたくない」と感じていたとしても、原因はどこかにあるはずです。原因は一つとは限らないので、自分の気持ちの変化を見逃さないようにしましょう。たとえば「通勤が苦痛だ」「朝起きるのがつらい」など、些細なことも働きたくない理由になり得ます。
理由がわかったら、一つひとつ対策を立ててみましょう。通勤が苦痛な場合は「通勤時間をずらしてみる」、朝起きるのがつらい場合は「夜ふかしを辞めて朝活する」など、対処法が見えてきます。
【対処法】よくある退職原因から考えてみる
よくある退職理由に、「働きたくない」と思う理由を見つけるヒントが隠れている可能性もあります。ハタラクティブの「若者しごと白書2025」では、正社員経験があるフリーターの方が正社員の仕事を退職した理由をアンケートしたところ、下記のような結果になりました。
| 正社員の仕事を退職した理由 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 思っていた仕事内容と違った | 20.9% | 6.7% |
| 人間関係がうまくいかなかった | 16.3% | 15.3% |
| 労働環境・時間が不満 | 15.1% | 15.7% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 1-3. 正社員の仕事を退職した理由」
男女で傾向は異なりますが、「仕事内容」「人間関係」「労働環境」に対する不満を理由に退職している人が多いことがわかります。
「何となく働きたくない」という場合は、転職も何となく決めてしまいがちです。しかし、原因を見つけておかないと根本的な解決ができず、再び同じような理由で転職を繰り返すことになる恐れも。
そうならないためにも、本当に自分に合った職場とは何かを考えることが大事です。自分の適性やライフスタイルに合った仕事が見つかれば、「働きたくない」という気持ちを解消できるでしょう。
参照元:ハタラクティブ「若者しごと白書2025」
もう働きたくないと感じるときには理由を見つめてみよう
「もう働きたくない」と感じる人には、いくつかの特徴があります。まず、職場での人間関係が大きな要因となる傾向があるようです。同僚や上司との関係がぎくしゃくしていたり、意地悪や仲間外れをされたりして孤立感を抱くことで仕事への意欲を削がれることがあります。
さらに、身体的疲労も大きな要因です。長時間労働や過度なプレッシャーによる疲労感が続くと、働くこと自体が苦痛に感じます。仕事内容に面白みや充実感を得られず仕事が単調に思えたり、自己成長を感じなかったり、スキルや能力が活かされていないと感じたりする場合にも、働きたくないと感じてしまいがちです。
また、自分が思うほど職場で評価されず、自分自身が認められない、感謝の言葉が少ない、努力が報われないと感じる場合にも働く意義を見失いやすくなります。ライフスタイルや価値観の変化が起点となり、家族やプライベートを優先したいという思いが強まっている場合にも働く意欲が失われやすいようです。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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「働きたくない」と思いながら仕事をするリスク

「働きたくない」「仕事をしたくない」と思いながら仕事を続けるリスクは、「モチベーションの低下」「心身の不調」など、負のサイクルから抜け出せなくなる可能性があることです。マイナスの気持ちがさらに高まってしまうリスクがあるので、放置すべきではありません。
ここでは、マイナスな気持ちのまま仕事をするリスクをまとめたので、チェックしてみましょう。
仕事の意欲が低下する
「働きたくない」という気持ちがあると、仕事に対して意欲的に取り組めなくなる場合が考えられます。モチベーションを保てなくなると、仕事をしていてもつまらないと感じてしまうことも。小さなことでも構わないので何か一つ目的や目標を立て、前向きに取り組めるようにしてみましょう。
仕事の成果を出しにくくなる
働くモチベーションが下がると、仕事中に別のことを考えたり集中できなかったりして、仕事に身が入らないこともあるでしょう。そのような状態では、なかなか思うような成果は出せません。仕事で成果を出すには、「業務に集中して取り組む」「積極的に行動を起こす」といった前向きな姿勢が必要です。
心身の不調につながりやすくなる
仕事の成果が出なくなると、「働きたくない」というマイナスな気持ちがさらに強くなってしまう可能性があります。「働きたくない」という気持ちで長時間続けるのは誰にとっても嫌なこと。最悪の場合、心身の不調につながることもあります。心身の不調は働く意欲低下にもつながるので、原因を突き止めて解消することが大切です。
前向きな姿勢が大切!どうしてもつらいなら休職や退職を検討するのも手
仕事に対して「働きたくない」という気持ちを抱えたままでは、日々の業務に前向きに取り組むことが難しくなります。気持ちが沈んでいるときこそ、意識的に自分の姿勢を見つめ直すことが大切です。たとえば、先述したような「小さな目標を立てて達成感を得る」「信頼できる人に相談する」「環境を少し変えてみる」などの工夫で気持ちが軽くなるケースもあるでしょう。
ただし、どうしても仕事がつらいときは、休職や退職を検討してみてください。無理をして続けるのは心身の不調をきたす恐れがあるため、避けたほうが無難です。
有給休暇などを使って休める場合はリフレッシュ期間を設けてみましょう。それが難しければ、退職をするのも方法の一つといえます。一度仕事から離れれば今の状況と向き合う良い機会にもなるので、無理をせず休んでみましょう。
働きたくない状態から抜け出せない方へ!仕事を辞める?辞めない?

「働きたくない」という状態からどうしても抜け出せない場合、仕事を辞めるか辞めないかで悩む方も少なくないでしょう。
ここでは、働きたくない状態から抜け出せない方へ、仕事を辞めるべきかどうかを判断するチェックポイントをご紹介します。
今の仕事がもう働きたくないと思った場合には転職をした方がいいでしょうか?
転職は解決策の一つですが、現職で改善してみるのも一策です
転職は解決策の一つですが、現職で改善してみるのも一策です
転職に踏み切る前に、現職場での改善を一種の実験と捉えて自分の行動や考え方を変えてみることで、状況が良くなる可能性があります。たとえば、人間関係の問題であれば自らコミュニケーションを工夫したり、仕事に関する新しいスキルを習得したりと、小さな変化を起こすことが改善につながることもあるでしょう。
それでも改善が見られない場合には、転職を検討してみてください。転職後に同じ問題が繰り返されないように現職で得た教訓を活かして、自分が求める環境や働き方を明確にすることが必要です。
一方で、改善に固執しすぎて我慢を重ねることで精神的に負担が増す恐れもあります。特に、職場の理不尽なルールや不適切な人間関係など、自分の努力では解決できない問題がある場合には、潔く転職を選ぶ判断も大切です。新しい環境で自分に合った場所を見つけることは望ましいことですが、努力と撤退のバランスを意識して、柔軟な判断を心がけましょう。
仕事を辞めたほうがいいケース
仕事を辞めたほうがいいケースには、下記のような場合があります。
| 仕事を辞めたほうがいいケース | ポイント |
|---|---|
| 仕事が原因で心身の不調がある | 健康を犠牲にしてまで続ける仕事はありません。心や体を壊す前に、環境を変えてみましょう。 |
| 職場でハラスメントが横行している | 不当な扱いを受ける職場は、安全な環境とはいえません。自分を守るための退職も正当な選択です。 |
| 職場に相談しても改善/解決しない | 問題を放置する職場では、今後も状況が変わる可能性は低く、自分だけが消耗してしまう可能性があります。 |
| 残業や長時間労働が日常的に行われている | 過度な労働は心身の負担を大きくし、私生活にも悪影響を及ぼします。このまま長期的に続けるのは難しい場合があるでしょう。 |
| 昇進・昇給の機会がない | 努力が報われない環境では、モチベーションの維持が難しくなったり、キャリアの成長が止まってしまったりすることがあります。 |
| 合わない仕事をしている自覚がある | 自分に合わない仕事を続けても力を発揮しにくく、長期的にストレスが蓄積しやすくなるでしょう。 |
| 新たなスキルや経験を身につけられない | 成長の機会がない環境では、将来の選択肢が狭まり、キャリアが停滞してしまうリスクがあります。 |
| 正当な評価を受けられない | 自分がどれだけ頑張っても、その成果が正しく認められなければ、やりがいも自信も失われてしまうことも。環境を変えることで力を発揮できる可能性もあります。 |
| 自分が成長している実感がない | 成長を感じられない状況は、やる気の低下や将来への不安につながります。新しい環境での挑戦が刺激になる可能性があるでしょう。 |
| 優秀な従業員の退職が相次いでいる | 人がどんどん辞めていく職場は、構造的な問題を抱えていることが多く、自分も巻き込まれる恐れがあります。 |
| 他にやりたいと思う仕事がある | 「今の仕事を我慢して続ける」よりも、「自分のやりたいことに挑戦する」ことで、充実したキャリアを築ける可能性があります。 |
前述したように、心身に支障をきたしている場合や上司に相談しても解決しない場合は、「働きたくない」という気持ちのまま無理をして仕事を続けるのはかえって良くありません。
また、仕事とのミスマッチを感じていたり他にやりたいことがあったりする場合は、今の仕事を続けるメリットはないため、転職を検討してみることをおすすめします。
仕事を辞めないほうがいいケース
一方、「働きたくない」と思っても、仕事を続けたほうがいいケースは以下のような場合です。
| 仕事を辞めないほうがいいケース | ポイント |
|---|---|
| 入社して数日/数ヶ月しか経っていない | 慣れる前に辞めてしまうと、本来見えてくるはずの仕事のやりがいや成長のチャンスを逃す可能性があります。 |
| 職場で良好な人間関係が築けている | いい人間関係は今後の人生にも影響する大きな財産。良好な人間関係はストレスを感じにくく、長く働きやすい環境といえます。 |
| 仕事が楽しい | やりがいを感じられる仕事はモチベーションを高め、長期的なキャリアの充実にもつながります。 |
| 社風が自分に合っている | 自分に合った企業文化の中では、無理せず自然体で働けるため、成長や成果も出やすくなるでしょう。 |
| 明確な評価制度がある | 努力が正当に評価される環境は、キャリア形成にとって理想的。長期的な成長を期待できます。 |
| 待遇や給与に不満がない | 待遇面で満足している職場は、生活の安定につながり、安心してキャリアを積めるでしょう。 |
| 今の業務を続けたら成長することが分かっている | 成長が見込める環境は将来の選択肢を広げる力に。すぐに辞めるのはもったいない場合もあります。 |
| 目指すキャリアに必要な過程なので乗り越える必要がある | 短期的なつらさを乗り越えることで、大きな目標に近づけることもあります。結果を急がず、長期的な視点も大切です。 |
入社してから間もないうちは、覚える仕事が多く仕事がつらくなることもあるでしょう。しかし、徐々に仕事を覚えて慣れていけば、やりがいやモチベーションが見つかる可能性があるので、しばらく様子をみるのがおすすめです。
また、現在の仕事を続けた先に、成長やキャリアアップの道が見えているのなら、すぐに諦めるのはもったいないといえます。もちろん限界まで無理をするのは良くないので、上司に相談するなどして乗り越えるために今できることを考えてみましょう。
「働きたくない」と感じる方におすすめ!働き方の選択肢

働くことに消極的な人に向いている仕事はありますか?
働き方を選ぶことで、向いている仕事を見つけられます!
働くことに消極的になってしまう人は、労働はもちろん、組織の環境やルール、人間関係に壁を感じやすいのではないでしょうか。
労働は社会的な活動です。たとえ収入を得たい思いが強くても、何らかの形で仕事で役に立つことでやりがいを感じられます。その点を踏まえて、働き方を選ぶことができれば、向いている仕事を見つけられるでしょう。
たとえば、組織や定時出社などにとらわれない自由な働き方の仕事を選べれば、能力やスキルを発揮しやすくなり、仕事がはかどります。正社員にこだわらず業務を請け負うスタイルは、基本的には裁量をもって好きなタイミングで仕事ができますし、リモートワークでの勤務となればリアルな人間関係に縛られず、通勤でヘトヘトになることもありません。
働くモチベーションが持続しない人は、季節や期間限定で働くのも一つの手段です。旅するように働くワーケーションも、気分が変わるのでおすすめです。
あなたに合った働き方を選び、人生を充実できるように取り組んでいきましょう。
キャリアチェンジによって自分に合った仕事を見つける
「働きたくない」と感じるときは、思い切って異業種や未経験の分野に挑戦してみるのも一つの方法です。「働きたくない」という気持ちの背景には、今の仕事が自分に合っていないだけの可能性があります。
「合わない仕事を我慢する」のではなく、「自分らしく働ける仕事を探す」という視点に切り替えることで、前向きに働く意欲を取り戻せるケースも少なくありません。昨今では、転職支援サービスやスキルアップの学習環境なども整っているため、未経験でも新しいキャリアを築けるでしょう。
ワークライフバランスを調整しやすい働き方を選ぶ
仕事とプライベートのバランスをとりながら、自分のスタイルに合った働き方がしたいなら、在宅勤務やリモートワークが可能な仕事を選んでみましょう。柔軟な働き方を選ぶことで気持ちに余裕が生まれる場合もあります。自分に合ったペースで働けるようになると、働くことそのものへの抵抗感が和らぐこともあるでしょう。
リモートワークを取り入れる傾向があるのは、「Webライター」「データ入力スタッフ」「Webデザイナー」といった、Web上でのやり取りが可能な職種です。ただし、会社によって在宅勤務が可能かどうかは異なるので、応募する前に確認しましょう。
会社のルールに縛られず自分で決められる働き方を選ぶ
「組織で働くのが苦手」「決められた時間や場所、ルールに従うのがつらい」と感じる場合は、フリーランスとして独立する方法もあります。「仕事は自分で選びたい」「働く場所や時間など、自分の裁量で働きたい」といった傾向のある方は向いている可能性があるでしょう。「自分で決められる」という自由さが、働く意欲を取り戻すきっかけになることもあります。
ただし、フリーランスとして活躍するには、自分の力で案件を獲得してこなければなりません。そのためにはある程度のスキルや経験を積んでおくことも必要なため、挑戦する前にキャリアプランを描いておくことが大切です。
人との関わりが少なく個人で黙々とできる働き方を選ぶ
「職場の人間関係がつらい」「コミュニケーションが得意ではない」という方は、接客やチームワークが少ない仕事を選ぶのも一つの方法です。たとえば、「プログラマー」「製造スタッフ」「ビルメンテナンス」「警備員」などがあります。
一人で集中できる仕事は、精神的な負担を軽減することも。無理に人付き合いを頑張るよりも、自分の性格に合った環境や働き方を選ぶことで、ストレスなく働けるようになるでしょう。
心身の負担が掛からない仕事を選ぶ
「つらい」「しんどい」という感情が強いと、働くことそのものが嫌になってしまいます。そんなときは、体力的・精神的にも負担の少ない仕事を選ぶのも有効です。たとえば、「データ入力」「文字起こし」「商品モニター」「倉庫での軽作業」などがあります。
無理のない範囲で働ける環境を探すことで、気持ちが少しずつ前向きになることも。まずは「頑張る」よりも「続けられる」働き方を優先すると、無理のないキャリア形成ができるようになるでしょう。
社風・職場環境・働く人との相性などが合う職場を選ぶ
仕事を選ぶ際は、給与や条件だけでなく社風や社員の雰囲気も重視してみましょう。仕事内容が同じでも、職場の雰囲気や人間関係によって働きやすさは大きく変わります。たとえ好きな仕事であっても、環境が合わなければストレスが溜まり、「働きたくない」という気持ちにつながることも少なくありません。
逆に、相性が合う職場では自然とモチベーションも高まり、前向きに働き続けられるものです。自分に合った働き方を見つけやすくするなら、「環境選び」も意識するようにしてみましょう。
時短勤務ができる働き方を選ぶ
「働くことにプレッシャーを感じる」「フルタイムで働くのが嫌だ」のように、正社員ならではの特性に負担を感じている場合は、時短勤務という選択肢も有効です。無理のないペースで働くことで、疲弊感を減らしながら収入も得られます。
「働く=フルタイム」という固定観念を手放すと、新しい選択肢が見えてくる可能性も。自分のペースを大切にすることで、仕事への抵抗感も和らぐでしょう。
パート・アルバイト、契約社員、派遣社員などの非正規雇用社員は、正社員に比べて業務範囲が限定的で短時間勤務で働きやすい傾向があります。また、有期雇用契約のため、「仕事が合わない」と判断すれば契約更新のタイミングで辞めやすいのもメリットです。
自分のやりたいこと・好きなことを仕事にしてみる
今の仕事に興味がもてない場合は、自分の好きなことや得意なことを仕事にできないか考えてみるのも一つの方法です。「ものづくりが好きでハンドメイドの雑貨を作るのが好き」という場合はハンドメイド作家、「動画編集が得意」という場合は動画編集の仕事、というように、趣味や特技を活かせる仕事を探してみましょう。
好きなことを仕事にできれば、モチベーションを維持しやすく、働くことが「やりがい」に変わることもあります。「働きたくない」という感情を、自分の可能性を見直すきっかけにしてみましょう。
【まとめ】「もう働きたくない」と感じたら無理をせず自分に合った仕事を探そう

「もう働きたくない」と悩んでいる場合は、無理をせず対処法を考えることが大切です。心身ともに疲弊してしまっている場合は、仕事と距離をとり休むことも必要だといえます。それも難しい場合は、自分に合った仕事への転職を検討してみましょう。
大切なのは「働くことへの納得感」
大切なのは、「どうすれば納得して働けるか」を考えることです。「働きたくない」と思うのは、どこか仕事に対して納得していない場合があります。「この仕事は大変だけど成長できる」「仕事に見合った給料をもらえる」など、仕事に納得感を得られれば、働きたくないという気持ちを軽減できるでしょう。
働きたくないと思う理由は人によって違い、仕事に関する価値観や考え方もさまざまです。これまであまり自分と向き合っていなかった場合は、「自分にはどんな職場が合うのか」「自分の将来はどんな感じになっていたいか」など、自分のキャリアプランを見つめ直すことからはじめてみましょう。
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「働きたくない」と悩む人によくある質問
ここでは、「働きたくない」とお悩みの方によくある質問をQ&A方式でご紹介します。
働きたくないけどお金はほしいです…
全く働かずにお金を得るのは難しいといえるので、「働きたくない」という気持ちを少しでも解消する方法を考えてみましょう。たとえば、「残業が少ない」「好きなことや得意を活かせる」などの視点で仕事を探すのがおすすめです。
なお、「不労収入を得る」という方法はありますが、必要な知識や経験がない状態で挑戦するのはリスクがあるので、あまりおすすめしません。
働きたくないし何もしたくありません…どうやって生活すればいいですか?
生活するには、やはり経済的な基盤が必要です。一定の貯金があれば、ある程度の期間は働かなくても生活できると思いますが、生涯生活するのに十分なお金を用意するのは難しいもの。
できるだけ負担にならずに働けるよう、趣味の延長になるような仕事など、苦にならない仕事を探すのがおすすめです。
働きたくない人に向いてる仕事はありますか?
働きたくないと考える人には、「在宅勤務やリモートワークができる仕事」「個人で取り組む業務が多い仕事」「趣味の延長の仕事」などが向いている可能性があります。
「働きたくない」と感じるのは、職場や仕事内容に原因があることも。そのため、人と必要以上に関わらない傾向のある仕事や好きな仕事に関わる仕事であれば、精神的な負担が少なく済む場合があるでしょう。
子育てと仕事の両立は無理…今は働かなくてもいいですか?
子育てに対する価値観や必要な体力、お子さまのタイプは三者三様です。「今は子育てに集中したい」という人もいるので、無理をしなくて大丈夫です。
「周りはみんな両立している」「育児休暇からの復帰はできて当たり前じゃないの?」と思うこともあるかもしれませんが、一部を見て誰もがやるべきことだと思わないようにしましょう。もし不安に感じていることがあるのなら、身近な家族や友人、公的機関に相談してみるのも方法の一つです。
そもそも働きたくないです…転職したほうがいいですか?
今の仕事が合わないことが原因で働きたくない場合は、転職して職場環境を変えることで状況が改善する場合があるでしょう。しかし、「そもそも働きたくない」という仕事に対する根本的な価値観が原因の場合は、転職の必要性を含めて、自分の状況を見つめ直してみることをおすすめします。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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