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会社説明会に参加する際のマナーは?好印象を与えるためのポイントを解説
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この記事のまとめ
- 会社説明会でのマナーを守ると企業から印象が良くなる
- 会社説明会では、時間に余裕をもって受付しておくのがマナー
- 会社説明会が参加する前に企業について調べておくのもマナー
- オンラインの会社説明会では事前に接続を確認しておく
- オンラインの会社説明会では、カメラをオンにして参加するマナーがある
「会社説明会のマナーには、どのようなものがあるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。好印象を与えるには、受付から説明会の最中、持ち物など複数のマナーを覚えておく必要があります。
このコラムでは、会社説明会に参加する際のマナーを状況別に解説しています。オンライン会社説明会のマナーも紹介しているので、チェックしておきましょう。説明会でも好印象を与え、選考に良い影響を与えたい方はぜひご覧ください。
会社説明会に向けて覚えておきたいマナー:受付編
企業に好印象を与えるには、会社説明会に参加する前からマナーを気にしておく必要があります。ここでは、受付時のマナーについて解説するので参考にしてください。
1.開始時間に余裕をもって到着する
到着時間には余裕をもち、落ち着いて受付を済ませられるよう意識しましょう。説明会開始の5分から10分前を目標に済ませておくのが目安です。早く到着しすぎると、準備が終わっていない可能性があります。社員の方に気を使わせてしまうので、到着が早すぎた場合は周囲の喫茶店などで時間調整を行いましょう。
また、到着が遅すぎる場合、参加者が多いと受付に時間がかかり、開始に遅れてしまう可能性があります。「到着時間は問題なかったのに受付に時間がかかり、入場したときには説明会が始まっていた」というケースも考えられるでしょう。早すぎても遅すぎても印象が良くないので気をつけてください。
2.コートは入場前に脱いでおく
冬場の就活では防寒具を着用しますが、説明会の会場に入る前に、コートや帽子、マフラーは脱いでおきましょう。コートなどを着たまま参加するのはマナー違反になります。
コートなどは会場のある建物に入る前に脱ぎ、きれいに畳んで片手にかけて持ち歩きます。詳しくは「面接時のコートのたたみ方や置き場所を解説!冬の就活ならではの注意点とは」のコラムでご確認ください。
3.受付で氏名と来社理由を伝える
会場に到着したら、受付を済ませましょう。受付では「お世話になります。御社の説明会に参りました、△△と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と、氏名と来社理由を伝えてください。受付が終われば、お礼を伝えて会場に向かいます。受付も社員の方が行っている場合が多いので、気を抜かずにマナーを意識した対応を行いましょう。
挨拶は「こんにちは」を使わない
説明会で挨拶する場合、「よろしくお願いします」を使うようにしましょう。ビジネスの場面でもあるので、「こんにちは」は避けたほうが無難です。また、「お疲れ様です」も避けるようにしてください。お疲れ様は社内の人に使う言葉なので、説明会のように社外の方に対してはふさわしくない言葉遣いです。
就活でよく使う言葉遣いについては、「就活で使う敬語とは?種類や正しい使い方を一覧で紹介」のコラムで解説しています。好印象を与えられるように、正しい言葉遣いを勉強しておきましょう。
4.携帯電話の電源をオフにしておく
説明会の会場に入る前に、携帯電話の電源は切っておきましょう。説明会の途中に電話などの音を鳴らしてしまうのはマナー違反です。マナーモードの場合でも、バイブレーションで音が鳴ってしまう可能性があります。携帯電話だけでなく、腕時計のアラームやスマートウォッチの通知にも注意してください。
会社説明会に向けて覚えておきたいマナー:説明会編
説明会への参加中も、企業や社員の方の印象に残る時間です。マナーを意識して、評価をあげられるようにしましょう。
1.配布資料を事前に読んでおく
事前に資料をもらっている場合や、席に資料が置いてある場合は読んでおきましょう。資料を読んでおくことで、説明会で知りたい内容が明確になります。
たとえば、「資料では日々の業務についての説明が少なかったから、重点的に聞きたい」のように、目的をもって参加できるでしょう。漠然と話を聞いているだけでは、せっかくの機会を無駄にしてしまいます。説明会で改めて聞くことで理解も深まるので、事前に資料は読んでおいてください。
2.気になることはメモしておく
資料や説明から気になることがあれば、メモに残しておきましょう。メモの内容を質問することで、疑問を解消できるからです。会社説明会では基本的に、質疑応答の時間があります。話の内容で分からない部分があっても、質問すれば解消でき、納得して説明会を終えられるでしょう。
3.話を聞く姿勢に気をつける
説明会中は、話を聞く姿勢や態度に気をつけてください。態度が悪い参加者は、「話を真剣に聞いていない」と社員の方からの印象が悪くなります。もし、選考の担当者が説明会にも参加していた場合、「説明会で態度が悪かった人だ」と思われてしまうでしょう。
座り方や足を組む、貧乏ゆすりなど、相手からどのように見えるかを意識して振る舞う必要があります。話を聞く姿勢も見られているので、最後まで気を抜かずに姿勢を正して、社員の方の目を見て話を聞くようにしてください。
4.調べれば分かる内容を質問しない
質疑応答の際に、企業のWebサイトなどで調べれば分かる質問を聞くのもやめましょう。企業について何も知らない状態で参加していると思われてしまうからです。
企業説明会に参加するのは、その企業に興味があり、選考を受けようと考えているから。調べれば分かる質問を社員の方に聞いてしまうと、「志望度が低いのかな?」と思われてしまいます。事前に企業研究を行い、基本的な情報については知っておくようにしてください。
企業研究の進め方については、「企業研究とは?その必要性とスムーズに行うコツを知っておこう!」のコラムで詳しく紹介しています。説明会に参加する前に、ぜひ読んでみてください。
5.質問は1回にしておく
説明会での質問は、1人につき1回が目安です。説明会にはほかの参加者もいるため、1人で時間を使うのはマナー違反。何度も質問をしないように気をつけてください。
質問したい内容が多い場合は、説明会後に社員の方に相談し、個別で時間をもらうのがおすすめです。
会社説明会で好印象を与える質問のコツ
会社説明会で好印象を与えるには、端的に分かりやすい質問をするのがコツです。何を聞きたいのかが明確に分かる質問にしましょう。また、質問をする前に、名前を名乗るのもマナー。いきなり質問するのではなく、「△△と申します。△△についてお聞かせください」のように質問すると好印象を与えられます。
説明会で質問する際のマナーについては、「会社説明会では質問をしたほうが良い?思いつかない場合の対策や質問例とは」の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。
6.アンケートがあれば回答する
説明会後のアンケートがあれば、積極的に回答しましょう。回答内容でアピールすることで、好印象を与えることもできます。企業によっては、アンケートではなくエントリーシートを記載する場合も。回答者のみ選考に進めるケースもあるので、忘れずに回答してください。
7.お礼を伝えて退室する
説明会が終わったら、お礼を伝えて退室しましょう。説明会に参加した社員の方だけではなく、社内ですれ違った方にも挨拶するようにしてください。会場の外を出るまで、気を緩めてはいけません。私語や携帯電話の使用は、会場の建物内にいるうちは控えましょう。
会社説明会に向けて覚えておきたいマナー:持ち物編
会社説明会に参加する際、企業から指定された持ち物があれば忘れずに持参しましょう。持ち物についての案内がなければ、次のような物を持っていくのがおすすめです。
- ・会場までの地図
- ・会社案内のパンフレット
- ・エントリーシートや履歴書(予備の写真)
- ・筆記用具
- ・メモ帳
- ・携帯電話
- ・印鑑
- ・ハンカチ、ティッシュ
- ・スケジュール帳
- ・クリアファイル
- ・その他(折り畳み傘、携帯の簡易充電器、替えのストッキングなど)
会社説明会で資料をもらうことも多いので、クリアファイルはもっておきましょう。履歴書や職務経歴書を提出する場合、紙が折れないようにする効果もあります。また、必要事項をメモできるように、メモ帳や手帳も必要です。スマートフォンでメモをとると失礼になるので、紙とペンを用意しておいてください。
会社説明会で必要な持ち物については、「会社説明会に参加するメリットとは?服装や質問するときのポイントを解説」のコラムでも紹介しています。説明会に参加する前に、ぜひ読んでおいてください。
オンラインの会社説明会に参加する際の4つのマナー
オンラインで会社説明会を行う企業も増えてきているので、マナーを確認しておきましょう。4つのマナーを解説するので参考にしてください。
1.あらかじめ接続を確認しておく
事前に説明会で使用するアプリの接続を確認し、当日慌てないように準備しましょう。インターネットやカメラなどの問題で、接続できないケースもあります。また、映像だけではなく、音声面についても確認しておきましょう。相手の声が聞こえるかだけではなく、自分の声が届くかどうかもチェックしてください。
2.開始時間よりも前に接続しておく
会社説明会の当日は、開始時間よりも前に接続し、待機しておきましょう。オンラインの説明会であれば、5分前を目安に接続するのがおすすめです。ただし、説明会によっては、接続できる時間が決まっている場合もあります。事前に確認し、企業の指示に従うようにしてください。
3.カメラはオンにして参加する
カメラはオンで参加し、自分の顔が映るようにしておきましょう。オンラインの説明会では、顔が見える状態で参加するのがマナーです。説明会によっては、「カメラはオフでもOK」と伝えられている場合もあります。企業によって変わるので、指示に従ってください。
4.自分の顔が映るように調整しておく
自分の顔が映るように、パソコンやタブレット、スマートフォンの位置を調整しておきましょう。カメラをオンにしても、「顔が見切れている」「明るさの関係で顔が見えない」などの問題が起こる場合もあります。
事前に接続チェックを行い、問題なく映るか確かめておくのが大切です。顔が見える状態で参加しておくと、選考時に説明会に参加していた求職者だと思い出してもらえる場合もあります。
オンライン説明会でのマナーは、「web説明会のマナーとは?参加時の服装や何分前に入室すべきかを解説」のコラムでも解説しています。対面とは準備や当日の進め方が変わってくるので、マナーを確認するようにしてください。
社員の方に好印象を与えるためには、マナーを正しく学び、実践しておくことが大切です。ただ学ぶだけではなく、実行できるように意識しておきましょう。また、対面とオンラインでのマナーは変わり、すべてのマナーを正しく覚えることは大変です。正しいマナーを身につけるために、就活のプロの力を借りてみましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。