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正社員の目指し方とは?履歴書や志望動機の書き方と登用制度を解説
更新日
この記事のまとめ
- アルバイトから正社員になる方法は、正社員登用制度と一般的な就職活動がある
- 正社員登用制度の場合、正社員登用試験を受けたり社員の推薦が必要だったりする
- 同じ会社でアルバイトから正社員を目指す場合でも、志望動機や面接の対策が必要
- アルバイトから正社員を目指しやすい仕事は、医療や福祉、飲食などのサービス業
- 正社員は雇用も給与も安定しているので、将来を考えるなら早めに就職しよう
将来を考えたり、周囲から勧められたりして、正社員になることを検討しているフリーターもいるでしょう。その一方で、自身の経歴やスキルを軽視し、正社員になれないのでは、と考えて一歩が踏み出せない方が多いのも実情。しかし、アルバイトから正社員になるのは難しいと決めつけてはいけません。本コラムを読んで、正社員就職を叶える方法とコツをチェックしてください。
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同じ会社で正社員になる方法
アルバイト先の会社で正社員になるには「正社員登用制」を使う方法と、一般的な就職活動をする方法があります。以下、双方の特徴を見ていきましょう。
正社員登用制度
正社員登用制度は、アルバイトや契約社員といった、いわゆる非正規雇用の労働者を対象とした正社員採用制度のこと。ただし、「◯年非正規として働いたら自動的に正社員になれる」制度ではありません。
多くの企業では正社員登用試験を設けており、合格することで正社員採用が決まります。正社員登用試験の受験方法は、立候補や社員の推薦、特定の資格を取得するなどさまざまです。
就職(転職)活動
アルバイト先に就職を希望するものの、正社員登用制度がない場合は、自分で求人を探し一般的な就職活動を行います。
正社員登用制度のように、社員の推薦は必要なく、特定の資格も必要ないことがほとんど。しかし、フリーターの場合は中途採用枠の応募となり、スキルや経歴の面で不利になることも考えられるでしょう。
なぜ正社員を目指す?
アルバイトから正社員を目指す理由は人それぞれですが、代表的なものには「安定性」や「賃金」が挙げられます。
アルバイトと正社員の違い
アルバイトと正社員では、生涯に稼げる賃金や働きやすさが違います。
アルバイトは、勤続年数や年齢に関わらず給与がほとんど上がらないのに対して、正社員は勤続年数やキャリアアップにより収入が増える傾向が強め。
また、企業によって違いはありますが、各種手当や退職金制度、年金制度など、サポート体制が整っているのが正社員の特徴です。
その一方で、アルバイトに手当や福利厚生を用意する企業は少ないのが実情。雇用も不安定で、会社の決定次第では解雇を言い渡されることもあるでしょう。
一見すると、アルバイトは正社員に比べてライフスタイルに合わせた働き方ができ、自由度が高いイメージがありますが、それが叶うのは年齢が若いうちだけである場合が多いです。
年齢を重ねると、求人数自体が減少しますし、体力面・健康面などの懸念材料が増えていくため、将来に不安を感じるフリーターの方は少なくないようです。
バイトから正社員を目指したきっかけ
アルバイトから正社員を目指したきっかけとして、以下が考えられます。
・アルバイト先の社員に誘われた
・アルバイトの仕事ぶりを評価された
・家族に勧められた
・友人の働きぶりに感化された
・将来が不安になった
・仕事を失う経験をした
自らの意志で正社員を目指す方もいれば、周囲にいわれてなんとなく…という方もいるでしょう。
繰り返しになりますが、一生フリーターを続けるのは厳しいのが実情。きっかけは何であれ、早いうちに正社員就職を目指しましょう。
正社員採用のポイント
正社員採用を叶えるには、会社に好印象を与える必要があります。以下に、書類の例文と面接のコツをまとめたので、参考にしてください。
志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、挑戦という社風に共感したからです。
大学2年生のときから貴社の◯◯(店名)でアルバイトをしており、現在はアルバイトを束ねるリーダー職も任せていただいております。
私はもともと接客に興味があってアルバイトを始めました。しかし、責任ある業務も行うようになるなかでマーケティングに対しても興味を持ち、単に売上をとるだけでなく、経営や運営という観点からも仕事を考えるようになりました。
自分なりに顧客を分析し、時間帯や顧客年齢に合わせた販売方法を実施したところ、前年比◯%の売上を記録し、店長やエリアマネージャーから評価していただきました。
これをきっかけに、もっと店舗経営に携わりたいと思い、自分のチャレンジングな性格と貴社の社風が合っていると考え、正社員を志望いたしました。
自己PRの例文
私の強みは問題解決力です。
大学2年のときから◯◯のアルバイトを続けており、現在はバイトリーダーとしてアルバイトスタッフの指導にも携わっています。
私がアルバイトとして入社した当時は、なかなか人員が定着せず、慢性的な人手不足でした。そこで、在籍するアルバイトスタッフにヒアリングを行い、業務の問題点や早期離職につながる原因を洗い出しました。そして、アルバイト先の社員と相談しながら、新人の育成フローを作成。退職につながる理由の1つである「人によって指導方法や内容が異なる」という問題を解決し、誰もが均一な指導を行えるようにしたところ、退職するアルバイトが前月に比べて◯%減りました。さらに、指導する側のアルバイトの業務理解・スキル向上にも繋がり、結果として前年比◯%の売上を記録。
この経験を活かし、貴社でも問題解決だけでなく、その後の利益につなげる提案をしたいと考えています。
面接のコツ
前述したように、フリーターが就活を行う場合は、正社員経験がなくても「中途採用」です。中途採用の選考では、社会人のマナーに気を配ることが重要。
入退室マナーにはじまり、面接中の立ち居振る舞いや言葉遣い、身だしなみなど細かな点までチェックされています。
面接では「仕事に意欲的か」「正社員として採用しても問題ないか」「長く働いてくれるか」に注目する企業が多数。これらに注意して、積極的なアピールを行いましょう。
正社員採用されやすい人の特徴
正社員登用制度があるからといって、誰でも正社員になれるわけではありません。正社員として望ましい特徴は、主に「信頼できる」「人間関係が良好」「仕事に真面目」の3点です。
信用できる人
正社員になると、責任ある業務を担当することが多くなります。
無断で遅刻や欠勤をしないのはもちろん、情報を外部に漏らさない、その企業の一員として責任ある行動が取れるといった点も重視されます。
人間関係が良好
仕事の能力が高くても、周囲の人との関係性に問題があると業務に支障が出る可能性があります。特に正社員の場合、社員同士だけでなく、アルバイトとの関係性も重要。別け隔てなく対応できるコミュニケーション能力が問われます。
仕事に真摯に取り組んでいる
特にアルバイト先で正社員登用を狙う場合、仕事に対して真摯に取り組む姿勢が評価につながります。また、正社員を採用するのは、アルバイトを採用する以上にコストがかかるもの。仕事に取り組む姿勢から、「正社員として妥当なのか」「膨大なコストを払う対価があるか」をチェックされていると考えてください。
正社員登用されやすい仕事はある?
フリーターから正社員を目指すなら、正社員として採用されやすい仕事を選ぶのもいいでしょう。
登用実績のある仕事
厚生労働省の調査結果によると、正社員以外の労働者を正社員として登用する「正社員登用制度」を設けている企業は73%でした(調査対象は30人以上の常用労働者を雇用する全国の民営事業所のうち5,835事業所。有効回答率は46.2%)。
さらに、登用制度の有無にかかわらず、過去1年間で正社員登用を実施した割合が大きいのは、以下の業界です。
・医療/福祉関係…60%
・不動産/物品賃貸…53%
・製造…52%
一方で、正社員登用制度があるにも関わらず、過去1年で実績がない例も。これは、「正社員が充足していて募集そのものをしなかった」という理由以外に、「正社員を募集したのに応募がなかった」「正社員応募はしていたが非正規を対象としなかった」という理由が挙がっています。
今後の動向
同調査によると、正社員登用制度を持つ企業のうち、「今後も積極的に採用したい」と考えるのは全体の65%。
このうち、医療/福祉関係は78%、宿泊/飲食サービスは73%、生活関連サービスは72%と高い数値となっており、これらの業界を選べば正社員になりやすいと考えられます。
登用制度のない企業でも、非正規を正規に登用したいと考える企業は2割ほどあることから、フリーターから正社員になれる可能性は高いといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
労働経済動向調査 2020年2月の概況
就職する際の注意点
ここでは、アルバイトから正社員になったときの注意点についてまとめています。以下を参考にして、不利にならない就職を叶えましょう。
有給
前提として、フリーターでも週30時間以上または5日以上働いていれば、基本的に正社員と同様の有給が取得が可能です。また、週の所定労働時間が30時間以下かつ所定労働日数が4日以下でも、条件に応じた有給休暇の対象となります。
有給休暇は取得日から2年以内に使用しないと消滅しますが、同じ会社で非正規から正規に転換した場合は、すでに保持する有給休暇を引き継ぐことができます。
さらに、正社員採用後は、非正規として採用された日を起点とした通算勤続年数が基となるのもポイント。有給休暇は労働者の権利です。日数や対象となる期間が正しいか、確認しておきましょう。
手続き
アルバイトから正社員になるにあたり必要な手続きは、基本的に会社が行ってくれます。ただし、フリーター時代に「国民健康保険」に加入していた場合は、国民健康保険の解約を自分で行ってください。
解約は、会社の健康保険に加入してから14日以内。国民健康保険の保険証と、会社の健康保険証、印鑑、マイナンバーカードを用意して役場に行きましょう。
期限内に手続きできなかった場合、会社の健康保険と国民健康保険、二重に加入している状態となり、保険料も二重払いとなってしまいます。特に、国民健康保険料を年払いにしている方は注意してください。
確定申告は必要?
働き方によっては、これまで自分で確定申告を行っていたフリーターの方もいるでしょう。しかし、正社員の場合は会社がまとめて年末調整を行ってくれるので、株や不動産による所得や、副業で20万円以上の所得がない限りは自分で確定申告を行う必要はありません。
一口に「フリーターから正社員になる」と言っても、その方法は多岐にわたります。アルバイト先で習得したスキルを活用して、ほかの業界や職種で正社員を目指すなら、フリーターの就職に強いハタラクティブをご利用ください。
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