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ニート脱出におすすめのバイトは?正社員として就職できる?
更新日
この記事のまとめ
- ニートがバイトをするときにおすすめなのは、通いやすくシフトの融通が効く仕事
- 脱ニートを目指すときは、焦らずにアルバイトからはじめるのがおすすめ
- ニートのバイト探しには求人サイトやハローワーク、エージェントの活用がおすすめ
- バイトの面接でニート期間について聞かれたら、ポジティブな理由で説明する
- ニートからアルバイトをはじめて仕事に慣れたら、正社員就職も検討してみよう
「ニートからバイトをしたい」「おすすめのバイトが知りたい」という方もいるでしょう。ニート生活は、他人とコミュニケーションを取ったり体を動かしたりする機会が少なくなりがちなので、最初は自分のペースで働けるバイトがおすすめです。このコラムでは、ニートの方におすすめのバイトや、ニートから正社員を目指す方法も解説。将来に向けた一歩を踏み出すために、ぜひ参考にしてください。
ニートにおすすめのバイトの特徴とは?
ニートから社会復帰する第一歩として、アルバイトをしてみようと考える方もいるでしょう。ニートからアルバイトに挑戦するときは、自分の状況や適性に合った仕事を選ぶと、働くことに早く慣れる可能性があります。ここでは、ニートの方におすすめのバイトの特徴を8つまとめました。
1.通いやすいバイト
ニートからバイトに挑戦するなら、出勤が億劫にならないよう、自宅から通いやすいバイト先がおすすめです。ただし、近ければ良いというわけではありません。欠員が出たときに近いからと急な呼び出しがあったり、休日の外出中にバイト先のスタッフや利用客とばったり会ったりする可能性があるからです。
「仕事とプライベートを分けたい」という場合は、このような状況にストレスを感じてしまう恐れも。ニートからのバイト選びでは、自宅や生活圏内から少し離れた場所で、通勤が苦にならないような距離がおすすめです。
2.単発や短期のバイト
業務経験が少ないニートの方は、単発や短期のバイトを選ぶのも手です。単発や短期の仕事は、勤務条件が合っていればすぐに業務に入りやすいのがポイントといえます。1日や1週間程度で終わる仕事は未経験でも容易に携われる内容が多く、業務のミスも発生しにくいでしょう。
短期のバイトを幅広く経験していくうちに、自分に合った仕事が見つかることもあります。単発バイトで仕事に慣れてきたら、少しずつ長期の仕事に挑戦してみるのもおすすめです。
3.シフトの融通が効くバイト
外に出る習慣があまりなかった場合、急にフルタイムで働くと心身の負担が大きくなることが考えられます。自身の健康のためにも、無理のない範囲でシフトを組める職場を探しましょう。
シフトの希望がとおりやすい職場で、「週2~3日、1日3~4時間程度」の勤務から始めてみるのがおすすめです。シフトの融通が効く労働環境なら、仕事に慣れてきてから勤務時間や日数を増やせる可能性があります。
4.活動しやすい時間帯のバイト
ニートからバイトを始めるときは、自分が動きやすい時間帯のバイトを選ぶことが重要です。夜間帯の活動が得意なのに無理をして早朝に働くと、慣れない生活スタイルで体調を崩してしまう可能性も考えられます。「人が少ない早朝にいつも散歩している」「夜間なら作業に集中しやすい」というように、普段から活動している時間帯をアルバイトに充てると、仕事を続けやすいでしょう。
5.コミュニケーションの機会が少なめなバイト
人と話すことに苦手意識がある場合は、コミュニケーションが少なめなバイトを選ぶのがおすすめです。1人で作業できる仕事なら、自分のペースを維持しやすく、精神的な疲労を抱えることも少ないでしょう。最近では在宅で取り組めるバイトもあるため、人間関係を最小限に留めながら働くことが可能です。
6.自分にとって負担の少ないバイト
ニートからのバイト選びでは、自分にとって負担になる作業が少ない仕事がおすすめです。たとえば、体力に自信がなければ力仕事を避けたり、細かい作業が苦手な場合は事務作業を選択肢から外したりと、アルバイト探しの工夫をしましょう。自分に合わない仕事内容を選ぶと、短期間で退職してしまうことも考えられます。
同じ業務内容でも、忙しさや雰囲気は会社や店舗によって異なるものです。可能であれば、応募する前に職場まで足を運び、自分が馴染めそうな雰囲気かどうかをチェックしてみましょう。
7.過去に経験したことがあるバイト
「ブランクがあるけど、できれば経験を活かして働きたい」と考えているニートの方は、過去に携わったことのある職種のアルバイトがおすすめです。以前にアルバイト・派遣・正社員などで働いたことのある分野なら、応募時の面接でアピールにつながります。空白期間があっても、過去の経験を思い出しながら働けば、次第に業務をスムーズに進められるようになるでしょう
8.正社員登用制度のあるバイト
アルバイトで働きながら将来的に就職を視野に入れたいニートの方は、正社員登用制度のあるアルバイト求人を選ぶのがおすすめです。正社員登用制度を利用できれば、仕事内容や職場の雰囲気を知ったうえでステップアップできるメリットがあります。あらたに正社員に向けた就職活動をする手間が省けるだけでなく、ミスマッチによる退職といったリスクも軽減できるでしょう。
求人に応募するときは、アルバイトから正社員に登用された人の実績を確認することも大切です。また、正社員登用制度があっても、試験に通過したり仕事で成果を出したりしなければ正社員になることが難しい場合もあります。アルバイトとして入社後は、コツコツと努力して業務に取り組んでいる姿を見せるようにしましょう。
アルバイトを探す際は勤務条件をよく確認しよう
アルバイト求人を探す段階で、時給や勤務地、勤務時間などの条件をよく調べることが大事です。自分の希望条件が叶う求人なら、納得してアルバイトを始められるでしょう。アルバイトを探す際にチェックすべきポイントは、「ニートにおすすめのバイトの探し方!ネット以外の情報源や仕事を紹介」で触れているので、あわせてご覧ください。
脱ニートを目指すならアルバイトからのスタートがおすすめ
「ニートから脱するなら、はじめから正社員になったほうが良いのでは?」と考える人もいるでしょう。業務経験が少なかったりブランクが長かったりする場合は、いきなり正社員を目指すよりも、アルバイトとして働くことから始めるのをおすすめします。空白期間が長いと、仕事で活用できるスキルを懸念され、採用時に不利になりやすい可能性があるからです。
また、過去に働いていた場合も、感覚を取り戻すまでに時間がかかることも考えられます。「脱ニートして就職したいけど、正社員を目指せるのか不安」とお悩みの方は、アルバイトで経験を積んでから挑戦すると良いでしょう。
就職・転職活動のための貯金期間にもなる
就職・転職活動では、応募書類の準備や面接会場への交通費のように、諸々の経費がかかります。本格的に就職・転職活動を始める前に費用を貯めるというのも、アルバイトを始めるメリットといえるでしょう。
「ニートからバイトを始めるのが怖い」という方は、「ニートはバイトが怖い?面接の不安解消法とおすすめ職種をご紹介」のコラムをご一読ください。
ニートにおすすめ!バイト探しの方法
実際にニートからアルバイトに応募したいと感じても、どのような方法で探せば良いか分からない方もいるでしょう。ここでは、求人を見つける際におすすめの方法を2つ紹介します。
アルバイト検索サイト
アルバイト向けの求人検索サイトなら、豊富な選択肢から自分の希望に適したアルバイト情報を見つけることが可能です。スマートフォンやタブレットで気軽に求人を探せるのも強みといえるでしょう。Webサイトやアプリケーションによっては、「駅から徒歩△△分圏内」「スタッフの仲が良い」「服装・髪型自由」「まかないがある」など、詳細な条件を確認できるものもあります。
「未経験者歓迎」や「経歴不問」の求人をチェックしよう
ニートの方がアルバイト求人を探すときは、「未経験者歓迎」や「経験不問」といった記載のある仕事を調べるのがおすすめです。未経験者も働きやすい業務なら、マニュアルが用意されており、研修制度も充実している傾向にあります。
また、人材を積極的に募集している環境は、ブランクのあるニートの方も受け入れてもらいやすいでしょう。オープニングスタッフを募集しているところなら、人間関係が構築されていないのでコミュニケーション面の不安が軽減されることもあります。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
ハローワーク(公共職業安定所)
ハローワークでは、正社員向けの求人だけでなく、パートやアルバイトといった非正規雇用社員向けの求人情報も取り扱っているのが特徴です。
アルバイト求人を探すときは、「ハローワークインターネットサービス」から「求人情報検索」のページを開きます。求人区分の「一般求人(パート)」にチェックを入れると、アルバイト求人の一覧を確認することが可能です。気になる求人が見つかったら、ブックマークやプリントアウトをし、ハローワークで応募の詳細を聞きましょう。
ハローワークでは求人紹介以外のサービスも受けられる
ハローワークでは、職業相談や履歴書の添削、面接指導などの就職支援を受けることが可能です。初めての仕事探しを不安に思うニートの方も、安心して利用できます。詳しくは、「ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説」のコラムを参考にしてみてください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
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ニートならではの「バイトへの不安」を解消しよう
ニートからアルバイトを目指すときは、働くことに対する不安が発生することがあるかもしれません。
ここでは、ニートからアルバイトに挑戦する際にありがちな不安と、おすすめの解消法を解説しますので、参考にしてみてください。
1.仕事を継続できるか不安
仕事を長く続けられるか不安なニートの方は、心身の負担にならないバイトを選ぶのがおすすめです。自宅からの通勤距離や勤務する時間帯、業務内容の詳細などを比較検討し、自分にとってストレスの少ない働き方を考えてみてください。「ニートが働きやすい職種とは?おすすめの仕事をご紹介!」のコラムも参考に、継続しやすいアルバイトを選びましょう。
2.体力がもつか不安
ニート生活が長く、自宅での活動がメインであった場合は、体力面の不安を抱えることも考えられます。長めのシフトを入れて「アルバイトが大変」だと感じてしまうより、短めの時間で少しずつ体を動かすことに慣れましょう。働くうちに体力がつくようになれば、「もう少し勤務時間を増やそう」と思えるようになるかもしれません。
3.仕事を覚えられるか不安
難しい仕事内容を覚えられるか不安な場合は、清掃や梱包、倉庫作業などの単純作業がおすすめです。また、自分が日常生活でよく利用する店舗なら、仕事のイメージをしやすい可能性があります。働くうえでの負担やギャップが少ない職場は、ニートから働き始めるのにおすすめです。
4.人間関係に不安
ニートからアルバイトをする際は、バイト先の人間関係に不安を感じる方もいるでしょう。アルバイトをするうえで交流を回避することは難しいですが、無理にコミュニケーションを取ろうとしなくても問題ありません。聞き役に徹したり、適度に相槌をうったりしていれば、相手にマイナスな印象を与えることはないでしょう。
5.仕事やミスが怖いという精神面の不安
「働けるか不安」「仕事でミスしないか怖い」と、バイトに対する精神的な不安を感じているニートの方は、好きなことを仕事にするのがおすすめです。本が好きなら本屋や図書館、音楽が好きならカラオケボックスのように、自分のモチベーションを維持できそうな分野からバイトを探しましょう。趣味や好きなことに着目すれば、アルバイトの求人探しの軸も定められます。
6.面接に落ちることへ対する不安
面接を受けたものの結果が不採用だと、「どこにも採用されないのでは」「このままニートを脱出できないのでは」と不安に陥ってしまう方もいるでしょう。アルバイトの選考では、経歴よりも人柄ややる気を重視して採用する職場もあります。万が一面接を通過できなかったとしても、落ち込むより「縁がなかっただけ」「自分に合う仕事はほかにもある」と割り切って考えるのがおすすめです。
ニートから社会復帰するためのバイト!おすすめ15種
この項では、ニートから始めるバイトとしておすすめの職種を15種類ご紹介します。それぞれメリットを挙げているので、「自分にもできそう」と思うものがあれば、積極的に探してみてください。
ニートから社会復帰するためのおすすめバイト
1.コンビニの店員
店舗数の多いコンビニなら、通勤しやすいエリアで応募先を探しやすいでしょう。シフトの融通が効く傾向にあるので、近所にコンビニがある方は検討してみてください。
コンビニ店員として働くには、多くの利用客やスタッフとのコミュニケーションが必要になります。ニート生活が長くコミュニケーションに自信がない場合は、早朝や深夜のように、来客の少ない時間帯を狙うのも手です。
2.スーパーの店員
スーパーのアルバイトもコンビニと同様、通いやすい立地での職場を見つけやすいでしょう。
スーパーによっては、レジ担当や品出し担当、野菜担当、肉担当など、仕事内容を分業している場合があります。担当する業務が限定されていれば覚えることも少ないので、アルバイトに初めて挑戦するニートの方にもおすすめです。
3.商品モニター
商品モニターとは、特定の商品・サービスを実際に利用し、企業に感想や意見を伝え、謝礼をもらうアルバイトです。食品やサプリメント、スキンケア商品など、さまざまな商品を試せます。
商品モニターはスマートフォンがあれば参加可能。ノルマがない傾向にあるので気楽に始めやすいでしょう。勤務時間の規定がなく、出勤する必要もないため、外に出て働くことに抵抗があるニートの方におすすめです。
4.キッチンスタッフ
利用客とのコミュニケーションが少ないおすすめのバイトとして、飲食店のキッチンスタッフが挙げられます。簡単な調理や盛り付け、皿洗いなど、比較的習得しやすい作業がメインなので、ニートから始めやすい仕事といえるでしょう。なかには従業員にまかないを支給したり社割が活用できたりする職場もあり、働きやすい環境が整っています。
5.出前配達
自転車やバイクに乗って出前の配達をするバイトも、ニートから始めやすいバイトの一つ。商品受け渡しの際に人と接しますが、基本的には商品を受け渡しするだけで、コミュニケーション自体は少ないでしょう。労働量を管理しやすく、勤務エリアも近所に限定できるので、自分のペースで働きたいニートの方におすすめです。
6.新聞配達やポスティングスタッフ
新聞配達はポストに新聞を、ポスティングスタッフはチラシを入れる仕事です。人と話す必要がなく、自分のペースで仕事に取り組めるので、ニートから始めるバイトに適しています。
労働量に見合った給料を受け取るためにも、時給制・日給制のバイトがおすすめです。
7.郵便局の仕分け
郵便局には、はがきや封筒などの郵便物を仕分けるバイトがあります。郵便局の仕分けも、比較的コミュニケーションが少ないことが特徴です。
仕分けスタッフとして採用される可能性を上げるなら、年末年始の年賀状シーズンに応募することをおすすめします。この時期は短期スタッフの大量募集がかかるので、ニートから採用される可能性が高くなるでしょう。
8.工場の軽作業員
工場の軽作業員は、基本的に一人で取り組める業務を担います。コミュニケーションの機会が少なめなので、ニートから働き始める場合もハードルが低めです。弁当や惣菜の盛り付け、製品の組み立て、商品にシールをつける作業など、工場によって作業内容は異なります。
工場での仕事については、「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」も参考にしてみてください。
9.引っ越しのスタッフ
引っ越しのスタッフは、荷物や家具の梱包、搬出、搬入などの業務を行います。ほかのスタッフと連携する必要はありますが、密なコミュニケーションが求められるわけではありません。
専門的なスキルが問われないので、未経験のニートの方も応募しやすいのが特徴です。なお、重い荷物を運ぶことがあるため、体力面の負担を理解しておく必要があります。
10.漫画喫茶やネットカフェのスタッフ
漫画喫茶やネットカフェのアルバイトは接客業であるものの、利用者と話すのは入退店のタイミングがメインです。受付や会計の方法は決まっているため、求められるコミュニケーション力はそれほど高くないでしょう。漫画やパソコンが好きなニートの方なら、好きなことを仕事にできるのでおすすめです。
11.セルフガソリンスタンドのスタッフ
セルフガソリンスタンドのスタッフは、利用者自身が給油を行うため、接客の機会が少ないといえます。コミュニケーションが少ない仕事を求める方にとっては働きやすいアルバイトでしょう。
ただし、利用者が操作に困っている場合は、迅速なサポートが必要になります。車やバイクが好きなニートの方にもおすすめのバイトです。
12.清掃員
清掃のバイトも、ニートの方におすすめの仕事の一つ。人と会話する機会が少ないため、ニートから始めやすいでしょう。
清掃員のバイトには、オフィスや店舗が休みになった深夜や休日に作業するパターンと、日中に掃除をするパターンがあります。自分が働きやすい時間帯に仕事ができるかは、応募前に確認しておきましょう。
13.本屋の店員
本屋の店員も、ニートから挑戦するのにおすすめのバイトです。小売業の中では比較的コミュニケーションが少ない職場であるため、静かな環境で働けます。本が好きな方は、ぜひ検討してみてください。
14.警備員
警備員と一口にいっても、工場や建設現場の交通誘導を担うスタッフ、商業施設や駅などの巡回をするスタッフ、イベントの警備スタッフなど、さまざまな仕事があります。
工場内の巡回をする警備員のバイトはコミュニケーションが少ないため、ニートからアルバイトを始めるうえで周囲との関係構築に不安がある方におすすめです。夜勤の有無について、就業前によく確認しておきましょう。
15.データ入力スタッフ
パソコン作業が得意なニートの方は、決められたフォームにデータを入力する仕事も検討してみましょう。「集中力がある」「黙々と作業するのが得意」という方におすすめの仕事です。ただし、職場によっては電話対応や来客対応を兼任することもあるため、担当業務について事前に確認しておくと安心でしょう。
ニートからはじめるのにおすすめのバイトは、「ニートにおすすめのアルバイト18選!探すときの方法や面接のコツを解説」のコラムでもまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
女性のニートにおすすめのバイトとは?
すでに女性が多く活躍している職場は、バイトに挑戦しやすい可能性があります。女性が働きやすい職場環境や制度が整っている企業もあるため、チェックしてみましょう。
1.コールセンタースタッフ
女性のニートの方におすすめの仕事として、コールセンターのスタッフがあります。顧客からの電話の問い合わせに寄り添う仕事のため、コミュニケーション能力は必要です。しかし、対応方法はマニュアル化されていることが多く、慣れれば問題なく対応できるでしょう。服装や髪型を自由とする職場が多いのも魅力です。
具体的な業務については「コールセンターの仕事内容とは」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
2.接客スタッフ
小売店の接客スタッフは、女性の割合が高い傾向にあるため、挑戦しやすい仕事の一つ。特に、女性服を扱うアパレル店員は狙い目です。ファッションが好きなニートの方は、アパレル店でのバイトを検討してみましょう。
3.倉庫作業スタッフ
工場勤務には、梱包作業や検品といった軽作業のバイトがあるので、力仕事に自信がない女性にもおすすめです。体力的な負担が少なく、ニートから取り組みやすいアルバイトといえます。なお、職場によっては1日の作業にノルマが課されているところもあるため、業務内容をしっかりと調べることが重要です。
ニートからバイトへ!選考を通過するコツ
ニートの方は、アルバイトの面接にハードルの高さを感じる場合もあるでしょう。面接で好印象を与えるコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.履歴書は嘘偽りなく書く
履歴書は嘘偽りなく事実を記入しましょう。バイトの選考に受かりたいからといって、ニート期間をごまかすことはおすすめできません。
回答内容に矛盾が生じたり、空白期間をうまく説明できなかったりと、面接がうまくいかない恐れがあるからです。たとえ面接を乗り切ったとしても、経歴詐称が明らかになれば不採用になる可能性があります。
2.面接対策を万全にする
バイトの面接で良い結果を残すためには、面接対策に注力することがおすすめです。バイトの面接では、応募者の自己紹介や志望動機、長所と短所、ニート期間などについて聞かれます。よくある質問にスムーズな回答ができるよう、あらかじめ準備しておきましょう。
また、面接で話す内容を、実際に声に出して練習しておくと効果的です。面接の練習をする際は、スマートフォンで録画をしておくと、話し方や仕草の癖に気づけることがあります。
志望動機はシンプルにする
志望動機を考える際は、「なぜバイトをしようと思ったのか」と、「なぜその仕事を選んだのか」の二点を明確にしましょう。「自分でお金を稼ぎたい」「働くことに慣れたい」「仕事のスキルを身につけたい」などのシンプルな理由でOKなので、しっかりと説明できる状態で選考に臨みましょう。
聞かれたことは素直に回答する
バイトの面接で質問されたことに対しては、正直に答えるよう意識しましょう。嘘をついたり話を盛ったりするのは、ネガティブな内容を伝えるよりも悪印象につながるため、おすすめしません。
面接で嘘をつかないほうが良い理由については、「面接で嘘をついたら調べられる?バレたらどうなる?考えられるリスクとは」のコラムをご覧ください。
ニート期間はポジティブに回答する
ニート期間がある場合、バイトの面接で「仕事をしていない期間は何をしていましたか?」という質問を避けては通れません。ニート期間や前職の退職理由について聞かれた場合は、「資格の勉強をしていた」「創作活動に取り組んでいた」「家の仕事を手伝っていた」など、嘘にならない範囲でポジティブな回答を準備するのがおすすめです。
前職の退職理由を会社のせいにしない
「なぜニートになったのか」というように、前職を退職した理由を問われることもあります。退職理由を聞かれた場合は、前職の悪口を言わないようにしましょう。たとえ会社に落ち度があったとしても、悪口を言うと「気に入らないことがあるとすぐに辞めてしまうのでは」といったマイナスな印象を与えかねません。
事実を淡々と伝えるに留め、「アルバイトを長く続けてくれそうだ」と前向きに評価してもらえるよう努めましょう。
面接で退職理由を聞かれる目的を理解しよう
面接で退職理由を聞かれるのは、「採用しても前職と同じようにすぐ辞めてしまわないか」を確かめるためです。「自分のやりたいことができる環境ではなかったから」のように、面接官の理解を得られそうな回答を準備しておきましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
3.面接当日は身だしなみやマナーに気をつける
面接当日は、時間を厳守し、身なりを整えて面接に臨みましょう。アルバイトの面接では、一般的な就職活動よりカジュアルな服装でも問題ありません。スーツを着る必要はありませんが、派手な服装は避け、汚れやシワが目立たない清潔感のある服装を選びましょう。髪型や手先も、面接官が見ているポイントです。
真面目に働く印象を与えるためにも、時間は厳守してください。遅刻はもちろん悪印象になりますが、早く到着し過ぎることも先方に迷惑となります。面接時間の5~10分前に到着すると良いでしょう。
「面接の流れやマナーを受付・入室・退室の場面別で解説!」のコラムでも、面接のマナーについて触れています。ぜひ参考にしてみてください。
ニートがアルバイトを始めるデメリット
アルバイトは採用までのハードルが低く、ニートから社会復帰を目指す最初の一歩として魅力的です。しかし、アルバイトにはデメリットもあるので、理解したうえで働き方を選ぶのが良いでしょう。以下では、ニートからアルバイトを始める際のデメリットを解説します。
ニートがアルバイトを始めることのデメリット
- キャリアが積めない
- 収入アップを目指しにくい
- 年齢を重ねると正社員として就職しづらなる
1.キャリアが積めない
アルバイトは、正社員の補佐として責任の少ない仕事を任されることが一般的です。つまり、何年アルバイトで働き続けても、スキルアップや出世、昇進が見込めないというデメリットがあります。将来「正社員を目指したい」というタイミングが来たときに、経験やスキルが不足していると判断される可能性があるでしょう。
2.収入アップを目指しにくい
アルバイトを始めると、収入を得られるようになります。しかし、同年代の正社員と比較すると、アルバイトの収入は高いとはいえません。生涯年収で見ると、その差はより大きくなってしまうでしょう。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の「若年者の就業状況・キャリア・ 職業能力開発の現状 ③ -平成29年版「就業構造基本調査」より-」によると、大卒者における正社員とパート・アルバイトの年齢ごとの年収は、以下のように推移しています。
引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「資料シリーズ No.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―(p.38)」
20代では男女ともに、正社員とパート・アルバイトの年収には大きな差がありません。しかし、年齢が上がるにつれてその差は大きくなり、45歳から49歳の年収では400万円~500万円ほどの差が生まれています。
3.年齢を重ねると正社員として就職しづらなる
独立行政法人労働政策研究・研修機構の「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-」によると、正社員になろうと試みたフリーターのうち、実際に正社員になれた人の割合は下記のとおりです。
引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-(p.124)」
2021年度の調査によると、正社員になれたのは、男性の72.0%、女性の62.3%であることが分かります。ニートからアルバイトを始めてフリーターになっても、その後正社員に転職することは容易ではないようです。
ニートからアルバイトを始める際は、「どのくらいアルバイトとして働くか」「アルバイトではなく正社員就職を目指すか」という点も検討するのが良いでしょう。フリーターの割合や就職率については、「フリーターの割合は全人口でどれくらい?正社員になるためのコツも紹介」でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
資料シリーズ No.217 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―
労働政策研究報告書 No. 213「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から-」
ニートから正社員へ!バイトからのステップアップ
ニート生活を脱したいと思っている場合は、将来的に正社員としての就職を検討するのもおすすめです。一人で正社員就職を目指すのが不安な場合は、第三者の力を借りると効率的に就活を進められます。
アルバイトに慣れたら正社員就職を検討してみよう
アルバイトをしてニート生活を脱し、精神的・体力的に慣れてきたら、正社員へのステップアップを検討してみましょう。アルバイト先によっては、正社員登用にチャレンジできる可能性もあります。
正社員は、アルバイトよりも高待遇で安定して働ける雇用形態です。雇用期間に定めがないため、経済面や老後の心配なども軽減されるでしょう。正社員のメリット・デメリットは、「正社員のデメリット・メリットとは?派遣や契約社員についても解説!」で紹介しています。
アルバイトを続ける期限を決める
将来的に正社員への就職を目指したい場合は、アルバイトをする期間を決めておくことが大切です。フリーターとしての期間が必要以上に長引くと、正社員就職へのスタートが遅れてしまいます。正社員向けの求人は年齢を重ねるほど対象が狭まる傾向にあるため、できるだけ早めに行動することが得策です。
バイトの経験は就職活動でアピールしよう
アルバイトとして勤務してきた経験は、正社員の就職活動時に有効的なアピールとなります。正社員として働きたい分野とアルバイト経験がマッチする場合は、身につけたスキルを評価されやすいでしょう。就職活動に取り組むときは、どのような専門性があるのか、どのように活かせるのかを明確に伝えると、好印象を与えることが可能です。
バイトをせずニートから正社員を目指すことも可能
正社員を目指すときは、ニートからアルバイト経験を積むことが必須ではありません。未経験の場合、やる気や人柄を重視して正社員採用している会社もあるので、ニートから正社員を目指すことは可能です。どの業界や職種ならニートから活躍できるのかを調べ、就職活動につなげましょう。
「ニートからいきなり一人で就活するのは不安…」という方は、専門的な支援が受けられる就職・転職エージェントの利用をご検討ください。
ハタラクティブは、高卒や既卒、第二新卒、フリーターからの就職を支援する若年層向けのエージェントです。学歴や経験を問わないおすすめの求人も取り揃えているので、経歴に自信がない場合も安心して利用できます。
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ニートの仕事探しに関するお悩みQ&A
「脱ニートを目指してアルバイトをしたい」という気持ちを抱えつつも、なかなか現状を変えられず悩んでいる方もいるでしょう。ご紹介するQ&Aを参考に疑問や悩みを解消し、仕事探しをスタートしましょう!
ニートにおすすめのバイトはありますか?
現在置かれている状況によって、おすすめのアルバイトは異なります。一度も働いたことがない場合は、単発や短期のアルバイトが向いているでしょう。現在ニートで過去に就職していた経験がある方は、前職の経験を活かせるバイトがおすすめです。
「できればアルバイトから正社員になりたい」と考えている場合は、正社員登用制度のあるバイト先を探しましょう。登用制度の詳細は、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムにまとめています。
ニートはアルバイトから始めたほうがいいですか?
脱ニートを図りたいと考えるなら、アルバイトから初めてみるのがおすすめです。ニート期間のある人がいきなり正社員を目指すのは少し難易度が高く、働くうえでもライフスタイルの違いに戸惑うことになるでしょう。早期離職のリスクを回避するためにも、アルバイトから働くことに慣れる姿勢が求められます。
ニートから始めやすい正社員の仕事はありますか?
ニートの方が始めやすいのは、「通いやすく、自分の適性に合う仕事」です。コミュニケーション能力に不安がある場合は、人との接触期間が少なめな仕事から携わってみると良いでしょう。
正社員の求人を探すときは、「未経験歓迎」と明記されているものを選ぶのがポイントです。ニートからの就職に適した仕事については、「ニートにおすすめの職業11選!就職するための方法も解説」のコラムでご紹介しています。
面接でニートになった理由を聞かれたらどう答える?
ニートになった理由は、正直に伝えましょう。そのうえで、アルバイトをしようと思ったきっかけを盛り込むと、前向きな印象を与えられます。「働くことに疲れたためしばらく休んでいましたが、御社の求人を見て○○に携わりたいと強く思い、応募しました」というように、「今はどういう気持ちでいるのか」を伝えるのが大切です。
若年層向けエージェントのハタラクティブでは、キャリアアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートしています。ぜひご活用ください。
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。