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今より収入を増やすには?お金の増やし方や注意点を解説
更新日
この記事のまとめ
- 収入を増やすには、転職や副業を行うのがおすすめ
- 収入を増やすには、給与水準の高い職場や専門性の高い仕事への転職がポイント
- 副業は、就業規則を守り本業に支障のない範囲で行う
- 収入を増やすには時間がかかる、リスクがあるといった注意点も
- お金を増やすには、節約や投資を検討しよう
「手取り額が少ないため収入を増やしたい」「収入を増やす方法はあるの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。収入を増やす方法として、年収が高くなる会社への転職や副業を行うのがおすすめです。しかし、それらには注意点もあります。このコラムでは、お金を増やすための方法を紹介しているので、収入が低いとお悩みの方はぜひ参考にしてください。
お金の増やし方3選
お金を増やす方法は、いつまでにどのくらい必要かにより、取るべき方法が異なります。まずは、お金を増やす目的や目標金額を明確にするのがポイントです。具体例は以下のとおりです。
・給料が低く毎月の生活が苦しいため、月3万円を追加で得たい
・5年後に車を買いかえたいため、あと100万円を貯蓄したい
・老後資金のためにお金を貯めたい
ここでは、お金を増やす方法を3つご紹介します。
1.収入を増やす
年収の高い会社に転職をする、在宅でできる副業を行うなどにより、働いて収入を増やす方法です。リスクが少なく、専門的な知識を身につけられるため、多くの方におすすめできます。注意点として、スケジュール管理や体調管理の難しさが挙げられます。仕事の質が悪くなる、納期に遅れる、オーバーワークになり体調を崩すなどの事態に陥る可能性があるため、無理のない範囲で取り組みましょう。
2.支出を減らす
お金を早く増やす方法として節約も有効です。収入を増やすのが難しいときは、現在のお金の使い方を把握して支出を減らし、貯蓄に回しましょう。支出を減らすと貯蓄は増えますが、増え方が少ない点や、節約する項目がストレスになる可能性があります。必要な支出を無理に削るのではなく、生活に不便が出ない範囲での節約がおすすめです。
3.投資を行う
長期的にお金を増やしたい方には、投資がおすすめです。元本が大きく増える場合や、投資の種類に応じて不労所得を得られる場合があります。しかし、元本割れや、知識が必要な点、お金が増えるまでに時間がかかるなどのリスクが発生します。投資の基本を抑えた長期的な資産運用でリスクを減らせるため、まずは少額投資してみるのも良いでしょう。
収入を増やす4つの方法
収入を増やす方法として、以下の4つが挙げられます。
1.出世して基本給を上げる
2.手当が支給される資格を取得する
3.年収が高くなる会社に転職する
4.副業をして収入を増やす
以下に詳しくまとめました。
1.出世して基本給を上げる
出世による基本給アップで、給料を上げられる可能性があります。職種や会社により異なりますが、出世するには実績を上げるのがポイントです。上司に出世したい意思を伝えて、評価されるために必要なことを尋ねると良いでしょう。しかし、年間で出世できる人数が決められている場合や、出世しても給料が大幅に上がらない場合も考えられます。現職での出世を目指しながら、収入を増やすための転職や副業も視野に入れておきましょう。
2.手当が支給される資格を取得する
業務内容に関する資格を取得すると、手当が支給される場合があります。一度資格を取得すると、その後は手当が支給され続けるため、収入を増やす方法としておすすめです。しかし、資格手当がない会社や、手当をもらえる資格が決められている会社もあります。自分の会社の規定を確認し、手当が支給される資格を取得しましょう。
社会人におすすめの資格が知りたい方は、「社会人におすすめの資格を紹介!取得するメリットや勉強法も解説します」をご覧ください。
資格手当はいくらくらい?
資格手当は法律で定められたものではなく、企業の任意により支給されるため、手当の有無や金額は会社に応じて異なります。企業で資格が重要視される度合いも、手当の有無や金額が異なるようです。資格別の手当相場が知りたい方は、「資格手当の相場はどのくらい?収入アップにつながる?資格別にご紹介」をご覧ください。3.年収が高くなる会社に転職する
「自分の能力に対して給与が低い」「ボーナスが少ない」と感じているならば、転職もおすすめの方法です。転職して給与をアップさせるには、以下の3つのポイントがあります。
・給与水準の高い企業へ転職する
・インセンティブ制のある職場に転職する
・専門性の高い仕事に転職する
以下で詳しく見ていきましょう。
給与水準の高い企業へ転職する
給料が低いと感じる方は、転職先として給与水準の高い企業を選ぶと良いでしょう。例として大手企業や、業績の良い企業などが挙げられます。給与水準の高い会社に転職するには、求人を探すときや企業研究を行うときにどのくらいの年収になるか確認しましょう。
転職で給料を上げられるか不安な方は「転職して給料を上げたい!収入アップする人の傾向とは」をご覧ください。
自分の給料は周りと比べて低い?
「生活に困るほど給料が低いわけではないが、周りと比べるとどうなのかな」とお悩みの方もいるかもしれません。自分の給料が低いか確かめるには、平均の給料と比較するのがおすすめです。年代別や業界別の平均給料が知りたい方は「正社員の平均給料はどれくらい?フリーターとの差は?年齢別の給与も紹介」をご覧ください。下記の表は、令和4年に厚生労働省が年齢別に男女の賃金を調べた内容です。
年齢階級 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20~24歳 | 22万500円 | 21万6,300円 |
25~29歳 | 25万9,300円 | 24万800円 |
30~34歳 | 29万7,000円 | 25万4,000円 |
35~39歳 | 33万5,800円 | 26万8,200円 |
引用:厚生労働省「令和4年賃金賃金構造基本統計調査結果の概要」
男性も女性も、年齢と賃金が比例していることが分かります。
参照元
厚生労働省
令和4年賃金賃金構造基本統計調査結果の概要
インセンティブ制のある職場に転職する
自分の実力に自信がある方は、インセンティブ制のある職場への転職を視野に入れると良いでしょう。インセンティブ制は営業職や販売職などで多く採用され、成果に応じて報酬を与える制度を指します。頑張った結果が給料として反映されるため、収入アップやモチベーションアップに繋がります。しかし、成果が伴わないと収入が下がる点や、成果報酬型にストレスを感じることもあるのが注意点です。インセンティブ制のメリットやデメリットを知りたい方は「歩合制とは?メリットとデメリットや固定給との違いなどを紹介!」をご覧ください。
専門性の高い仕事に転職する
専門性の高い仕事への転職もおすすめです。例として、エンジニアや国家資格が必要な職種などが挙げられます。専門的な知識やスキルが必要なため、給与が高い場合があるようです。未経験の方も独学で勉強したり、資格を取ったりすることで専門性の高い仕事に転職できる可能性があります。年収アップが期待できる職種を知りたい方は、「転職で年収アップは見込める?職種や企業の選び方やポイントを解説」のコラムも参考にしてみてください。
4.副業をして収入を増やす
現在の職場で許されているなら、副業で収入を増やすのもおすすめです。従来の終身雇用制度の考え方が変わってきており、副業を認める企業が増えています。企業によって、「全面的に副業を認めるケース」や「申請が必要なケース」、「条件付きで副業を認めるケース」など異なるため、事前にルールを確認しておきましょう。就業規則で禁止されているにも関わらず副業が明らかになると、罰則を受ける可能性があるため注意してください。また、公務員は副業が禁止されていたり、収入額に応じて確定申告が必要になったりといくつかの注意点があります。副業を行う際の注意点を知りたい方は「副業禁止の会社でバレたら?禁止されている理由と注意点」をご覧ください。
副業の種類とメリット・デメリット
副業の種類として、以下の例が挙げられます。
・アンケートモニター
・データ入力
・Webデザイナー
・ハンドメイド
・飲食店でのアルバイト
・倉庫作業のアルバイト
メリット、デメリットは以下のとおりです。
副業種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
アンケートモニター、データ入力 | 気軽に始めやすい | 収入が少ない |
Webデザイナー、ハンドメイド | 本業の収入と同じぐらい稼げる | 収入を得るまでに時間がかかる |
飲食店や倉庫作業のアルバイト | すぐに収入を得られる | 労働時間が増えるため、健康に留意が必要 |
会社員の収入に加えて副業で稼げると生活は現在より安定しますが、副業に専念するあまり本業が疎かになっては意味がありません。また、労働時間を増やすために睡眠時間を削ると、体調を崩す可能性があります。副業は、本業に影響が出ない範囲で行いましょう。
お金を増やすために支出を減らす3ステップ
お金を増やすためには、収入を増やすより節約して支出を減らすほうが簡単でしょう。支出を減らしてお金を増やすためのステップは、以下のとおりです。
ステップ1:家計簿をつけて支出を把握する
ステップ2:固定費を見直して支出を減らす
ステップ3:先取り貯蓄をする
一つずつ見ていきましょう。
ステップ1:家計簿をつけて支出を把握する
まずは節約をするために、家計簿をつけて支出を把握しましょう。収入があるのにお金が溜まらない方は、支出を把握していない傾向にあります。家計簿をつけて、不必要な項目にお金を使っていないか確認しましょう。家計簿を継続できないとお悩みの方には、スマートフォンで管理できる家計簿アプリがおすすめです。クレジットカードや銀行口座をアプリに登録すれば自動的に家計簿を作成できるため、ぜひ使ってみてください。
ステップ2:固定費を見直して支出を減らす
次に、固定費を見直して支出を減らしましょう。ステップ1で自分の支出を把握したら、家賃や携帯代といった毎月の変動が少ない固定費の見直しがポイントです。食費や洋服代といった毎月の変動が大きい変動費を節約すると、余計にストレスが溜まり浪費に繋がる可能性が。固定費は一度下げれば、その後は労力をかけることなく継続して支出を減らせます。収入に対して家賃が高い場合は家賃の低い家に引っ越したり、大手キャリアではなく格安SIMの携帯に替えてみたりと工夫してみましょう。
ステップ3:先取り貯蓄をする
最後に、先取り貯蓄を行いましょう。収入から支出を引いた残りを貯金するのではなく、収入から先に貯金し、残りのお金で生活するのがポイントです。先取り貯蓄の例として、「貯蓄用口座を作り自動入金されるよう設定する」「会社の財形貯蓄制度を利用する」といった方法が挙げられます。先に貯蓄することで浪費を防ぐ効果もあるため、お金を増やす方法としておすすめです。
投資でお金を増やす3つの方法
お金を増やす方法として、以下のような投資をするのも効果的です。
1.株式投資や投資信託を行う
2.不動産投資を行う
3.金に投資する
一つずつ見ていきましょう。
1.株式投資や投資信託を行う
株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、株式を保有することで配当金を得たり、購入した株式を売ることで売却益を得たりする投資のことです。投資信託とは運用会社が設計する商品のことで、出資するファンドを選んだ後はプロが運用して利益を分配します。投資には元本割れするリスクがありますが、少額から分散して投資を始められるため、自分の貯蓄額に合わせて投資に挑戦するのがポイントです。また、つみたてNISAやiDeCoといった国の制度を活用することで、お得に投資信託を行えます。
参照元
金融庁
つみたてNISA
参照元
国民年金基金連合会
iDeCo公式サイト
2.不動産投資を行う
不動産投資とは、不動産を購入することで家賃収入や売却益を得る投資です。不動産購入には多額のお金が必要なため、お金を増やす方法として多くの方にはおすすめできません。また、不動産投資には、空き室により利益が減るリスクや、災害による建物破損のリスクなどの注意点があることを理解しておきましょう。
3.金に投資する
金を購入して、価格が上がったあとに売ることで利益を得る方法もおすすめです。金の価値は高く、価格が上がりやすい傾向にあります。しかし、金への投資は購入や売却のタイミングが重要で、投資初心者には難しい手法でしょう。
投資には元本が必要
いずれの手法でも投資には元本が必要で、元本が多ければその分利益が大きくなります。そのため、投資を行う前に節約して支出を減らしたり、収入を増やしたりすることでお金を増やして元本を捻出するのが良いでしょう。投資には元本割れのリスクがあるため、自分の許容範囲を超えた額を運用しないよう注意してください。収入を増やす際の注意点
収入を増やす際の注意点として、以下の3つが挙げられます。
・収入を増やすには時間がかかる
・収入を増やす際のリスクを理解する
・確定申告が必要な場合もある
一つずつ見ていきましょう。
収入を増やすには時間がかかる
収入を増やす方法として出世や転職、副業などがありますが、いずれの場合もすぐに収入が増えるわけではありません。「若手のため出世まで時間がかかりそう」「年収が上がる転職先が見つからない」「副業の報酬を時給に換算すると残業したほうが収入が増える」といったことが起こる可能性があります。将来的なお金を増やしたい方は、時間をかけて収入アップを目指したほうが良いとはいえ、すぐにお金が必要な方は先に固定費を見直して支出の削減を行うのがおすすめです。支出削減に成功後、年収が上がる会社への転職や、多くの収入を得られる副業に挑戦するなどを検討して収入を増やすための行動をしましょう。
収入を増やす際のリスクを理解する
収入を増やすにはリスクが伴う可能性があります。たとえば、「転職したが思った年収と違った」「副業を始めたが大して稼げなかった」「睡眠時間を削り作業したため体調を崩した」などです。少ないリスクで収入を増やしたい方には、転職活動を行うのがおすすめ。転職活動をしてみて自分に合わない企業ばかりだと感じたら、無理に転職せず、自分に合う企業が見つかったときに転職するのが良いでしょう。
確定申告が必要な場合もある
会社員の方が副業収入として20万円以上や2,000万円以上の年収を得たときは、確定申告が必要です。対象者が確定申告をするのは義務で、申告しなかった場合は無申告加算税や延滞税などが課されるといったペナルティを受けることになります。申告していないことは支払調書や請求書などの書類、銀行口座の流れなどから税務署に知られるため、「確定申告しなくてもバレないだろう」と考えるのはやめましょう。ほかにも確定申告が必要なケースはあるので、確認をして申告を怠らないようにしてください。
参照元
国税庁
確定申告が必要な方
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収入を増やす方法に関するFAQ
収入を増やす方法に関するよくある質問をまとめました。
早く収入を増やす方法は?
アンケートモニターやデータ入力といった手軽な副業がおすすめです。また収入を増やすには時間がかかりますが、早くお金を増やしたい方は固定費の削減を行ってみてください。無理のない節約をして支出を減らすことで、使えるお金を増やしましょう。
リスクが少なく安全に収入を増やす方法は?
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。