- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 仕事がどうでもいいと思うときは適当でも大丈夫?原因や対処法を解説!
仕事がどうでもいいと思うときは適当でも大丈夫?原因や対処法を解説!
更新日
この記事のまとめ
- 仕事がどうでもいいと感じても、適当にこなすのは避けたほうが良い
- 仕事がどうでもいい理由は「やりがいがない」「仕事量への不満」「人間関係」など
- 仕事がどうでもいいという気持ちが改善されなければ、転職を検討してみる
- どうでもいい仕事に就かないために、自己分析を行ってから求人探しを始める
仕事の忙しさや人間関係に疲れ、「仕事なんてどうでもいい…」「仕事の評価や成長なんてどうでもいい...」と感じてしまうこともあるでしょう。そんな風に感じている方は、一度自分の仕事に対する気持ちを客観的に見つめるのがおすすめ。このコラムでは、仕事をどうでもいいと感じてしまう原因と対処法について解説します。どうでもいいと思う気持ちを払拭し、前向きに仕事に取り組むための参考にしてみてください。
仕事がどうでもいいときは適当にこなしても良い?
仕事がどうでもいいと感じられても、適当にこなすのはやめるべき。仕事を適当にこなすと状況が悪化する可能性があり、問題の解決にはつながりません。あくまでも仕事は真面目にこなしつつ、対策を考えるのが最善です。
仕事を適当にこなすのは避けるのが無難
仕事を適当にこなす態度は、会社からマイナスの評価をされやすくなるため、避けるのが無難です。周囲やお客様は、仕事がどうでもいいと感じている本人の悩みやストレスまでは理解しにくいのが実情。投げやりに仕事をこなす態度をとっていると、お客様や周囲から信頼を失い、会社から評価されずにポジションを解任されたり、職場に居づらくなったりと、厳しい状況に置かれることも考えられるでしょう。
すぐに退職するのも避けたほうが良い
仕事がどうでもよくなったからといって、すぐに会社を辞めてしまうのも避けたほうが良いでしょう。仕事をどうでもいいと感じる原因が分からないまま退職すると、転職先の会社でもまた同じことを繰り返す可能性があるからです。また、転職先が見つからないうちに辞めてしまうと、収入がない焦りから求人選びが雑になってしまうことも。現職にとどまって仕事がどうでもいい原因を明確にしたうえで、情報収集をしっかりしてから転職を検討しましょう。
原因に向き合うことが大切
仕事がどうでもいいと感じたら、まずは原因を知ることが大切です。前向きな気持ちを抱けないまま仕事を続けても良い成果は得られず、ストレスも大きくなります。事項や「仕事でどうしてもやる気が出ない原因と10個の対処法をご紹介」のコラムを参考に原因に向き合い、解決するための方法を考えましょう。
仕事がどうでもいいと思う4つの原因
仕事がどうでもいいと思ってしまうのは、会社の制度や環境に対する不満に起因しているようです。以下で4つの原因をそれぞれ解説します。
仕事がどうでもいいと思う原因
- 仕事にやりがいが感じられない
- 頑張りが成果に反映されない
- 仕事量に不満がある
- 人間関係に悩みがある
1.仕事にやりがいが感じられない
自分の仕事に意味を見出せなかったり、興味が持てなかったりする場合は、どうでもいいと思ってしまうようです。入社前の仕事に対する希望や理想と実際の業務とのミスマッチから仕事への意欲を失ってしまったり、最初のうちは楽しいと思っていても、慣れるにつれて仕事がつまらないと感じたりしてしまうパターンもあるでしょう。仕事へのやりがいが感じられないと、モチベーションを維持することも難しくなってしまいます。
2.頑張りが成果に反映されない
これは昇給制度がない(または薄い)会社で起こりやすく、頑張っても結果が得られない状況が続くと、仕事を続ける気力を失ってしまうことがあります。
具体例としては、「年功序列の考えが強く、若いうちに大きな成果を出しても年齢を理由に評価されない」「評価基準が曖昧で正当な評価を受けられない」など。いくら努力しても良い成果が得られなければ、仕事へのやる気を失ってしまい、最終的にどうでもいいと感じてしまうようです。
3.仕事量に不満がある
仕事の量が多い、あるいは少ないという不満も仕事をどうでもいいと感じる原因になるようです。厚生労働省の「令和5年『労働安全衛生調査(実態調査)』の概況(16p)」によると、「仕事の量」をストレスと感じている人は、39.4%と最も多い割合を占めています。
仕事の量が多過ぎると、心身の疲弊が大きくなり、「仕事はどうでもいい」と思いやすくなるでしょう。また、仕事量が少な過ぎてもやりがいが感じられず、投げやりな気持ちになってしまうことがあるようです。
参照元
厚生労働省
労働安全衛生調査(実態調査)
4.人間関係に悩みがある
仕事の人間関係に関する悩みがある場合も、大きなストレスがかかります。業務内容が嫌でなくても、毎日長時間を過ごす職場環境に悩みの原因があれば、ストレスは次第に大きくなっていくでしょう。
職場の人間関係に問題があると、業務の進捗や連絡にも影響が及びます。「苦手な人と一緒に仕事をするのは嫌だ」など次第に会社に行く気力がなくなり、仕事自体がどうでもいいと感じるようになってしまいます。
仕事をどうでもいいと感じてしまう方は、「仕事にやりがいがないと感じる原因とは?対処法も合わせて紹介」のコラムも併せて参考にしてみてください。
ストレスが心身の疲弊につながることも
原因を放置し続けると大きなストレスを受けることになり、心身に大きな負担がかかってしまいます。特に、接客業などお客様と直接関わる仕事の場合、人間関係のストレスはより大きな負担となるでしょう。ストレスにより体調を崩し、仕事を続けること自体が困難になり、やむを得ず休職や退職を選択する可能性も。仕事がどうでもいいと感じたらすぐに原因を把握し、問題解決のために行動を起こすことが重要です。
仕事がどうでもいいと感じたらまずやるべき6つのこと
仕事がどうでもいいと思ったら、まずは自分の状況を客観的に整理しなおしてみましょう。疲労を感じている場合は、休息を取るのも一つの手です。以下で6つのやるべきことを紹介しているので、自分に合ったものから試してみましょう。
仕事がどうでもいいと感じたらまずやるべきこと
- 自分の状況を客観的にとらえる
- 仕事の目標を立ててみる
- 自分を責め過ぎない
- 仕事が多ければ周りにサポートを頼む
- 休養を取る
- 割り切って考えてみる
1.自分の状況を客観的にとらえる
自分の状況を客観的にとらえると、仕事がどうでもいいと感じる原因や対処法が明確になるのでおすすめです。まず、今の状況を整理してみましょう。仕事内容や職場環境、プライベートを問わず、嫌だと感じることや悩みを紙に書き出します。
なぜ仕事をどうでもいいと感じるのか、原因を特定するのが目的です。自分の不満が把握できたらさらに深堀りして、それぞれの問題の解決策を考えます。解決策が分かれば、自分が次に取るべき行動が分かってくるでしょう。
2.仕事の目標を立ててみる
仕事がどうでもいいと感じた際は、自分なりの仕事の目標を立ててみるのもおすすめです。目標を立てる際は、具体的な数字を入れることを意識しましょう。たとえば、営業職なら「新規のお客様を△件増やす」、事務職であれば「お客様からの問い合わせ対応時間を△分短縮する」など。目標が明確になり、達成を目指しやすくなります。
まずは、すぐに達成可能な小さな目標を立ててみましょう。自分で設定した目標を達成できると気持ちも前向きになり、仕事に対する意欲も高まりやすくなります。
3.自分を責め過ぎない
仕事をどうでもいいと思ってしまう自分を責めるのではなく、疲弊した心を保護しながら、ゆっくりと考える時間を与えましょう。仕事がどうでもいいと感じることに罪悪感を抱き、すべて自分に原因があると思ってしまう人もいるようです。
しかし、自分自身を責め続けていると、精神的なストレスも大きくなってしまいます。仕事がどうでもいいのは一時的な気持ちであると考え、まずは今まで頑張ってきた自分を認めてあげると良いでしょう。
上司や同僚に相談するのも一つの手
仕事をどうでもいいと感じたら、上司や同僚に相談してみるのもおすすめです。一人で悩んでいるとネガティブになりやすく、解決策が見出だせないことも。身近な人に相談することで自分の意見が肯定されて自信が持てたり、新たな視点からのアドバイスを受けて悩みが解決できたりする場合があります。
4.仕事が多ければ周りにサポートを頼む
仕事が多過ぎるときには、周囲に助けを求めてみましょう。自分から正直に話すことで、手伝ってくれる人が見つかることがあります。また、直属の上司に相談することで、次からの仕事量を調整してもらえる可能性も。
こなせる仕事量は、本人以外には分かりづらいのが実情です。自分がキャパオーバーに陥っていても、周囲からは問題なく仕事をこなせていると判断されてしまうこともあるでしょう。仕事の多さが原因でどうでもいいと感じてしまう前に、周囲の人に相談することが大切です。
5.休養を取る
仕事がどうでもいいと思うくらい疲れている場合は、思い切って長期休暇を取りましょう。仕事への意欲の低下は、心身に負担がかかっている証拠でもあります。体調が万全でないまま無理に仕事をしても、良い成果は生まれないでしょう。
心と身体がリフレッシュすることで、再び仕事に前向きに取り組めるようになる可能性も。自分が本来持っている力をまた発揮できるように、まずは一度会社から離れて休むことも大切です。
6.割り切って考えてみる
「仕事なんてお金さえもらえればそれでいい」とまで割り切ってしまうのは難しいかもしれませんが、「仕事はお金を得るための手段」「どうしても嫌なら会社を辞める」と開き直ってしまうと心が少し軽くなることも。また、割り切って仕事と向き合うことで視野も広がり、「今の会社が全てではない」と前向きに考えるきっかけにもなります。
仕事がどうでもいいと感じたときに取るべき行動については、「仕事が憂鬱…乗り切る方法は?会社に行きたくないと感じるときの対処法」でも詳しく述べているので、参考にしてみてください。
仕事がどうでもいいと思うときの対処法
前項の行動を試してみても、仕事がどうでもいいと感じるのであれば、一度自分のキャリアを振り返り、副業や転職といった選択肢も視野に入れてみましょう。以下でそれぞれの対処法について解説しています。
副業を始めてみる
現職をどうでもいいと感じてしまう場合、自分の興味がある仕事を副業として始めてみるのも有効な手段です。副業をすることで視野が広がり、会社以外でのスキルアップを図れ、多くの情報を得られます。また、将来は副業を本業にしたいという目標も生まれるなど、前向きな気持ちで日々を送れるようになることも。
ただし、会社によっては副業を禁止している場合もあるので、事前に就業規則を確認しておく必要があります。「正社員は副業してOK?働く際の注意点と確定申告の基礎知識」に目を通してみてください。
転職を視野に入れる
現職の仕事内容や職場環境によっては、転職を検討したほうが良いこともあります。以下に挙げる状況に当てはまる場合は、転職して新たな環境で働いたほうが良いでしょう。自分の現状と照らし合わせてみてください。
- ・現在の会社で働き続けてもジョブスキルの向上が望めない
・やりたくない仕事が多く、会社に相談しても改善されない
・お客様や大勢の前で大声で叱責されることが多く、精神的に苦痛を感じている
・業務量に対して給料が低過ぎると感じている
・残業や休日出勤が多いため十分な休息がとれず、体調を崩しがちである
自分ができることをすべてやっても状況の改善が見込めない場合は、転職を考えたほうが良いといえます。無理して現職にとどまり続けると心身に大きな負担がかかり、仕事をどうでもいいと感じる気持ちはますます大きなものに。自分のスキルを活かして仕事をし、充実した社会人生活を送るためにも、転職を検討してみると良いでしょう。
部署異動も検討してみる
ほかにやりたい仕事が決まっていない人は、社内での部署異動を申し出るのも対処法の一つです。業務内容や部署内の人間関係が原因で仕事をやりたくないと思っていた場合、部署異動で状況が改善する可能性があります。異動をしても気持ちの変化がなければ、転職を検討するという手順を踏むのも良いでしょう。
どうでもいいと感じる仕事を回避するための求人選びのコツ
転職して就いた仕事をまた「どうでもいい」と感じることのないようにするには、入念に情報を集め、慎重に会社選びをしましょう。以下に、やりがいのある仕事に就くための求人選びのコツをまとめました。
1.自己分析をして自分に合った仕事を考える
求人選びを始める前に、自己分析を行いましょう。自分の実績やスキルを整理し、強みや価値観を把握します。自分が仕事に求めるものを明らかにすることで、求人が絞りやすくなることが自己分析のメリット。希望に沿った転職先が見つかれば、再び仕事をどうでもいいと感じてしまうリスクを回避しやすくなるでしょう。
就活のときに自己分析をした経験がある場合も、転職する際には再度行うことをおすすめします。就業経験を経たことで、新たなジョブスキルが備わったり仕事に対する価値観が変わっていたりする可能性があるからです。自己分析について詳しく知りたい方は、「『自分らしさ』がわからない…見つけ方と良いアピール方法とは?」こちらのコラムも参考にしてください。
2.給料面を重視し過ぎない
会社を選ぶ際、給料面だけを重視し過ぎないようにしましょう。高い収入が得られる仕事は、業務量や責任が大きい傾向があります。収入面での満足感は得られても仕事でのストレスが大きければ、再び仕事をどうでもいいと思ってしまう可能性も。
精神的な満足度のために、あえて給料が低く時間の融通がきく仕事を選ぶのも一つの手です。収入が減っても精神的な余裕が生まれれば、仕事を楽しみながら長く続けられるでしょう。
3.就職エージェントに相談してみる
就職エージェントを利用し、プロのアドバイスを受けながら仕事探しをするのも有効な手段です。就職エージェントは、民間企業が運営する就職支援サービスのこと。就活アドバイザーがカウンセリングにもとづいた求人紹介を行ってくれるのが特徴です。
応募者の性格や希望、これまでの経験などから、向いている仕事をアドバイスしてくれます。仕事をどうでもいいと感じている現在の悩みも考慮したうえで、求人選びのサポートをしてくれるでしょう。
「今の仕事がどうでもいい…」「自分に合う仕事が知りたい」とお悩みの方は、ぜひ転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは20代、30代の若年層を対象とした就職エージェント。専任のアドバイザーが、これまでの経験やお悩み、将来の希望を聞いたうえで、一人ひとりに合った求人をご紹介します。そのほかに、応募書類の添削や面接対策などの一貫したサポート体制も充実。仕事に関するお悩みを払拭するためにも、まずはお気軽にお問い合わせください。
仕事がどうでもいいと感じるときのQ&A
仕事がどうでもいいと感じてしまっている方に向け、よくある質問と回答をまとめました。
仕事がどうでもいいと感じてしまい、辛いです…
仕事がどうでもいいと感じたら、まずはその原因を考えてみてください。
これまで意欲を持っていた仕事がどうでもいいと感じてしまうのには、原因があるはずです。主な原因として考えられるのは、「仕事量が多すぎる、または少なすぎる」や「職場の人間関係が苦痛」など。原因を特定したうえで、改善できそうなら上司に相談してみる、難しそうなら転職を検討するなどの対策を取りましょう。
仕事がどうでもいいとき、すぐにでも辞めて良い?
すぐに退職を選ぶのは待ったほうが良いでしょう。
そのままの勢いで辞めてしまうと、自分に向いている仕事が分からないまま転職活動をすることになり、また同じ悩みを抱いてしまう可能性も。自分が何に不満を抱いているのか明らかにするために、まずは落ち着いて、今の職場で対策できることはないか考えてみましょう。「仕事が合わないからとすぐ辞めるのは甘え?理由は?転職前にできる対処法を解説」のコラムでは、すぐにでも仕事を辞めたいというお悩みについて詳しく解説しています。
仕事がどうでもいいとき、すぐにできることは?
まずは休養を取りましょう。
仕事に対して投げやりな気持ちになる大きな原因の一つとして、疲れが溜まっているて冷静な判断ができなくなっているからとも考えられます。まずは休んで、冷静な判断ができるようにリフレッシュするのが先決です。仕事を休むことを検討している方は、「仕事を休む理由を33個ご紹介!伝え方の注意点やマナーも」のコラムも参考にしてみてください。
どうでもいい仕事でなくやりがいのある仕事に就きたい
まずは自己分析をして、自分が仕事に求めているものは何かを明らかにしてみましょう。
就業経験を通じて、入社したときと現在では価値観が変化している可能性もあります。今の自分はどんなことにやりがいを感じるのか、振り返ってみてください。もし、自己分析が進まないようなら、就職エージェントを利用してプロに相談してみるのもおすすめです。ハタラクティブでは、就活アドバイザーによる丁寧なカウンセリングで、あなたの仕事選びをサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。