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「好奇心旺盛」を自己PRに活かそう!伝える方法とOK・NG例文を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 好奇心旺盛であることをアピールした自己PRは、ポジティブに評価する企業が多い
- 好奇心旺盛な人は自己PRで、チャレンジ精神や行動力があることもアピールできる
- 「好奇心旺盛であること」は自己PRの冒頭で伝え、具体的なエピソードも添えると良い
- 好奇心旺盛を自己PRで上手く伝えないと「飽きっぽい」と思われるので注意が必要
- 好奇心旺盛を自己PRで伝えるのに向く職種には、営業職やクリエイティブ職がある
好奇心旺盛であることを自己PRでアピールする方法がわからず、悩んでいる人もいるでしょう。「好奇心旺盛」を長所として伝えるには、根拠となるエピソードや仕事での活かし方を一緒に盛り込むのが効果的です。このコラムでは「好奇心旺盛」を強みとして自己PRで伝える方法と、言い換えのコツ、OKとNGの例文を紹介します。就活や転職活動中で自己PRの書き方に困っている方は、具体例を参考にポイントをつかみましょう。
自己PRでも有効!好奇心旺盛とは?
好奇心とは、珍しいことや未知のことに強い興味を持つ心のこと。つまり、好奇心旺盛な人とは、積極的に新しい物事を見聞きし、体験しようとする人を指します。
就活・転職活動においては、学習意欲や向上心があるといった意味合いで使用されることが多く、好奇心旺盛である点は自己PRの題材に適した長所といえるでしょう。仕事に活かせるポイントを洗い出して、しっかりアピールすることが大切です。
自己PRでの「好奇心旺盛」に対する企業の評価
好奇心旺盛なことへの評価は、企業によって差があります。好奇心旺盛であることが、応募する企業が求める人物像とマッチするかどうか見極めることが大事です。
成長力重視の企業ではポジティブに評価されやすい
「好奇心旺盛」という特性は、多くの企業がポジティブに受け取る強みの一つです。好奇心旺盛な人は成長力が高く、新しい環境にも物怖じせずに飛び込める人材と評価される傾向があります。「仕事に意欲的」「物事に前向き」といった印象も与えるため、高く評価する企業が多いでしょう。好奇心を活かし、自発的に知識やスキルを向上させようとする人材は重宝されます。
特に、ポテンシャルが重視される新卒・第二新卒などの若手採用において、成長力があることは大きな強みです。初めての業務にも積極的に挑戦できる姿勢を自己PRで伝えれば、企業に高く評価されるでしょう。
なお、好奇心旺盛なことは、興味のあることに対して探求するのを好むことにもつながります。考えるのが好きな人に向いている仕事を知りたい方は「考えるのが好きな人向けの仕事は?活かせる要素や適職の選び方もご紹介!」も参考にしてください。
安定性重視の企業では前向きな評価につながりにくい
多くの企業が好奇心旺盛なことをポジティブに評価する一方で、安定性を重視する企業では前向きな評価につながらない場合もあります。安定稼働が必要な仕事や、地道な作業に取り組む仕事では、好奇心旺盛であることの強みを十分に活かせません。企業研究・業界研究により情報収集を行い、企業側が求める人物像にマッチする強みをアピールすることが重要です。
企業が求める人物像を把握するには、企業研究・業界研究のほかOB訪問もおすすめです。OB訪問のやり方がわからない方は「OB訪問を行うメリットとは?やり方や質問例をご紹介!」のコラムを参考にすると良いでしょう。
選考における自己PRの重要性
就活においての自己PRは「自分についてどれだけ理解し、客観視できているか」がポイントです。自分について知らなければ十分にアピールすることは叶いません。自己PRの題材となる自分の強みや特性を把握していれば、自分に合う企業を選べます。自己PRの題材が分からなければ、自己分析をしっかりと行いましょう。自己分析のやり方は「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムを参考にしてください。好奇心旺盛な人の5つの特徴
好奇心旺盛な人はコミュニケーション能力が高く、すぐ行動に移せる傾向があります。前向きでチャレンジ精神があることも、好奇心旺盛な人の特徴でしょう。「好奇心旺盛」の特徴を知っておけば、企業が求める人物像に合わせて、適切に言い換えることも可能です。
好奇心旺盛な人の特徴
- チャレンジ精神がある
- 臨機応変に行動できる
- 自発的に行動できる
- 前向き
- コミュニケーション能力がある
1.好奇心旺盛な人は「チャレンジ精神がある」
好奇心旺盛な人は、興味・関心のあることに対して積極的に取り組むチャレンジ精神を持ち合わせています。チャレンジ精神は、仕事においても重要な要素の一つです。特に新卒や第二新卒などの若手採用では、経験やキャリア不足をカバーする強みとして期待されます。
選考でチャレンジ精神をうまくアピールしたい方は「チャレンジ精神を自己PRするコツは?面接・履歴書で使える例文11選」のコラムもあわせてチェックしてみてください。
2.好奇心旺盛な人は「臨機応変に行動できる」
さまざまな物事に好奇心を持って取り組む人は、臨機応変に行動する能力も高いといえます。仕事においては、新しい環境や業務に対しても柔軟な対応を取れる人材であると期待されるでしょう。
好奇心旺盛であることに加え、状況に応じて必要な行動を取れる判断力や、トラブルに対して柔軟に対処できる対応力も、積極的に自己PRでアピールすることをおすすめします。
3.好奇心旺盛な人は「自発的に行動できる」
好奇心旺盛な人は、自発的に行動できることも特徴の一つです。自らの意思で興味関心のある物事を探求する傾向があるため、分からないことをすぐに調べたり聞いたりして解決できることが多いでしょう。自発性のある人は「成長力があり早期に戦力になれそうな人材」と期待されるはずです。
自己PRで行動力をアピールしたい方は「行動力とは?言い換え例や効果的な自己PRのコツも詳しく解説」のコラムを参考にすると良いでしょう。
4.好奇心旺盛な人は「前向き」
好奇心旺盛な人は、ポジティブであるともいえます。不安や失敗を恐れず、果敢に新しい物事に取り組む前向きさは、仕事においても評価される要素です。
ただし、失敗をしても反省や改善をしない姿勢は望ましくありません。自己PRでポジティブさをアピールする場合は、単に「失敗を気にしない」のではなく「しっかり反省して前向きに改善する姿勢」も示すことをおすすめします。
5.好奇心旺盛な人は「コミュニケーション力がある」
好奇心旺盛な人の中には、コミュニケーションを取るのが得意な人もいるでしょう。好奇心を発揮して初対面の相手にも積極的に話しかけたり、知りたいことがあれば臆せずに質問したりする中で、コミュニケーション力がつくことも少なくありません。
コミュニケーション力は、社会でも大変役に立つスキルの一つです。アウトプット(話すこと)だけでなく、インプット(聞くこと)の上手さも自己PRでアピールできると、企業からの評価はより高まるでしょう。
「好奇心旺盛」と「探究心」の違い
好奇心と似ている言葉に「探究心」があります。探究心は興味を持った物事を深く追求しようとする心を指す言葉です。一つの物事に集中して突き詰めていくタイプの人は「探究心がある」といえるでしょう。自分が「好奇心」と「探究心」のどちらの性質に近いのかによって、自己PRの仕方も変わる可能性があります。まずはしっかりと自己分析をし、自分の性質を知ることから始めましょう。「好奇心旺盛」を活かせる4つの職種
仕事をするにあたって好奇心旺盛な点が有利に働くかは、企業や職種によって異なります。好奇心旺盛であることを長所として活かしやすい職種をまとめました。
「好奇心旺盛」を活かせる職種
- 営業職
- 企画職
- クリエイティブ職
- エンジニア職
1.営業職
さまざまな顧客に商品を売り込む営業職は、好奇心旺盛な点を活かせる職種の一つです。好奇心が旺盛だと初めての相手にも臆せずアプローチし、ニーズを引き出せるでしょう。成果が出なくて苦しい状況に陥っても、新しい営業手法やプレゼン方法を積極的に取り入れることで打開できる可能性があります。営業職に応募する場合は、自己PRでコミュニケーション能力や行動力もあわせてアピールすると、より好印象を与えられるはずです。
営業職の仕事内容や、好奇心旺盛以外に向いている性格やスキルなどが知りたい方は「営業って何をする職種?求められるスキルや向いているタイプを紹介」をチェックしてみてください。
2.企画職
企画職も、好奇心を活かせる職種です。企画職は商品やサービスなどを企画する仕事で、世の中やユーザーのニーズを敏感にキャッチする力が求められます。好奇心旺盛な人であれば、市場の動向や需要の変化を積極的に把握できるでしょう。仕事をするうえでは、企画を実行に移す人とのコミュニケーションも求められます。企画職の選考では、好奇心と同時にコミュニケーション能力も自己PRでアピールするのがおすすめです。
企画職の仕事内容について知りたい方は「企画職とは?仕事内容や向いている人の特徴、未経験から就職する方法も解説」をあわせて確認しましょう。
3.クリエイティブ職
好奇心旺盛な人は、クリエイティブ職にも向いています。クリエイティブ職は、これまでにない新しいものを生み出す仕事のため、造り手側にも新しい技術やトレンドを積極的に取り入れる姿勢が必要です。好奇心旺盛な人は、価値観を選り好みせずに受け入れる傾向があるため、豊富なアイデアを得られるでしょう。さらに、世間のニーズに見合ったものを創出できれば、より多くの利益につながることも考えられます。
クリエイティブ職に興味があり、未経験から挑戦しようと考えている方は「クリエイティブな仕事がしたい!おすすめの職種20選や向いている人を解説」のコラムをチェックしましょう。
4.エンジニア職
エンジニア職も、好奇心旺盛な人が歓迎されやすい職種といえるでしょう。エンジニア職で重視されるのは、日々更新される情報や技術を積極的に学び取っていく姿勢です。好奇心を活かして常に新しい知識やスキルをキャッチし、柔軟に取り入れていけば長く活躍できるでしょう。
なお、近年のIT業界は人手不足のため、未経験者や文系の人もエンジニア職として積極的に採用されています。好奇心が旺盛な人は、経験や文理を問わず挑戦してみましょう。エンジニア職の種類や仕事内容を知りたい方は「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムを参考にしてください。
「好奇心旺盛」を自己PRで伝える4つの方法
「好奇心旺盛」なところを自己PRで活かすには、アピールの仕方が重要です。以下の4つのポイントを押さえ、就職成功に効果的な自己PRを考えましょう。
「好奇心旺盛」を自己PRで伝える方法
- 自己PRには具体的なエピソードを添える
- 好奇心により得られたものを伝える
- 仕事に好奇心が活かせることをアピール
- 自己PRは結論から伝える
1.自己PRには具体的なエピソードを添える
自己PRで大切なのは「説得力」です。単に長所や強みを並べるだけでは、採用担当者に「オリジナリティがない」と判断されてしまいます。好奇心旺盛であることが伝わる具体的なエピソードを織り交ぜて、説得力を高めましょう。
具体的なエピソードを添えることで採用担当者が応募者の人物像をイメージしやすくなり、印象にも残りやすくなります。
2.好奇心により得られたものを伝える
応募者がこれまでにどのような経験をして何を得たかという点も、企業が着目するポイントの一つ。好奇心旺盛なことで得られたプラスの影響を伝えられると、自己PRの効果が増します。
自己PRで述べる具体的なエピソードは「この経験により○○という成果が得られた」というように、ポジティブな結果で締めくくるのがおすすめです。採用担当者に「就職後も好奇心を活かして良い結果を生み出してくれるだろう」という期待感を持たせられるでしょう。
3.仕事に好奇心が活かせることをアピール
自己PRの最後では、好奇心旺盛であることが仕事に活かせる点をアピールしましょう。仕事をする際、好奇心をどのような場面に活かせるのかを述べるのがポイントです。採用担当者に応募者が自社で働く姿をイメージしてもらいやすくなり「自社に貢献してくれそう」と思わせる効果があります。
仕事と自身の強みを結びつけるには、あらかじめ企業研究をしておくことが大切です。志望企業の業務を把握し、好奇心が活かせる仕事かどうかを確認しておきましょう。
4.自己PRは結論から伝える
自己PRに限らず、応募書類や面接で質問されたことには、結論から答えましょう。結論を先に述べると話の流れが見えるので、採用担当者が理解しやすくなります。逆に、結論に至るまでの筋道が長いと、相手に真意が上手く伝わりません。特に緊張しやすい面接では、話がまとまらなくなってしまうこともあるため、自己PRは以下の流れで伝えることを意識してください。
1.結論:長所が好奇心旺盛さであること
2.経験:好奇心旺盛なことを示す具体的なエピソード
3.成果:経験により得たこと
4.活かし方:強みや経験を仕事にどう活かすか
以上の流れに沿って、企業に伝わりやすい自己PRを作成してみましょう。自己PR作成のポイントを知って志望する企業の選考を通過したい方は「自己PR書とは?就活を成功に導く書き方のポイント」のコラムも参考にして作成してみてください。
自己PRで「好奇心旺盛」が短所として伝わる3つの例
自己PRの仕方によっては「好奇心旺盛」である点がマイナス評価につながる恐れもあります。好奇心旺盛であることを短所と受け取られないよう、事前に内容を練っておきましょう。
飽き性・移り気
好奇心旺盛な人は「飽き性」という見方をされてしまう場合があります。好奇心が旺盛だと新しいことに対するチャレンジ精神がある反面、次から次へと興味・関心が移りやすい面もあることが理由です。「飽き性」「移り気がある」と思われると「仕事をやり遂げられないのでは」「すぐに転職してしまうのでは」と不安を与えます。
短所に見られないようにするためには、物事を途中で投げ出さない継続力や責任感を一緒にアピールするのがおすすめです。早期離職の不安要素を払拭するために、志望動機や自己PRの項目を充実させて、企業に熱意を伝えるのも良いでしょう。
「飽き性で仕事が続かない?おすすめの職種と長く続けられるコツを紹介」では「飽き性」をポジティブにアピールする方法を解説しているので、参考にしてみてください。
周りが見えなくなる
好奇心旺盛な人は、興味関心のある物事に熱中して取り組むがゆえ「周りが見えない人」と思われがちです。「自発的に行動できる」という長所が「協調性がない」という短所に変換されてしまうこともあるでしょう。
職種によっては、複数の業務を同時に処理する能力やチームワークが求められる場合もあります。誤解されることのないように「好奇心旺盛」だけではなく「協調性」や「タスク管理能力」も一緒に示しておくのが得策です。
注意散漫
好奇心旺盛な人は次々と新しい物事に注目する傾向があるため、注意散漫と思われる恐れもあります。「ミスが多いのではないか」「仕事の仕上がりが雑なのではないか」などと懸念される可能性もあるでしょう。好奇心の高さと同時に、集中力を持ち合わせていることや、細部にまで配慮して物事に取り組めることをアピールすることをおすすめします。
「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるOK例文3選
自己PRで好奇心旺盛をアピールするための例文とポイントを紹介します。好奇心旺盛であることを自己PRで伝える場合は、企業が求める人物像に合わせてアピールすることが重要です。以下の例文は、短所と捉えられがちなポイントもカバーしつつ「『好奇心旺盛』を自己PRで伝える4つの方法」で解説した流れに沿ってまとめています。ぜひ、参考にしてください。
「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるOK例文1
私の強みは、好奇心旺盛なところです。興味を持ったことは最後までやり抜き、求めた結果が出るまでとことん考え抜きます。
私は大学に入ってから塾講師のアルバイトを続けており、どうしたら生徒たちの力をさらに伸ばせるのか試行錯誤してきました。具体的に取った行動として挙げられるのは、ベテランの先生の授業を定期的に見学して自分に足りないスキルを確認したり、生徒の反応が鈍かったときは必ず授業内容を見直して改善点を記録したりしたことなどです。その結果、昨年は担当していた生徒全員が志望校に合格しました。
以上の経験を通して、私は成果を出すために努力することの面白さを知り、自分に対する自信も得られたと思っています。御社では、成果につながるソリューションを粘り強く追求し、クライアントに寄り添ってともに行動できるコンサルタントを目指したいです。
解説
好奇心旺盛な点と、最後まで物事を投げ出さず結果を追求する姿勢を自己PRでアピールしています。具体的なエピソードにより自発性も示しているため、成長意欲への期待も高まるでしょう。最後は結果を追求する粘り強さを仕事に結びつけており、採用担当者に「活躍してくれそうな人材だ」と好印象を与える可能性があります。「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるOK例文2
私の長所は、好奇心旺盛なところです。どのようなことでも臆せず挑戦し、柔軟に取り組めます。
大学時代は特に興味のあった演劇と軽音楽の2つのサークルに所属しました。サークルで学んだことは、チームワークの重要性で、特にやりがいを感じたのはメンバーと結束して一つのものを創り上げたことです。練習の両立は大変でしたが、効率的に練習できるよう工夫したり、徹底したスケジュール管理を行ったりすることで乗り越えられました。
チームのために自分はどのように行動すべきか考え、創意工夫した経験は御社の○○業務でも活かせると確信しています。まずはどのような業務にも積極的に挑戦し、知識やスキルを身につけていきたいです。
解説
さまざまな物事に興味を持ちつつ、柔軟に取り組めることを表現した文章です。「周りが見えなくなりがち」という短所も、チームワークの重要性を学んだ経験でカバーし、自分本位ではなく周囲に気を配れることをアピールしています。「練習の両立が大変」という課題の解決方法も具体的に述べており、自己PRの説得力も高いといえるでしょう。最後はきちんと仕事に活かせることも示しています。「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるOK例文3
私は好奇心旺盛で、さまざまな地域や国に旅行した経験をもとにブログを書くことが趣味です。
旅行の際はいつでも思い出を振り返れるように、旅行先の伝統や雰囲気、人との出会いなどを文字で記録しています。特に印象に残っているのは、アメリカのモニュメントバレーでの出来事です。ハイキング中に足を痛めてしまった私のために、同行者や周囲の人々が無理のないペースで歩いてコースを辿ってくれたことがあります。
初めての土地でのハプニングに困っている中、人の優しさに触れ、自分も誰かが困っているときに手を貸せる人になりたいと強く思いました。アメリカでの出来事はブログに記録し、今も読み返して自分の行動の指標にしています。以上の経験を御社でも活かし、緊急時にも柔軟な対応ができる人材として貢献したいです。
解説
好奇心旺盛な点に加えて、継続力や経験をこまめに記録して自分の行動指針に取り入れていることをアピールしています。「飽き性」や「注意散漫」と思われる可能性を軽減できるでしょう。さらに自身の経験をもとに、入社後どのように活躍したいかを解説しているのもポイントです。自分の特技を効果的に伝えたい方は、「特技の例文と一覧を紹介!履歴書や面接で自己PRにつなげる方法とは」もご一読ください。「好奇心旺盛」を自己PRでさを伝えるNG例文3選
企業側にマイナスのイメージを与えてしまう恐れがある例文も確認しておきましょう。好奇心旺盛であることが短所にならないよう注意してください。
「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるNG例文
私は大学時代に飲食店、塾講師、イベント運営の3つのアルバイトを経験し、多くの人と交流しました。飲食店や塾はさまざまな人が利用するため、毎日新鮮な経験をしていたことを記憶しています。
また、イベント運営のアルバイトでは、毎回異なるスタッフと多種多様なイベントに携わり、達成感を味わいました。苦労も経験しましたが、努力することで乗り越えられたと思っています。3つのアルバイトを経験したことは、私の中で貴重な財産です。私は好奇心旺盛さを活かして御社でもさまざまな仕事に挑戦し、コミュニケーション力を発揮したいと思っています。
解説
自己PRの伝え方のポイントである「結論から述べる」という点ができておらず、好奇心旺盛のアピールが最後にきています。結論が最後になると全体的に回りくどい印象になるので注意しましょう。具体性のないエピソードも説得力を欠くので避けるのが無難です。上記の例の場合、特に印象的なアルバイトに絞ったり、具体的なトラブルや解決方法を述べたりして、相手に伝わりやすい説明を心掛けるのが望ましいといえます。「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるNG例文2
私の長所は好奇心旺盛なところで、大学時代は興味があることをくまなく経験しました。まず、大学入学後すぐに参加したのはフットボールサークルです。次に仲間に誘われて、冬場はスノーボードにも挑戦しました。2年生になり勉学の面で実践したのは、多彩なジャンルの講義を受講することと、読書量を増やすことです。また、3年生のときには就職活動前の旅行として、日本各地の絶景スポットを巡りました。景色はもちろん、旅先の人々と交流したことは貴重な経験です。
現在は、さまざまな業界や企業を研究し視野を広げています。好奇心を発揮できる仕事で多くの経験をし、社会人として成長していきたいです。
解説
冒頭で「好奇心旺盛」と述べているものの、具体的な強みが伝わりません。また、過去のエピソードのまとまりのなさから、好奇心旺盛であることが「飽き性・移り気」という短所に捉えられてしまう可能性があります。経験から得られたものも不明確なため、自己PRとしては弱いといえるでしょう。企業がどのような人材を求めているのかを把握し、マッチする自分の強みをアピールすることが重要です。「好奇心旺盛」を自己PRで伝えるNG例文3
私の強みは好奇心旺盛なところです。大学時代はさまざまなサークルやアルバイトを経験しました。1年生のときに入ったのは、興味のあったテニスサークルです。また、人と接するのも好きだったため、アルバイトでは飲食店で接客を経験しました。2年生になり、物書きをしてみたいという思いから参加したのは、文芸サークルです。活動期間は短かったですが、私にとっては良い経験になったと考えています。
アルバイトもコンビニ店員や家庭教師など、大学卒業までさまざまな分野を経験しました。アルバイトやサークル活動を通じて多くの人と接してきた経験を活かして、御社にも貢献していけると考えています。
解説
自らの強みとして伝えた「好奇心旺盛」な点とエピソードとの関連性が薄く、自己PRに説得力がありません。サークルやアルバイトの経験も絞れておらず、移り気な印象を与える可能性があります。ただ「○○をした」という事実を述べるにとどまっているため、入社後に活躍しているイメージも浮かびにくいでしょう。好奇心旺盛であることの強みをアピールできるエピソードを絞り込み、経験から得たことをどのように仕事に活かすのか具体的に伝えることがポイントです。自己PRでは企業が求める人物を的確に把握しよう
企業に好印象を持ってもらうには、企業が求める人材に合わせてアピールすることが大切です。いくら自分についてアピールしても、応募先の企業が「採用したい」と思わなければ内定には至りません。企業研究を行って「どのような人材が活躍しているか」「これからどのような分野に力を入れていくのか」「どのような社風か」などをチェックしましょう。
「企業情報を見てもイマイチ求める人材が分からない」「自分のなにがアピール材料になるか知りたい」とお悩みの方は、就職エージェントを活用してみてください。ハタラクティブは、20代を中心とした若者向けの就職・転職エージェント。専任のアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行い、あなたに合った企業や求人をご紹介します。
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「好奇心旺盛」を自己PRに使う際のQ&A
「好奇心旺盛」を自己PRに使う際の主な質問と回答をご紹介します。
好奇心旺盛が高く評価されるのはどのような企業?
好奇心旺盛は、変化に富む傾向があるベンチャー企業や、流行を先取りし新しいものを生み出すメーカーなどで高く評価されるでしょう。逆に保守的な体制の企業や、インフラなど変わらないものを扱う企業では、一つのことを掘り下げる姿勢のほうが好まれる傾向があります。どのような企業が自分に向いているのかについては「自分に合った会社の選び方がわからない!選ぶ基準や気をつけたいことを解説」のコラムもご覧ください。
好奇心旺盛はどのような強みと一緒にアピールできる?
好奇心旺盛は、行動力や探究心などと一緒にアピールするのが効果的です。
一緒にアピールすると、仕事の覚えが早く意欲的に業務に取り組んでくれる印象を抱かせます。行動力は「フットワークが軽く、新しいことにチャレンジする」という印象を与え、探究心は「1つのことを深く追求する」という印象を与えるでしょう。応募企業に合わせて、アピールする強みを変えてみてください。
面接で好奇心旺盛をアピールするためのポイントは?
面接では履歴書やエントリーシートに記載した自己PRの内容と一貫性を持たせましょう。
書類に記したエピソードをもとに、経験から得られた気付きや学び、仕事への活かし方をより具体的に伝えるのがおすすめです。応募企業の業務に活かせることをアピールし、面接官に「自社で活躍してもらえる人材」だとイメージしてもらえるように伝えましょう。面接での受け答えに不安がある方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。