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ホワイト企業の見分け方とは?働きやすい環境に転職しよう
この記事のまとめ
- ホワイト企業とは給与や福利厚生などの待遇が良く、社員が働きやすい環境が整っている企業のこと
- ホワイト企業の見分け方には福利厚生の充実や平均勤続年数の長さ、公平な評価制度の導入などがある
- 国や行政の認定を取得している企業を確認することもホワイト企業の見分け方の一つ
- ホワイト企業に就職・転職するなら、ネームバリューや企業規模などに囚われず勤務条件や労働環境以外にも目を向ける
- 自分に合ったホワイト企業を見分けるには、プロの力を借りて確実な情報を得るのがおすすめ
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就職・転職を検討する際、「ホワイト企業の見分け方が知りたい」「ストレスなく快適な環境で働きたい」と考える方もいるでしょう。一般的に、ホワイト企業と呼ばれる会社は従業員の満足度が高く、長く働ける環境が整っている特徴があります。近年では、企業側が労働者の勤務環境を改善する意識も高まっているため、さまざまな要素から企業の実態を判断できるでしょう。
そこで今回は、従業員が働きやすい環境や条件を整える「ホワイト企業」の見分け方について解説します。また、ブラック企業を避けるためのポイントや、自分に合ったホワイト企業を探す方法もご紹介。理想的な環境を求めて就職・転職したい方はぜひ参考にしてみてください。
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ホワイト企業の定義とは
一般的に、従業員が働きやすい企業のことを「ホワイト企業」と呼びます。これは、政府や厚生労働省が明確に定義した言葉ではありません。しかし、過酷な労働を強いる「ブラック企業」に対比する企業という理由から、「ホワイト企業」という表現が一般にも浸透しているようです。
ホワイト企業には、「勤務環境や待遇がいい」「労務管理が徹底している」「長く働ける環境を整えている」といった優良なイメージがあります。労働環境への意識が高まる中、企業の「ホワイト度」は求職者が職場を選ぶ際の重要な判断材料といえるでしょう。
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ホワイト企業の見分け方13選
ここでは、求人を探すときの目安となるホワイト企業の見分け方について解説します。以下のような傾向があると、ホワイト企業の可能性が高いといえるでしょう。ぜひ参考にして、自分が求める企業探しに役立ててみてください。
ホワイト企業の見分け方
- 平均勤続年数が長い
- 残業時間が少ない
- 基本給や福利厚生などの待遇がいい
- 従業員の健康維持・向上に取り組んでいる
- 明確な評価制度が設けられている
- 研修制度が充実している
- ワークライフバランスの取れた働き方ができる
- 有給休暇の取得率が高い
- 女性が働きやすい制度や仕組みがある
- コンプライアンス意識が徹底されている
- 求人で仕事情報を隠さず公開している
- オフィスが整理整頓されている
- 選考時の雰囲気や面接官の態度に好感がもてる
1.平均勤続年数が長い
ホワイト企業の大きな特徴としてあげられるのが、従業員の勤続年数の長さ。社員が働き続けようと思える、魅力的な環境が整っていることを意味しているからです。
厚生労働省が行った調査「雇用動向調査結果(1 入職と離職の推移)」によると、令和5年における全体の離職率は一般労働者で12.1%。これより低いと離職率が低く、離職者が少ない企業の傾向があると判断できるでしょう。ただし、どのような企業でも一定数の離職者がいることも理解すべき点です。
離職率は、企業のWebサイトやハローワーク、就職四季報、エージェント、口コミサイトなどから調べられます。なお、離職率は公開義務がなく、企業によっては公開していない可能性もあるため注意が必要です。
参照元
厚生労働省
令和5年 雇用動向調査結果の概要
2.残業時間が少ない
労働基準法によって定められている残業時間は、1ヶ月あたり45時間、年間で360時間までです。しかし、厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年分結果確報(第2表 月間実労働時間及び出勤日数 )」によると、令和6年の残業時間の月平均は13.5時間でした。これは、1日あたり約40分の残業時間となります。
業界や職種によっても残業の有無や長さは異なりますが、月あたり13.5時間より少なければホワイト企業の傾向があると判断できるでしょう。
参照元
厚生労働省
毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査):結果の概要
3.基本給や福利厚生などの待遇がいい
基本給の高さや福利厚生の手厚さなども、ホワイト企業の判断材料として活かせます。基本給が高いということは、売上をしっかり従業員に還元しているということ。会社としての利益を優先するのではなく、従業員にも還元するという考えはホワイト企業ならではといえるでしょう。
また、基本給が高いのは業績が安定している証拠にもなります。
あわせて、より従業員が満足できる環境を整えるため、福利厚生を充実させているのもホワイト企業といわれる要素の一つです。もし基本給が低かったとして、福利厚生が手厚ければ金銭面での負担が少なくなる場合もあるでしょう。
ここでいう福利厚生とは、企業独自の「法定外福利厚生」のこと。以下に主な例をまとめました。
法定外福利厚生の主な例
- 家賃補助/住宅手当
- インフルエンザ予防接種の補助
- 企業内保育所の設置/保育料補助
- 育児・介護等での短時間勤務制度
- 自転車通勤支援制度
- ランチ代補助
- 書籍購入費補助
- スポーツクラブ利用補助
賞与の有無や平均年収も見てみよう
ホワイト企業の傾向を見分け方として、企業の募集要項から賞与の有無や平均年収などもチェックしてみましょう。賞与の支給は法律で義務付けられていないため、判断材料の一つとして役立ちます。
また、賞与の回数のみで判断するのは避けるのが無難。年3回よりも年2回のほうが支給額が多い企業もあるからです。賞与金額の確認は難しいですが、平均年収と照らし合わせながら見極めてみましょう。
4.従業員の健康維持・向上に取り組んでいる
従業員の健康維持や向上について積極的に取り組んでいるのも、ホワイト企業の傾向があるといえるでしょう。たとえば、「ウェルビーイング経営」を行っている企業は、社員が快適に働ける環境を整え、企業の生産性や持続的な成長も高めていくといった指標があると判断できます。また、先述した福利厚生や待遇の手厚さなどからも、従業員の健康管理を重視している企業だと分かる場合もあるでしょう。
また、従業員の様子を確認してみるのも方法の一つです。もし、面接が企業のオフィスや会議室などで行われる場合、面接に行く途中に応募企業の社員とすれ違ったり顔をあわせたりするタイミングがあるでしょう。その際に、社員の表情や雰囲気をチェックすると、社内のおおまかな雰囲気を確認できます。
たとえば、表情が明るく身なりがきちんとしている人が多ければ、活気のある印象を受けるでしょう。表情が暗く疲れた様子の社員が多ければ、残業が多かったり業務が多忙だったりするのではと予測ができます。
5.明確な評価制度が設けられている
ホワイト企業の傾向がある特徴には、公平で透明性のある評価制度が整っていることも挙げられます。成果や努力が正当に認められ、昇給や昇進に反映される仕組みがある職場では、従業員のモチベーションも高まりやすくなるでしょう。
一方、評価基準が曖昧だったり、上司の主観に左右されたりするような環境だと不満が生じやすく、離職の原因につながることも。そのため、企業研究をする際は、評価制度の有無やその運用方法についても注目してみるのがおすすめです。
6.研修制度が充実している
ホワイト企業は従業員の育成に積極的なため、コストが掛かったとしても研修制度を整えています。これは、社員一人ひとりがスキルアップすることが、会社全体の成長につながると考えているため。入社時の研修はもちろん、入社期間やスキルの習熟度によって細かい研修が用意されており、望むキャリアが実現できるのはホワイト企業の特徴といえるでしょう。
7.ワークライフバランスの取れた働き方ができる
仕事と私生活の両立が図れる環境では、心身ともに健康を保ちやすく、長く安心して働くことができるでしょう。たとえば、過度な残業がなく定時退社が推奨されていることや、育児・介護との両立を支援する制度が整っていることなどが挙げられます。また、テレワークやフレックスタイムの導入も、柔軟な働き方の実現を助ける制度です。
ワークライフバランスを重視している企業は、社員の生活を大切に考えており、その姿勢が定着率や満足度にも表れているといえます。
8.有給休暇の取得率が高い
社員の有給休暇の取得率が高いことも、ホワイト企業として認定される要素の一つです。有給休暇は、年間5日の取得が義務付けられているものの、取得日を企業が定めているケースも見受けられます。労働者が好きなときに、周囲に気を使わずに有給休暇が取得できる環境はホワイト企業の傾向があるといえるでしょう。
9.女性が働きやすい制度や仕組みがある
女性の社会進出が当たり前となっているなか、結婚や出産、育児などで男性に比べてキャリアがストップしやすい状況は大きく変わっていません。しかし、ホワイト企業は女性が働きやすい環境を整えているのも特徴。時短制度やフレックス制度、近年では在宅・テレワークの導入も目立ちます。
そのほか、社内に託児所や企業主導型の保育所を設置していたり、家庭の事情で休みやすいよう日頃から業務を共有する文化があったりすることも。離職率の低さや復帰のしやすさから、女性の役職者や役員が多いのも優良企業を見分けるポイントになるでしょう。
10.コンプライアンス意識が徹底されている
コンプライアンスとは「法令遵守」のこと。書類の改ざんや個人情報漏洩といった会社規模のものだけでなく、ハラスメントや規定を超える時間外労働なども含めて、倫理や社会的規範に則った行動を取ることをホワイト企業は徹底しています。
また、会社や個人が意識するだけでなく、相談窓口の設置や研修の実施などを行い、未然に防ぐ取り組みにも積極的といえるでしょう。
11.求人で仕事情報を隠さず公開している
ホワイト企業を見極めるうえで、求人情報の透明性は大きな判断材料になります。たとえば、仕事内容や勤務時間、給与、福利厚生、残業の有無などを具体的に明記している企業は、応募者に対して誠実な姿勢をもっているといえるでしょう。
一方、残業時間や休日出勤など労働環境が悪い部分を隠していたり、「やりがいのある仕事」「成長できる環境」など抽象的な表現が多く、実際の業務内容や待遇が曖昧だったりする場合は注意が必要です。
12.オフィスが整理整頓されている
面接で企業のオフィスを訪れた際は、オフィスの様子をチェックしておきましょう。求人情報や企業サイトは、優良な情報や雰囲気だけを切り取って載せられるため、必ずしも真実とは限りません。
オフィスが整理整頓されてきれいな様子であれば、個々の業務だけではなく共有の場にまで意識が行き届いていると予測できます。一方、オフィスが書類にあふれて片付いていない様子だと、業務が忙しくオフィスの整理整頓まで手が回らないのではと考えられるでしょう。
13.選考時の雰囲気や面接官の態度に好感がもてる
面接では、応募者の適性を見るだけでなく、企業側の価値観や社風が垣間見える場でもあります。丁寧に話を聞いてくれたり、応募者に対して敬意をもって接してくれたりする面接官がいる企業は、社員を大切にする風土が根づいている可能性が高いといえるでしょう。
逆に、圧迫的な態度を取ったり、横柄な言動が目立ったりする場合は、入社後もそのような文化が続いている可能性があります。
選考の場は、企業が自分に合っているかを見極める絶好の機会。緊張しがちな場面ではありますが、面接官の姿勢や対応から「この会社で働きたいと思えるかどうか」を冷静に感じ取ることも大切です。
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ホワイト企業の見分け方として国の認定を目安にする方法もある
新卒の就活や転職のときにホワイト企業を見分ける方法として、国が認定している制度を確認する方法もあります。ここでは、国の認定を受けて取得できるマークとその詳細をまとめました。
安全衛生優良企業認定(ホワイトマーク)
安全衛生優良企業認定は、労働者の安全と健康に積極的に取り組んでいることが認められ、安全衛生において高い水準を維持している企業が対象です。
この認定を受けた企業は、長時間労働の是正やメンタルヘルス対策など、安全かつ安心して働ける職場づくりに力を入れています。制度の認定基準は厳しく、継続的な取り組みが求められるため信頼性が高いのが特徴です。
参照元
厚生労働省
安全衛生優良企業公表制度 - 職場のあんぜんサイト
ユースエール認定
ユースエール認定とは、若者の採用や育成に積極的であり、かつ労働環境の整備が行き届いている中小企業を対象に認定されるものです。具体的には、離職率の低さや法定外の労働時間の短さ、有給休暇の取得実績、研修制度の充実など厳しい基準をクリアした企業だけが認定を受けられます。
ユースエール認定企業は、厚生労働省「若者雇用促進総合サイト(ユースエール認定企業一覧)」で一覧が公開されているため、信頼できる企業選びに活用できるでしょう。
参照元
厚生労働省
ユースエール認定制度
若者雇用促進総合サイト
えるぼし認定・くるみん認定
「えるぼし認定」とは、厚生労働省が「女性活躍推進法」に基づいて行っている認定制度です。女性の採用・管理職登用・働きやすさなどの観点で一定の基準を満たした企業に与えられるもので、3段階の認定レベルがあります。
また、「くるみん認定」は育児と仕事の両立を支援する企業に対して送られる認定です。どちらも厚生労働省が定めた厳しい基準をクリアしており、実際の制度の運用や取り組み姿勢が問われます。これらの認定を取得している企業は、性別やライフステージに関係なく、働きやすい環境づくりに取り組んでいる証拠といえるでしょう。
参照元
厚生労働省福岡労働局
「えるぼし」 ・ 「くるみん」 認定取得を目指しましょう
ホワイト企業の対比となる「ブラック企業」の特徴は?
ブラック企業とは、働く環境が劣悪な会社のことを指します。ブラック企業もホワイト企業と同様に明確な定義はないものの、働く環境が「劣悪」ということから使用されるようになりました。
ここでは、ブラック企業の傾向がある具体的な特徴について解説します。ブラック企業は、都合の悪い部分をうまくぼかして求人票を掲載していることがあるため、見分け方を把握し細かくチェックするようにしましょう。
「ブラック企業」の傾向がある特徴
- 常に求人情報を出している
- 根拠がなく根性・精神に頼った企業風土がある
- 人間関係が極端に悪い
- 長時間労働が常態化している
常に求人情報を出している
常に求人情報を出している場合、ブラック企業の傾向があるといえるでしょう。一見、採用意欲が高い企業のようにも見えますが、実際は人の入れ替わりが激しく、慢性的な人手不足に陥っている可能性があります。
もちろん、事業拡大などで継続的に人材を募集しているケースもありますが、常に同じ職種・同じ内容の求人が出ている場合は注意が必要です。
根拠がなく根性・精神に頼った企業風土がある
「気合いで乗り切れ」「やる気があればできる」など、精神論ばかりが先行する企業もブラック企業の危険性があるでしょう。
ブラック企業には、仕事の進め方や成長のプロセスに対する明確な仕組みがなく、根性や忍耐力を過剰に求める風土が根づいていることがあります。このような職場の場合、教育体制が整っておらず、上司の指示も曖昧なまま放置されることも珍しくありません。結果、業務効率が悪くなり、精神的な疲弊だけが残るケースもあるようです。
人間関係が極端に悪い
ブラック企業では、上司からのパワハラや社員同士のいじめ・無視など、極端に悪い人間関係が放置されている場合があります。また、職場の雰囲気の悪さから相談や協力ができず、孤立感を抱えながら働くことも。職場の人間関係は、働くうえでの満足度やストレスに直結します。こうした環境では、モチベーションも下がりやすく、心身に悪影響を及ぼすことも少なくありません。
人間関係が悪化していても、組織として問題を放置している企業は社員を大切にしていないとして、ブラック企業の傾向にあるといえるでしょう。
長時間労働が常態化している
ブラック企業の典型的な特徴として、長時間労働が常態化していることが挙げられます。定時で退社できる日が少なく、日常的にサービス残業が発生していたり、休日出勤を暗黙のうちに求められたりするケースもあるようです。このような職場では、業務量と人員が見合っておらず慢性的に人手が足りていない場合があります。
また、長時間働くことが美徳とされ、効率よりも「頑張っている姿勢」が評価される風土が根づいていることも。このまま長期的に働き続けると、心身ともに疲弊してしまうリスクがあるでしょう。
ホワイト企業に就職・転職するときの注意点
ホワイト企業に就職・転職するときは、ただ特徴を理解するだけでなく「イメージに固執しない」「環境や条件ばかりに目を向けすぎない」などにも注意が必要です。
以下を参考にしながら、仕事そのものが自分に合っているかを確認してみましょう。
ホワイト企業=大手企業とは限らない
大手企業や有名企業がホワイト企業とは限りません。もちろん、知名度が高ければ社会に与えるインパクトも強くなるため、コンプライアンス意識や労働環境は整備されるでしょう。
しかし、実際に働いてみると「達成が難しいノルマを課される」「仕事量が多すぎて持ち帰り残業が当たり前」「年功序列や派閥が強くキャリアアップが難しい」といった実態が見えてくることも。イメージや思い込みで決めつけず、視野を広げてホワイト企業を探すことが重要です。
ホワイト企業ランキングでは分からないことに注目しよう
就職・転職活動の際、多くの人が参考にする「ホワイト企業ランキング」ですが、その情報だけで企業を判断するのは避けるのが無難。ランキングは一定の基準で評価されていますが、実際の職場の雰囲気や自分の価値観や性格、能力との相性までは把握できません。
また、制度が整っていても実際には現場で利用しにくい雰囲気があり、適切に運用されていないケースもあります。本当に自分に合ったホワイト企業を見つけるためには、従業員の口コミやOB・OGの話を聞いたり、会社説明会・面接時の対応などを参考にしたりして、よりリアルな情報を集めるようにしましょう。
勤務条件や労働環境以外にも目を向ける
ホワイト企業で働きたいという気持ちが強いと、どうしても労働条件や環境ばかりに目が行きがちです。しかし、業務内容が合わなければ働き続けることが難しくなる可能性もあります。自分の価値観やキャリアビジョンと企業の方向性が合っていなければ、長期的な満足にはつながりません。
たとえば、実際に働いている社員の声や企業の取り組み、姿勢などを確認してみましょう。自分にとって「本当に合う職場かどうか」を多方面から判断することが、後悔しない選択につながります。
外から分かりにくい点も確認する
社内の雰囲気や評価制度、有給取得の実態などは、入社前は分かりにくい情報です。しかし、入社してから後悔しないためにも、できる限り求職活動の段階で情報を確認するのがおすすめ。インターネットの口コミサイトやコーポレートサイトの社員インタビューをチェックするほか、機会があれば会社訪問やOB・OG訪問を行ってみましょう。そのほか、エージェントを活用して事前に企業情報を得るのも方法の一つです。
自分に合ったホワイト企業を探す方法
「自分に合ったホワイト企業」は人それぞれ。求人や企業のWebサイトなどの情報のみでは把握できないこともあります。たとえば、口コミサイトを見たり、OB・OG訪問を行ったりして実際の現場の声に触れてみると、入社後のミスマッチを防げる可能性があるでしょう。
「ストレスなく快適な働き方ができる企業を見つけたい!」と考えている方は、以下で解説する方法をぜひ参考にしてみてください。
1.口コミサイトを参考にする
企業の実態を知る手段として、社員や元社員の声が投稿される口コミサイトは有効な方法の一つです。実際の労働時間や職場の雰囲気、上司の対応など、求人票だけでは分からないリアルな情報を得ることができます。
ただし、すべてを鵜呑みにするのではなく、複数の口コミを比較して傾向を掴むことがポイント。ポジティブ面・ネガティブ面の両方を確認し、自分に合うかどうかの判断材料にしましょう。
2.OB・OG訪問を行う
OB・OG訪問は、企業の内情や働く人のリアルな声を聞ける貴重な機会です。仕事のやりがいや大変な部分、社風や人間関係など、ネットでは得られない情報を直接聞けるのが大きなメリットになります。また、疑問や不安を率直にぶつけることで、企業との相性をより深く知ることも可能です。
実際にその企業で働く人の価値観や雰囲気に触れることで、自分に合ったホワイト企業を見極めるヒントが得られるでしょう。
3.説明会やインターンシップに参加する
会社の雰囲気や職場の文化を体感するなら、企業説明会やインターンシップへの参加がおすすめです。特にインターンでは、社員と直接関わることで、その企業が自分に合っているかを肌で感じることができます。業務の進め方や社内の人間関係、上司との距離感など、リアルな働き方を知ることができる点が大きな魅力です。情報収集の一環として積極的に参加し、自分にとっての「働きやすさ」を見極めましょう。
4.エージェントを活用してみる
就職・転職エージェントを活用することで、自分一人では探しきれない優良企業に出会える可能性があります。担当のキャリアアドバイザーが、求職者の希望条件や価値観をもとにマッチする企業を紹介してくれるほか、世間には知られていない優良企業やホワイト企業の情報を得られることも。また、求職者のみでは分かりにくい社内の雰囲気や、業務詳細を教えてもらえるのも魅力の一つです。
先述したように、口コミサイトでは虚偽の情報が書かれていることも少なくありません。入社後、「書いてあった内容と違う…」と後悔しないためにも、プロの力を借りるのがおすすめ。確実な情報が得られるだけでなく、不安も軽減されます。効率よくホワイト企業を探したい人にとっては心強い味方となるでしょう。
【まとめ】自分にとっての「ホワイト企業」を見つけよう
これまで解説してきたように、一般的な「ホワイト企業」とは、年収の高さや残業の少なさ、整備された労働環境、国・行政の認定を得ていることなどが当てはまるでしょう。しかし、ホワイト企業といわれる要素が、自分にとって必ずしも重要とは限りません。
どれだけ好条件が揃っていても、「この企業だとスキルや経験が積めなさそう」「このままだと将来的にキャリアを築けないかも」など、自分が求めているものがなければ、せっかく入社できても早期離職につながる可能性もあります。
ランキングや待遇、福利厚生などのみに囚われず、あくまでも自分にとって働きやすく、やりがいのある仕事ができる企業探しをすることが大切です。
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ホワイト企業の見分け方に関するFAQ
ここでは、ホワイト企業の見分け方を知りたい方に向けて、どのようなことを意識してチェックしたら良いかをQ&A形式で紹介します。
上司がパワハラぎみなのですがブラック企業ですか?
企業自体がホワイトな特徴をもっていても、直属の上司が自身にとってブラックな性質をもっていれば、働く環境としてはブラックになる可能性があるでしょう。
ホワイト企業・ブラック企業を判断する一定の目安はありますが、最終的には自分自身がどう感じるかが大きく影響します。たとえば、多少業務が忙しく残業が発生しても、職場の仲間が協力的で良好な雰囲気で仕事ができればホワイト企業と考える人もいます。一方で、業務は無理なく進められるものの、上司の態度が悪く精神的・身体的に苦痛を感じている場合、人によってはブラックとも捉えられるでしょう。
ホワイト企業あるあるは何ですか?
一般的に、ホワイト企業と認識されやすい特徴は「有給が取得しやすい」「パワハラ対策が行われている」「基本的に定時で帰れる」「部署間の雰囲気が良好」「新人教育が整っている」などがあります。条件はあくまで参考であり、さらに自分の条件や目的に合っているかを確認して就活や転職を進めるのがおすすめです。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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