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転職の準備は何から始める?流れや効率的に進めるポイントを解説
更新日
この記事のまとめ
- 転職の準備を進める際は、最初に働く場所を変える目的や必要性を確認するのが大切
- 転職準備で自己分析をして自身への理解が深められると、応募企業を絞りやすくなる
- 在職中に転職準備をする場合は、計画を立てて進めるのがおすすめ
- 退職後に転職準備を進める場合は、目的が生活費の確保に変わらないように注意が必要
- 自分に合う転職支援サービスを利用することで、効率的に準備を進めやすくなる
「転職の準備は何から始めれば良い?」と疑問に感じる方もいるでしょう。転職活動を進める際は、職場を変える目的や必要性を確認しておくことが大切です。転職以外に希望の働き方を実現する方法がないことを確認してから行動に移しましょう。
このコラムでは、転職活動の具体的な流れや、準備を始めるタイミングによる注意点の違いを解説します。転職を希望している方は、参考にして準備をスムーズに進めましょう。
転職の準備は何から始める?
転職の準備を始める際は、目的や目標を明らかにしたうえで計画を立てることが大切です。
ここでは、転職準備の流れを解説します。「転職を希望しているものの、何をすれば良いかが分からない」とお悩みの方は、ぜひご一読ください。
転職の目的を考える
まずは、転職を通して何を実現したいのかを考えます。目的が曖昧だと、転職活動を進めるうえでの方針も抽象的になりやすいため、具体的な行動計画を立てるのが難しい場合があるでしょう。
転職できたとしても、入社後に仕事内容や労働環境とのミスマッチに気づき、再び転職する必要性が生じる可能性も否定できません。
自身の希望とマッチした職場選びをして、転職活動をスムーズに進めるためにも、最初に「転職を通して実現したいこと」を明確にしておきましょう。
将来どうなっていたいのかイメージする
転職をする際は、働く場所を変えたあとの将来もイメージしておくのがポイントです。
「今より待遇面が良い場所で働きたい」「転職して今の職場の人間関係から解放されれば良い」など、現時点の状況を変えることだけに焦点を当てると、入社後、キャリアに関する悩みが生じる場合もあり得ます。
一方で、「転職した先で、将来どのような姿になっていたいか」まで考えておけば、5年・10年先の希望も叶えられる職場選びをするのに役立つでしょう。入社直後だけでなく将来的にミスマッチを感じにくくするためにも、キャリアプランやライフプランも一緒にイメージしてみるのをおすすめします。
転職が本当に必要なのか確認する
転職の準備を始める前に、「本当に今の職場を退職する必要があるのか」を確認してみてください。
たとえば、「仕事内容が合わない」と感じていることが転職を希望する理由である場合、なぜ「合わない」と感じるのかを具体的に考えてみましょう。合わないと感じる理由が「スキル不足」なのであれば、現在の職場で経験を積み重ねたり、上司に相談してサポートを受けたりすることで改善する可能性があります。
転職は、必ずしも自身の希望を叶えられるとは限りません。現在の職場で状況が改善する可能性がある場合は、先に問題解決のために行動してみるのが大切です。
それでも、「今の職場では自身の希望を叶えられない」と感じる場合は、転職するのをおすすめします。
自己分析で仕事に求める条件を定める
自己分析を通して、自身の価値観への理解を深め、仕事に求める条件を定めましょう。
仕事に求める条件が定まっていると、応募企業や職種がスムーズに選びやすくなるほか、入社後のミスマッチも起こりにくくなります。自分とマッチした職場選びをするためにも、自己分析によって働きやすい仕事の条件を確認してみましょう。
自己分析は、自分の価値観を客観視することが可能です。「自己分析の方法9選!就活や転職を成功させるためのやり方を解説」のコラムでは、詳しい方法を解説しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
キャリアの棚卸しをして強みを見つける
転職活動で応募企業へ効果的なアピールをするためにも、キャリアの棚卸しをして強みを見つけましょう。時系列に沿って、仕事における出来事を振り返り、スキルの習得や実績につながったかどうかを書き出してみてください。このとき、「応募企業の業務に活かせる内容であるかどうか」を意識しながら振り返るのが大切です。
応募企業とマッチしている強みを伝えられれば、「入社後の活躍が期待できる人材である」と企業側に捉えられ、好印象を与えられる可能性があります。
また、強みを見つける際は、「具体的な数字や指標を用いて表わせるかどうか」も基準にすると、客観的に伝わりやすいアピールをするのに役立つでしょう。
転職の流れを把握し、計画を立てる
転職活動をスムーズに進めるためには、準備の流れを把握したうえで計画を立てる必要があります。
転職先へ入社するまでに必要なことが把握できていれば、それぞれに掛かるおおよその期間も分かるでしょう。それにより、いつまでに何をすれば良いかスケジュールを立てやすくなります。
また、転職活動を進めるタイミングが在職中と退職後どちらなのかを決めておくことも大切です。両方のパターンを想定して、自身にとってメリットが大きいと感じるほうを選びましょう。
転職活動の流れは、コラム内の「知っておきたい転職活動の準備の流れ」にて詳しく解説するので、せひ参考にしてみてください。
退職後に転職活動する人は資金をためておく
退職後に転職活動を進める場合は、収入を得られない期間に備えて資金を貯めておきましょう。
事前に確実な転職活動期間を判断するのは難しく、経済面に関する不安を軽減するためにも余裕をもって生活費を確保しておくことをおすすめします。
また、転職活動期間中に資格取得を考えている場合は、受験費用だけでなく、参考書といった学習準備に掛かる費用もシミュレーションしておきましょう。
退職後の無収入となる期間に不安を感じる場合は、自身が失業保険の受給資格があるかどうかを事前に確認しておくのも方法の一つです。失業保険の受給資格や受け取り方は、「退職後に失業保険を受け取る方法を解説!条件や手続きの流れは?」のコラムで解説しているのでチェックしてみてください。
転職準備のやることチェックリストを作るのもおすすめ
転職準備を進める際には、チェックリストを作るのもおすすめの方法です。時系列順に必要なものや行動をまとめておくことで、漏れのないよう転職活動を進められるでしょう。それぞれの項目がいつまでに進めれば良いかも書いておき、計画的に準備を進めるのに役立ててみてくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
転職活動で準備するものとは
転職活動を始める際は、企業へ応募するための書類や選考対策で必要になるアイテムを準備しておきましょう。以下に、転職活動で準備するものの具体例をまとめました。
- ・応募企業へ提出する必要のある書類(履歴書、職務経歴書など)
- ・A4サイズの書類が入るバッグ
- ・クリアファイル
- ・印鑑
- ・筆記用具
- ・応募企業の求人や会社情報の記載されているもの
- ・パソコン、スマートフォン
- ・腕時計
- ・ハンカチ、ティッシュ、マスク
- ・スーツ、靴
提出する応募書類は、コピーを控えておき、面接に臨む前に再度チェックしましょう。記載した自己PRと面接で伝えるアピール内容にずれがないようにすることで、説得力をもたせられます。
面接で必要なものは、「面接時の持ち物を言われなかったら?転職活動で用意すべきアイテムリスト」のコラムでも詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。
転職準備期間中に資格を取得しておく手もある
転職準備期間中に資格を取得すると、選考に有利に働く強みにできる可能性があります。転職先の業務内容に活かせる知識やスキルを習得できる資格であれば、企業側に志望度や熱意をアピールしやすいでしょう。面接では、取得した資格の証明書が必要になる場合もあります。資格証明書はコピーを用意するのが一般的ですが、原本での提示を求められる場合もあるため、企業側が指定する形式のものを準備しておきましょう。
知っておきたい転職活動の準備の流れ
転職は、「応募企業や職種選び」「選考対策」「内定後の退職・入社準備」などのプロセスを経て実現するものです。ここでは、転職活動の準備の流れをステップごとに解説します。
「転職活動の具体的な流れがイメージできず、何をすれば良いか分からない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.情報収集をして応募企業を選ぶ
はじめに、情報収集をして自身の希望に合う応募企業や職種を選びましょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、正社員の方は情報収集の方法として、「求人サイトや就職・転職情報サイト」を利用している割合が72.8%と最も多いことが分かります。2番目に多い情報収集の手段は、「企業のホームページ(33.0%)」、3番目が「就職・転職エージェント(24.7%)」でした。
情報収集の方法 | 割合 |
---|---|
求人サイトや就職・転職情報サイト | 72.8% |
企業のホームページ | 33.0% |
就職・転職エージェント | 24.7% |
就職・転職関連のイベントに参加 | 19.1% |
家族や知人からの口コミ | 13.4% |
企業説明会 | 12.7% |
口コミサイト | 10.2% |
SNS | 9.6% |
YouTube | 8.3% |
ニュース・新聞 | 3.1% |
雑誌・書籍 | 2.2% |
あてはまるものはない | 6.7% |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書/就職活動・転職活動の情報収集の方法【正社員】(p.35)」
応募企業の情報を入手する手段は複数ありますが、併用して企業への理解を深めるのがおすすめです。入手した情報を通して企業の特徴を把握したら、「仕事の希望条件とマッチしているか」「強みを発揮しやすい環境か」「キャリアプランを実現できる可能性があるか」を基準に応募企業を選んでみましょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
2.必要書類を準備して応募する
希望の転職先を選んだら、次に必要書類を準備して応募します。「企業側が人材に求める条件」に合う内容の自己PRをするよう意識してみてください。
以下に、転職活動で提出を求められる応募書類の代表例をまとめました。
履歴書
履歴書は、応募者のプロフィールを企業へ伝えるための書類です。自分の住所や学歴、経歴といった基本的な情報のほか、志望動機や自己PRを記載します。
履歴書は書店や文房具店、100円ショップ、コンビニなどさまざまな場所で購入可能です。履歴書のフォーマットには「転職用」の種類も存在するため、使いやすいものを選んでみてください。
書類選考で採用担当者へ好印象を与えるためには、分かりやすく簡潔にまとめることが大切です。履歴書の書き方は、「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」のコラムでも詳しく解説しているので、ご参照ください。
職務経歴書
職務経歴書は、職務経歴を通して自身の経験やスキル、実績をアピールするための応募書類。転職時は、履歴書とともに提出を求められるのが一般的です。
職務経歴の内容から企業は「自社での活躍が期待できるスキルや実績をもっている人材か」をチェックしています。そのため、応募企業の社風や業務内容を意識しながら内容をまとめると、効果的なアピールにつながりやすくなります。
職務経歴書の書式は、「編年体式」「逆編年体式」「キャリア式」の3種類です。詳しくは、「職務経歴書の作成方法とは?必須項目や書くときのコツをご紹介」のコラムで書き方の特徴をご紹介しているので、参考にしてみてください。
3.面接対策をする
書類選考を突破したあとは、面接に備えて対策をしましょう。
面接では、基本的なビジネスマナーをはじめ、コミュニケーションスキルもチェックされやすいポイントの一つ。「相手に伝わりやすいよう配慮して受け答えができているか」を意識して伝えることが大切です。
面接で質問される内容は面接官により異なるものの、応募企業や志望動機に関する内容を問われる傾向があります。回答する内容と応募書類の自己PRに一貫性があると、アピールに説得力をもたせられるでしょう。
想定外の質問に焦り答えられない事態を防ぐためにも、頻出の質問例を参考に内容を予測して事前準備をしておくのがおすすめです。
4.内定後に退職・入社準備を進める
内定後は、内定承諾の返事をしてから入社準備を進めます。転職先の企業に提出する書類のなかには、用意するのに日数が掛かるものもあるため、提出期限に間に合うよう早めに準備しましょう。
在職中の転職活動である場合は、退職に関する手続きも行います。退職に関する書類の提出や保険の手続き、業務に関する引継ぎなど、転職先へスムーズに入社できるよう計画的に進めるのが大切です。
なかには、内定獲得後に上司へ退職の意思を伝える際に、「上司からパワハラを受けているため伝えにくい」「引き止められた際に断れるのか不安」とお悩みの方もいるでしょう。
退職の意思は直属の上司に伝えるのが基本ですが、難しい場合は人事部に相談するのも方法の一つです。退職の意思を伝えるコツは、「仕事を辞めたいけど言えない!退職を切り出すのが怖いときの対処法とは?」のコラムでもご紹介しているので、ぜひご一読ください。
準備が不足していると転職活動が長期化する恐れも
転職活動期間は一人ひとり異なりますが、十分な準備ができていないと長期化する恐れがあります。たとえば、仕事に求める希望条件を定めるための自己分析が不十分だと、自分に合う応募企業を選ぶのにも時間が掛かる可能性も。自身への理解が不足していると、企業へのアピールポイントを見つけるのも難しくなるでしょう。自分にマッチした企業への転職活動をスムーズに進めるためにも、準備の過程を丁寧に進めることを意識してみてください。
転職の準備期間はどれくらい?
転職の準備期間は、1~3ヶ月程度が一般的です。ここでは、転職の準備期間を厚生労働省のデータを用いて解説します。
「転職活動の期間がどれくらい掛かるのか不安」と感じる方は、いつまでに準備を始めるかを判断するのにお役立てください。
転職活動期間の平均
以下では、準備を始めたタイミングによる転職活動期間の違いをご紹介します。
仕事をしながら転職活動を進めた場合
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」よると、在職中に転職活動を始めた場合「1ヶ月以上3ヶ月未満」で前職を退職する割合が最も多い結果でした。
1ヶ月未満 | 1ヶ月以上3ヶ月未満 | 3ヶ月以上6ヶ月未満 | 6ヶ月以上9ヶ月未満 | 9ヶ月以上1年未満 | 1年以上 | 2年以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
20~24歳 | 15.5.% | 37.4% | 13.5% | 3.7% | 2.2% | 0.8% | 0.8% |
25~29歳 | 17.7% | 29.6% | 18.5% | 8.7% | 1.9% | 4.6% | 0.7% |
30~34歳 | 14.6% | 26.8% | 19.4% | 6.4% | 2.7% | 5.2% | 1.0% |
参照:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況/表19 性・年齢階級・現在の勤め先の就業形態、転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間階級別転職者割合(p.20)」
上表によると、年齢が若いほど、転職活動に掛かる期間が短い傾向があることも分かります。より早い時期に転職準備を始めることで、転職活動をスムーズに進められる可能性があるでしょう。
退職をしてから転職活動を進めた場合
先述した資料によると、退職をしてから転職活動を進めた場合の期間は、「1ヶ月未満」が最も多い結果でした。
1ヶ月未満 | 1ヶ月以上2ヶ月未満 | 2ヶ月以上4ヶ月未満 | 4ヶ月以上6ヶ月未満 | 6ヶ月以上8ヶ月未満 | 8ヶ月以上10ヶ月未満 | 10ヶ月以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
20~24歳 | 28.2% | 17.5% | 12.9% | 4.5% | 1.5% | 1.3% | 8.4% |
25~29歳 | 30.6% | 12.5% | 18.1% | 4.0% | 3.3% | 2.0% | 3.5% |
30~34歳 | 25.1% | 11.6% | 13.8% | 3.8% | 3.4% | 1.8% | 5.2% |
参照:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況/表20 性・年齢階級・転職活動期間の有無・現在の勤め先の就業形態、直前の勤め先を離職してから現在の勤め先に就職するまでの期間階級別転職者割合(p.21)」
在職中よりも退職後に転職準備を始めるほうが、掛かる期間が短いことが分かります。
しかし、必ずしも平均期間内に転職活動を終えられるとは限らないため、余裕を持って準備の計画を立てましょう。
参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況
転職する時期が期間に影響することも
一般的に、11~12月は企業の繁忙期と重なるため求人が少ないといわれています。この時期に転職活動を行う場合、選択肢が狭い中から応募先を決めることになるでしょう。また、企業側も忙しさから選考に時間が掛かる恐れがあります。一方で、1~3月や9~10月は、企業が積極的に採用活動を行う時期なので市場に出る求人数も増えるのが一般的。より多くの求人の中から転職先企業を選び応募できるため、選考突破のチャンスを増やせるでしょう。ただし、人気が集中しやすい企業は、競争率が高まる可能性もあるので、応募する企業や業界の特徴を考慮する必要があります。
時期による転職するハードルの違いは、「転職する時期は何月が良い?おすすめや避けるべきタイミングを解説」のコラムで、時期ごとの特徴を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
【状況別】転職活動を準備するうえでの注意点
転職活動を始めるタイミングによっては、準備の進め方や悩むポイントにも違いがあるでしょう。ここでは、転職活動を準備するうえでの注意点を状況別にご紹介します。
自身の状況に該当する注意点を参考にして、転職活動を成功させるのに役立てましょう。
仕事をしながら転職準備をする場合
仕事をしながら転職活動を進める場合は、現職の業務と並行して行うため、準備に使える時間に限りがあります。平日に面接の予定を確保するのが難しい場合は、土日やオンラインでの面接が可能かを確認してみましょう。
限られた時間で転職活動を行う際は、スケジュールを立てて計画的に準備を進めるのがポイントです。
働きながら転職活動の準備をすることに難しさを感じる場合は、転職支援サービスによるサポートを利用するのもおすすめ。詳しくは、「転職準備を効率的に進めるには」で後述するので、ぜひご一読ください。
退職後に転職準備をする場合
退職後に転職準備を進める際は、収入を得られない期間が発生することによる焦りで、優先順位が変わらないように注意しましょう。「生活費の確保」を優先して応募企業選びをすると、仕事内容や労働環境とのミスマッチが起こる恐れがあります。
希望条件の合う職場への転職を成功させるためにも、企業選びや応募先の特徴に合わせた選考対策を丁寧に行うよう意識してみてください。
なお、退職後に転職する場合、健康保険や年金の手続きを行う必要があります。詳しくは、「転職で空白期間が1ヶ月以上ある場合の健康保険や年金の手続きとは?」のコラムで、退職後に手続きする内容をご紹介しているので、チェックしてみましょう。
転職準備を効率的に進めるには
転職活動をスムーズに進めるためには、準備をサポートしてくれるサービスを活用するのもおすすめです。
ここでは、転職活動を効率的に進めるのに役立つ転職支援サービスをご紹介します。「一人だと上手く転職活動を進められるか不安,,,」と感じる方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職支援サービスを利用する
以下に転職準備に役立つ転職支援サービスをまとめました。
転職サイト
転職サイトは、仕事に求める条件を入力することで、希望に合う求人を効率的に探すことが可能です。なかには、プロフィール情報を登録しているだけで、企業からスカウトメールが届く「逆求人型」のものもあります。自身で求人を探す時間を減らせるため、働きながら転職活動を進める際に活用するのもおすすめです。
逆求人サイトの特徴は、「逆求人とは?仕組みやメリット・デメリットなどを解説」のコラムでも解説しているので、ぜひあわせてご一読ください。
ハローワーク
ハローワークとは、厚生労働省が設置している公共職業安定所のことで、全国500ヶ所以上に設置されています。近隣地域の企業や求人情報、就職に関する相談、職業訓練といったサービスの利用が可能です。
ただし、在職中にハローワークを利用する場合、退職時期が不確定だと応募できない求人もあります。
ハローワークの開庁時間は、原則平日の8時30分~17時15分ですが、なかには夜間や土曜日に利用できる施設もあります。開庁時間内に利用できない場合は、時間に関係なく求人検索が可能なハローワークインターネットサービスを利用してみましょう。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
転職エージェント
転職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーによる求人探しや選考対策のサポートを受けられます。面接日程の調整や企業との交渉も、エージェントが代わりに行ってくれるのがメリットです。企業に関する情報も豊富なため、応募先に合わせた選考対策ができるでしょう。
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登録・利用は無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
転職の準備に関するよくある疑問のFAQ
ここでは、転職の準備に関するよくある疑問の回答をご紹介します。
転職の最終面接に向けて準備するポイントとは?
転職の最終面接では、自己PRの内容を通して、応募企業とマッチした人材であるアピールをするのがポイントです。応募企業の特徴に合う回答ができるよう、企業研究を徹底して臨みましょう。
また、最終面接では、企業の社長や役職クラスの社員が面接官を担当する場合も。経営に関する逆質問をすることで志望度や熱意が伝わり、好印象につながる可能性があります。
第二新卒の転職準備はいつから進める?
第二新卒の場合、求人が増えやすい1~3月に転職準備を進めると、選考突破の可能性があるでしょう。4月に入社できれば新卒の入社時期と重なるので、研修を受けられる可能性がある点もメリットです。
また、第二新卒は卒業後3年以内であるのが一般的。若さを武器にポテンシャルをアピールしやすいでしょう。第二新卒の転職準備のポイントは、「第二新卒の転職準備でやるべきこととは?面接対策や企業研究のコツも解説!」のコラムでもご紹介しているので、ご参照ください。
転職先がカジュアル面談を採用している場合の準備は?
カジュアル面談に臨む際は、事前に自分の強みや経歴を振り返ったり、企業研究を通して感じたことをまとめたりするなどの準備をしましょう。
カジュアル面談とは、応募者の企業に対する疑問を解消し、お互いの理解を深める機会として用意される場です。参加することで、企業の求める人材に対する理解を深められるため、選考対策をするのにも役立ちます。カジュアル面談は選考の合否に影響しないのが一般的ですが、マイナスイメージを避けるためにも、ビジネスマナーを守った対応を心掛けてみてください。
新卒1年目で転職するのは難しい?
新卒1年目の転職の場合、企業側に「自社でも早期離職するのでは」と捉えられ、選考通過が難しくなる場合も。一方で、新卒での社会人経験を評価する企業もあるため、必ずしも新卒1年目での転職が難しいとは限らないでしょう。企業側へ「入社後の活躍が期待できる」と前向きなイメージを与えるためには、前向きな転職理由と応募先で実現したいことを伝えることが大切です。
新卒1年目での転職活動を進めるコツは、「新卒1年目で転職したい!成功させるコツや転職した人の体験談を紹介」のコラムで解説しているので、ぜひご一読ください。
1年後の転職に向けて何を準備したら良いか分からない…
1年後に転職を控えている場合は、まずは自己分析をして自身の仕事に求める条件を明確にしてから、応募企業探しを行いましょう。自己分析を丁寧に行ったうえで転職活動を進められると、自分にマッチした企業を絞りやすくなります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。