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第二新卒は合同説明会に参加するべき?メリットやデメリットもご紹介!
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この記事のまとめ
- 第二新卒の合同説明会は企業が集まり、求職者に自社の情報を提供するイベント
- 第二新卒の合同説明会では一度に複数企業の情報が得られ、就活の軸が定まりやすい
- 第二新卒の説明会に参加する前に、業界や企業の情報を集め疑問点を洗い出しておこう
- 第二新卒の説明会ではすでに選考が始まっていると考え、服装や態度には十分注意しよう
- 第二新卒の説明会では挨拶やお礼を忘れず、印象アップを意識しよう
第二新卒の就職活動では、合同説明会に参加したほうが良いのか迷う方もいるでしょう。第二新卒向けの合同説明会は、幅広い企業について知れたり、求職者同士の情報交換ができたりと就活に役立つ情報が得られる場です。
このコラムでは、第二新卒が説明会に参加するメリットやデメリットについて解説します。説明会に参加する際のポイントやマナーについても紹介していますので、就活の参考にしてみてください。
第二新卒向けの合同説明会とは?
合同説明会とは複数の企業が集まり、参加を事前に予約した求職者に対して自社の詳細な情報を提供する就活イベントのことです。説明会の多くは新卒向けとなっていますが、なかには既卒や第二新卒向けの合同説明会も存在します。
既卒や第二新卒向けの就活イベントには、大手・優良企業が300社以上参加する大規模な説明会をはじめ、上場企業限定、企画・コンサルティング限定といった企業を限定したものも。第二新卒向けの就活・転職イベントは「転職フェア」や「合同セミナー」など、さまざまな名称があります。
就活や転職の説明会はオンライン開催を行っている場合もあり、手軽に参加できるのがメリットです。説明会の開催地や日程、参加企業などの詳細な情報は、転職・就職関連のサイトやハローワークなどで見つけられます。
「会社説明会に参加する際のマナーは?好印象を与えるためのポイントを解説」のコラムでは、説明会に参加する際のマナーの詳細を解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
そもそも第二新卒とは?
第二新卒に明確な定義はありませんが、一般的には新卒入社した会社をおよそ3年以内に退職して転職活動を行っている人のことを指すようです。
似た言葉に「既卒」がありますが、こちらは学校卒業後に一度も就職したことがない人のことを指します。第二新卒と既卒の違いは、社会人経験の有無といえるでしょう。
第二新卒の定義は、「既卒と第二新卒の違いは?どちらが有利?定義やメリット・デメリットを解説」で解説しているので、チェックしてみてください。
第二新卒向けの合同説明会に参加している企業の特徴
ここでは、第二新卒向けの合同説明会に参加している企業にみられる特徴を紹介します。第二新卒向けの合同説明会では、若い人材を探している企業や新卒で人員補充しきれていない中小企業と出会える可能性があります。
若い人材を積極採用している企業
第二新卒向けの合同説明会では、若い人材の採用意欲が高い企業が参加している傾向にあります。転職者向けの合同説明会だと30代以上の方も対象となる場合があり、第二新卒向けのほうが年齢の若い人材が集まりやすいからです。第二新卒を中心に若い人材を積極採用している企業なら、高いスキルや長い経験が求められないこともあるでしょう。
中小規模の企業
第二新卒向けの合同説明会では、中小企業が集まるという特徴もみられます。新卒向けの合同説明会では、知名度の高い大企業に就活生が集まり、中小企業が思うように人材の確保を見込めないことも。そのため、新卒採用で人員補充しきれなかった中小企業は、第二新卒向けの合同説明会を通して若い人材の採用を目指すことがあります。
第二新卒向け合同説明会に参加するメリット
第二新卒が合同説明会に参加するメリットは、「効率的な情報収集ができる」「人事担当者と直接話せる」などが挙げられます。この項では、第二新卒向けの合同説明会に参加するメリットを4つまとめました。
効率的な情報収集ができ視野が拡大する
合同説明会に参加するメリットの一つは、一度に幅広い企業について知れる点です。個別の会社説明会に参加するよりも、合同説明会の方がより効率的に情報収集できます。
第二新卒として転職活動を始めたばかりの方やどのような企業を目指したら良いか分からない方は、合同説明会をとおして多くの企業に触れてみるのがおすすめです。自分のやりたいことや目標を探しやすくなる可能性もあるでしょう。
すでに知っている仕事や業界だけでなく自分に合った求人を見つけるためにも、合同説明会で視野を広げる意味は大きいといえます。転職の軸が詳細には定まっていない人にとって、幅広い求人に触れることが自分のキャリアを考えるきっかけとなるでしょう。
求職者同士の情報交換ができる
合同説明会の会場では転職活動をしているほかの求職者と出会うことも可能です。一人で詳細な情報を集めるには限りがあるため、話しかける機会があれば求職者同士で就活や参加企業についての情報交換ができるかもしれません。また、ほかの求職者が頑張っている姿が良い刺激になり、就活へのモチベーションアップになることもあります。
人事担当者と話せる
合同説明会の会場では実際に働いている社員への質問タイムが設けられている場合もあり、より詳細な企業の雰囲気や求人情報を知ることができます。
賑やかな合同説明会の会場は面接と比べて人事担当者と気軽に話せる雰囲気があるため、人と話すのが苦手な場合には良い面接練習の場とも捉えられるでしょう。
スムーズな就職・転職活動ができる
企業によっては、「合同説明会でのアンケートに答えると書類選考が免除になる」といった特典が設けられていることも。書類選考が免除になれば、確実に次の選考に進めるため、就職・転職活動がスムーズになるでしょう。
志望企業がある場合は、合同説明会の参加による選考への影響を注意して確認すると良いでしょう。説明会の参加予約を検討されている方は、「会社説明会では質問をしたほうが良い?思いつかない場合の対策や質問例とは」で、主な質問例を押さえておくのがおすすめです。
第二新卒向け合同説明会のデメリット
第二新卒向けの合同説明会には、「参加者が多いと採用担当者と話せる時間がとれない」「気になる企業に出会えない」というデメリットもあります。メリットだけでなくデメリットも把握したうえで参加するか検討したほうが、時間を無駄にしない行動が取れるでしょう。
採用担当者と話せる時間が少ない
合同説明会のイベント会場には多くの第二新卒が参加するうえ、人気企業に人が集まる傾向があります。よって、企業の採用担当者と話したくてもなかなか順番が回ってこないことも考えられるでしょう。自分が話していてもほかの人が順番待ちをしている場合は、企業担当者を独占しないような配慮も必要です。
希望する企業に出会えないこともある
第二新卒向けの合同説明会には、すべての企業が参加するわけではありません。場合によっては、志望する業界に属する企業や気になる企業が見つからない可能性もあります。
就活イベントに参加する際は、事前予約をする前に参加企業についてある程度調べておくのがおすすめです。あらかじめ自分の興味のある企業をリストアップしておき、それらを中心に周ると良いでしょう。
希望する企業の説明会に行くにはどうしたらいい?
希望する企業のWebサイトで第二新卒が対象となる個別説明会や採用イベントが開催されていないか調べてみましょう。ただし、新卒向けのイベントに比べると、人数が集まりにくいため第二新卒者を対象とした説明会の開催がないことも。ハローワークや就職・転職エージェントなどで説明会の情報を得られる可能性もあるため、相談してみるのも手です。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
採用の可能性が高まるわけではない
第二新卒者が合同説明会に参加したからといって、採用の可能性が高まるわけではありません。
合同説明会で採用担当者と話したときに、その場で面接の日程が決まることもあります。これを「企業は自分の採用に前向きである」と感じ、内定を得られるものと思う人もいるようです。
しかし、あくまで説明会なので、そのまま合否が決まる可能性は低いと考えておきましょう。面接が決まっても内定を得られるものとは思わず、通常の選考と同様に事前準備を万端にしておくのがおすすめです。
第二新卒は新卒向けの説明会に参加できる?
新卒向けの説明会によっては、既卒3年以内(大学卒業後3年以内)を対象とするものもあるため、開催概要から参加できるか確認してみましょう。ここでは、新卒向けの説明会に参加するメリット・デメリットを解説します。
新卒向けの説明会に参加するメリットデメリットは?
新卒向けの合同説明会は規模が大きなイベントも含まれるため、採用に力を入れている大企業や成長しているベンチャー企業と出会えるメリットがあります。参加企業も多いことから、他企業と差をつけるために会社の魅力や雰囲気を分かってもらえるようにレベルの高い説明を受けられることもあるでしょう。
一方、メインターゲットは新卒者であるため、第二新卒者の採用意欲は低い企業もあります。参加したけど新卒向けの説明が多く、思うようなメリットを受けられなかったと感じる可能性もあるでしょう。とはいえ、第二新卒者を採用している企業もあるため、参加可能であれば積極的に行動してみるのがおすすめです。
第二新卒向けのインターンシップへの参加もおすすめ
内定の確率を上げたい場合は、説明会だけでなくインターンシップへの参加も検討してみましょう。
インターンシップとは、企業が一定期間、就業体験を受け入れる制度。実務をとおして事業内容や職場の雰囲気などの理解を深めることが可能です。企業によっては、インターンシップの参加を通じて選考で有利にはたらくこともあります。
一般的には学生向けに開催されていることが多いですが、第二新卒者向けにインターンシップを開催している企業もあるようです。第二新卒向けがインターンシップに参加する方法については、「第二新卒はインターンに参加できる?募集の探し方やポイントを解説」のコラムを参考にしてみてください。
第二新卒向けの合同説明会の探し方
新卒に比べて第二新卒で就活する人は少なくなるため、合同説明会がなかなか見つからないことも。ここでは、就職サイトや大学のキャリアセンターなどを利用した、第二新卒向けの合同説明会の探し方を紹介します。
就職サイトをチェックする
第二新卒を対象とした就職サイトをチェックすれば、合同説明会の情報を得られる可能性があります。合同説明会をはじめとした利用者が参加できるイベント情報は、トップページでお知らせされていることも。また、就職サイトに登録しておけば、メールマガジンなどで合同説明会の情報をいち早くキャッチできる場合もあります。
大学のキャリアセンターに聞く
出身大学のキャリアセンターでは、卒業後の就活もサポートしてくれる場合があります。第二新卒向けの合同説明会の情報を得られることもあるため、遠慮せず聞いてみるのがおすすめです。ただし、大学側のサポートや保有している情報には限度があるため、参考程度に留めるようにしましょう。
ハローワークに問い合わせる
第二新卒向けの合同説明会は、ハローワークで情報が得られることも。ハローワークインターネットサービスでは、会社説明会の情報を検索できます。ハローワークの窓口では、合同説明会の案内をしてもらえるため、見つからない場合は相談してみましょう。
ハローワークを初めて利用する方は、「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」のコラムを参考にしてみてください。
参照元
ハローワークインターネットサービス
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バスや電車の広告に掲載されていることも
合同説明会の情報は、バスや電車などの広告に載っている場合もあります。合同説明会の広告を目にした際には、新卒向けや転職者向けなど対象者になるかチェックしましょう。また、広告の内容だけでなく、Webサイトを利用して詳細情報を確認することも大事です。
第二新卒の合同説明会に参加するときの3つのポイント
目的がない状態で何となく合同説明会に参加した場合、自分にとって有益な情報を得るのは難しいことも。合同説明会は、目的意識を持って事前準備をすると、より詳細な企業情報を得られる良い機会になります。
以下に第二新卒の合同説明会に向けた事前準備のポイントをまとめましたので、確認してみてください。
第二新卒の合同説明会に参加するときのポイント
- 事前に企業研究する
- すでに選考が始まっていると考える
- 書類対策をしておく
1.事前に企業研究する
第二新卒向けの合同説明会では、興味のある企業についての基本的な情報を事前にリサーチしておくのがおすすめです。合同説明会の場で企業情報を集めることもできますが、前もって企業研究をして疑問点をまとめておけば、詳細情報を得たり事業の理解を深めやすかったりするでしょう。企業のことを理解し、質の高い質問をする求職者は「入社意欲が高い」と採用担当者の目に留まる可能性もあり、選考で有利になることも考えられます。
多くの企業が参加する説明会ではすべてのブースを回ることは難しいので、優先的に見ておきたい企業をリスト化しておくのがおすすめです。「具体的な企業についてはまだ考えていない」という場合は、興味のある業界から調べておくと良いでしょう。
企業の情報収集の仕方については、「第二新卒の転職活動は企業の情報収集が大切!具体的な方法を複数ご紹介」のコラムを参考にしてみてください。
2.すでに選考が始まっていると考える
企業説明会には採用担当者も参加するため、「すでに選考が始まっている」という意識で参加しましょう。服装の乱れや態度に気をつけ、説明を真剣に聞いたり質問したりして就業意欲を示します。説明会だからといって気を緩めず、面接と同様に気持ちを引き締めておくことが重要です。
3.書類対策をしておく
説明会に参加する前に、応募書類に書く内容をあらかじめ整理しておくこともおすすめします。
企業によっては説明会の段階で、簡易な書類を記入することがあるためです。提出した書類は選考に使われる可能性もあるので、就活イベントへの参加予約をしたら自己PRをはじめ、企業から聞かれやすい項目について回答できるように事前に準備をしておきましょう。
説明会でやり取りをした採用担当者にお礼メールをするべきかどうかを知りたい方は、「説明会後のお礼メールは必要?ビジネスマナーを守って好印象につなげよう」のコラムをご参照ください。
第二新卒向けの合同説明会に持参すると便利な持ち物
合同説明会や企業説明会に持って行くと便利な持ち物は、以下のとおりです。
第二新卒向けの合同説明会に持参すると便利な持ち物
- 筆記用具
- メモ帳
- 書類が入る大きさのバッグ
- スケジュール帳
- 腕時計
- 折り畳み傘
1.筆記用具
筆記用具は、説明会で得た情報を忘れずメモするために必須です。アンケートや書類への記入を求められることもあるので、ボールペンやシャープペンシルなどを持参します。選考につながるような書類を書くときは、情報を書き換えられないボールペンを使用すると良いでしょう。
2.メモ帳
説明会では、ノートやメモ帳も持参しましょう。説明会で聞いた情報や感じたことをメモしておくと、応募書類の作成や面接の回答で活かせることも。説明資料を配布される場合もありますが、スキマや裏面を利用してメモすることを好ましく思わない方もいます。
机がないことも考えられるため、メモしやすいノートやバインダーを持参するなどして工夫しましょう。
3.書類が入る大きさのバッグ
バッグは、A4サイズの書類や資料を折らずに入れられる大きさが便利です。企業から配られた資料や応募書類などは、折らずにバックにしまうのが基本的なマナー。バックは説明を聞く際に膝の上に置いたり、置くと倒れたりすると見栄えが悪いため、床に置いたとき自立するものがおすすめです。
クリアファイルを準備しておくのもおすすめ
クリアファイルがあると、説明会で配布された資料や大切な応募書類をきれいな状態で持ち帰れます。企業によってはエントリーシートを配布される場合もあるため、汚さないようにクリアファイルを持参していくと便利です。
4.スケジュール帳
企業によってはその場で次の面接日程を決める場合もあるので、念のためスケジュール帳を持っておくと安心です。
スマートフォンでスケジュール管理をする方もいますが、企業説明会や面接など畏まった雰囲気の場では取り出しにくいことも。就職活動の際は、紙媒体のスケジュール帳も用意しておくのが無難です。
5.腕時計
説明会には、腕時計も持参しましょう。合同説明会では、効率良く複数の企業を回るために、時間配分が重要になります。時間はスマートフォンでも確認できますが、腕時計のほうがさっと確認できるため便利です。
6.折り畳み傘
スーツやもらった資料を濡らさないように、折り畳み傘は常に持ち歩いておきましょう。折りたたみ傘は就活用のスーツやバッグと同様に、派手でないデザインのものを用意しておくのがおすすめです。持ち物が揃っていると精神的な余裕にもつながるので、転職活動中は必須アイテムを常にバッグに入れておくと良いでしょう。
第二新卒向け合同説明会で気をつけるべき5つのマナー
説明会での印象や、採用担当者とのやり取りが選考に影響する可能性もゼロではありません。転職活動が本格化する前に、身だしなみや挨拶のマナーなどをおさらいして企業への印象アップを図りましょう。
第二新卒向け合同説明会で気をつけるべきマナー
- 清潔な身だしなみを心掛ける
- 会場ではコートを脱ぐ
- スマホの電源を切る
- 話を聞く態度を意識する
- 挨拶・お礼を忘れない
1.清潔な身だしなみを心掛ける
説明会には、面接時と同様に服装や髪型などの身だしなみを整えて参加しましょう。採用担当者は、説明会に来た人を覚えている可能性もあるため、身だしなみで印象を下げないように注意が必要です。
面接の練習だと思い、本番同様にスーツのしわや靴の汚れまで確認しておくと良いでしょう。就活時の身だしなみに関する注意点については、「就活時に相応しい服装を解説!ボタンダウンシャツを着ても良い?」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。
2.会場ではコートを脱ぐ
就活はスーツ姿で取り組むのが基本的なマナーのため、コートやマフラーは会場に入る前に脱いでおくようにしましょう。コートの表面には、汚れや雨の場合は水滴がついていることがあるため、以下のように裏返しにしてたたむのが基本とされています。
- 1.コートの両肩部分に裏から手を通す
2.入れた手を内側にくるりと折り込むようにする
3.コートを折り畳み、裏地が見えるようにする
4.上下に二つ折りにして、そのまま片手にかける
説明会から帰宅するときは、イベント会場を出てからコートを着用するのがおすすめです。
面接時のコートの扱いについては、「面接時のコートのたたみ方や置き場所を解説!冬の就活ならではの注意点とは」のコラムで紹介しています。
3.スマホの電源を切る
採用担当者が説明している最中にスマートフォンの着信音や通知音が鳴り響かないよう、事前に電源を切るか音が出ない設定にしておきましょう。消音設定にしていても音が鳴るアラームもあるので、設定方法が不安なときは電源を切るのがおすすめです。
4.話を聞く態度を意識する
説明会で話を聞く際には、面接の練習だと思って姿勢を正しく保ちましょう。説明会への参加人数が多いと、1対1の面接よりも緊張感が薄れる場合もありますが、話を聞く態度が悪いと採用担当者の目につくことも。選考に影響する可能性もゼロではないため、細心の注意を払って参加しましょう。
5.挨拶・お礼を忘れない
挨拶・お礼を欠かさないことも大切です。企業担当者に説明をしてもらったあとや質問に答えてもらったあとは、お礼を忘れないようにしましょう。
挨拶・お礼は社会人の基本ともいえるマナーです。説明会だけでなく、その後の面接でも必要な心遣いなので習慣にしておくと良いでしょう。
仕事や就活に活かせるマナーは、「仕事での立ち振る舞いのマナーとは?就活に活かせるコツをご紹介」のコラムでも解説しています。ぜひチェックしてみてください。
第二新卒向けの説明会で質問しておきたい内容
第二新卒の方は、企業とのミスマッチが発生しないように、詳しい業務内容や職場の雰囲気について質問するのがおすすめです。新卒入社での経験を振り返り、説明会の質問で疑問・不安点を解消しておくと、ミスマッチを防ぎやすく効率良く転職活動が進められるでしょう。
詳しい業務内容や1日の流れ
説明会の質問では、詳しい業務内容や1日の流れについて知れるチャンスです。企業のWebサイトや求人では、情報を得られない要素を質問してみると良いでしょう。
業務内容や1日の流れを把握できると、入社後の自分を想像しやすくなり、転職で目指す働き方と合っているか、合っていないかを検討できます。
職場の雰囲気や上司や同僚との関係性
説明会では、自分が目指す働き方を明確にしたうえで、職場の雰囲気や人間関係についての質問をしてみると良いでしょう。たとえば、「職場の男女比率を教えてください」「上司の方との関係性を教えてください」といった質問です。「職場の雰囲気を知りたいのですが、」と前置きをすると、質問の意図を把握しやすく回答を得られやすくなるでしょう。
第二新卒の方は自分に合った転職活動をしよう!
転職活動の初期段階では、企業の情報収集が重要ともいえます。第二新卒向けの合同説明会では、どのような企業が第二新卒を求めているのかといった情報を得られることも。合同説明会に参加することで、自分の興味のある業界はもちろん、これまで就職の候補として気づかなかった業界にも視野を広げられるでしょう。
就職支援サービスの活用もおすすめ
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第二新卒の合同説明会に関するFAQ
ここでは、第二新卒の合同説明会に関してよくある質問と回答をまとめました。
第二新卒は転職イベントの説明会にも参加できる?
一度社会人経験がある第二新卒は、転職イベントの説明会にも参加可能です。転職イベントの説明会では、社会人経験やスキルがある転職者の採用意欲が高い企業と出会えるでしょう。
転職者が企業情報を集める方法は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムをご一読ください。
合同説明会の参加に向いている第二新卒の特徴は?
「合同説明会に気になる企業が出展している」「Webサイトからの情報収集に限界を感じている」「自己主張が得意」などの傾向にある方は、合同説明会の参加に向いているでしょう。自己主張が得意な方は、合同説明会で積極的に行動したり質問したりして採用担当者に覚えてもらえる可能性もあります。
合同説明会で好印象を与える質問のヒントは、「就活に役立つ逆質問例!伝える際のポイントや好印象を与える終わり方も解説」のコラムを参考にしてください。
第二新卒向けの合同説明会に参加するメリットは?
合同説明会参加のメリットは、「幅広い企業を知る機会」を得られることです。自分一人で探していると情報量が限られますが、イベントで多くの企業を知れば、企業選びの幅が広がる可能性があります。また、「同じような状況の転職者と交流できる」「企業担当者とのやり取りが選考練習の場になる」といった点もメリットです。
企業選びでお悩みの方は「企業選びの軸はどう見つける?人柄や社風から探すべき?例文も紹介」もご参照ください。
第二新卒向け合同説明会で行きたい企業が見つからない
合同説明会の会場に行っても選考を受けたい企業が見つからない場合は、転職支援サービスの利用を検討してみましょう。専任の就活アドバイザーがカウンセリングを通じて企業選びのサポートをしてくれるだけでなく、転職支援サービスを通じてのみ応募できる求人もあります。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。