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「自分に向いてる仕事が分からない…」適職の見つけ方や診断方法をご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 向いてる仕事が分からないときは、自分のタイプや性格に合ったものを選ぶのがおすすめ
- 向いてる仕事が分からない原因は、やりがいのなさや成長を実感できないことなどがある
- 向いてる仕事に就いて適性を発揮できると、評価や昇給昇格などにつながりやすくなる
- 向いてる仕事に就くには、自己分析や企業研究をしっかりと行う
- 向いてる仕事への効率的な就職を目指すなら、エージェントを活用するのも一つの方法
「自分に向いてる仕事が分からない…」とお悩みの方もいるでしょう。向いてる仕事に就職するには、自己分析や企業研究をして自分の性格に合ったものを選ぶことが大切。向いてる仕事に就くと、評価されやすくスキルアップも見込めます。このコラムでは、性格タイプ別に向いてる仕事や、向いてる仕事に就くためにできることなどをまとめました。ミスマッチを起こして早期退職となってしまわないよう、ぜひ参考にしてみてください。
自分に向いてる仕事が分からないときはどんな仕事を選ぶ?
就職活動を始めたり、転職活動で今後の働き方を考えたりする際に、自分に向いてる仕事がどのようなものか分からず迷う人は多くいます。自分に向いてる仕事が分からないときは、「自分の強みや性格に合った仕事」「人から直接感謝される仕事」から選んでみるのがおすすめです。以下でそれぞれ解説します。
自分の強みや性格に合った仕事
自分に向いてる仕事は、自分の強みを発揮できる仕事や性格に合った仕事から選ぶのが良いでしょう。
厚生労働省の「令和4年版 労働経済の分析 -労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた労働移動の促進に向けた課題-(p.184)」によると、仕事の満足度が高く仕事そのものに満足していた人ほど、転職活動を行う割合が低いという結果でした。
このことから、充実感や満足感を得られる仕事を選ぶことは、仕事選びにおいて重要なポイントであることが分かります。
自分の強みを活かせる仕事であれば自然と前向きに取り組めるため、仕事を楽しいと感じやすく、満足感やモチベーションの向上にもつながるでしょう。また、自分の性格や価値観に合う仕事なら、業務に関するストレスを感じにくいため、長く働きやすくもなります。
自分の能力や特性を活かして意欲的に取り組める仕事であれば、「自分に向いてるな」と感じやすいでしょう。
参照元
厚生労働省
令和4年版 労働経済の分析 -労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた労働移動の促進に向けた課題-
人から直接感謝される仕事
人から直接感謝される仕事も、自分に向いてる仕事を考える際の選択肢の一つです。顧客や取引相手などから直接「ありがとう」「助かった」など感謝されると、やりがいやモチベーションにつながるでしょう。自分の能力を発揮して誰かを助けたり役に立ったりすることで、感謝や評価をされると、「この仕事は自分に向いてる」と実感しやすくなります。
自分に向いてる仕事が分からず悩んでいる人は、「自分に向いてる仕事が分からない!適職の見つけ方とタイプ別のおすすめ職種」のコラムもぜひご覧ください。
性格別におすすめの向いてる仕事
ここでは、性格のタイプ別に向いてる仕事をご紹介します。「自分に向いてる仕事が分からない…」とお悩みの方は、自分がどのタイプに当てはまるかを考えながら向いてる仕事を探してみてください。
1.新しいことに挑戦するのが好き
新しいことに挑戦するのが好きな性格の方は、自ら考えて行動する仕事や、技術の進化が早い業種が向いています。たとえば、IT系の仕事は、世の中のニーズや最新情報をキャッチして素早く反映させる必要性があるため、情報収集が得意で学び続けられる能力が求められるでしょう。プログラマーやエンジニアなどといったIT系の職業であれば、新しいことへの関心や意欲の高さを発揮しやすい可能性があります。
T業界に関する詳しい解説は、「IT業界の仕事」のコラムもあわせてご覧ください。
2.人を支えるのが好き
人を支えるのが好きな性格の方は、縁の下の力持ちとして人の役に立てる仕事が向いてるでしょう。観察力があり、相手が何を求めているかを察して行動できる傾向にあるため、「介護職」「医療事務」「看護師」などの職種がおすすめです。いずれの仕事も、介護や看護を受ける本人だけでなく、その家族への情報共有やケア、医師への情報伝達などあらゆる面で重要な役割を担っています。
医療業界については「医療業界の仕事」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
3.積極的
積極的な性格の方には、自分で工夫して売上を上げたり、人脈を作ったりする仕事が向いています。
たとえば、営業のようなノルマのある仕事や人との関わりが多い仕事が良いでしょう。営業は、自分からお客さまに声を掛け、自社の商品を提案するスキルが必要です。自主的に行動できる姿勢が大切なうえ、自分が担当する顧客の情報を細かく把握したり、新しいサービスを知らせたりして、信頼関係を作れるとさらに良いでしょう。
「営業って何をする職種?求められるスキルや向いてるタイプを紹介」のコラムでは、営業について詳しくご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
4.落ち着いている
落ち着いている性格の方には、子どもや教育に関わる仕事が向いてるでしょう。感情的にならず子どもの話を丁寧に聞けるため、「保育士」「スクールスタッフ」「カウンセラー」といった職業がおすすめ。子どもが泣いたり大声を出したりしても、落ち着いて対応できる傾向にあるため、教育現場に適している可能性があります。
5.真面目
真面目な性格の方は、地道にコツコツと行う仕事がおすすめです。完璧を求める傾向があるため、細かいところまで妥協せず、最後までやり遂げられるのが強みでしょう。「人事」「校閲」「税理士」「会計士」といった細かいチェック業務や、個人情報を扱う職業に適性があることが考えられます。
6.向上心が強い
向上心が強い性格の方は、現状に満足せず目標に向かって努力できるため、実力主義で評価軸の明確な仕事が向いている可能性があります。顧客のニーズに応える姿勢が重要な販売やサービスの職業に就くと、自分の適性を発揮できるでしょう。
7.繊細で優しい
繊細で優しい性格の方は、人の心や痛みに寄り添う仕事や、静かな環境で自分のペースで行える仕事がおすすめです。共感力が高く思いやりがあるため、「整体師」「セラピスト」「カウンセラー」といった、人の体や心を癒す仕事が向いているでしょう。また、在宅の「Webデザイナー」「Webマーケター」などの職業であれば、自分のペースを大事にしながら働きやすいといえます。
8.想像力や発想力が豊か
想像力や発想力が豊かな方は、自分の考えを形にできるクリエイティブな仕事が向いているでしょう。たとえば、「デザイナー」「プログラマー」「ライター」などの職業に適性があるといえます。いずれも、発想力だけでなく、自分のスキルを活かして妥協せずにアイデアを形にしていくことが求められるでしょう。
9.物事を分析するのが好き
物事を分析するのが好きな性格の方は、論理的な思考能力を活かせる仕事が向いています。物事の背景を考えたり課題を分析したりするのが得意なため、「マーケティング職」「コンサル職」といった職業で力を発揮できるでしょう。
10.一人で何かに取り組むことが好き
人付き合いが苦手な性格の方は、一人で黙々と作業する仕事が向いているでしょう。たとえば、デスクワークや個人プレーの多い仕事などです。決められたとおりに行う作業や単純作業なら、「工場のライン作業員」「製造業」といった職業が挙げられるでしょう。いずれもマニュアルが用意されていることが多いので、未経験から挑戦できる職業です。
一人で黙々と作業するのが好きな方は、「人と関わらない仕事31選!正社員や一人で在宅勤務できる職種をご紹介」のコラムもぜひご一読ください。
11.自分のペースで物事を進められる
自由が好きな性格タイプの方は、自由に自分らしさを活かせる仕事が向いてるでしょう。指示どおりに動くのではなく、自らアイデアを出して仕事を生み出すことで成果を出すような、「デザイナー」「作家」「音楽家」などが例に挙げられます。いずれの仕事も、今までにない新しいものを生み出す能力が必要です。自由な発想でいかに良いものを作れるかが勝負になるでしょう。
自分に向いてる仕事が分からないと感じる原因
「自分に向いてる仕事が分からない」と感じる場合には、その原因を探り、解決するための対処法を見出すことが大切です。以下で、考えられる原因をいくつかまとめたので、自分に向いてる仕事を見つけるためのきっかけにしてみてください。
自分に向いてる仕事が分からないと感じる原因
- 仕事にやりがいを感じられていない
- 仕事で結果を出せていない
- 仕事で成長を実感できない
- 自分の強みを掴めていない
- 理想の仕事やワークスタイルが分からない
- 把握している仕事が少ない
仕事にやりがいを感じられていない
自分に向いてる仕事が分からないと感じる原因の一つとして、仕事にやりがいを感じられていないことが挙げられます。仕事にやりがいを感じられないと、自分の本来の力を発揮できなかったり、思っていた仕事内容とのギャップからストレスを感じたりすることも。その結果、「もっと自分に合う仕事があるのではないか」と、退職や転職を考えることもあるでしょう。
仕事で結果を出せていない
働くうえで結果が出せていないことも、自分に向いてる仕事が分からなくなる原因の一つです。この場合、仕事の適性と自分の性格の特性がマッチしていない可能性があります。「会社の売上に貢献できていない」「対策を打っているのに結果を出せない」など、努力を重ねても結果が出ないと、自分は今の仕事に向いていないと感じやすくなるでしょう。
仕事で成長を実感できない
「自分は成長できていない」「売上が伸ばせられない」など、自分の成長を実感できないと、今の仕事が向いていないと感じてしまう恐れがあります。特に、周囲と比較することで自信を失くすと、「この仕事は自分に向いていないのか」「今の仕事にモチベーションを感じられない」とマイナスに捉えてしまうことがあるでしょう。
自分の強みを掴めていない
自分の強みを掴めていないと、自分に向いてる仕事を探すことが難しいと感じる場合もあります。自分の得意なことを把握せず、仕事を選ぶ際に勤務条件や待遇面のみを重視すると、実際に働き始めてからミスマッチを感じる可能性があるためです。
また、自分の強みが活かせない仕事では思うように成果が出せず、他人と比べてしまったり「自分には強みはないのではないか」と考えたりして自信を無くしてしまうこともあるでしょう。
理想の仕事やワークスタイルが分からない
自分が求める仕事内容や、ワークスタイルを具体的に把握できていないと、自分に合う仕事が分からなくなってしまう可能性があります。
自分に合わない仕事やワークスタイルを続けていると、ストレスや違和感をおぼえながら働くことにもなりかねません。仕事内容や給料、勤務時間、労働環境など、自分がどのような仕事や働き方を求めているのかを明確にできていないと、自分に向いてる仕事を見つけるのは難しいでしょう。
把握している仕事が少ない
自分が把握している仕事が少ないと、限られた範囲から仕事を探すことになるため、向いてる仕事が見つからない・分からないという場合もあります。
たとえば、営業という仕事だけでも「個人営業」や「法人営業」など、種類はさまざまです。特定の業界や職種のみに絞って考えていると、多種多様な仕事を見つけられなくなったり、自分の強みを活かせる別の業界や職種を見逃してしまったりする可能性があります。自分が把握している業界や職種に対して、実際に働いているイメージがもてなかったり意欲が湧かなかったりする場合には、仕事を探す範囲が狭くなっている可能性があるでしょう。
「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」のコラムでは、多種多様な仕事を紹介しているので、どのような仕事があるのかを知るために、ぜひ目を通してみてください。
自分に向いてる仕事に就くメリット
向いてる仕事を選ぶと、「適性を発揮できるため仕事で評価されやすい」「スキルアップできる」「転職で活かせる強みができる」といったメリットがあります。以下で、それぞれの内容について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
適性を発揮できるため評価されやすい
自分に向いてる仕事に就くメリットには、自分の長所や適性を活かせることが多いため、周囲から評価されやすいことが挙げられます。評価されるとモチベーションが上がって意欲的に取り組みやすくなり、その後も結果につながりやすくなるためです。結果が出せればまた評価されるため、さらにモチベーションが上がるというように、好循環が続くことで「自分はこの仕事に向いてる」と感じられるでしょう。
スキルアップできる
スキルアップしやすくなるのも、自分に向いてる仕事に就くメリットの一つです。向いてる仕事は、自分の長所や適性を活かせるだけでなく、積極的に経験を積み重ねたりスキルアップのための行動にも前向きに取り組めたりするでしょう。スキルアップによって評価され、昇給や昇格をすれば、より仕事にやりがいを感じてワークライフバランスが充実する可能性があります。
スキルアップを目指す際のポイントは、「自己研鑽の意味とは?励むポイントやメリット・就活で使える例文も紹介!」のコラムで紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
転職で活かせる強みができる
自分に向いてる仕事に就くメリットとして、転職で活かせる強みができることも挙げられます。自分の強みや適性を活かして仕事での成果や管理職経験を得られれば、転職活動においてアピールポイントになるためです。
特に、30代以降の転職では、スキルを裏付けるような実績や、管理職としての成功体験が求められる傾向にあります。若いうちに向いてる仕事に就けば、年齢が高くなっても経験やスキルを活かして転職できる可能性が高められるでしょう。「30代で転職を成功させるためにできること」のコラムでは、30代の転職を成功させるためのポイントを紹介しているので、転職活動を考えている30代の方はこちらもぜひ参考にしてみてください。
向いてる仕事を選ばないとどうなる?
向いてる仕事を選ばなかった場合、「モチベーションを保ちにくい」「仕事を好きになりにくい」といったリスクがあります。以下でそれぞれの内容について説明するので、入社後に後悔してしまわないようチェックしてみてください。
モチベーションを保ちにくい
向いてる仕事を選ばずに就職した場合、仕事へのモチベーションを保ちにくくなる可能性があります。向いてる仕事を選ぶと成果や評価が得られやすい一方、向いてる仕事ではない場合には思うような結果が得られず、モチベーションを保つのが難しくなりやすいでしょう。モチベーションを保てないと作業効率や成長度合いが落ち、成果や評価に影響することで、さらに仕事への意欲がもちにくくなるという悪循環を招く可能性もあります。
仕事のモチベーションが下がる原因や対処法については、「仕事のモチベーションが下がる原因とは?維持するメリットや対処法」のコラムでまとめているので、あわせてご覧ください。
仕事を好きになりにくい
向いてる仕事を選ばない場合、業務に対して好きな気持ちをもちにくい恐れがあります。自分の仕事を好きになれない場合、「働きたくない...」と出勤自体が億劫になったり、将来のビジョンが見えにくくなったりしがちです。将来のビジョンが鮮明でないと仕事に対して目標がもてず、成長意欲の低下にもつながるでしょう。
会社や職場の人間関係が好きでも、仕事が自分に向いていないことでミスマッチが生じることがあります。自己実現のためにも、向上心をもって働き続けられる仕事を選ぶようにしましょう。
向いてる仕事=好きな仕事とは限らない
向いてる仕事は、必ずしも好きなこととは限りません。たとえば、自分では「人と接する仕事が好き」と思っているものの、周りの人からは「数字に強いから経理の仕事が向いてる」と評価されているような場合もあります。好きなことだけを基準にして仕事を選ぶと、自分の長所を活かしにくくなる可能性も。向いてる仕事を選ぶ際は、好きなことと得意なことの両軸で考えるのがおすすめです。「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」のコラムでも、自分に向いてる仕事の見つけ方を紹介していますので、参考にしてみてください。
自分に向いてる仕事を見つける方法
自分に向いてる仕事を見つけるための方法には、「楽しいと思うことを洗い出す」「得意なことや人から評価された経験を具体化する」などが挙げられます。以下を参考に自分の特性や強みを把握し、どのような仕事が向いてるかを考えてみてください。
1.楽しいと思うことを洗い出す
自分に向いてる仕事を見つけるためには、「人と話していると楽しい」「読書に没頭するのが楽しい」など、仕事やプライベートを問わず楽しいと感じていることを振り返るのが有効です。やりたいことを探すのはハードルが高く感じられる場合も、楽しいと感じる瞬間は探しやすいでしょう。
楽しい気持ちで取り組めている物事は、自分の長所や特技が活かせている可能性があります。たとえば上記の場合、「人と話すのが楽しいから、営業や接客が向いてるかも」「読書が好きだから、ライターや編集者が向いてるかも」など、自分に向いてる仕事を見つけるためのヒントにつながる可能性も。また、楽しいことや好きなことを仕事にできれば、モチベーション高く働けたりスキルアップしやすくなったりするでしょう。
楽しいことや好きなことを仕事にしたいという方は、「好きなことを仕事にするにはどうしたら良い?就職のためのステップを解説」のコラムもぜひご覧ください。
興味がある仕事も書き出してみる
自分が興味をもっている仕事を書き出し、その仕事について調べてみるのも、向いてる仕事を見つけるためにおすすめの方法です。興味がある仕事について調べていくなかで、自分が目指せそうな仕事が見つかったりこれまで知らなかった職業を知れたりして、自分の視野を広げられる可能性もあるでしょう。
興味のある仕事について調べるためには、就活サイトや業界誌などで調べるほか、先輩や知人に仕事の話を聞くなどさまざまな方法があります。
2.得意なことや人から評価された経験を具体化する
自分に向いてる仕事を見つけるには、過去の経験から自分が得意だったことや周囲の人に褒められた経験を思い返し、自分の強みとして具体的に把握するのも良い方法です。前職やアルバイト、学生時代などを振り返り、上司から評価されたり友人から褒められたりしたことは、自分が向いてる得意なことといえるでしょう。
得意なことを活かせる仕事に就くと、スキルアップや昇給・昇格などがしやすい傾向にあり、働くうえでのモチベーションをもちやすくなります。また、自分の得意なことを具体化しておくことで、就活や転職活動においても自信の強みをアピールしやすくなるでしょう。
自分の強みの見つけ方については、「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」のコラムで紹介している方法もぜひ試してみてください。
3.苦手なこと・したくないことを明確にする
自分に向いてる仕事を探すうえで、苦手なことやしたくないことを明確にするのも一つの方法です。苦手なこと・したくないことを把握し、その一方で苦にならないことや、自ら進んでしたいと思えることは何かを考えてみると、向いてる仕事が見つかることもあるでしょう。
たとえば、黙々と作業することが苦手な人は、人と会話しながらそれぞれの意見を出し合えるような仕事だと前向きに取り組める可能性があります。また、ほかの人が避けたがる仕事であっても、自分は難なくこなせてしまうのであれば、向いてる仕事といえるでしょう。
4.家族や友人など身近な人の意見を聞く
自分に向いてる仕事を考える際に、家族や友人など身近な人に相談するのもおすすめです。特に、家族や友人であれば比較的相談しやすく、自分のこともよく理解してくれているでしょう。
身近な人の意見を聞くことで、自分にとっては当たり前のことであっても、周りから見れば長所や強みだと思われている部分に気づける可能性があります。自分の長所や強みが客観的に分かると、「この強みはあの仕事で活かせるかも」というように、向いてる仕事が見えてくることもあるでしょう。
自己診断の結果を身近な人に話してみるのもおすすめ
自分で得意なことや苦手なことを洗い出した結果について、身近な人に話してみるのも良い方法です。ほかの人に話すことでより分析が深まったり、自分の新たな長所に気づいたりすることがあるでしょう。「周囲の人には話しにくい」という場合は、ハローワークや就活・転職エージェントで相談すれば、プロのアドバイスをもらえるのでおすすめです。
5.仕事選びにおける優先順位を決める
自分に向いてる仕事選びは、優先順位を決めるのが重要です。自分が仕事をするうえで重要だと思うポイントが満たされていれば、入社後のミスマッチが起きにくく安心して長く働きやすくなるため、「この仕事は自分に向いてる」と捉えられるでしょう。
しかし、たとえば「給料が高い」「実力主義」「プライベートとの両立」といったように、就職先に求める条件すべてを満たす会社を見つけるのは難しいといえます。
優先順位を決めるには、10年後になりたい自分を考えてみるのがおすすめです。たとえば、「ITエンジニアのスペシャリストになりたいから、就活では実力主義でスキルアップできることが第一条件」というように、ゴールのために必要なことを考えるようにしましょう。「『10年後の自分』の質問意図は?面接での答え方がわからないときの対処法」のコラムでは10年後の自分を考えるときのポイントを紹介しているので、こちらもあわせてご一読ください。
「向いてる仕事」は自分自身で決めて良い
向いてる仕事を見つけるために情報や意見を集めるうちに、「結局、どの仕事が自分に向いてるの?」と分からなくなってしまうこともあるでしょう。周囲の人の意見や、集めた情報を参考にすることは向いてる仕事を探すために有効ですが、最終的には、自分自身が「向いてる仕事」を決めて良いということを忘れないでおくことが大切です。
また、向いてる仕事を考えても分からなかったとしても、実際に仕事を始めてみると楽しいと思えたり、「この作業は得意だ」という部分が見つかったりする可能性もあります。モチベーションを維持して働けたり、周囲から評価されたりすることで、「向いてる仕事」と思えるものが後から見つかることもあるでしょう。
6.視野を広げて仕事を探す
「自分に向いてる仕事が分からない」というときは、自分の興味や知識がある分野以外の仕事にも視野を広げてみることで、まだ知らない仕事を見つけられる可能性があるでしょう。
世の中には、特定の分野に特化したニッチ産業や、まだ広く知られていないスタートアップ事業など、さまざまな仕事があります。インターネットや書籍で調べてみるほか、就職・転職エージェントでは求人サイトで公開されていない未公開求人を保有していることもあるため、活用してみることで向いてる仕事に出会える可能性があるでしょう。
「珍しい仕事39選!高収入&正社員として働ける職種や求人の探し方も紹介!」のコラムでは、世の中にある珍しい仕事について紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
向いてる仕事を考えるための職種一覧
ここでは、向いてる仕事を考えるためのヒントとして、いくつかの職種を紹介します。以下を参考に、自分に向いてる仕事について考えてみてください。
職種 | 概要 |
---|---|
営業職 | 顧客に対して商品やサービスを提案し、契約をとる仕事。企業や団体に対して営業する法人営業と、個人に対して営業する個人営業がある |
企画職 | 新しい商品やサービスを考え、形にしていく仕事。商品やサービスを考える商品企画や、販売・販促方法を考える販売企画などがある |
金融事務 | 銀行や証券会社、保険会社などの金融機関において、金融業務に関する事務作業に携わる仕事 |
ファイナンシャルプランナー(FP) | 年金や保険、税金などの知識を活かして顧客に資金計画のアドバイスをする仕事 |
広報 | 企業の情報をメディアなどを通じて企業外に広く伝える仕事 |
システムエンジニア(SE) | ソフトウェア開発における全体のプロセス管理を行う仕事。システム全体の設計や開発、運用を担う職種 |
プログラマー | システムエンジニアが設計した仕様書に基づき、コンピュータが処理するためのコード設計や開発を行う仕事 |
トラック運転手 | トラックや牽引自動車などを運転し、目的地まで物資を運ぶ仕事 |
介護職 | 施設の利用者の生活サポートやその家族への指導を行う仕事 |
地方公務員 | 地域住民の暮らしが豊かになるよう、各都道府県や市町村の業務を行う仕事 |
上記以外にも多くの職業があるため、情報収集をして自分の興味のある仕事を探してみましょう。
向いてる仕事への就職を成功させるためにできること
ここでは、向いてる仕事への就職を成功させるためにできることを紹介します。効率良く就職を目指すために、ぜひ参考にしてみてください。
向いてる仕事への就職を成功させるためにできること
- 自己分析
- 企業・業界研究
- 無料でできるWeb上の適職診断テスト
- 資格取得
- 選考対策
- ハローワークや転職エージェントへの相談
自己分析
向いてる仕事への就職を成功させるために、自己分析は必ず行うようにしましょう。「性格別におすすめの向いてる仕事」で解説したように、自分の性格や考え方、行動の傾向によって、向いてる仕事は異なります。自分の特性を理解することで、ミスマッチの少ない仕事選びにつながるだけでなく、選考で自分の適性や強みをアピールしやすくなるでしょう。特に、自己分析で自分の性格や強みを把握するに至った具体的なエピソードや経験があれば、志望動機や自己PRとともに伝えることで、採用担当者からの納得を得やすくなります。
自己分析のやり方が分からない方は、「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムを参考にしてください。
企業・業界研究
企業・業界研究は、自分に合った職業や職場に就職するために重要なポイントです。自己分析の結果を踏まえながら、自分の適性を発揮できる働き方ができるか、十分に調べましょう。企業や業界の特性や価値観と自分の強みや価値観が一致していれば、選考でアピールすることで、企業側に「自社に合った人材」「ミスマッチが少なそう」といった印象を与えられる可能性があります。
なお、入社後のミスマッチを防ぐためには、福利厚生や待遇だけでなく、自分が働き続けられるかという観点で企業や業界について調べるのも大切です。
無料でできるWeb上の適職診断テスト
向いてる仕事に効率良く就職するには、Web上の適職診断テストを受けるのもおすすめの方法。Web上の適職診断テストは、複数の質問に回答すると診断結果が表示される仕組みのものが多い傾向にあるようです。
おすすめの仕事や業界、自分の特性や傾向など、サイトによって回答結果が異なることがあるため、複数のテストを試してみるとより多面的な情報を得られる可能性があります。パソコンやスマートフォンから無料で受けられ、個人情報の登録なしで受けられるものもあるので、一つの参考として受けてみるのも良いでしょう。
資格取得
資格を取得するのも、向いてる仕事への就職を成功させるために有効な方法です。就きたい仕事に関連する資格であれば、所有していることで客観的に知識やスキルを証明でき、選考でのアピール材料になります。業務に活かせる可能性がある資格をもっている場合は、入社後に知識やスキルをどのように活かせるかをアピールするのがおすすめです。
なかには、資格を所有していることが応募条件となっている求人もあるため、就きたい職業や入社したい会社の求人がある場合は、必ずチェックしておきましょう。
選考対策
向いてる仕事への就職を成功させるために、選考対策をしっかりと行いましょう。企業・業界研究をして明らかになった企業の特色や今後の経営戦略に対し、自己分析をして分かった自分の適性をあわせてアピールできるよう履歴書作成や面接対策をします。
まずは書類選考を通過できるよう、「書類選考で落ちるのはなぜ?原因と通過の確率アップのコツをご紹介」のコラムをチェックしてみてください。
ハローワークや転職エージェントへの相談
自分に向いてる仕事に就くために、ハローワークや転職エージェントに相談することも有効です。ハローワークやエージェントでは、自分の希望条件や適性を踏まえて求人を紹介してもらえます。
ハローワークは地元企業の求人を多く所有している傾向にあるため、居住地域で働きたい方や通いやすい勤務先を希望している方などは、ハローワークを活用するのがおすすめです。
転職エージェントは、求人紹介だけでなく、専任のアドバイザーが一人ひとりに付き、就活のサポートをしてくれるのが特徴。向いてる仕事について悩んでいる場合には、丁寧なカウンセリングを通して、自己分析の深掘りをすることも可能です。プロに相談すると、自分のやりたいことが分かったり、知らなかった職業を教えてもらえたりするので、「自分に向いてる」と思える仕事が見つかりやすくなるでしょう。
向いてる仕事が分からなくてお悩みの方は、ハタラクティブに相談してみるのがおすすめです。ハタラクティブは、20代のフリーター・ニート・第二新卒を対象にした就活・転職エージェント。専任のキャリアアドバイザーが希望条件や適性から、あなたにぴったりの求人をご紹介します。「未経験者歓迎」「職歴・学歴不問」の求人も多数紹介できるので、未経験の仕事に挑戦してみたい方にもおすすめです。
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向いてる仕事に関するQ&A
ここでは、向いてる仕事に関するよくある疑問にQ&A方式で回答します。
やりたい仕事と性格に合う仕事が一致しません
20代のうちは未経験歓迎の求人が多いため、若いうちにどうしてもやりたい仕事を経験してから自分の進路を検討するのも手でしょう。どうしてもやりたい仕事が、自分に向いていたり適性を発揮できたりする職種である可能性があります。
転職する年齢について詳しく知りたい方は、「転職は何歳まで?年齢制限はある?未経験から採用されやすい業界も解説」のコラムをチェックしておきましょう。
働きたくない人に向いている仕事はありますか?
働きたくないと思っていても、「向いてる仕事への就職を成功させるためにできること」で解説した「自己分析」「企業・業界研究」を行うことで、自分に向いてると思う仕事が見つかる可能性があります。
今の仕事で働きたくないと思う人は、転職をすることも一つの手です。今の自分の状況と照らし合わせながら自分に合う仕事を探していきましょう。
20代に向いてる仕事を見つけるおすすめの方法は?
自己分析で分かった自分の興味や得意分野から仕事を探したり、就職支援機関に相談したりするのがおすすめです。20代は企業側からポテンシャルを期待されやすいため、未経験分野であっても自分が関心のある仕事にも挑戦しやすいでしょう。
自分の得意なことや強みなどが分からない場合や、活かせる仕事の探し方に迷う際には、大学のキャリアセンターやハローワーク、就職・転職エージェントなど就職支援機関に相談すると、プロの視点からアドバイスをもらえます。
向いていないと感じていても仕事を続けたいです
退職せずにスキルや知識を積むことに集中するのも良い方法です。現在「向いていない」と感じていても、努力を重ねることで得意分野が増える可能性もあります。
ただし、自分を追い込み過ぎないよう注意が必要です。向いてるうえで好きになれる仕事を知りたい際は、ぜひハタラクティブにお問い合せください。専任アドバイザーが、求職者一人ひとりの適性に合う求人をご紹介します。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。