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ストレスに弱い人の特徴と対処方法・適性の高い仕事選びのヒントを解説
更新日
この記事のまとめ
- ストレスに弱い人は、自分を追い詰めやすい傾向がある
- 他人に期待し過ぎて、怒りやすい人もストレス耐性がないと考えられる
- ストレスに弱い人に向いている仕事は、在宅勤務や工場勤務など
- 職場でのストレスに悩んでいるなら、転職するのも一つの方法
「自分はストレスに弱い」「ストレス耐性がない」と感じている人も多いのではないでしょうか。仕事や家庭の事情など、ストレスは多くの人が感じているもの。溜め込み過ぎると病気になる恐れもあり、非常に厄介です。この記事では、ストレスに弱い人の特徴と原因、さらに対処する方法を解説しています。ストレスに弱い人が無理なく働ける仕事もランキング形式で紹介しているので、参考にしてみてください。
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ストレスに弱い人の3つの特徴
ストレスに弱い人には、共通した特徴があります。
特徴を把握しなければ、ストレスを減らしたり緩和したりする対処方法を見つけることは難しいでしょう。逆に、自分がストレスに弱いと感じる原因を捉えれば、対策を講じて、今より楽に生活することが期待できます。
厚生労働省の「令和4年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況」によると、働く人の82.2%は、何かしらのストレスを抱えていると報告されています。
引用:厚生労働省「令和4年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況」
「自分だけストレスに弱い」「ストレス耐性がない」と思わず、「世の中の半分以上の人はストレスに弱い」と、ポジティブに捉えることも大切なポイントです。
参照元
厚生労働省
令和4年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概要
1.自分を追い込み過ぎる
ストレスに弱い人は、自分で自分を追い込み過ぎる傾向があります。
たとえば、仕事で結果が出なかったときに「すべて自分のせいだ」と、ネガティブに考えてしまったり、部署異動があれば、「今の部署で嫌われていたのかも」「なにか悪いことをしてしまったのかも」と、すべての原因を自分に向けたりしてしまいます。
こういった考え癖のある人は、自分でストレスを生み出し、そのストレスに反応してしまっているのでしょう。
完璧主義はストレスに弱い?
自分を追い込むがゆえにストレスに弱いタイプは、完璧主義である人も多いようです。完璧主義の人は、おおむね良い結果となっていても、一部悪い点を見つけると、すべてダメだと捉えてしまいます。悪い点にばかり目が向き、良い点を重視できないのも、ストレス耐性がない人の特徴といえるでしょう。
過去失敗したことはまた失敗する、自分には良いことがないと、悪い点ばかりに焦点を当てていまいがち。悪い点を見つけては、自分のせいだと責めてしまうので、余計にストレスに弱くなっていくでしょう。「真面目な人にはどのような特徴がある?損をするといわれる理由も解説」の記事では、真面目な人の性格や向いている職業を紹介。仕事がしやすくなるコツなども解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
2.他人に期待し過ぎる
周囲に期待し過ぎることも、ストレスに弱い人の特徴です。
「分かってくれるだろう」「やってくれるだろう」と、勝手に期待しておきながら、周囲が期待に応えてくれないと裏切られた気分になり、イライラすることも。また、「自分は頑張っているのだから、あなたも同じくらい頑張るべきだ」というように、自分軸で周囲に期待してしまうタイプもいるようです。周囲が期待に応えてくれないと感じ、ストレスが溜まってしまうでしょう。
人によっては、周囲に圧力を掛けてしまい、他人のメンタル不調の引き金になっている可能性もあります。他人に期待し過ぎるせいでストレス耐性がない人は、常にイライラしていて、怒りっぽいことも特徴です。
3.人の目を気にし過ぎる
ストレスに弱い人は、他人の目を気にし過ぎる傾向があります。
仕事であれば、「上司に評価されたい」と、他人の評価を軸としており、常に自分がどう見られているかを気にしてしまうでしょう。
また、怒られることや注意されることを嫌がる傾向もあるようです。特に、怒られた経験の少ない優等生タイプの人は、「失敗=怒られる」と捉え、報告が億劫になってしまいます。
ミスだけでなく、報告の遅れもあり余計に怒られてしまうと、今後さらに失敗を報告することがトラウマになる悪循環が生まれるでしょう。ミスをして怒られたくないという心理から、常に周りの目を気にして、自分を追い詰めてしまうようです。
ストレスに弱い人がいる反面、ストレス耐性がありメンタルの強い人もいます。ストレス耐性がある人の特徴は「メンタルが強い人の特徴13選!気持ちを安定させる方法や習慣を解説」の記事を参考にしてください。
ストレスに弱い人が取るべき4つの対処方法
ストレスを持つこと自体は特別なことではありません。しかし、ストレスを感じ過ぎてしまうと、生活がしづらくなり、心身に支障をきたす恐れもあります。ストレスに弱いと自覚している人は、自分のストレスを軽減・緩和する方法を身につけ、ストレスとうまく付き合っていきましょう。
1.趣味を持つ
趣味を持つことは、ストレスに弱い人にとって、大切なポイントです。
趣味があることで、気分転換ができて、仕事や家庭でのストレスを忘れられるでしょう。
自己肯定感が高まることや、趣味を通じて人間関係が広がることも、ストレスに強くなるのに役立ちます。ストレスに弱い人は自分が夢中になれる趣味を見つけて、心から楽しめる時間を持ってみてください。
スマートフォンの見過ぎや暴飲暴食は逆効果
近年は、スマートフォンでSNSや動画を見ることが趣味だという人も多いでしょう。しかし、これらは受動的であり、気分転換や人間関係の構築といった、趣味を持つメリットを受けづらいものです。好きな番組を時間を決めてチェックする、目的をもって利用するなど、ダラダラと継続しないように注意しましょう。
また、ストレス発散として暴飲暴食に走る人も多いですが、これもおすすめできません。偏った食事や運動不足など、不健康な生活は、心と身体に負担を掛けます。寝不足はもちろん、寝過ぎも良くありません。こういった不規則な生活は、余計に心身の不調に陥りやすくなります。ストレスに弱い人は、規則正しい生活を心掛けましょう。
2.期待し過ぎない
他人に期待し過ぎることでストレスを感じてしまう人は、他人への期待値を下げてみましょう。最初は難しいかもしれませんが、周囲に過度な期待をしなければ、裏切られることもなくなるので、気持ちが楽になるでしょう。ストレスに弱い原因が他人への期待し過ぎだと自覚している人は、試してみてください。
会社の人間関係でストレスを感じる場合は「会社の人間関係に疲れたらどうする?職場でストレスを感じるときの対処法」の記事でも人間関係を良好に保つコツを解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
3.リラックスする時間を作る
ストレスに弱い人は、意図的にリラックスするための時間を設けることも大切です。
仕事だけでなく、家事や育児にも追われ、休む間もない生活をしている人も少なくないでしょう。ずっと「オン」の状態が続いていれば、疲労やストレスが溜まります。
「30分だけカフェに行く」「好きな音楽を聴く」など、心と身体が休まる「オフ」の時間を、強制的に作ってあげましょう。これだけでも、ピリピリした気持ちがやすらぎ、ストレス耐性がつくことが期待できます。
4.自分と他人を切り離して考える
他人の評価が気になるあまり、ストレスに弱いと感じている人は、他人と自分を切り離して考えてみましょう。自己評価を優先し、他人からの評価は気にしないようにします。
「自分の担当タスクは終わったけれど、△△さんより遅かった」ではなく、「△△さんより遅いけれど、自分の担当タスクは終わったからOK」と、自己評価で考えてみてください。
ポジティブな人ならどのように考えるか
ストレスに弱い人は、ネガティブな考え方をしがちです。ストレスに強くなるには、「ポジティブな人ならどのように考えるか」という視点を持つことも、効果的といえます。仕事で結果が出なかったとき、自分のせいだと落ち込むのではなく、「これ以上悪い状況はないだろう」「課題が見つかって良かった」「失敗は成功のもと」と、ポジティブな捉え方を意識してみましょう。
できごと自体は変えられませんが、捉え方は意識次第で変えることができます。ポジティブに考えることで、ストレスを減らしていきましょう。「ポジティブシンキングを身につけよう!メリットとデメリットについて解説」の記事では、ポジティブシンキングになるための方法やポジティブな生き方のメリットなどを紹介しているので、チェックしてみてください。
ストレスに弱い人におすすめの仕事
ストレスに弱い人は、自分のストレスの原因が少ない仕事を選ぶと、楽な気持ちで働けます。ここでは、ストレスに弱い人におすすめの仕事を紹介するので、参考にしてください。
在宅勤務ができる仕事
ストレスに弱い理由が「人の目を気にしてしまうから」という人は、在宅勤務が可能な仕事がおすすめです。オフィスで上司や同僚と並んで働くよりも、自宅で自分のペースで仕事ができるため、ストレスを溜めにくいでしょう。
「未経験からリモートワークに挑戦できる?正社員を狙いやすい職種とは」の記事でも紹介していますが、Webライターやエンジニア、事務系など、在宅勤務が可能な職種はさまざまです。得意なものがあれば、チャレンジしてみましょう。
自営業
ストレス耐性のない人は、自営業も選択肢の一つでしょう。自営業として働けば、職場の人間関係や上司からの評価を気にする必要がありません。
自営業は、仕事の内容や業務量を自分の裁量でコントロールできることが最大のメリットです。他人と一緒に仕事をすることにストレスを感じている人には、向いているでしょう。
自営業の働き方やデメリットなどは、「自営業とは?確定申告は必要?個人事業主との違いや税金・社会保障を確認!」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
ドライバー
ドライバーは人間関係にストレスを感じる人に適した仕事です。特に、トラックドライバーは荷主やお客様などと話す機会はありますが、基本的に仕事中は一人。煩わしい人間関係に振り回されることが少ないので、上司・同僚などの人間関係にストレスを感じるのであれば、ドライバーへの転職も検討してみましょう。
トラックドライバーの仕事内容については「トラック運転手になるには?仕事内容や年収の目安とおすすめの求人をご紹介」の記事でくわしく解説していますので、参考にしてください。
事務職
事務職は、ストレスに弱い人に向いている仕事の一つです。営業職や販売職のようにノルマがなく、プレッシャーを感じにくい仕事といえるでしょう。「達成できなかったらどうしよう」という不安がないため、取り組みやすくなります。
残業や休日出勤が求められることも少なく、趣味に充てる時間も確保しやすい職種です。簡単な仕事ではありませんが、未経験から応募可能な求人も多い傾向があります。PCスキルがある人や、資料作成が得意な人は、チャレンジしてみると良いでしょう。
「事務員の仕事内容とは?事務職との違いや向いている人の特徴をご紹介」の記事でも、事務の仕事や適性について解説しているので、参考にしてください。
工場勤務
ストレスに弱い人におすすめの仕事に、工場作業員があります。
食品や機械などを製造する工場内で、製造機械の操作や品質検査、ピッキングなどを行う仕事です。特に、流れ作業となるライン業務は無心で取り組めるという方も多いため、余計なストレスを感じずに済むでしょう。
職場内の人間関係も、オフィスワークと比べると希薄な傾向に。立ち仕事が多く体力的にはきつい仕事ですが、人間関係のストレスに弱いという人には居心地の良い職場となる可能性があります。
工場で働くことのメリットやデメリットは、「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
ストレスに弱い人は自分に合った仕事を見つけよう
冒頭でも述べたとおり、ストレスがあることは、特別なことではありません。多くの人がストレスを抱えており、ストレスに弱い人も大勢いるでしょう。
しかし、ストレスを感じたまま対処しないことは、おすすめできません。ストレスを溜め過ぎると、心や身体に支障をきたすこともあるためです。
「精神的に疲れたときの特徴は?楽になる考え方や対処法を解説」の記事でも紹介していますが、ストレスを溜め過ぎてしまうと、心身の不調が現れることもあります。もし、何かしらの体調不良を感じている場合は、早めに専門の医療機関を受診し、体調回復を目指してください。「今の職場で働き続けているとストレスが溜まる」「上司のストレスから解放されたい!」とお悩みの方は、転職も一つの方法です。
職場でのストレスを原因に転職を考えている方は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、若年層を中心に、転職活動を支援するエージェントサービスです。経験豊富な専任アドバイザーが、経験や希望を丁寧にヒアリングし、あなたに合った求人をご紹介します。ストレスに弱い方も、ストレスを感じづらい職場に転職することで、仕事をしやすくなるでしょう。サービスは無料で利用できるので、お気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。