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東京で働きたい!就職事情やメリットデメリット・志望理由の答え方を解説
この記事のまとめ
- 東京都の有効求人倍率は全国計で1.22倍なので、求職者よりも求人数が多い状況(2025年7月時点)
- 東京で働くメリットは「給与が高め」「キャリアの選択肢が豊富」「求人数が多い」など
- 東京で働くデメリットとして「物価が高い」「人が多くて通勤が大変」などが考えられる
- 地方から東京に移る場合、就職活動の準備や生活のシミュレーションをしっかりしよう
- 面接で「東京で働きたい理由」を聞かれたら、「きっかけ」と「どのように成長していきたいか」を明確に伝えよう
あなたにおすすめ!
地方に住んでいる方のなかには、「東京で働きたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。繁華街が多い、人との出会いが多い、交通手段が充実しているなど、東京に対してポジティブな印象がある方もいるかもしれませんが、イメージだけで上京すると後悔する可能性があります。
このコラムでは、上京を考えている方に向けて、東京の就職事情や上京のメリット・デメリットを解説します。また、おすすめの職種や志望理由の答え方などもまとめました。東京での就職を成功させて安定した生活を送りたい方は、ぜひご一読ください。
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東京での就職を後悔しないためには、東京がどのような都市かを知る必要があるでしょう。ここでは、東京の人口・事業所と企業の数・有効求人倍率を紹介します。
東京の人口
東京は、政治や経済・文化など日本の中心として位置づけられている大都市です。東京都の「東京都の人口(推計):毎月」によると、2025年8月の時点で東京都では1,426万人以上が生活しています。
さらに、東京都の「『東京都の昼間人口』の概要」によると、2020年の東京の昼間人口は約1,675万人でした。神奈川や千葉といった首都圏内から東京都心に流入し、丸の内や大手町、六本木、赤坂、日本橋などのビジネスエリアを筆頭に、都内全域で多くの人が働いています。
参照元
都庁総合ホームページ
トップページ
東京の事業所と企業の数
東京都産業労働局の「東京の産業と雇用就業2025」によると、2021年時点で東京都にある事業所は約62万8,000所、企業は約42万4,000所です。また、東京にある事業所・企業のうち中小企業が98.8%を占めていることや、外資系企業数は全国の75.9%にあたる約2,373社(2024年時点)が集結していることなども分かります。
東京は企業が多いぶん求人も豊富なので、あらゆる業界の求人と出会えるでしょう。やりたい仕事や就きたい職種の求人が東京に集中している場合には、東京での就職も検討してみてください。
参照元
東京都産業労働局
東京の産業と雇用就業
東京の有効求人倍率
独立行政法人労働政策研究・研修機構の「職業紹介-都道府県別有効求人倍率」によると、2025年7月の東京都の有効求人倍率は、全国計で1.22倍でした。有効求人倍率とは、求職者の数に対する求人数の割合を数値化したもので、倍率が1を上回っていると求人数の方が多く、1を下回っていると求職者の方が多いことになります。
職種によって倍率に差があるため一概にはいえないものの、全国平均が1.22倍であることを考えると、東京都は求人数が多く、就職しやすい環境であるといえるでしょう。
参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
主要労働統計指標
上京するなら若いうちに決めるのがおすすめ
東京での就職を考えているなら、若いうちに行動を起こすことをおすすめします。なぜなら、選択肢が豊富な東京で若いうちに経験を積むことで、将来的なキャリアの幅を広げやすくなるためです。求人の母数が多い東京では、新卒やフリーターなどの未経験者を歓迎する仕事も地方より豊富にあるでしょう。
年齢を重ねてから中途採用枠に挑戦することも可能ですが、30代以降は求められるスキルが多く、就職・転職の難易度が上がる傾向にあります。東京での就職を検討しているなら、できるだけ若いうちにプランを立ててみてくださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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東京で働きたい場合はどうする?
地方から東京へ上京して働きたい場合、就職活動に向けて準備を整える必要があります。思いつきで求人を探し始めるのではなく、まずは東京で働きたい理由を確認することが大切です。
東京で働きたい理由を明確にする
「東京で働きたい」と考えているなら、「東京で実現したいこと」「地方を離れなければならない理由」などを洗い出してみましょう。「出会いが多そうだから」「華やかな生活が送れそうだから」といった漠然とした理由だけで上京すると、理想と現実とのギャップを感じて後悔してしまうことも。
将来のキャリアビジョンをイメージしておくと、就職後のミスマッチを減らせるでしょう。
準備をしていないと予想以上に就職活動に手こずる可能性があります。地元でできる準備を整えてから上京しましょう。
やりたい仕事を大まかに決める
働きたい理由が明確になったら、東京でやってみたい仕事を大まかに決めておきましょう。前述したように、東京は求人の母数が多いため、やりたい仕事を決めておかないと自分の希望がブレてしまう可能性があります。
実際にその仕事に就くかは別として、上京前に希望の業種・職種を考えておくのがおすすめです。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、1分ほどでできる適職診断をご用意しています。「どのような仕事が自分に向いているか知りたい」「やりたい仕事が定まっていない」のような方はぜひ利用してみてください。
東京での生活にかかる費用を考える
東京での生活にどのくらいのお金がかかるかを把握しておくことも大切です。後述しますが、東京は物価が高いため地方で暮らすのに比べてお金がかかるのが一般的です。
東京で生活するための十分な資金が用意できていない場合は、きちんと貯金をしてから上京することをおすすめします。環境ががらりと変わり、気持ちが落ち着かないなかでお金が足りなくなると、「地方に戻りたい」という気持ちになりかねません。
東京で働くのが向いている人の特徴を教えてください
仕事に挑戦と成長を求める場合は向いている可能性がある
東京で働くのに向いているのは、常に変化を楽しみ、自己成長を目指して努力できる人です。成長企業やスタートアップ企業でのスピーディーな進化を楽しめる人には、東京は最適な場所といえます。特に、新しい技術やトレンドに敏感で、自己成長の機会を常に求める人にとっては、東京は刺激的な環境になる可能性があるでしょう。
また、多様な業界の人々とのネットワークを積極的に作りにいくことで、自分のキャリアを広げたい人にも向いています。数多くの企業がある東京では、仕事を通じてさまざまな業界の人とつながり、知識を深めていくことが可能です。人脈形成が得意で他者との交流を積極的に楽しめる人にとって、東京での仕事は貴重な人脈をつくり、充実感を得たり今後のキャリアに活かせたりする魅力的な場といえます。
高度なスキルや経験を持った人々が集まる環境で、最先端の技術や情報に触れながら成長するチャンスも多く、自己実現の場として最適な都市です。
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東京で働くメリットとして考えられること
東京は人や企業が多く集まる場所のため、それだけキャリアの幅が広がりやすいといえます。以下で、東京で働くメリットとして考えられることを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
東京で働くメリット
- 都心部は選べる仕事が多い
- キャリアの選択肢が豊富にある
- 給与設定が比較的高い
- 交通手段が充実している
- 繁華街が多くプライベートが充実する
- 人との出会いが多く刺激を受けられる
1.都心部は選べる仕事が多い
東京には多くの事業所や企業が集結しているため、さまざまな業種・職種の求人を探しやすいのがメリットです。企業の数が多いぶん、地方で探すよりも自分に合った求人を見つけやすいでしょう。
2.キャリアの選択肢が豊富にある
東京には大手企業、中小企業、ベンチャー企業などさまざまな企業があり、就職後のキャリアの選択肢が豊富な点もメリットといえます。企業内でのキャリアアップを目指したり、経験を積んで別の会社に転職したりするなど、自分のやりたいことやキャリアプランに合わせた働き方を選択しやすいでしょう。
3.給与設定が比較的高い
東京で働くメリットとして、地方より平均給与が高い点も挙げられます。厚生労働省が実施している「令和6年賃金構造基本統計調査(11) 都道府県別にみた賃金」によると、東京都の平均賃金は40万3,700円で全国1位です。最下位である宮崎県の25万9,800円と比較すると約14万円高いことが分かります。
「地元の求人は給与が低い」と不満を感じていたり、「今よりも稼ぎたい」と考えていたりする場合は、上京することで解決する可能性があるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況
4.交通手段が充実している
電車やバスといった交通手段が充実している点をメリットに感じる人もいるでしょう。特に、公共交通機関が発達していない地域に住んでいたり、車通勤でガソリン代や車の維持費を負担に感じたりしている方は、東京の交通の利便性を魅力に感じるかもしれません。
5.繁華街が多くプライベートが充実する
繁華街や商業施設が多く、プライベートの時間を充実させやすい点を魅力に感じて、東京で働きたいと考える人もいるようです。休日だけでなく、退勤後に趣味やイベントを楽しむこともできます。
仕事の日と休みの日のメリハリを上手につけられれば、仕事のモチベーションを維持しやすいでしょう。
6.人との出会いが多く刺激を受けられる
東京は人口が多いため、仕事を通じて多くの人と知り合う機会があるでしょう。多様な価値観や考え方の人と話すことで、自分自身の考え方にもポジティブな影響を受ける可能性があります。
仕事や趣味に打ち込んでいる人から刺激を受けたり、新しいことに挑戦するチャンスが巡ってきたりと、東京ならではのメリットを感じられるでしょう。
就職活動の基本的な流れは、地方も東京も大きく変わりません。希望する企業にエントリーし、書類選考を経て、面接を受けるというプロセスが一般的です。
ただし、面接はオンラインではなく対面で行われる場合もあります。というのも、実際に候補者と会って話し「人柄や雰囲気を確認したい」と考える経営者が少なくないからです。
特に中小企業では「本気で入社したいと思っているのか」「フットワーク軽く動けるか」など、入社の意欲や姿勢を見られる場合がしばしばあります。
私が知っている事例では、ある企業の事務職採用において地方から面接に来た求職者が採用されました。距離がハンデになるとは限らず、行動力や熱意が評価されて採用に至る場合もあります。
東京で働く前に知っておきたい4つのデメリット
東京で就職すると、「物価が高い」「満員電車で通勤が大変」など、都会ならではのデメリットに直面することも考えられます。東京で働くことを決める前に、デメリットも把握しておきましょう。
高い生活費と刺激(=ストレス)の多い環境がデメリットに感じることも
東京で働くことには、いくつかのデメリットがあります。まず、生活費が高い点が挙げられるでしょう。特に家賃や食費、交通費が大きな負担となります。特に田舎から上京してきた人にとって、これらのコストに慣れるのは大きなチャレンジです。
また、東京は人が多く、通勤ラッシュや混雑した電車、騒音などが日常的にストレスを引き起こします。仕事のペースも速く、長時間労働になりやすいため、心身の負担も大きくなりがちです。
さらに、東京の生活は深夜営業の店や24時間稼働の施設が多く、常に動き続けている印象があります。こうした環境では、昼夜のメリハリがつきにくく、心身ともに休まらないと感じる方もいるでしょう。
もう一つ、東京では仕事に合わせて住む場所を選ぶ必要があったり、都心から離れた場所に住んだ場合は通勤時間が長くなったり、生活の多くが仕事を軸に構成されがちです。田舎に比べて仕事と私生活の線引きが難しく、自分のペースを保つのが難しい点も、東京ならではの課題といえるでしょう。
東京で働く前に知っておきたいデメリット
- 物価が高い
- 通勤が大変
- 出世の競争が激しい
- 人によっては地元の友人と交流が少なくなる
1.物価が高い
東京は物価が高いため、ほかの地域と比べて生活をするのにお金がかかります。2022年の平均消費者物価地域差指数の「総合」を都道府県別に見ると、全国で最も物価水準が高いのは東京都(104.7)であり、最も低いのは宮崎県(96.1)です。
引用:総務局「東京の物価−東京都区部消費者物価指数 東京の物価 -東京都区部消費者物価指数-《 令和5年(2023年)6月分 (中旬速報値) 》2020年=100 (令和2年=100) 1 消費者物価地域差指数−」
※消費者物価地域差指数とは、全国平均を基準(100)として、ある時点における地域間の物価水準の違いを数値で表した指数のこと
参照元
総務局
東京の物価−東京都区部消費者物価指数−
2.通勤が大変
地方に比べ公共交通機関が発達している東京都では、電車やバスの発車時刻が分刻みに設定されています。路線によっては朝夕の時間帯は通勤ラッシュで混雑するため、通勤するだけでストレスを感じる人もいるようです。
さらに、都心の大きな駅ではJRや地下鉄などの路線がいくつも乗り入れており、慣れるまでは乗り換えに苦労する可能性があるでしょう。
3.就職や出世の競争が激しい
東京は雇用の機会が多くチャレンジしやすい環境であるぶん、業界での需要が高いスキルや優れた経歴を持った人材が集まりやすいといえます。
特に、東京都に集中している大手上場企業や外資系企業、ベンチャー企業ではライバルが多く、結果を出さなければ就職や出世の際に競争に負けてしまう可能性があります。就職後も、常に競争心や向上心を保ち続ける必要があるでしょう。
4.人によっては地元の友人と交流が少なくなる
地元で働いていれば親や友人と頻繁に会えますが、東京で就職するとどうしても交流が少なくなってしまうでしょう。お盆や年末年始などは新幹線や飛行機のチケットがなかなか取れなかったり、シーズン中でチケット代が高額になっていたりすることが多いです。経済的に余裕がない場合には、地元とのつながりが希薄になってしまうかもしれません。
就職・転職活動の費用がかさむこともある
地方から上京して東京で就職・転職活動を行う場合、交通費や宿泊費用などがかさむことが考えられます。対面での企業説明会や面接への参加が必要な場合には、就職活動中に何度も東京へ向かわなければならず、さらに費用がかさんでしまいます。
地方から東京での就職・転職活動を始める前に、十分な費用を用意しておきましょう。
東京で働きたい人におすすめの職種
東京で正社員として働きたい場合は、自分がやってみたい仕事だけでなく、就職しやすい職種を知っておくことも重要です。たとえば、未経験の業種・職種に挑戦したい場合は「未経験歓迎」「無資格OK」のような求人を、学歴に自信がない場合は「学歴不問」の求人を探すといったように、自分の状況に合わせて仕事を探してみましょう。
ここでは、東京で正社員として働きたい人におすすめの4つの職種を紹介します。
東京で働きたい人におすすめの職種を教えてください
人柄や意欲、適応力が評価されやすい「営業職」「接客・販売職」「ITエンジニア」がおすすめです
東京で正社員として就職しやすい職種の例として「営業職」「接客・販売職」「ITエンジニア」が挙げられます。いずれの職種も、経験や知識が求められる場合もありますが、それ以上に人柄や意欲、適応力が評価されやすい分野です。
ひとくちに営業職といっても、取り扱う商品(有形・無形)や対象(法人・個人)により仕事内容や働き方は多種多様。なかには歩合制を採用している企業もあるため、事前に求人情報を確認しておきましょう。
接客・販売職は、百貨店やスーパー、飲食店、アパレル、携帯販売など多岐にわたります。特に東京は来客数が多く、スピーディーかつ柔軟な対応をとれる方が求められる傾向にあります。
IT業界は人手不足が続いており、未経験者を歓迎する企業も多い分野。スキルを身に付ければ、キャリアアップやリモートワークも視野に入れられるのが魅力です。
とはいえ、上記にとどまらず自分が興味をもてる仕事に挑戦する姿勢も大切です。実際に、地方在住の方が東京に拠点を置く企業で総務・経理などを担う事務職に採用された例もあります。
1.営業職
営業職と聞くと、ノルマがきついというイメージをもつ人もいるかもしれませんが、ルート営業やカウンターセールスなど、企業によっては厳しいノルマがない場合もあります。
また、営業職は経験や知識よりも人柄や能力が評価される傾向にあるため、未経験歓迎の求人も多い点が魅力です。さらに、成果に応じて月給が上がる制度を取り入れている企業もあるので、高収入を得たい方にもおすすめです。
仕事内容 | 一般消費者や個人事業主を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動で、BtoCとも呼ばれる |
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平均年収 | 594万円 |
向いている人 | ・初対面で好印象を与えられる人 ・信頼関係を築くのが上手な人 ・顧客満足度を意識して行動できる人 |
ポイント | ・業界や実績次第によって高収入を狙える ・個人の営業スキルや顧客との相性が契約に直結しやすい ・個人で実績を積んだらチームマネジメントを任せてもらえることがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 自動車営業」
2.ビルメンテナンス
高層ビルが立ち並ぶ東京では、ビルメンテナンスの仕事の需要が高く、就職しやすいといえます。
ビルメンテナンスは、ビルの内部や外壁の清掃をはじめ、電気や空調の定期的な点検や故障箇所の修理などを行う仕事です。清掃や点検を専門に行う会社のほか、ビルの運営会社が就職先となります。
点検の分野では資格が必要になる場合もあるので、未経験から始めてもキャリアアップを目指せるでしょう。
仕事内容 | 電力設備・空調設備・給排水設備などの調整や管理を行う |
---|---|
平均年収 | 458万円 |
向いている人 | ・機械の構造や操作に興味をもち、学び続けられる人 ・推察力や判断力がある人 |
ポイント | ・学歴や資格は必要ない ・工業系の学校で電気や機械に関する知識を身に付けていると有利 ・さまざまな年齢の人が働いている |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag ビル施設管理」
3.販売スタッフ
販売スタッフとは、スーパーマーケットやアパレルショップ、携帯ショップなどで顧客対応を行う仕事です。東京には多くの販売店や小売店があるため、求人数が多く就職がしやすい傾向にあります。
販売スタッフというと接客に目が行きがちですが、品出しや在庫管理・発注業務・レイアウトの変更、レジ打ちなども販売スタッフの仕事です。
仕事内容 | 店頭で化粧品のカウンセリング・販売を行い、顧客に合わせた美容アドバイスを提供する |
---|---|
平均年収 | 369.4万円 |
向いている人 | ・接客が好きで、コミュニケーション能力がある人 ・美容そのものやトレンドに関心が強く、美的感覚のある人 ・専門知識を習得する意欲のある人 |
ポイント | ・店舗の営業時間に合わせて出勤することが多い ・専門知識や技術があれば、再就職しやすい ・店頭での活動経験を経て、教育、商品企画、販売企画などキャリアアップの機会がある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 美容部員」
4.システムエンジニア
システムエンジニアも、東京で正社員として働きたい人におすすめの職種の一つです。IT業界は人手不足が続いているため、未経験者を歓迎している企業を見つけやすいでしょう。教育制度の整っている企業に就職できれば、未経験の方も安心して業務に取り組めます。
また、IT系の技術職は入社後に専門性の高い資格を取得することでスキルアップできるため、将来的に高収入を目指すこともできるでしょう。
仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
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平均年収 | 574.1万円 |
向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味を持っている人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
ポイント | ・学歴や資格が必須とされることは少ない ・在宅やリモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い ・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag システムエンジニア(Webサービス開発)」
東京で働きたい場合の就職・転職活動のポイント
東京で就職を成功させるためには、スケジュール管理や情報収集を徹底して行う必要があります。ここでは、就職を成功させるためにすべきことをまとめました。
地方から東京での就職を目指す際には、あなたの意欲をしっかり伝えることが何より大切です
地方から東京で働くことを目指しているみなさん、その意欲と前向きな姿勢は本当に素晴らしいです。東京近郊に住む求職者と比べて、通勤時間・生活費などの労力が何倍もかかりやすくなる環境で「それでも東京で働きたい」と思う気持ち。その覚悟が伝わるかどうかが、選考を左右する大きなポイントになります。
まずは、応募企業や勤務地周辺の情報を丁寧にリサーチし「そこまで調べているのか」と面接官に思わせましょう。「調べる力=本気度」として評価される場合があります。
面接では、必ずと言っていいほど「なぜ、東京で働きたいのか?」と問われるでしょう。企業は「東京のスピード感に馴染めるか」「すぐに地元へ戻ってしまわないか」といった点をチェックします。その点を見越して「なぜ東京なのか」「なぜ今なのか」を、自らの言葉でしっかり語れるように準備しましょう。
「新しい環境でも前向きに挑戦できる」「簡単には諦めない」――そんな姿勢が伝われば、企業の心を動かせます。
東京で働きたい場合の就職・転職活動のポイント
- スケジュール管理をしっかり行う
- 志望する企業の情報収集を徹底する
- 面接対策をする
- 自分に合う就職・転職支援サービスを使う
- 東京に出向いて実際の雰囲気を体感する
1.スケジュール管理をしっかり行う
東京での就職活動費用を抑えるには、あらかじめ就職活動のスケジュールを立て、同じ日に複数の企業の説明会に行くなどの日程調整が必要です。
上京して説明会や就職活動フェア・面接などに参加するには費用がかかります。日を変えて何度も上京すれば、それだけ費用が増えてしまうでしょう。
家や仕事が決まってから上京するのがベター
上京は家や仕事が決まってからにしましょう。
東京は求人数が多いものの、上京のタイミングで希望の求人が出ている保証はありません。就職先が決まらない段階で上京すると、「就職するために東京に行ったはずなのに、なかなか仕事が見つからない」と焦ってしまうことも。
就職活動が上手く進まない可能性が高いため、住む場所や仕事などを先に決め、上京しても問題ない環境が整ってから東京に移るようにしましょう。
2.志望する企業の情報収集を徹底する
東京で就職を目指すなら、情報収集を徹底しましょう。地方にいながら東京の企業への入社を目指して就職活動を行うと、企業説明会やイベントなどの情報を早くつかめないこともあるかもしれません。
実際のイメージをつかむためにも、東京で開催される就職活動イベントやインターンシップに参加するなど、積極的に行動して情報を集めましょう。
東京に行くのが難しい場合は、インターネットを使って情報収集しましょう。求人情報サイトで気になる業種・職種の求人情報を比較したり、企業の公式Webサイトで社員のインタビューを見たりするのがおすすめです。
求人情報サイトや企業の公式Webサイトなどである程度候補を絞っておき、上京したタイミングで説明会や見学会に参加して雰囲気や社風を確認すれば、効率的に就職活動を進められます。
3.面接対策をする
面接は企業とあなたが直接話せる貴重な機会です。企業への熱意をアピールし、好印象を残して終わるためにも、面接対策をしっかりと行いましょう。
主な面接対策は以下のとおりです。
- ・入退室のマナーを覚える
- ・身だしなみを整える
- ・志望動機や自己PRなどの回答内容を考える
- ・よく聞かれる質問と、逆質問を考える
面接ではスキルや経験だけではなく、基本的なマナーや身だしなみもチェックされます。また、面接の最後に「質問はありますか?」と聞かれる場合もあるため、逆質問を2~3つ考えておきましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、キャリアアドバイザーと模擬面接を行うことが可能です。多数の求職者を内定に導いたキャリアアドバイザーがアドバイスを行うため、一人で面接対策をするよりも内定率を上げられるでしょう。
4.自分に合う就職・転職支援サービスを使う
就職・転職活動をより効率良く進めるためには、自分に合う支援サービスを使うのが有効です。ここでは就職・転職エージェントとハローワークについて紹介します。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは民間企業による就職支援サービスです。初回の面談であなたの希望をヒアリングしてもらい、それに合う求人を紹介してもらうのが一般的な流れです。また、企業との面接日の調整や応募書類の添削、面接練習など幅広い就職サポートが受けられます。
不慣れな東京での求職活動に臨むと、選考のスケジュール調整に手間取ったり、企業とのやりとりが上手くいかなかったりすることもあるでしょう。そのようなときは、エージェントのようなプロを頼るのも一つの方法です。
ハローワーク
ハローワークは国が運営している就職支援機関です。地域に密着したサービスを提供しており、中小企業をはじめ、管轄地域に根ざした求人情報を得られます。
また、ハローワークインターネットサービスの「求職者マイページアカウント登録」から求職登録をすれば、上京前に東京都の求人情報を検索できます。
参照元
ハローワークインターネットサービス
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上京しアルバイトを経て就職する方法もある
東京での就職を目指す場合、上京してアルバイトをしながら就職活動する人もいます。まずはアルバイトとして勤務し、収入を得ながら就職活動を行うことで、東京に馴染むための期間を確保できるだけでなく、金銭面の心配も減らせるでしょう。
ただし、アルバイト生活に満足してしまい、就職を見送らないように注意してください。就職活動とアルバイトの両立は大変な場面もあるため、「△月までに就職する」とゴールを決めて行うのがおすすめです。
5.東京に出向いて実際の雰囲気を体感する
上京して働きたい場合は、東京に出向いて実際の雰囲気を体感することも大切です。就職先を決める前に、気になる企業がある場所や住みたい地域の治安などを観察してみましょう。
通勤に使うことになりそうな交通機関を利用してみるのもおすすめです。
長期滞在する場合はシェアハウスや短期賃貸マンションを利用したり、1泊程度ならカプセルホテルに泊まったりと、状況に応じて節約を考えてみましょう。滞在費を減らすことで金銭面の負担を軽減できます。
【東京で働きたい方向け】志望理由の答え方
地方の方が東京で就職を目指す場合、面接では「なぜ東京で働きたいのですか?」と聞かれることが多いでしょう。
ここでは、東京で働きたい方が志望理由を聞かれた際の答え方のポイントを解説します。以下を参考に、採用担当者に好印象を残せるポジティブな回答を意識してみてください。
東京で働きたい動機を伝える
東京で働きたい方が志望動機を答える際は、自分が東京で働きたい理由を明確に説明できるようにしておく必要があります。地方からの応募者に対して、企業は「なぜ上京したいのか」を尋ねるでしょう。
東京と地方を比較し、東京だからこそできることを探してみてください。ただし、プライベートや趣味に関する回答は避け、仕事に関する理由を答えるようにしましょう。
東京で働きながらどのように成長したいかを伝える
入社後どのように成長したいかを含めるのもポイントです。志望企業で働くことが、自分の成長にどのようにつながるかを考えてみましょう。
東京で働きたい理由と併せて成長意欲をアピールすることで、採用担当者に熱意が伝わりやすくなります。
東京の企業で活かせる自分の強みを伝える
自分の強みを伝えることも忘れないでください。志望理由の最後に、自分の強みが企業でどのように活かせるかを盛り込みましょう。
もし、東京だからこそ活かせる強みがあれば、積極的にアピールしてみてください。たとえば、英語や中国語などの言語力は、外国人居住者や観光客の多い東京だからこそ活かせる強みといえます。
自分を採用するメリットを知ってもらうことで、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。
【例文】志望理由の答え方
志望理由の答え方の例文を紹介します。面接で答える際の参考にしてみてください。
地元で3年間衣服の販売員として働いておりましたが、より多くのお客さまと触れ合い、キャリアアップしたいという思いが強くなりました。慣れた環境で働き続けるよりも、より多様な価値観や文化に触れることで視野が広がると考えております。
入社後は、地元の企業で身に付けた「お客さまの意見を聞き取り提案するスキル」や「臨機応変な対応力」を活かし、貢献したいです。
まとめ
東京での就職は「給与が高め」「求人数が多い」といったメリットがある一方、「物価が高い」「電車が混むので通勤が大変」などのデメリットも考えられます。地元を離れて後悔しないかを考え、東京で生活するビジョンをきちんと描いてから上京するのが賢明です。
東京で働きたい方は、就職・転職エージェントのハタラクティブの利用がおすすめです。
ハタラクティブは、フリーターや第二新卒など、若者向けの就職・転職エージェント。専任のキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングをもとに、一人ひとりに合った求人をご紹介します。給与や仕事内容といった求人の基本情報だけでなく会社の雰囲気もお伝えできるので、ミスマッチを防ぐことが可能です。
また、企業との面接日程調整などのやりとりも代行するため、上京のスケジュールに合わせて就職活動を進められるでしょう。「1日で数件の面接を受けたい」「東京に滞在している間に就職活動を進めたい」など希望に合わせてサポートを受けたい方も、お気軽にご相談ください。
東京での就職・転職活動を成功させるためには、まず自分が目指す業界や職種を明確にすることが大切です。市場が広いぶん、競争も激しくなりますので、業界の最新トレンドをリサーチし、応募先企業についての情報をしっかり集めておくことがポイント。
また、求人情報を効率良く探すために、転職エージェントや求人サイトを活用するのもおすすめです。自分に合った求人が見つかったら、アピールポイントを明確にした履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
東京で働きたい方向けのQ&A
ここでは、東京で働きたい方の疑問にQ&A形式でお答えします。東京での就職を考えるためのヒントにしてみてください。
新卒で上京して東京で働きたい場合の就職活動の注意点は?
東京で働きたい理由を明確にしてから就職活動を始めましょう。「なんとなく東京が良さそう」といった漠然とした理由で上京してしまうと、仕事内容や職場の雰囲気が合わず入社後に後悔してしまう可能性もあります。
東京で何がしたいのかを洗い出してから求人を探すことで、入社後のミスマッチを防げるでしょう。
30代から東京で働きたい場合の転職理由の答え方は?
転職理由を伝える際は、できるだけポジティブな印象を与えられるような回答を心掛けることが大切です。地方から上京する30代の方は、東京だからこそ積める経験やキャリアを転職理由に含めましょう。
東京で働きたい高卒者向けの仕事はどんなものがある?
経験やスキルよりもポテンシャルが重視される仕事や、求人数の多い職種に絞って探してみるのがおすすめです。たとえば、営業職や販売スタッフなどが挙げられます。
就職・転職サイトで求人を探す際は、未経験OKや学歴不問の条件で検索してみると自分に合う仕事を探しやすいでしょう。
東京での就職は「やめとけ」と言われてしまい不安です…
東京で就職することに対してのイメージは、人によってさまざまです。周りの意見は参考程度に留めておきましょう。
どうしても不安な場合は就職・転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。エージェントを利用すると、就職・転職活動に関する疑問をキャリアアドバイザーに相談できるので、東京での就職に不安を感じている方も安心して就職活動を進められます。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、適性や希望に沿った求人をご紹介するため、初めて上京する方も安心して仕事探しができるでしょう。
地方から東京に就職するのは難しい?
一概に難しいとは言えませんが、環境が大きく変わるため入念な下調べや準備が欠かせません。地方から東京に就職するのが難しいと言われる理由には、以下のようなことが挙げられます。
・全国から人が集まるため、人気のある企業では競争が激しくなる
・応募者が多いと、そのぶん選考プロセスが長くなる可能性がある
・東京に行くための交通費や、泊まる場合は宿泊費がかかる
・土地勘のない場所で住居を探すのが難しい
地方から東京に就職したい方は、上京するタイミングや費用などをしっかりと考えたうえで行動に移しましょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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