一般事務の仕事に役立つ資格とは

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資料の作成や電話・来客対応、データ集計など、さまざまな事務作業を行う一般事務。

ここでは、一般事務の仕事をしたい方におすすめの資格をご紹介します。

資格は就職・転職活動においても有利になることがあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

◆MOS

マイクロソフトオフィススペシャリストの略で、ExcelやWordなど、書類・データ作成などで多用する、マイクロソフトオフィス製品のソフトの利用スキルを証明する資格です。

この資格試験は世界共通となっているため、世界に通用するのがメリットのひとつ。

【試験科目】

・Word(文書作成ソフト)

スペシャリストレベルとエキスパートレベルの2つに分かれています。

スペシャリストレベルは、文書や表を作成したり、段落を設定したりと、Wordの主な機能を駆使することができる方が対象の資格です。

エキスパートレベルは、文書を暗号化したり、カスタマイズしたりと、更に高度な機能を活用して、利用環境をカスタマイズできる方が対象の資格です。

・Excel(表計算ソフト)

Excelの検定もWordの検定と同様にスペシャリストレベルとエキスパートレベルの2つに分かれています。

スペシャリストレベルは、複数シートを利用したブックを作成したり、関数やグラフを用いたデータを作成したりと、Excelの主な機能を駆使することができる方が対象の資格です。

エキスパートレベルは、複合グラフやピボットテーブルを用いたデータ分析など、より高度な技術を駆使し、利用環境をカスタマイズできる方が対象の資格です。

・PowerPoint(プレゼンテーションソフト)

スライドマスターを編集したり、アニメーションや画面切り替え効果を適用してプレゼンテーションを作成、編集したりと、PowerPointの主な機能を利用できる人が対象の資格です。

・Access(データベース管理ソフト)

データベース設計の原則を理解して、基礎的なデータベースオブジェクトを作成、編集、管理するなど、Accessの知識やスキルを活かすことができる方が対象の資格です。

・Outlook(電子メール、情報管理ソフト)

メールの作成や編集、予定表・タスクの管理など、Outlookの機能を活用できる方が対象の資格です。

◆P検

ICTプロフィシエンシー検定試験の略称で、パソコンの知識やICT(情報通信技術)活用能力を総合的に問う試験のことです。

中学や高校など、教育機関でも授業の一環として試験を導入しているところも。

【試験の階級】

・5級

コンピューターの基礎知識に関する一般問題を選択式で回答します。

・4級

ICTの基礎知識やコンピューターに関する一般問題のほか、タイピングやICTに関する問題、ワープロ・表計算の実技試験に回答します。

・3級

一般的に3級以上を有していれば、就活などで有利になると言われています。

・準2級

より高度なICT活用が可能となり、ビジネスシーンではオールマイティに活躍することができるでしょう。

・2級

ICTのスペシャリストとして、高度なレベルを有する人が対象の試験です。

部門内スタッフに対する指導係として働くことができます。

・1級

2級を取得している人が対象。

イノベーションリーダーなど、現場のリーダーとして情報インフラ、システムの企画、開発など、幅広く活躍することができます。

◆経理の知識が身につく「簿記」

日本商工会議所や各地の商工会議所で実施ている試験で、経営成績や財政状態を記録、計算、整理するスキルのことです。

一般に「日商簿記」とも言われています。

【試験の階級】

初級:簿記の基本知識を有し、日常業務をこなすための必須スキルを持つことができます。

3級:経理関係の書類を適切に処理したり、青色申告書類を作成したりと、基本的な実務をこなすことが可能です。

2級:就活などのシーンで有利となるレベルです。高度なスキルを有し、経営内容などが把握できる状態です。

◆ビジネスシーンのマナーが学べる「秘書検定」

財団法人実務技能検定協会が実施する民間検定試験です。

この資格はビジネスシーンでの「人柄」を磨き、マナーなどを身につけることができるため、人気の資格でもあります。

【試験の階級】

試験の階級は3級、2級、準1級、1級の4つに区分されており、全級とも職務知識や資質などを問う理論分野と、マナー・接遇、技能を問われる技術分野から出題され、各分野60%以上で合格です。

準1級と1級は筆記試験に合格した後は、二次試験として面接を実施し、面接に合格すると資格取得が可能です。

なお、1級に合格するためには、面接試験合格から1年以内に以下の資格から1つ以上取得する必要があります。

・英検2級以上

・和文タイプ3級以上

・英文タイプCクラス以上

・和文速記3級以上

・英文速記60ワード以上

・ペン字3級以上

・珠算3級以上

・ワープロ3級以上

万が一1年以内に資格を取得できなかった場合は、準1級に合格となります。

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