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バイト先に就職するのはあり?メリット・デメリットをご紹介
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今働いているアルバイト先で正社員の話をもらいました。どうすればいいでしょうか。
アルバイト先で正社員の話をもらいました。仕事は百貨店の販売で、学生時代から5年ほど今のアルバイトを続けています。「もう25歳なので就職の決めどきかな〜」とは思っているのですが、本当に自分の望む就職なのか不安です。他にも企業を探すべきでしょうか。
相談者さまの仕事に対する姿勢が評価されたんですね。おめでとうございます。しかし、アルバイト先で就職するか、他の企業を探すか迷われているようですので、相談者さまの年齢やアルバイト経験から、一般的にどのような就職の選択肢があるのか考えてみました。
就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!
働いているバイト先に正社員登用制度があった場合、「正社員になれるチャンスだ」と思う方もいるでしょう。一方で、「バイトから正社員になってデメリットはないか?」と疑問を抱いてしまう方もいるのではないでしょうか。バイトから正社員になるという選択肢はありなのか、どうすれば正社員登用されるのかなど、就活アドバイザーの意見を聞いてみましょう。
バイト先に就職して正社員になる選択肢はあるのか?
バイトとして勤めていた企業の正社員になることも選択肢の1つです。では、どのような場合にバイトから正社員への就職を目指した方が良いのでしょうか。
バイト先の業務内容が合っているならチャンス
バイト先の業務内容が好き、または得意で自分に合っていると感じるなら、正社員を目指してみるのもおすすめです。しかし、正社員になったら業務の幅が広くなる傾向にあるため、バイトで経験した業務内容とは変わるでしょう。正社員に話を聞いたり、会社が出している正社員の求人情報を確認したりするのが大切です。
正社員として採用されやすい人の特徴
バイトから正社員として採用されやすい人の特徴には、以下のようなものが挙げられます。
- ・コミュニケーション能力が高い
- ・バイト同士だけでなく社員からも頼られている
- ・自ら進んで仕事の効率化を図ったり工夫したりすることができる
- ・「長く働き続けたい」という意思がある
正社員になればバイトのときよりも成果を出すのはもちろん、周囲と連携してより円滑な業務の遂行も求められます。そのため、人と話すのに物怖じせず誰とでも打ち解けられるような方は、正社員登用されやすい人材であるといえるでしょう。また、長く定着して働いてくれる人材は、将来性を評価してもらえる可能性があります。
採用されやすい人の特徴は「アルバイトから正社員になるには?登用制度や採用されやすい人の特徴を解説」をご一読ください。
ほかの会社を検討してみるのもあり
バイト先だけでなくほかの会社に正社員として就職を考えるのもおすすめです。年齢が若いうちは、経験より柔軟性やポテンシャルを評価する企業もあります。そのため、選択肢を絞らず、視野を広く持つことも大切です。
なお、「バイトを続ければ就職活動をしなくても正社員になれるかも」といった消極的な理由でバイトから正社員になろうとするのは避けるのが望ましいでしょう。正社員登用されるのを待っている間に年齢を重ねてしまい、いつの間にか就職活動の間口が狭まっていたという事態になりかねません。
正社員登用制度のあるバイトを探す
これからバイト先を探す、または近いうちにバイトを変えるつもりだという方は、正社員登用制度のある求人を探すのもおすすめです。選んだバイト先で最初から正社員を目指す意思があるのなら、面接時にその旨を伝えることで、入社意欲をアピールすることにつながるでしょう。また、企業の求人情報や企業Webサイト、面接などで登用実績や条件をあわせて確認しておくことも大切です。
「フリーターなのに、今さら就職活動をしても成功する気がしない…」とお悩みの方は、「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」のコラムもあわせてご参照ください。
バイト先に就職する場合は正社員登用制度を利用するのが一般的
正社員登用制度とは、アルバイトなど非正規として働く人材を正社員として登用する制度のことです。この制度を活用することで、改めて就職活動を行うことなくバイト先で正社員になれる可能性があります。現在働いているバイト先の企業に正社員登用制度があるなら、利用を検討しましょう。
なお、バイト先から正社員にならないかと打診を受けた場合、承諾してそのまま登用されることもあれば、試験や面接を通過しないといけないこともあります。正社員登用の面接や試験を受ける場合は、正社員になりたい理由や企業が自分を登用するメリット、商品・サービスについての知識などをしっかり答えられるように対策しましょう。
正社員登用制度について詳しく知りたい方は、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムもあわせてご参照ください。
無期転換は正社員ではない?
無期転換は、雇用期間に定めがないという点は正社員と同じですが、雇用形態は正社員とは限りません。また、有期契約労働者が無期労働契約に転換しても、「無期労働契約のアルバイト」といった立場になるので給与が正社員と同じになるわけではありません。無期転換は雇用が安定するという点ではメリットがありますが、待遇や給与の向上を期待するのであれば、やはり正社員を目指した方が良いでしょう。バイト先に就職して正社員になる4つのメリット
ここでは、バイトから正社員になるメリットを5つご紹介します。以下で事前にメリットを確認し、バイトから正社員を目指しましょう。
バイト先に就職して正社員になるメリット
- 雇用や収入が安定しやすい
- 業務の幅が広がる
- 社風や業務内容を理解しているのでミスマッチを防げる
- 社会的信用を得やすい
1.雇用や収入が安定しやすい
バイトから正社員になるメリットの一つは、雇用と収入が安定しやすいことです。正社員は長期の雇用を前提とした無期契約であるため、正当な理由がなければ解雇されない傾向にあります。一方で、バイトの場合は契約期間が定められているだけでなく、企業側の事情から「次回の契約は更新しない」といわれてしまう可能性も。
また、バイトは勤務時間によって収入が決まる時給制が一般的ですが、正社員の場合は基本的に月給制。毎月支払われる金額が決まっているため、収入が安定します。
待遇面も充実する傾向にある
バイトから正社員になることで、待遇面も充実する傾向にあります。給与が固定給になり収入がアップするほか、バイトでは条件付きだった社会保険にも加入でき、受けられる福利厚生も増えるでしょう。バイトと正社員の給与の違いについては「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。2.業務の幅が広がる
バイト先で正社員になると、今までの業務に加えて重要な仕事やプロジェクトを任される機会が増えるでしょう。バイトではできなかった業務の制限がなくなり、より難易度が高くやりがいのある仕事に挑戦できる可能性があります。
少しずつ実績を重ねていけば、ゆくゆくはリーダーやマネージャーといった立場を任されることもあり、管理職としてのキャリアを積むこともできるでしょう。
3.社風や業務内容を理解しているのでミスマッチを防げる
バイト先で正社員になる独自のメリットは、社風や業務内容を理解しているためミスマッチを防げることにあります。正社員になればバイトのときにはなかった仕事も任せられるようになりますが、ほかの企業に入社するよりも、職場の環境や社風、業務内容に対するミスマッチが抑えられるでしょう。
希望の職種に就けるとは限らない
正社員になると希望の職種に就けるとは限りません。たとえば、飲食店のバイトでは接客業をしていたとしても、正社員になることで厨房にまわされることも。同じ企業ではあるものの必ずしも同じ職種に就けるとは限らず、ミスマッチが起きることもあるため正社員になる際はどのような仕事をするのか確認しましょう。4.社会的信用を得やすい
正社員は収入が安定している傾向にあるため、バイトよりも社会的信用を得られやすいでしょう。社会的信用が高いと、住宅ローンやクレジットカードなどの審査にも通りやすくなるため、「将来はマイホームを買いたい」といった夢があれば叶えやすい可能性があります。
正社員雇用のメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「正社員のメリット・デメリットは?その他の雇用形態との違いや特徴を紹介」や「正社員で働くメリットは?デメリットとあわせて紹介」のコラムもご参照ください。
バイト先に就職して正社員になる3つのデメリット
ここでは、バイトから正社員になるデメリットを3つ解説します。バイトから正社員になることで大きなメリットが生じますが、以下でデメリットも確認しておくようにしましょう。
バイト先に就職して正社員になるデメリット
- 責任のある仕事を任せられるようになる
- 転勤や異動をする可能性がある
- バイトよりも働き方の自由度が低くなる
1.責任のある仕事を任せられるようになる
正社員になると、バイトのときに比べ責任のある仕事を任せられるようになります。そのため、「責任が重荷でプレッシャーを感じる」という方もいるでしょう。正社員になる以上、ある程度の責任を背負うことは避けられません。
2.転勤や異動をする可能性がある
バイトから正社員になるデメリットには、転勤や異動がある可能性が挙げられます。転勤や異動の辞令が下れば、原則的に従わなければなりません。自分の希望する土地や部署ではない場所に予期せず配属されてしまう恐れもあります。場合によっては生活環境が大きく変わってしまうでしょう。転勤や異動の有無については上司に相談するか面接で確認するのがおすすめです。
転勤や異動については、「人事異動・転勤の目的とは?メリットや拒否する際の注意点も紹介」のコラムでご確認いただけます。
3.バイトよりも働き方の自由度が低くなる
バイトから正社員になると、働き方の自由度は低くなる傾向にあります。バイトであれば週に△日△時間働くといったように、ある程度自由なシフト調整が可能です。しかし、正社員はフルタイムでの勤務が原則となるので、好きな日に好きな時間だけ仕事をするという働き方ができなくなるでしょう。
副業ができなくなる可能性もある
正社員になると副業ができなくなる可能性もあります。バイトをしている人の中には副業で収入がある方もいるでしょう。バイトと副業の収入を足した収入と正社員の月収で前者の方が多い場合、不満を感じることもあるようです。バイト先に就職するか迷っているときのヒント
バイトから正社員になるか迷っているときは、「この仕事が自分に合っているのか」「ほかに良い会社はないか」を考えてみましょう。以下を参考に、視野を広げて将来について考えてみてください。
バイトから正社員になるのを迷っているときのヒント
- バイト先の仕事が本当に自分に合っているのかを考える
- 企業研究を徹底していろいろな会社と比べてみる
- 就職エージェントに相談する
バイト先の仕事が本当に自分に合っているのかを考える
バイト先から正社員登用を打診されて迷っているときは、今の仕事が本当に自分に合っているか考えてみましょう。この先も正社員として今の仕事を続けるにあたって辛いことはないか、ほかにやってみたい職種や興味のある業界はないかなどを考えたうえで結論を出すことが大切です。
企業研究を徹底していろいろな会社と比べてみる
企業研究を徹底し、他社と比較することで、バイトから正社員になるのが正しい決断かどうかを確かめるヒントになります。バイト先の正社員登用だけが、正社員になる方法ではありません。将来の可能性を狭めないためにも、あらゆる企業に目を向けてからでも遅くないでしょう。
現在だけでなく10年後や20年後の自分がどのような仕事をしていたいかなども視野に入れ、後悔のない選択をしてください。企業研究の方法については「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」をご一読ください。
就職エージェントに相談する
バイト先への就職が自分にとって良い選択肢かどうかわからないときは、就職のプロに客観的に判断してもらうのもおすすめ。仕事内容だけでなく、待遇や適性といったプロならではの視点からアドバイスをもらえますし、必要に応じてほかの就職先を紹介してもらうことも可能です。
就職エージェントには新卒向けやキャリアを積んだ方向けなどさまざまな種類があるので、自分に合ったサービスを選ぶのがポイントです。
「自分が就職できるか不安」「バイト先以外の企業に就職したい」とお悩みの方は、ハタラクティブにご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。