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新卒社員の残業時間はどれぐらい?メリットはあるの?
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この記事のまとめ
- 新卒社員の場合、入社後3ヶ月ほどは残業がないまたは1日1時間程度なことが一般的
- 所定労働時間を超えて働いた場合に、残業代が支払われる
- 新卒社員が残業するメリットは「仕事を早く覚えられる」「残業代がもらえる」など
- 残業することで上司や先輩と交流を深められ、良い人間関係を構築できるケースもある
- 残業する必要がない場合もあるため、働き方や環境を見直すことも大事
「新卒社員の残業時間はどのくらい?」「いつから発生する?」と気になる方は多いのではないでしょうか。一般的に、まだ入社したばかりで仕事に慣れていない新卒社員には、残業を任せる企業は少ない傾向にあります。そのため、入社後3ヶ月くらいから残業が発生することが多いようです。このコラムでは、新卒社員の残業時間について解説。残業することで得られるメリットや断って良いケースなども紹介しています。
新卒入社の残業はどれぐらい?
新卒で入社した社員は、どの程度残業をしているのでしょうか。以下で、新卒社員の残業事情を紹介していきます。
新卒社員はいつから残業が発生する?
一般的に、業務に慣れていない新卒社員に入社後すぐに残業を命じることは少ない傾向にあります。入社から間もない時期は仕事を覚えたり、職場環境に慣れたりすることに重点を置くケースが多く、新卒入社の場合は、入社して3ヶ月ほどは残業がない、または1日1時間程度であると考えられます。しかし、明確なルールがあるわけではないため、中には入社初日から長時間の残業を命じられる場合もあるでしょう。
残業代はどのような場合にもらえる?
残業代は、時間外勤務手当ともいわれており、企業ごとに定められた「所定労働時間」を超えて働いた場合に支払われます。また、労働基準法上定められている「1日8時間および1週間40時間」という法定労働時間を超えた分に関しては、割増賃金が支払われるのが基本です。ただし、企業によって、一定時間の残業については、固定残業代やみなし残業代として毎月の給与に含まれることもあります。このようなケースは就業規則として定められているほか、求人情報にも記載されているためチェックしてみると良いでしょう。残業代については、「残業手当とは?正しい計算方法や基礎知識をご紹介!」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
新卒で残業するメリットとは
新卒社員にとって、残業をすることで得られるメリットもあります。では、残業をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。以下で考察していきます。
仕事を早く覚えられる
仕事をする時間が長いと、その分仕事を早く覚えられるというのがメリットの1つです。入社したばかりの時期は覚えることが多かったり、何をしたら良いのか分からなかったりすることも多いでしょう。単純に労働時間が増えることで「数多くこなす」「繰り返し取り組む」といったことが可能になるため、早く業務に慣れることができると考えられます。
残業代がもらえる
新入社員の給料は、決して高いとはいえないため、残業代をもらえることもメリットの1つといえるでしょう。また、収入が増えることでモチベーションアップにもつながり、意欲的に仕事ができると考えられます。
上司や先輩との交流を深められる
残業することで上司や先輩とコミュニケーションを図る機会が増え、良好な人間関係を構築しやすい点もメリットの1つ。人間関係が良好であれば、業務上の不明点を聞いたり、悩みを相談しやすくなったりすることが考えられます。自分なりに働きやすい環境をつくることができるでしょう。
残業しないことを選択しても良いケース
社会人として、1日の業務はしっかり終わらせるのが基本です。しかし、定時で退社することは個人の権利の1つ。場合によっては、残業をする必要がないこともあります。では、どのようなときに残業をしない選択をして良いのでしょうか。以下で紹介していきます。
付き合いで残業している場合
自分の仕事は終わっているのに、上司や先輩がなかなか退社しないと「自分だけ先に帰りづらい」と感じて、つい付き合いで残業してしまうこともあるでしょう。しかし、新卒社員が先に退社することは悪いことではありません。もしも帰りづらい場合は、「何か手伝えることはありますか?」などと声をかけた上で、「お先に失礼いたします」と挨拶をして退社しましょう。
就業時間を過ぎてから業務を任される場合
基本的に、業務は就業時間内に行うものです。毎日のように終業時間を過ぎてから業務を任されるケースでは、残業をしなかったとしても問題にはならないと考えられます。
残業が多く発生している場合は、状況に応じて働き方や環境を見直してみることも重要です。もし、その日の仕事がなかなか終わらず、毎日残業しているという場合は、残業することを前提とせず、就業時間内に終わらせられるように意識して仕事に取り組みましょう。「仕事を効率化させるには?改善方法をご紹介します」のコラムでは、仕事の効率化を図る方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
残業代が支払われない場合や長時間の拘束が続く場合
法律上定められているにも関わらず、残業代が支払われない場合や、長時間拘束される日が長期に渡って続くといった場合には、ブラック企業である可能性が高いといえます。状況の改善が見込めない場合は、転職を考えるのも1つの手段です。ブラック企業については、「ブラック企業とは?厚生労働省による定義の有無についても解説」のコラムでも、特徴や見分け方などを詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。