面接の合否はいつ分かる?結果の連絡が遅い理由や確認する際の注意点を解説

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この記事のまとめ

  • 面接の合否結果は選考後7~10日以内、遅くとも2週間以内に通知されるのが一般的
  • 面接の合否結果は、「メール」「電話」「郵送」のいずれかで通知される
  • 面接の合否通知が遅くなるのは、担当者の業務多忙や選考の長期化などが主な理由
  • 面接の合否結果が2週間以上通知されない場合、企業に問い合わせるのも一つの手
  • 面接の合否通知が遅くても、採用が決まるまでは就活や転職活動を進めよう

面接終了後に「合否結果はいつ分かる?」と不安になる方もいるでしょう。面接の合否結果は2週間以内に通知されるのが一般的ですが、企業の事情により遅くなることもあります。
このコラムでは、面接の合否連絡が遅い場合に考えられる理由や、確認するときの注意点を解説。メールや郵送で通知が来たときの対応方法、電話での受け答え方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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面接の合否結果はいつ分かる?

就活や転職活動が滞るのを避けるために、面接の合否結果が届くタイミングを知っておきましょう。企業や採用試験の状況によって異なるものの、一般的な目安を把握しておけば不安になったり、焦ったりせずに済みます。

面接後2週間以内に来るのが一般的

面接試験の合否結果は、面接を終えてから2週間以内に受け取れるのが一般的です。1週間から10日以内に通知が来ることが多いでしょう。「面接結果が数日以内に来なければ不採用なのでは」と焦る必要はありません。
合否通知の目安が案内されていない場合は、2週間程度を見込んでおくと良いでしょう。

2週間以上連絡が来ないこともある

面接結果が分かる時期は企業や採用状況によって異なるため、通知が届くまでに2週間以上かかることも少なくありません。面接結果の連絡が遅くなる理由は、選考に時間がかかったり、採用担当者がほかの業務で忙しかったりするためです。

2週間程度かかる場合があることも知っておけば、過度に心配せずに済むでしょう。面接の合否結果が遅くなる理由は「面接結果はいつ頃知らされる?結果の通知が遅くなる理由を解説」のコラムでも詳しく解説しています。あわせても参考にしてください。

新卒の就活や転職活動の面接でも同じ?

面接の合否結果が届くまでの時期は、新卒と中途採用の面接で大きな違いはありません。どちらの場合も2週間以内を目安にすると良いでしょう。パートやアルバイトの場合も同様です。

ただし、「急募」と記載のある求人の場合、面接当日もしくは翌日に結果が通知されることもあります。合否の連絡が届く目安を知りたい場合は、面接終了後に面接官へ確認しておきましょう。

面接結果の連絡が遅い=不採用とは限らない

面接の合否通知がすぐに届かないからといって、必ずしも不採用とは限りません。先述したとおり、合否が通知されるまでに1~2週間程度かかることもあります。
企業から通知日の目安を案内された場合を除き、「いつまでに連絡がなければ不採用」と決めつけるのは禁物です。

同時に複数の選考を受けている場合、判断を誤ると内定辞退の状況になる可能性もあるので注意しましょう。面接結果が遅く、企業に問い合わせたいときは「面接の結果が遅い=合格?企業に問い合わせる際の注意点を解説」のコラムを参考にしてみてください。問い合わせるときの注意点やメールを送る際の例文を解説しています。

選考結果が遅れる傾向がある企業の特徴

選考結果が遅れる傾向がある企業の特徴は、「有名企業」「大企業」などです。有名企業や大企業は認知度が高かったり、待遇が良かったりする場合があるため、応募者数が多くなる傾向があります。

応募者が多いぶん、選考に時間がかかり選考結果が遅れる可能性があるでしょう。応募者数が多い有名企業や大企業は、スキルや経験が豊富な人材がライバルとなるため就職・転職のハードルも高くなりがちなので注意が必要です。

待遇が良く「働きやすい」と感じられる会社は、大企業や有名企業以外にも存在します。「隠れ優良企業の見つけ方とは?特徴や内定をもらうコツをご紹介」のコラムでは、隠れ優良企業の特徴や探し方を解説しているので、仕事を探すときの参考にしてみてください。

選考段階によっても結果が届くタイミングは異なる

一次面接や最終面接などの選考段階によっても、結果が届くタイミングは異なるでしょう。一次面接といった序盤段階では人数を絞るために、身だしなみやマナーなど最低限の能力が判断基準となる傾向があります。
合格ラインに到達しているか判断が難しい場合でも、「二次選考で様子を見よう」となれば選考結果の連絡は早く届くでしょう。

一方、最終面接は、合否の判断が会社の利益に関わることも考えられます。「採用して早期退職しないか」「一緒に働く仲間として適した人材か」といったミスマッチを起こさないよう慎重に判断することが求められるぶん、合否結果が遅れる可能性があるでしょう。

面接の合否結果が通知される方法と対応の仕方

面接の合否結果は、一般的に「メール」「電話」「郵送」のいずれかの方法で通知されます。もし、面接後2週間を過ぎても通知が来ない場合は、一度問い合わせてみると良いでしょう。
ここでは、通知の受け取り方と対応方法について具体的に説明します。

メールで通知される場合

面接試験を受けた人が多い場合、メールで合否結果が通知される傾向があるでしょう。メールだと一度に多くの人に連絡しやすく、担当者の手間も省けます。
メールで通知される可能性がある場合、面接後はこまめに確認しておきましょう。念のため、ドメイン解除されているか、迷惑メールフォルダに届いていないかもチェックしておくと安心です。

メールで合格の通知を受け取った場合、できる限り時間を空けずに案内に従って返信をしましょう。返信の必要性がない場合も、お礼のメールを送っておくのがおすすめです。
面接で感じた会社の印象や、面接官の対応で印象に残ったことなども記すと、好意的に受け取られるでしょう。

基本的に不採用のメールには返信不要

面接の結果、企業から不採用のメールが届いた場合、基本的に返信は不要です。しかし、インターンに参加していたり、説明会などで採用担当者と密接に関わったりした経験があるなら、お礼の返信をしておくと良いでしょう。

稀に、採用担当者から応募者に対して個別にメッセージが添えられている場合もあります。個別のアドバイスが記載されている場合は、不採用だとしても返信して感謝の気持ちを伝えましょう。
不採用のメールに対する対応の仕方は「お祈りメールって何?来ないこともある?返信が必要な場合や対処法を解説」のコラムでも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

電話で通知される場合

面接の結果は、電話で連絡を受けることがあります。面接後は、企業からの電話がいつ来てもすぐに受け答えできるように準備しておきましょう。次の面接の予定を聞かれた場合にすぐ確認できるように、スケジュール帳やメモ帳などを用意してから電話に出るのがおすすめです。

何度も電話に出なかったり、折り返しの電話がなかったりすると、マイナスの印象を与える可能性があるので注意してください。「折り返し電話のやり方を解説!ビジネスシーンにおける正しいマナーを解説」のコラムでは電話を折り返すときの基本マナーをまとめているので、参考にしてみてください。

郵送で通知される場合

選考者が少ない場合、面接の合否結果が郵送で送付されることがあります。手間やコスト面を考慮し、メールや電話で合否の連絡をする企業が多いものの、合格者に送付すべき書類がある場合は郵送で通知されるでしょう。

面接の合否が郵送で通知されると分かっている場合は、あらかじめ発送時期を企業に確認しておくのがおすすめです。メールや電話で通知されると思い込み、ポストを確認していなければ見落としてしまう可能性があるので注意しましょう。

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面接の合否連絡が遅い9つの理由

面接の合否結果が遅くなる理由は、選考が終わっていなかったり、担当者が忙しかったりするなどさまざまです。以下で、面接の合否連絡が遅い理由を解説するので、過度に心配することのないよう認識しておきましょう。

1.ほかの応募者の選考が終わっていない

面接の合否結果が遅くなる理由として、選考がまだすべて終わっていないことが挙げられます。新卒採用や事業の立ち上げなどでまとまった人数を確保したい場合、募集・選考期間を長く取って面接しなければなりません。
すべての選考が終わってから最終合否を判断する場合、連絡までに時間がかかる可能性があるでしょう。

2.次の選考の準備に時間がかかっている

次の選考の準備に時間を要している場合も、面接の合否連絡が遅くなる理由の一つです。通常、一次面接や二次面接の面接官は人事担当者や募集部署の社員が行い、最終面接の面接官は管理職や執行役員、社長が務める傾向があります。

管理職や社長のスケジュール調整に時間がかかっていると、次の選考の日程が決まらず応募者への連絡ができません。最終面接ではない段階の場合でも、合否結果の通知とともに次の選考予定を知らせる必要があるときは連絡が遅くなる可能性があるでしょう。

3.採用担当者がいつも忙しい

募集部署の社員が人事を兼務している場合も、面接結果の通知が遅くなりやすいでしょう。特に、中小企業や新規事業を立ち上げたばかりの会社では、採用担当者が人事以外の仕事もしていて多忙なことが多いため、通知が遅くなっている可能性があります。

4.決定権を持つ上層部のチェックが終わっていない

上層部の最終確認に時間がかかり、合否通知の連絡が遅くなっていることもあります。採用担当者が面接の合否を決めたあと、役員や社長クラスの決定権を持つ人物が最終的な決定を下す会社もあるでしょう。上層部の確認が滞っていることが原因で、合否の決定が長引いてしまっていることもあります。

5.内定辞退に備えて補欠にされている

面接の合否通知が来ない理由として、内定辞退者が出た場合の補欠候補である可能性もあるでしょう。合格者がすべて入社するとは限りません。企業側は必要な人員を確保するために、合格者の入社意思が確認できるまで補欠候補者への通達を保留していることがあります。
合格者からの連絡を待つ期間が生じるぶん、補欠候補者への通達は遅くなるでしょう。

6.土日祝日を挟んでいる

一般的に土日祝日が休みの会社が多いため、土日を挟むと面接結果の通知が遅れやすい傾向があります。たとえば、金曜日に面接があり「3日以内に連絡します」と案内されたなら、土日を除いて週明け3日以内と考えましょう。
郵送で合否通知が届く場合は配送時間を要するため、さらに結果の受け取りが遅くなります。

ただし、企業や選考状況によって異なるため、心配な場合は通知日の目安を聞いておくのも方法の一つです。「最終面接後に土日を挟む場合は質問するべき?結果待ちがつらいときは?」のコラムでも最終面接の結果待ちがつらいときに取るべき行動を解説しているので、目を通してみてください。

7.社内で選考評価が分かれている

選考自体は終わっているものの、社内で選考評価が分かれて連絡が遅れることも想定されます。最終選考といった重要な段階では、応募者のなかから採用者を決める際に、面接官のほかに募集職種の上司や人事部、社長などさまざまな立場の人が協議を重ねることがあるでしょう。

複数で協議を行うと、意見が分かれてしまうことは珍しいことではありません。連絡が遅くても不採用であるとは言い切れないので、過度に心配する必要はないでしょう。

8.不合格者に合否結果を連絡していない

不合格者に合否結果を連絡していない企業の場合、待っていても連絡が来ない可能性があります。これを「サイレントお祈り」と呼び、この場合はメールでの通知もありません。
大企業や有名企業など応募者数が集中しやすい場合、合格者への連絡で忙しくなると不合格者へ通知する余裕がなくなることもあるでしょう。

合格者のみに通知するといった告知をする会社もあれば、何も伝えずに連絡をしない会社もあるので、連絡通知方法の記載がないか確認するのがおすすめです。「サイレントお祈りは失礼じゃない?企業に結果を問い合わせても良い?」のコラムではサイレントお祈りを行う理由や対処法を解説しているので、チェックしてみてください。

9.合格者を優先して連絡している

面接の合否結果は合格者を優先して連絡する会社が多いため、不合格者への連絡が遅れることがあるでしょう。合格者への連絡が遅れると、他社への入社を決めて内定辞退をされる可能性があるためです。
採用したい人材を確実に確保するために優先的に連絡して、他社へ流れないようにしたいという企業の意図もあるでしょう。

また、合格者のなかから辞退者が出たとき、不合格者のなかから繰り上げて採用するために「補欠合格者枠」を設けている場合があります。連絡が遅くても採用されることもあるので、通知が来ないからといって気にし過ぎないようにしましょう。

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面接の合否を推測できるサイン

面接結果が届かずに気になる場合、合否サインから推測するのも一つの方法です。ここでは、一般的に「合否サイ」といわれる内容について具体的に説明します。

合格のサイン

面接の合格サインといわれている事柄は、以下のとおりです。

  • ・自分だけ面接時間が長かった
    ・面接官の反応が良かった
    ・面接中ずっといい雰囲気だった
    ・面接官がメモを取りながら話を聞いていた
    ・最終面接で入社後の詳しい話をされた
    ・いつ入社可能なのかを聞かれた

面接時間が長引いたり反応が良かったりするのは、面接官が応募者に興味を持っているサインといわれます。「いつ入社できますか?」「希望の部署はありますか」といった具体的な質問をするのも、「採用したい」という意向の表れともいえるでしょう。

ただし、応募者の緊張をほぐすためにアイスブレイクの時間を入れたため、面接時間が長くなった可能性もあります。また、会社のイメージダウンを防ぐために、いい雰囲気で面接を行う場合もあるでしょう。合格サインがあったからといって、必ず採用されるとは限らないことを念頭に置いておくことが重要です。

不合格のサイン

一方、面接の不合格サインといわれる例は、以下のとおりです。

  • ・面接時間が自分だけ短かった
    ・面接官の反応がそっけなかった
    ・面接官が一切メモを取っていなかった
    ・次の選考の説明がなかった
    ・最終面接が雑談で終わってしまった

面接時間が短かったり反応が薄かったりするのは、面接官が候補者に興味を持っていないサインといわれます。次の選考の話がなかったり雑談で終わったりしたときも、結果が思わしくない可能性があるでしょう。

しかし、不合格サインがあったからといって、合否が確定するわけではありません。たとえば、「面接官の反応がそっけなかった」「答えた内容を否定された」などのサインがあった場合、「圧迫面接」を行っている可能性があるためです。圧迫面接を行うのは、応募者の問題解決能力や対応力を判断したいといった企業の目的があるでしょう。

そのため、「面接でいつから入社できるか聞かれたのに落ちた」「面接官の反応が薄く不採用の結果を予想していたら選考を通過していた」という場合もあります。不合格サインが見られても最後まで精一杯面接に取り組み、落ち着いて結果を待ちましょう。

面接に落とされるサインとは?面接官の言動から分かる合否のフラグ」のコラムでも面接で落とされる10個のサイン・フラグリストを解説しています。ぜひ参考にしてください。

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面接の合否連絡を待っている間にできること

面接を一つ受けるたびに合否連絡を待っていると待機時間が長くなり、スムーズに就活や転職活動を進めるのは難しくなるでしょう。以下で、面接の合否連絡を待っている間にできることを解説しているので、時間を有効活用できるよう確認してみてください。

面接の内容を振り返る

選考の合否連絡を待っている間に、受けた面接の内容を振り返っておきましょう。「うまく答えられない箇所があった」「用意していた逆質問が役に立った」など、面接の内容を振り返るときは改善できる点と良かった点を探すのがおすすめです。

改善点を明確にできれば、次の選考で同じミスを繰り返すのを防げるので成功につながります。良かった点は就活・転職活動のモチベーションになるので、記憶が鮮明なうちに振り返ると良いでしょう。

他社で受けた選考状況の確認

他社で受けた選考状況の確認も、結果を待っている間に行っておきましょう。「第一志望の選考結果はいつ出るか」「選考結果の連絡を待っている企業はいくつあるか」など状況を再確認すれば、今後のスケジュールを立てる際に役立ちます。

また、面接官から詳しい業務内容を聞いたり他社と比較したりして「思っていた仕事と違うかも」「ほかにやりたいことが見つかった」と感じた場合は、選考を辞退したい旨を伝えるために連絡しましょう。「選考辞退を電話で伝えるには?かける際のマナーや例文をご紹介!」のコラムでは選考辞退の連絡をするときのマナーや注意点を解説しているので、参考にしてみてください。

別選考の準備

面接の合否結果を待っている間に、別選考の準備を進めておきましょう。「合格サインがあったから大丈夫だろう」と油断していると、不採用だったときに十分な対策をする時間が確保できず「面接で実力を十分にアピールできなかった」と後悔につながる可能性があります。

就活・転職活動は複数同時に受けると、効率良く進められます。いくつかの会社から内定を得られれば、適性を活かしつつ自分に合った働き方ができる職場が見つかるでしょう。

メールの受信箱や着信履歴を確認する

メールの受信箱や着信履歴を確認することも、忘れずに行いましょう。合格通知が来ていた場合、なるべく早く返信するのがおすすめです。返信の期日が記載されていない場合でも、一週間以内には連絡しましょう。

選考結果の連絡方法は企業によって異なるため、電話やメール、郵送かを確認しておくことも大切です。たとえば、同時にいくつかの選考を受けた場合、「株式会社△△は電話で選考結果の連絡が来たが、▲▲株式会社も電話で来ると思って待っていたのに数日前にメールが届いていた」といったことがないように注意しましょう。

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面接の合否連絡が遅くて結果が気になるときの対処法

面接の選考結果が遅く心配になった場合も、合否連絡を待つだけに時間を使うのは避けましょう。落ちた際に十分に別選考の対策ができず、就活や転職活動がスムーズに進みにくくなるためです。
以下で、面接の合否連絡が遅くて結果が気になるときの対処法を解説するので、チェックしてみてください。

選考を受けた会社に問い合わせてみる

面接結果が通知される期日が周知されている場合、目安の日を過ぎても連絡がなければ、企業に問い合わせても問題ありません。特に通知期日が周知されていない場合、問い合わせるタイミングは面接後2週間以降を目安にしてください。
以下で、メールと電話に分けて問い合わせるときの例文を解説します。

メールで問い合わせる場合の例文

メールで面接の合否連絡を問い合わせるときは「△月△日の面接結果のお問い合わせ【氏名】」のように、誰がどのような用件で連絡したのかをひと目で判断できる件名にしましょう。
本文では「不合格でしょうか」のように結果を聞くのではなく、「選考結果はいつごろご連絡いただけるでしょうか」と連絡日程を聞くと好印象です。

【例】
件名:△月△日の面接結果のお問い合わせ【氏名】

△△株式会社 人事部
採用担当 △△様

お世話になっております。
△△大学△△学部の△△ △△(氏名)です。
先日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
△月△日の面接にて、1週間以内に合否のご連絡をいただけると伺いましたが、現時点でお返事をいただけておりません。
選考結果はいつごろご連絡いただけますでしょうか。
ご多用のところ大変恐れ入りますが、お手すきの際にご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――
氏名(ふりがな)
携帯電話:080-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:☓☓☓☓@☓☓☓☓☓☓.☓☓.jp
―――――――――――――――

面接時に案内された期日を過ぎても連絡が来ていないことに対し、企業側に問題があるような言い方は禁物です。「連絡するといったのにされていない」「結果の通知が遅い」など、相手を責めるような言い回しはしないように注意しましょう。

電話で問い合わせる場合の例文

電話で問い合わせるときは、まず面接のお礼を伝えたうえで氏名を名乗り、合否が通知される期日の目安を聞きましょう。

【例文】
「△月△日に面接でお世話になりました、△△ △△(氏名)と申します」
「面接の結果はいつごろご連絡いただける予定でしょうか?目安だけでも教えていただけますと幸いです」

電話では、用件を端的に伝えるのが基本です。また、冒頭に「今お時間よろしいでしょうか?」と相手の都合を伺うと、より好印象を与えられるでしょう。

面接終了後に日程を確認しておくのも手

合否結果がいつ来るか知りたい場合、面接終了後に面接官に日程を確認しておくのも手です。面接後に聞いておけば、気になったり不安になったりせずに済むでしょう。また、控えている選考のスケジュールを立てるときにも役立ちます。

就活・転職活動を続ける

面接の合否通知が届くまでは、就活・転職活動を進めておきましょう。就活・転職活動は選考を受けて終わりではありません。選考の突破を想定した面接対策をはじめ、求人の検索やほかの会社へ提出する書類の準備などに取り掛かりましょう。
複数の面接結果を待っている場合は、優先順位を決めておくこともおすすめします。

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面接の合否確認の連絡をするときの4つの注意点

ここでは、面接の合否確認の連絡をするときの注意点を4つ解説します。以下を確認して、応募先企業にマイナスなイメージを持たれないような問い合わせを心掛けましょう。

面接の合否確認の連絡をするときの注意点

  • 合否の結果が届く日程を確認する
  • 就業時間外に連絡するのを避ける
  • 電話ではなくメールで連絡する
  • 謙虚な姿勢で問い合わせる

1.合否の結果が届く日程を確認する

応募先企業に問い合わせる前に、合否結果が届く日程を確認してみましょう。面接終了後から数日経って「なかなか連絡が来ないな」と思っても、「合格者のみへ連絡します」「△日以内にご連絡します」といった書類やメールに書かれている案内を見落としている可能性があります。

記載があるにもかかわらず問い合わせてしまうと、自分の確認不足で相手方に手間を掛けてしまうでしょう。早く知りたい気持ちを抑えて、期日が告知されていないか確認したうえで問い合わせをすることをおすすめします。

2.就業時間外に連絡するのを避ける

企業に問い合わせる際は、営業時間外に連絡するのは避けましょう。営業時間外は返信が来る可能性が低いだけでなく、「ビジネスマナーがない」とマイナスな印象を与える恐れがあります。

電話はもちろん、メールで問い合わせる場合も営業時間内の送信であれば失礼にあたりません。忙しい可能性が高い就業直後や、休憩中のお昼などの時間帯は避けた営業時間内に連絡しましょう。

3.電話ではなくメールで連絡する

企業へ問い合わせる方法は、電話ではなくメールで連絡するのが望ましいです。電話で連絡すると、忙しいタイミングだったり、離席していたりする可能性があるので、担当者の迷惑になる場合があるでしょう。
それ以外の業務に取り組んでいても、担当者の手を止めてしまうので電話で連絡するのは避けるのが無難です。

メールであれば担当者の都合の良いタイミングで返せるので負担になりにくく、マイナスな印象を与えにくいでしょう。メールチェックは出勤時に行う傾向があるため、なるべく早く連絡しておくのがおすすめです。

4.謙虚な姿勢で問い合わせる

応募先企業へ選考結果の連絡をするときは、謙虚な姿勢で問い合わせることを心掛けましょう。遅いからといって何度も問い合わせるのも控えるのが得策です。採用担当者を急かしているような印象を与え、企業からマイナスなイメージを抱かれる可能性があるので注意してください。

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面接の合否はいつ分かる?結果の通知に関するQ&A

ここでは、面接の合否通知に関する疑問についてQ&A方式で解決します。

面接結果の問い合わせはメールと電話どっちが良い?

面接の合否結果の問い合わせは、電話・メールのどちらでもかまいません。
どちらの方法にせよ、礼儀やマナーを守ることが大切です。問い合わせの仕方によって印象を左右するので、誠実な対応を心掛けましょう。詳しくは「面接結果は問い合わせても良い?結果が遅い際の対処法や例文を紹介」のコラムで解説しているので、参考にしてください。

面接の合否が気になります…

面接の合否になるときは、他者の選考状況を確認したり、インターネット上に書かれている情報を鵜呑みにしたりしないよう注意しましょう。
公式以外の情報のなかには根拠がなく、信憑性が低いものもあります。不確定な情報に左右されず、落ち着いて結果を待ちましょう。気になるときの対処法はコラム内の「面接の合否連絡が遅くて結果が気になるときの対処法」で解説しているので、参考にしてみてください。

面接の合否連絡をもらったらどうすれば良い?

企業から採用の通知をもらった場合、選考通過のお礼や入社の意思などを伝えましょう。
入社する場合は、今後のスケジュールや必要な書類を確認してください。不採用の通知がメールや郵送で届いた場合、基本的には返信不要です。それぞれの詳しい対応方法については、「書類選考通過のメールに返信が必要なパターンは?例文やマナーも解説」をご覧ください。

面接の合否通知の結果不採用だったらどうすれば良い?

面接後に不採用通知をもらったら、気を取り直して次の応募先を探しましょう。
すでに選考中の会社がある場合は、不採用だった面接を振り返り、改善点を探すことが大切です。「自分では何が悪かったのか分からない」という方は、プロの意見を聞いてみるのも良いでしょう。就職・転職支援サービスのハタラクティブでは、専属のキャリアアドバイザーが求人紹介から内定まで丁寧にサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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目次
  1. 面接の合否結果はいつ分かる?
    1. 面接後2週間以内に来るのが一般的
    2. 2週間以上連絡が来ないこともある
    3. 面接結果の連絡が遅い=不採用とは限らない
    4. 選考段階によっても結果が届くタイミングは異なる
  2. 面接の合否結果が通知される方法と対応の仕方
    1. メールで通知される場合
    2. 電話で通知される場合
    3. 郵送で通知される場合
  3. 面接の合否連絡が遅い9つの理由
    1. 1.ほかの応募者の選考が終わっていない
    2. 2.次の選考の準備に時間がかかっている
    3. 3.採用担当者がいつも忙しい
    4. 4.決定権を持つ上層部のチェックが終わっていない
    5. 5.内定辞退に備えて補欠にされている
    6. 6.土日祝日を挟んでいる
    7. 7.社内で選考評価が分かれている
    8. 8.不合格者に合否結果を連絡していない
    9. 9.合格者を優先して連絡している
  4. 面接の合否を推測できるサイン
    1. 合格のサイン
    2. 不合格のサイン
  5. 面接の合否連絡を待っている間にできること
    1. 面接の内容を振り返る
    2. 他社で受けた選考状況の確認
    3. 別選考の準備
    4. メールの受信箱や着信履歴を確認する
  6. 面接の合否連絡が遅くて結果が気になるときの対処法
    1. 選考を受けた会社に問い合わせてみる
    2. 就活・転職活動を続ける
  7. 面接の合否確認の連絡をするときの4つの注意点
    1. 1.合否の結果が届く日程を確認する
    2. 2.就業時間外に連絡するのを避ける
    3. 3.電話ではなくメールで連絡する
    4. 4.謙虚な姿勢で問い合わせる
  8. 面接の合否はいつ分かる?結果の通知に関するQ&A