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1000万人以上!増加するワーキングプアの年収と実態

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【このページのまとめ】

  • ・ワーキングプアは、フルタイムで働いても概ね200万円以下の年収しか得られない低所得者層を指す言葉
    ・ワーキングプアの生活は、生活保護水準を下回ることもある
    ・ワーキングプアは、人材派遣業務の自由化、新卒採用を逃した若者の増加などを背景に増えている
    ・ワーキングプアを抜け出す鍵は転職による収入アップ

20代を中心に、ワーキングプアと呼ばれる低所得者層の割合が増加しています。今回はフルタイムで働いても生活保護水準程度の収入しか得られないワーキングプアの実態と、ワーキングプアを抜け出すための方法を紹介します。

◆ワーキングプアとは

「ワーキングプア(working poor)」は、正社員または非正規社員としてフルタイムで働いているのにかかわらず、生活保護の水準以下の収入(概ね200万円以下)しか得られない低所得者層を指す言葉です。日本語で「働く貧困層」とも呼ばれています。

もともと低所得者人口の増加が社会問題になりつつあった1990年代のアメリカで生まれた言葉ですが、日本では、バブル崩壊以降、賃金水準の低い非正規労働者の急激な増加を背景に使われるようになりました。

しかし、ワーキングプアは景気が回復基調に入った2003年以降も増え続けており、2006年以降は1000万人を越える高い水準で推移しています(2017年は前年から1万5千人増の1132万3千人)。これは日本の労働者人口の約1/4に相当し、ワーキングプアが依然として大きな社会問題であることが窺えます。

参照元:厚生労働省の平成29年賃金構造基本統計調査
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html
   

◆ワーキングプアの生活

自立した生活を維持するのも困難と言われるワーキングプアの生活の実態とはどのようなものでしょうか。以下に特徴をまとめました。

・家具や家電、衣料品などの購入を我慢する人が多い

年収200万円の手取りは月額で約15万円ほど。家賃や食費、光熱費などの固定費を除くと手元に残る金額はわずかで、家具や家電、衣料品の購入まで回らないという意見が聞かれました。

・食費や交際費も節約している人が多い

一番減らしやすい出費は食費ということで、1日3食、1回のランチ代にも満たない金額でやりくりしているという人も多いようです。さらには、交際費を抑えるため、友だちから食事や飲み会に誘われても断らざるを得ないなどの声も聞かれました。

・実家暮らしで親に頼っている人も

家賃のかかる一人暮らしを諦めて、実家暮らしをしている人も少なくないようです。「親が経済的にサポートしてくれるのは有り難いが、もし介護が必要になったら、親を支えながら生活していけるか心配だ」というような、将来への不安も聞かれました。

・貯金は難しいか、できても充分な額ではなく将来が不安

雇用が不安定な非正規労働者にとって、収入が絶たれた場合の備えは少しでも多い方が安心です。しかし、月々の出費を抑えるのにも限界があるため、まとまった額の貯金はできていないという人が大半。「もし病気や怪我で働けなくなったらたちまち生活できなくなる」「今の生活を維持するので精一杯。5年後、10年後、先のことまで考える余裕がない」という切実な不安を抱えている人も少なくないようです。


◆ワーキングプアの背景

ワーキングプアと呼ばれる低所得者層増加の背景についても考えてみましょう。

・非正規雇用の増加

2004年の人材派遣業務の自由化により、ソフト開発などの専門的業務だけでなく製造業でも人材派遣が認められるようになりました。以降、多くの企業が人員調整のしやすい非正規労働者の割合を増やし続けています。

・バブル崩壊や世界金融危機後の就職難

長く続いた就職氷河期の影響により新卒での正社員採用を逃した人たちが、その後も派遣などの非正規労働者として働き続けていることもワーキングプア増加の1つの要因と考えられています。

・非正規から正社員になる難しさ 

新卒一括採用という雇用慣行のなかでは、新卒時に正社員になれなかった人が卒業後に正社員を目指すのは困難とされてきました。しかし、人材不足などを背景とした売り手市場の現在、既卒者を対象とした正社員の求人も増えており、非正規から正社員になるのも以前ほどは難しくないようです。

・高学歴でもワーキングプアになる人がいる

一度正社員として就職していても、何らかの理由で退職。その後は非正規で働いているという高学歴のワーキングプアの人たちも少なくありません。中にはブラック企業に就職してしまい、過労やストレスで身体を壊しワーキングプアになったという人も。


◆年収を増やすには?

収入アップすることで、ワーキングプアとして抱える将来への不安を解消しましょう。

・固定費を抑えて節約

食費や光熱費、通信費などの固定費を抑えて、少しずつでも貯蓄を増やしましょう。転職活動では、交通費やスーツ代など、普段はかからない出費が必要になるもの。いざという時自由に使えるお金を用意しておけば、転職を目指すことになった場合にも備えられます。

・非正規の人は諦めずに正社員を目指す

将来的な昇給が望めない非正規の人は、諦めずに正社員を目指しましょう。人手不足の今なら、転職市場にも豊富な求人が集まっています。

・年収が低過ぎるなら転職を検討する

正社員であっても、同年代の業界内平均よりも年収が低すぎると感じている場合は、転職を検討してみましょう。これまでのキャリアやスキルを活かせば、転職による収入アップも期待できるのではないでしょうか。


正社員になることを決意したなら、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは20代に特化した就職支援サービス。既卒や未経験、フリーターから正社員への就職、第二新卒の転職などを幅広く支援しています。プロの就職アドバイザーが、履歴書の書き方や自己分析、面接対策まで、一人ひとりの就活をきめ細やかにサポートしており、フリーターから転職を成功させた人も多数。正社員を目指すなら、まずはハタラクティブまでお気軽にお問い合わせください。

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