- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 仕事探しの相談先はどこが良い?選ぶときのポイントや注意点を解説
仕事探しの相談先はどこが良い?選ぶときのポイントや注意点を解説
更新日
この記事のまとめ
- 仕事探しの相談先は、「転職の専門知識がある」「客観的な意見をくれる」場所を選ぼう
- 仕事探しの相談をするのにおすすめのサービスは、転職エージェントやハローワークなど
- 仕事探しの相談を身近な相手にする際は、情報を鵜呑みにし過ぎないよう注意が必要
- 仕事を探している方の悩み相談で多いのは、「労働時間」「人間関係」など
- 仕事探しの相談をするときは、相談したい内容を事前にまとめておくと良い
仕事探しに関する相談がしたいとき、誰に話せば良いのか悩んでいる方は多いでしょう。仕事探しの相談先は、就職活動に関する知識が豊富で悩みに寄り添ってくれる場所を選ぶのがおすすめです。このコラムでは、仕事探しの相談先を選ぶときのポイントやおすすめの就職支援サービスを紹介しています。仕事探しの相談を誰にするか悩んでいる方は、ぜひこのコラムをお役立てください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
仕事探しの相談先を選ぶときのポイント
仕事探しの相談先は、フラットな意見をくれたり、転職市場の動向に詳しかったりする場所や相手を選ぶのがポイント。ここでは、仕事探しの相談先を選ぶ際のポイントについてまとめました。
転職活動に関する知識が豊富か
仕事探しの相談先を選ぶ際には、専門的な知識の有無や情報量の多さをポイントにしましょう。専門知識のある人に相談すれば、自分にはない視点でアドバイスをもらえる可能性があります。
たとえば、転職市場の最新動向に詳しければ、求人が増えている職種や市場が拡大している業界などを教えてもらえるでしょう。特に目指す職業が決まっていない方は、あらゆる業界の情報を網羅している仕事探しのプロが対応してくれる相談先の利用がおすすめです。
自分の悩みを理解してくれるか
就職・転職は人生に関わる大きな決断なので、仕事探しに対する不安や悩みを正直に話せる相手が必要です。たとえば、元同僚や元先輩など、自分の悩みに寄り添ってくれる相談先を選ぶのもおすすめ。同じ環境で働いていた仲間とは共通の体験があり、仕事に関する悩みを理解してもらいやすいといえます。
そのほか、プロのキャリアアドバイザーがいるハローワークや就職・転職エージェントも相談先の一つです。キャリアアドバイザーは数多くのカウンセリングを経験しているので、悩みに寄り添いながら解決に向けたアドバイスをくれるでしょう。
私情を交えずに意見をくれるか
仕事探しの相談先は、「私情を交えずに意見をくれるか」を重視するのがポイント。主観的な意見を鵜呑みにすると、自分の希望どおりに転職できない可能性があります。
特に身近にいる相手に相談すると私情が意見に出やすい傾向があるので、このコラムの後半を参考にしながら、相談は慎重に行いましょう。「客観的な意見が欲しい」という場合は、就職支援サービスに相談してみるのがおすすめです。
仕事探しの方法については、「仕事で何がしたいか分からない…自分に合った仕事を探す方法を解説」のコラムで解説しています。「相談するまでの間にできることをやりたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後に決めるのは自分
仕事探しの相談はあくまでも「相談」なので、最終的にどうするかは自分自身で決めます。転職は今後の人生を左右する大きな決断です。仕事探しの相談をする際は、第三者の意見に流されて後悔しないように、自分が転職するうえで求めることを明確にしておきましょう。
仕事探しの相談におすすめ!5つのサービス
仕事探しの相談先に迷ったら、転職エージェントやハローワークなどの就職支援サービスを利用するのがおすすめ。以下でそれぞれの特徴についてご紹介します。
1.転職エージェント
転職エージェントは、人材を探している企業と求職者を結びつける民間の就職支援サービスです。プロのキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングをもとに求職者の適性を判断し、一人ひとりに合った求人を紹介してくれます。「やりたいことがない」「自分に合う仕事が分からない」という場合も、じっくりと相談しながら自分の適職を定められるでしょう。
また、仕事探しの相談だけでなく、書類添削や面接対策を行っている転職エージェントも。1人で仕事探しをするのが不安な方におすすめの就職支援サービスです。
2.ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省が運営する公共職業安定所です。厚生労働省の「ハローワーク」によると全国500ヶ所以上に設置されており、雇用に関するさまざまなサービスが無料で受けられます。職業紹介をメインに行っている施設ではあるものの、職員に仕事探しの相談をすることも可能です。
ハローワークのポイントは、全国ネットを利用して最適な求人を提案してくれたり、セミナーを受けられたりすること。取り扱っている求人数も多いので、「幅広い求人情報から自分に合った職業を見つけたい」「サービスを利用しながら自分のペースで就活したい」という方におすすめの就職支援サービスです。ハローワークに仕事探しの相談をする際のポイントや、メリット・デメリットについては後の項で解説します。
3.新卒応援ハローワーク
新卒応援ハローワークは、大学や専修学校などの学生や、卒業後おおむね3年以内の方が利用できるハローワークです。厚生労働省の「新卒応援ハローワーク」によると、求人情報の検索のみではなく、マンツーマンでの履歴書の添削や模擬面接、就職活動に役立つセミナーへの参加といった豊富な就職支援が受けられます。初めて就職する新卒生や既卒者に特化しているので、職業選びや仕事の探し方を一から相談しやすい就職支援サービスといえるでしょう。
「自分に合ったサービスが分からない」「もっと詳しくサービス内容が知りたい」という方は、「転職支援サービスはどれを利用したら良い?特徴や求人の傾向を紹介」のコラムをご覧ください。
4.マザーズハローワーク
マザーズハローワークは、子育てと仕事を両立させたい人に向けた相談窓口です。子どもを連れて仕事探しの相談に行くことができ、勤務時間や休暇取得の希望に合った求人を紹介してもらえます。
マザーズハローワークは全国に23カ所、ハローワーク内のマザーズコーナーは183カ所(2024年8月現在)に設置。詳しい設置個所は「全国のマザーズハローワーク・マザーズコーナーの設置箇所・所在地・電話番号」をご覧ください。
参照元
厚生労働省
マザーズハローワーク事業
5.自治体の相談窓口
自治体には、失業や病気といったさまざまな事情を抱える人の就労・自立を支えるための相談窓口があります。相談窓口の種類や支援の内容は自治体によって異なるため、居住地の役所やWebサイトで確認してみてください。
たとえば、就業経験がなく就職に不安がある人に対して、軽作業を体験する機会を提供し、就労のサポートを行っている自治体もあるようです。
参照元
厚生労働省
雇用
ハローワークで仕事探しを相談する際のポイント
ハローワークで仕事探しの相談ができるのは失業者のみというイメージを持つ人もいるようですが、フリーターや在職中の人も相談可能です。この項では、ハローワークに相談する際の基礎知識を紹介します。
1.相談の手順を覚えておこう
ハローワークの職業相談を利用する際は求職者情報の登録が必要です。求職者情報を登録するとハローワークカードが発行され、次からはカードを提示すれば相談窓口を利用できるようになります。求職者情報の登録はどこでも可能ですが、失業給付の申請や職業訓練の申込みもする場合は管轄のハローワークでなければなりません。「もしかしたら職業訓練も利用するかも…」と考えているなら、管轄のハローワークで登録しましょう。
ハローワークの職業相談は予約なしで利用できます。ただし、混み合っていると待ち時間が長くなるので、事前に予約するのが無難です。「ハローワークを利用する流れは?求職者登録や失業保険の申請方法も解説!」のコラムでは求職者情報の登録について詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
2.スーツで行くのもおすすめ
ハローワークに仕事探しの相談へ行く際の服装は自由ですが、面接用のスーツで行くのもおすすめです。スーツで行くメリットは2つあります。「服装のチェック」と「急な面接への対応」です。
個別相談に面接用のスーツで行くと、着こなしや身だしなみについてアドバイスをもらえます。また、急募の求人を紹介されて、今から面接という可能性も。面接の日程は調整できますが、1日も早く仕事を決めたい場合はすぐに対応できる準備をしておくと良いでしょう。
3.相談できる内容は?
ハローワークでは、就職・転職に関する内容であれば何でも相談できます。一般的には、自己分析についてのアドバイスや履歴書・職務経歴書の添削、自己PRの作り方といった相談が多いようです。
また、ハローワークで気になる求人を見つけたら、企業情報や働き方について詳細を確認してもらうこともできます。詳細を聞いて応募したいと思ったら、紹介状を発行してもらいましょう。
ハローワークで仕事探しの相談をするメリット
ハローワークは全国に拠点があるため、地域に密着した情報に強いのが特徴です。また、職業訓練やセミナーも用意されており、必要に応じて案内してもらうことができます。ここではハローワークに仕事探しの相談をするメリットを紹介するので、相談先を選ぶ際の参考にしてみてください。
1.地域の情報が豊富
ハローワークは地元企業の求人が豊富といわれています。厚生労働省の「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績」によると、ハローワークは行政と連携しているため、「地域にどれくらいの求職者がいるのか」「地元の労働市場はどうなっているのか」といった情報から特性に合わせた就労支援が可能です。たとえば、地元企業の職場見学やセミナーなどもハローワークならではのサービスといえるでしょう。
2.職業訓練も受けられる
ハローワークでは、相談者のスキルに応じて職業訓練を案内してくれる場合もあります。職業訓練とは、就職に必要な知識・スキルを身につけるための講座です。失業給付の受給者であれば「公共職業訓練」、失業給付を受給できない求職者には「求職者支援訓練」が受講できます。
テキスト代などがかかる場合はあるものの、基本的に受講料は無料です。未経験の仕事に挑戦してみたい人は、職業訓練を受けて基礎知識を身につけるのも良いでしょう。職業訓練の詳細や主なコースについては、「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や受講給付金制度を解説」のコラムをご覧ください。
3.グループワークで仲間と出会える
セミナーやグループワークを通して、自分と同じように就職・転職を目指す人と出会えるのもハローワークのメリットです。たとえば、東京ハローワークでは「ジョブクラブ」を設けており、同じ悩みを抱える仲間と就職活動を進められるような仕組みを作っています。
新卒の場合、同級生と切磋琢磨することで就活を乗り越えられる側面もありますが、卒業後はそういった仲間を作るのが難しいでしょう。1人で活動するより、仲間がいるほうが頑張れるという人はハローワークのグループワークを利用してみてください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
ハローワークにはデメリットもある
ハローワークは公的な就職支援サービスなため、民間に比べてサポートが不十分な側面もあります。就職活動を成功させるためには、以下のデメリットを把握したうえで上手に利用するのがおすすめです。
1.相談員によってスキルの差がある
ハローワークの相談員には、キャリアコンサルタントの資格を持っている人もいれば、未経験・無資格の人もおり、スキルのバラつきがあるといわれています。また、親身になって相談に乗ってくれる人とそうでない人の差が大きいことも。そのため、相性の良い人に出会えなかった場合、満足のいくサポートを受けられない可能性があるのがデメリットです。
2.ブラック企業を見極める必要がある
ハローワークは無料で求人を掲載できるため、多種多様な企業が募集を出しています。なかには、離職率が高く頻繁に求人を出す企業が紛れている可能性もあるでしょう。
また、ハローワークに求人を出しているすべての企業について、相談員が詳しく把握しているわけではありません。求人票だけでブラック企業を見極めるのは難しいため、自分の見る目がしっかりしていないと気づかずに入社してしまうリスクがあります。
3.自分で行動しなければ進まない
ハローワークで就職活動をする場合、求人は自分で探すのが原則です。また、個別相談やセミナー受講、模擬面接なども自分で申し込む必要があるため行動力が必要となります。
しかし、就職活動に慣れていない人は、自分に必要なサポートを見極めるのも難しい場合があるでしょう。「何から始めれば良いのか分からない…」と悩んでしまい就活が進まないようなら、民間の就職・転職エージェントのほうが向いている可能性もあります。
いろいろある!仕事探しの相談先
「窓口に行くのは気が引ける」「もっと気軽に相談したい」という人は、チャットや口コミサイトを利用するのも一つの方法です。また、実際に働いている人に相談したいなら、OB・OG訪問という選択肢もあります。就職活動を効率的に進めたい場合は、自分に合いそうな相談先を併用するのもおすすめです。
チャットの相談窓口
チャットを利用した相談窓口には、公的支援も民間サービスもあります。支援内容は運営機関によって異なり、新卒の就活生を対象としたサービスや、誰でも利用可能なものなどさまざまです。
チャットは匿名で利用できる場合が多く、「初歩的なことで聞きにくい」という悩みも相談しやすいのがメリット。希望すれば、書類の添削や面接対策までオンラインで対応してくれる相談先もあるので、自分に合いそうなサービスを探してみてください。
掲示板や口コミサイト
就職・転職に関する掲示板や口コミサイトも、相談先の一つです。掲示板や口コミサイトは就活生や転職者、現役社員などが相談相手となるため、実態を把握しやすいといえます。
場合によっては、応募先企業の社員から就活に関するアドバイスをもらえる可能性も。ただし、情報の信頼性には不透明な部分もあるため、参考意見として聞いておきましょう。
OB・OG訪問
興味のある企業に大学の先輩や知人などがいるなら、OB・OG訪問を打診するのもおすすめです。年齢の近い先輩社員に仕事探しの相談をすることで、有益なアドバイスをもらえる可能性があります。また、実際に働いて感じた職場の雰囲気や長所・短所といった情報は、就職・転職先を決めるうえで貴重な情報となるでしょう。
OB・OGはアプリでも探せる
「志望企業に知り合いがいない…」という場合は、OB・OG訪問のアプリを利用する方法もあります。新卒の就活生は大学のキャリアセンターに相談できますが、転職者は相談先がなく悩む人も。アプリなら、就活生だけでなく転職者を対象としたものもあるので、検索してみてください。
就職・転職エージェントとハローワークを比べてみよう
就職・転職エージェントは民間の就職支援サービスです。ハローワークと違い、自治体と連携した就職支援ではありません。しかし、民間だからこそ掲載企業を厳選していたり、サービスに特色を出したりと求職者にとっては魅力も多いです。
この項では、就職・転職エージェントとハローワークの違いを紹介するので、自分に合うのはどちらなのかを検討してみましょう。また、双方を併用するのもおすすめです。
1.就職・転職エージェントはサポートが充実している
就職・転職エージェントは、専任のアドバイザーがカウンセリングから内定後のサポートまで担当してくれるのが一般的。そのため、求職者にとっては就職・転職活動のパートナーとして、仕事探しはもちろん何でも相談しやすいのが魅力です。また、求職者一人ひとりに合わせたサポートを提供してくれるため、行動力に自信がない人も効率的に就職・転職活動を進められます。
そのほか、就職・転職エージェントとハローワークの違いとして、求人の紹介も挙げられるでしょう。就職・転職エージェントは求職者の特性や希望をヒアリングしたうえで、合いそうな求人を探して紹介してくれます。求職者にとっては仕事探しの手間が省けるほか、思いもよらぬ優良企業に出会える可能性もあるのがメリットです。
2.就職・転職エージェントは詳しい情報を伝えてくれる
就職・転職エージェントは、求人を出す理由や求める人材像などについて採用担当者から話を聞いているため、細かい情報も把握しています。そのため、求職者に紹介する際、詳しい情報を事前に伝えてくれるのが魅力です。求職者は社風や働き方を把握したうえで応募できるので、ミスマッチを避けやすいでしょう。また、ブラック企業はあらかじめ排除されているのも大きなメリットといえます。
3.採用意欲の高い企業が多い
企業が就職・転職エージェントで採用活動を行うには費用がかかります。つまり、就職・転職エージェントで紹介されるのは、「しっかりと採用コストをかけて良い人材を獲得したい」と考えている企業ということです。
前述のとおり、ハローワークは掲載無料で求人を出せるため、なかには採用意欲がさほど高くない企業も紛れている場合があります。就職・転職エージェントではそのような企業は基本的にないため、早めの内定獲得が実現しやすいでしょう。
仕事探しの相談を身近な人にするときの注意点
仕事探しの相談を家族や友人、同僚などの身近な相手に行う場合は、情報や意見などを真に受け過ぎないよう注意する必要があります。先述したとおり、身近な相談相手は意見に私情を交えている可能性も。以下で相談相手別に注意点をまとめたので参考にしてください。
家族や友人はプロではないことを念頭に置く
仕事探しの相談を家族や友人、恋人などにするときは、すべての情報を鵜呑みにしないよう注意しましょう。なぜなら、相手が仕事探しのプロでない限り、情報が最新のものではなかったり、正確な情報でなかったりすることがあるからです。
身近な人に仕事探しの相談をする場合は、不安や悩みを解消する目的や、自分を客観的に分析してもらう目的で行うと良いでしょう。
仕事探しの相談をするときは一つの情報を信じ過ぎない
身近な人以外に仕事探しの相談をするときも、一つの情報を信じ過ぎてしまうのは望ましくありません。常に自分で情報をしっかりと集め、仕事探しの相談をしながら何が正しい情報か判断できるようにしましょう。
同僚や上司は仕事仲間である点に注意
仕事探しの相談を同僚や上司にする場合は、自分が信頼できる数人に限定して相談するのがおすすめです。誰彼構わず相談してしまうと、仕事をやめようとしていることが社内に知れ渡り、仕事をしづらくなる可能性があります。
また、上司に仕事探しの相談をした場合、会社の人手不足を理由に引き止められてしまう場合もあるようです。転職の意志が完全に固まっていないうちは、上司への相談は避けたほうが良いでしょう。
仕事探しの相談相手として上司を選ぶときの注意点は「転職の相談は誰にする?エージェントやハローワークのサービスを紹介」のコラムでも詳しく解説しているので、あわせてご参照ください。
仕事探しの相談でよくある内容とは?
仕事を探している方の悩みは、「労働環境や時間」「人間関係」に関するものが多いようです。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 1-3.仕事を退職した理由(フリーター)(p.8)」によると、正社員経験のあるフリーターが正社員から離職した理由は以下のとおりです。
ダークグリーン:男性、ライトグリーン:女性
回答者数:男性85人、女性452人
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 1-3.仕事を退職した理由(フリーター)(p.8)」
男女ともに最も多い離職理由は、「労働環境・時間が不満」という結果に。また、「人間関係がうまくいかなかった」「健康上の理由」といった理由は、男女問わず離職理由として上位にあることが分かりました。
男女別に見ると、男性の場合は「社風が合わなかった」、女性の場合は「結婚・出産などのライフステージの変化」といった離職理由の割合が高くなっています。
上記から、転職や退職を考えて仕事探しの相談を考えている方は、少なからず現職に不満や不安を抱いていると考えられるでしょう。「自分がなぜ仕事探しをするのか」「何を相談したいのか」が明確に定まっていない場合は、上図の離職理由に当てはまるものがないか考えてみるのもおすすめです。
仕事の悩みについては「仕事の悩みを抱えたら誰に相談すれば良い?解決方法も紹介!」のコラムでも紹介しているので、気になる方はぜひご一読ください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
仕事探しの相談前に準備した方が良いこと
仕事探しの相談をするときは、相談内容を事前にまとめておきましょう。相談内容がまとまっていないと、自分の意見や気持ちが相手に伝わらず、的確なアドバイスを得られない可能性があるからです。具体的には、以下の項目について事前に自分の考えをまとめておくことをおすすめします。
仕事探しの悩みや相談内容を明確にしておく
現職の不満や仕事探しにおける相談内容は明確にし、できるだけ具体的に伝えられるように準備しておきましょう。自分の仕事探しにおける悩みや相談内容を明確にしておくと、相談先で適切な助言をもらいやすくなります。
たとえば、人間関係の不満が原因で仕事探しについて相談したい場合は「どのような点に不満があるのか」を考えてみてください。その答えが「言いたいことを言えないから」であれば、「なぜ言えないのか」「どのような職場環境なら発言しやすいのか」と掘り下げてみましょう。そうすることで、悩みの根本原因が分かり、何を相談したいのかも明確になります。
悩みや不満が曖昧なまま転職すると、同じことで悩む可能性があるので注意が必要です。転職に迷いがある場合は、「転職に迷いがあるときの対処法とは?仕事を変えるリスクや決断の仕方を解説」のコラムを参考に迷っている理由を整理し、相談先に伝えてみるのも良いでしょう。
仕事探しで求める条件を決めておく
現職での悩みや不満を明確にしたら、仕事探しで求める条件を決めます。「絶対譲れない条件」もしくは「絶対に避けたい条件」を一つ決め、それ以外の条件には優先順位をつけておくのがおすすめです。
自分が希望する条件をすべて満たそうとすると、希望を叶えられる求人が限られてしまい仕事探しがうまくいかない可能性があります。仕事探しに求める条件は、現職や前職に抱いている不満をもとに考えるのがコツ。たとえば、「給料が上がらない」という不満がある場合は評価制度が整っており昇給が期待できる会社、残業が不満な場合は定時で帰れる会社であれば不満を解消できるでしょう。
「仕事探しの相談がしたいけど誰にすれば良いか分からない」「現職に不満がある」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなど若年層の就職や転職に特化したエージェントです。
プロのキャリアアドバイザーによるカウンセリングで希望条件や身につけたいスキルなど、仕事探しの相談をしながらキャリアの方向を一緒に考えられます。「自分に合う仕事が分からない」という場合は、適職診断で候補をある程度絞り込んだうえで、キャリアアドバイザーに相談することも可能です。書類添削や面接対策などのサービスもすべて無料なので、仕事探しの悩みを相談したい方はぜひお気軽にお問い合わせください。
仕事探しの相談に関するFAQ
ここでは、仕事探しの相談に関するお悩みに回答します。自分に合う仕事の見つけ方や転職エージェントの利用方法についても解説しているため、ぜひお役立てください。
仕事探しの相談先の選び方は?
私情を交えずフラットな意見をくれたり、仕事探しに関する知識が豊富だったりする相談先がおすすめです。客観的なアドバイスがもらえるほか、自分が知らなかった情報を教えてもらえる可能性もあるでしょう。身近にそのような相談相手がいない場合は、ハローワークや転職エージェントを利用するのも一つの方法です。
自分に合う仕事はどうしたら見つかる?
まずは自己分析で自分の特性を知ることから始めましょう。
そのあとは世の中にどのような職業があるのかを知り、そのなかから自分の強みが活かせる仕事を探していくのがおすすめです。自分に合う仕事の見つけ方は、「自分に向いてる仕事が分からないときはどうする?適職の見つけ方を解説」のコラムも参考にしてみてください。
転職エージェントではどんな相談ができる?
転職エージェントでは、転職活動に関わることであれば基本的に何でも相談できます。「仕事にやりがいを感じられない」「仕事の探し方が分からない」など、仕事探しに関する悩みがある方は気軽に利用してみましょう。転職エージェントで相談できる内容は「転職エージェントに相談できることって?内定後も対応してもらえる?」のコラムでも詳しく解説しています。
転職エージェント利用時の服装や持ち物は?
仕事探しの相談をするために転職エージェントへ行くときの服装は、私服もしくはオフィスカジュアルがおすすめです。持ち物は、担当者に指定されなければ基本的に筆記用具のみで問題ありません。面談時の服装や持ち物については、「転職エージェントの面談での服装や持ち物は?当日の流れや利用方法も解説」のコラムをチェックしてみてください。
転職エージェントの利用手順は?
転職エージェント「ハタラクティブ」の場合は、Webサイト上で登録・面談の日程調整をしたのちに、オンラインでの面談を行います。書類添削や専攻日時の交渉などもハタラクティブが支援するため、求職活動が初めての方も安心です。「仕事探しの相談がしたい」という方は、まずはお気軽にハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。