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  6. 高卒ニートの現状は?就活を成功させる方法やおすすめの仕事10選を紹介!

高卒ニートの現状は?就活を成功させる方法やおすすめの仕事10選を紹介!

更新日2025/04/09

高卒ニートの現状は?就活を成功させる方法やおすすめの仕事10選を紹介!の画像

この記事のまとめ 

  • 高卒ニートとは、最終学歴が高校卒業で現在も職業についていない人のこと
  • 若年層の完全失業者は全体の4%以下であり、高卒ニートも少ないと推測できる
  • 高卒ニートになるきっかけは「自分に自信がない」「就活がうまくいかない」など 
  • 高卒後すぐニートになった場合は、まず短時間のアルバイトから始めてみる のも手
  • 就活に不安がある高卒ニートの方は就職・転職エージェントの利用もおすすめ

「高卒ニートは就職できるの?」と不安に感じている方もいるでしょう。高卒ニートから正社員を目指す場合、自己分析をして自分の強みを見つけたり、幅広く企業の情報を集めたりすることが大切です。

このコラムでは、高卒ニートの方が就活を成功させるコツや未経験から挑戦しやすい仕事を解説します。また、就職するメリットやおすすめの就職支援サービスも紹介するので、就活をスタートさせる際の参考にしてみてください。

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目次

  • 高卒ニートの現状は?
  • 高卒ニートになったきっかけ
  • 高卒ニートは就職で不利になりやすい?その理由とは
  • 高卒ニートから正社員として就職することは可能?
  • 高卒ニートが正社員として就職する3つのメリット
  • 高卒ニートから挑戦しやすい未経験者OKの職業10選
  • 状況別!高卒ニートが社会復帰に向けてやるべきことは?
  • 高卒ニートからの就職活動を成功させる7つのコツ
  • 高卒ニートからの就職先はどうやって見つける?
  • 高卒ニートからの就職に関するお悩みQ&A

高卒ニートの現状は?

高卒ニートの現状は?の画像

高卒ニートとは、最終学歴が高校卒業で現在職業に就いていない方のことです。なお、厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」では、「ニートとは15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者」と定義されています。

この項では、高卒ニートの現状について解説するので、就職活動を始める高卒ニートの方は一度チェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」

若年層の高卒ニートの割合は少ない

高卒ニートのみのデータは存在しません。そのため、ここではニートと同じく「仕事をしていない状況」にある完全失業者のデータをもとに、若年層のニートがどのくらいいるのか考察してみましょう。

総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果の概要」によると、2024年における若年層(15~34歳)の労働力人口は1,763万人であり、そのうち完全失業者は64万人です。若年層の労働力人口に対する完全失業者の割合は約3.6%になります。完全失業者の人数と割合の推移は、同資料をもとに作成した以下の表をご確認ください。

 労働力人口(15~34歳)完全失業者の人数(15~34歳)労働力人口に対する完全失業者の割合
2024年1,763万人64万人約3.6%
2023年1,751万人66万人約3.8%
2022年1,723万人66万人約3.8%
2021年1,741万人70万人約4%
2020年1,742万人72万人約4.1%

参照:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果の概要 表Ⅰ-1 年齢階級別労働力人口の推移」、「労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果の概要 表Ⅰ-11 年齢階級別完全失業者数の推移」

上記の表を見ると、若年層の完全失業者は労働力人口の約4%以下と少ないことが分かます。労働者数が多いことから、若年層のニートの割合も少なくなると推測できます。

また、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「資料シリーズNo.217」によると、ニート状態にある人(非求職無業者)のうち高卒が占める割合は50%以上です。そのため、若年層の高卒ニートは少ないものの、中卒ニートや大卒ニートに比べると多いと考えられます。

参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2024年(令和6年)平均結果
独立行政法人労働政策研究・研修機構
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高卒の正社員就職率は63.5%

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況 1 現在の就業状況」によると、高卒の正社員就職率は63.5%です。この結果から、高卒のおよそ半数以上が正社員に就職していることが分かります。

しかし、ほかの学歴と比較すると高卒の就職率は、10〜25%ほど低くなっているといえるでしょう。必ずしも学歴が就職に影響するとは限りませんが、学歴が上がるほど就職率も高いことが分かります。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

ニート期間が3~5年の場合の就労達成率は約50%

厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)」で公開されているニートの期間と、就労達成率の割合は以下のとおりです。このデータは厚生労働省が運営する、「若者自立塾」を利用したニートの方を対象とした調査となります。

なお、ニートの方の就労支援を行っていた若者自立塾は2009年に廃止されており、やや古い資料となるのであくまで参考程度にご確認ください。

ニート期間就労を達成した割合
1年以下44.2%
1年超~3年以下45.1%
3年超~5年以下50.7%
5年超42.3%

参照:厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)」

ニートからの就労を達成している人のうち、ニート期間が3〜5年の方の就労達成率は50.7%と高い結果となっています。仕事選びや選考対策をしっかりと行えば、高卒でニートの方も就職成功を目指せるでしょう。

参照元
厚生労働省
報道発表資料

高卒ニートになったきっかけ

高卒ニートになったきっかけの画像

高卒ニートになったきっかけは、「自分に自信がない」「就活に失敗した」「やりたい仕事が見つからなかった」「一度就職したがすぐ辞めてしまった」など、人それぞれです。しかし、「働きたい気持ちはあるけれど、過去の出来事が影響して一歩踏み出せない」という点では共通しているといえるでしょう。なかには、きっかけは病気やケガだったものの、回復後も就職に対して意欲的になれず仕事をしていない方もいるかもしれません。

以下では、一般的にどのようなきっかけで、高卒ニートになる方がいるかを解説します。ニートになった理由を深掘ることで就職への糸口が見つかる可能性もあるので、ぜひチェックしてみてください。

就活がうまくいかなかった

就活の経験はあるものの就職先が決まらず、そのまま高卒ニートとして生活を送っている方もいるようです。たとえば、複数の企業で面接を受けたにもかかわらず、内定を得られなかった経験から自信を失っている方もいるでしょう。

また、面接時の失敗や採用担当者から言われたネガティブな言葉が忘れられず、面接に対し恐怖心を抱いている方もいるようです。就職したい気持ちがあっても、「過去の苦い経験によって一歩踏み出せない」といった高卒ニートの方は少なくないでしょう。

職場の人間関係に不安がある

高卒ニートの方のなかには、人間関係を構築することへの不安から、就職をためらっている方もいるでしょう。仕事に限らず、過去に人間関係のトラブルや孤立を経験した場合、他者と関わることに対して恐怖心や苦手意識を感じることがあります。

職場の人間関係に不安を感じ、就活をためらっている高卒ニートの方は、「働くのが怖いのは甘え?理由は?克服する対処法やおすすめの仕事を解説」のコラムで解説している克服法をぜひ試してみてください。

やりたい仕事が分からない

やりたい仕事が分からず、「就活に対し前向きになれない」という高卒ニートの方もいるでしょう。なかには、自分の興味を引くような仕事や企業を見つけられず、就活を諦めてしまった方もいるかもしれません。

ハタラクティブの「若者しごと白書2025」にある、仕事のやりがいに関するアンケートを見ると、正社員として働く若者のうち「興味のある仕事ができること」と回答した人は全体の6.3%、「夢を実現できること」が2.4%にとどまっています。

 

やりたい仕事が分からないの画像

 

引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2025 2-1. 仕事のやりがい」

「自分のやりたい仕事は何か?」を自問したり、自分に合う企業を調べたりするのは大切なことです。しかし、やりたい仕事に就くことだけにこだわり過ぎると、ニートの期間が長くなり、年齢を重ねるとともに求人の選択肢が狭まる恐れもあります。働き始めてから仕事の楽しさに気づける場合もあるので、「やりたいこと」にこだわり過ぎずに就活を進めることも大切です。

やりたい仕事が分からず就活へ踏み出せない高卒ニートの方は、「何がしたいかわからないニートから脱却!悩む理由や就職のポイントとは」のコラムで解説している就職のコツを参考にしてみてください。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025

一度就職したがすぐ辞めてしまった

「就職した経験はあるけれど、すぐ辞めてしまい高卒ニートになった」という方もいるかもしれません。たとえば、就職先の仕事内容や職場の雰囲気に違和感を覚え、「働くこと自体が自分には向いていないのでは」と、就活を断念してしまった方もいるでしょう。また、前職での経験から、「二度と同じ思いはしたくない」「自分に合う企業なんてない」と考え、高卒ニートになる場合もあるようです。

たとえ同一の職種・業界であっても、職場の雰囲気や人間関係まですべてが同じことはありません。後述する「高卒ニートから挑戦しやすい未経験者OKの職業10選」も参考にしながら、興味のある仕事がないか考えてみましょう。

高卒ニートを続ける理由

総務省統計局の「平成24年 就業構造基本調査(結果の概要)」によると、ニートが求職活動をしない理由として、「病気やケガ」「学校以外で進学や資格取得などの勉強をしている」「探したが見つからなかった」などがあることが分かりました。
この調査は高卒ニートに絞ったものではありませんが、高卒ニートの場合にも同じような傾向がみられることが推測できます。


参照元
総務省統計局
平成24年就業構造基本調査の概要,結果等

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高卒ニートは就職で不利になりやすい?その理由とは

高卒ニートから正社員を目指す場合、就職で不利に感じる方もいるようです。ここでは、「高卒ニートは就職で不利になりやすい?」と感じる理由として考えられることをご紹介します。「正社員として就職したい」と考えている方は参考にしてみてください。

高卒ニートは就職で不利になりやすいと感じる理由

  • 学歴によって求人の選択肢が限られる場合があるため
  • アピールできるスキルや経験が少ないため
  • 社会経験が不足していることを不安視する企業があるため

1.学歴によって求人の選択肢が限られる場合があるため

最終学歴が高卒の場合、基本的には大卒以上の人材を募集している求人に応募しにくくなるため、その分、就職先の選択肢が限られる場合があります。就職したい企業や挑戦してみたい仕事があったとしても、応募条件を満たしていないと書類選考で落ちてしまう可能性があるためです。

さらに、高卒ニートの方が就職先を探す際は、未経験からスタートできる経歴不問の求人に絞って応募することもあるでしょう。大卒新卒の場合も未経験からのスタートになりますが、「新卒枠」に応募できるので選択肢は広いといえます。そのため、高卒者は大卒者と比べると求人の選択肢が狭まり、就職先が決まるまでに時間が掛かる場合があるようです。

2.アピールできるスキルや経験が少ないため

高卒ニートかどうかに関わらず、就活では自分のスキルや経験を効果的に面接官へ伝えることが重要なポイントとなります。しかし、働いた経験がない、もしくは少ない場合「アピールできるスキルや経験がない」と感じる高卒ニートの方もいるでしょう。

面接では仕事上での経験以外に、高校時代のアルバイトや部活動、習い事などを通じて得たものをアピールするのも一つの方法です。努力したことや苦難を乗り越えた経験、成功体験などを振り返ったうえで、仕事に活かせるものがないかを考えてみましょう。

「自己PRが書けないときは視点を変えよう!ニート経験があっても大丈夫?」のコラムでは、ニートの方におすすめの自己PRの作成方法をご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

3.社会経験が不足していることを不安視する企業があるため

高卒ニートの方に対して社会経験が乏しい点を不安視し、採用を避ける企業もあるようです。すべてのニートの方に該当するわけではないものの、「社会人としてのスキルが身に付いていないのでは」と懸念されてしまう場合があります。

企業では新卒者に対し、ビジネスマナーや仕事の基礎知識などの研修を、一から行うのが一般的です。一方で、新卒以外の応募者に対しては、「基礎的なことは社会人ならできて当然」と考えている企業もあります。「高卒ニート」という経歴でネガティブな印象を与えないよう、面接の際はあいさつや言葉遣い、身だしなみなどに気を配ることが大切です。

マナーに自信がない場合は、「面接の流れやマナーを場面別に解説!よくある質問も確認しよう」のコラムで確認してから面接に臨みましょう。

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高卒ニートから正社員として就職することは可能?

高卒ニートから正社員として就職を目指すことは可能です。そのため、「正社員になるのは難しいのでは…」と悲観し過ぎないようにしましょう。

文部科学省の「令和6年3月高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について」によると、高卒者の就職率は98%でした。また、厚生労働省の「令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します」を見ると、大卒者の就職率は98.1%です。

どちらのデータも調査対象が新卒者ではあるものの、高卒者・大卒者ともに高い確率で正社員として就職していることが分かります。

ただし、ニートのまま年齢を重ねると就職難易度が上がる点には注意しましょう。空白期間が長いほど、企業側から就職意欲の低さやスキルの習得までに時間が掛かることを懸念されやすいためです。また、年齢を重ねると、社会人としての経験やスキルを重視されることが増えていきます。正社員就職を考えている高卒ニートの方は、年齢が若いうちに就活を始めるのが望ましいでしょう。

参照元
文部科学省
令和6年3月高等学校卒業者の就職状況(令和6年3月末現在)に関する調査について
厚生労働省
報道発表資料 2024年5月

高卒ニートからの就職もエージェントがサポート!

正社員としての経験や仕事そのものの経験がなくても、就職を目指すことは可能です。「就活のやり方が分からない」「自分に合う仕事が見つかるか不安」といった方は、就職・転職エージェントのハタラクティブへご相談ください。


専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで丁寧にカウンセリングを行い、あなたの強みと弱みを理解したうえで、無理なく続けられるファーストキャリアのご案内を行います。また、初めて就職する高卒ニートの方にとって無理が生じないよう、セカンドキャリアを含めた求人のご提案も可能です。


ハタラクティブでは、ニートやフリーターなど、あなたと同様の経歴を持つ方の就職実績があります。高卒ニートの方が求人の選択肢を増やすためのアドバイスも行っているので、ぜひご利用くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

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高卒ニートが正社員として就職する3つのメリット

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高卒ニートの方が正社員に就職すると、「収入や雇用が安定する」「社会的信用が得やすくなる」「キャリアアップを目指しやすくなる」などのメリットがあります。以下で詳しく解説しているので、今後の進路を決めるための参考にしてみてください。

高卒ニートが正社員として就職するメリット

  • 収入や雇用が安定する
  • 社会的信用が得やすくなる
  • キャリアアップを目指しやすくなる

1.収入や雇用が安定する

高卒ニートの方が正社員として就職することで、収入や雇用の安定が見込めます。正社員は月給制が多い傾向にあり、毎月一定の収入を得ながら働き続けられるため、生活も安定しやすいでしょう。

また、契約期間が定められている派遣社員やアルバイトとは異なり、正社員は無期雇用です。無期雇用は基本的に定年まで勤務可能なので、契約終了時期や契約更新されるかどうかを不安に感じることなく仕事ができます。

2.社会的信用が得やすくなる

社会的信用が得やすくなることも、高卒ニートから正社員になるメリットの一つです。正社員は、経済力や社会的地位の安定性によって信用を得やすい傾向があります。
社会的な信用度が高いと、ローンやクレジットカードの審査に通りやすいのが利点です。マイホームや車などの大きな買い物を考えている方にとっては、魅力的であるといえます。

3.キャリアアップを目指しやすくなる

高卒ニートの方が正社員として就職することで、キャリアアップを目指しやすくなるというメリットもあります。正社員は非正規社員に比べて業務の裁量や責任が大きい分、専門的な知識やスキルを身に付けられるのが特徴です。
実績や成果が評価されれば、昇進・昇給する機会も得られる可能性があります。また、習得した知識やスキルを活かして転職すれば、さらなる高待遇も望めるでしょう。

正社員に就職するメリットを知りたい方は、「正社員のデメリット・メリットとは?派遣や契約社員についても解説!」のコラムもチェックしてみてください。

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高卒ニートから挑戦しやすい未経験者OKの職業10選

高卒ニートから挑戦しやすい未経験者OKの職業10選の画像

高卒ニートの方には、営業職や工場作業員など、資格なし・未経験から挑戦しやすい仕事がおすすめです。また、就職・転職サイトを見るときは、「学歴不問」「未経験OK」と記載されている職業に注目すると、高卒ニート向けの求人を見つけやすくなるでしょう。

以下では、高卒ニートから挑戦しやすい職業と、主な仕事内容をご紹介します。職種ごとに平均年収や、実際に働いている人の高卒者の割合もまとめているので、仕事探しの参考にしてみてください

1.工場の作業員

工場作業の仕事で扱う商品は工場ごとに異なるものの、マニュアル化されている業務が多いのが特徴です。たとえば、部品の組み立てや製品の梱包、検品、清掃、搬出作業などがあります。1人で黙々と取り組めるので、「人と関わるのが苦手」「決まった作業に集中するのが好き」といった高卒ニートの方におすすめです。経験を積むことでリーダーや管理職などへ昇進し、収入がアップする可能性もあります。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「工場労務作業員」によると、工場労務作業員の全国平均年収は約340万1,000円、実際に働いている人の学歴は高卒が56.1%でした。また、入職前の実務経験も「特に必要ない」が53.7%となっていることから、未経験から就職を目指す高卒ニートの方におすすめの仕事といえるでしょう。

工場勤務の詳細が知りたい方は、「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」のコラムをご覧ください。

2.営業職

営業職は幅広い業界で必要とされる職種です。スキルよりもポテンシャルを重視し、「未経験歓迎」や「学歴不問」の求人を出している企業も多いため、高卒ニートの方も挑戦しやすいでしょう。営業活動は個人で行動することが多い傾向にあるので、自分でスケジュールを組んで働きたい方に向いています。また、成績に応じて給与以外にインセンティブ(成果報酬)をもらえる企業もあるので、努力次第では高収入も目指せるでしょう。

営業職は、取引先に自社の商品やサービスをアピールし、契約を取るのが主な仕事です。営業職の詳しい仕事内容や就職するコツについては、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムでも解説しています。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「自動車営業」によると、自動車営業の全国平均年収は約533万5,000円でした。また、実際に働いている人の学歴は、大卒が45.5%で最も高いものの、高卒も31.8%なので、高卒ニートの方も比較的挑戦しやすい仕事といえるでしょう。

3.IT系の技術職

IT系の技術職は、アプリケーション開発やネットワークなどの開発・運用などを行う仕事です。IT系の技術職は需要が高く、技術や経験のある人材を募集している企業がある一方で、スキル・実績・学歴を問わない求人も多くあります。研修制度がある企業を選択すれば、入社後に働きながら知識とスキルを身に付けられるので、IT職未経験の高卒ニートの方にもおすすめです。

IT系の技術職の平均年収は職種によって異なりますが、職業情報提供サイト(日本版O-NET)「システムエンジニア(Webサイト開発)」によると、システムエンジニアの全国平均年収は約557万6,000円でした。IT技術職はスキルによっても年収が異なるため、努力次第では高収入を目指すことも可能といえます。

IT関連の仕事については、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムで詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

4.警備員

警備員は商業施設やオフィスビル、工事現場などで人々の安全を守るのが仕事です。基本的に学歴や職歴を問われないので、高卒ニートの方が目指しやすい職業といえるでしょう。配属場所によっては、休憩時間以外は屋外で立ちっぱなしという場合もあるため、体力に自信がある方に向いています。また、非正規雇用の人材を募集している警備会社もあるので、自分に向いているか確かめたい方は、まずはアルバイトとして働いてみるのも手でしょう。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「施設警備員」によると、施設警備員の全国平均年収は約376万1,000円。また、実際に働いている人の学歴は、高卒が最も多く39.1%でした。

警備員のやりがいや年収などは、「警備員の仕事」のコラムをチェックしてみてください。

5.タクシー/トラック運転手

タクシーやトラックの運転手は、商品または人を目的地まで届けるのが主な仕事です。昨今では、インターネットで手軽に商品購入が可能になったため、運送ドライバーが不足しており求人も豊富にあります。前提として、ドライバーとして働くには普通自動車免許が必要です。加えて積載量や重量に応じた免許が必要な場合があります。

ただし、就職活動時に免許がなくても、入社後に免許取得支援制度を利用して会社の援助を受けながら取得を目指せる場合も。ドライバーを目指したい高卒ニートの方は、就職・転職サイトを見る際に、免許取得支援制度があるかどうかに注目してみましょう。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「タクシー運転手」と「トラック運転手」によると、タクシー運転手の全国平均年収は約419万円、トラック運転手が約485万3,000円でした。実際に働いている人の学歴を見ると、高卒が最も多く、タクシー運転手は32.6%、トラック運転手が68.8%となっています。

6.Webライター

パソコンを使用し、企業や個人から依頼された文章を書くのがWebライターの仕事です。たとえば、コラムやブログ、商品説明など依頼内容は多岐にわたります。文章を読んだり書いたりすることが好きな方に向いている仕事といえるでしょう。

Webライターは企業に所属するほか、フリーランスとして働く方法もあります。会社以外の場所で仕事ができる場合もあるので、1人で集中して作業を進めたい方や、在宅ワークを探している高卒ニートの方にもおすすめです。

「Web系の仕事を10種類紹介!SIer企業との違いや必要なスキルも解説」のコラムでは、WebライターをはじめWeb系の職種を紹介していますので、ぜひご覧ください。

7.事務職

事務職は、文書作成やデータ入力、来客時の対応などが主な仕事です。また、社内にある書類の整理や管理を行います。業務でパソコンを使用するため、パソコン操作の基礎知識のほか、ExcelやWordなどのスキルを求められることも。事務職は未経験者を募集する企業もあり、残業が比較的少ないといった特徴から、一般的に人気のある職種といわれています。

事務職は、ワークライフバランスを大切にしたい方や、デスクワークを希望している高卒ニートの方におすすめです。「ニートから事務職の正社員になれる?押さえておきたいポイントを紹介」のコラムでは、ニートから事務職を目指す際のポイントを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「一般事務」によると、一般事務の全国平均年収は約510万9,000円です。入職前の実務経験は、「特に必要ない」が54.2%と半数を超えていることから、未経験者も挑戦しやすいといえるでしょう。
実際に働いている人の学歴は大卒が41.7%、高卒は20.8%にとどまっているものの、事務職では学歴を不問とする企業もあります。

8.機械系エンジニア

機械系エンジニアは機械の製作や設置、運用を行うのが主な仕事で、「メカニカルエンジニア」と呼ばれることもあります。既存の機械だけでなく、新しい機械を提案したり、デザイン設計を行ったりする場合もあるようです。扱う製品は企業によって異なり、自動車や航空機、家電、産業ロボット、医療機器など多種多様。「機械をいじるのが好き」「社会の役に立つ機械を開発したい」といった高卒ニートの方におすすめです。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「自動車技術者」によると、自動車技術者の全国平均年収は約712万円でした。実際に働いている人の学歴は、大卒が最も多く56.9%、高卒は23.5%。学歴や資格を不問とする企業もあるので、機械系エンジニアに必要な知識を自分で学び、選考時に意欲をアピールできれば、高卒ニートからの就職も不可能ではないでしょう。

「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムでは、機械系エンジニアを含め、エンジニアの仕事の種類や、就職を目指す際の勉強方法などをご紹介しています。

9.接客スタッフ

接客スタッフは、お客さまが快適に過ごせるよう声かけや臨機応変な対応でおもてなしを行います。接客のスタッフの主な業務としては、商品の説明や注文、会計、サービスの案内などさまざまですが、特別な資格やスキルを必要としない場合も多く、高卒ニートの方も挑戦しやすいでしょう。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「接客担当(ホテル・旅館)」によると、接客担当(ホテル・旅館)の全国平均年収は約329万6,000円です。また、高卒から接客担当になった人は全体の44.4%で、ほかの学歴に比べて多いことが分かりました。

接客スタッフが活躍する場としては、ホテルや旅館以外にもスーパーやレストラン、アミューズメント施設などが挙げられます。

正社員

スタッフ職

  • 年収 304万円 ~ 426万円

  • 未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり

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10.建設作業員

建設作業員は、建物や公共物の建設作業を行います。外での作業も多く、体力に自信のある方向きの仕事といえるでしょう。周囲の人と協力して作業を進めるため、コミュニケーション能力も求められます。特別なスキルがなくても挑戦しやすいため、高卒ニートからの就職を目指せるでしょう。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)「建設・土木作業員」によると、建設・土木作業員の平均年収は約411万1,000円です。建設作業員のうち、64.4%と過半数以上が高卒から就職しています。

建設作業員の仕事内容については、「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」のコラムをご一読ください。

参照元
職業情報提供サイトjob tag(日本版O-NET)
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高卒ニートから公務員は目指せる?

公務員試験に合格すれば、高卒ニートから公務員になることが可能です。なかには学歴が求められる職種も存在するものの、基本的には公務員試験に受験資格は定められていない場合が多いでしょう。

ただし、公務員試験には、年齢制限が定められている場合があります。何歳まで受験できるかは地方によっても異なるため、まずは受験を検討している試験の年齢制限をチェックしてみてください。

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状況別!高卒ニートが社会復帰に向けてやるべきことは?

状況別!高卒ニートが社会復帰に向けてやるべきことは?の画像

ここでは、高卒ニートの方が就職に向けて何をやるべきかを紹介します。高卒ニートになったからといって「人生終わり」ということは決してありません。以下を読んで、自分の状況に合わせてできることから始めてみましょう。

高卒後すぐニートになった場合

高卒後すぐニートになった方は、正社員を目指して就活を始める前に、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用社員として働いてみるのがおすすめです。「いきなりフルタイムで働くのはハードルが高い」と感じる方は、週3日で1日3〜5時間程度であれば、スタートしやすいでしょう。

非正規雇用社員であっても、業務に関するスキルや経験を身に付けることは可能です。業務を通じてコミュニケーション能力の向上も図れるでしょう。働くことで得たものは、その後の就職活動でもアピールできるうえ、達成感や自信にもつながります。

高卒後フリーターを経験してからニートになった場合

フリーターとしてアルバイトを経験したあとに高卒ニートになった方は、自己分析を行って自分の特性や仕事に対する価値観を探ってみましょう。学生時代や過去のアルバイト経験を振り返り、「好き/嫌いだった作業」「嬉しかった/不満に感じていたこと」などを書き出してみるのがおすすめです。

仕事に何を求めるかが明確になれば、就職・転職サイトで求人を探すときも応募する企業を絞りやすくなります。自己分析のやり方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムで解説しているので参考にしてみてください。

高卒後に一度就職してからニートになった場合

高卒後、一度就職してからニートになった場合は、退職を決意したきっかけや「なぜ仕事を継続できないと感じたか」を考えてみましょう。たとえば、人間関係のトラブル、給与や福利厚生に対する不満、仕事とのミスマッチなど、きっかけは人それぞれです。退職理由を明確にしたうえで企業の情報を集めれば、再び同じ理由で退職することを避けられます。

なお、正社員として働いていた経験は職務経歴書に記入できるので、就職活動の際は自信を持ってアピールしましょう。退職理由の伝え方のコツは、「前向きな退職理由で好印象を与えよう!転職時の面接のコツや例文を紹介」のコラムで詳しく解説しています。

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高卒ニートからの就職活動を成功させる7つのコツ

高卒ニートからの就職活動を成功させる7つのコツの画像

高卒ニートの方が就職を目指すときは、自分のアピールポイントを見つけたり、職種を幅広く調べたりするのが成功のコツです。「高卒ニートから就職できるの?」と不安を感じている方は、以下のポイントを押さえて就職活動を進めましょう。

高卒ニートからの就職活動を成功させる7つのコツ

  • できるだけ早く就職活動を始める
  • 自己分析をしてアピールポイントを見つける
  • さまざまな職種の求人を見てみる
  • 企業の情報を集める
  • 面接の練習をする
  • ニート期間がある理由を説明できるようにしておく
  • 資格取得やスキルを身に付ける

1.できるだけ早く就職活動を始める

このコラムの「高卒ニートから正社員として就職することは可能?」でも述べたように、高卒ニートから正社員を目指す場合は早めに行動することが大切です。特に、20代のうちであれば「未経験でも採用してから自社で教育しよう」と考える企業もあるため、高卒ニートからの就職を成功させやすいでしょう。

30歳以降は即戦力となり得るようなスキルのある人材が重宝される傾向にあるため、就職を思い立ったらすぐに行動に移すことをおすすめします。早めに就活するべき理由は、「20歳ニートが就職するためのコツ!若さを武器に正社員になろう」のコラムでも紹介しているので、ぜひご一読ください。

2.自己分析をしてアピールポイントを見つける

就職活動の際は、自己分析をして自分のアピールポイントを見つけることが大切です。把握した内容は、説得力のある志望動機や自己PR、面接での回答を考えるのに役立ちます。

とはいえ、「アピールできる要素がない」と感じている高卒ニートの方もいるでしょう。そのようなときは、過去の出来事から自分の長所や短所、困難に対しどのような解決策を見出したかを洗い出すと自分の強みが見えてきます。

自己分析は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転 職活 動での必要性を解説」のコラムで紹介している動画を参考に行ってみてください。また、「ニートの履歴書の書き方を例文つきで解説!就職活動を成功に導く方法とは?」のコラムでは、履歴書作成のポイントを解説し ています。

3.さまざまな職種の求人を見てみる

就職したい企業や業界を絞り過ぎると選択肢を狭めてしまうため、一度興味のある仕事以外にも目を向けてみるのがおすすめです。

自分がやりたい仕事や、企業に求める条件をもとに就職先を決めるのは間違いではありませんが、こだわり過ぎると就職のチャンスを逃してしまう可能性もあります。思わぬ職種が自分に合っていることもあるので、「A社だけに応募しよう」「自分には●●しか向いていない」などと決め付けず、視野を広げて求人を探してみましょう。

未経験歓迎や人手不足の求人を探すのもおすすめ

未経験歓迎や人手不足の求人を探すのもおすすめです。未経験者を歓迎している求人は、特別なスキルや経験を求められない傾向にあるので、社会人経験のない高卒ニートの方も安心して応募できます。また、入社後に新人研修を行っている企業もあるので、仕事を一つひとつ時間をかけて覚えていける点もメリットといえるでしょう。


人手不足の業界は、比較的求人数が多い傾向にあることから、応募条件や就業の難易度が低くなりやすいといえます。そのため、高卒ニートからも挑戦しやすいでしょう。


人手不足業界の見極め方は、「人手不足の業界の見極め方とは?原因やメリット・デメリットも解説」のコラムで紹介しているので参考にしてみてください。

4.企業の情報を集める

就職活動の際は就職・転職サイトだけでなく、企業のWebサイトやSNSなどから情報を集めることも重要です。これを「企業研究」といいます。事業内容や企業理念、求める人物像などが把握できれば、自分がその企業にマッチしているかを見極められるでしょう。

就職・転職サイトの情報だけでは分かりにくい、社内の雰囲気や実際の業務内容を知りたい場合は、就職・転職エージェントを活用するのもおすすめです。若者を対象とした就職・転職エージェントのハタラクティブでは、企業に直接インタビューを行った求人を取り扱っているので、ぜひご相談ください。

5.面接の練習をする

応募する企業が決まったら、ニートになった理由や志望動機などをスムーズに回答できるよう面接の練習をしましょう。就職活動の面接では、入退室時のマナーや声の大きさなども評価の対象となります。本番で緊張したり回答につまったりしないためにも、入室から退室までの流れを何度も練習しておくのがポイントです。

なお、「高卒ニートという事実を伝えたくない」と感じても面接で嘘をついてはいけません。学歴や経歴を偽ることは経歴詐称に該当します。経歴詐称の事実が発覚すれば、内定取り消しや解雇になる恐れもあるでしょう。ニートの期間を、前向きな言葉に変換させたうえで入社意欲を伝えましょう。

面接練習のやり方や空白期間の効果的な伝え方は、「ニートの面接対策を解説!空白期間の答え方や自己紹介の例文を紹介」のコラムをご参照ください。

面接時は身だしなみにも気を配ろう

高卒ニートから正社員への就職活動を成功させるには、清潔感のある服装や髪型に気を付けることが大切です。シワのあるスーツや就活に適していない髪型で面接を受けた場合、「マナーが分かっていない」というマイナスの印象を与えてしまうことも。面接では第一印象が重要になるため、好印象を与えられるようきちんとした身だしなみを心掛けましょう。


面接時の服装マナーについては、「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムでご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

6.ニート期間がある理由を説明できるようにしておく

高卒ニートからの就職活動を成功させるには、ニート期間がある理由を説明できるようにしておく必要があります。なぜなら、ニート期間があると、高確率でその時期に何をしていたのかを面接で聞かれるからです。

質問に答えられなかったり、曖昧な回答をしてしまったりすると、「就職する気がないのでは?」「就職してもすぐに辞めてしまうのでは?」と懸念される可能性もあります。そうならないためにも、ニート期間がある理由と、その時期に何をしていたのかを説明できるように準備しておくことが大切です。

ニート期間がある理由を説明するときに、ニートから「就職しようと思ったきっかけ」や「就職するために努力したこと」などもあわせて伝えられると、就職への意欲をアピールできるでしょう。

7.資格取得やスキルを身に付ける

高卒ニートから正社員を目指すために資格取得やスキルを身に付けるのもおすすめです。就職活動の際に資格やスキルを持っていると、職種によっては選考を有利に進められる可能性があります。

資格やスキルを取得する際は、自分が応募する業界や職種で使えるものを取得するようにしましょう。たとえば、一般事務や経理の仕事を目指す場合はMOSや簿記、英語を使用する企業に就きたい場合は、英検やTOEICなどが挙げられます。

また、面接時に資格取得が間に合わなかったとしても、就職するために努力していることは評価につながる可能性があるので、資格やスキル取得の勉強をしている旨をアピールするのも一つの手です。

「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法や就活のコツもご紹介!」のコラムでは、おすすめの資格と勉強法を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

高卒ニートの場合はアルバイトから始めるのも一つの手

前述のとおり、高卒ニートからいきなり正社員を目指すことに抵抗がある場合は、アルバイトから始めるのも一つの手といえます。アルバイトから始めることで正社員就職への不安がある方も、働くことへのハードルが少し下がり、挑戦しやすくなるでしょう。


アルバイトから始める際は、いきなりフルタイムで働くのではなく週3回や1日5時間程度から始め、徐々に慣らしていくことをおすすめします。
アルバイトでの経験も就活に活かせる可能性もあるので、就職したいと思っている仕事と同じ業界や職種のアルバイト先を選ぶのが望ましいでしょう。

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高卒ニートからの就職先はどうやって見つける?

高卒ニートからの就職先はどうやって見つける?の画像

「就職できるか心配」「仕事の探し方が分からない」という高卒ニートの方は、就職・転職サイトだけでなく、ハローワークや就職・転職エージェントなどの支援サービスを活用するのがおすすめです。以下では、就職先を見つける方法と、それぞれのサービスの特徴を解説します。

就職・転職サイトで検索する

就職・転職サイトは、スマホやパソコンなどから手軽に求人を検索できます。また、勤務地や職種のほか、「未経験OK」や「高卒」「学歴不問」のように、条件を絞って自分に合う仕事を探すことも可能です。

多様な求人を多数掲載している就職・転職サイトのほか、特定の職種や年代に特化しているもの、女性向けのサイトなどさまざまな種類があります。「どのサイトが自分に適しているのか分からない」という場合は、複数の就職・転職サイトで求人を探してみるのがおすすめです。

ハローワークを利用する

ハローワークは、国が運営する就職支援サービスです。全国各地にあり誰でも無料で利用できます。求人検索や窓口での就職相談、職業訓練を受けることも可能です。また、ハローワークは地元の求人が豊富といった特徴もあるので、住まいの近くで働きたい高卒ニートの方におすすめのサービスといえます。

ハローワークの利用方法をさらに詳しく知りたい方は、「ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説」のコラムもチェックしてみてください。

職業訓練やサポステ・ジョブカフェの利用もおすすめ

就職をする前に職業訓練を受けたり、サポステやジョブカフェを利用したりすることもおすすめします。職業訓練は、就職に役立つスキルを無料で身に付けられる公的制度で、ハローワークからの申し込みが可能です。

 

「地域若者サポートステーション」は通称「サポステ」と呼ばれており、働くことに不安を感じている15〜49歳向けの就職支援を行っているます。ハローワークと同様、国が運営する就職支援サービスです。

 

「ジョブカフェ」は、就学や就職していない15〜49歳の方へ就職相談や面接練習など就活に関するサポートを行っています。どちらもサービスは無料なので、気になる方はぜひ利用を検討してみましょう。
サポステやジョブカフェの詳しいサービス内容を知りたい方は、「ジョブカフェはニートも利用できる?年齢層やハローワークとの違いを紹介」のコラムもあわせてご覧ください。

 

参照元
厚生労働省
人材開発
若者への就職支援

就職・転職エージェントに相談する

就職・転職エージェントとは、民間の就職支援サービスです。エージェントごとに得意とする業界や、対象とする年齢層が設定されています。無料で利用可能な場合が多いほか、求職者一人ひとりにアドバイザーが付き、求人を紹介してもらえるのが特徴です。また、プロの視点から応募書類や面接に関するアドバイスをしてくれるので、「アピールの仕方に不安がある」という高卒ニートの方も安心して就職活動を進められます。

就職したいとお考えの高卒ニートの方は、ぜひハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。未経験歓迎や学歴不問の求人を多数取り扱っています。最短2週間で内定を得られるので、ニート期間を伸ばしたくない方にもおすすめです。
非公開求人も取り扱っているので、自分では見つけられなかった企業に出会える可能性もあるでしょう。また、ハタラクティブで取り扱う求人は、企業へ直接インタビューしているので、応募前に詳しい仕事内容や社内の雰囲気などをお伝えすることも可能です。

経験豊富なプロのキャリアアドバイザーが、あなたの経歴や希望に合う仕事をご提案するだけでなく、応募書類の書き方アドバイスや自己分析のサポートなども行います。そのほか所要時間1分程度でできる適職診断も利用可能です。登録・利用は完全無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

高卒ニートからの就職に関するお悩みQ&A

ここでは、高卒ニートの方によくあるお悩みをQ&A形式で紹介します。

19歳の高卒ニートがうまく就活を進めるコツは?

19歳の高卒ニートの場合、ニート期間も短めで年齢も若いため、ポテンシャルを活かして就活を進めることができます。空白期間が長引くほど就活の難易度も高くなる傾向にあるため、できるだけ早めに就職活動を始めるのがおすすめです。自己分析や就職サイトへの登録など、できることから少しずつ取り組んでみましょう。

19歳からの就職活動については「19歳で就職を成功させるには?おすすめの仕事もご紹介」のコラムでも解説していますので、あわせてご一読ください。

職歴なしの高卒ニートから就職できる?

職歴がない高卒ニートの方も就職を目指すことは可能です。高校を卒業後すぐにニートになった18歳や19歳、あるいは数年経過した24歳や25歳であっても、年齢が若いうちは意欲やポテンシャルを評価してくれる企業は多くあります。

就職を成功させたい高卒ニートの方は、「ニートで職歴なしの人は就職できる?おすすめの仕事や就活の進め方をご紹介」のコラムも参考にしてみてください。

高卒ニートの女性の正社員就職におすすめの職種は?

高卒ニートの女性には、IT系や接客業、営業職、事務職などの職種がおすすめといえます。高卒ニートからの就職は、男性・女性関係なくできるだけ早く就活を始めることが、就職を成功させる鍵です。自分に合った職種を見つけ、早めの行動を心掛けましょう。

「就職したい女性ニートにおすすめの仕事は?職歴なしで就活するコツ」のコラムでは、女性ニートの方におすすめの職種や就職を叶えるコツを紹介しているので参考にしてみてください。

やりたいことがない高卒ニートの仕事の探し方は?

高卒ニートの方でやりたいことがない場合は、第三者の意見を聞いてみるのがおすすめです。家族や友人のほか、プロの目線でアドバイスを受けられる就職・転職エージェントを利用してみるのも一つの手でしょう。

就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、一人ひとりの適性に合った求人をご紹介します。「自分に合う仕事が分からない」「就職・転職サイトでは見つけられなかった」という高卒ニートの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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