企画の仕事内容とは

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◆地道な市場調査で新商品を生み出す、商品企画の仕事

商品企画は一言でいうと、新商品の提案・開発を行う仕事。業務の領域は企業によって異なりますが、市場調査で消費者のニーズを分析して商品のアイデアやコンセプトを練り、プレゼンをして決定権を持つ部署にOKをもらうのが一般的な流れです。

商品企画というと華やかなイメージがあり新卒の学生にも人気の職種ですが、実際には調査分析に割く時間が多く、地道な仕事ぶりが求められる職種でもあります。商品企画の仕事には社会的な影響力の大きい製品を生み出すチャンスがありますが、その前提として市場のニーズを探る地道な仕事が大切になってきます。市場調査の具体例としては、顧客にアンケートをとったり既存の類似商品がないか確認したりする方法が挙げられるでしょう。

商品のコンセプトを固めていく段階では、アイデアが技術的・予算的に可能なのか、類似商品と比べて目新しい点があるかといったさまざまな要素を考えなければなりません。そのため商品企画には、クリエイティブな発想力とともに、客観的な思考力が必要になってくるでしょう。

なお、商品企画は1つの商品を1人で担当することもあれば、チームで企画する場合もあります。

◆データにもとづいて戦略を立てる、営業企画の仕事

営業企画は営業部門が売り上げを達成するための戦略を立て、具体的な目標を設定します。営業の人が働きやすい環境を構築するのも営業企画の役割で、営業職を経て営業企画に就くケースが多いようです。

具体的な業務内容として挙げられるのは、マーケティングにもとづいた戦略の立案や課題分析、提案資料の作成など。目標設定では「こうあって欲しい」という理想を掲げるのではなく、顧客や市場の動向を調査分析した上で実現性のある数字を提示します。

◆経営者のパートナー、経営企画の仕事

市場調査や各部署から得られたさまざまなデータをもとに、経営の計画を立てそれぞれの部署に実行を促すのが経営企画の仕事です。小規模な会社では社長が1人で経営企画を担当するケースが多いですが、規模の大きな企業では組織的な経営企画の運営が行われています。

具体的な業務の一つは、集まったデータをもとに役員が参加する「経営会議」に必要な資料を作成すること。関係者との日程調整や会議内でのプレゼンテーションなど、会議全体の調整・進行も経営企画の仕事です。

そして、経営会議で決定した方向性に対して具体的な目標を設定するのが経営企画の重要な役割。事業部門ごとの戦略や新規事業に関する立案を行い、各部署に実行させていく流れです。

ほかに、株主総会の運営や、法令にのっとった企業経営のための社内ルール策定なども経営企画の領域となります。

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