送り状なしの履歴書は嫌われる?送り状の基本まとめ

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この記事のまとめ

  • ビジネスの世界では送付物に「送り状」をつけるのが基本ルール
  • 就活でも送り状を書くことで印象アップが図れる
  • 送り状はビジネスマナーを守って作成しよう
  • 送り状に簡潔な自己PRを入れると相手の記憶に残りやすい
  • 送り状はフォントや行間を工夫し見やすくしよう

ビジネスの場で一般的な「送り状」。
就活の際に送り状を使いこなすと、「マナーが守れる学生」と人事に好印象を与えられるかもしれません。
送り状について知らない方は、コラムで書き方を学びましょう!

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◆送り状の必要性とは

ビジネスの世界では、書類を送付する際「送り状(※)」をつけるのがルールです。
最近では就活でも送り状をつけるのが一般的になってきているので、「知らなかった」という人は書き方や盛り込む内容について覚えておきましょう。

就活で送り状が選考に与える影響は、合否を決定するほどには大きくないと思われます。ただ、送り状があると担当者にマナーができていると印象づけられるので、迷った際はつけることをおすすめします。
なお、送り状はあくまで郵送の場合につけるもので、履歴書を企業に持参し手渡しする際は必要ありません。

※添え状、送付状、カバーレターともいう


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◆送り状のポイントと構成内容

パソコンと手書きどちらで作成しても構いませんが、修正が簡単でテンプレートが豊富という点でパソコンを利用する人が大多数のようです。
送り状には決められたフォーマットがあるわけはないので、自分でオリジナルの形式を作成しても構いませんし、フリーのテンプレートを活用しても問題ありません。

送り状は、「ビジネスマナーが守られている」「簡潔で伝わりやすい」と言う2点を念頭において作成しましょう。
インターネットを利用すると様々なテンプレートを見つけられるので、自分が使いやすそうなものをダウンロードすると良いでしょう。

送り状の具体的な構成内容については以下をご確認ください。


【送付年月日】
投函する日付を書類の右上に記載しましょう。

【宛名】
1行目に会社名、2行目に部署名や担当者名を書きます。
企業や部署宛は「〇〇御中」、個人宛は「〇〇様」としましょう。
記載する場所は書類の左側で、日付よりやや下にくるようにします。

【自分の氏名、連絡先】
書類の右側、宛名より下の位置に記入します。
新卒の方は大学名、学部名から書き始め、行を変えて名前と住所、電話番号を書き入れましょう。

【頭語+時候の挨拶】
ビジネスレターでは、本文の冒頭に「拝啓」などの頭語と時候の挨拶を入れることになっています。
時候の挨拶では必ずしも季節の話題に触れる必要はなく、「貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます」というような、年間を通して使える表現を覚えておくと便利です。

【簡単な自己PR】
送付状の役割は「書類を送付する旨」を伝えることですが、プラスアルファとして簡単な自己PRを入れるのがおすすめ。
求人に応募した動機や入社後活かせる自分の強みについて簡潔に記載してみましょう。

【結語】
結語とは、文章の結びの言葉のことです。頭語が「拝啓」だった時の結語は「敬具」。
ほかに、頭語が「謹啓」だった時の結語は「謹言」という風に、頭語と結語の組み合わせには一定のルールがあります。

【同封した書類と枚数】
本文の下の中央部分に「記」と書き、そのさらに下の行に同封する書類の種類と枚数を箇条書きしていきます。
全て書き終わったら、書面の右下に「以上」と記入しましょう。


◆送り状を作成する上での注意点

送り状は今までにご説明した通り、宛名を省略しない、挨拶を忘れないなど、ビジネスマナーを守った上で作成しましょう。
また、内容が完璧であっても字が雑で読めないのでは良い印象にはなりません。パソコンで作成する場合もフォントの大きさや行間、適度な改行に気を配り、見やすい書面になるよう心がけます。
送り状の紙の大きさは、ほかの書類と同じサイズにすると良いでしょう。

また、自己PRを入れることをおすすめしましたが、極端に長い文章量になると「送り状の意味がわかっていないのでは?」と思われる可能性が。自己PRの詳細はその他の応募書類や面接で述べるべきなので、送付状には簡潔な内容のみを記載します。

◆ハタラクティブでは書類作成を指導します!

履歴書や職務経歴書、送り状にはさまざまなルールや評価を上げるためのポイントがあり、1人で完璧な書類をつくるのは難しいものです。
書類の書き方に迷った時は、ハタラクティブのアドバイザーに相談してみませんか?

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