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楽な仕事しかしない人がいる…どうすれば良い?原因や対処法を解説!
更新日
この記事のまとめ
- 楽な仕事しかしない人は職場で嫌われやすい
- 楽な仕事しかしない人には自己中心的な考えや、きつい仕事をしたくない気持ちがある
- 楽な仕事しかしない人に困ったら、本人との対話や上司への相談などで対処しよう
- 一般的に楽な仕事とされやすい要素は、「残業が少ない」「職場の人間関係が良好」など
- 長期的に働き続けるには、自分の適性に合った仕事を探すことが大切
「職場に楽な仕事しかしない人がいて困っている…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。楽な仕事しかしない人がいると、チームや同僚がその人の仕事をカバーしなければいけないため、周囲が大変な思いをすることがあります。このコラムでは、楽な仕事しかしない人の特徴や対処法をご紹介。楽な仕事がしたいと思っている人向けに仕事の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
楽な仕事しかしない人はどう見られる?
いつも楽な業務や仕事しかしない人は、同僚から嫌われたり信頼されなくなったりする末路が待っています。
仕事は自分一人だけでは成り立たないことが多いもの。周囲と協調し合いながら進める必要があるにも関わらず、楽な仕事しかしない人がいると、そのぶん周りにしわ寄せが行ってしまいます。そうなれば、「なぜあの人ばかり楽な仕事をしているのか?」「どうしてこちらが負担しなければいけないのか?」といった不満が生まれることもあるでしょう。
「職場で嫌われる人の特徴や原因とは?対処法を知って状況を改善しよう!」のコラムでは、楽な仕事しかしない人のほかに、嫌われてしまう行動や考えを紹介しています。対処法もまとめているので、参考にしてください。
楽な仕事しかしない人が嫌われる3つの理由
楽な仕事しかしない人が嫌われる3つの理由
職場で楽な仕事しかしない人が嫌われる主な理由には、「不平等に感じる」「楽をして仕事が早いと評価される」「仕事を他人に押しつける」などが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
1.不平等に感じるから
楽な仕事しかしない人は、きつい仕事をしている人から不平等だと思われていることも少なくありません。働いている人の中には、「もう少し楽な仕事がしたい…」「今の仕事がつらい…」と感じている方もいるからです。そのため、職場できつい仕事から逃げ、楽な業務ばかりしていると「あの人だけ不平等だ」と、思われてしまう可能性があるでしょう。
2.楽をして「仕事が早い」と評価されるから
楽な仕事しかしない人は、上司から仕事ができる人だと思われることもあります。なぜなら、きつい仕事よりも楽な仕事のほうが早く終わる傾向にあるからです。そのため、同僚が残業をしている中、楽な仕事しかしない人は定時で帰るということも。状況をわかっていない上司からは、仕事の早い優秀な人だと思われているケースもあるでしょう。
しかし、楽な仕事しかしない人だと知っている同僚からは、嫌われたり、陰口を言われたりする可能性が考えられます。自分はきつい仕事を遅くまでやっているのに、楽な仕事だけやって定時で切り上げている人に対して不満が生まれるからです。
3.きつい仕事は他人に押しつけるから
楽な仕事しかしない人の中には、きつい仕事が回ってくると部下や同僚に押しつける人もいるようです。楽な仕事しかしない人は自分が楽をすることだけを考える傾向にあります。そうなると、周囲がその人の分の仕事をカバーしなければいけません。
楽な仕事しかしない人がいることで、ほかの人の仕事量が増えてしまうのです。結果的に、楽な仕事しかしない人が得をし、それ以外の人は不利益を被ってしまう形となります。
職場で楽な仕事しかしてこなかったために孤立感を抱いている方は、「職場で孤立したら?孤独を感じる理由や対処法を解説」の対処法や改善方法をぜひ参考にしてください。
楽な仕事しかしない人にありがちな3つの特徴
楽な仕事しかしない人にありがちな3つの特徴
楽な仕事しかしない人には、「きつい仕事はしたくない」「出世や成果に興味がない」「自己中心的な考え方をする」などの特徴があります。下記をチェックし、自分の職場にいる「楽な仕事しかしない人」について考える際の参考にしてください。
1.しんどい仕事やきつい仕事はしたくない
楽な仕事しかしない人は、しんどい仕事やきつい仕事はできるだけしたくないと考えているようです。「自分の仕事しかしないことの何が悪い」という考えのため、最低限の仕事しかしません。プロジェクトで問題が発生した際や、何かのリーダーやまとめ役を決める際など、手間が掛かったり責任が伴ったりする仕事には、極力関わらないよう行動するでしょう。
2.出世や成果にあまり興味がない
楽な仕事しかしない人は、成果を出して出世したいという気持ちがあまり強くない特徴もあるようです。成果を出して出世するためには、きつい仕事を率先して引き受け、上司からの評価を得る必要があります。楽な仕事しかしない人はそのようなことは考えず、とにかく楽な仕事でお金を稼ぐことに重きを置いているといえるでしょう。
3.自己中心的な考え方をする
楽な仕事しかしない人は自己中心的な傾向にあります。冒頭で触れたように、どんな職場や仕事であっても、一人だけで完結することは難しいでしょう。サービスや商品が生まれるまでには、多様な業種・職種や消費者など、多くの人が関わっているからです。
しかし、楽な仕事しかしない人は、自分だけが楽できれば良いという自己中心的な考えを持っており、周囲がつらい思いをしても、あまり気に留めないでしょう。楽な仕事しかしない人は自分以外への関心が薄いため、他者に迷惑を掛けているという実感が少ないと考えられます。
職場に楽な仕事しかしない人がいて困っている方は、「職場の嫌いな人にはどう対応したらいい?関わりたくないときの対処法を紹介」で職場の嫌いな人に対する振る舞い方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
楽な仕事しかしない人に困ったときの対処法
ここでは、楽な仕事しかしない人への対処法や関わり方を解説します。「職場に楽な仕事しかしない人がいて周囲が迷惑している」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
本人と信頼関係を築く
楽な仕事しかしない人をなんとかしたい場合、まずは本人と信頼関係を築くことが大切です。本人と信頼関係を築いて楽な仕事しかしない本当の理由を引き出せれば、必要な対話が行えます。逆に、信頼関係のない状態で注意をすると、職場の雰囲気が悪くなったり、その人が逆上してしまったりするリスクがあるでしょう。
現状の根本的な解決を望むのであれば、ただ注意するのではなく、その人が「なぜ楽な仕事しかしないのか」を知る必要があります。本人と信頼関係を築いたうえで、自分や周囲が迷惑していることを伝えれば、本人が行動を改めてくれる可能性が高まるはずです。
職場に嫌いな人がいて困っている方は、「職場に嫌いな人いる…人間関係のストレス対処法とは」で対処法や問題の解決方法を解説しているので、ぜひご参照ください。
上司に相談する
楽な仕事しかしない人について上司に報告し、注意してもらうのも一つの方法です。目上の立場である上司から注意されれば、楽な仕事しかしない人も考えや行動を変える可能性が高いでしょう。「楽な仕事しかしていない人がいる」という事実を上司が把握していないケースも多々あるので、職場の風通しを良くする意味でも、上司に相談するのは有効です。
楽な仕事しかしない人が上司だった場合の対処法については、「嫌いな上司との上手な付き合い方とは?特徴や限界を感じた時の対処法を紹介」をぜひ参考にしてください。
自分も楽な仕事がしたいと考える人へ
職場で人間関係の悩みがあったり、業務量が多くストレスを感じていたりすると、「楽な仕事に就きたい」と思うこともあるのではないでしょうか。人によって仕事に対する「楽」の感覚は異なるものの、楽な仕事と考えられやすい主な要素としては、「休日が多い」「職場の人間関係が良好」「残業が少ない」などが挙げられます。一般的に楽な仕事とされやすい要素は、以下のとおりです。
- ・休日が多い
- ・職場の人間関係が良好
- ・1人で作業を進められる
- ・残業が少ない
- ・ルーチンワークで負担が少ない
- ・単純作業で黙々と取り組める
- ・仕事の責任が少ない
- ・チームプレーで助け合える
- ・仕事のノルマがない
人間関係の煩わしさや長時間の残業といったネガティブな要素がなければ、楽な仕事と考える人が多い傾向にあるでしょう。楽な仕事の種類や特徴が知りたい方は、「楽な仕事はある?楽だと感じやすい職種14選をご紹介」をチェックし、あなたに合った仕事を見つけてみてください。
「楽」なイメージがある仕事は?
「事務職」は基本的にデスクワークで、自分のペースで仕事を進められる場合が多いことから、楽なイメージを持つ人が多いようです。「警備員」「工場の作業員」「ビルメンテナンス」など、黙々と一人で作業をこなせる仕事に魅力を感じ、楽だと思う人もいるでしょう。
ただし、どのような仕事にも、働いていれば苦労や責任が伴うものです。就職後に後悔することがないよう、仕事を決める際は、その職種に就くメリット・デメリットを事前に考えたうえで選択しましょう。
「楽な仕事」よりも「自分に合う仕事」を探そう!
長期的に働き続けるには、「楽な仕事かどうか」よりも、自身の適性に合った仕事に就職することが大切です。たとえば、単純作業の仕事を「楽」と感じるかは、その人の性格や価値観によります。一人で作業を進めるのが得意な人にとっては楽な仕事でも、チャレンジ精神が旺盛な人にとっては大変な仕事である場合も。
自己分析や業界・企業研究を深め、それらの情報をもとに自分の適性や価値観にマッチする仕事を探しましょう。「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」のコラムでも、自分に合う仕事の探し方を解説していますので、参考にしてください。
「楽な仕事しかしない人がいる…転職すべき?」「自分に向いている仕事がわからない」とお悩みの方は、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層を対象とした転職・就職エージェントです。経験豊富な就活アドバイザーが丁寧なヒアリングのもと、あなたに合うお仕事をご紹介します。応募書類の添削や面接対策などもマンツーマン体制で実施。疑問や不安を相談しやすいので、転職活動が初めての方も安心です。
後悔しない就職先を選択できるよう、企業風土や仕事内容の詳細、その会社で働くメリット・デメリットを事前にお伝えいたします。サービスの利用はすべて無料のため、ぜひお気軽にご相談ください。
楽な仕事に関する疑問Q&A
ここでは、楽な仕事に関する疑問をQ&A方式で解決していきます。
単調な仕事にはどんなものがある?
事務職やルート営業、工場の作業員などが代表的です。
事務は書類作成や来客対応、ルート営業は固定客への営業、工場作業員はライン作業などがメイン業務。1日あたりの納品・達成目標件数や詳細な作業内容は変わるものの、作業手順が大きく変わることは少ないでしょう。具体例は、「単調な仕事をしたい!どんな仕事があるの?」でもご紹介しています。
体力面が楽な仕事には何がある?
事務職やSE(システムエンジニア)、PG(プログラマー)、受付スタッフなどデスクワークの職種は、比較的体力面の負担が少ないと考えられます。ただし、人と接する機会は多め。選考時にはコミュニケーション力があることを示す必要があるでしょう。「覚えることが少ない仕事とは?正社員の楽な仕事や負担が少ない仕事を紹介」で各職種についてまとめているので、参考にしてください。
デスクワークのデメリットは?
デスクワークは運動不足による体力低下やむくみ、腰痛など身体に不調が起こりやすいです。
パソコン作業による眼精疲労や肩こりも問題視されています。「デスクワークは体力を使わないから楽そう」と安易に考えず、自分に合っている職業か見極める必要があるでしょう。「デスクワークの仕事とは?メリット・デメリットやお悩み解決法を紹介!」でメリット・デメリットを把握してみてはいかがでしょうか。
適職を見つけるにはどうすれば良い?
まずは志望企業・職種を選ぶ前に、自分の「就職の軸(仕事に求めるもの)」を定めましょう。
過去を振り返り、得意なことや興味のあるものを精査することで、「入社後に活かせる能力」「どんなところで、どう活躍したいか」がわかっていきます。より詳しい適職の見つけ方は「自分の適職が分からない…向いている仕事を見つける方法とは?」でご紹介。ハタラクティブでもお伝えしているので、ぜひご利用ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。