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仕事が見つからないときの対処法!年代別の探し方や相談先も紹介
更新日

この記事のまとめ
- 仕事が見つからない理由には、勤務条件に対する理想の高さや自己分析不足などがある
- 仕事が見つからないときには自己分析をやり直し、キャリアビジョンを考えよう
- 仕事が見つからないと焦るときには、リフレッシュやスキルアップの勉強がおすすめ
- なかなか仕事が見つからないときには、公的な経済支援制度を利用できる場合もある
- 1人での就活で仕事が見つからないときは就職・転職エージェントのサポートを受けよう
仕事が見つからないと、焦りや「お金がない」という不安で悩む方もいるでしょう。数ある求人の中から応募先を絞りきれずに仕事が見つからない方は、自己分析の見直しも重要です。
このコラムでは仕事が見つからない理由や対処法、焦る気持ちを落ち着かせる方法などを解説。また、20代・30代・40代と年代別の仕事探しのポイントもまとめました。仕事を見つけるコツを押さえて、希望の就職・転職を叶えましょう。
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仕事が見つからない理由とは
なかなか希望の仕事が見つからない主な背景には、以下の7つの理由が考えられます。人によっては、複数の理由が重なっている場合もあるでしょう。
「なぜ仕事が見つからないのか」が分からないままだと、自分にとって適切な対処法を導き出せません。まずは仕事が見つからない原因を把握してから、就職・転職活動の改善点を探ってみてください。
1.すべての希望条件を満たす求人を探しているから
自分の希望条件をすべて満たす求人を応募対象にしている場合、なかなか仕事が見つからない可能性があります。たとえば、「高収入」「残業なし」「充実の福利厚生」「通勤が楽」などの好条件がそろった仕事を探すのは簡単ではありません。
自分に合う仕事を見つけるための条件を考えることは大切ですが、希望条件が多くなるほど合致する求人の数は減るもの。理想の勤務条件に固執してしまうと応募できる求人の範囲が狭まり、求人探しが難航しやすくなります。
2.世間体を気にしているから
世間体を気にし過ぎている場合も、仕事が見つかりにくくなるでしょう。たとえば、興味を惹かれる求人があっても「周りの目が気になるから」と除外したり、「大手企業に就職して周囲に認められたい」と自分に合わない仕事に応募したりする可能性があります。
自分の興味や関心よりも周囲がどう思うかを優先すると、仕事探しの軸がブレやすくなるため、就職・転職活動で迷走しやすくなるでしょう。
3.自己分析が不十分で自分に向いている仕事が分からないから
自己分析が不十分で自分の適性や市場価値が分かっていない場合も、「仕事が見つからない」と感じやすいでしょう。自己分析とは、自分の過去の経験を振り返り、強みや適性などを把握する作業です。
自己分析が足りず「自分に向いている仕事は何か」「自分は企業に対して何を提供できるのか」を客観的にとらえられていないと、応募先企業とのミスマッチが生じやすくなります。自分の関心・得意分野からかけ離れた求人や、自分の実力に対してハードルの高過ぎる求人を選んでしまい、なかなか内定につながらず悩む可能性もあるでしょう。
4.求人探しが十分にできていないから
仕事が見つからないときは、求人探しが十分にできていない可能性もあります。たとえば、1つの求人サイトで仕事を探すのと、複数の求人サイトで仕事を探すのとでは、後者のほうが幅広い求人探しができるでしょう。また、企業が複数の媒体で求人募集しているとは限らないため、ハローワークやエージェントを利用して初めて見つかる仕事もあります。特にエージェントでは、一般に公開されていない企業の求人を紹介してもらえる場合があるため、自分だけでは探せない仕事に出会える可能性が高まるのがメリットです。
仕事探しの手段が少ないとチェックできる求人の幅が狭まり、「希望求人に合う仕事が見つからない」と悩みやすくなるでしょう。
5.失敗を恐れて求人応募に踏み出せていないから
仕事が見つからないと悩む人のなかには、希望に合う求人が見つかっても失敗を恐れて応募に踏み出せない方もいるようです。採用される自信がなく応募に迷っていると、求人が締め切られてしまうこともあるでしょう。応募の機会を逃し続ければ、就職・転職活動が長引く恐れがあります。
6.まだ働きたくないと思っているから
自覚はしていないものの、「心身ともに疲れたのでしばらく休みたい」「前職が大変だったから働くのが怖い」など、実は働きたくないと思っている場合は、就職・転職活動をしても仕事が見つからないと感じやすいようです。働く意欲が低ければ、求人探しに身が入らなかったり、積極的に応募しようと思えなかったりすることも。また、働きたくない気持ちが志望動機や自己PRを通して面接官に伝わると、応募しても選考を通過しにくいでしょう。
7.スキルや経験が足りていないから
やりたい仕事に就くうえでのスキルや経験が不足していると、仕事が見つからない状況に陥りやすいといえるでしょう。職種のなかには、資格を必須とする仕事や経験が問われやすい仕事があります。そのため、志望職種によっては求人の応募要件を満たせなかったり、採用されにくくなったりすることも考えられるでしょう。
就職を検討しているものの、どのような仕事がやりたいのか分からない場合は、仕事選びの選択肢が狭まっている可能性も。「やりたい仕事が見つからない・わからないときの原因と見つけ方」のコラムで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
なかなか理想の仕事が見つかりません。どのような原因が考えられますか。
理想の仕事が見つからないときは、自己理解を深めましょう!
理想の仕事が見つからない原因の一つとして、自分のやりたい仕事を思い描けていないことが考えられます。理想の仕事探しの第一歩は、「自分は何をしている時が充実しているのか」「どんな仕事が楽しいのか」などを考え、自己理解を深めることです。自分の興味のある分野を把握することで、自分にとって最適な仕事のヒントが見つかるでしょう。
もし、「自己理解はできているものの、理想の仕事に就けない」と考える方は、自分の気持ちを置き去りにしていないか、一度立ち止まって確認してみることも大切です。
たとえば「世間で評判が良い仕事だから」「この仕事に就けば親が喜ぶから」という前提のもとで仕事を探すと、仕事が決まっても「なにか違う」と早期に離職してしまうことも。まずは、ご自身の気持ちと向き合い、将来のライフスタイルをイメージしてみましょう。このときに考える「将来」は5年後、10年後でも構いません。
どこに住み、どのような働き方をして、どのくらいの収入を得て、どのように過ごしているか。「思い描くライフスタイルを実現するために、どのような仕事が適しているか」という視点で、仕事を探してみましょう。
仕事が見つからない人が抱えがちな悩み
仕事が見つからない状況が続くと、仕事探しのモチベーションも次第に低下してしまう可能性があります。ここでは、仕事が見つからない方によくある悩みと対処法を解説するので、現状に不安を感じている方はぜひ参考にしてみてください。
「仕事が見つからない状況が長引いて疲れた」
求職中によくある悩みとして、「なかなか仕事が見つからないので疲れてしまった」というものが挙げられます。多様な情報に目を通したり選考対策をしたりなど、求職活動には大きな労力が必要。「努力したのに上手くいかない…」という状況が続くと、気分的にも落ち込んでしまうこともあるでしょう。
求職活動中に「疲れた」と感じたときは、無理をせずにいったん心身を休めることをおすすめします。疲れて集中力や体力が落ちた状態で、仕事探しや選考をスムーズに進めるのは難しいもの。十分な睡眠をとったり適度に体を動かしたりして、一日でも良いのでリフレッシュする時間を設けましょう。休息をとることで気持ちが前向きになり、求職活動に対するモチベーションも回復する可能性があります。
「正社員の仕事が見つからずやる気がなくなった」
パートやアルバイトといった非正規雇用者の方のなかには、「正社員になりたいのに仕事が見つからない」と悩む人もいるでしょう。仕事が見つからない状況が続けば、「自分が正社員になるのは無理なのでは…」と自信を失ってしまう恐れもあります。
正社員になることに困難を感じている方は、「未経験歓迎」の求人に注目してみるのも一つの手です。「未経験歓迎」をうたっている求人は、スキルや経歴よりも就業意欲を重視される傾向があるため、前職の経験や実績が問われる求人と比べて、パートやアルバイトから正社員として採用される可能性が高いといえます。未経験者の採用を前提として、入社後の教育制度が整っている企業もあるため、積極的に応募してみましょう。
そのほか、非正規雇用から正社員を目指す際は、正社員登用制度や就職・転職エージェントを活用する手もあります。「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい職業を紹介」のコラムでフリーターから正社員になる方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
仕事がなかなか見つからなくても、自信を失わずに次の機会に向けて準備をしましょう
仕事が見つからないと、つい落ち込むこともあるでしょう。そんな時にこそ、自分の気持ちを大切にすることがポイントです。書類選考や面接を通過しなかったとしても、「その会社とはご縁がなかった」ととらえるようにしましょう。決して「自分はダメなんだ」と、思いつめないでください。
世界的なベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズの作者であるJ.K.ローリングさんは、12社に断られながらも興味を持ってくれた出版社を見つけたそうです。あなたも自信をもって、次のチャンスに備えましょう。
次の機会への準備として、応募書類のブラッシュアップも有効です。知人に客観的なアドバイスをもらいながら情報を整理することで、より「伝わる書類」を作成できるようになるでしょう。
アドバイスをいただいたあとは、相手にお礼の言葉を忘れずに。細やかな心がけがいつしか実り、新たな縁につながる可能性があります。
仕事が見つからないときに試したい6つの対処法
仕事が見つからないときは希望条件の優先順位を見直したり、将来のビジョンをイメージしてみたりするのが有効です。以下では、おすすめの対処法を6つ紹介します。
仕事が見つからないときに試したい対処法
- 広い視野で仕事を探す
- 複数のツールやサービスを併用して仕事探しをする
- 希望条件に優先順位をつける
- ある程度希望を満たす求人をピックアップする
- 将来のビジョンと照らし合わせて応募求人を決める
- 第三者に相談する
1.広い視野で仕事を探す
仕事が見つからないときは、広い視野で仕事を探すことを意識してみましょう。「大手企業でないと嫌だ」「残業はしたくないけど給料が高い仕事に就きたい」など、条件が厳し過ぎると合う仕事になかなか出会えません。
知名度や待遇にこだわり過ぎず、自分が知らない職種・企業にも目を向けることが大切です。視野を広げれば思いもよらなかった分野に興味を惹かれる場合もあるため、自分に合った仕事に出会うチャンスが高まるでしょう。
2021年時点で日本企業の99.7%は中小企業
中小企業庁の「中小企業・小規模事業者の数(2021年6月時点)の集計結果を公表します」によると、日本には多くの企業が存在しますが、99.7%は中小企業です。大企業はそもそもの数が少ないうえ、応募者が多いため採用のハードルは高い傾向にあります。希望条件に「大企業」を挙げている場合は、なかなか仕事が見つからない可能性があるでしょう。
参照元
中小企業庁
中小企業の企業数・事業所数
2.複数のツールやサービスを併用して仕事探しをする
複数の求人サイトを併用するのも、「仕事が見つからない」という悩みには有効です。一口に求人サイトといっても、提供されるサービスにはサイトごとに特徴があります。それぞれ掲載されている求人情報にも違いがあるため、複数のサイトを利用することで、仕事探しの選択肢が広がるでしょう。
また、求人サイトとあわせてハローワークや就職・転職エージェントといった支援機関を利用するのも手です。支援期間を利用するメリットは、仕事探しに関してプロに相談できること。詳しくは、このコラムの「仕事が見つからないときは支援機関に相談してみよう」をご覧ください。
3.希望条件に優先順位をつける
希望条件が多過ぎて仕事が見つからない人は、希望条件に優先順位をつけるのもおすすめです。順位がついたら上位3つまでに絞って仕事を探してみましょう。条件を絞ることで、以前より多くの求人が該当する可能性もあります。
また、これだけは外せないという条件を決めて、迷ったときの指針にするのも一つの方法です。そうすることで、求人選びの軸がブレにくくなります。
4.ある程度希望を満たす求人をピックアップする
ある程度自分の希望を満たしている求人は、応募候補として考えてみましょう。希望条件に合致する求人をピックアップするのは、自分の好みや傾向を把握するためにもおすすめの方法です。
また、複数の求人を比較することで、各企業の長所・短所が分かりやすくなる効果も。比較検討により「応募してみよう」と思う求人が見つかる可能性があります。
「なんとなく」といった理由で応募する求人を決めないようにする
直観や「なんとなく」といった理由だけで求人を選ぶのは避けましょう。感覚だけで求人を選ぶと選考で上手くアピールできなかったり、就職後にミスマッチを感じたりする可能性があるからです。「○○の仕事に携わりたい」「この条件は譲れない」といった求職活動の軸を決め、それに基づいて仕事探しをすることをおすすめします。
5.将来のビジョンと照らし合わせて応募求人を決める
5年後・10年後のイメージができていないと、仕事が見つからない原因になり得ます。30代、40代、50代になったとき、どのような自分になっていたいか、何を成し遂げたいかを考えてみましょう。たとえば、以下のようなビジョンが挙げられます。
- ・30代は幅広い分野で多くの経験を積みたい
- ・40代で○○の専門スキルを身につけたい
- ・50代になったら独立して事業主になりたい
将来のビジョンが明確になったら、それが実現できそうな仕事を考えてみてください。30代で多様な経験を積みたいなら、ジョブローテーションを採り入れている企業が合う可能性も。専門スキルを身につけたい場合は、分業制で仕事ができる会社を検討してみるのがおすすめです。50代で独立を目指すなら、マネジメント経験を多く積む道もあります。このように、将来のビジョンから逆算して、自分に合った仕事を探すのも方法の一つです。
6.第三者に相談する
仕事が見つからないときは、第三者に相談してみるのも有効な手段です。専門の支援機関を利用せずとも、家族や友人など身近な人に悩みを伝えてみましょう。誰かに自分の悩みや気持ちを打ち明けるだけで心が軽くなる可能性があります。場合によっては、自分では気づいていなかった適性を教えてもらえたり、就活のアドバイスをもらえたりして道が拓けることもあるでしょう。
アドバイスを参考にしながら最終的には自分で判断する
就職・転職活動では、周囲からのアドバイスを参考にしつつ、最終的には自分で判断する心構えをもっておきましょう。仕事が見つからないときに客観的な意見を採り入れることは、求人探しの視野を広げるために有効です。しかし、他者は就活のサポートはできても、あなたの代わりに働くことはできません。実際に就職・転職先で働くのは自分自身のため、誰かに言われたからではなく、自分はどうしたいのかを考えたうえで決断することが大切です。
【年代別】仕事が見つからないときに求人を探す際のポイント
20代:興味のある仕事内容を優先して探す
20代はスキル・経験よりもポテンシャル重視で採用される可能性が高い年齢です。そのため、正社員未経験や業界・職種未経験の場合も、「やりたい仕事かどうか」を軸に求人を探す方法がおすすめ。「やりたいことが見つからないから」と妥協して就職するのは避け、多少時間が掛かってもやりたい仕事を見つけましょう。
20代のうちは興味のある仕事に積極的に挑戦し、30代・40代で活躍できるよう経験を積んだりスキルを身につけたりすることが大切です。仕事で何がしたいか分からない、やりたいことがないと悩んでいる20代の方は、「20代の仕事事情!『やる気が出ない』『何がしたいか分からない』の対処法」をぜひ参考にしてみてください。
30代:キャリアビジョンを叶えられる求人を探す
30代は20代からの経験をさらに積み上げ、キャリアビジョンの実現へ近づける求人を探すのがおすすめです。一般的に30代の就職・転職では、企業から即戦力を期待され、仕事に活かせるスキルや経験、前職の実績が問われやすくなります。そのため、20代よりも未経験の仕事に挑戦するハードルは上がるようです。
ただし、30代前半はまだ若く、就職後に成長する伸びしろもあるといえます。新しい仕事への順応性にも期待される場合があるので、未経験で希望の仕事に就ける可能性はあるでしょう。一方、30代後半はより実績が求められる傾向にあり、「未経験歓迎の仕事が見つからない」という事態に陥りやすくなります。30代後半の就職・転職活動では、身につけたスキルを活かせる求人を探すか、資格取得などアピール材料を増やしてから挑戦すると仕事が見つかりやすくなるでしょう。
40代以降:前職やこれまでの経験を活かせる求人を探す
40代以降の転職では、30代以上に企業から即戦力を求められるケースが増えるでしょう。そのため、自分のもつスキルや前職で培った経験を活かせる求人を探すのが転職成功のコツ。選考では、人材育成スキルや幹部候補としての素質をチェックされるようです。また、管理職として部下をまとめた経験やマネジメントスキルを問われることもあるので、未経験職種への挑戦は厳しい可能性があるでしょう。
ただし、労働人口の減少・高齢化から、40代以降の未経験者も業界や職種によってはチャンスがあります。たとえば、介護職やドライバーは人手不足の傾向にあるため、年齢にかかわらず積極的な採用を行っているようです。40代以降で仕事が見つからないと悩んでいる方は、需要の高い業界・職種に着目してみるのもおすすめの方法といえるでしょう。
仕事が見つからないときは自己分析のやり直しも有効
自分の得意不得意を書き出す
まず、自分の得意なこと・不得意なことを思うままに書き出してみましょう。書き出し終わったら、得意なことを発揮できる仕事にはどのようなものがあるのかを調べてみてください。その中から興味が湧いた仕事、「やってみたい」と思える仕事を探しましょう。もしくは、不得意なことに当てはまる仕事を除いて、応募候補の求人を絞る方法もあります。
これまでにあまり自己分析をしてこなかったという場合は、自己分析の必要性や基本のやり方から押さえるのがおすすめです。自己分析をすれば、自分の得意・不得意、長所・短所、価値観などを把握できるため、仕事探しの軸を定めやすくなります。「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」で詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
周囲の人の仕事で気になった点を書き出す
自分がどのような仕事に応募したら良いのか分からないときは、周囲の人の仕事に着目してみるのも一つの方法です。知人の仕事内容で「良いな」と思った点を思いつくまま挙げてみてください。その作業を何度か繰り返して共通する点が「自分が仕事に求める要素」になり得るでしょう。
短期的なキャリアビジョンを考える
5年後・10年後のビジョンを描くことに難しさを感じるときは、半年後や1年後に自分はどうなっていたいのかを考えてみましょう。仕事に関することだけでなく、どのような生活を送りたいかというプライベートに関する内容でもOKです。「仕事が見つからない」と焦ってしまうと視野が狭くなりがち。少し先のことに意識を向けると視点が変わり、これからの道筋や仕事選びの軸が見えやすくなるでしょう。
自分の適性について周囲にアドバイスをもらうのも手
仕事が見つからないときには、自分の適性について周囲に聞いてみるのもおすすめの方法。自分では「ぴったりの仕事に応募している」と思っていても、客観的に見るとそうでない場合があるからです。また、第三者の目線から見た自分を知ると、自分では分からなかった新たな適性を発見できる可能性があるでしょう。
自己分析を行うときは、手を動かすことを心がけましょう。「第二の脳」と言われている手指を動かすことで、脳が活性化します。10分ほど手を動かして、思いつくままに下記の項目について書き出してみてください。
■子どもの頃に好きだったこと/憧れていたこと
■好きなこと/嫌いなこと
■得意なこと/苦手なこと
■飽きずに続けていること
■周囲から褒められたこと
■一人で行動するのが好きか/チームで行動するのが好きか
静かに考えるだけでは思い至らなかった自分の特徴や強みが、可視化される可能性があります。
仕事が見つからないときは業界・企業研究もしっかり行おう
仕事が見つからないときは、自己分析だけでなく業界・企業研究もしっかり行いましょう。ここでは、業界・企業研究を行うメリットや具体的なやり方、役立つツールなどをご紹介します。業界・企業研究をするメリット
業界・企業研究を行うメリットは、仕事探しをするうえでの企業選びの軸を定められることです。
なんとなく「就職したい」という気持ちで仕事探しをすると、「仕事の種類が多過ぎて選びきれない」状況に陥りやすくなります。いざ就職しても、「こんなはずではなかった」とミスマッチを感じてしまう恐れも。多様な業界や企業の情報を収集してそれぞれの特徴を理解することで、自分に合う・合わないを判断しやすくなるでしょう。
業界・企業研究の具体的なやり方
まずは、世の中にはどのような業界があるのかを把握しましょう。そのなかから自分が興味を惹かれる業界を選び、業界全体の市場規模や将来性などを調べます。特定の業界を詳しく知る過程で志望企業が見つかる可能性も。そのため、とりあえず業界研究から始めてみるのも「仕事が見つからない」とお悩みの方には効果的でしょう。
業界全体の動向が把握でき志望企業がある程度絞れたら、企業研究に移ります。志望企業の業界内での立ち位置や他社との違い、強みなどを探りましょう。「志望企業ならでは」の特徴を理解することでマッチ度を確認できたり、志望動機を考える際に役立ったりするメリットもあります。
業界・企業研究に役立つツールを利用するのも効果的
業界・企業研究をする際は、以下のようなツールを利用するのがおすすめです。
- ・業界団体(協同組合や連合会など)の公式Webサイト
・業界の代表的な企業の公式Webサイト
・業界誌
・新聞やニュース
・サービスや商品の口コミが載っているWebサイト
幅広い媒体に目を通すことで、効率的に情報収集できるでしょう。ただし、収集した情報が正確かどうかには注意が必要です。「情報源や発信された時期を必ず確認する」「発信者が明確でない情報は参考程度に受け止める」などを意識して行いましょう。
業界研究のやり方は「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」で、企業研究については「企業研究のやり方とは?情報収集の方法や得られるメリットなどを解説!」で紹介しているので、ぜひお役立てください。
業界研究・企業研究で確認すべき2つのポイント
業界研究・企業研究を行う場合には、上記で紹介しているツールを利用するのが有効です。ただ、企業のホームページひとつとってもどこをどう見ればいいのか悩んでしまうと思います。そんなときは、企業にとっての「顧客」は誰で「提供している価値」は何か、この2点に注意してみてください。
まずは顧客なら、我々のような一般のユーザー(BtoC)もいれば、企業(BtoB)である場合もあります。次に、その顧客に対してその企業は、商品やサービスなどを通してどのような価値を提供しているのかを確認しましょう。
その後に、あなたは自分が調べたことに対して魅力を感じたのかどうかという点に着目してください。もし少しでも興味を持ったのであれば、業界や企業の歴史や、業界におけるその企業の立ち位置などを調べてみましょう。業界研究・企業研究を行うことで、あなたが働きたい理由や働いてからの夢や目標が見えてくる可能性があります。
仕事が見つからない状態が続くときの4つの注意点
仕事が見つからない状況が長引き不安な気持ちが募っても、焦らず冷静になって行動することが重要です。この項では、仕事が見つからないときの注意点について解説します。
仕事が見つからない状態が続くときの注意点
- 転職活動は退職前に行う
- 転職活動中であることは職場の人に言わない
- 「就活・転職活動が上手くいかないのでは」と落ち込み過ぎない
- すべての悩みや不安を一人で解決しようとするのは避ける
1.転職活動は退職前に行う
転職活動は、現職を退職する前に行うことをおすすめします。仕事を続けながら転職活動を行うメリットは、以下の3つです。
- ・収入を断つことなく転職活動ができる
・経歴上の空白期間を作らずに転職できる
・転職が決まらなかった場合は現職に留まれる
転職先が決まらないまま退職すると収入源が失われ、経歴上も空白期間が生じます。なかなか仕事が見つからなければ、「生活が苦しくなってきた」「空白期間をこれ以上広げたくない」と焦る気持ちにつながるでしょう。焦ると冷静な判断が難しくなり、よく検討せずに転職先を決めてしまうことも。そうなれば、転職してから「思っていたのと違った」と後悔し、場合によっては早期退職に繋がる可能性があります。やむを得ない事情がない場合は、在職中に転職活動を進めるのが得策といえるでしょう。
また、転職活動が上手くいかなかったとしても、退職前であれば現職に留まれるのも大きなメリットです。
2.転職活動中であることは職場の人に言わない
なかなか仕事が見つからないまま転職活動が長引くと、誰かに相談したり愚痴を言いたくなったりすることもあるでしょう。しかし、円満でスムーズな退職を目指すなら、転職活動中であることは職場の人に言わないのが無難です。転職するつもりだと周囲に知られると、職場に居づらくなってしまったり強く引き止められたりする恐れがあります。
特に、先輩や同僚などに先に話し、後から直属の上司が人づてに知った場合は気まずい思いをするだけでなく、呼び出されて事情を聞かれる可能性があるでしょう。
退職を切り出すのにベストなタイミングについては、「退職は何ヶ月前に会社へ言うのが一般的?相談の時期や法律上のルールを紹介」で解説しているので、参考にしてみてください。
3.「就職・転職活動が上手くいかないのでは」と落ち込み過ぎない
仕事が見つからない状態が続いたとしても、落ち込み過ぎないようにしましょう。なかなか仕事が見つからないと、「自分が就ける仕事はない」「もう頑張れない」とネガティブな気持ちになりがちです。しかし、落ち込み過ぎると就職や転職へのモチベーションが下がりかねません。
厚生労働省の報道発表資料「一般職業紹介状況(令和6年2月分)」によると、2024年2月時点の有効求人倍率は1.26倍で、求人数が求職者を上回っている状態です。決して求人数が不足しているわけではないため、「自分に合う仕事があるはず」と前向きな気持ちに切り替えて就職・転職活動を続けましょう。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年2月分)について
4.すべての悩みや不安を一人で解決しようとするのは避ける
仕事が見つからない場合、すべての悩みや不安を一人で解決しようとするのは避けましょう。一人ですべてを抱え込んでしまうと視野が狭まって、冷静な判断が難しくなったりネガティブ思考に偏ったりする恐れがあります。
気持ちを少しでも軽くするために、身近な人に話を聞いてもらうのがおすすめです。さらに、ハローワークや就職・転職エージェントといった支援機関を利用することで、求職活動に関する具体的なアドバイスをもらえて悩みの解消に役立つでしょう。
仕事が見つからない…不安や焦りを落ち着かせるには
仕事が見つからない状態が続くことで不安や焦りを感じるなら、リフレッシュを図ったり、周囲に話を聞いてもらったりして、気持ちを落ち着かせる方法を試してみましょう。以下、具体的な方法について解説します。
1.少し休んでリフレッシュを図る
頑張って就活や転職活動を続けても仕事が見つからない場合は、少し休んで疲れを癒してみてください。早く決めなくてはと急いで行動しても、上手くいかず失敗が続いてしまう恐れもあります。就職や転職の選考は自分をアピールする場なので、いったん休んで自分のペースを取り戻したほうが本来の魅力を伝えやすくなるでしょう。
2.周囲の人に不安な気持ちを打ち明ける
「仕事が見つからない」という不安な気持ちを友人や家族に話してみるのも一つの方法です。前述したように不安を一人で抱え込むと焦りばかりが募り、就活や転職活動が上手くいかない原因になり得ます。気持ちを人と共有することで不安が和らぐうえ、焦りから抜け出すきっかけになるようなアドバイスをもらえる可能性があるでしょう。
3.短期のアルバイトで一時的に収入を得る
現時点で仕事に就いておらずなかなか仕事が見つからないようであれば、短期のアルバイトを入れて一時的な収入を得ましょう。就職先が決まらないと、「就職は無理なのでは」という気持ちや金銭的な不安を抱きやすくなるためです。アルバイトとはいえ、働いている実感が得られれば不安が軽減される場合があります。また、収入があることで「お金がない」という焦りも和らぎ、就活に集中できるでしょう。
4.スキルアップのための勉強をする
仕事が見つからない状態が続くなら、就活や転職活動の合間にスキルアップのための勉強をするのもおすすめです。求職活動が進まないと状況が進展せず閉塞感を覚えるもの。その際、隙間時間でスキルアップのための勉強に取り組むことで、少しでも前進しているという実感を得られるでしょう。また、習得したスキルや自発的に勉強する姿勢は、面接での自己PRにも活かせます。
5.支援機関でキャリアカウンセリングを受ける
支援機関でキャリアカウンセリングを受けることで、仕事が見つからない焦りや不安を解消できる可能性があります。キャリアカウンセリングとは、相談者自身の適性や仕事にまつわる悩みや希望を加味したうえで、カウンセラーから就業や転職成功のための適切なアドバイスをしてもらえるサポートのこと。プロからの客観的な意見をもらえるのがメリットです。
キャリアカウンセリングは、ハローワークや就職・転職エージェントといった支援機関で受けられます。また、キャリアコンサルタントを所在地ごとに検索できるサービスも厚生労働省の公式Webサイトで紹介されているので、ぜひお役立てください。
参照元
厚生労働省
キャリアコンサルタントを探すには?
仕事が見つからない状態から脱却するための4つのステップ
ここでは、仕事が見つからない状態から脱却するための方法を解説します。4つの段階に分けて方法を記載しているので、就職・転職活動でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
仕事が見つからない状態から脱却するためのステップ
- 仕事を見つけて就職・転職するまでの計画を立てる
- 自分に合った仕事について考える
- マッチ度の高い求人に応募する
- 面接練習をしたうえで選考に臨む
1.仕事を見つけて就職・転職するまでの計画を立てる
「なんとなく仕事が見つからないまま就活が長引いてしまった」という事態を避けるためにも、就職・転職活動の期間はあらかじめ決めておきましょう。「○月までに就職する」という目標を定めたうえで、それを指標に「○日までに応募書類を用意する」「面接の練習をする」といった具体的な計画を立てます。就職・転職活動の期限や全体的なスケジュールが決まっていれば、仕事が見つからずに悩んだとしても、気持ちを切り替えて次の行動に移りやすくなるでしょう。
「転職活動にかかる期間とは?準備の目安や早めに終わらせるコツを知ろう」や「就活の時間配分は?自己分析・企業研究にかかる期間や面接の長さを解説!」のコラムでは就活や転職活動のスケジュールの立て方を解説しているので、ぜひご覧ください。
2.自分に合った仕事について考える
求職活動の期限やスケジュールが決まったら、自分にはどのような仕事が合うのかを考えましょう。前述した自己分析や業界・企業研究だけでなく、適職診断ツールも「仕事が見つからない」という悩みの解決に役立ちます。
適職診断ツールとは、簡単な質問に答えるだけで自分に向いている仕事が分かるサービスのこと。厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagでも「自己診断ツール」として紹介されています。適職診断の結果が必ず正しいというわけではないものの、自分に合う仕事を考える際の目安になり得るでしょう。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag
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マッチ度の高い求人に応募する
自分の希望条件とマッチ度の高い求人を見つけたら、応募して選考に進みましょう。最初の選考を通過するために重要なのは、「完成度の高い応募書類を用意すること」です。
応募書類は応募者の第一印象を左右する大切な要素。誤字脱字や基本的な記載ルールを意識するだけでなく、志望意欲や自分の魅力が企業側にしっかりと伝わるような内容を考えましょう。履歴書の書き方は、「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」で解説しているので、参考にしてみてください。
面接練習をしたうえで選考に臨む
書類選考に通過して面接が決まったら、事前に練習をしましょう。面接練習の際は、予想される質問をリストアップして回答を考えておくのがおすすめです。一般的な面接の流れや聞かれやすい質問については、「面接の流れやマナーを場面別に解説!よくある質問も確認しよう」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。
また、実際に声に出して言う練習もしておくと、本番でスムーズに自分の意見を述べやすくなります。その際、家族や友人に面接官役をやってもらい、声のボリュームや立ち居振る舞いなどを客観的にチェックしてもらうのも効果的です。
複数企業の選考を同時に受けるのがおすすめ
求職活動では、複数企業の選考を同時に受けることをおすすめします。自分に合う仕事が見つからないからといって1社ずつ応募すると、万が一不採用になった際にまた一から求職活動をしなければならないからです。複数社の選考を並行して進めることで、求職活動にかかる期間も短縮できます。仕事がなかなか見つかりません。どのような手順や方法で仕事を探すのが良いでしょうか?
視野や視点を変えて探してみましょう
まずは仕事が見つからない理由を考えてみましょう。「やりたい仕事がない」のか、やりたい仕事はあっても「年収など条件が合わない」のか。そもそも「働きたくない」「1歩踏み出すのが怖い」のか。事情にもよりますが、「すでに離職している」「今の会社をすぐ辞めたい」ということであれば、今ある募集のなかから探さなければいけません。
100%自分の条件に合った会社と出会いたいという気持ちもわかりますが、希望する条件を細かく設定している場合、それは難しいでしょう。いきなり好条件を目指したい所ではありますが、難しい場合には少しずつ近づけるように、スモールステップを意識してください。少しずつ条件を減らして妥協しつつも、現状より条件や年収が良くなるよう、改めて希望が叶う企業を視野に入れてみてください。
また、数多く募集があるなかでは、条件を絞り過ぎてしまったり、見落としてしまう可能性もあります。一人で探すのが大変な場合には、転職エージェントのキャリアアドバイザーや各種相談窓口に相談してみると、思わぬ仕事や企業の紹介を受けられるかもしれません。
仕事が見つからないときは支援機関に相談してみよう
しばらく就活や転職活動を続けていても仕事が見つからないようなら、公的支援や就職支援サービスの利用がおすすめです。以下で仕事が見つからないときに受けられる経済支援や就職支援について解説しているので、参考にしてみてください。
仕事が見つからずお金がないときの経済支援
なかなか仕事が見つからず求職活動が長引いて金銭的に困窮したら自治体に相談するのも手です。ここでは、自治体で受けられる経済支援の一例を紹介します。
- ・住居確保給付金支給事業
・母子父子寡婦福祉資金貸付制度
厚生労働省の生活支援Webサイト「住居確保給付金」によると、住居確保給付金支給事業とは、各自治体が定める生活保護制度の住宅扶助額を上限に家賃額を支給してくれる制度です。一定の要件を満たすと実際の家賃と同じ額を原則3ヶ月間支給してくれるうえ、2回まで延長可能。支給額は住居地の市区町村や世帯収入額、世帯人数などによって異なります。
母子父子寡婦福祉資金貸付制度とは、20歳未満の子どもを扶養している配偶者のいない女性や男性、寡婦の人に対し資金を貸付する制度です。子ども家庭庁の「ひとり親家庭等の支援について(p.88)」によれば、事業開始資金や修学資金、生活就職など計12種類の資金があります。就職活動で必要な洋服などを購入するための就職支度資金もあるので、地方自治体の福祉担当窓口に自分が対象となるか確認してみましょう。
参照元
厚生労働省
住居確保給付金 制度概要
こども家庭庁
ひとり親家庭等関係
仕事で役立つスキルを身につけたいときの公的支援
スキル不足で仕事が見つからないときは、「ハロートレーニング」を利用するのがおすすめです。ハロートレーニング(職業訓練)とは、就職に必要な職業スキルや知識を身につけられる公的支援制度のこと。代表的な施策に、雇用保険(失業保険)を受給している方向けの「公共職業訓練(離職者訓練)」と、雇用保険を受給していない方向けの「求職者支援訓練」があります。
厚生労働省の「ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の全体像」によれば、公共職業訓練は、雇用保険(失業保険)の給付を受けながら職業訓練に通うことが可能です。求職者訓練も、一定の要件を満たせば月10万円の職業訓練受講手当が支給されます。
受講料は原則無料(テキスト代のみ自己負担)で、IT系や事務系、介護系など豊富なコースが魅力。ハローワークで申請手続きを行い、面接や筆記試験に合格することで受講可能です。気になる方は、最寄りのハローワークで詳細を確認しましょう。
ハロートレーニングについてより詳しい内容が知りたい方は、「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や申し込みの流れを解説」で解説していますのでご確認ください。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング
仕事探しをサポートしてもらえる就職支援
一人で求職活動を進めてみたものの仕事が見つからない場合は、就職支援サービスの利用がおすすめです。就職支援サービスには厚生労働省が管轄するハローワークと、一般企業が運営する就職・転職エージェントがあります。それぞれ特徴があるので、自分に合ったサービスを選ぶと良いでしょう。
ハローワーク
ハローワークの特徴は、求人数の多さや支援対象の幅広さです。求人紹介だけでなく、就職セミナーや就職相談を無料で受けられるのもメリット。また、管轄地域の求人を多く扱っているので就職したい地域が決まっている人に向いているでしょう。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントは、サービスごとに扱う業界や支援対象者が異なるのが特徴です。たとえば、20代を対象とした就職エージェントや、経験豊富な転職者を対象としたハイクラス転職向けのエージェントなどがあります。エージェントはそれぞれ扱う分野の求人に強いため、自分に合ったエージェントを選べば、希望の求人に出会える可能性が高まるでしょう。
「仕事が見つからない」「このまま一人で就活するのは不安」と悩んでいる方は、20代向け就職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブはスキルや経験が少なく、就活や転職活動に不安をもつ方に向けて、ポテンシャル採用を積極的に行っている企業の求人を紹介しています。自分に合った仕事が分からないという方も、専任のキャリアアドバイザーがヒアリングをもとに丁寧にアドバイスするので安心です。所要時間1分程度でできる、性格から分かる適職診断もおすすめ。ご利用、ご登録はすべて無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
やりたい仕事がなかなか見つからないのはつらいですよね。その場合には視点を変えて、「嫌じゃない」「苦痛じゃない」「自分にもできそう」という基準で選んでみるのも一つの手です。夢がない話に聞こえるかもしれませんが、誰しも、仕事に就く前からやりたいことが何かを理解していて、やりたい仕事に就いているわけではありません。逆に合わないものを排除して探すことで、あなたに合う仕事や長続きする仕事に出会う可能性もあります。まずは行動し、1歩進んでみることで、その先の広がる未来が見えることがあるでしょう。
仕事が見つからないときのお悩みに関するQ&A
ここでは、仕事が見つからないときによくあるお悩みをQ&A方式で解決していきます。
仕事が見つからない…原因は?
仕事が見つからない原因には、「条件にこだわり過ぎて視野が狭くなっている」「自分に向いている仕事が分からない」などが挙げられます。
就職・転職活動を長期化させないためにも、まずは仕事が見つからない原因を明らかにしたうえで、必要に応じた対策を講じましょう。仕事が見つからないと悩んでいる方は、このコラムの「仕事が見つからない理由とは」も参考にしてみてください。
仕事が見つからないのでお金が苦しいです…
長引く就活で経済的に苦しい場合は、自治体の経済支援制度について調べてみるのがおすすめです。
一定の要件を満たしたうえで求職活動を行えば、生活に必要なお金を給付または貸与してもらえる制度もあります。このコラムの「仕事が見つからずお金がないときの経済支援@」で一例を挙げていますので、ぜひご覧ください。
やりたい仕事が見つからないときの対処法とは?
仕事が見つからないときは、求人探しの視野を広げてみましょう。
仕事の希望条件のなかから妥協点を見つけたり、自分があまり馴染みのない業界や企業にも目を向けたりする方法がおすすめです。
また、ハローワークやエージェントなど複数の就職支援サービスを併用し、幅広く求人を探すのも有効といえます。どのような仕事の探し方があるのか知りたい方は、「みんなはどうやって仕事を探しているの?自分に合った探し方を見つけよう」のコラムをチェックしてみてください。
仕事が見つからない生活保護受給者はどうしたらいい?
厚生労働省の「生活保護受給者等就労自立促進事業」による就労支援を受けるのも一つの方法です。
「生活保護受給者等就労自立促進事業」とは、生活保護受給者の方や生活困窮者の方などを対象とした、ワンストップ型の就労支援体制を全国に整備する取り組み。労働局・ハローワークと地方公共団体が協同で行っています。専属の支援員に仕事探しや履歴書作成などの相談ができるので、就職・転職活動のお悩み解消につながるでしょう。
参照元
厚生労働省
生活保護受給者等への就職支援
仕事が見つからないことが焦りやストレスになる…
リフレッシュしたり、信頼できる身近な人に相談したりしてみましょう。気分転換やストレス解消につながり、新たな気持ちで求職活動に取り組めるようになる可能性があります。また、仕事が見つからないときは、プロに相談するのもおすすめです。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりの要望やお悩みに合った求人紹介を行っています。ぜひお気軽にご活用ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。